JPH07286258A - 静電駆動型マイクロアクチュエータとバルブの製作方法、及び静電駆動型ポンプ - Google Patents

静電駆動型マイクロアクチュエータとバルブの製作方法、及び静電駆動型ポンプ

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JPH07286258A
JPH07286258A JP8030794A JP8030794A JPH07286258A JP H07286258 A JPH07286258 A JP H07286258A JP 8030794 A JP8030794 A JP 8030794A JP 8030794 A JP8030794 A JP 8030794A JP H07286258 A JPH07286258 A JP H07286258A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁体をなすフィルムの屈曲部が切断されにく
いものとする。 【構成】 エッチングにより作成したシリコンウエハ2
Bの型を利用して弁体をなすS字形状フィルム7の原型
を形成し、その後シリコンウエハ1B、2B及び3Bを
選択的にエッチングしてフィルム7の駆動部を製作し、
前記シリコンウエハ1B、2B及び3Bを3層に積層
し、流体開口部11A及び11Bを形成する。 【効果】 弁体をなすフィルムの屈曲部が切断されにく
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板表面上に薄膜を形
成する半導体薄膜製造装置において用いられる静電駆動
型マイクロアクチュエータとマイクロバルブの製作方
法、及び静電駆動型マイクロアクチュエータを用いた静
電駆動型マイクロバルブとポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】微小な流量を制御する目的で、弁体に相
当する一端が固定された薄板と、その薄板面の下流に配
置された流体用開口部を有する電極とからなる構造を持
ち、静電力によって薄板を変位させることにより、流体
用開口部を薄板で開閉する方式のマイクロバルブが、プ
ロシーディング・オブ・ジ・アイ・イー・イー・イー・
マイクロ・エレクトロメカニカル・システム(Proceedi
ngs of the IEEE MicroElectro Mechanical System)第
95−98頁、1990年に記載されている。
【0003】この従来知られているマイクロバルブは、
シリコン基板上に配置され平板状の電極を含み流体が貫
流する開口部を有する誘電体と、流体が貫流する開口部
を開閉する平板状電極を含む誘電体の弁体で構成され、
前記電極間相互に生じる静電引力で薄板をなす前記弁体
をシリコン基板上に設けられた電極面に吸着させ、該電
極側の構造体の一部に開けられている前記開口部を閉じ
る構造になっている。
【0004】上記のマイクロバルブでは、流体が貫流す
る開口部の開閉には、比較的長い時間を要する。これ
は、弁体である薄板のバネの復帰力の速さでバルブの応
答性が制限されてしまうためである。更に、前記弁体が
流体用開口部を閉じる際の静電引力は、薄板のバネの復
帰力より十分大きいことが必要である。しかし、静電引
力は電極間の距離の2乗に反比例するため、バネの復帰
力に打ち勝つのに十分な静電力を得るには、前記の従来
構造では、前記弁体薄板とシリコン基板上に設けられた
電極との間隙を例えば数十μm以内にする必要がある。
【0005】従って、前記構造のマイクロバルブでは、
前記開口部が開いているときに流すことのできる流体の
流量は、前記間隙により制限されるため、少なくなる。
希薄なガスを扱う半導体薄膜製造装置に上記マイクロバ
ルブを用いた場合、2sccm以上の流量を得ることが
できないという問題がある。
【0006】ガスバルブをマイクロ化する手段として、
犠牲層を利用して静電駆動型バルブの弁体を金属膜であ
るS字形状のフィルムとして製作する方法が、本発明者
らの先願である特願平4−136622号に記載されて
いる。該特願平4−136622号に記載された静電力
で駆動するフィルム型アクチュエータを利用した静電駆
動型ガスバルブは、弁体の役をなすフィルムを、該フィ
ルムの駆動源である電極が近接している部分から順次静
電力により引きつけて移動させるため、弁体の開閉スト
ロークに制限がなく、コンダクタンスを任意に設定する
ことができる。また、バルブの開閉は、静電力のみで行
い、フィルム自体のバネ力による復帰力は関与していな
いので、弁の高速な開閉が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特願平4−136
622号に記載された技術は、可動部であるS字形状フ
ィルムを製作するために、基板面に溝状の加工を行い、
その溝の内部に犠牲層を形成した後、その表面にフィル
ム材料を成膜し、その後犠牲層を除去してフィルムを可
動状態に解放している。また、フィルムのプロファイル
は基板の溝の内部の犠牲層の断面プロファイルを転写し
ている。この方法では犠牲層の断面プロファイルの制御
が難しく、一部に鋭いエッジ状のプロファイルが残る
と、成膜したS字形状フィルムがこの部分で切れてしま
うという問題があった。
【0008】本発明の目的は、屈曲部が切断されにくい
金属膜を形成することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1の手段
として、中空部が形成され一方の面に前記中空部内で屈
曲可能な屈曲部を有す金属膜が設けられた第2の基板
と、それぞれ絶縁層で挟まれて電極をなす第1、第3の
基板とを製作し、次いで、前記第2の基板を挟んで前記
金属膜が設けられた面に前記第1基板を、前記面の裏面
に第3の基板を積層する手順を含んでなる静電駆動型マ
イクロアクチュエータの製作方法において、前記第2の
基板に前記金属膜を成膜する際に、前記第2の基板の一
方の面に溝部をエッチングにより形成し、該溝部を含む
前記面上に前記金属膜を成膜した後、前記中空部を前記
溝部が設けられている面の裏面の方向からエッチングに
より形成することで達成される。
【0010】さらに、第2の手段として、中空部が形成
され一方の面に前記中空部内で屈曲可能な屈曲部を有す
金属膜が設けられた第2の基板と、それぞれ絶縁層で挟
まれて電極をなす第1、第3の基板とを製作し、次い
で、前記第2の基板を挟んで前記金属膜が設けられた面
に前記第1基板を、前記面の裏面に第3の基板を積層す
る手順を含んでなる静電駆動型マイクロバルブの製作方
法において、前記第1及び第3のそれぞれの基板に前記
中空部を介して開口された流体開口部をエッチングによ
り形成することで達成される。
【0011】
【作用】第2の基板であるシリコン基板面に異方性エッ
チングで数十μmから数百μmの深さの溝部を形成す
る。次に、溝部が形成された前記シリコン基板上に弁体
の役をなす金属膜を形成する。金属膜を形成した後、水
酸化カリウム水溶液で金属膜下の前記シリコン基板を部
分的に溶解すると、金属膜はその両端部のみがシリコン
基板の平坦部に保持される構造となり、シリコン基板の
中空部に屈曲形状をなす金属膜が形成される。シリコン
基板上に形成された溝部に直に屈曲形状をなす金属膜の
屈曲部を形成することで、従来の犠牲層の断面プロファ
イルを転写するときに発生する鋭いエッジ状のプロファ
イルがなくなり、裏面からシリコン基板をエッチングし
た後でも、屈曲形状をなす金属膜の屈曲部が溝部上部で
切断されにくくなる。
【0012】また、上記マイクロバルブの製作方法は、
半導体微細加工技術を用いて製作することから、シリコ
ン基板上に複数のバルブを集積化することが可能となり
多機能でしかも安価なバルブを得ることができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1から図9を用いて説明
する。図1は静電駆動型マイクロアクチュエータ(以
下、アクチュエータという)の断面図、図2はアクチュ
エータを用いた静電駆動型マイクロバルブ(以下、バル
ブという)の断面図である。
【0014】図1に示すアクチュエータは、一方の面に
金属膜である弁体をなすフィルム7が形成され前記面の
裏面に絶縁層4が形成された第2の基板2Aが中間層と
して配置され、前記基板2Aのフィルム7が形成された
面に対向して絶縁層4Aを介して配置された第1の基板
1Aと、前記基板2Aの絶縁層4が形成された面に対向
して絶縁層4Bを介して配置された第3の基板3Aとが
積層されて3階層をなしている。前記基板2Aには流体
を通過させる中空部をなすキャビティ13が形成され、
前記弁体をなすフィルム7は、前記基板1Aの前記キャ
ビティ13側に突起している凸部により前記基板2Aに
対向している基板3Aの面に接するまで1部屈曲された
屈曲部(以下、S字部という)をもつ形状(以下、S字
形状という)をし、その両端部のみが前記基板2Aの平
坦部に保持される構造となり、両端部以外の端部は固定
されていない。
【0015】前記基板1A、及び3Aは、前記絶縁層4
A、及び4Bで囲まれ前記S字形状フィルム7の前記S
字部を駆動させる電極5A、5Bがそれぞれ形成されて
いる。また、前記基板1Aには、前記電極5Aと図示し
ない外部からのリード線を接続する電気的コンタクトエ
リア9Bが前記絶縁層4Aの1部を除去して配置されて
おり、さらに、前記電極5Aを貫通して前記フィルム7
と図示しない外部からのリード線を接続する電気的コン
タクトエリア9Aに至る孔が配置されている。また、前
記基板3Aには、前記電極5Bと図示しない外部からの
リード線を接続する電気的コンタクトエリア9Cが前記
絶縁層4Bの1部を除去して配置されている。フィルム
7のS字部の傾斜面は、前記電極5A、及び5Bに印加
する電圧を制御することで、前記キャビティ13内を左
右に移動される。
【0016】図2は、前記アクチュエータを利用したバ
ルブの断面を示している。該バルブは、前記アクチュエ
ータの一部に流体が出入する流体用開口部であるポート
を加えた構成である。ポート11Aは、前記基板1Aを
貫通して前記基板2Aのキャビティ13に開口され、ポ
ート11Bは、前記基板3Aを貫通して前記基板2Aの
キャビティ13に前記ポート11Aと対向して開口され
ている。前記基板2Aのキャビティ13内の流体をフィ
ルム7のS字形状部分の位置に応じてポート11Aもし
くはポート11Bのどちらか一方から排出する構造にな
っている。キャビティ13内への流体の導入は前記基板
1Aもしくは基板3Aに形成した図示していない入口ポ
ートから行う。
【0017】図3は静電駆動型マイクロアクチュエータ
の第1の製作手順を示すプロセス図である。以下にマイ
クロアクチュエータの製作方法の詳細を述べる。
【0018】(1)図3の(a)〜(b)に示すプロセ
スの前記基板2Aの溝部形成。第2の基板である厚さ2
20μmのシリコンウエハ14Aの上面にシリコンのエ
ッチング用マスクパターン20Aを形成する。該マスク
には熱酸化で形成したシリコン酸化膜を用いた。シリコ
ンウエハ14Aに異方性エッチングで幅500μm、長
さ2〜3mm、深さ約100〜150μmの溝部28を
形成する。なお、異方性エッチングに用いたエッチャン
トは40%水酸化カリウムであり、溶液の温度は68℃
である。基板面の結晶の面方位が(100)のシリコン
ウエハを用いた場合、溝部28側壁の面方位は(11
1)となる。
【0019】(2)図3の(c)に示すプロセスによる
エッチング用マスクパターンの形成。シリコンウエハ1
4Aの裏面にシリコンのエッチング用マスクパターン2
0Bを形成する。マスクには熱酸化で形成したシリコン
酸化膜を用いた。
【0020】(3)図3の(d)に示すプロセスによる
金属フィルムのパターニング.溝部28を有するシリコ
ンウエハ14A面にリフトオフを用いて金属フィルム8
をパターニングする。リフトオフによる金属フィルムの
パターニング手順を以下に示す。
【0021】(a)シリコンウエハ14A上にホトレジ
ストをスピン塗布する。この時、溝の内外にホトレジス
トが十分な厚さを持つように、ホトレジストの粘度とス
ピンナの回転数を選ぶ必要がある。例えば、ホトレジス
トの粘度は35cp、スピンナの回転数は1500rp
mである。
【0022】(b)ホトレジストの露光と現像を行い、
ホトレジストをパターニングする。この作業により所望
の金属フィルムパターンと反転関係にあるレジストのパ
ターンが形成される。
【0023】(c)金属フィルム8をシリコンウエハ1
4A上に形成する。
【0024】金属フィルムの形成方法及びそれに伴うパ
ターニング方法は以下のように分けられる。 1.スパッタ:膜厚2〜3μm以下の比較的薄い膜を形
成する場合のみに用いる。スパッタの場合、薄膜形成時
のガス圧、加速電圧等のパラメータを操作することで金
属薄膜の内部応力を圧縮、引張りの何れにも使用するこ
とができる。なお、膜の内部応力を10Gdyn/cm
2(ガス圧0.13Pa、スパッタレイト10Å/s)
以下にすることも可能である。スパッタで金属膜を形成
した後、金属膜下のレジストを除去することでシリコン
ウエハ上に金属膜のパターンが形成される。
【0025】2.めっき:数μm以下の薄膜から数百μ
m以上の厚膜まで形成することが出来る。膜の成長速度
がスパッタに比べて早く生産性の高い薄膜形成方法であ
る。また、膜の内部応力もスパッタに比べると小さい。
めっきの場合、レジストパターン下に金属膜の下地が形
成されていればその下地上にめっき膜が成長していく。
すなわち、レジストパターンどおりにめっき膜が形成さ
れる。スパッタとめっきを併用した方法もある。先ず、
スパッタ方法でシリコンウエハ上に金属膜をパターニン
グする。次に、電解めっきもしくは無電解めっきで金属
膜パターン上にのみ金属膜を形成する。
【0026】上記ではリフトオフ法に基づいた金属薄膜
のパターニング方法を示した。この他にも先ず金属薄膜
をシリコンウエハ上に形成した後、ホトリソグラフィー
で金属膜をパターニングする方法や、イオンビームで金
属膜をパターニングする方法などもある。何れの方法を
用いるかは薄膜の耐エッチング性、膜厚などから決定さ
れることが望ましい。本実施例では金属薄膜として、シ
リコンのエッチャントである水酸化カリウム水溶液に十
分耐えることが可能なニッケル、もしくはパーマロイ
(鉄ニッケル合金)を用いた。
【0027】(4)図3の(e)に示すプロセスによる
S字形状フィルムの作成。シリコンウエハ14Aを
(2)で形成したウエハ裏面のマスクパターン20Bを
もとに水酸化カリウム水溶液中でエッチングすると、金
属フィルムは両端部のみがシリコンウエハに保持され
る。金属フィルムは一部に折り返しを有するS字形状を
なしている。
【0028】(5)図3の(f)〜(l)に示すプロセ
スによるアクチュエータの組立て。(4)で製作したシ
リコンウエハ14Aと、電極5Aと絶縁層4Aと凸部2
6を有する第1の基板1Aであるシリコンウエハ14B
と、電極5Bと絶縁層4Bを有する第3の基板3Aであ
るシリコンウエハ14Cの3枚を接合することにより静
電駆動型マイクロアクチュエータができる。
【0029】接合には、100〜300℃の高温下でも
接着性を有する感光性ポリイミド樹脂、もしくは、30
0〜400℃の温度で接合することが可能である鉛ガラ
スを用いる。また、金属の共晶を用いて接合することも
可能である。
【0030】図4はアクチュエータの第2の製作方法の
フローを示す図であり、アクチュエータの金属フィルム
の面方向のストロークを任意に設定できるアクチュエー
タの製作方法のプロセスを示している。図3に示したア
クチュエータの第1の製作方法では、前記ストロークは
第2の基板2Aであるシリコンウエハ14Aの厚さに相
当することから、使用するシリコンウエハの厚さにより
アクチュエータのストロークは一義的に決定してしまう
という不便さがある。図4に示すアクチュエータの製作
方法は、図3に示した製作方法に数回のパターニング、
エッチング等のプロセスを加えて、アクチュエータのス
トロークを任意に設定できるようにしたものである。以
下に製作方法の詳細を述べる。
【0031】(1A)図4の(a)、(b)に示すプロ
セスによるシリコンウエハの溝部形成。第2の基板2A
である厚さ200μmのシリコンウエハ15Aの両面に
シリコンエッチング用のマスクパターン21A、21B
を形成する。マスクパターン21Bは部分的に厚さが異
なるようになっている。両面のマスクパターンをもとに
シリコンウエハを水酸化カリウム水溶液中でエッチング
すると、先ず、マスクで保護されていない上面側に溝2
8が形成されていく。溝部28をある程度エッチングし
た後、下側のマスクパターン21Bの薄い部分のみをエ
ッチングして除去する。再び、両面の厚い部分のマスク
をもとに水酸化カリウム水溶液中でシリコンをエッチン
グすると、深さの異なる溝28、29が形成される。以
上のように、部分的に厚さの異なるマスクパターンを用
いることにより深さの異なる溝部を形成することができ
る。なお、溝部28と溝部29の深さの比は、マスクパ
ターン21Bの厚い部分と薄い部分の厚さを調整するこ
とで変えることができる。
【0032】(2A)図4の(c)〜(e)に示すプロ
セスによるS字形状フィルムの作成。上面側のマスクパ
ターン21Aのみエッチングで除去する。図4の(c)
に示す下面側のマスクパターン21Bは金属フィルムを
パターニングした後のシリコンエッチングのマスクパタ
ーンとして用いる。次に、図3の時と同様のプロセスで
金属フィルムのパターニングを行う。表面の金属フィル
ムパターン8と裏面のマスクパターン21Bをもとに4
0%水酸化カリウム水溶液中でシリコンウエハをエッチ
ングして、両端部のみがシリコンウエハに保持された金
属フィルム8を形成する。なお、フィルムの一部にはS
字部が形成されている。
【0033】(3A)図4の(f)〜(j)に示すプロ
セスによる凸部ウエハの作成。エッチング用マスクパタ
ーン21C及び21Dをもとに、第1の基板1Aである
シリコンウエハ15Bと第3の基板3Aであるシリコン
ウエハ15Cを、それぞれ水酸化カリウム水溶液中でエ
ッチングして、それぞれ前記シリコンウエハ15A側に
向いた凸部26と27を形成する。二つの凸部26、2
7の高さを合わせた大きさが基板2Aであるシリコンウ
エハ15Aの厚さと等しくなるようにシリコンウエハ1
5Bと15Cをエッチングする。
【0034】凸部を有しているシリコンウエハ15B及
び15Cの表面にそれぞれ絶縁層4A、4Bと電気的コ
ンタクトエリア9B、9Cを形成する。前記絶縁層4
A、4Bにはシリコン酸化膜もしくはシリコン窒化膜を
用いた。電極5A、5Bにはバルクのシリコンウエハ1
5B、15Cをそれぞれ利用した。
【0035】(4A)図4の(k)〜(l)に示すプロ
セスによるアクチュエータの組立て。シリコンウエハ1
5Aと、電極5Aと絶縁層4Aと凸部26を有するシリ
コンウエハ15Bと、電極5Bと絶縁層4Bと凸部27
を有するシリコンウエハ15Cとの3枚の基板を図3の
時と同様に接合することにより金属フィルムのストロー
クを任意に設定できる静電駆動型マイクロアクチュエー
タができる。
【0036】上記製作方法の場合、アクチュエータのス
トロークは凸部26の高さに相当する。凸部27の高さ
は溝部29の深さとほぼ等しくなるようにする。また、
組み立てるときフィルムをS字形状にする凸部26の高
さはシリコンウエハ15Aの厚さから凸部27の高さを
引いた値にする。例えば、シリコンウエハ15Aの厚さ
を200μm、溝部29の深さを100μm、凸部2
6、27の高さをそれぞれ100μm、100μmにす
ればフィルムの面方向のストロークは100μmにな
る。
【0037】以上のことから、溝部28の深さ、溝部2
9の深さ、凸部26の高さ、および凸部27の高さ、を
変えることにより任意のストロークを有するアクチュエ
ータを製作することができる。
【0038】図5はアクチュエータの第1の基板である
上部電極の第1の製作方法のフローを示す図であり、凸
部26が形成された第1の基板のシリコンウエハ16A
の製作手順を示すプロセス図である。図3及び図4の実
施例ではアクチュエータの全体的なプロセス、特に金属
フィルムの作成を主に述べ、シリコンウエハへの凸部の
形成の詳細については触れなかった。ここでは図5を用
いて凸部シリコンウエハ製作方法の詳細を述べる。
【0039】(1B)図5の(a)に示すプロセスによ
るエッチング用マスクパターンの形成。第1の基板1A
である厚さ400μmのシリコンウエハ16Aの両面に
熱酸化(温度1100℃)でエッチング用マスクパター
ンであるシリコン酸化膜22A、22Bおよび22Cを
それぞれ形成する。シリコン酸化膜22Aを図5の
(a)に示すようにホトリソグラフィーでパターニング
する。ウエハ表面のシリコン酸化膜22Aには基板2A
の電気的コンタクトエリア9Aに至る孔30を形成する
ためのパターンが形成されている。ウエハ裏面のシリコ
ン酸化膜には、厚い部分22Bと薄い部分22Cのよう
に部分的に厚さを異ならしてパターニングされている。
【0040】(2B)図5の(b)〜(c)に示すプロ
セスによる電気的コンタクトエリアに至る孔及び凸部の
形成。上記両面のマスクパターンであるシリコン酸化膜
22Aとシリコン酸化膜22Bとシリコン酸化膜22C
それぞれをもとにシリコンウエハ16Aを40%水酸化
カリウム水溶液中(温度68℃)で異方性エッチングす
ると、先ず、電気的コンタクトエリアに至る孔30部分
のみがエッチングされる。次に、下側のマスクパターン
22Cをエッチングして膜厚が薄い部分のみを除去す
る。再度、シリコンウエハ16Aを水酸化カリウム水溶
液中でエッチングして電気的コンタクトエリアに至る孔
と凸部26を形成する。その後、エッチング用マスクパ
ターンであるシリコン酸化膜22A、及びシリコン酸化
膜22Bを除去する。
【0041】(3B)図5の(d)に示すプロセスによ
る絶縁層と電気コンタクトエリアの作成。シリコンウエ
ハ16Aの表面に熱酸化でシリコン酸化膜4Aを形成す
る。シリコン酸化膜4Aが凸部26と図示しないS字形
状フィルムとを電気的に絶縁する。S字形状フィルムを
駆動する電極5Aにはシリコンウエハ16Aを利用す
る。なお、絶縁層4Aの一部には前記電極と図示しない
外部アクチュエータ駆動用電気回路を電気的に接続する
ための電気コンタクトエリア9Bが形成されている。
【0042】図6はアクチュエータの第1の基板である
上部電極の第2の製作方法のフローを示す図であり、凸
部が形成された第1の基板であるシリコンウエハ17A
の他の製作手順を示すプロセス図である。実際には、図
1〜5に示したアクチュエータは、シリコンウエハにバ
ッチ処理で製作するため、3枚のシリコンウエハを接合
した後、ダイシングソーで個々のアクチュエータに分割
されている。
【0043】図5に示した実施例では凸部を有するシリ
コンウエハ16Aの下側端部はシリコンウエハが剥き出
しになってしまい、S字形状フィルムパターン7と上部
電極5Aとがアクチュエータの端部において近接してい
る。このため、S字形状フィルムを高速駆動させるため
に高電圧を電極5Aに印加すると、端部での電界強度が
大きくなり絶縁破壊が生じやすくなる。上記問題を解決
するために、図6の実施例では凸部を有するシリコンウ
エハ17Aのフィルム7側の面の両端部にテーパ構造を
設けている。テーパを設けることで分割したアクチュエ
ータ端部での絶縁耐圧を高くすることが可能となり高電
圧印加によるフィルムの高速移動が可能になる。
【0044】なお、シリコンウエハ内に形成したアクチ
ュエータを分割すること無く、すべてのアクチュエータ
をシリコンウエハ内で同位相で同時に動作させるときに
はテーパ構造は必要ではない。
【0045】図2に示した静電駆動型マイクロバルブ
は、図1、及び図3〜図6に示したマイクロアクチュエ
ータの上下電極に流体が入出するポートを付加したもの
である。従って、マイクロアクチュエータの製作方法と
異なる点は上下電極の製作方法である。
【0046】図7及び図8はそれぞれ図2に示した静電
駆動型マイクロバルブの第1の基板1Bである上部電極
5Aと第3の基板3Bである下部電極5Bの製作方法を
示すプロセス図である。図7の凸部シリコンウエハ18
Aの製作方法は基本的には図5及び図6に示したシリコ
ンウエハの製作方法と同一である。異なる点は、流体が
出入する流体開口部であるポート11Aを電気的コンタ
クトホール9Aに至る孔と一緒に形成することである。
図8のシリコンウエハ19Aは異方性エッチングで流体
が出入する流体開口部であるポート11Bを加えたのも
である。
【0047】図9は静電駆動型マイクロバルブの他の実
施例を示している。図1から図8に示した実施例では上
下の電極にシリコンウエハを利用している。従って、シ
リコンウエハ上にマイクロアクチュエータもしくはマイ
クロバルブをバッチ処理で製作した場合、シリコンウエ
ハ上の各アクチュエータを電気的に独立駆動することが
できない。図9は電気的に独立駆動することが可能な静
電駆動型マイクロバルブを製作するための3枚のシリコ
ン基板(a)、(b)、及び(c)を示している。な
お、図9のシリコン基板はシリコンウエハ内のバルブの
1部分を示している。
【0048】図9の(a)、(b)、及び(c)はそれ
ぞれ順に、第1の基板である上部電極用ウエハ、第2の
基板であるS字形状フィルムウエハ、第3の基板である
下部電極用ウエハの平面図を示している。各3枚のウエ
ハを(a)(b)(c)の順で接合することにより、図
1から図8に示したような構成のマイクロバルブを製作
することができる。なお、図9(a)rと図9(c)r
はそれぞれ図9(a)と図9(c)に示した基板の裏面
を示している。
【0049】図9(a)の上部電極用ウエハは、流体開
口部12Aと、電極取り出し用スルーホール10A、1
0B、及び10Cと、上部電極パターン6Aと、凸部2
6と、電極パターン上に形成した図示していない絶縁層
からなる。電極取り出し用スルーホール10A、10
B、10Cはそれぞれ、S字形状フィルムと外部駆動回
路、下部電極パターンと外部駆動回路、上部電極パター
ンと外部回路とを接続するためのものである。図9
(b)のS字形状フィルムウエハは、両端部のみがシリ
コンウエハに保持されたフィルム8からなる。図9
(c)の下部電極用ウエハは、流体貫流用の開口部12
B、12Cと下部電極パターン6Bと、電極パターン上
に形成した図示していない絶縁層とからなる。
【0050】図9には流体貫流用の開口部12Cから導
入した流体を開口部12Aもしくは12Bのどちらか一
方から排出する切り替え弁を示している。上部電極用ウ
エハ及び下部電極用ウエハに形成する流体開口部の形状
及び数を変えることにより、オンオフバルブや、流量を
離散的に変えるバルブなどを実現出来る。シリコンウエ
ハ上に形成した各バルブにはそれぞれ駆動用電極パター
ンが形成されているので、複数のバルブを独立に駆動さ
せることが出来る。
【0051】図7から図9を用いて静電駆動型バルブを
示した。上記静電駆動型アクチュエータと静電駆動型バ
ルブを組み合わせることによりポンプを製作することが
できる。例えば、二つの静電駆動型バルブと一つの静電
駆動型アクチュエータをシリコン基板に形成したチャネ
ルで接続することにより静電駆動型のポンプになる。ア
クチュエータは二つのバルブの中央部に形成され流体を
ポンピングする。二つのバルブは流体を一方向に流すた
めの逆止弁の役をなしている。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、弁体をなすフィルムの
屈曲部が切断されにくくなり、また、シリコン基板上に
複数のバルブを集積化することが可能であり、高機能
で、安価なバルブを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の静電駆動型マイクロアクチュ
エータの断面図である。
【図2】本発明の実施例の静電駆動型マイクロバルブの
断面図である。
【図3】本発明の実施例の静電駆動型アクチュエータの
第1の製作方法のフローを示す断面図である。
【図4】本発明の実施例の静電駆動型アクチュエータの
第2の製作方法のフローを示す断面図である。
【図5】本発明の実施例の静電駆動型アクチュエータの
上部電極の第1の製作方法のフローを示す断面図であ
る。
【図6】本発明の実施例の静電駆動型アクチュエータの
上部電極の第2の製作方法のフローを示す断面図であ
る。
【図7】本発明の実施例の静電駆動型マイクロバルブの
上部電極の製作方法のフローを示す断面図である。
【図8】本発明の実施例の静電駆動型マイクロバルブの
下部電極製作方法のフローを示す断面図である。
【図9】本発明の実施例の静電駆動型マイクロバルブの
他の例の各プレートを示す平面図である。
【符号の説明】
1A,1B 第1の基板 2A,2B 第2の基板 3A,3B 第3の基板 4,4A,4B 絶縁層 5,5A,5B 電極 6A,6B 電極 7 フィルム 8 フィルム 9A,9B,9C 電気的コンタクトエリア 10A,10B,10C 電気的コンタクトエリア 11A,11B 流体開口部 12A,12B,12C 流体開口部 13 バルブキャビティ 14A,14B,14C シリコンウエハ 15A,15B,15C シリコンウエハ 16A シリコンウエハ 17A シリコンウエハ 18A シリコンウエハ 19A シリコンウエハ 20A,20B エッチング用マスクパターン 21,21A,21B,21C,21D エッチング用
マスクパターン 22A,22B,22C エッチング用マスクパターン 23A,23B エッチング用マスクパターン 24A,24B エッチング用マスクパターン 25A,25B エッチング用マスクパターン 26 凸部 27 凸部 28 溝部 29 溝部 30 電気的コンタクトエリアに至る孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部が形成され一方の面に前記中空部
    内で屈曲可能な屈曲部を有す金属膜が設けられた第2の
    基板と、それぞれ絶縁層で挟まれて電極をなす第1、第
    3の基板とを製作し、次いで、前記第2の基板を挟んで
    前記金属膜が設けられた面に前記第1基板を、前記面の
    裏面に第3の基板を積層する手順を含んでなる静電駆動
    型マイクロアクチュエータの製作方法において、前記第
    2の基板に前記金属膜を成膜する際に、前記第2の基板
    の一方の面に溝部をエッチングにより形成し、該溝部を
    含む前記面上に前記金属膜を成膜した後、前記中空部を
    前記溝部が設けられている面の裏面の方向からエッチン
    グにより形成することを特徴とする静電駆動型マイクロ
    アクチュエータの製作方法。
  2. 【請求項2】 前記金属膜の屈曲部の折り返しを少なく
    とも一個所形成することを特徴とする請求項1に記載の
    静電駆動型マイクロバルブの製作方法。
  3. 【請求項3】 中空部が形成され一方の面に前記中空部
    内で屈曲可能な屈曲部を有す金属膜が設けられた第2の
    基板と、それぞれ絶縁層で挟まれて電極をなす第1、第
    3の基板とを製作し、次いで、前記第2の基板を挟んで
    前記金属膜が設けられた面に前記第1基板を、前記面の
    裏面に第3の基板を積層する手順を含んでなる静電駆動
    型マイクロバルブの製作方法において、前記第1及び第
    3のそれぞれの基板に前記中空部を介して開口された流
    体開口部をエッチングにより形成することを特徴とする
    静電駆動型マイクロバルブの製作方法。
  4. 【請求項4】 静電駆動型アクチュエータを用いる静電
    駆動型マイクロバルブにおいて、静電駆動型アクチュエ
    ータが請求項1または2のうち、いずれか1項に記載の
    方法で製作された静電駆動型アクチュエータであること
    を特徴とする静電駆動型マイクロバルブ。
  5. 【請求項5】 静電駆動型マイクロバルブを用いる静電
    駆動型ポンプにおいて、静電駆動型マイクロバルブが少
    なくとも2つ組み合わされた請求項4に記載の静電駆動
    型マイクロバルブであることを特徴とする静電駆動型ポ
    ンプ。
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