JPH0726809Y2 - 手動操作部を有するダブルパイロット形電磁弁 - Google Patents

手動操作部を有するダブルパイロット形電磁弁

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JPH0726809Y2
JPH0726809Y2 JP1991009987U JP998791U JPH0726809Y2 JP H0726809 Y2 JPH0726809 Y2 JP H0726809Y2 JP 1991009987 U JP1991009987 U JP 1991009987U JP 998791 U JP998791 U JP 998791U JP H0726809 Y2 JPH0726809 Y2 JP H0726809Y2
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pilot
solenoid valve
valve
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manual operation
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JP1991009987U
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JPH0513009U (ja
Inventor
喜弘 深野
正一 馬門
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エスエムシー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、2個の手動操作部を有
するダブルパイロット形電磁弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すような、ベース4上に設置し
た主弁1の軸方向両側に、該主弁1のパイロット室にそ
れぞれパイロット流体を給排するパイロット電磁弁2a
と2bを設置し、これらのパイロット電磁弁2a,2b
に、それぞれ手動操作部3aと3bを設けたダブルパイ
ロット形電磁弁は、既に知られている。
【0003】しかしながら、上記公知のダブルパイロッ
ト形電磁弁は、主弁1の軸方向両側の離れた位置におい
て手動操作部3aと3bを操作しなければならないの
で、その操作性が悪いという問題がある。
【0004】この問題を解決するために、手動操作部を
パイロット電磁弁とは別に、主弁とパイロット電磁弁の
間に設けることが考えられるが、主弁とパイロット電磁
弁の間には、主弁の圧力流体をパイロット電磁弁に供給
するための供給通路や、パイロット電磁弁から出力され
るパイロット流体を主弁のパイロット室に供給するため
のパイロット通路を設ける必要があるので、単に主弁と
パイロット電磁弁の間に設けると、これらの通路構成が
複雑になってアダプタプレートが大形になるという新た
な問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、手動操作部の操作性がよく、かつ小形化で
きるダブルパイロット形電磁弁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案は、主弁と、該主弁の軸方向両側の各パイロ
ット室にパイロット流体を給排する2個のパイロット電
磁弁と、上記パイロット室に圧力流体を供給する2個の
手動操作部とを備えたダブルパイロット形電磁弁におい
て、上記主弁の軸方向一側に配設したアダプタプレート
に、上記パイロット電磁弁を取付け、上記アダプタプレ
ートに、該アダプタプレートの上方から操作できる2個
の手動操作部を、主弁の軸方向と直交する方向に並設し
たことを特徴としている。
【0007】
【作用】パイロット電磁弁のソレノイドに電気結線を行
う前の試運転時や、電気制御とは別に調整運転を行う場
合、また停電等の事故によってパイロット電磁弁が操作
不能になった場合は、各手動操作部によって対応するパ
イロット室に圧力流体が供給できるので、主弁を駆動す
ることができる。
【0008】上記手動操作部は、主弁の軸方向一側のア
ダプタプレートに一括して設けられており、しかも上方
から操作できるので、操作が容易である。
【0009】また、2個の手動操作部を、主弁の軸方向
と直交する方向に並設したので、アダプタプレートを通
って主弁とパイロット弁とを連通させる各通路の形成が
容易で、全体を小形化することができる。
【0010】
【実施例】図1ないし図4は本考案の第1実施例を示
し、このダブルパイロット形電磁弁11は、主弁12、
該主弁12の軸方向一側に取付けたアダプタプレート1
3、該アダプタプレート13の一側に設けたパイロット
電磁弁14a,14b、及びアダプタプレート13に設
けた手動操作部15a,15bを備え、主弁12はベー
ス16上に設置されている。
【0011】主弁12の弁本体18は、圧力流体の供給
ポートP、出力ポートA,B及び排出ポートEA,E
B、並びに軸方向の貫通孔を備え、供給ポートPと排出
ポートEA,EBは、ベース16の供給流路19と排出
流路20a,20bに、出力ポートA,Bは、ベース1
6の図示を省略している出力口にそれぞれ連通し、上記
貫通孔に装着したスリーブに、スプール21が軸方向に
摺動可能に挿入されている。
【0012】上記貫通孔両端のパイロット室22a,2
2bにはピストン23a,23bが摺動可能に挿入さ
れ、スプール21は、パイロット室22a,22bに作
用するパイロット流体圧によって、ポートPとA及びB
とEBが連通する第1の切換位置と、ポートPとB及び
AとEAが連通する図示の第2の切換位置とに切換可能
に構成されている。
【0013】パイロット形電磁弁14aと14bは、ソ
レノイド25a,25bと共通の弁ボディ26を備え、
該弁ボディ26に共通の入力ポートpと、出力ポートA
1,A2及び排出ポートR1,R2がそれぞれ同方向に
向けて開設され、入力ポートpと出力ポートA1,A2
を連通させる流路に供給弁座27a,27bが、出力ポ
ートA1,A2と排出ポートR1,R2を連通させる流
路に排出弁座28a,28bがそれぞれ形成されてお
り、ダブルポペット形の弁体29a,29bは、ソレノ
イド25a,25bの励磁により供給弁座27a,27
bを開放して排出弁座28a,28bを閉鎖し、ソレノ
イド25a,25bの励磁解除により復帰ばね30a,
30bの付勢力で復帰し、供給弁座27a,27bを閉
鎖して排出弁座28a,28bを開放するものとして構
成されている。
【0014】アダプタプレート13には、主弁12の軸
方向と直交する面に、上方が開口する上下方向の孔32
aと32bが略平行に開設され(図4も参照)、孔32
aの上下方向の略同高位置に、主弁の供給ポートPとパ
イロット電磁弁の入力ポートpを連通させる主弁側の供
給通路33aとパイロット電磁弁側の供給通路33bが
開口し、パイロット室22aとパイロット電磁弁14a
の出力ポートA1を連通させる主弁側のパイロット通路
34aとパイロット電磁弁側のパイロット通路35a
は、それより下方でかつ上下方向に間隔を置いて開口
し、供給通路33aの開口位置と略同高位置に、孔32
aと32bを連通させる通路36が略水平方向に形成さ
れている。
【0015】また、パイロット室22bとパイロット電
磁弁14bの出力ポートA2を連通させる主弁側のパイ
ロット通路34bとパイロット電磁弁側のパイロット通
路35bは、上下方向に間隔を置いて開口し(図2参
照)、排出ポートR1,R2と主弁2の排出ポートEA
を連通させる共通の排気通路37に、パイロット弁14
a,14bから排出ポートEAへの流体の流出のみを許
容するチェック弁38が設置されている(図3参照)。
【0016】孔32aに摺動可能に挿入された手動操作
部15aは、非操作時は供給通路33aと33b及びパ
イロット通路34aと35aを相互に連通させ、押圧に
より供給通路33aとパイロット通路34aを連通させ
るとともに、パイロット通路34aと35aの連通を遮
断するものとして構成されている(図1参照)。また孔
32bに挿入された手動操作部15bは、非操作時はパ
イロット通路34bと35bを連通させ、押圧により通
路36を介して供給通路33aとパイロット通路34b
を連通させるとともに、パイロット通路34bと35b
の連通を遮断するものとして構成されている(図2参
照)。
【0017】図の符号43はスプール21の切換位置を
保持するディテント機構、44a,44bは手動操作部
15a,15bのストッパピンである。
【0018】上記実施例は、手動操作部15a,15b
が図示の状態にあるときにソレノイド25aを励磁する
と、パイロット電磁弁14aから出力されたパイロット
流体がパイロット室22aに供給されてスプール21が
第1の切換位置に移動し、ソレノイド25aの励磁を解
除してソレノイド25bを励磁すると、パイロット電磁
弁14bから出力されたパイロット流体がパイロット室
22bに供給されて、スプール21が図示の第2の切換
位置に移動する。
【0019】パイロット電磁弁のソレノイドに電気結線
を行う前の試運転時や、電気制御とは別に調整運転を行
う場合、また停電等の事故によって、パイロット電磁弁
14a,14bが操作不能になったときは、手動操作部
15aを押圧すると、供給通路33aとパイロット通路
34aが連通してパイロット室22aに圧力流体が供給
されるので、スプール21が第1の切換位置に移動す
る。また、手動操作部15bを押圧すると、供給通路3
3aとパイロット通路34bが通路36を介して連通し
てパイロット室22bに圧力流体が供給されるので、ス
プール21が第2の切換位置に移動する。
【0020】この場合、上記手動操作部15a,15b
は、アダプタプレート13に一括して設けられており、
かつ上方から操作できるので、操作が容易である。ま
た、これらの手動操作部を、アダプタプレート13にお
ける主弁12の軸方向と直交する方向(幅方向)に設け
たことにより、設置スペースを小さくできるばかりでな
く、主弁12とパイロット電磁弁14a,14bとを連
通させる各通路が交錯しないので、これらの通路の形成
が容易で、かつアダプタプレート13を小形にすること
ができる。
【0021】図5は本考案の第2実施例を示し、このダ
ブルパイロット形電磁弁46は、主弁47と、別体のボ
ディを有する2個のパイロット電磁弁48a,48bを
備えている。第2実施例の他の構成及び作用は、実質的
に第1実施例と同じである。
【0022】
【考案の効果】本考案のダブルパイロット形電磁弁は、
2個の手動操作部をアダプタプレートに一括して設置す
るとともに、アダプタプレートの上方から操作できるの
で、手動操作部の操作性が向上する。
【0023】また、これらの手動操作部を、主弁の軸方
向と直交する方向に設けたことにより、主弁とパイロッ
ト電磁弁とを連通させる通路が交錯しないので、アダプ
タプレートの通路構成が簡単で、全体を小形化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の縦断面図である。
【図2】図1の異なる部分の縦断面図である。
【図3】同じくさらに異なる部分の縦断面図である。
【図4】要部の斜視図である。
【図5】第2実施例の要部の斜視図である。
【図6】公知のダブルソレノイド形電磁弁の正面図であ
る。
【符号の説明】
11,46 ダブルパイロット形電磁弁 12,47 主弁 13 アダプタプレート 14a,14b,48a,48b パイロット電磁弁 15a,15b 手動操作部 22a,22b パイロット室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主弁と、該主弁の軸方向両側の各パイロ
    ット室にパイロット流体を給排する2個のパイロット電
    磁弁と、上記パイロット室に圧力流体を供給する2個の
    手動操作部とを備えたダブルパイロット形電磁弁におい
    て、 上記主弁の軸方向一側に配設したアダプタプレートに、
    上記パイロット電磁弁を取付け、 上記アダプタプレートに、該アダプタプレートの上方か
    ら操作できる2個の手動操作部を、主弁の軸方向と直交
    する方向に並設した、 ことを特徴とする手動操作部を有するダブルパイロット
    形電磁弁。
JP1991009987U 1991-02-01 1991-02-01 手動操作部を有するダブルパイロット形電磁弁 Expired - Lifetime JPH0726809Y2 (ja)

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JPH0513009U JPH0513009U (ja) 1993-02-19
JPH0726809Y2 true JPH0726809Y2 (ja) 1995-06-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54131Y2 (ja) * 1974-03-20 1979-01-06
EP0661484B1 (en) * 1993-11-30 1999-08-25 Smc Corporation Double-solenoid type electromagnetic valve

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0544625Y2 (ja) * 1987-05-27 1993-11-12
JPH0735173Y2 (ja) * 1987-09-07 1995-08-09 株式会社コガネイ ダブルソレノイド形間接作動電磁弁

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JPH0513009U (ja) 1993-02-19

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