JPH07246759A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH07246759A
JPH07246759A JP4261794A JP4261794A JPH07246759A JP H07246759 A JPH07246759 A JP H07246759A JP 4261794 A JP4261794 A JP 4261794A JP 4261794 A JP4261794 A JP 4261794A JP H07246759 A JPH07246759 A JP H07246759A
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JP
Japan
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tape
release paper
cassette
adhesive
drive roller
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JP4261794A
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English (en)
Inventor
Katsuto Kurachi
克仁 倉知
Junji Shioda
淳司 塩田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な機構により剥離紙に加工を施すことで
ラベルテープの剥離紙を剥がし易くすることが出来るテ
ープカセットを提供すること。 【構成】 上蓋ケース12及び下蓋テープ14からなる
カセットケース内に、両面粘着テープ26が巻回された
粘着テープスプール28が収納されており、その両面粘
着テープ26はガイド部材92及びテープ駆動ローラ3
6によりテープカセット10外へ案内搬送される。ま
た、回転刃100は、テープ駆動ローラ36の周面に円
を描くように設けられており、両面粘着テープ26の搬
送に伴って剥離紙26aに長手方向に延びた切込みを施
す。剥離紙26aに切込みが設けられたテープTの印刷
面を内側にして若干折り曲げることにより、剥離紙26
aの一部が容易に粘着面から剥がれ、その一部分を引っ
張ることにより完全に剥がすことが出来き、扱い易いテ
ープとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状の非印刷媒体
に文字等を印刷出来るテープ印刷装置に用いられるテー
プカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、巻回されたテープ状の媒体に文章
若しくは画像等の印刷を行い、その印刷されたテープ状
媒体を適当な長さにカットすることによりラベルを作成
することができるテープ印刷装置が提案されている。こ
のようにして作成されたラベルには、剥離紙が貼付けら
れた粘着層がラベルの印刷面の裏側に設けられており、
ラベルは剥離紙を剥がすことで、粘着層により自由な貼
付けが可能になっている。よって、インデックス等の各
種用途に使用され、物品の識別,認識にとって好適なも
のである。
【0003】作成されたラベルの剥離紙を剥がすには、
まず、爪等の薄い物を剥離紙と粘着面との間に挿入して
剥離紙の一部を粘着面から剥がし、その剥がれた一部を
指で摘んで引っ張ることにより粘着面から完全に剥離紙
を剥がす、という手法が一般的に用いられる。しかしな
がら、粘着面及び剥離紙は非常に薄く形成されているの
で、爪等を剥離紙と粘着面との間に挿入することは困難
を極め、剥離紙を剥がすことは容易なことではない。
【0004】ラベルの剥離紙を剥がし易くする方法とし
ては、予めテープ状媒体の剥離紙だけに長さ方向に沿っ
たスリットを形成し、そのテープ状媒体を小巻にしてテ
ープカセットに収納しておく方法が知られている。この
テープ状媒体により作成されたラベルでは、使用者がラ
ベルを剥離紙側を上にしてスリット部付近で山折りに曲
げると、スリット部で剥離紙が自然と浮き上がるため、
その部分を指で摘んで引っ張れば容易に剥離紙が剥がれ
る。
【0005】また、剥離紙を剥がし易くする他の方法と
して、剥離紙を残してテープのみを切断する装置又は剥
離紙のみを切断する装置を、作成されたラベルに用いて
テープのみ又は剥離紙のみを切断するものもよく知られ
ている。そうすることで先の方法と同様にその切断位置
から曲げることで剥離紙を剥がし易くすることが可能で
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に述
べた、テープカセット収納前にテープ状媒体の剥離紙を
予めカットしておくという方法では、テープの製造上特
別な機械及び工程が必要とされ、テープカセット製造に
かかる手間や費用が大きくなる。
【0007】また、印刷されて出てきたラベルに別の装
置を用いて剥離紙をカットする方法では、その別の装置
にかかる費用が大きいこと、ラベルを改めて別の装置に
通すため時間がかかること、及び別の装置の収納に困る
こと等の問題が発生し、実用的ではない。
【0008】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、テープ体の剥離紙はテープカセッ
ト内で切り目を入れる処理がなされて排出されるように
し、簡単な機構により剥離紙に加工を施すことでテープ
体の剥離紙を剥がし易くすることが出来るテープカセッ
トを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のテープカセットは、テープ状の被印刷媒体を
搬送させながら文字や記号等を印刷するテープ印刷装置
に着脱可能に装着されるものであり、更に、カセットケ
ースと、粘着剤が一面に塗布形成されたテープ基体とそ
の粘着層に貼着された剥離紙とから構成されるテープ体
と、前記テープ体を周囲に巻回し、前記カセットケース
内に回転可能に配設されるテープスプールと、前記テー
プ体を前記カセットケースの外まで案内するガイド部材
と、前記ガイド部材によるテープ体の搬送経路の途中に
おいて前記テープ体の剥離紙側に設けられ、且つ、その
剥離紙に切込みを施すカット機構とを備えている。
【0010】尚、更に、前記カセットケース内のテープ
体の送り出し側に、テープ体の前記剥離紙側に当接して
そのテープ体を搬送する搬送ローラを有し、前記カット
機構は、前記搬送ローラの周面にその全周にわたって設
けられた回転刃であってもよい。
【0011】尚、前記カット機構は、前記テープ体の剥
離紙側に当接するように設けられ、且つ、前記テープ体
の搬送に伴って通過するテープ体の剥離紙を切断する固
定刃であってもよい。
【0012】
【作用】上記の構成を有する本発明のテープカセットに
おいては、カセットケース内にテープ体が巻回されたテ
ープスプールが収納されており、そのテープ体はガイド
部材によりカセットケース外へ案内搬送される。また、
カット機構は、ガイド部材によるテープ体の搬送経路の
途中において前記テープ体の剥離紙側に設けられてお
り、テープ体の搬送に伴って前記剥離紙に切込みを施
す。
【0013】剥離紙に切込みが設けられたテープ体で
は、使用者は、テープの印刷面を内側にして若干折り曲
げることにより、剥離紙の一部が容易に粘着面から剥が
れ、その一部分を引っ張ることにより完全に剥がすこと
が出来、扱い易いテープとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0015】図1に本発明の一実施例に係るテープカセ
ット10の構成を示す。このテープカセット10は図示
のように、上蓋ケース12と下蓋ケース14とからなる
(この図では上蓋ケース12の大部分を取除いた状態を
示す)。下蓋ケース14には筒軸98,99及び軸23
が設けられている。筒軸99には透明なフィルムテープ
18が巻回されたテープスプール20が回転可能に支持
され、軸23にはインクリボン22がそのインク面を内
側にして巻回されたリボンスプール24が回転可能に支
持され、筒軸98には剥離紙26a付き両面粘着テープ
26が剥離紙26a側を外側にして巻回された粘着テー
プスプール28が回転可能に支持されている。また、各
スプール20,24,28の間に、リボンスプール24
から引き出されたインクリボン22を巻取るリボン巻取
りスプール30が上蓋ケース12及び下蓋ケース14に
設けられた有底孔(図示せず)に嵌合されて回転可能に
支持されている。尚、上蓋ケース12及び下蓋ケース1
4が本発明のカセットケースに相当し、両面粘着テープ
26が本発明のテープ体に相当し、粘着テープスプール
28が本発明のテープスプールに相当する。
【0016】また、図1に示すこのカセットケース本体
10の左下部に開設されるテープ出口32の近傍には、
後述のテープ印刷装置40に設けられるテープ送りロー
ラ62との協働により前記フィルムテープ18と両面粘
着テープ26との貼り合わせテープTを前記テープ出口
32より送り出すテープ駆動ローラ34がやはり回転可
能に配設されている。
【0017】そして、両面粘着テープ26は粘着テープ
スプール28から引き出され、リブ92及びテープ駆動
ローラ34により案内されながら、テープ出口32へ送
られている。尚、リブ92及びテープ駆動ローラ34が
本発明のガイド部材に相当し、更に、テープ駆動ローラ
34が本発明の搬送ローラに相当する。
【0018】一方、このテープカセットが装着使用され
るテープ印刷装置40の概略構成は図2に示す通りであ
り、図2に於いて、テープ印刷装置40には文字等を入
力する為の文字入力キー42、印刷キー44、各種ファ
ンクションキーが設けられたキーボード46、キーボー
ド46から入力された文字等を表示する液晶ディスプレ
イ48及び前記テープカセット10を収納するカセット
収納部50が配設されている。係るカセット収納部50
は、テープ印刷装置40の後方に回転可能に枢支された
収納カバー52により開閉され、開状態でテープカセッ
ト10の交換等が行われるようになっている。
【0019】図3にこのカセット収納部50の概略構成
を示す。
【0020】このカセット収納部50には、前記テープ
カセット10のリボン巻取スプール30に係合し、図示
しないパルスモータの回転駆動によりこのリボン巻取ス
プール30を回動させてインクリボン22を巻取るリボ
ン巻取り軸54、及び前記テープ駆動ローラ34に係合
し、図示しないモータ及びギヤ伝達機構を介してこのテ
ープ駆動ローラ34を回転駆動させるテープ駆動軸56
がそれぞれ立設されている。
【0021】また、カセット収納部50には、サーマル
ヘッド58とプラテンローラ60とが対向して立設配置
され、更に、前記テープ駆動ローラ34との協働により
貼り合わせテープTを送り出す前記テープ送りローラ6
2が配設されている。プラテンローラ60及びテープ送
りローラ62はローラホルダ80に支持され、図示しな
い手動の切換機構により印刷位置とリリース位置とに切
換可能とされている。印刷位置では、テープ送りローラ
62はフィルムテープ18と両面粘着テープ26とを挟
んでテープ駆動ローラ34へ付勢し、プラテンローラ6
0はインクリボン22とフィルムテープ18とをサーマ
ルヘッド58へ押し付ける。尚、該切換機構については
特開平5ー92650号公報に添付された明細書及び図
面にて詳細に説明されているので、ここでの説明は省略
する。
【0022】前記したサーマルヘッド58は多数の発熱
素子を有しており、インクリボン22を介してフィルム
テープ18に文字等の虚像印刷を行うべきものである。
【0023】一方、前記テープカセット10のテープ出
口32より送り出される貼り合わせテープTを裁断する
テープカッタ64がやはりこのカセット収納部50の−
側内側寄り部位に設けられている。
【0024】このテープカッタ64はハサミ固定刃66
とハサミ可動刃68とからなり、ハサミ固定刃66の方
が前記カセット収納部50に装着されるテープカセット
10のテープ出口32縁寄りに位置し、ハサミ可動刃6
8がテープ出口32から遠い方に位置している。
【0025】このテープカッタ64の駆動機構について
は詳細は避けるが、モータの駆動力がピニオン及びギヤ
機構を介してハサミ可動刃68に伝達され、そのハサミ
可動刃68がその枢支軸を支点として開閉作動されるも
ので、この開閉動作により前記ハサミ固定刃66との協
働により貼り合わせテープTが裁断されるものである。
【0026】テープカセット内部に設けられた前記テー
プ駆動ローラ34の構造を図4(a)に示す。テープ駆
動ローラ34の周面に沿って設けられた回転刃100は
テープ幅の中央部に位置し、刃先は周面より両面粘着テ
ープ26の剥離紙26aの厚み分だけ突出した構造にな
っている。尚、回転刃100が本発明のカット機構に相
当する。
【0027】このテープ駆動ローラ34と前記テープ送
りローラ62との間でフィルムテープ18と両面粘着テ
ープ26とが貼り合わされてテープTとなることは前記
したが、フィルムテープ18がテープ送りローラ62側
であり、両面粘着テープ26がテープ駆動ローラ34側
であり、テープ駆動ローラ34に両面粘着テープ26の
剥離紙26aが接している。
【0028】前記テープ駆動軸56が図示しないモータ
及びギヤ伝達機構を介してテープ駆動ローラ34を回転
駆動させると、両面粘着テープ26は、2つのローラ3
4,62に挟まれて搬送されてゆく。そのとき、両面粘
着テープ26はテープ送りローラ62によりテープ駆動
ローラ34に押し付けられているので、回転刃100が
回転しながら両面粘着テープ26の剥離紙側に圧接す
る。このとき、回転刃100が剥離紙26aに切込みを
施す。この場合、回転刃100の刃先が剥離紙側の粘着
層に至る程度に入り込むことが好ましい。
【0029】その結果、搬送される両面粘着テープ26
は、その剥離紙26aを前記回転刃100により長手方
向に切断されながら、フィルムテープ18と貼り合わさ
れてテープTとなる。テープTは前記テープカッタ64
により適当な長さに切断される。このようにして、剥離
紙26aに切込みが施されたラベルテープが作成され
る。
【0030】剥離紙26aに切込みが施されたラベルテ
ープは、剥離紙26a側を外側にして折り曲げることに
より剥離紙26aの一部が容易に粘着面から剥がれ、そ
の剥離紙26aの一部を引っ張ることにより剥離紙26
aを完全に剥がすことが出来る。更に、テープカセット
内にテープの剥離紙26aを切断する手段が取り付けら
れている為に、製造上剥離紙26aを切断する特別な機
械及び工程が不要となる。又、ラベルテープ作成後の別
装置での剥離紙26a切断の操作も不要となる。これに
よって剥離紙26a切断の為の別装置の費用等が削減出
来る。以上のように剥離紙26aを剥がし易くする方法
にかかる時間と費用を少なくすることが出来る。
【0031】なお、前記実施例は本発明を限定するもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々の変形、改良が可能であることはもちろんである。例
えば、テープ駆動ローラ34に設けられた回転刃100
は円形状のものに限らず、図6に示すように、螺旋を描
くような形状を有していてもよい。
【0032】また、テープ駆動ローラ34及び回転刃1
00の構成は、テープ駆動ローラ34の周面に回転刃1
00が突出するように形成されればよいわけで、1本の
ローラ34に、その直径分の穴を有した回転刃100を
差し込むように形成してもよいし、図7に示すように、
2つの部材34a,34bに分割されたテープ駆動ロー
ラ34の間に回転刃100を挟み込むようにして形成し
てもよい。
【0033】次に、前記実施例と同様な効果を有する変
型例を図5に示す。このテープカセット101は、図示
のようにカセットケースに相当する上蓋ケース102と
下蓋ケース103とを有している。下蓋ケース103に
は筒軸104が設けられており、感熱テープ105が発
色面を内側に剥離紙105aを外側にして巻回された感
熱テープスプール106が回転可能に支持されている。
感熱テープ105は、発色面を有するテープ基体と、粘
着剤が塗布された粘着層と、剥離紙105aとの三層構
造を有している。尚、感熱テープ105が本発明のテー
プ体に相当し、感熱テープスプール106が本発明のテ
ープスプールに相当する。感熱テープ105は感熱テー
プスプール106より繰出され、ガイド部材に相当する
リブ109,110,111,112により案内され
て、テープ出口107にまで引き出されている。
【0034】また、図5におけるカセットケース103
の左下部には、テープ出口107が開設されており、そ
のテープ出口107の近傍には、テープ駆動ローラ10
8がやはり回転可能に配設されている。このテープ駆動
ローラ108は、前述のテープ印刷装置40に設けられ
ているテープ送りローラ62との協働により感熱テープ
105を前記テープ出口107より送り出す。また、テ
ープ駆動ローラ108は、図4(b)に示すように、前
記実施例のような回転刃100は無い構造になってい
る。
【0035】また、下蓋ケース103には、リブ109
の表面から感熱テープ105のテープ基体の厚み分の距
離だけ離れた位置に刃先が配置された刃110が感熱テ
ープ105の幅の中央部に対応するように設けられてい
る。なお、刃110は、平板状の固定刃であり、刃11
0の刃先の延びる方向とテープの搬送方向とが平行にな
るように固設してある。尚、この刃110が本発明のカ
ット機構に相当する。このリブ109と刃110との間
に感熱テープ105が長手方向に移動可能に案内されて
いる。このとき、刃110の刃先が感熱テープ105の
粘着層に至る程度に入り込む事が好ましい。
【0036】前記テープ駆動軸56が図示しないモータ
及びギヤ伝達機構を介してテープ駆動ローラ108を回
転駆動させると、テープTがテープ出口107より送り
出され、リブ109と刃110との間を移動する感熱テ
ープ105の剥離紙105aのみが刃110によって長
手方向に切断される。テープTは前記テープカッタ64
により適当な長さに切断され、剥離紙105aに切込み
が施されたラベルテープが作成される。
【0037】剥離紙105aに切込みが施されたラベル
テープは、前記第1の実施例に示すように、剥離紙10
5a側を外側にして折り曲げることにより剥離紙105
aの一部が容易に粘着面から剥がれ、その剥離紙105
aの一部を引っ張ることにより剥離紙105aを完全に
剥がすことが出来る。更に、テープカセット内にテープ
の剥離紙105aを切断する手段が取り付けられている
為に製造上剥離紙105aを切断する特別な機械及び工
程が不要である。又、ラベルテープ作成後の別装置での
剥離紙105a切断の操作も不要になる。これによって
剥離紙105a切断の為の別装置の費用等が削減出来
る。以上のように剥離紙105aを剥がし易くする方法
にかかる時間と費用を少なくすることが出来る。
【0038】尚、上記後者実施例において、刃110は
平板状の固定刃としたが、刃110をピン状の刃とし
て、感熱テープ105の剥離紙105aをけがく様に切
断するものであってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のテープカセットは、テープカセット内で剥離紙を
切断し、ラベルを作成する。剥離紙に切込みが施された
ラベルテープは、剥離紙側を外側にして折り曲げること
により剥離紙の一部が容易に粘着面から剥がれ、その剥
離紙の一部を引っ張ることにより剥離紙を完全に剥がす
ことが出来る。更に、テープカセット内にテープの剥離
紙を切断する手段が取り付けられている為に製造上剥離
紙を切断する特別な機械及び工程が不要となる。又、ラ
ベルテープ作成後の別装置での剥離紙切断の操作も不要
となる。これによって剥離紙切断の為の別装置の費用等
が削減出来る。つまり、剥離紙を剥がし易くする処理に
かかる費用,時間及び手間を少なくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープカセットの上蓋ケースの大
部分を取り除いて示した平面図である。
【図2】テープカセットが装着使用されるテープ印刷装
置の平面図である。
【図3】図2に示したテープ印刷装置のカセット収納部
の斜視図である。
【図4】図4(a)はテープカセットの剥離紙切断手段
を示す斜視図である。図4(b)は変型例に用いるテー
プ駆動ローラの斜視図である。
【図5】変型例のテープカセットの上蓋ケースの大部分
を取り除いて示した平面図である。
【図6】テープカセットの剥離紙切断手段の他の例を示
す斜視図である。
【図7】テープカセットの剥離紙切断手段の構成を説明
する斜視図である。
【符号の説明】
10 テープカセット 12 上蓋ケース 14 下蓋ケース 26 両面粘着テープ 26a 剥離紙 28 粘着テープスプール 34 テープ駆動ローラ 64 テープカッタ 100 回転刃 101 テープカセット 102 下蓋ケース 103 上蓋ケース 105 感熱テープ 105a 剥離紙 106 感熱テープスプール 109 リブ 110 刃

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状の被印刷媒体を搬送させながら
    文字や記号等を印刷するテープ印刷装置に着脱可能に装
    着されるテープカセットにおいて、 カセットケースと、 粘着剤が一面に塗布形成されたテープ基体とその粘着層
    に貼着された剥離紙とから構成されるテープ体と、 前記テープ体を周囲に巻回し、前記カセットケース内に
    回転可能に配設されるテープスプールと、 前記テープ体を前記カセットケースの外まで案内するガ
    イド部材と、 前記ガイド部材によるテープ体の搬送経路の途中におい
    て前記テープ体の剥離紙側に設けられ、且つ、その剥離
    紙に切込みを施すカット機構とを備えたことを特徴とす
    るテープカセット。
  2. 【請求項2】 前記カセットケース内のテープ体の送り
    出し側に、テープ体の前記剥離紙側に当接してそのテー
    プ体を搬送する搬送ローラを有し、 前記カット機構は、前記搬送ローラの周面にその全周に
    わたって設けられた回転刃であることを特徴とする請求
    項1に記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】 前記カット機構は、前記テープ体の剥離
    紙側に当接するように設けられ、且つ、前記テープ体の
    搬送に伴って通過するテープ体の剥離紙を切断する固定
    刃であることを特徴とする請求項1に記載のテープカセ
    ット。
JP4261794A 1994-03-14 1994-03-14 テープカセット Pending JPH07246759A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248134A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Brother Ind Ltd テープカセット
CN109203733A (zh) * 2017-07-04 2019-01-15 卡西欧计算机株式会社 带盒及印刷装置

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