JPH07237561A - トラクタの運転ステップ構造 - Google Patents

トラクタの運転ステップ構造

Info

Publication number
JPH07237561A
JPH07237561A JP3274394A JP3274394A JPH07237561A JP H07237561 A JPH07237561 A JP H07237561A JP 3274394 A JP3274394 A JP 3274394A JP 3274394 A JP3274394 A JP 3274394A JP H07237561 A JPH07237561 A JP H07237561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body frame
vehicle body
driving step
step plate
car body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3274394A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Miki
三木  博幸
Kenkichi Hirakawa
健吉 平川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP3274394A priority Critical patent/JPH07237561A/ja
Publication of JPH07237561A publication Critical patent/JPH07237561A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 主クラッチハウジングとトランスミッション
ケースを車体フレームで連結し、運転ステップ用板材を
車体フレームの左右横側面夫々に、車体フレームの上面
より下方に配置した状態で取付けたトラクタにおいて、
乗降の際に運転ステップ用板材と車体フレームの間の段
差に足が引っ掛かりにくいようにする。 【構成】 運転ステップ用板材15のうち車体フレーム
7側の縁部15aを車体フレーム7側ほど高くなる状態
に傾斜させ、傾斜縁部15aの頂部を車体フレーム上面
7aの横端部近くに配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体前部に配置した主
クラッチハウジングと機体後部のトランスミッションケ
ースを車体フレームで連結し、運転ステップ用板材を車
体フレームの左右横側面夫々に、車体フレームの上面よ
り下方に配置した状態で取付けたトラクタの運転ステッ
プ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、中空構造の車
体フレーム31の左右横側面夫々に、上面が左右方向に
おいてほぼ水平な運転ステップ用板材32を車体フレー
ム31の上面31aよりかなり下方に配置した状態でボ
ルト連結し、左右の運転ステップ用板材32と車体フレ
ーム31をゴムシート33で覆っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、運転ステップ
用板材と車体フレームの間にかなり大きくて急激な段差
ができるため、車体フレームを跨いで左右の運転ステッ
プに両足を載せるようにした搭乗運転部に対する乗降の
際に運転ステップ用板材と車体フレームの間の段差に足
が引っ掛かりやすく、また、運転ステップ用板材の車体
フレーム側縁部が平板状になっているため、運転ステッ
プ用板材を十分な強度確保のために肉厚の大きいものに
しなければならず、乗降の容易化及び運転ステップ用板
材の軽量化とコストダウンの面から改良の余地があっ
た。本発明の目的は、搭乗運転部に対する乗降の際に運
転ステップ用板材と車体フレームの間の段差に足が引っ
掛かりにくいようにし、しかも、そのための構成を有効
利用して運転ステップ用板材の軽量化とコストダウンを
図る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、機
体前部に配置した主クラッチハウジングと機体後部のト
ランスミッションケースを車体フレームで連結し、運転
ステップ用板材を車体フレームの左右横側面夫々に、車
体フレームの上面より下方に配置した状態で取付けたト
ラクタにおいて、運転ステップ用板材のうち車体フレー
ム側の縁部を車体フレーム側ほど高くなる状態に傾斜さ
せ、傾斜縁部の頂部を車体フレーム上面の横端部近くに
配置したことにある。
【0005】
【作用】つまり、運転ステップ用板材の車体フレーム側
縁部を車体フレーム側ほど高くなるように傾斜させて車
体フレーム上面の横端部近くまで立ち上がらせてあるか
ら、運転ステップ用板材と車体フレームの間の段差を足
の引っ掛かりにくい緩いものにでき、段差に足を引っ掛
けずに搭乗運転部に対して容易に乗降できる。さらに、
傾斜縁部の作用で運転ステップ用板材の前後方向への曲
げ強度を増大できて、運転ステップ用板材の薄肉化によ
り軽量化とコストダウンを達成できる。
【0006】
【発明の効果】その結果、運転ステップ用板材と車体フ
レームの間の段差に足を引っ掛けずに搭乗運転部に対し
て容易に乗降でき、運転ステップ用板材を薄肉化でき
る、乗降の容易性、軽量化及び経済性において一段と優
れたトラクタの運転ステップ構造が得られた。
【0007】
【実施例】図6に、本発明に係る農用トラクターの全体
が、また、図1に機体の前後方向中間部が示されてい
る。機体前部に配備したエンジン1の後部に主クラッチ
ハウジング4を直結するとともに、後車輪2を軸支した
トランスミッションケース5と前記主クラッチハウジン
グ4とを、断面形状が中空角形に構成した板金製の車体
フレーム7で連結し、主クラッチハウジング4からトラ
ンスミッションケース5で動力を伝達する主伝動軸10
aおよびトランスミッションケース5から前車輪3に動
力を伝達する伝動軸10bを車体フレーム7の内部に挿
通し、トランスミッションケース5の上方に位置する運
転座席6に着座した運転者が車体フレーム7を跨いで足
を載せる運転ステップ11を車体フレーム7の左右両脇
に設け、耕耘装置などの作業機を昇降するリフトアーム
8および作業機駆動用のPTO軸9をトランスミッショ
ンケース5の後部に設けてある。
【0008】図2および図3に示すように、運転ステッ
プ11を支持するに、車体フレーム7の前部に立設した
主クラッチハウジング連結用ブラケット兼用の補強リブ
7bにアングル材からなる第1取付け座12を横架固定
し、夫々左右一対の第2取付け座13及び第3取付け座
14を車体フレーム7の左右横側面夫々に溶接し、左右
の運転ステップ用板材15の前部から斜め上方に延出し
た立上がり部15dの前端部を第1取付け座12にボル
ト連結するとともに、平坦部15cを第2取付け座13
と第3取付け座14にボルト連結し、ゴムシート16で
左右の運転ステップ用板材15及び車体フレーム7を一
連に覆ってある。
【0009】運転ステップ用板材15のうち車体フレー
ム7の横側に位置する平坦部15cを車体フレーム7の
上面7aより下方に配置し、この平坦部15c車体フレ
ーム7側の縁部15aを車体フレーム7側ほど高くなる
状態に折り曲げ傾斜させ、傾斜縁部15aの頂部を車体
フレーム上面7aの横端部近くに配置し、傾斜縁部15
aの頂部から下方に向かう折り返し縁部15bを形成し
てある。つまり、傾斜縁部15aを車体フレーム7側ほ
ど高くなるように傾斜させて車体フレーム上面7aの横
端部近くまで立ち上がらせることによって、運転ステッ
プ用板材15と車体フレーム7の間の段差を足の引っ掛
かりにくい緩いものにして、段差に足を引っ掛けずに搭
乗運転部に対して容易に乗降できるように構成し、そし
て、傾斜縁部15a及び折り返し縁部15bのリブ機能
によって運転ステップ用板材15の前後方向での曲げ強
度を増大し、運転ステップ用板材15の薄肉化による軽
量化とコストダウンを図るように構成してある。
【0010】図2に示すように、左の運転ステップ用板
材15の立上がり部15dに主クラッチペダル19を挿
通するための切り欠き部17を、かつ、右のに運転ステ
ップ用板材15の立上がり部15dに図示しない一対の
サイドブレーキペダルを挿通するための切り欠き部18
を形成して、ペダル類を車体フレーム7に取付けた後で
運転ステップ用板材15を組付けることができるように
してある。又、図1に示すように、主クラッチペダル1
9に対する戻しバネ20を、主クラッチペダル19に溶
接した頭付ピン21と、運転ステップ用板材15に切り
出しおよびプレス加工で下方に突曲形成した帯状係止部
22に渡って張設してある。尚、図示しないサイドブレ
ーキペダルに対しても同様に戻しバネを装着できるよう
に構成してある。
【0011】運転ステップ用板材15夫々における平坦
部15cの後部を後車輪用フェンダ23の内側に入り込
み配置し、運転ステップ用板材15の後端部と後車輪用
フェンダ23をボルト連結し、図4に示すように、運転
座席6の足元側を覆う樹脂製のカバー24を、その上部
に形成した左右の上側係止部25を左右の後車輪用フェ
ンダ23に亘って架設したステー26に係止連結した状
態で、かつ、カバー下部に形成した左右の下側係止部2
7を運転ステップ用板材15の後端部に形成した切り欠
き部28に係止連結するようにして、工具などを必要と
せずに弾性係止形式で簡単に着脱できるように構成して
ある。尚、下側係止部27は幅狭部分の下端に幅広部分
を有する形状に形成され、切り欠き部28は下側係止部
27の幅広部分を挿脱できる幅広部分と、下側係止部2
7の幅狭部分の入り込みを許容するが下側係止部27の
幅広部分を挿脱できない幅狭部分とから構成されてい
る。
【0012】図3および図5に示すように、運転ステッ
プ用板材15と第1ないし第3取付け座12,13,1
4及び後車輪用フェンダ23夫々との間にクッションゴ
ム29を介装し、運転ステップ11の振動及び騒音発生
を抑制するように構成してある。
【0013】〔別実施例〕運転ステップ用板材15を車
体フレーム7の左右横側面夫々に取付けるための具体構
成は適当に選定できる。運転ステップ用板材15の傾斜
縁部15aの角度は、目的を損なわない限り適宜設定自
在であり、傾斜縁部15aに連なる折り返し縁部15b
は省略してもよい。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】運転ステップ取付け部の側面図
【図2】要部平面図
【図3】要部の分解斜視図
【図4】運転座席足元カバー取付け状態を示す斜視図
【図5】要部の縦断正面図
【図6】トラクタの全体側面図
【図7】従来例の要部縦断正面図
【符号の説明】
4 主クラッチハウジング 5 トランスミッションケース 7 車体フレーム 7a 車体フレーム上面 15 運転ステップ用板材 15a 傾斜縁部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体前部に配置した主クラッチハウジン
    グ(4)と機体後部のトランスミッションケース(5)
    を車体フレーム(7)で連結し、運転ステップ用板材
    (15)を前記車体フレーム(7)の左右横側面夫々
    に、前記車体フレーム(7)の上面(7a)より下方に
    配置した状態で取付けたトラクタにおいて、 前記運転ステップ用板材(15)のうち前記車体フレー
    ム(7)側の縁部(15a)を前記車体フレーム(7)
    側ほど高くなる状態に傾斜させ、前記傾斜縁部(15
    a)の頂部を前記車体フレーム上面(7a)の横端部近
    くに配置してあるトラクタの運転ステップ構造。
JP3274394A 1994-03-03 1994-03-03 トラクタの運転ステップ構造 Pending JPH07237561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3274394A JPH07237561A (ja) 1994-03-03 1994-03-03 トラクタの運転ステップ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3274394A JPH07237561A (ja) 1994-03-03 1994-03-03 トラクタの運転ステップ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07237561A true JPH07237561A (ja) 1995-09-12

Family

ID=12367326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3274394A Pending JPH07237561A (ja) 1994-03-03 1994-03-03 トラクタの運転ステップ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07237561A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241666A (ja) * 2008-03-29 2009-10-22 Atex Co Ltd ハンド作業機のリヤステップ
JP2011126352A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Yanmar Co Ltd 作業車両
JP2015044437A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 井関農機株式会社 作業車両の機体構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241666A (ja) * 2008-03-29 2009-10-22 Atex Co Ltd ハンド作業機のリヤステップ
JP2011126352A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Yanmar Co Ltd 作業車両
JP2015044437A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 井関農機株式会社 作業車両の機体構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7896421B2 (en) Floor structure of four wheeled utility vehicle
JPS62289415A (ja) 車体懸架装置のロアア−ム支持構造
JPH07237561A (ja) トラクタの運転ステップ構造
JP5921206B2 (ja) 作業車用ステップユニット
JPH0626470Y2 (ja) 農用トラクタのフレーム構造
JPH10278847A (ja) キャブの衝突安全構造
JPS5826218Y2 (ja) トラクタ
JPH066996Y2 (ja) 移動農機の座席支持構造
JP3113482B2 (ja) 農用トラクタの車体構造
JP3950354B2 (ja) フォークリフトのラジエタカバー
JP3841125B2 (ja) 自動車の運転室構造
JP2534636Y2 (ja) トラクタにおける安全フレームの取付構造
JPH0533439Y2 (ja)
JP3418048B2 (ja) 作業車の運転ステップ用の可撓性マット
JPH0340699Y2 (ja)
JPS5912507B2 (ja) トラクタの操縦部フロア−構造
JPH0742923Y2 (ja) 車両用ボンネットロック取付構造
JPH0125749Y2 (ja)
JP2533756Y2 (ja) 小型車両の後部車体カバー取付け構造
JPH0313057Y2 (ja)
JPS6237765Y2 (ja)
JPH0535914Y2 (ja)
JPS6319253Y2 (ja)
JP3070268U (ja) キャブオ―バ型自動車
JP2600499Y2 (ja) トラクタの防振構造