JPH07248550A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07248550A
JPH07248550A JP6040011A JP4001194A JPH07248550A JP H07248550 A JPH07248550 A JP H07248550A JP 6040011 A JP6040011 A JP 6040011A JP 4001194 A JP4001194 A JP 4001194A JP H07248550 A JPH07248550 A JP H07248550A
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JP
Japan
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image
light
original
exposure
photosensitive material
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Application number
JP6040011A
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English (en)
Inventor
Tomonobu Nishio
朋宣 西尾
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/394,258 priority patent/US5703674A/en
Publication of JPH07248550A publication Critical patent/JPH07248550A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
    • G03B27/73Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers
    • G03B27/735Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers in dependence upon automatic analysis of the original

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルム原稿に対しても適正な露光条件を容
易に得る。 【構成】 透明ガラス板12C の下方には第1の走査装置
38が設けられており、透明ガラス板12C 上に載置された
紙原稿13の画像は走査装置38によって露光部22の感光材
料16に走査露光される。走査装置38の側方には、ランプ
等を備えた光源ユニット44、フィルム原稿59がセットさ
れるスキャンテーブル58、ズームレンズ72、レンズ74か
ら成る第2の走査装置34が設けられている。また、スキ
ャンテーブル58の下方にはミラー64、レンズ68、ライン
センサ70が順に配置されており、フィルム原稿59の画像
の濃度がラインセンサ70によって各画素毎かつ各色毎に
読み取られる。フィルム原稿59の画像は、ラインセンサ
70によって得られた濃度データに基づいて露光条件が決
定された後に、走査装置34によって感光材料16に走査露
光される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に係り、特
に、所定サイズの第1の原稿の画像を感光材料に走査露
光する第1の走査露光手段、及び前記所定サイズよりも
小さいサイズの第2の原稿の画像を感光材料に走査露光
する第2の走査露光手段を備えた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿の画像を記録材料に記録
するカラー画像形成装置が知られている。この種の画像
形成装置では、装置上面に透明なガラス板で構成された
載置台が設けられており、該載置台の下方には走査露光
部が設けられている。走査露光部では、載置台に載置さ
れた原稿の被複写面上にスリット光を走査させ、原稿を
反射又は透過した光を、例えば感光材料や感光ドラム等
の感光性を有する中間転写媒体に照射、或いは感光性を
有する記録材料に直接照射することにより、前記原稿の
画像の走査露光を行う。そして、中間転写媒体に走査露
光した場合には中間転写媒体に記録された潜像を顕像化
して記録材料としての受像材料に転写し、感光性を有す
る記録材料に直接走査露光した場合には前記記録材料に
記録された潜像を顕像化することにより、記録材料に画
像が形成される。
【0003】なお、上記の画像形成装置において原稿の
画像の濃度に応じた適正な露光量で露光を行うための手
段として、フォトセンサ等の読取手段を設け、基準白色
板又はテストチャートの濃度、或いは原稿の画像の平均
濃度を測定して適正な露光量を決定することが既に提案
されている(特開昭64-530号公報、特開平1-217335号交
付、特開平1-277229号公報等参照)。
【0004】ところで、この種の画像形成装置におい
て、原稿として一般的に用いられる媒体は紙であるが、
近年では、画像形成装置に対し、様々な媒体を原稿とし
前記様々な媒体に記録された画像を記録材料に記録でき
ることが求められており、一例としてネガフィルムやリ
バーサルフィルム等のフィルムを原稿とし、該フィルム
に記録された画像を記録材料に記録できることが要求さ
れている。このため、前述の走査露光部に加え、フィル
ム原稿上にスリット光を走査させ、フィルム原稿を透過
した光を前記と同一の露光位置において中間転写媒体或
いは記録材料に走査露光させる第2の走査露光部が設け
られた画像形成装置が提案されている。
【0005】この第2の走査露光部はフィルム原稿に記
録されている画像のサイズが比較的小さいことを考慮
し、フィルム原稿配設位置と露光位置との間に設けられ
たズームレンズ等の拡大光学系を含んで構成されてお
り、フィルム原稿の画像が拡大されて記録材料に記録さ
れるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルムに
記録された画像の感光材料等への露光は、予めフィルム
画像の積算透過濃度(LATD)等を測定し、測定した
LATD等に基づいて決定した露光条件に応じて露光量
等を制御して行うことが一般的であるが、近年、より適
切な露光条件を求めるために、フィルム画像を画素毎に
分割して濃度を測定し、測定した画素毎の濃度データに
基づいて露光条件を決定することが提案されている(特
開昭 61-137145号公報等参照)。
【0007】これに対し、前述のフィルム原稿の画像を
スリット光により走査露光する画像形成装置では、例と
して特開平 2-56542号公報にも示されているように、フ
ィルム原稿の画像を比較的広い領域を一単位として読み
取っており、前述の露光条件決定方法を適用することは
できない。このため従来は、フィルム原稿を予め画像形
成装置と別体の焼付情報処理装置(特開昭 60-225836号
公報等参照)にセットし、該焼付情報処理装置等によっ
てフィルム原稿の画像を光学的に読み取って露光条件の
補正情報等を求めた後に、フィルム原稿を画像形成装置
にセットし、前記求めた補正情報に応じて露光条件を補
正して画像形成を行うようにしており、作業が煩雑であ
った。
【0008】また、これに代えてテスト露光を繰り返し
ながら露光条件を修正し、適正な露光条件を求めること
も考えられるが、記録材料等が無駄に消費されるので、
現実的ではなかった。
【0009】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、フィルム原稿に対しても適正な露光条件を容易に得
ることが可能な画像形成装置を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る画像形成装置は、所定サイズの第1の原
稿上に第1の光源から射出された光を走査させ、第1の
原稿を反射又は透過した光を露光位置に結像させて感光
材料に第1の原稿の画像を露光する第1の走査露光手段
と、前記所定サイズよりも小さいサイズの第2の原稿上
に第2の光源から射出された光を走査させ、第2の原稿
を透過した光を前記露光位置に結像させて感光材料に第
2の原稿の画像を拡大露光する第2の走査露光手段と、
前記第2の原稿を透過した光が入射され、前記第2の原
稿の画像の濃度を画素毎に読み取る読取手段と、第2の
原稿の画像を感光材料に露光する場合に、前記第2の原
稿上に第2の光源から射出された光を1回以上走査させ
て前記読取手段により第2の原稿の画像を読み取らせ、
読取手段により読み取られた第2の原稿の画像の各画素
毎の濃度に基づいて露光条件を決定し、該決定した露光
条件に従って第2の走査露光手段により第2の原稿の画
像を感光材料に露光させる制御手段と、を含んで構成し
ている。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、第2の原稿を透過した光を該光の光路と
異なる方向に反射する反射手段を更に備え、読取手段は
前記反射手段の光反射側に配置されており、反射手段と
読取手段との間には反射手段で反射された光を読取手段
配置位置で結像させる結像手段が設けられている、こと
を特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、第2の原稿を透過した光を該光の前記光
路と異なる方向に反射する反射手段を更に備え、読取手
段は、前記反射手段の光反射側でかつ第2の走査露光手
段による露光光の結像位置と共役な位置に配置されてい
る、ことを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明に係る画像形成装置では、所定サイズの
第1の原稿上に第1の光源から射出された光を走査さ
せ、第1の原稿を反射又は透過した光を露光位置に結像
させて感光材料に第1の原稿の画像を露光する第1の走
査露光手段と、前記所定サイズよりも小さいサイズの第
2の原稿上に第2の光源から射出された光を走査させ、
第2の原稿を透過した光を前記露光位置に結像させて感
光材料に第2の原稿の画像を拡大露光する第2の走査露
光手段と、が設けられている。なお、第1の原稿として
は例えば紙原稿、第2の原稿としてはフィルム原稿を適
用することができる。
【0014】また本発明では、第2の原稿を透過した光
が入射され、第2の原稿の画像の濃度を画素毎に読み取
る読取手段が設けられており、第2の原稿の画像を感光
材料に走査露光する場合、制御手段では、第2の原稿上
に第2の光源から射出された光を1回以上走査させて読
取手段により第2の原稿の画像を読み取らせ、読取手段
により読み取られた第2の原稿の画像の各画素毎に濃度
に基づいて露光条件を決定し、該決定した露光条件に従
って第2の走査露光手段により第2の原稿の画像を感光
材料に露光させる。
【0015】なお、読取手段によって画像を画素毎に読
み取らせるためには、例えば請求項2に記載したよう
に、第2の原稿を透過した光を該光の光路と異なる方向
に反射する反射手段を更に備え、読取手段を反射手段の
光反射側に配置し、反射手段と読取手段との間に反射手
段で反射された光を読取手段配置位置で結像させる結像
手段が設けることにより実現できる。このように構成す
れば、第2の原稿を透過した光の結像位置と共役な位置
に読取手段を配置する必要がないので、読取手段の配置
位置の自由度が向上すると共に、画像形成装置を小型化
することも可能となる。
【0016】また例えば請求項3に記載したように、第
2の原稿を透過した光を該光の光路と異なる方向に反射
する反射手段を更に備え、読取手段を、反射手段の光反
射側でかつ第2の走査露光手段による露光光の結像位置
と共役な位置に配置するようにしてもよい。このように
構成した場合には、請求項2に記載したような結像手段
を設ける必要がなくなるので、画像形成装置の構成が簡
単になり、コストを低減することができる。
【0017】上記のように、第2の原稿の画像の濃度を
画素毎に読み取る読取手段を設けることにより、読み取
られた第2の原稿の画像の各画素毎に濃度に基づいて、
例えば特開昭 61-137145号公報にも示されている露光条
件決定方法等により、適正な露光条件を演算により求め
ることが可能となる。また、テスト露光を繰り返しなが
ら露光条件を修正して適正な露光条件を求める等の煩雑
な作業も不要となる。従って、第2の原稿としてフィル
ム原稿を適用した場合にも、該フィルム原稿に対し適正
な露光条件を容易に得ることが可能となる。
【0018】なお、読取手段は画像を画素毎に分解する
と共に、例えばR、G、B等の3色に分解して読み取る
ことが好ましい。画素の濃度を3色に分解して読み取る
ためには、読取手段を、1回の走査により単一の色につ
いて画素毎の濃度の読み取りを行うことを繰り返し、3
回の走査により画像の読み取りを行うように構成した
り、1回の走査により各色の画素毎の濃度の読み取りを
行うように構成することができる。
【0019】また、本発明の画像記録装置において適用
可能な感光材料は、像様露光して得られた潜像を所定の
顕像化処理を行って可視像を得ることができるものであ
ればどの様なものであってもよい。例えば、従来型のカ
ラー写真感光材料(ネガフィルム、リバーサルフィル
ム、カラー印画紙等)、カラー拡散転写感光材料、カラ
ー熱現像感光材料、或いはカラー感光感圧性材料等が挙
げられる。またポジ画像の原稿を用い感光材料にポジ画
像を記録する場合には、上記各々の感光材料として、所
謂ポジ−ポジタイプの感光材料を用い、ネガ画像の原稿
を用い感光材料にポジ画像を記録する場合には、所謂ネ
ガ−ポジタイプの感光材料を用いることができる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には、本発明に係る画像形成装置とし
ての画像記録装置10が示されている。画像記録装置1
0の機台12は全体として箱型に構成されており、機台
12の上面には原稿42を載置するための載置台12A
が設けられている。載置台12Aには装置奥側の辺を軸
として開閉可能な押えカバー12Bが取付けられてい
る。また、載置台12Aには、透明ガラス板12C(図
2参照)が取付けられており、この透明ガラス板12C
上に第1の原稿として紙原稿13(図3参照)等が載置
されるようになっている。透明ガラス板12C上に載置
された紙原稿13は、押えカバー12Bが閉止されるこ
とにより、所定位置に保持される。
【0021】画像記録装置10の機台12内には、ロー
ル状に巻取られた感光材料16を収納する感材マガジン
14が配置されている。感材マガジン14は、感材マガ
ジン14から引き出された感光材料16の感光(露光)
面が装置の下方を向くようにセットされている。感材マ
ガジン14の感光材料取出し口近傍には、ニップローラ
18およびカッタ20が配置されている。感光材料16
は感材マガジン14から所定長さ引き出された後に、カ
ッタ20により切断される。カッタ20の側方には、複
数の搬送ローラ19、21、23、24、26が順に配
置されており、各搬送ローラの間にはガイド板27が配
設されている。所定長さに切断された感光材料16は、
搬送ローラ19、21、23、24、26及びガイド板
27によって、搬送ローラ23、24の間に設けられた
露光部22へ搬送される。
【0022】露光部22の上方で、かつ前記透明ガラス
板12Cの下方のスペースには、第1の走査露光手段と
しての第1の走査装置38が設けられている。第1の走
査装置38は、透明ガラス板12Cの下方を透明ガラス
板12Cに沿って移動する第1の光源としてのハロゲン
ランプ38A及びミラーユニット38B、レンズユニッ
ト38C、レンズユニット38Cから射出された光を露
光部22へ案内するミラーユニット39、フィルター及
び絞り(図示省略)を備えている。なお、図3に示すよ
うに、第1の走査装置38のハロゲンランプ38Aやミ
ラーユニット38Bを移動させる駆動部等(図3では
「第1の走査装置38」として示す)は制御装置30の
入出力ポート30Dに接続されており、制御装置30か
らの指示に応じて作動される。
【0023】図2に示すように、本実施例では、ミラー
ユニット39は3枚のミラー39A、39B、39Cで
構成されており、レンズユニット38Bから略水平に射
出された光をミラー39Aによって略直角に反射させ
(垂下方向)、ミラー39Bの反射によって略垂直に反
射させ(水平方向)、さらにミラー39Cによって略垂
直に反射させる(垂下方向)ことにより、前記露光部2
2へ光を案内している。なお、ミラー39Bはミラード
ライバ32(図3参照)により、図2に実線で示す位
置、又は図2に想像線で示す位置に移動される。ミラー
ドライバ32は制御装置30の入出力ポート30Dに接
続されており(図3参照)、制御装置30からの指示に
応じてミラー39Bを移動させる。
【0024】また、第1の走査装置38の側方には、本
発明の第2の走査露光手段に対応する第2の走査装置3
4が設けられている。第2の走査装置34は、機台12
の上方に配設された光源ユニット44を備えている。光
源ユニット44のケーシング44A内にはリフレクタ4
6及び第2の光源としてのランプ48が設けられてい
る。またランプ48の光射出側にはC(シアン)、M
(マゼンダ)、Y(イエロー)の各フィルタを備えた調
光フィルタ部50が配置されている。調光フィルタ部5
0の各フィルタはフィルタドライバ52(図3参照)に
よってランプ48の光軸に対して進退移動される。フィ
ルタドライバ52は制御装置30の入出力ポート30D
に接続されており、制御装置30からの指示に応じて各
フィルタを進退移動させる。
【0025】また、調光フィルタ部50の下方には絞り
板54が配設されている。絞り板54は、絞り板ドライ
バ56(図3参照)により光軸に対して進退移動され
る。絞り板ドライバ56は制御装置30の入出力ポート
30Dに接続されており、制御装置30からの指示に応
じて絞り板54を進退移動させる。絞り板は長手方向に
沿って絞り量が連続的に変化するように形成されてお
り、絞り板54を透過して射出される光の光量は光軸に
対する絞り板54の位置に応じて変化する。なお、絞り
板54配設位置の下方には図示しないスリットが設けら
れており、絞り板54を透過した光は該スリットにより
スリット光としてケーシング44Aから射出される。
【0026】光源ユニット44の下方にはスキャンテー
ブル58が設けられている。スキャンテーブル58は、
第2の原稿としてのネガフィルム、リバーサルフィルム
等のフィルム原稿59がセットされ、これを保持するホ
ルダ58Aを備えている。スキャンテーブル58は制御
装置30の入出力ポート30Dに接続されており、制御
装置30からの指示に応じて図2矢印A方向に沿って移
動する。この移動に伴って、スキャンテーブル58にセ
ットされたフィルム原稿への前記スリット光の照射部位
が移動することになる。またスキャンテーブル58の下
方にはフィルム測光ユニット60が設けられている。
【0027】フィルム測光ユニット60は本発明の反射
手段としてのミラー64を備えている。ミラー64はミ
ラードライバ66(図3参照)により、スキャンテーブ
ル58配設部位を通過したスリット光の光路上(図2に
実線で示す位置、測光位置と称する)、又は前記光路上
から退避した位置(図2に破線で示す位置、退避位置と
称する)へ移動される。ミラードライバ66は制御装置
30の入出力ポート30Dに接続されており、制御装置
30からの指示に応じてミラー64を移動させる。
【0028】また、前記光路上に移動されたミラー64
のスリット光射出側には、本発明の結像手段としてのレ
ンズ68及び本発明の読取手段に対応するラインセンサ
70が順に配置されている。レンズ68は入射されたス
リット光をラインセンサ70の受光面に結像するように
構成されている。ラインセンサ70は3列に配列された
多数の受光素子を備えている。受光素子の各列には、各
々R、G、Bの波長の光のみを透過するフィルタが設け
られており、各受光素子列により、フィルム原稿の画像
の1画素列に相当する領域を透過したR、G、Bの各成
分色光の光量が測定される。ラインセンサ70は制御装
置30の入出力ポート30Dに接続されており、測定結
果を制御装置30へ出力する。
【0029】ミラー64の下方にはズームレンズ72が
配置されている。ズームレンズ72の光射出側には、ズ
ームレンズ72から射出された光をミラー39B側へ反
射するミラー74が配置されている。ミラー74で反射
された光は、ミラー39Bが図2に想像線で示す位置に
移動されている場合にはミラー39Cに入射され、ミラ
ー39Cによって露光部22へ反射される。ズームレン
ズ72は、ドライバ76(図3参照)によって倍率が変
更されると共に、入射されたスリット光を露光部22の
露光位置で結像させるようになっている。このズームレ
ンズ72により、フィルム原稿の画像は感光材料16に
拡大露光される。ドライバ76は制御装置30の入出力
ポート30Dに接続されており、制御装置30からの指
示に応じてズームレンズ72の倍率を変更する。制御装
置30はCPU30A、ROM30B、RAM30C及
び入出力ポート30Dを備えており、これらがバス30
Eを介して互いに接続されて構成されている。
【0030】一方、露光部22の側方にはスイッチバッ
ク部40が設けられており、露光部22の下方には水塗
布部62が設けられている。感材マガジン14の側方を
上昇されて露光部22において画像が露光された感光材
料16は、一旦スイッチバック部40へ送り込まれた後
に、搬送ローラ26の逆回転によって、露光部22の下
方に設けられた搬送経路を経て水塗布部62へ送り込ま
れる。水塗布部62には複数のパイプが連結されてお
り、該パイプを介して水が供給される。水塗布部62の
側方には熱現像転写部104が配置されており、水塗布
された感光材料16は熱現像転写部104に送り込まれ
る。
【0031】また、感材マガジン14の側方の機台12
内には、ロール状に巻取られた受像材料108を収納す
る受材マガジン106が配置されている。受像材料10
8の画像形成面には媒染剤を有する色素固定材料が塗布
されており、受材マガジン106は、受材マガジン10
6から引き出された受像材料の画像形成面が装置の上方
へ向くようにセットされている。受材マガジン106の
受像材料取出し口近傍には、ニップローラ110及びカ
ッタ112が順に配置されている。受像材料108は受
材マガジン106から所定長さ引き出された後に、カッ
タ112によって切断される。カッタ112の側方に
は、搬送ローラ186、190、114、及びガイド板
182を備えた受像材料搬送部180が設けられてい
る。所定長さに切断された受像材料108は受像材料搬
送部180の各搬送ローラ及びガイド板182によって
熱現像転写部104へ搬送される。
【0032】熱現像転写部104へ搬送された感光材料
16は、貼り合わせローラ120と加熱ドラム116と
の間に送り込まれる。また受像材料108は、感光材料
16の搬送と同期して、感光材料16が所定長さ先行し
た状態で貼り合わせローラ120と加熱ドラム116と
の間に送り込まれ、感光材料16と重ね合わせられるよ
うになっている。加熱ドラム116の内部には、一対の
ハロゲンランプ132A、132Bが配置されており、
このハロゲンランプ132A、132Bによって加熱ド
ラム116の表面が昇温される。加熱ドラム116の外
周側には5本の巻き掛けローラ134、135、13
6、138、140が配置されており、巻掛けローラ1
34〜140には無端圧接ベルト118が巻き掛けられ
ている。無端圧接ベルト118は、巻き掛けローラ13
4と巻き掛けローラ140との間の無端状外側が加熱ド
ラム116の外周に圧接されている。
【0033】無端圧接ベルト118の材料供給方向下流
側の加熱ドラム116下部には、屈曲案内ローラ142
が配置されている。屈曲案内ローラ142の材料供給方
向下流側の加熱ドラム116下部には、剥離爪154が
軸によって回動可能に軸支されている。剥離爪154
は、受像材料108に対し所定長さ先行した状態で重ね
合わされている感光材料16のみを加熱ドラム116の
外周面から剥離する。剥離爪154によって剥離された
感光材料16は、屈曲案内ローラ142に巻き掛けら
れ、排出ローラ160によって廃棄感光材料収容箱17
8へ集積される。
【0034】また、屈曲案内ローラ142の側方の加熱
ドラム116近傍には、剥離ローラ174及び剥離爪1
76が配置されている。剥離ローラ174及び剥離爪1
76は、前述の剥離爪154では剥離されない受像材料
108を加熱ドラム116の外周面から剥離する。剥離
ローラ174及び剥離爪176の下方には受材排出ロー
ラ172、173、175が順に配置されており、各排
出ローラの間には受材ガイド170が配設されており、
剥離ローラ174及び剥離爪176によって剥離された
受像材料108を案内搬送し、トレイ177内へ排出す
る。
【0035】次に本実施例の作用として、まず第1の原
稿としての紙原稿13の画像を感光材料16に走査露光
する処理について説明する。透明ガラス板12C上に紙
原稿13が載置されると、制御装置30はミラードライ
バ32によってミラー39Bを図2に実線で示す位置へ
移動させると共に、後に詳述するように感光材料16を
露光部まで搬送する。次にハロゲンランプ38Aを点灯
させ、ハロゲンランプ38A及びミラーユニット38B
を透明ガラス板12Cに沿って移動させる。
【0036】これにより、ハロゲンランプ38Aから射
出され、紙原稿13で反射された光は、ミラーユニット
38Bで反射され、レンズユニット38Cを透過し、ミ
ラーユニット39で反射されて感光材料16に照射され
る。これにより、紙原稿13の画像が感光材料16に走
査露光される。
【0037】次に図4のフローチャートを参照し、フィ
ルム原稿59の画像を感光材料16に走査露光する処理
について説明する。なお、図4の処理は、スキャンテー
ブル58にフィルム原稿がセットされ、フィルム原稿の
画像を感光材料16へ露光する指示が入力されると、制
御装置30において実行される。
【0038】まず、ステップ200〜212ではフィル
ム原稿の画像の読み取りを行う。すなわち、ステップ2
00ではランプ48を点灯し、ステップ202ではミラ
ードライバ66によってミラー64を測光位置へ移動さ
せる。またステップ204では、スキャンテーブル58
を初期位置へ移動させる。なお、この初期位置は、光源
ユニット44から射出されたスリット光がフィルム原稿
の画像の端部に照射される位置である。これにより、フ
ィルム原稿の画像の端部を透過したスリット光が、ミラ
ー64で反射され、レンズ68を透過してラインセンサ
70の受光面に結像され、フィルム原稿の画像の1画素
列を構成する各画素を透過したR、G、Bの各成分色光
の光量がラインセンサ70で測定される。
【0039】ステップ206ではラインセンサ70から
出力された測定データの取込みを行い、次のステップ2
08では、ラインセンサ70から取り込んだ各成分色光
の光量を表す測定データを、1画素列を構成する各画素
の各成分色毎の濃度を表す濃度データに変換し、RAM
30Cに記憶する。ステップ210では画像の読み取り
が終了したか否か判定する。ステップ210の判定が否
定された場合には、ステップ212でスキャンテーブル
58を画素列の間隔に対応する所定量移動させてステッ
プ206へ戻る。従ってステップ210の判定が肯定さ
れる迄ステップ216〜212が繰り返され、スキャン
テーブル58(及びフィルム原稿)が図2矢印A方向に
沿って徐々に移動することにより、フィルム原稿の画像
を透過した光量がラインセンサ70によって各画素毎に
かつR、G、B毎に測定され、測定データが順次濃度デ
ータに変換されて記憶されることになる。
【0040】ステップ210の判定が肯定されると、ス
テップ214でRAM30Cに記憶したフィルム原稿の
各画素毎かつ各色毎の濃度データに基づいて露光条件の
決定を行う。この露光条件の決定については種々の方法
を適用することができるが、例えば特開昭 61-137145号
公報にも記載されているように、前記濃度データに基づ
いてフィルム原稿の画像の特徴情報を抽出し、露光条件
に対する濃度及び色の補正量を演算し、前記補正量によ
り補正した画像をモニタ等の表示手段に表示し、指定手
段によって指定された表示画像上の所定位置の濃度及び
色が所定値となるように前記補正量を修正し、修正した
補正量に基づいて露光条件を決定することができる。こ
れにより、テスト露光等を行うことなく容易に適正な露
光条件を得られる。
【0041】上記のようにして露光条件が決定される
と、次のステップ206以降では感光材料16へのフィ
ルム原稿の画像の露光が行われる。すなわち、ステップ
216ではスキャンテーブル58を再び初期位置へ移動
させ、ステップ218ではニップローラ18を作動させ
て感光材料16を感材マガジン14から引き出し、感光
材料16が所定長さ引き出されるとカッタ20を作動さ
せ、感光材料16を所定長さに切断する。そして切断し
た感光材料16を露光部22の露光位置迄搬送する。ス
テップ220ではミラードライバ66によってミラー6
4を退避位置へ移動させる。また、ミラードライバ32
によってミラー39Bを図2に想像線で示す位置へ移動
させる。これにより、フィルム原稿を透過したスリット
光は露光部22へ案内されることになる。
【0042】次のステップ222では、前記決定した露
光条件に応じて調光フィルタ部50の各フィルタ及び絞
り板54を移動させると共に、スキャンテーブル58及
び感光材料16を同期させて移動させる。これにより、
フィルム原稿の画像が前記決定した露光条件で画素列毎
に順次感光材料16に露光される。画像の露光が終了す
ると、ステップ224では感光材料16を露光部22か
ら搬送し、スイッチバック部40へ送り込み、次のステ
ップ226でランプ48を消灯して処理を終了する。
【0043】上記処理により感光材料16に露光された
画像の受像材料108への転写形成は、以下のようにし
て行われる。すなわち、スイッチバック部40へ一旦送
り込まれた感光材料16は、搬送ローラ26の逆回転に
よって水塗布部62へ送り込まれ、画像形成用溶媒とし
ての水が塗布され、更にスクイズローラ68によって余
分な水が除去されて熱現像転写部104へ送り込まれ
る。また、前述の感光材料16への露光と同期して、ニ
ップローラ110による受材マガジン106からの受像
材料108の引き出しが行われ、受像材料108が所定
長さ引き出されると、カッタ112が作動することによ
り受像材料108が所定長さに切断される。切断された
受像材料108は、ガイド板182によって案内されな
がら搬送ローラ190、186、114によって搬送さ
れ、熱現像転写部104の直前で待機状態となる。
【0044】熱現像転写部104では、感光材料16が
スクイズローラ68によって加熱ドラム116外周と貼
り合わせローラ120との間へ送り込まれたことが検出
されると、受像材料108の搬送を再開して貼り合わせ
ローラ120へ送り込むと共に、加熱ドラム116を作
動させる。なお、貼り合わせローラ120と水塗布部6
2のスクイズローラ68との間にはガイド板122が配
置されており、スクイズローラ68から送られる感光材
料16は、ガイド板122によって確実に貼り合わせロ
ーラ120へ案内される。
【0045】貼り合わせローラ120によって重ね合わ
された感光材料16及び受像材料108は、重ね合わせ
た状態のままで加熱ドラム116と無端圧接ベルト11
8との間で挟持され、加熱ドラム116のほぼ2/3周
(巻き掛けローラ134と巻き掛けローラ140の間)
に亘って搬送される。これにより感光材料16及び受像
材料108が加熱され、可動性の色素を放出し、同時に
この色素が受像材料108の色素固定層に転写されて画
像が得られる。
【0046】感光材料16及び受像材料108が加熱ド
ラム116の下部に達すると、カム130によって剥離
爪154が移動され、受像材料108よりも所定長さ先
行して搬送される感光材料16の先端部に剥離爪154
が係合して感光材料16の先端部を加熱ドラム116の
外周から剥離する。更に剥離爪154の復帰移動によっ
てピンチローラ157が感光材料16を押圧し、これに
より、感光材料16はピンチローラ157によって押圧
されながら屈曲案内ローラ142に巻き掛けられ、下方
へ移動され廃棄感光材料収容箱178内に集積される。
【0047】一方、感光材料16と分離し加熱ドラム1
16に密着されたままの状態で移動する受像材料108
は、剥離ローラ174へ送られて剥離される。剥離爪1
76によって加熱ドラム116の外周から剥離された受
像材料108は、剥離ローラ174に巻き掛けられなが
ら下方へ移動され、受材ガイド170に案内されながら
受材排出ローラ172、173、175によって搬送さ
れてトレイ177へ排出される。
【0048】次に本発明に係る読取手段としてのライン
センサ70の配置のバリエーションについて説明する。
図5に示す例では、露光部22の上方に配置されたミラ
ー39Cが、図示しないドライバにより、ミラー39B
配設部位を通過した略水平な光の光路から退避した位置
(図5に想像線で図示)へ移動可能とされている。ライ
ンセンサ70は、ミラー39C配設位置を挟んでミラー
39Bの反対側に配置されており、ミラー39Cが前記
退避位置へ移動した状態で、前記ミラー39B配設部位
を通過した略水平な光が入射されるようになっている。
なお、この場合ミラー39Cは本発明の反射手段に相当
する。
【0049】ラインセンサ70の位置は、より詳しく
は、ミラー39Cが前記光路上に位置しているときのミ
ラー39Cの反射面の位置との距離が、該反射面と感光
材料16の感光面との距離に等しくなるように、すなわ
ち、フィルム原稿を透過したスリット光の結像位置と共
役な位置に配置されている。従って、ミラー39Cを退
避位置に移動させれば、フィルム原稿を透過した光がラ
インセンサ70の受光面に結像されることになるので、
図2に示した例と比較してレンズ68を設ける必要がな
くなり、より構成を簡単にすることができる。
【0050】次にラインセンサ70の配置の他のバリエ
ーションについて説明する。図6に示す例では、ズーム
レンズ72の光射出側に本発明の反射手段としてのミラ
ー80が設けられている。ミラー80は、図6に実線で
示すズームレンズ72から射出された光の光路上の位置
(反射位置)と、前記光路上から退避した位置(退避位
置)と、の間を移動可能とされている。ミラー80が前
記反射位置に移動した状態で、ミラー80の光射出側に
はミラー82が配置されており、ミラー82の光射出側
にはラインセンサ70が配置されている。
【0051】ミラー80、82及びラインセンサ70
は、ミラー80が前記反射位置に位置しているときに、
ミラー80の反射面で反射された光がラインセンサ70
の受光面に到達するまでの光路長は、前記反射面に対応
する位置から感光材料16の感光面に至る光路長と等し
くなるように配置されている。従って、ラインセンサ7
0の位置は、フィルム原稿の画像を透過したスリット光
の結像位置と共役な位置であり、ミラー80を反射位置
に移動させれば、フィルム原稿を透過した光がラインセ
ンサ70の受光面に結像されることになる。これによ
り、図2に示した例と比較してレンズ68を設ける必要
がなくなるので、より構成を簡単にすることができる。
【0052】更に、ラインセンサ70の配置の他のバリ
エーションについて説明する。図7に示す例では、ライ
ンセンサ70が露光部22の搬送ローラ23と搬送ロー
ラ24との間に設けられている。ラインセンサ70は、
図示しないドライバにより、図7に実線で示す測定位
置、又は図7に想像線で示す退避位置に移動される。前
記測定位置ではラインセンサ70の受光面の高さ位置
が、露光時に露光部22に搬送される感光材料16の感
光面の高さ位置と等しくされている。
【0053】これにより、感光材料16が露光部22に
搬送されていない状態でラインセンサ70を前記測定位
置に移動させれば、フィルム原稿の画像を透過したスリ
ット光がラインセンサ70の受光面に結像される。従っ
て、図2に示した結像手段としてのレンズ68や図6に
示したミラー82等の反射手段を設ける必要がなくなる
ので、更に構成を簡単にすることができる。
【0054】更に、ラインセンサ70を図5又は図7に
示す位置に配置した場合には、特開昭64-530号公報、特
開平1-217335号交付、特開平1-277229号公報等にも記載
されているように、基準白色板又はテストチャートの濃
度、或いは第1の原稿としての紙原稿13の平均濃度を
測定することも可能である。
【0055】なお、上記では本発明に係る読取手段とし
て、R又はG又はBの成分色光の光量を測定する受光素
子を各々備えたカラーのラインセンサ70を用いた場合
を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、読取手段としてモノクロのラインセンサを用いて
もよい。この場合、スキャンテーブル58等により第2
の原稿上に第2の光源から射出された光を走査させなが
ら、反射手段によって反射された光の光路中にR及びG
及びBのフィルタの何れか1つを挿入することを、挿入
するフィルタを切替えながら3回繰り返し、3回の走査
により各色の濃度を画素毎に測定するように構成するこ
とができる。また、スキャンテーブル58等により第2
の原稿上に第2の光源から射出された光を走査させなが
ら、1画素列毎にR、G、Bの濃度が順次測定されるよ
うに前記光路中に挿入するフィルタを高速で切替え、1
回の走査により各色の濃度を画素毎に測定するように構
成することもできる。また、上記何れかの方法において
フィルタを挿入退避させる代わりにフィルム原稿に照射
する光の色をR、G、Bの各成分色光に切替えて行うよ
うにしてもよい。更に、ダイクロイックフィルタ、或い
はダイクロイックプリズム等の分光手段によりR、G、
Bの各成分色光を分離し、各成分色光を各々異なるモノ
クロのラインセンサによって測定するようにしてもよ
い。
【0056】また、上記では反射手段としてミラーを適
用した場合を例に説明したが、これに限定されるもので
はなく、例えば図2に示したミラー64、図6に示した
ミラー80については、これに代えてハーフミラーを用
いることも可能である。これにより露光光の光量は低下
するが、ミラーを移動させるドライバ等が不要となるの
で画像形成装置の構成を簡単にすることができる。
【0057】更に、本発明の読取手段を原稿読取装置と
しても利用し、読取手段によって読み取られた各画素毎
のR、G、Bの濃度データを外部の装置へ出力するよう
にしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フィルム
原稿等の第2の原稿を透過した光が入射され第2の原稿
の画像の濃度を画素毎に読み取る読取手段を設け、第2
の原稿の画像を感光材料に露光する場合に、制御手段で
は、第2の原稿上に第2の光源から射出された光を1回
以上走査させて前記読取手段により第2の原稿の画像を
読み取らせ、読取手段により読み取られた第2の原稿の
画像の各画素毎に濃度に基づいて露光条件を決定し、該
決定した露光条件に従って第2の走査露光手段により第
2の原稿の画像を感光材料に露光させるようにしたの
で、フィルム原稿に対しても適正な露光条件を容易に得
ることが可能となる、という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る画像記録装置の概略構成図であ
る。
【図2】画像記録装置の光学系の概略構成図である。
【図3】制御装置周辺の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【図4】本実施例の作用としてフィルム原稿の画像を露
光する差異の処理を説明するフローチャートである。
【図5】ラインセンサの配置の他の例を示す光学系の概
略構成図である。
【図6】ラインセンサの配置の他の例を示す光学系の概
略構成図である。
【図7】ラインセンサの配置の他の例を示す光学系の概
略構成図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置 16 感光材料 22 露光部 30 制御装置 34 第2の走査装置 38 第1の走査装置 70 ラインセンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定サイズの第1の原稿上に第1の光源
    から射出された光を走査させ、第1の原稿を反射又は透
    過した光を露光位置に結像させて感光材料に第1の原稿
    の画像を露光する第1の走査露光手段と、 前記所定サイズよりも小さいサイズの第2の原稿上に第
    2の光源から射出された光を走査させ、第2の原稿を透
    過した光を前記露光位置に結像させて感光材料に第2の
    原稿の画像を拡大露光する第2の走査露光手段と、 前記第2の原稿を透過した光が入射され、前記第2の原
    稿の画像の濃度を画素毎に読み取る読取手段と、 第2の原稿の画像を感光材料に露光する場合に、前記第
    2の原稿上に第2の光源から射出された光を1回以上走
    査させて前記読取手段により第2の原稿の画像を読み取
    らせ、読取手段により読み取られた第2の原稿の画像の
    各画素毎の濃度に基づいて露光条件を決定し、該決定し
    た露光条件に従って第2の走査露光手段により第2の原
    稿の画像を感光材料に露光させる制御手段と、 を含む画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の原稿を透過した光を該光の光
    路と異なる方向に反射する反射手段を更に備え、 前記読取手段は前記反射手段の光反射側に配置されてお
    り、 反射手段と読取手段との間には反射手段で反射された光
    を読取手段配置位置で結像させる結像手段が設けられて
    いる、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の原稿を透過した光を該光の光
    路と異なる方向に反射する反射手段を更に備え、 前記読取手段は、前記反射手段の光反射側でかつ前記第
    2の走査露光手段による露光光の結像位置と共役な位置
    に配置されている、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP6040011A 1994-03-10 1994-03-10 画像形成装置 Pending JPH07248550A (ja)

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US08/394,258 US5703674A (en) 1994-03-10 1995-02-24 Image forming device and method having plural image projecting paths

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