JPH0728430Y2 - 液圧緩衝器のピストンバルブ取付構造 - Google Patents
液圧緩衝器のピストンバルブ取付構造Info
- Publication number
- JPH0728430Y2 JPH0728430Y2 JP1987194278U JP19427887U JPH0728430Y2 JP H0728430 Y2 JPH0728430 Y2 JP H0728430Y2 JP 1987194278 U JP1987194278 U JP 1987194278U JP 19427887 U JP19427887 U JP 19427887U JP H0728430 Y2 JPH0728430 Y2 JP H0728430Y2
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- piston rod
- valve
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、単体の懸架装置等に用いられる液圧緩衝器
のピストンバルブ取付構造に関する。
のピストンバルブ取付構造に関する。
従来の技術 従来の車体懸架装置に用いられる緩衝器にあっては、内
部に作動液が充填されたシリンダ内に、該シリンダの一
端から液密的に貫通したピストンロッドが抜差可能に挿
入している共に、該ピストンロッドの一端部に、上記シ
リンダ内を２室に隔成し、かつ減衰力発生手段を有する
ピストンバルブが固定されている。
部に作動液が充填されたシリンダ内に、該シリンダの一
端から液密的に貫通したピストンロッドが抜差可能に挿
入している共に、該ピストンロッドの一端部に、上記シ
リンダ内を２室に隔成し、かつ減衰力発生手段を有する
ピストンバルブが固定されている。
そして、このピストンロッドに対するピストンバルブの
取付構造としては、ピストンロッドの一端部に形成した
スタッド部にピストンバルブの各構成部品を装着し、そ
の後上記スタッド部の先端側に形成された雄ねじ部にナ
ットを締め付けてピストンバルブ全体を固定するように
なっている（例えば実開昭60-52438号公報等参照）。
取付構造としては、ピストンロッドの一端部に形成した
スタッド部にピストンバルブの各構成部品を装着し、そ
の後上記スタッド部の先端側に形成された雄ねじ部にナ
ットを締め付けてピストンバルブ全体を固定するように
なっている（例えば実開昭60-52438号公報等参照）。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来のピストンバルブ取付構造にあ
っては、上述のようにそのピストンバルブを取り付ける
際には、ピストンロッドのスタッド部にピストンバルブ
の夫々異なった構成部品を順次装着する必要上、上記長
尺なピストンロッドを所定組み付け工程に従って逐次搬
送しなければならない。このため、該搬送時にピストン
ロッドの表面を傷付け易く、また傷付け防止のために細
心の注意を払わなければならない。したがって、取り付
け作業能率が低下するなどの不具合が生じる。
っては、上述のようにそのピストンバルブを取り付ける
際には、ピストンロッドのスタッド部にピストンバルブ
の夫々異なった構成部品を順次装着する必要上、上記長
尺なピストンロッドを所定組み付け工程に従って逐次搬
送しなければならない。このため、該搬送時にピストン
ロッドの表面を傷付け易く、また傷付け防止のために細
心の注意を払わなければならない。したがって、取り付
け作業能率が低下するなどの不具合が生じる。
また、他の従来例としては特開昭58-113645号公報に記
載されている発明のように、ピストンロッドの一端部の
内部軸方向に均一径の雌ねじ孔を形成する一方、該雌ね
じ孔に螺着するボルトの軸部を均一径に設定し、該軸部
にピストンバルブを取り付けるようにしたものも提供さ
れてはいる。しかし、雌ねじ孔やボルト軸部が夫々均一
に設定されているため、ボルトの緊締時における位置決
めや強固な取り付け状態が得られない。
載されている発明のように、ピストンロッドの一端部の
内部軸方向に均一径の雌ねじ孔を形成する一方、該雌ね
じ孔に螺着するボルトの軸部を均一径に設定し、該軸部
にピストンバルブを取り付けるようにしたものも提供さ
れてはいる。しかし、雌ねじ孔やボルト軸部が夫々均一
に設定されているため、ボルトの緊締時における位置決
めや強固な取り付け状態が得られない。
しかも、ピストンバルブの構成部品の一部がボルトでは
なくピストンロッドに保持されるようになっているた
め、ボルトとピストンバルブの各構成部品のユニット化
が困難になり、この結果、ピストンロッドに対する取り
付け作業能率の低下を招来する。
なくピストンロッドに保持されるようになっているた
め、ボルトとピストンバルブの各構成部品のユニット化
が困難になり、この結果、ピストンロッドに対する取り
付け作業能率の低下を招来する。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記従来のピストンバルブ取付構造の問題
点に鑑みて案出されたもので、内部に作動液が充填され
たシリンダと、該シリンダの一端から内部に挿入したピ
ストンロッドと、該ピストンロッドの一端部に固定され
て上記シリンダ内を２室に隔成するピストンバルブとを
備えた液圧緩衝器において、上記ピストンロッドの一端
部の内部軸心方向に穿設された穿孔を、浅部側の大径な
嵌合孔と、該嵌合孔からさらに深部側の小径な雌ねじ孔
とにより構成する一方、前記穿孔内に挿入するボルト
を、頭部から一体に立設されて前記嵌合孔に嵌合する大
径軸部と、該大径軸部の先端に一体に設けられて前記雌
ねじ孔に螺着する雄ねじ部とから構成し、さらに前記ボ
ルトの大径軸部に、少なくとも伸側プレートバルブとピ
ストンと圧側プレートバルブ及びカラーとからなるピス
トンバルブを嵌合保持させてピストン組立体を構成し、
かつ、前記ボルトの雄ねじ部を雌ねじ孔に螺締すると共
に、大径軸部を嵌合孔に嵌合することによって前記ピス
トン組立体をピストンロッドの軸心に対して同軸上に取
り付けたことを特徴としている。
点に鑑みて案出されたもので、内部に作動液が充填され
たシリンダと、該シリンダの一端から内部に挿入したピ
ストンロッドと、該ピストンロッドの一端部に固定され
て上記シリンダ内を２室に隔成するピストンバルブとを
備えた液圧緩衝器において、上記ピストンロッドの一端
部の内部軸心方向に穿設された穿孔を、浅部側の大径な
嵌合孔と、該嵌合孔からさらに深部側の小径な雌ねじ孔
とにより構成する一方、前記穿孔内に挿入するボルト
を、頭部から一体に立設されて前記嵌合孔に嵌合する大
径軸部と、該大径軸部の先端に一体に設けられて前記雌
ねじ孔に螺着する雄ねじ部とから構成し、さらに前記ボ
ルトの大径軸部に、少なくとも伸側プレートバルブとピ
ストンと圧側プレートバルブ及びカラーとからなるピス
トンバルブを嵌合保持させてピストン組立体を構成し、
かつ、前記ボルトの雄ねじ部を雌ねじ孔に螺締すると共
に、大径軸部を嵌合孔に嵌合することによって前記ピス
トン組立体をピストンロッドの軸心に対して同軸上に取
り付けたことを特徴としている。
作用 上記構成の本考案によれば、ピストンロッドに対してピ
ストンバルブを取り付けるには、まず予めボルトの大径
軸部に例えば第１ワッシャや伸側プレートバルブ、ピス
トン、圧側プレートバルブ、第２ワッシャ及びカラーを
順次嵌合保持させてピストン組立体を構成しておく。
ストンバルブを取り付けるには、まず予めボルトの大径
軸部に例えば第１ワッシャや伸側プレートバルブ、ピス
トン、圧側プレートバルブ、第２ワッシャ及びカラーを
順次嵌合保持させてピストン組立体を構成しておく。
その後、該ピストン組立体をピストンロッドの一端部側
に配置して、ボルト先端部を穿孔内に挿入しながら雄ね
じ孔に螺締すれば、ピストン組立体をピストンロッドに
確実かつ容易に取り付けることができる。即ち、ピスト
ンバルブの各構成部品を予めボルトに装着保持してユニ
ット化し、該ユニット化したピストン組立体をピストン
ロッドに取り付けるようにしたため、ピストンロッドの
搬送作業が不要になる。
に配置して、ボルト先端部を穿孔内に挿入しながら雄ね
じ孔に螺締すれば、ピストン組立体をピストンロッドに
確実かつ容易に取り付けることができる。即ち、ピスト
ンバルブの各構成部品を予めボルトに装着保持してユニ
ット化し、該ユニット化したピストン組立体をピストン
ロッドに取り付けるようにしたため、ピストンロッドの
搬送作業が不要になる。
しかも、ピストン組立体をピストンロッドの軸心に対し
て同軸上に取り付けたため、シリンダ内におけるピスト
ンバルブの摺動作用が常時安定し、こ結果、減衰力特性
の安定化が図れる。
て同軸上に取り付けたため、シリンダ内におけるピスト
ンバルブの摺動作用が常時安定し、こ結果、減衰力特性
の安定化が図れる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第１図は、この考案に係るピストンバルブ取付構造が適
用される単筒型液圧緩衝器を示している。すなわち、図
中１は両端が封止部材やシール部材（図示せず）によっ
て密閉され、内部に作動液を充填したシリンダ、２は上
記シール部材等を貫通してシリンダ１内に抜差可能に挿
入したピストンロッドであって、このピストンロッド２
のシリンダ１内の一端部2aには、内部中心軸方向に沿っ
て段差状の穿孔３が形成されている。この穿孔３は、浅
部側が比較的大径な嵌合孔４になっていると共に、該嵌
合孔４からさらに深部側に小径な雌ねじ孔５が形成され
ている。また、上記ピストンロッド２の一端部2aには、
上記シリンダ１内を上部液室６と下部液室７とに隔成し
つつ摺動するピストンバルブ８がボルト９によってピス
トンロッド２と同軸上に固定されている。
用される単筒型液圧緩衝器を示している。すなわち、図
中１は両端が封止部材やシール部材（図示せず）によっ
て密閉され、内部に作動液を充填したシリンダ、２は上
記シール部材等を貫通してシリンダ１内に抜差可能に挿
入したピストンロッドであって、このピストンロッド２
のシリンダ１内の一端部2aには、内部中心軸方向に沿っ
て段差状の穿孔３が形成されている。この穿孔３は、浅
部側が比較的大径な嵌合孔４になっていると共に、該嵌
合孔４からさらに深部側に小径な雌ねじ孔５が形成され
ている。また、上記ピストンロッド２の一端部2aには、
上記シリンダ１内を上部液室６と下部液室７とに隔成し
つつ摺動するピストンバルブ８がボルト９によってピス
トンロッド２と同軸上に固定されている。
具体的に説明すれば、このピストンバルブ８は、第２図
にも示すように、上下面を貫通する複数のオリフィス1
0,11を有するピストン12と、該ピストン12の上下端に配
置されて、上記各オリフィス10,11を介して上記上部，
下部液室6,7間を置換流動する作動液に流通抵抗を付与
する減衰力発生手段たる圧側，伸側のプレートバルブ1
3,14と、該圧側プレートバルブ13の上側に第１ワッシャ
15を介して配置された円環状のカラー16と、ボルト９の
頭部18と伸側プレートバルブ14との間に介装された第２
ワッシャ21とを主要素として構成されている。また、ピ
ストン12の外周には、上部液室６と下部液室７との間を
シールするピストンリング17が巻着されている。
にも示すように、上下面を貫通する複数のオリフィス1
0,11を有するピストン12と、該ピストン12の上下端に配
置されて、上記各オリフィス10,11を介して上記上部，
下部液室6,7間を置換流動する作動液に流通抵抗を付与
する減衰力発生手段たる圧側，伸側のプレートバルブ1
3,14と、該圧側プレートバルブ13の上側に第１ワッシャ
15を介して配置された円環状のカラー16と、ボルト９の
頭部18と伸側プレートバルブ14との間に介装された第２
ワッシャ21とを主要素として構成されている。また、ピ
ストン12の外周には、上部液室６と下部液室７との間を
シールするピストンリング17が巻着されている。
一方、上記ボルト９は、頭部18下面に立設された大径軸
部19が上記穿孔３の嵌合孔４の内径にはまりあう外径を
有し、この大径軸部19から先端方向に一体延びた小径部
位の外周に上記雌ねじ孔５に螺着する雄ねじ部20が切ら
れている。
部19が上記穿孔３の嵌合孔４の内径にはまりあう外径を
有し、この大径軸部19から先端方向に一体延びた小径部
位の外周に上記雌ねじ孔５に螺着する雄ねじ部20が切ら
れている。
したがって、上記構成のこの実施例によれば、ピストン
バルブ８をピストンロッド２に取り付けるには、まず、
ボルト９の大径軸部19に予め上記ピストンバルブ８の各
構成部品を順次組み付けておく。つまり、ボルト頭部18
側から順に第２ワッシャ21、伸側プレートバルブ14、ピ
ストン12、圧側プレートバルブ13、第１ワッシャ15、カ
ラー16を夫々組み付けてピストン組立体Ｐとしてユニッ
ト化しておく。
バルブ８をピストンロッド２に取り付けるには、まず、
ボルト９の大径軸部19に予め上記ピストンバルブ８の各
構成部品を順次組み付けておく。つまり、ボルト頭部18
側から順に第２ワッシャ21、伸側プレートバルブ14、ピ
ストン12、圧側プレートバルブ13、第１ワッシャ15、カ
ラー16を夫々組み付けてピストン組立体Ｐとしてユニッ
ト化しておく。
その後、ピストンロッド一端部2aの穿孔３内に、ボルト
９の先端部を挿入配置して、そのまま雄ねじ部20を雌ね
じ孔５に螺合してボルト９を所定の回転トルクで締め付
ければピストンロッド２に対しピストンバルブ８を確実
かつ容易に取り付けることができる。
９の先端部を挿入配置して、そのまま雄ねじ部20を雌ね
じ孔５に螺合してボルト９を所定の回転トルクで締め付
ければピストンロッド２に対しピストンバルブ８を確実
かつ容易に取り付けることができる。
また、ここで、ボルト９の締め付けに伴って軸部19の先
端外周面と嵌合孔４の内周面との緊密な嵌合が得られる
ため、ピストンバルブ８の一層強固な固定状態が得られ
ると共に、ボルト９螺着時の確実な位置決めが可能にな
る。
端外周面と嵌合孔４の内周面との緊密な嵌合が得られる
ため、ピストンバルブ８の一層強固な固定状態が得られ
ると共に、ボルト９螺着時の確実な位置決めが可能にな
る。
更に、ピストンロッド２に対するピストンバルブ８の取
り付け容易性により、組立コストの低廉化が図れる。
り付け容易性により、組立コストの低廉化が図れる。
また、ピストンバルブ８の各構成部品を予めボルト９に
挿着保持してピストン組立体Ｐを構成したため、ピスト
ンロッド２の搬送作業が不要になる。したがって、組立
作業がさらに容易になり、前記組立コストの低廉化が一
層は図れる。
挿着保持してピストン組立体Ｐを構成したため、ピスト
ンロッド２の搬送作業が不要になる。したがって、組立
作業がさらに容易になり、前記組立コストの低廉化が一
層は図れる。
更にまた、減衰力特性の異なるバルブ仕様に対しても、
メイン組立ラインを変更することなく、ボルト９とピス
トンバルブ８のサブ組立ラインを調整するだけでよいた
め、多種少量生産への対応が可能となる。しかも、ピス
トン組立体Ｐは、ピストンロッド２に同軸上に取り付け
ているため、ピストンバルブ８がシリンダ１内で常時安
定した摺動作用が得られ、この結果、減衰力特性の安定
化が図れる。尚、図中22はピストンロッド一端部に圧入
固定された環状のリバウンドラバーである。
メイン組立ラインを変更することなく、ボルト９とピス
トンバルブ８のサブ組立ラインを調整するだけでよいた
め、多種少量生産への対応が可能となる。しかも、ピス
トン組立体Ｐは、ピストンロッド２に同軸上に取り付け
ているため、ピストンバルブ８がシリンダ１内で常時安
定した摺動作用が得られ、この結果、減衰力特性の安定
化が図れる。尚、図中22はピストンロッド一端部に圧入
固定された環状のリバウンドラバーである。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、この考案に係る液圧緩衝
器のピストンバルブ取付構造によれば、とりわけピスト
ンバルブの各構成部品を予めボルトの大径軸部に嵌合保
持させてピストン組立体として構成し、このピストン組
立体をピストンロッドの一端部に取り付けるようにした
ため、ピストンバルブをピストンロッドに確実かつ容易
に取り付けることができる。即ち、ボルトに対してピス
トンバルブの各構成部品を組み付けて予めピストン組立
体としてユニット化したため、組み立て作業能率の大巾
な向上が図れると共に、組み立て時において従来のよう
にピストンロッドを搬送する必要がなくなるため、搬送
中においてピストンロッドの表面に傷を付けるといった
問題を一掃できる。
器のピストンバルブ取付構造によれば、とりわけピスト
ンバルブの各構成部品を予めボルトの大径軸部に嵌合保
持させてピストン組立体として構成し、このピストン組
立体をピストンロッドの一端部に取り付けるようにした
ため、ピストンバルブをピストンロッドに確実かつ容易
に取り付けることができる。即ち、ボルトに対してピス
トンバルブの各構成部品を組み付けて予めピストン組立
体としてユニット化したため、組み立て作業能率の大巾
な向上が図れると共に、組み立て時において従来のよう
にピストンロッドを搬送する必要がなくなるため、搬送
中においてピストンロッドの表面に傷を付けるといった
問題を一掃できる。
しかも、ピストン組立体は、ピストンロッドの軸心と同
軸上に取り付けられるため、ピストンバルブはシリンダ
内で常時安定した摺動作用が得られ、この結果、減衰力
特性の安定化が図れる。
軸上に取り付けられるため、ピストンバルブはシリンダ
内で常時安定した摺動作用が得られ、この結果、減衰力
特性の安定化が図れる。
第１図はこの考案に係るピストンバルブ取付構造が適用
された液圧緩衝器を示す要部断面図、第２図はこのピス
トンバルブ取付構造の一部を示す断面図である。 １……シリンダ、２……ピストンロッド、2a……一端
部、３……穿孔、４……嵌合孔、５……雌ねじ孔、６…
…上部液室、７……下部液室、８……ピストンバルブ、
９……ボルト、12……ピストン、13……圧側プレートバ
ルブ、14……伸側プレートバルブ、16……カラー、18…
…頭部、19……大径軸部、20……雄ねじ部、Ｐ……ピス
トン組立体。
された液圧緩衝器を示す要部断面図、第２図はこのピス
トンバルブ取付構造の一部を示す断面図である。 １……シリンダ、２……ピストンロッド、2a……一端
部、３……穿孔、４……嵌合孔、５……雌ねじ孔、６…
…上部液室、７……下部液室、８……ピストンバルブ、
９……ボルト、12……ピストン、13……圧側プレートバ
ルブ、14……伸側プレートバルブ、16……カラー、18…
…頭部、19……大径軸部、20……雄ねじ部、Ｐ……ピス
トン組立体。
Claims (1)
- 【請求項１】内部に作動液が充填されたシリンダと、該
シリンダの一端から内部に挿入したピストンロッドと、
該ピストンロッドの一端部に固定されて上記シリンダ内
を２室に隔成するピストンバルブとを備えた液圧緩衝器
において、 上記ピストンロッドの一端部の内部軸心方向に穿設され
た穿孔を、浅部側の大径な嵌合孔と、該嵌合孔からさら
に深部側の小径な雌ねじ孔とにより構成する一方、前記
穿孔内に挿入するボルトを、頭部から一体に立設されて
前記嵌合孔に嵌合する大径軸部と、該大径軸部の先端に
一体に設けられて前記雌ねじ孔に螺着する雄ねじ部とか
ら構成し、さらに前記ボルトの大径軸部に、少なくとも
伸側プレートバルブとピストンと圧側プレートバルブ及
びカラーとからなるピストンバルブを嵌合保持させてピ
ストン組立体を構成し、かつ、前記ボルトの雄ねじ部を
雌ねじ孔に螺締すると共に、大径軸部を嵌合孔に嵌合す
ることによって前記ピストン組立体をピストンロッドの
軸心に対して同軸上に取り付けたことを特徴とする液圧
緩衝器のピストンバルブ取付構造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987194278U JPH0728430Y2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 液圧緩衝器のピストンバルブ取付構造 |
| DE8888311805T DE3873894T2 (de) | 1987-12-14 | 1988-12-14 | Stossdaempfer mit aenderungen an der den kolben tragenden struktur. |
| US07/284,129 US4934491A (en) | 1987-12-14 | 1988-12-14 | Shock absorber with improved structure of thrusting piston assembly |
| EP88311805A EP0321194B1 (en) | 1987-12-14 | 1988-12-14 | Shock absorber with improved structure of thrusting piston assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987194278U JPH0728430Y2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 液圧緩衝器のピストンバルブ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0198343U JPH0198343U (ja) | 1989-06-30 |
| JPH0728430Y2 true JPH0728430Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31485017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987194278U Expired - Lifetime JPH0728430Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-22 | 液圧緩衝器のピストンバルブ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728430Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2587132Y2 (ja) * | 1992-03-04 | 1998-12-14 | 株式会社ショーワ | 油圧緩衝器のバルブ保持構造 |
| JP6781557B2 (ja) * | 2016-03-23 | 2020-11-04 | Ｋｙｂ株式会社 | ショックアブソーバ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58113645A (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-06 | アイテイ−テイ−・インダストリ−ズ・インコ−ポレ−テツド | バルブ構造体 |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP1987194278U patent/JPH0728430Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0198343U (ja) | 1989-06-30 |
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| JPH0210841Y2 (ja) |