JPH07276827A - 熱転写受像シート - Google Patents

熱転写受像シート

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JPH07276827A
JPH07276827A JP7051894A JP5189495A JPH07276827A JP H07276827 A JPH07276827 A JP H07276827A JP 7051894 A JP7051894 A JP 7051894A JP 5189495 A JP5189495 A JP 5189495A JP H07276827 A JPH07276827 A JP H07276827A
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JP
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sheet
thermal transfer
layer
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JP7051894A
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English (en)
Inventor
Shinji Yonetani
伸二 米谷
Yoshinori Kamikubo
義徳 上窪
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 積層タイプの昇華転写用受像シートにおい
て、染料受容層の塗布等で130℃程度の高温乾燥を行
っても表面に微小な凹凸や層間の浮きを生じず、高品質
で使用適性に優れた熱転写受像シートを提供する。 【構成】 基材シート1の少なくとも一方の面に発泡フ
ィルム層2を積層し、更に該発泡フィルム層2の上に、
加熱により熱転写シートから移行する染料を受容する染
料受容層3を設けた熱転写受像シートにおいて、前記基
材シート1と発泡フィルム層2とをビカット軟化温度が
135℃以上の熱可塑性樹脂層4aを介して積層したこ
とを特徴とする熱転写受像シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱転写記録用受像体
に関し、特に、昇華型感熱転写記録に使用される熱転写
受像シートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオで撮影した画像やテレビの
画像、コンピューターグラフィックス等の静止画像を直
接フルカラーでプリントするシステムが進歩し、その市
場が急速に拡大している。その中でも、昇華性染料を記
録材とし、これを受像シートに重ね、記録信号に応じて
プリンターのサーマルヘッド或いはレーザーで加熱する
ことにより3色または4色の染料を受像シート上に転移
させることによってフルカラーの記録画像を得る方式が
注目されている。この記録方式は使用する色材が染料で
あることから非常に鮮明であり、且つ透明性に優れてい
るため、得られる画像は中間色の再現性や階調性に優
れ、従来のフルカラーオフセット印刷やグラビア印刷に
よる画像と同様であり、写真画像に匹敵する高品質画像
の形成が可能である。
【0003】このような昇華型熱転写方式に用いられる
熱転写受像シートには、濃度ムラやドット抜けがなく、
高濃度、高解像度の画像が得られることはもとより、微
小な凹凸などのない高度の平滑性が要求される。そのた
め、熱転写受像シートのシート材料として、例えば基材
シートの片面或いは両面に発泡フィルム層をドライラミ
ネーションで貼着したシート(参考、特開平3−268
998)やポリオレフィン樹脂コート紙のようなものが
用いられているが、このシートは表面の平滑性が不十分
であり、また、カールを制御するために両面に発泡フィ
ルムを貼着しているため、コスト高になってしまう。ま
た、特開平5−246153によれば、紙基材に発泡フ
ィルム層をポリオレフィン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂等で貼合しているが、これでは耐熱性
が不十分であり、受容層コーティング時の乾燥の熱によ
り紙基材と発泡フィルム間に発泡現象を生じ、発泡フィ
ルム層の浮きを生じてしまう問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、受像シー
トを上記のような材料や構成で形成した場合、染料受容
層のコーティング時に、乾燥工程で残留溶剤(溶剤臭)
を除去するために高温乾燥を必要とし、その結果、シー
トに微小な凹凸を生じたり、発泡層の浮きを生じたりす
る場合があり、外観上の品質を損なったり、色濃度ムラ
の原因となったりする問題がある。
【0005】従って、本発明は、これらの従来技術が抱
える諸問題を解決し、安価で高性能な熱転写受像シート
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため鋭意研究した結果、以下の本発明により目的を
達成したものである。即ち、本請求項1の発明は、基材
シートの少なくとも一方の面に発泡フィルム層を積層
し、更に該発泡フィルム層の上に、加熱により熱転写シ
ートから移行する染料を受容する受容層を設けた熱転写
受像シートにおいて、前記基材シートと発泡フィルム層
とをビカット軟化温度が135℃以上の熱可塑性樹脂層
を介して積層したことを特徴とする熱転写受像シートか
らなる。尚、本発明においてビカット軟化温度は、JI
S K7206-1991 に規定された試験方法に基づいて
測定した値である。
【0007】本請求項2の発明は、前記熱可塑性樹脂が
ポリプロピレン樹脂であることを特徴とする請求項1記
載の熱転写受像シートからなる。また、本請求項3の発
明は、前記ポリプロピレン樹脂がポリプロピレンのホモ
ポリマーであることを特徴とする請求項2記載の熱転写
受像シートからなる。本請求項4の発明は、前記熱可塑
性樹脂層の厚さが10〜35μmであることを特徴とす
る請求項1、2、3記載の熱転写受像シートからなる。
【0008】本請求項5の発明は、前記基材シートの受
容層を形成する側とは反対の面に、密度が0.930g
/cm3 以上0.960g/cm3 以下のポリエチレン
樹脂を積層したことを特徴とする請求項1、2、3、4
いずれか記載の熱転写受像シートからなる。
【0009】(好ましい実施態様)次に、本発明の好ま
しい実施態様を図面を用いて更に詳細に説明する。図
1、図2、図3、図4は、それぞれ本発明の熱転写受像
シートの一実施例を示す模式断面図である。本発明の熱
転写受像シートは、例えば、図1に示すように、基材シ
ート1の少なくとも一方の面に発泡フィルム層2を積層
し、更に該発泡フィルム層2の上に、加熱により熱転写
シートから移行してくる染料を受容する染料受容層3を
設けた熱転写受像シートにおいて、前記基材シート1と
発泡フィルム層2とをビカット軟化温度が135℃以上
の熱可塑性樹脂層4a を介して積層したことを特徴とす
るものである。また、図2に示すように、発泡フィルム
層2を基材シート1の片側の面のみに熱可塑性樹脂(接
着用)4a を用いて積層した場合には、もう一方の面に
熱可塑性樹脂等をマット状に裏面用4b として単独で積
層したり、或いは、図3に示すように、基材シート1の
両面に発泡フィルム層2を前記熱可塑性樹脂(接着用)
4a を用いて積層することも好ましい。更に、図4に示
すように、基材シート1の染料受容層3を設けた側の反
対側の面に滑性裏面層5を設けることも好ましい。以下
に、本発明の熱転写受像シートの各層の構成材料等につ
いて説明する。
【0010】1)基材シート 本発明において、基材シートに使用できる材料は、紙類
では、各種紙単体もしくは加工紙、合成紙等いずれも使
用可能で、例えば、上質紙、コート紙、アート紙、キャ
ストコート紙、板紙等の他、樹脂エマルジョンや合成ゴ
ムラテックス等の含浸紙、合成樹脂内添紙などが挙げら
れ、プラスチックフィルムでは、ポリオレフィン系樹脂
フィルム、硬質ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエステル
系樹脂フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム、ポリアクリロニトリルフィルム、ポリメ
タクリレートフィルムなどが使用でき、これらのプラス
チックフィルムでは透明なフィルムだけでなく、白色顔
料や、充填剤等を加えて成膜した白色不透明のフィルム
等も使用できる。更に、これらの材料はそれぞれ単独で
も使用できるが、他の材料と組み合わせた積層体として
使用してもよく、特に限定されない。このような基材シ
ートの厚さは、30μm〜300μm程度の範囲であ
り、50μm〜200μm程度が好ましい。
【0011】2)発泡フィルム層 発泡フィルム層としては、従来公知の発泡剤分解法、溶
剤気散法、気体混入法、化学反応法、溶出法、焼結法等
の方法で微細空孔を形成したポリ塩化ビニル、ポリエス
テル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリオレフィン等の単独、或いは、複合材料フィルムで
あればいかなるものでも使用でき、特に限定されない
が、熱可塑性樹脂に微細充填剤を含有させた後、これを
フィルム状に溶融押し出しし、次いで2軸延伸する方法
で微細空孔を形成した発泡フィルムが好ましい。発泡フ
ィルムの厚さは30μm以上が好ましく、30〜60μ
mが特に好ましい。発泡フィルムの厚さが30μm以下
では、画像を印字した時に発泡フィルムが潰れてしま
い、画像品質が損なわれてしまう。また、厚さが60μ
m以上では、画像は良好になるが、受像シートが必要以
上に厚くなりコスト的に好ましくない。以上のような基
材シートや発泡フィルム層を積層したり、その表面に染
料受容層或いは滑性裏面層をコーティング等により設け
る際、接着強度が充分でない場合には、その表面にコロ
ナ放電処理やオゾン処理を施したり、プライマーコート
等による中間層を設けることができる。
【0012】3)熱可塑性樹脂層(接着用) 前記のような基材シートと発泡フィルム層とを積層する
手段として、従来は、ドライラミネーション法によるの
が一般的であった。しかし、この方法で積層されたシー
トは、染料受容層の塗布等の後工程における熱乾燥工程
を経ることにより、シートに微小な凹凸や発泡フィルム
層の浮きを生じ、熱転写受像シートとしての品質が損な
われることがあった。従って、本発明の熱転写受像シー
トでは、基材シートと発泡フィルム層との積層方法とし
て、ビカット軟化温度が135℃以上の熱可塑性樹脂を
接着用に用いて溶融押し出しコーティング法により貼着
積層するものである。この場合、樹脂の加熱温度は熱可
塑性樹脂の種類によって異なるが250〜330℃が好
ましく、また、冷却ロールは鏡面ロールが好ましい。接
着強度が十分でない場合には、基材フィルム、発泡フィ
ルムのいずれでもコロナ放電処理、オゾン処理、アンカ
ーコート処理等を行うことができる。樹脂の加熱温度が
250℃以下では、十分な接着強度が得られず、330
℃以上では樹脂の熱分解を生じたり、貼着する発泡フィ
ルム層に潰れや収縮を生じさせる等、受像シートとして
の印画濃度、画質を損なってしまう。染料受容層を積層
する側に発泡フィルムを貼着する場合には、熱転写受像
シート表面をより平滑にするために冷却ロールは鏡面ロ
ールが好ましい。また、前記アンカーコート処理を行う
場合には、ポリエチレンイミン系、チタネート系、ウレ
タン系、或いは、変性ポリオレフィンなどのアンカー剤
を用いることができ特に限定されない。
【0013】そして、この熱可塑性樹脂層の厚さは10
〜35μmにすることが好ましい。熱可塑性樹脂層の厚
さが10μm以下では、基材シートが紙の場合、紙表面
の凹凸を埋めて平滑性を付与するのに不十分であり、ま
た、基材との接着が不十分である。熱可塑性樹脂層の厚
さが35μm以上では、高速加工が困難になり、また受
像シートが必要以上に厚くなり、コスト的にも望ましく
ない。この溶融押出しコーティング法によれば、10〜
35μmの範囲で熱可塑性樹脂層を安定して供給でき、
溶剤臭の問題もなく高速で加工できる利点がある。
【0014】ビカット軟化温度が135℃以上の熱可塑
性樹脂としては、例えば、ポリプロピレン、そして、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト等のポリエステル、ポリカーボネート、ポリアセター
ル、ポリアリレート、ポリアミド、ポリエーテルケトン
等が挙げられ、特に限定はされない。只、これらの中で
もグレードにより軟化温度に幅があるため、使用に際し
てはビカット軟化温度が135℃以上のものを選択する
必要があり、また、基材シートと発泡フィルムの材質に
より両者と密着性が良く、加工適性、コスト等を考慮し
て選定すればよい。この点で、汎用性のあるものとして
ポリプロピレンが挙げられる。ビカット軟化温度が13
5℃以下の熱可塑性樹脂を用いた場合には、染料受容層
等のコーティングにおいて130℃程度の高温乾燥を行
うと、積層シートに微小な凹凸や発泡フィルム層の浮き
を生じるため好ましくない。
【0015】4)熱可塑性樹脂層(裏面用) 基材シートの両面に発泡フィルム層を積層せず、基材の
一方の面にビカット軟化温度が135℃以上の熱可塑性
樹脂層を用いて発泡フィルム層を積層し、その上に染料
受容層を設ける場合、基材シートの染料受容層と反対側
の面(裏面)に熱可塑性樹脂層を溶融押出しコーティン
グ法により設けてカールの発生を防ぐことができる。該
熱可塑性樹脂として、ポリオレフィン樹脂、ポリエチレ
ン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、変成
ポリオレフィン樹脂等を単独あるいは複合して積層する
ことができる。特に限定はされないが、高速加工性、コ
スト、汎用性の点から、ポリエチレン、ポリプロピレン
樹脂、ポリオレフィン樹脂が好ましく、特に、密度0.
930g/cm3 以上0.960g/cm3 以上のポリ
エチレン樹脂が好ましい。密度が0.930g/cm3
より小さい場合、カールバランスをとるために裏面層が
厚くなり、コスト高になるとともに、高速加工が困難に
なってしまう。密度が0.960g/cm3 より大きい
場合、押出しコーティング適正が低下し、加工が困難に
なる。裏面層の厚みは、表側に貼着する発泡フィルム層
の厚さによって異なるが、15〜35μmが好ましい。
15μmより小さいと、カール制御が不十分であり、3
5μmより大きいと高速加工が困難となりコスト高にな
ってしまう。加工温度は250〜330℃が好ましく、
冷却ロールはマット形状のものが好ましい。加工温度が
250℃より小さいと基材との接着性が不十分であり、
330℃より大きいと樹脂が分解したり、加工性が低下
する。また、冷却ロールをマット状にすることにより、
裏面層にマット形状を転写し、滑り性を付与することが
できる。また、裏面層の熱可塑性樹脂に流動パラフィ
ン、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、
シリカ、テフロンパウダー、タルク、アマイド等の滑剤
や帯電防止剤を添加して滑り性を付与してもよい。更
に、該裏面層上に滑性裏面層を積層してもよい。
【0016】5)染料受容層 前記基材シートに積層した発泡フィルム層の上に形成す
る染料受容層は、熱転写シートから移行してくる昇華性
染料を受容し、形成された画像を維持するためのもの
で、昇華型熱転写方式の染料受容層に使用されている公
知のものはいずれも使用できる。染料受容層を形成する
ためのバインダー樹脂としては、例えば、ポリプロピレ
ン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデン等のハロゲン化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリアクリル酸エステル等のビニル系樹脂、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、エチレンやプロピレン等のオレフィンと他
のビニルモノマーとの共重合体系樹脂、アイオノマー、
そして、セルロースジアセテート等のセルロース系樹
脂、ポリカーボネート等が挙げられる。これらの中で特
に好ましいものは、ビニル系樹脂およびポリエステル系
樹脂である。
【0017】染料受容層は、これらの樹脂に離型剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤等の必要な添加剤を加えたもの
を適当な有機溶剤に溶解したり、或いは、有機溶剤や水
に分散して塗布液とし、これをグラビア印刷法、スクリ
ーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーテ
ィング法、ダイコート法等の形成手段により塗布・乾燥
して形成することができる。また、場合によっては有機
溶剤や水を用いずに、前記の樹脂および添加剤を溶融混
練し、エクストルージョンコーティング法により形成す
ることもできる。更に、染料受容層の白色度を向上させ
て転写画像の鮮明度を更に高めるために、酸化チタン、
酸化亜鉛、カオリンクレー、炭酸カルシウム、微粉末シ
リカ等の顔料や充填剤を塗布液等に添加して形成しても
よい。このような染料受容層は、連続被膜であるのが好
ましいが、樹脂エマルジョンや樹脂分散液を使用して、
不連続の被膜として形成してもよい。このように形成さ
れる染料受容層は任意の厚さでよいが、一般的には1〜
50μmの厚さである。
【0018】6)滑性裏面層 本発明の熱転写受像シートにおいて、染料受容層の反対
側の面には、熱転写の際のサーマルヘッドの熱による受
像シートのカール防止、重ねた場合の耐ブロッキング
性、滑り性、プリンター給紙特性等を付与するために滑
性裏面層を形成することが好ましい。例えば、アクリル
樹脂やアクリルシリコーン樹脂、ポリオレフィン系樹脂
のような滑り性、離型性の比較的良好な樹脂にナイロン
フィラー、ポリエチレンワックス、テフロンパウダー、
アクリルビーズ、タルク、シリコーンパウダー等の滑性
粒子および溶剤を加えて塗布液を調整し、これを塗布・
乾燥して形成することができる。また、熱、電子線等に
よる硬化性樹脂に、アクリル樹脂、メラミン樹脂、ポリ
ビニルブチラールのようなキレート剤、或いはイソシア
ネート、その他触媒と滑性粒子を添加した組成物から形
成してもよい。
【0019】滑性裏面層の形成方法としては、通常、公
知の各種コーティング法を使用でき、グラビア印刷法、
スクリーン印刷法、リバースロールコーティング法、ダ
イコート法等により塗布・乾燥して形成するが、エクス
トルージョンコーティング法により形成することもでき
る。滑性裏面層の厚さは、1〜70μm程度が一般的で
ある。
【0020】上記のような本発明の熱転写受像シートに
熱転写を行う際に用いる熱転写シートは、紙やポリエス
テルフィルム上に昇華性染料を含む熱転写インキ層を設
けたものであり、従来公知の熱転写シートはいずれも使
用することができる。また、熱転写時の熱エネルギーの
付与手段は、従来公知の付与手段がいずれも使用でき、
例えばサーマルプリンター(例:(株)日立製作所製ビ
デオプリンターVY−100)等の記録装置によって記
録時間を調節することにより、5〜100mJ/mm2
程度の熱エネルギーを付与することによって所期の目的
を十分に達成することができる。
【0021】
【作用】本発明の熱転写受像シートは、以上に説明した
ように、基材シートの少なくとも一方の面に発泡フィル
ム層を積層し、更に該発泡フィルム層の上に、加熱によ
り熱転写シートから移行する染料を受容する染料受容層
を設けた熱転写受像シートにおいて、前記基材シートと
発泡フィルム層とをビカット軟化温度が135℃以上の
熱可塑性樹脂層を介して積層した構成を基本とする。
【0022】このような構成を採ることにより、基材シ
ートと発泡フィルム層との積層シートの熱安定性が向上
し、染料受容層や滑性裏面層等の塗布時の乾燥工程で1
30℃程度の高温乾燥を行っても、積層シートに微小な
凹凸を生じず、また、発泡フィルム層の浮きを生じるこ
ともなくなる。また、前記熱可塑性樹脂として、ポリプ
ロピレン樹脂、更には、ポリプロピレンのホモポリマー
を用いた場合には、ラミネート適性も良く、上記作用が
一層安定したものとなる。
【0023】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて本発明を
更に具体的に説明する。尚、以下の文中で「部」と表示
したものは、重量部を意味する。 (実施例1)基材シートとして、コート紙72.3g/
2 〔ニュートップ 神崎製紙(株)製〕を使用し、そ
の両面にコロナ放電処理を施した後、処理面にポリプロ
ピレン樹脂〔ノーブレンFW363A(ビカット軟化温
度135℃)住友化学工業(株)製〕を280℃で溶融
し、厚さが15μmになるように押し出しコーティング
して、それぞれ厚さ60μmの発泡ポリプロピレンフィ
ルム〔トヨパールSS東洋紡績(株)製〕を両面に貼り
合わせた。この時、ラミネート圧力は4.5kgf/cm
2 、加圧ロールのゴム硬度は95度、冷却ロール表面は
鏡面のものを用いて貼り合わせた。この積層シートの一
方の面に、下記の組成の染料受容層用塗布液をバーコー
ターにより、乾燥時の塗布量が5.0g/m2 になるよ
うに塗布・乾燥(熱風乾燥、第1段階80℃,30秒、
第2段階130℃,2分)して染料受容層を形成した。
続いて、積層シートのもう一方の面に、下記の組成のプ
ライマー層用塗布液をバーコーターにより乾燥時塗布量
が0.2g/m2 になるように塗布・乾燥(熱風乾燥、
80℃,1分)し、更にその上に、下記の組成の滑性裏
面層用塗布液を同じくバーコーターにより乾燥時塗布量
が1.0g/m2 になるように塗布・乾燥(熱風乾燥、
第1段階80℃,30秒、第2段階130℃,2分)し
て実施例1の熱転写受像シートを作成した。
【0024】 染料受容層用塗布液の組成 ポリエステル樹脂〔バイロン600 東洋紡績(株)製〕 4.0部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 〔 #1000A 電気化学工業(株)製〕 6.0部 シリコーン〔X−62−1212 信越化学工業(株)製〕 1.0部 触媒〔PL50T 信越化学工業(株)製〕 0.5部 溶剤(メチルエチルケトン/トルエン 重量比1:1) 88.5部 (以下メチルエチルケトンはMEKと表示する。) プライマー層用塗布液の組成 ウレタン樹脂 〔ニッポラン5199 日本ポリウレタン工業(株)製〕 25.0部 溶剤(イソプロピルアルコール/トルエン/MEK 重量比1:2:2) 75.0部 滑性裏面層用塗布液の組成 アクリル樹脂〔BR85 三菱レイヨン(株)製〕 10.0部 ナイロン12フィラー〔MW330 神東塗料(株)製〕 2.0部 溶剤(MEK/トルエン 重量比1:1) 88.0部
【0025】(実施例2)実施例1の構成において、発
泡ポリプロピレンフィルム〔トヨパールSS 東洋紡績
(株)製〕の厚さを両面とも35μmのものに換え、ま
た、接着層に使用したポリプロピレン樹脂〔ノーブレン
FW363A 住友化学工業(株)製〕の種類をショウ
アロマーLR510(ビカット軟化温度139℃)〔昭
和電工(株)製〕に換えた以外は総て実施例1と同様に
して実施例2の熱転写受像シートを作成した。
【0026】(実施例3)実施例1の構成において、発
泡ポリプロピレンフィルムの種類を両面ともユポ〔王子
油化合成紙(株)製〕(厚さは同じ60μm)に換え、
また、接着層に使用したポリプロピレン樹脂の種類をシ
ョウアロマーLR710−3(ビカット軟化温度145
℃)〔昭和電工(株)製〕に換えた以外は総て実施例1
と同様にして実施例3の熱転写受像シートを作成した。
【0027】(実施例4)基材シートとして、コート紙
157.0g/m2 〔NKハイコート 日本加工製紙
(株)製〕を使用し、その一方の面にコロナ放電処理を
施した後、ポリプロピレン樹脂(ビカット軟化温度15
0℃)を280℃で溶融し、厚さが15μmになるよう
に押し出しコーティングして、厚さ35μmの発泡ポリ
プロピレンフィルム〔トヨパールSS 東洋紡績(株)
製〕を貼り合わせた。そして、もう一方の面にコロナ放
電処理を施した後、ポリエチレン樹脂〔スミカセンL5
721密度0.938g/cm3 住友化学工業(株)
製〕を320℃で溶融し、厚さが35μmになるように
押し出しコーティングして積層シートを作成した。この
時、発泡フィルムの貼着用に用いた冷却ロールは鏡面ロ
ールであり、裏面側のコーティング用にはマットロール
を用いた。また、ラミネート圧力、加圧ロールのゴム硬
度は実施例1と同条件である。この積層シートの発泡ポ
リプロピレンフィルムを貼着した側の面に、実施例1と
同様にして染料受容層を形成し、実施例5の熱転写受像
シートを作成した。
【0028】(実施例5)前記実施例4の構成におい
て、裏面層ポリエチレン樹脂をポリエチレン樹脂(ショ
ウレックスLZ0139−5 密度0.952g/cm
3 昭和電工(株)製)に換え、厚さ20μmとした以
外は実施例4と同様にして実施例5の熱転写受像シート
を作成した。
【0029】(実施例6)コート紙104.7g/m2
〔NKハイコート 日本加工製紙(株)製〕を基材シー
トに使用し、その一方の面にコロナ放電処理を施した
後、ポリプロピレン樹脂(ビカット軟化温度150℃)
を280℃で溶融し、厚さが15μmになるように押し
出しコーティングして、厚さ35μmの発泡ポリプロピ
レンフィルム〔トヨパールSS 東洋紡績(株)製〕を
貼り合わせた。そして、もう一方の面(裏側の面)にコ
ロナ放電処理を施した後、ポリプロピレン樹脂を280
℃で溶融し、厚さが50μmになるように押し出しコー
ティングして積層シートを作成した。この時、発泡フィ
ルムの貼着用に用いた冷却ロールは鏡面ロールであり、
裏面側の樹脂コーティング用にはマットロールを用い
た。また、ラミネート圧力、加圧ロールのゴム硬度は実
施例1と同じ条件である。この積層シートの発泡ポリプ
ロピレンフィルムを貼着した側の面に、実施例1と同様
にして染料受容層を形成し、実施例6の熱転写受像シー
トを得た。
【0030】(比較例1)コート紙72.3g/m2
〔ニュートップ 神崎製紙(株)製〕を基材シートに使
用し、その両面に厚さ60μmの発泡ポリプロピレンフ
ィルム〔ユポ 王子油化合成紙(株)製〕を、下記組成
の接着剤を使用して3本リバースロールコーターによ
り、乾燥時塗布量が5g/m2 になるようにドライラミ
ネート方式で貼り合わせ、積層シートを作成した。この
積層シートの一方の面に染料受容層を、そして、もう一
方の面にプライマーおよび滑性裏面層をそれぞれ実施例
1と同じ条件で形成し、比較例1の熱転写受像シートを
得た。 ドライラミネート用接着剤の組成 水酸基含有のオリゴマー 〔タケラックA−31 武田薬品工業(株)製〕 16部 イソシアネート基を有するウレタンオリゴマー 〔タケネートA−231 武田薬品工業(株)製〕 20部 溶剤 酢酸エチル 64部
【0031】(比較例2)比較例1の構成において、基
材シートをコート紙127.9g/m2 〔ダイアコート
十条製紙(株)製〕とし、また、発泡ポリプロピレン
フィルムを両面とも厚さ35μmのトヨパールSS〔東
洋紡績(株)製〕に換え、その他は総て比較例1と同様
に加工して比較例2の熱転写受像シートを作成した。
【0032】(比較例3)比較例1の構成において、基
材シートの両面に貼り合わせる発泡ポリプロピレンフィ
ルムを両面とも厚さ60μmのトヨパールSS〔東洋紡
績(株)製〕に換え、下記組成の接着剤を用いたほか
は、総て比較例1と同様に加工して比較例3の熱転写受
像シートを作成した。 ドライラミネート用接着剤の組成 水酸基含有のオリゴマー 〔タケラックA−5 武田薬品工業(株)製〕 10部 イソシアネート基を有するウレタンオリゴマー 〔タケネートA−969V 武田薬品工業(株)製〕 30部 溶剤 酢酸エチル 60部
【0033】(比較例4)実施例1の構成において、発
泡ポリプロピレンフィルムを両面とも厚さ60μmのユ
ポ〔王子油化合成紙(株)製〕に換え、また、接着層の
熱可塑性樹脂を両面ともポリエチレン樹脂〔ミラソン1
6P(ビカット軟化温度95℃)三井石油化学工業
(株)製〕に換え、320℃で溶融し、フィルム状に押
し出してラミネートしたほかは、総て実施例1と同様に
加工して比較例4の熱転写受像シートを作成した。
【0034】(比較例5)実施例1の構成において、発
泡ポリプロピレンフィルムを両面とも厚さ60μmのユ
ポ〔王子油化合成紙(株)製〕に換え、また、接着層の
熱可塑性樹脂を両面ともポリエチレン樹脂〔スミカセン
L211(ビカット軟化温度100℃)住友化学工業
(株)製〕に換え、320℃で溶融し、フィルム状に押
し出してラミネートしたほかは、総て実施例1と同様に
加工して比較例5の熱転写受像シートを作成した。
【0035】(比較例6)実施例1の構成において、発
泡ポリプロピレンフィルムを両面とも厚さ60μmのユ
ポ〔王子油化合成紙(株)製〕に換え、また、接着層の
熱可塑性樹脂を両面ともポリエチレン樹脂スミカセンL
5721〔住友化学工業(株)製〕に換え、320℃で
溶融し、フィルム状に押し出してラミネートしたほか
は、総て実施例1と同様に加工して比較例6の熱転写受
像シートを作成した。
【0036】(比較例7)実施例1の構成において、発
泡ポリプロピレンフィルムを両面とも厚さ60μmのユ
ポ〔王子油化合成紙(株)製〕に換え、また、接着層の
熱可塑性樹脂を両面ともポリプロピレン樹脂ショウアロ
マーLS712(ビカット軟化温度103℃)〔昭和電
工(株)製〕に換えたほかは、総て実施例1と同様に加
工して比較例7の熱転写受像シートを作成した。
【0037】(比較例8)実施例1の構成において、発
泡ポリプロピレンフィルムを両面とも厚さ60μmのユ
ポ〔王子油化合成紙(株)製〕に換え、また、接着層の
熱可塑性樹脂を両面ともポリプロピレン樹脂ショウアロ
マーLS611(ビカット軟化温度120℃)〔昭和電
工(株)製〕に換えたほかは、総て実施例1と同様に加
工して比較例8の熱転写受像シートを作成した。
【0038】(比較例9)実施例1の構成において、発
泡ポリプロピレンフィルムを両面とも厚さ60μmのユ
ポ〔王子油化合成紙(株)製〕に換え、また、接着層の
熱可塑性樹脂を両面ともポリプロピレン樹脂〔ハイポー
ルL840(ビカット軟化温度120℃)三井日石ポリ
マー(株)製〕に換えたほかは、総て実施例1と同様に
加工して比較例9の熱転写受像シートを作成した。
【0039】(比較例10)実施例1の構成において、
発泡ポリプロピレンフィルムを両面とも厚さ60μmの
ユポ〔王子油化合成紙(株)製〕に換え、また、接着層
の熱可塑性樹脂を両面ともポリプロピレン樹脂(ビカッ
ト軟化温度150℃)とし、その厚さを5μmに換えた
ほかは、総て実施例1と同様に加工して比較例10の熱
転写受像シートを作成した。
【0040】(評価および結果)以上のようにして作成
した本発明の実施例1〜6、および、比較例1〜10の
各熱転写受像シートを試料として、(1)受像シートの
微小な凹凸、(2)発泡フィルム層の浮き、および
(3)コストについて評価し、その結果を表1に示し
た。評価基準は以下の通りである。 (1)受像シートの微小な凹凸:受像シートの受容層側
を目視にて観察した。 ○:紙目状の凹凸がないもの ×:紙目状の凹凸があるもの (2)発泡フィルム層の浮き:作製された受像シートを
目視にて観察した。 ○:基材シートと発泡フィルムとの間に、浮き(発泡)
があったもの ×:基材シートと発泡フィルムとの間に、浮き(発泡)
がなかったもの (3)コスト: ◎:受像シートの裏面側に、1工程でカール制御性、滑
り性を付与でき、高速加工性に優れる ○:受像シートの裏面側に、2工程でカール制御性、滑
り性を付与でき、高速加工性に優れる △:高速加工が困難であった
【0041】
【表1】
【0042】以上の結果より明らかなように、実施例1
〜6の受像シートは、表面の微小な凹凸および発泡フィ
ルム層の浮きの両項目とも問題がなく良好であったが、
比較例1〜10の受像シートは、いずれも微小な凹凸、
または、発泡フィルム層の浮きの不良が認められ、実用
上不適の結果であった。
【0043】
【発明の効果】本発明の熱転写受像シートは、以上に詳
細に説明したように、紙、プラスチックフィルム等の基
材シートの少なくとも一方の面に発泡フィルム層を積層
し、更に該発泡フィルム層の上に、加熱により熱転写シ
ートから移行する染料を受容する染料受容層を設けた熱
転写受像シートにおいて、前記基材シートと発泡フィル
ム層とをビカット軟化温度が135℃以上の熱可塑性樹
脂からなる厚さ10〜35μmの接着層を介して積層し
た構成であり、また、必要に応じて、基材シートの染料
受容層と反対側の面に、密度0.930g/cm3 以上
0.960g/cm3 以下のポリエチレン樹脂を15μ
m以上35μm以下の厚さで積層して、カールバランス
を制御してもよく、また、基材シートの両面に発泡フィ
ルム層を前記熱可塑性樹脂を接着層として押し出しラミ
ネートにより積層してもよい。更に、染料受容層の反対
側の面には滑性裏面層を設けてもよい。このような構成
を採ることにより、基材シートと接着層と発泡フィルム
からなる積層シートの耐熱性が向上し、染料受容層や滑
性裏面層の塗布等後工程で130℃程度の高温乾燥を行
っても受像シートに微小な凹凸や発泡フィルムの浮き等
を生じず、また、基材シートの表面が多少ラフであって
も平滑な表面が得られ、高品質の画像形成が可能で、使
用適性に優れた熱転写受像シートを生産性良く提供でき
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の熱転写受像シートの一実施例
を示す模式断面図である。
【図2】図2は、本発明の熱転写受像シートの別の一実
施例を示す模式断面図である。
【図3】図3は、本発明の熱転写受像シートのまた別の
一実施例を示す模式断面図である。
【図4】図4は、本発明の熱転写受像シートの更に別の
一実施例を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 基材シート 2 発泡フィルム層 3 染料受容層 4a 熱可塑性樹脂層(接着用) 4b 熱可塑性樹脂層(裏面用) 5 滑性裏面層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材シートの少なくとも一方の面に発泡
    フィルム層を積層し、更に該発泡フィルム層の上に、加
    熱により熱転写シートから移行する染料を受容する染料
    受容層を設けた熱転写受像シートにおいて、前記基材シ
    ートと発泡フィルム層とをビカット軟化温度が135℃
    以上の熱可塑性樹脂層を介して積層したことを特徴とす
    る熱転写受像シート。
  2. 【請求項2】 前記熱可塑性樹脂がポリプロピレン樹脂
    であることを特徴とする請求項1記載の熱転写受像シー
    ト。
  3. 【請求項3】 前記ポリプロピレン樹脂がポリプロピレ
    ンのホモポリマーであることを特徴とする請求項2記載
    の熱転写受像シート。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性樹脂層の厚さが10〜35
    μmであることを特徴とする請求項1、2、3いずれか
    記載の熱転写受像シート。
  5. 【請求項5】 前記基材シートの受容層を形成する側と
    は反対の面に、密度が0.930g/cm3 以上0.9
    60g/cm3 以下のポリエチレン樹脂を積層したこと
    を特徴とする請求項1、2、3、4いずれか記載の熱転
    写受像シート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009075712A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Toppan Printing Co Ltd 偽造防止用icラベル
JP2012200943A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Dainippon Printing Co Ltd 昇華転写用熱転写受像シート
JP2021169214A (ja) * 2017-03-23 2021-10-28 カシオ計算機株式会社 熱膨張性シート及び熱膨張性シートの製造方法

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