JPH0725103A - プリンタ装置及びプリント方法 - Google Patents

プリンタ装置及びプリント方法

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JPH0725103A
JPH0725103A JP5175148A JP17514893A JPH0725103A JP H0725103 A JPH0725103 A JP H0725103A JP 5175148 A JP5175148 A JP 5175148A JP 17514893 A JP17514893 A JP 17514893A JP H0725103 A JPH0725103 A JP H0725103A
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JP
Japan
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carriage
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print head
timing
printing
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JP5175148A
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Katsuyuki Yokoi
克幸 横井
Masafumi Wataya
雅文 綿谷
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Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
    • B41J19/20Positive-feed character-spacing mechanisms
    • B41J19/202Drive control means for carriage movement

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリントヘッドの定速移動域外でもプリント
ヘッドによるプリントを可能にしてプリンタ装置を小型
化したプリンタ装置及びプリント方法を提供することを
目的とする。 【構成】 プリントヘッド1をプリント媒体に対して相
対的に移動してプリントを行うプリンタ装置であって、
プリントヘッド1とプリント媒体との相対移動速度をエ
ンコーダセンサ20とタイマ21による計時値とにより
検出し、その検出された相対移動速度に応じてプリント
ヘッド1の駆動タイミングを決定する。この決定された
駆動タイミングに応じてプリントヘッド1を駆動してプ
リントを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリントヘッドをプリ
ント媒体に対して相対的に移動してプリントを行うプリ
ンタ装置及びプリント方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドを主走査方向に走査
し、記録紙等の被記録媒体を副走査方向に走査して記録
を行なう、いわゆるシリアル型プリンタでは、キャリッ
ジモータの回転により、記録ヘッドを搭載したキャリッ
ジが主走査方向に移動して記録が行われる。この記録に
際しては、エンコーダによりキャリッジの位置を検出し
ながら記録を行っている。図8は従来のプリント装置の
プリント領域とキャリッジ主走査(スピード,主走査範
囲)との位置関係を示したもので、プリント領域ではキ
ャリッジが定速で走行し、そのプリント領域の前と後と
には、キャリッジモータの特性に基づく起動/停止のた
めの加減速区間(ランプアップ/ダウン区間)が設けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例にお
いては、プリント領域の両側にキャリッジの加減速区間
を設ける必要があるため、キャリッジが走行する主走査
方向の長さが長くなる。つまり装置が大型化するという
欠点があった。特に、カラープリント装置のように、キ
ャリッジの走査方向に多数の記録ヘッドを設け、更にプ
リントに使用するインク等を収容するカートリッジ等を
搭載すると、キャリッジの主走査方向の移動距離が長く
なるだけでなく、キャリッジの重量の増大によりキャリ
ッジの速度を定速にするまでの加速区間や、減速して停
止するまでの減速区間が長く必要となる。これにより主
走査方向の長さが長くなって装置が大きくなり、装置を
小型化するための大きな障害となっていた。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、プリントヘッドの定速移動域外でもプリントヘッド
によるプリントを可能にしてプリンタ装置を小型化した
プリンタ装置及びプリント方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプリンタ装置は以下の様な構成を備える。即
ち、プリントヘッドをプリント媒体に対して相対的に移
動してプリントを行うプリンタ装置であって、前記プリ
ントヘッドと前記プリント媒体との相対移動速度を検出
する検出手段と、前記検出手段により検出された相対移
動速度に応じて前記プリントヘッドの駆動タイミングを
決定するタイミング決定手段と、前記タイミング決定手
段により決定された駆動タイミングに応じて前記プリン
トヘッドを駆動してプリントするプリント手段とを有す
る。
【0006】上記目的を達成するために本発明のプリン
ト方法は以下の様な工程を備える。即ち、プリントヘッ
ドをプリント媒体に対して相対的に移動してプリントを
行うプリント方法であって、前記プリントヘッドが所定
距離移動するのに要する時間と前記所定距離とに基づい
て、前記プリントヘッドの前記プリント媒体に対する相
対移動速度を検出する工程と、前記所定距離の移動タイ
ミング及び前記相対移動速度とに応じて前記プリントヘ
ッドの駆動タイミングを決定する工程と、その決定され
た駆動タイミングに応じて前記プリントヘッドを駆動し
てプリント媒体にプリントする工程とを有する。
【0007】
【作用】以上の構成において、プリントヘッドとプリン
ト媒体との相対移動速度を検出し、その検出された相対
移動速度に応じてプリントヘッドの駆動タイミングを決
定し、その決定された駆動タイミングに応じてプリント
ヘッドを駆動してプリントする。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0009】図2は本実施例のシリアル型インクジェッ
トプリンタの構成を示す外観斜視図である。
【0010】図2において、1はインクを吐出してプリ
ントを行なうノズルを1つ或いは複数個有し、キャリッ
ジ2に搭載されて主走査され、記録紙等の被記録媒体8
に記録を行なうインクジェットヘッドである。2はヘッ
ド1を搭載して主走査方向に走査するキャリッジ、3は
キャリッジ2が主走査する際にガイドとなるキャリッジ
軸である。4はキャリッジモータで、その回転によりキ
ャリッジ2を主走査方向に往復走査させている。5はキ
ャリッジベルトで、キャリッジモータ4の回転力をキャ
リッジ2に伝達している。6はエンコーダフィルムで、
インクジェットヘッド1によるプリントタイミングを設
定するのに使用される。7は、プリントされる記録紙等
を収容する給紙カセット、8は記録紙等の被記録媒体を
示している。9は排紙用ローラ、10は従動ローラであ
る。11はインクジェットヘッド1の維持装置で、ヘッ
ドのキャッピング、ヘッドのインク吐出面の払拭、更に
はヘッドの回復等を行っている。12はヘッドキャップ
で、インクジェットヘッドにキャッピングを行うことに
より、インクジェットヘッド1のノズルを密閉してイン
クの乾燥を防止している。
【0011】以上の構成により、プリント動作が開始さ
れると、被記録媒体8は不図示の給紙ローラにより給紙
カセット7からピックアップされ、不図示の搬送ローラ
により所定のプリント開始位置まで搬送される。そし
て、キャリッジモータ4の回転によりキャリッジ2が主
走査方向に移動を開始してプリントが開始される。この
時、キャリッジ2に搭載されたエンコーダセンサ20
(図1)により、エンコーダフィルム6上のスリットが
読み取られ、それによりインクジェットヘッド1による
プリントタイミングが得られる。
【0012】図1は本実施例のインクジェットプリンタ
のコントロール回路を示すブロック図である。
【0013】図1において、マイクロプロセッサ形態の
CPU13は、インターフェース(I/F)15を介し
てホストコンピュータ14に接続されており、ROM形
態のプログラムメモリ16や、RAM形態のバッファメ
モリ17に格納されたホストコンピュータ14からの記
録データに基づいてプリント動作を制御している。CP
U13はモータドライバ23,24を介してキャリッジ
モータ4,紙送り(LF)モータ25の回転を制御する
と共に、RAM17に格納されたプリント情報に基づい
て、ヘッドドライバ22を介して記録ヘッド1の駆動を
制御している。18は操作パネルであり、この操作パネ
ル18を使用して、オペレータが各種モードを設定した
り、プリンタ装置のプリント状態をオペレータが確認す
ることができる。19は被記録媒体の有無を検出するセ
ンサ、20はエンコーダフィルム6のスリットを検出す
るエンコーダセンサである。また、21はタイマで、C
PU13の指示により所定時間を計時し、その計時によ
りタイムアウト等が発生するとCPU13に割込み等で
報知している。
【0014】図3はエンコーダフィルム6のスリットと
ヘッド1によるプリントの密度との関係を示した模式図
で、図3(A)はエンコーダフィルム6のスリットを示
し、図3(B)はプリントされたドットの密度を示して
いる。
【0015】近年の高記録品位の要求に応じて、プリン
トされるドット間隔Pは小さくなる傾向にあり、また、
エンコーダフィルム6のスリット間隔Wは、エンコーダ
フィルム6の加工上の制約等から、ある程度以上は小さ
くできないことにより、通常WはPの整数倍に設定され
ている。図3では、W=2Pの場合を示している。
【0016】図4は本実施例のインクジェットプリンタ
におけるプリント動作を示すフローチャートで、この処
理を実行する制御プログラムはROM16に記憶されて
いる。図5は図4のフローチャートを実行する時のプリ
ント領域とキャリッジ2の主走査位置との関係を示した
図で、図から明らかなように本実施例では、加減速区間
でもプリントを行っている。
【0017】図4の処理はプリント動作の開始指示によ
り開始され、まずステップS1で、プリント領域で検出
するエンコーダフィルム6のスリット数を計数するカウ
ンタJを“0”にクリアする。ステップS2で、キャリ
ッジモータ4の回転を開始してキャリッジ2の走査を開
始し、キャリッジ2に搭載されたエンコーダセンサ20
でプリント領域(図5参照)の最初のスリットを検知す
るとステップS3に進み、カウンタJを+1し、ステッ
プS4でカウンタKを“0”にして、ステップS5でプ
リントヘッド1を駆動してプリントを行なう。そして、
引き続きキャリッジモータ4を回転駆動してキャリッジ
2の主走査を行ないながら、ステップS6でカウンタK
を+1し、ステップS7でK=Kp かどうかを判定す
る。そしてステップS8で所定の時間Tp が経過すると
ステップS5に戻り、ヘッド1を駆動してドットをプリ
ントする。このステップS8における所定時間Tp の経
過測定は、タイマ21を用いて行われる。この所定時間
p は、キャリッジモータ4の起動直後のキャリッジス
ピードとプリントするドットピッチから経験的に決めら
れる時間である。
【0018】こうしてステップS7で、所定の回数Kp
(エンコーダフィルム6のスリットピッチとプリントさ
れるドットピッチに基づいて決定され、例えば図3の場
合ではKp =2となる)だけプリントが行われるとステ
ップS9に進み、エンコーダセンサ20により次のスリ
ットが検出されるのを待つ。ステップS9で次のスリッ
トを検知するとステップS10,S11に進み、1つ前
にスリットを検知した時間と現在のスリットを検知した
時間とから、キャリッジ2の移動のスピードV fjと、そ
の加速度Afjとを計算する。次にステップS12に進
み、カウンタJを+1し、ステップS13〜S16で、
前述のステップS4〜S7と同様にヘッド1を駆動す
る。
【0019】次にステップS17に進み、先に求めたキ
ャリッジ2の移動速度Vfj,その加速度Afjとから、プ
リントするドットピッチ分だけキャリッジ2が移動する
のに必要な時間Tjkを計算する。そしてステップS18
で、1つ前のプリントタイミングから時間Tjkが経過す
るとステップS14に戻り、次のドットをプリントす
る。これらステップS14〜S18を、Kp で指定され
た回数だけ繰り返す。そして、例えば図3の場合では、
p =2として、各スリットの間に2ドットがプリント
されるとステップS9に戻り、次のスリットが検知され
るのを待つ。そしてステップS10で、プリント領域に
おけるJp 番目のスリットを検知するとプリント領域の
終了と判断してプリントを終了する。
【0020】以上説明したような、エンコーダのスリッ
トを使用したプリントヘッド1の駆動制御を実行するこ
とにより、キャリッジ2(キャリッジモータ4)の加減
速区間のように、キャリッジ2が一定速度で主走査して
いなくても、ドットピッチがほぼ一定となる良好なプリ
ント結果が得られる。これにより、プリント領域の両側
の加減速区間でもプリントできるため、その分、主走査
領域を短くすることができる。その結果、コンパクトで
しかも高品位なプリントができるプリンタ装置を提供す
ることができる。
【0021】図6は本発明の第2実施例において、プリ
ント領域に相当する領域の手前及び/或いは後方(逆方
向プリントの場合に使用)に少なくとも1つのスリット
(キャリッジ1の走査速度を決定するためのスリット)
を設けているエンコーダフィルムを使用した場合の処理
を示すフローチャートである。
【0022】図6において、キャリッジモータ4の回転
を開始し、ステップS22でエンコーダフィルム6に設
けられたプリント領域の手前のスリットを検知すると、
その時間を記憶する。引き続きキャリッジモータ4を駆
動してキャリッジ2の主走査を行ない、ステップS24
でプリント領域の最初のスリットを検知するとステップ
S25に進み、プリント領域の終了(J=Jp )かどう
かを判断し、そうでなければステップS26に進み、1
つ前のスリットを検知した時間と、現スリットを検知し
た時間とからキャリッジ2の移動速度Vfjと、その加速
度Afjとを求める。
【0023】ステップS24で、スリットを検知したタ
イミングにより、ヘッド1の駆動タイミングを得て、そ
の後、先に求めたキャリッジ2の速度Vfj,及び加速度
fjから、キャリッジ2がドットピッチ分を移動するの
に要する時間Tjkを計算する(ステップS32)。そし
て、1つ前のプリントタイミングから時間Tjkが経過し
た後、ステップS33からステップS29に進み、次に
プリントタイミングを得る。こうしてステップS29〜
S33を所定回数Kp 繰り返すとステップS24に戻
り、次のスリットを検知してステップS26〜S33の
プリント処理を繰返す。このプリント処理を、所定のプ
リント領域の最終を示すJp 番目のスリットを検知する
まで繰り返す。尚、図6のフローチャートにおける値K
p ,Jp は図4のフローチャートで示す数値と同じ意味
で使用されている。
【0024】以上説明したように第2実施例によれば、
キャリッジ(キャリッジモータ4)の加減速区間のよう
に、キャリッジ2が一定速度で主走査していなくても、
ドットピッチが一定になるような良好なプリント結果が
得られる。これにより、従来のプリンタ装置で必要であ
ったプリント領域の両側に加減速区間を設ける必要がな
くなり、キャリッジの主走査領域を短くしても同じプリ
ント領域を確保することができる。
【0025】図7は本発明の第3実施例の動作を示すフ
ローチャートで、この実施例ではエンコーダセンサ20
の検知信号によりキャリッジ2の速度を計算してヘッド
の駆動タイミングを得るのではなく、経験的に求めた時
間間隔をテーブルとして有しておき、そのテーブルに従
ってヘッド2の駆動タイミングを求める。
【0026】図7の動作を説明する。尚、このフローチ
ャートにおけるカウンタJ,K及び所定値Jp ,Kp
前述の実施例と同様の意味を有するので、ここでは特に
説明しない。キャリッジモータ4の駆動を開始した後、
ステップS42でプリント領域の最初のスリットを検知
すると、このタイミングをヘッド1の駆動タイミングと
して、ステップS46でヘッド1を駆動してプリントを
行う。そして引き続きキャリッジモータ4を回転駆動し
てキャリッジ2の主走査を行ない、ステップS49で、
1つ前のプリントタイミングから所定時間Tjkが経過し
たかをみる。
【0027】この所定時間Tjkは、キャリッジモータ4
の回転駆動によるキャリッジ2の主走査方向の走査速度
cjと、プリントされたドットピッチPとの関係で求め
られる。こうして走査速度VcjとドットピッチPとによ
り経験的に求められた時間値Tjkをテーブルとして記憶
しておく。ステップS49では、そのテーブルを参照し
てキャリッジ2の速度とドットピッチPとの関係より時
間Tjkを求め、タイマ21を使用してその所定時間Tjk
が経過するのを待ち、その時間が経過するとステップS
46に進み、次のドットをプリントする。こうして1ス
リット間隔当たりKp ドットをプリントした後、ステッ
プS42で次のスリットを検知すると、ヘッド1を駆動
してプリントを行った後、再びステップS49で時間T
jkを求め、次のプリントタイミングを得る。このような
処理をプリント領域の最終のJp番目のスリットを検知
するまで繰り返す。
【0028】この第3実施例においても、キャリッジ
(キャリッジモータ4)の加減速区間でもドットピッチ
を一定にして良好なプリント結果が得らる。これによ
り、プリント装置を小型にできる。
【0029】尚、上述した実施例では、プリントヘッド
1の駆動タイミングをエンコーダのスリットの検出に同
期させる場合で説明したが、本発明はこれに限定される
ものでなく、例えばエンコーダを持たないプリンタ装置
の場合には、ステッピングモータをキャリッジモータ4
として使用し、その励磁パルスに同期してプリントヘッ
ドを駆動してもよいことはいうまでもない。
【0030】図9は本発明の第4実施例のインクジェッ
トプリンタの制御部の構成を示すブロック図で、図10
は第4実施例のインクジェットヘッドの構造を模式的に
示す図である。
【0031】図10において、201は発熱抵抗体で、
通電されることにより加熱してインクを吐出させるため
の駆動源として使用されている。202は電流の逆流防
止用のダイオードであり、64個でダイオードマトリク
スを構成している。これら発熱抵抗体は8個単位でブロ
ックに分割されており、8個単位でCOMON信号に接
続されている。また、ダイオード202の他方の端子は
各SEGMENT信号に接続されており、ヘッド全体で
発熱抵抗体の数は全部で64個となっている。203は
トランジスタで、各ブロックの8個の発熱抵抗体201
にCOMON電流を供給している。205はヘッド駆動
用の電源を示している。206,207,208のそれ
ぞれは、各トランジスタ203のドライバであり、20
9,210,211はSEGMENT信号のドライバで
ある。
【0032】図11は、図10で示したインクジェット
ヘッドの駆動タイミングを示しており、以下、図11に
従って図10のヘッドの動作を説明する。
【0033】インクジェットヘッドにおいては、図11
に示したようにCOMON信号304,305の各々に
同期してオン状態になっている発熱抵抗体の内、SEG
MENT信号307,308,309に接続された各発
熱抵抗体201に電流が流れインクを吐出させることに
よりプリントが行われる。
【0034】図11において、302(T1)はヒート
トリガ信号303に対してCOMON信号304をオン
にするまでの時間を示している。これは図9に示す、ラ
ッチ102とカウンタ104によって実現されるもので
あり、301(T2)はCOMON信号304のパルス
幅を規定している。尚、図中、305,306は304
と同様に、各々第2番目,第8番目のCOMON信号を
示すものである。又、図11において、307,30
8,309は各々第1番目,第2番目,第8番目のSE
GMENT信号を示しており、各SEGMENT信号の
数字はCOMON信号との同期を示しており、この部分
がハイレベルであれば対応する発熱抵抗体201等に電
流が流れてプリントが行われる。
【0035】図9は第4実施例の特徴を最もよく表す図
面であり、インクジェットプリンタの制御回路の主要部
のみを示している。尚、プリンタの機構部の構造は前述
の実施例と同様であるので、ここではその説明を省略す
る。この実施例では、キャリッジ2の加速時、及び減速
時においてもプリント動作を可能にしたプリンタ装置を
開示している。
【0036】図9において、101は中央制御回路(C
PU)である。102,103はヘッドのヒートパルス
を発生する際のタイミングデータを保持するためのラッ
チ回路(レジスタ)、104,105はラッチ回路10
2又は103により与えられたデータに従ってタイミン
グを取るカウンタであり、106はカウンタ104及び
105からの出力に基づいてヒートパルスを発生するJ
K型フリップフロップである。
【0037】107は中央制御回路101からラッチ回
路102及び103にタイミングデータを与えるための
データバス、108,109のそれぞれは、ラッチ回路
102及び103のそれぞれにデータをラッチするため
のラッチ信号である。110はクロック信号を示し、1
11はカウンタ104及び105にラッチ回路102及
び103からのタイミングデータをロードするためのロ
ード信号を示している。113は、インクジェットヘッ
ドに出力されるヒートパルス信号の1つであるCOMO
N1信号である。112は、上述の構成を有する回路ブ
ロックを表しており、114,115はともに回路ブロ
ック112と同一の構成を有する回路ブロックを示して
おり、全部で8ブロック分の回路が設けられている。
尚、ヒートパルス発生回路ブロック114,115の内
部は略して表記している。また116,117は各々の
ヒートパルス発生回路ブロックからの出力信号である。
【0038】118はプリントのタイミングを取るため
のエンコーダであり、通常はキャリッジ2を移動させる
キャリッジモータ4に搭載したロータリ方式のエンコー
ダや、キャリッジ2の移動を直接に検出できるリニアタ
イプのものがある。119はエンコーダ118のエンコ
ーダ信号702に基づいてプリントタイミングを示すヒ
ートトリガ信号303を発するヒートトリガ信号発生部
で、このヒートトリガ信号発生部119より出力される
ヒートトリガ信号303はCPU101に入力されてい
る。120はキャリッジ2の移動速度を計測するキャリ
ッジ移動速度計測部で、121は計測結果をCPU10
1に与えるためのデータ線、122はCPU101より
キャリッジ移動速度計測部120へCLKを供給するC
LK信号線、123はCPU101がキャリッジ移動速
度計測部120から計測結果を取り込むために出力する
イネーブル(ENB)信号で、このイネーブル信号がア
クティブ(ロウレベル)の時にデータ線121上にデー
タが出力されてCPU101に取り込まれる。
【0039】以下、図に従って動作説明を行う。
【0040】キャリッジモータ4が回転駆動されること
によりキャリッジ2が移動するに従って、エンコーダ1
18からドット密度(一般的には180ドット/インチ
又は360ドット/インチ)に対応したパルス信号が出
力される。このパルス信号はヒートトリガ信号発生部1
19とキャリッジ移動速度計測部120に入力され、ヒ
ートトリガ信号発生部119よりヒートトリガ信号30
3が出力される。
【0041】そこで、中央制御回路101は前述したよ
うに、プリントに必要な信号であるCOMON信号を発
生するのに必要なパラメータをデータ線107を介して
ラッチ回路102及び103に与える。ここでラッチ回
路102には図11のT1タイミング301に、ラッチ
回路103には図11のT2タイミング302に相当す
る数値が与えられる。即ち、ラッチ回路102,103
にキャリッジ2の移動速度に応じて、適時、最適な値を
設定することにより、主走査方向にずれのないプリント
が可能となる。即ち、カウンタ104,105のクロッ
ク端子、JKフリップフロップ106のクロック端子C
Kには常にクロック信号が入力されており、カウンタ1
04の値がカウントダウンされてリップルキャリイ(R
C)信号が出力されるとJKフリップフロップ106が
セットされてCOMON信号1がハイレベルになり(C
OMON信号1の立上がり)、カウンタ105の値がカ
ウントダウンされてリップルキャリイ信号が出力される
とJKフリップフロップ106のK入力がハイレベルと
なってフリップフロップ106がリセットされる。これ
によりCOMON信号1が立ち下がる。この動作は他の
回路114,115においても同様に行われる。
【0042】尚、設定するパラメータ値に関して、高速
プリント等の定速移動の場合は、キャリッジ2の移動速
度から一義的に算出されるものであり、キャリッジ2の
加減速時に関しては、キャリッジ移動速度計測部120
により逐次キャリッジ2の移動速度を計測して算出す
る。
【0043】その算出方法の具体的な例を示す。通常キ
ャリッジ2の加減速は、予め定めた加減速曲線(一般に
一次直線、折れ線、二次曲線等がある)に準じて行われ
ており、ある時点でのキャリッジ2の速度が認識できれ
ば、これを基に次のプリントタイミングにおけるキャリ
ッジ2の移動速度を推定することが可能である。従っ
て、この推定移動速度に応じたパラメータの算出が可能
になる。
【0044】次に、このデータはLOAD信号111に
よりカウンタ104,103にロードされると同時に、
カウンタ104,105はカウントダウンを開始し、こ
れらの出力とJKフリップフロップ106によりCOM
ON1信号を発生する。尚、この際には、LATCH1
信号108,109、CLK信号110も用いられる。
【0045】図12〜図15は本実施例の動作を図式的
に示している。図12において、ヒートトリガ信号の出
力タイミングは、プリント位置に相当している。
【0046】図12では、キャリッジ2の移動速度に応
じてヒートトリガ信号303(エンコーダ118の出力
信号)の間隔が変化する様子を示しており、図中、40
1はキャリッジ2(キャリッジモータ4)の加速領域、
402はキャリッジ2の定速度領域、403はキャリッ
ジ2の減速領域を示している。
【0047】図13は、定速度領域402におけるヒー
トトリガ信号501とCOMON信号のタイミングを示
しており、図14は加速領域401及び減速領域403
におけるヒートトリガ信号とCOMON信号のタイミン
グを示している。これら図から解るように、定速度領域
402ではヒートトリガ信号の間隔が狭くなってキャリ
ッジ2の移動速度が早くなっており、図14に示すよう
な加減速領域401,403では、ヒートトリガ信号の
間隔が広くなり、キャリッジ2の移動速度は遅くなって
いることを示している。
【0048】ここで、COMON信号のパルス幅がキャ
リッジ2の移動速度に関係なく一定であり、その間隔は
図14の方が広くなっている。この結果、紙上にプリン
トされたドットは相対的に不変のものとなる。
【0049】図15は図9に示したキャリッジ移動速度
計測部120の具体的な回路例を示す図である。
【0050】図中、701はエンコーダ118からの信
号入力線、702はエンコーダ信号入力線701に加え
られる信号の様子を示している。又、703はD型フリ
ップフロップ、704,705はエンコーダ信号702
の立上りエッジを検出する微分回路を構成する論理積ゲ
ート、706はエンコーダ信号702の立上りエッジの
間隔を測定するカウンタ、707は測定結果を一時保持
するラッチである。
【0051】図15に従って動作を説明する。フリップ
フロップ703にエンコーダ信号702の立上りエッジ
が入力されるとNANDゲート704の出力が瞬時ロウ
レベルになり、カウンタ706をクリアする。その後、
次の立上りエッジが入力されるまでカウンタ706はC
LK信号123に同期してカウントアップを続け、立上
りエッジが入力されると先に説明したと同様にしてカウ
ンタ706がクリアされる。これと同時にその時点での
計数値がANDゲート705の出力によりラッチ707
にラッチされる。そして、このラッチ回路707に保持
されたデータは中央制御回路101から出力されるイネ
ーブル(ENB)信号123の指示によりDATA線1
21を介して中央制御回路101に出力され、中央制御
回路101に取り込まれる。
【0052】ここでCLK信号123の周波数は一定で
あるため、キャリッジ2の移動速度に応じた値がラッチ
回路707にセットされることになる。即ち、キャリッ
ジ2の移動速度が低下すると、ラッチ回路707にセッ
トされる数値は大きくなり、キャリッジの移動速度が早
くなるとラッチ回路707にセットされる数値は小さく
なる。CPU101は、この計測部120より入力され
る数値に対応付けた時間T1及びT2の設定値を記憶し
ているテーブルを備え、このテーブルを参照して計測部
120より読み取った数値を基にラッチ回路102,1
03にセットする値を求めて、各ラッチ回路102,1
03にセットして、ヒートトリガ信号303に対するC
OMON1信号の出力タイミングT1、COMON1信
号の立ち下がりタイミングを決定する。
【0053】以下、この中央制御回路(CPU)101
の動作を図16のフローチャートを参照して説明する。
尚、この処理を実行する制御プログラムは、ROM10
1aに記憶されている。
【0054】この処理はプリント動作の開始が指示され
ることにより開始され、まずステップS51でキャリッ
ジモータ4の回転を開始して、キャリッジ2の走行を開
始させる。次にステップS52に進み、プリントデータ
をヘッドのセグメント信号として出力する。次にステッ
プS53に進み、ヒートトリガ信号303が入力される
のを待ち、ヒートトリガ信号が入力されるとステップS
54に進み、最初はデフォルト値を各回路112,11
4,115…のラッチ回路(102,103に相当)に
セットする。そして次にステップS55で、ロード信号
(LOAD)を出力して、それぞれ対応するカウンタ
(104,105に相当)にロードする。これにより、
ヘッド1の8ブロックが図13、図14に示すタイミン
グで駆動されてプリントが行われる。
【0055】こうしてそのラインの先頭ドットがプリン
トされるとステップS56に進み、次のプリントタイミ
ングであるヒートトリガ信号303が入力されるのを待
つ。トリガ信号303が入力されるとステップS57に
進み、プリントデータをヘッド1のセグメント信号とし
て出力する。そしてステップS58で、キャリッジ移動
速度計測部120よりデータ121を入力し、そのデー
タに基づいてT1,T2(図11)のタイミング情報を
決定する。これに基づいて、他のCOMON信号の立ち
上がりタイミング及び立ち下がりタイミングが決定され
る。尚、これらタイミングを決定するデータは、例えば
前述したテーブル(ROM101aに設けられている)
を参照して求められる。
【0056】これらタイミングを決定するデータは、回
路112,114,115…の各ラッチ回路(102,
103に相当)に出力されてラッチされ(ステップS6
0)、それぞれ対応するカウンタ(104,105に相
当)にロードされる(ステップS61)。これによりス
テップS58で出力されたプリントデータに従って、図
13及び図14に示すタイミングでプリントが行われ
る。
【0057】次にステップS62に進み、1ラインのプ
リント処理が終了したかどうかを調べ、1ラインのプリ
ントが終了していない時はステップS56に戻り、前述
の動作を実行する。また1ラインのプリントが終了する
とステップS63に進み、キャリッジ2の移動を停止
し、ステップS64でキャリッジリターン及び記録紙8
の搬送を行い、ステップS65で全プリント処理が終了
したかを判断する。全プリント処理が終了すると、これ
ら処理を終了するが、そうでない時はステップS66に
進み、キャリッジ2の移動を開始してステップS56に
進み、次のラインのプリント処理を開始する。
【0058】尚、前述の実施例では、インクジェットプ
リンタの場合で説明したが、本発明はこれに限定される
ものでなく、記録ヘッドと被記録媒体とを相対的に移動
させてプリントを行うプリンタであれば、各種方式のプ
リンタに適用できることはもちろんである。
【0059】また前述の実施例においては、シリアル方
式のプリンタについて説明したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、例えばライン型のサーマルヘッドに
よるプリントのように、サーマルヘッドの発熱素子をブ
ロックに分割してプリントを行う形式のプリンタ装置に
適用可能である。
【0060】また、ヒートトリガ信号をエンコーダから
得る構成だけでなく、第1実施例のように、システムの
内部クロック等を用いて計時する方式でも実現できる。
【0061】また第4実施例において、ヒートパルスの
発生回路を、ラッチ回路、カウンタ,フリップフロップ
等により構成したが、これに限定されるものでなく、例
えばカウンタ,コンパレータ等の組み合せによっても実
現できる。
【0062】更に本実施例では、単色プリンタの場合で
説明したがこれに限定することはなく、プリントヘッド
を複数個(一般に2又は3個)搭載したカラープリンタ
の場合にも適用できる。
【0063】以上説明したように第4実施例によれ
ば、、ヒートパルスの発生タイミングをキャリッジ2の
移動速度に応じて適時適切な値に設定する構成により、
高速プリントモードの際にも罫線ずれのないプリントが
可能となった。更に、上記構成によりキャリッジ2の加
減速時にもプリントが可能なことから、加減速に要した
スペースが不要となり、装置の小型化も可能となった。
【0064】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0065】以上説明したように本実施例によれば、キ
ャリッジモータの定速領域以外でも記録ヘッドにより記
録を行なうことができ、コンパクトな記録装置を提供す
ることができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リントヘッドの定速移動域外でもプリントヘッドによる
プリントを可能にしてプリンタ装置を小型化できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のインクジェットプリンタ
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のインクジェットプリンタの主要部の
外観斜視図である。
【図3】本実施例におけるエンコーダフィルムのスリッ
トとプリントされるドットとの関係を説明する図であ
る。
【図4】本実施例のインクジェットプリンタにおけるプ
リント処理を示すフローチャートである。
【図5】本実施例におけるプリント領域とキャリッジ速
度との関係を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例のプリント処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の第3実施例のプリント処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】従来のプリンタ装置によるプリント領域とキャ
リッジの速度との関係を示す図である。
【図9】本発明の第4実施例のインクジェットプリンタ
の制御部の構成を示すブロック図である。
【図10】第4実施例のインクジェットヘッドの構成図
である。
【図11】第4実施例のインクジェットヘッドのヒート
タイミング図である。
【図12】キャリッジの移動速度とヒートタイミング信
号の関係を示す図である。
【図13】キャリッジの速度を一定速度とした時のイン
クジェットヘッドのヒートタイミング図である。
【図14】キャリッジの加減速時におけるインクジェッ
トヘッドのヒートタイミング図である。
【図15】第4実施例のキャリッジ移動速度計測部の具
体的な回路例を示す図である。
【図16】第4実施例における中央制御回路のプリント
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド 2 キャリッジ 4 キャリッジモータ 6 エンコーダフィルム 8 記録媒体(記録紙) 13 CPU 14 ホストコンピュータ 16 ROM 17 RAM 18 操作パネル 19 センサ 20 エンコーダ 21 タイマ 101 中央制御回路 118 エンコーダ 119 ヒートトリガ信号発生部 120 キャリッジ移動速度計測部 303 ヒートトリガ信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッドをプリント媒体に対して
    相対的に移動してプリントを行うプリンタ装置であっ
    て、 前記プリントヘッドと前記プリント媒体との相対移動速
    度を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された相対移動速度に応じて前
    記プリントヘッドの駆動タイミングを決定するタイミン
    グ決定手段と、 前記タイミング決定手段により決定された駆動タイミン
    グに応じて前記プリントヘッドを駆動してプリントする
    プリント手段と、 を有することを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は前記プリントヘッドを搭
    載するキャリッジの所定距離の移動を検知して検知信号
    を発生する検知手段と、前記検知信号の周期を計時する
    計時手段とを有し、前記タイミング手段は前記周期に応
    じて前記プリントヘッドの駆動タイミングを決定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記タイミング手段は更に前記検知信号
    の周期内で複数回の駆動タイミングを決定することを特
    徴とする請求項2に記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は前記プリントヘッドによ
    るプリント領域内でキャリッジの移動を検知することを
    特徴とする請求項2に記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段は前記プリントヘッドによ
    るプリント領域内と前記プリント領域外の両方でキャリ
    ッジの移動を検知することを特徴とする請求項2に記載
    のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段は前記キャリッジの走査領
    域に設けられたエンコーダのスリットを前記キャリッジ
    が通過することにより前記キャリッジの移動を検知する
    ことを特徴とする請求項2乃至5項の少なくともいずれ
    か1項に記載のプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 プリントヘッドをプリント媒体に対して
    相対的に移動してプリントを行うプリント方法であっ
    て、 前記プリントヘッドが所定距離移動するのに要する時間
    と前記所定距離とに基づいて、前記プリントヘッドの前
    記プリント媒体に対する相対移動速度を検出する工程
    と、 前記所定距離の移動タイミング及び前記相対移動速度と
    に応じて前記プリントヘッドの駆動タイミングを決定す
    る工程と、 その決定された駆動タイミングに応じて前記プリントヘ
    ッドを駆動してプリント媒体にプリントする工程と、 を有することを特徴とするプリント方法。
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