JPH07249597A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH07249597A
JPH07249597A JP6039464A JP3946494A JPH07249597A JP H07249597 A JPH07249597 A JP H07249597A JP 6039464 A JP6039464 A JP 6039464A JP 3946494 A JP3946494 A JP 3946494A JP H07249597 A JPH07249597 A JP H07249597A
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JP
Japan
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light
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light path
straight
exposure
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JP6039464A
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English (en)
Inventor
Kazumi Tanaka
和美 田中
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Dicing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光装置やレーザ光照射装置による半導体装
置の製造方法に関し、簡単且つ容易に半導体チップの背
面側のエッジ部にバリが発生するのを防止することが可
能となる半導体装置の製造方法の提供を目的とする。 【構成】 光源部1から出された光を、主光路7を直進
する光と、この主光路7と直交する第1反射光路8を直
進する光に分離する第1ハーフミラー2と、この第1反
射光路8を直進する光を第1露光光路9に反射する第2
ハーフミラー3と、この主光路7を直進する光を第2反
射光路10に反射する第3ハーフミラー4と、この第2反
射光路10を直進する光を第2露光光路11に反射する第4
ハーフミラー5と、この第1露光光路9を直進する光と
この第2露光光路11を直進する光とのずれを検出するデ
ィテクタ6とを具備するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に係り、特に露光装置やレーザ光照射装置による半導体
装置の製造方法に関するものである。
【0002】近年の半導体装置の微細化・高密度化に伴
い実装技術も微細化・高密度化しているため、半導体基
板を半導体チップに分割してパッケージに実装する際に
生じる障害を防止する対策を行っている。
【0003】以上のような状況から、半導体チップをパ
ッケージに実装する際に生じる障害を防止することが可
能な半導体装置の製造方法が要望されている。
【0004】
【従来の技術】従来の半導体装置の製造方法をTape Aut
omated Bonding(TAB)製品の場合について図3によ
り詳細に説明する。
【0005】図3は従来の半導体装置の製造方法を示す
図である。従来のTAB製品を製造する場合には、ウェ
ーハをダイシング装置により半導体チップに分割し、こ
の半導体チップのバンプをTABシートに形成したリー
ドのインナーリードに圧着し、この半導体チップをこの
リードのアウターリードを用いてパッケージに搭載して
いるが、半導体チップを分割した場合に半導体チップの
背面のエッジに生じたバリ片が、半導体チップをパッケ
ージに搭載する際に半導体チップから外れてリードの間
に乗るとリード間の短絡障害が発生する。
【0006】また、半導体チップ搭載領域のパッケージ
上にバリ片が付着すると半導体チップとパッケージとの
間にリークを発生させたり、半導体チップの素子形成面
上の層間膜にマイクロクラックを発生させて半導体チッ
プの電源リークをまねいたりしている。
【0007】そこでこのバリ片を除去するためにシェイ
ブカット工程を導入している。シェイブカット工程と
は、図3(a) に示すように背面側に粘着テープ41を貼付
したウェーハ14を素子形成面15側からブレードA42を用
いて半導体チップに分離した後、図3(b) に示すように
素子形成面15に粘着テープ43を貼付し、背面側の粘着テ
ープ41を剥がし、このブレードA42よりも少し厚いブレ
ードB44を用いてこの分割部に合わせて半導体チップ14
a の背面側のエッジ部やバリ片を除去している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来のTa
pe Automated Bonding(TAB)製品においては、ダイ
シング時に半導体チップ14a の背面側のエッジ部に付着
していたバリ片がパッケージに半導体チップ14a を実装
する際に、図4(a) に示すようにバリ片14b がリード15
の間に付着して短絡障害が発生したり、図4(b) に示す
ようにパッケージ16と半導体チップ14a の間の空間にこ
のバリ片14b が入り込むと、リードを接合するリードボ
ンディング工程において、半導体チップ14a とパッケー
ジ16との間にリークが発生することがあるという問題点
があり、このバリ片14b を除去するにはシェイブカット
を行わねばならないので工程が増加するという問題点が
あった。
【0009】半導体チップのOLDボンディング後に
も、半導体チップの背面に放熱フィンを付ける工程で、
半導体チップが押さえられ素子形成面の膜にマイクロク
ラックを発生させるという問題点もあった。
【0010】本発明は以上のような状況から、簡単且つ
容易に半導体チップの背面側のエッジ部にバリが発生す
るのを防止することが可能となる半導体装置の製造方法
の提供を目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、光源部から出された光を、主光路を直進する
光と、この主光路と直交する第1反射光路を直進する光
に分離する第1ハーフミラーと、この第1反射光路を直
進する光を第1露光光路に反射する第2ハーフミラー
と、この主光路を直進する光を第2反射光路に反射する
第3ハーフミラーと、この第2反射光路を直進する光を
第2露光光路に反射する第4ハーフミラーと、この第1
露光光路を直進する光とこの第2露光光路を直進する光
とのずれを検出するディテクタとを具備するように構成
する。
【0012】
【作用】即ち本発明においては、半導体基板の素子形成
面を露光する第1露光光路と背面を露光する第2露光光
路とのずれをディテクタを用いて検出して一致させるか
ら、半導体基板の素子形成面に形成する分割溝に対応す
る半導体基板の背面の位置に分割溝パターン或いはドッ
トマークを形成し、この背面に形成した分割溝パターン
或いはドットマークに従って背面側からダイシングを行
うことが可能となるので、背面側のエッジ部にバリ片が
生じないのでシェイブカット工程を導入する必要がなく
なり、シェイブカットを行わない場合に生じる障害を防
止することが可能となる。
【0013】
【実施例】以下図1により本発明の一実施例の露光に用
いる半導体装置の製造装置について、図2により本発明
の一実施例のレーザ光の照射に用いる半導体装置の製造
装置について詳細に説明する。
【0014】図1は本発明による一実施例の露光に用い
る半導体装置の製造装置を示す図、図2は本発明による
一実施例のレーザ光の照射に用いる半導体装置の製造装
置を示す図である。
【0015】本発明による一実施例の露光に用いる半導
体装置の製造装置は図1に示すように、光源部1から出
された光は第1ハーフミラー2により、主光路7を直進
する光と、この主光路7と直交する第1反射光路8を直
進する光に分離され、この第1反射光路8を直進する光
は第2ハーフミラー3により反射されて第1露光光路9
を直進する。
【0016】この主光路7を直進する光は第3ハーフミ
ラー4により反射されて第2反射光路10を直進し、この
第2反射光路10を直進する光は第4ハーフミラー5によ
り反射されて第2露光光路11を直進する。
【0017】この第1露光光路9を直進する光とこの第
2露光光路11を直進する光とのずれをディテクタ6によ
り検出し、第2ハーフミラー3或いは第4ハーフミラー
5の位置を修正してこのずれを補正する。
【0018】このようにして第1露光光路9を直進する
光とこの第2露光光路11を直進する光とのずれをなくし
た後、図1(a) に示すように第2ハーフミラー3と第4
ハーフミラー5の間にレジスト膜を形成したウェーハ14
を載置し、光源部1と第1ハーフミラー2との間にウェ
ーハ14に形成すべき分割溝のパターンを形成したマスク
B13を挿入すると、この分割溝のパターンがウェーハ14
の素子形成面と背面の同じ位置に形成される。
【0019】また、図1(b) に示すようにウェーハ14に
形成すべき分割溝のパターンを形成したマスクA12をウ
ェーハ14と第2ハーフミラー3との間に挿入し、ウェー
ハ14に形成すべき分割溝の交差部にドットパターンを形
成したマスクB13をウェーハ14と第4ハーフミラー5と
の間に挿入し、ディテクタ6を用いてマスクA12の分割
溝のパターンの交差部の中心と、分割溝のパターンの交
差部に形成したマスクB13のドットパターンとを位置合
わせすると、図4(a) の場合と同様に分割溝のパターン
と分割溝の交点のドットパターンとが同時にウェーハ14
の両面に形成される。
【0020】本発明の一実施例のレーザ光の照射に用い
る半導体装置の製造装置は図2に示すように、レーザ光
源部21から出されたレーザ光は第1スキャンニングミラ
ー22により、主光路27を直進する光と、この主光路27と
直交する第1反射光路28を直進するレーザ光に分離さ
れ、この第1反射光路28を直進するレーザ光は第2スキ
ャンニングミラー23により反射されて第1露光光路29を
直進する。
【0021】この主光路27を直進するレーザ光は第3ス
キャンニングミラー24により反射されて第2反射光路30
を直進し、この第2反射光路30を直進するレーザ光は第
4スキャンニングミラー25により反射されて第2露光光
路31を直進する。
【0022】この第1露光光路29を直進するレーザ光と
この第2露光光路31を直進するレーザ光とのずれをディ
テクタ26により検出し、第2スキャンニングミラー23或
いは第4スキャンニングミラー25の位置を修正してこの
ずれを補正する。
【0023】このようにして第1露光光路29を直進する
レーザ光とこの第2露光光路31を直進するレーザ光との
ずれをなくした後、第1露光光路29を直進するレーザ光
をウェーハ14の素子形成面の分割溝のパターン上を走査
させながら第2露光光路31を直進するレーザ光によりこ
の分割溝のパターンの交差点にレーザ光を照射する。
【0024】このように、ウェーハ14の背面に形成した
分割溝のパターン或いは分割溝のパターンの交差点のド
ットパターン或いはレーザ光を照射したドットパターン
を基準にして、ウェーハ14の背面からブレードを用いて
ウェーハ14を分割すると、分割工程においてはウェーハ
14の素子形成面には保護膜として絶縁膜を形成している
ので、分割されたウェーハ14の背面の分割溝にバリ片が
付着する障害が発生しなくなる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば露光或いはレーザ光の照射に用いる半導体装置の
製造装置の構成の改良により、ウェーハの背面の分割溝
のパターン或いは分割溝のパターンの交差点に形成した
ドットパターンを基準として半導体チップに分割するこ
とが可能となり、半導体チップのパッケージへの実装時
に発生する障害を防止することが可能となる利点があ
り、著しい経済的及び、信頼性向上の効果が期待できる
半導体装置の製造方法の提供が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施例の露光に用いる半導体
装置の製造装置を示す図
【図2】 本発明による一実施例のレーザ光の照射に用
いる半導体装置の製造装置を示す図
【図3】 従来の半導体装置の製造方法を示す図
【図4】 従来の半導体装置の製造方法の問題点を示す
【符号の説明】
1 光源部 2 第1ハーフミラー 3 第2ハーフミラー 4 第3ハーフミラー 5 第4ハーフミラー 6 ディテクタ 7 主光路 8 第1反射光路 9 第1露光光路 10 第2反射光路 11 第2露光光路 12 マスクA 13 マスクB 14 ウエーハ 14a 半導体チップ 14b バリ片 21 レーザ光源部 22 第1スキャンニングミラー 23 第2スキャンニングミラー 24 第3スキャンニングミラー 25 第4スキャンニングミラー 26 ディテクタ 27 主光路 28 第1反射光路 29 第1露光光路 30 第2反射光路 31 第2露光光路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027 H01S 3/101 H01L 21/78 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源部(1) から出された光を、主光路
    (7) を直進する光と、該主光路(7) と直交する第1反射
    光路(8) を直進する光に分離する第1ハーフミラー(2)
    と、 前記第1反射光路(8) を直進する光を第1露光光路(9)
    に反射する第2ハーフミラー(3) と、 前記主光路(7) を直進する光を第2反射光路(10)に反射
    する第3ハーフミラー(4) と、 前記第2反射光路(10)を直進する光を第2露光光路(11)
    に反射する第4ハーフミラー(5) と、 前記第1露光光路(9) を直進する光と前記第2露光光路
    (11)を直進する光とのずれを検出するディテクタ(6)
    と、 を具備することを特徴とする露光装置による半導体装置
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 レーザ光源部(21)から出された光を、主
    光路(27)を直進するレーザ光と、該主光路(27)と直交す
    る第1反射光路(28)を直進するレーザ光に分離する第1
    スキャンニングミラー(22)と、 前記第1反射光路(28)を直進するレーザ光を第1露光光
    路(29)に反射する第2スキャンニングミラー(23)と、 前記主光路(27)を直進するレーザ光を第2反射光路(30)
    に反射する第3スキャンニングミラー(24)と、 前記第2反射光路(30)を直進するレーザ光を第2露光光
    路(31)に反射する第4スキャンニングミラー(25)と、 前記第1露光光路(29)を直進するレーザ光と前記第2露
    光光路(31)を直進するレーザ光とのずれを検出するディ
    テクタ(26)と、 を具備することを特徴とするレーザ光照射装置による半
    導体装置の製造方法。
JP6039464A 1994-03-10 1994-03-10 半導体装置の製造方法 Withdrawn JPH07249597A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007129269A (ja) * 1999-08-13 2007-05-24 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
JP2008187148A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体装置の製造方法およびマーキング装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007129269A (ja) * 1999-08-13 2007-05-24 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
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