JPH07238936A - すべり軸受材料 - Google Patents
すべり軸受材料Info
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- JPH07238936A JPH07238936A JP2953694A JP2953694A JPH07238936A JP H07238936 A JPH07238936 A JP H07238936A JP 2953694 A JP2953694 A JP 2953694A JP 2953694 A JP2953694 A JP 2953694A JP H07238936 A JPH07238936 A JP H07238936A
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Abstract
的表面が平滑なアルミニウム系軸受合金を含んでなるす
べり軸受の摺動性能を向上する。 【構成】 表面粗さが1.0μm以上〜4.5μmRz
未満の範囲のアルミニウム系軸受合金の表面に、固体潤
滑剤98〜55重量%及び熱硬化性樹脂2〜45重量%
からなり、膜厚が2〜10μmであり、かつ表面粗さが
5μmRz以下であるコーティング層を設ける。
Description
に関するものであり、さらに詳しく述べるならばアルミ
ニウム軸受合金の表面に、固体潤滑剤を樹脂で結合した
コーティング層を形成したすべり軸受に関するものであ
る。
報において、アルミニウム系軸受合金の表面に、MoS
2 ,WS2 ,グラファイトなどの固体潤滑剤90〜55
重量%及びポリイミド系バインダ10〜45重量%から
なるコーティング層を形成したすべり軸受を提案した。
この公報の実施例では、アルミニウム系軸受合金の表面
は、アルカリエッチング及び酸洗により粗さが4.5μ
mRzに調整されている。また、明細書中の説明ではコ
ーティング層の厚みは1〜25μmであると記述されて
いる。
は、密着性を高めるために粗面化したアルミニウム合金
表面に形成されたコーティング層の表面粗さが6μmR
z程度となった。さらに、コーティング層の厚みが10
μmを超えると耐焼付性及び耐摩耗性が、コーティング
層なしのアルミニウム系軸受合金より劣化することが分
かった。
ム系軸受合金の表面を粗面化しない場合に、実用的摺動
性能が得られるコーティング層の条件は開示されていな
い。本発明者らは、表面が比較的平滑なアルミニウム系
軸受合金に種々の条件のコーティング層を形成し、摺動
特性を調べたところ、固体潤滑剤が性能を発揮するため
には、樹脂コーティング層表面の粗さに依存する初期摩
擦及びその厚みに依存する摩耗挙動を適切に制御する必
要があることが分かった。したがって、本発明は、固体
潤滑剤を含有するコーティング層と比較的表面が平滑な
アルミニウム系軸受合金を含んでなるすべり軸受の摺動
性能を向上することを目的とする。
1.0μm以上〜4.5μmRz未満の範囲のアルミニ
ウム系軸受合金の表面に、固体潤滑剤98〜55重量%
及び熱硬化性樹脂2〜45重量%からなり、膜厚が2〜
10μmであり、かつ表面粗さが5μmRz以下である
コーティング層を設けたすべり軸受材料を提供するもの
である。
の表面粗さを4.5μmRz未満とした理由は、本出願
人の前掲特開平4−83914号公報では具体的には開
示されていない比較的平滑な表面を有するアルミニウム
系軸受合金をコーティング層付きすべり軸受として実用
可能にし、またコーティング層表面の粗さを小さくする
ためである。表面粗さが1.0μmRz未満であるとコ
ーティング層の密着力が低下する。好ましい表面粗さは
2〜4μmRzである。アルミニウム系軸受合金がかか
る表面粗さをもつようにするには、通常の圧延材を脱脂
洗浄するかあるいはその後酸又はアルカリで軽度のエッ
チングを行えばよい。
と、なじみ性改良の効果がなくなる。逆にコーティング
層の膜厚が10μmを超えると、コーティング層の摩耗
が多くなりすべり軸受の表面輪郭が相手軸と同心円状に
なる結果油膜の作用が弱まるために、耐焼付性が劣化す
る。したがって、コーティング層の膜厚は2〜10μm
の範囲内であることが必要であり、好ましくは3〜8μ
mであり、より好ましくは4〜6μmである。
μmRzを超えると、摩擦係数が高くなりまた流体潤滑
が妨げられるので、5μmRz以下であることが必要で
ある。好ましい表面粗さは3μmRz以下、より好まし
くは2μmRz以下である。
ファイト、BNなどを使用することができる。これらの
固体潤滑剤は摩擦係数を低くかつ安定にする作用ととも
になじみ性を有する。樹脂コーティング層の粗さを小さ
くするためには平均粒径が2μm以下、特に1μm以下
の微粒の固体潤滑剤を使用することが好ましい。固体潤
滑剤がコーティング層内で55重量%未満であると、摩
擦特性が優れず焼付が起こり易い。一方固体潤滑剤が9
8重量%を超えるとコーティング層の密着力が不足す
る。固体潤滑剤としてはMoS2 が好ましく、またその
量は70〜96重量%、特に80〜90重量%であるこ
とが好ましい。また、すべり軸受を内燃機関に組み付け
た初期に急激に全負荷を加えることが必要な場合は、コ
ーティング層にMoS2 を90〜98%含有せしめなじ
み性を向上させることが好ましい。
ポキシ、フェノール樹脂などを使用することができる。
ポリイミド系樹脂としては、芳香族ポリイミド、ポリエ
ーテルイミド又は芳香族ポリアミドイミドあるいはこれ
らのジイソシアネート変性、BPDA変性、スルホン変
性樹脂のワニスなどを使用することができる。熱硬化性
樹脂は、固体潤滑剤を結合するとともに、軸により削ら
れなじみ性を発揮し、さらに腐食に対して極めて安定で
ある。
特に組成が限定されないが、好ましくは、10重量%以
下のCr,Si,Mn,Sb,Sr,Fe,Ni,M
o,Ti,W,Zr,V,Cu,Mg,Znなどと、2
0重量%以下のSn,Pb,In,Tl,Biの1種又
は2種以上を含有する合金を好ましく使用することがで
きる。前者の群の元素は主として強度、耐摩耗性を付与
し、後者の群の元素は主としてなじみ性を付与する。前
者と後者を組合わせ使用することが好ましい。
る。被処理物であるアルミニウム系軸受合金をすべり軸
受形状のライニングに加工した後、苛性ソーダなどのア
ルカリ処理液中において脱脂処理し、続いて水洗及び湯
洗を行い表面に付着したアルカリを除去する。表面粗さ
はライニング加工、アルカリ処理条件にて調整される。
湯洗後温風乾燥し、適当な希釈剤で希釈した固体潤滑剤
と樹脂をスプレーでライニング上に塗布し、150〜3
00℃で乾燥・焼成する。成膜後の表面粗さが粗い時は
パフ等による平滑化処理を行う。スプレー法の他にタン
ブリング法、浸漬法、はけ塗り法印刷法などの方法によ
りコーティングを成膜することができる。なお、本出願
人の特開平4−78319号公報で開示されたように、
材質が異なる2以上の層によりコーティング層を形成し
てもよい。
ング層はアルミニウム系軸受合金より軟質であるために
なじみ性に優れ、迅速に流体潤滑状態をもたらすと考え
られていたが、その後の研究により以下のことが判明し
た。 (イ)なじみ性はコーティング層中の固体潤滑剤が多い
とより良好になる。 (ロ)コーティング層が厚くなると摩耗が多くなり、ま
たなじみに必要以上の摩耗が起こる結果、軸受表面は相
手軸と同心円状になり耐焼付性が劣化する。図2は、M
oS2 85重量%、PAI(ポリアミドイミド)15重
量%よりなり、表面粗さが2.5μmRzのコーティン
グ層は膜厚が約5μmを超えると耐焼付性が低下するこ
とを示す。 (ハ)コーティング層が薄くなるとその表面粗さは下地
であるアルミニウム系軸受合金の粗さを再現する傾向が
著しくなる。下地粗さを再現する薄いコーティング層は
なじみ性が優れない。この結果流体潤滑が妨げられ、摺
動特性はコーティング層なしのアルミニウム系軸受合金
よりも悪化する。図3は、図2と同一組成でかつ膜厚が
5μmのコーティング層の表面粗さRzと共に耐焼付性
が低下することを示す。 本発明は、これらの発見に基づいて、コーティング層を
薄くしかつ下地とコーティング層の粗さを制御する技術
を提供するものである。以下、実施例により本発明を詳
しく説明する。
板)1と厚みが0.3mmのアルミニウム系軸受合金
(Al−12Sn−1.8Pb −1.0Cu −3.0Si −0.3Cr )2から
構成されるライニングである。なおアルミニウム系軸受
合金2の表面粗さは表1に示す。表1に組成及び厚さを
示すコーティング層3を形成した後バフ仕上げにより表
1に示す表面粗さとした。摺動特性の試験方法は以下の
とおりであった。
厚が本発明の範囲より大きいために、また試料番号11
は下地粗さが本発明の範囲より粗いために、さらに、試
料番号12はコーティング層を設けないために、摺動特
性が優れない比較例である。試料13は固体潤滑剤が少
なく樹脂が多く、試料14は樹脂が無いために、いずれ
も耐焼付性が低い比較例である。これに対して、本発明
のすべり軸受材料は焼付荷重が高くかつ摩耗量が少ない
ことが明らかである。特に、MoS2 とPAI(ポリア
ミドイミド)の組み合わせが優れた摺動特性を達成して
いる。
ーティング層の耐焼付性及び耐摩耗性を良好にすること
ができるので内燃機関のすべり軸受として摺動特性が優
れた材料を提供することができる。
係を示すグラフである。
焼付性の関係を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 表面粗さが1.0μm以上〜4.5μm
Rz未満の範囲のアルミニウム系軸受合金の表面に、固
体潤滑剤98〜55重量%及び熱硬化性樹脂2〜45重
量%からなり、膜厚が2〜10μmであり、かつ表面粗
さが5μmRz以下であるコーティング層を設けたこと
を特徴とするすべり軸受材料。 - 【請求項2】 前記固体潤滑剤が、MoS2 ,WS2 B
N及びグラファイトからなる群より選択された少なくと
も1種である請求項1記載のすべり軸受材料。 - 【請求項3】 前記熱硬化性樹脂が、ポリイミド系、エ
ポキシ及びフェノール樹脂からなる群より選択された少
なくとも1種である請求項1又は2記載のすべり軸受材
料。
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