JPS5826218Y2 - トラクタ - Google Patents
トラクタInfo
- Publication number
- JPS5826218Y2 JPS5826218Y2 JP1977146951U JP14695177U JPS5826218Y2 JP S5826218 Y2 JPS5826218 Y2 JP S5826218Y2 JP 1977146951 U JP1977146951 U JP 1977146951U JP 14695177 U JP14695177 U JP 14695177U JP S5826218 Y2 JPS5826218 Y2 JP S5826218Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- tractor
- frame member
- section
- step plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
キャビンを有しない従来のトラクタでは、操縦部の下部
にはステップ板のみが配設され、足元が開放されたもの
であったため、湿地作業時等において、操縦者の足に泥
土が飛散する虞れがあり、又、機体が大きく側方に傾斜
した場合や万が一横転した場合に、操縦者の足がスアッ
プから外方に外れて搭乗者の姿勢がくずれたり、外れた
足が機外の他物に接当する危険があった。
にはステップ板のみが配設され、足元が開放されたもの
であったため、湿地作業時等において、操縦者の足に泥
土が飛散する虞れがあり、又、機体が大きく側方に傾斜
した場合や万が一横転した場合に、操縦者の足がスアッ
プから外方に外れて搭乗者の姿勢がくずれたり、外れた
足が機外の他物に接当する危険があった。
これは、一般にトラクタは、機体前部のエンジン機器部
と後部の搭座部とをつなぐ伝動フレームが左右方向にお
いて幅狭であるが故に、ステップ板がフレーム横外方に
突出せざるを得ず、前述の如き種々のトラブルを生じ乍
らも、単にフレームの左右外側壁にステップ板を取付け
ただけの構造にあまんしざるを得ないのが現状である。
と後部の搭座部とをつなぐ伝動フレームが左右方向にお
いて幅狭であるが故に、ステップ板がフレーム横外方に
突出せざるを得ず、前述の如き種々のトラブルを生じ乍
らも、単にフレームの左右外側壁にステップ板を取付け
ただけの構造にあまんしざるを得ないのが現状である。
本考案は、上記問題を解消して居住性の向上と安全性の
向上を図らんとするものである。
向上を図らんとするものである。
以下本考案の実施の態様を例示図について詳述する。
図は、農用トラクタを示し、左右一対の前輪１゜１及び
左右一対の後輪２，２にて支承された機体の前部には、
ボンネット３にて覆われた状態でエンジン４．ラジェー
タ５等のエンジン機器が装備され、このエンジン機器の
後部に操縦ハンドル７が配設され、更にこの操縦ハンド
ル７の後方ニは操縦座席６を備えた搭座部が配備されて
いると共にエンジン機器とこの搭座部とは前端にエンジ
ン機器を、又後端に搭座部を連設するよう（こ構成され
た左右方向において幅狭な伝動フレーム１９にて相互に
連結されている。
左右一対の後輪２，２にて支承された機体の前部には、
ボンネット３にて覆われた状態でエンジン４．ラジェー
タ５等のエンジン機器が装備され、このエンジン機器の
後部に操縦ハンドル７が配設され、更にこの操縦ハンド
ル７の後方ニは操縦座席６を備えた搭座部が配備されて
いると共にエンジン機器とこの搭座部とは前端にエンジ
ン機器を、又後端に搭座部を連設するよう（こ構成され
た左右方向において幅狭な伝動フレーム１９にて相互に
連結されている。
前記操縦部の下部には、左右一対のステップ板８ ａ
、８ ｂが設けられている。
、８ ｂが設けられている。
これらステップ板８ａ、８ｂは伝動フレーム１９に横架
姿勢で固着された前後一対の枠部材９ａ 、９ｂにて受
止支持されるとともに、その前端辺及び横外側端辺から
は側板１０ａ、１０ｂが連設されている。
姿勢で固着された前後一対の枠部材９ａ 、９ｂにて受
止支持されるとともに、その前端辺及び横外側端辺から
は側板１０ａ、１０ｂが連設されている。
前記側板１０ａ、ｌＯｂは、その上端部が機体から突出
した枠部材１１に連結されており、機体に対する支持強
度が高められている。
した枠部材１１に連結されており、機体に対する支持強
度が高められている。
尚、図中１４ ａ 、１４ ｂは左右一対のプレーキペ
タル、１５は走行うラッチペタルであって、前記側板１
０ａ、１０ｂに覆われている。
タル、１５は走行うラッチペタルであって、前記側板１
０ａ、１０ｂに覆われている。
又、図中１２は前記操縦座席６を覆う安全フレームであ
って、その前端側か、前記側板１０ａ、１０ｂに形成し
た取付孔１３・・（第３図参照）を用いて側板１０ａ、
１０ｂに連結支持されるとともに、後端側が、第４図に
示す如く前記後輪２゜２の伝動ケース１６に連結支持さ
れる取付枠１７に支持されている。
って、その前端側か、前記側板１０ａ、１０ｂに形成し
た取付孔１３・・（第３図参照）を用いて側板１０ａ、
１０ｂに連結支持されるとともに、後端側が、第４図に
示す如く前記後輪２゜２の伝動ケース１６に連結支持さ
れる取付枠１７に支持されている。
尚、前記取付枠１７は、前記後輪２，２のフェンダ１Ｂ
、１Ｂを補強する枠体に兼用されている。
、１Ｂを補強する枠体に兼用されている。
以上要するに本考案によるトラクタは、左右方向で幅狭
な伝動フレームの前端にエンジン、ラジェータ等すエン
ジン機器が配設されると共に該エンジン機器の後部に操
縦ハンドルが設けられ、更に伝動フレームの後端に操縦
座席を備えた搭座部が配設されてなるトラクターにおい
て、伝動フレームの左右両側よりも横外方に突出する前
後一対の枠部材にステップ板を受止め支持させると共に
該ステップ板の前端部上方には機体から横外方に突出さ
せて枠部材を設け、この枠部材と前記ステップ板の前端
辺及び横外側端辺から上方に連設して設けた側板の上端
部を前記枠部材に連設しであることを特徴とするもので
あるから、即ち、ステップ板の裏面に伝動フレームから
側方に向けて枠部材を突設すると共にステップ板上方に
も機体から枠部材を突設し、これら上下の枠部材（こま
たがってステップ側板を連設するようにしたが故に、た
とえば単にステップ板の前端を上方に折曲させるだけ等
のものに比して、ステップ側板の強度は著しく増大され
る上に、操縦者の足元は前と横外側とがこの強度ある側
板で覆われるに至り、官記した飛散した泥土が作業者に
ふり掛ったり、機体傾斜又は横転の際に機外の他物が作
業者の足に接当する危険を解消して、居住性の向上と安
全性の向上を図ることができ、この種のトラクタにあっ
ては従来全く存在しなかった実用上有益な足部保護構造
を提供できるに至った。
な伝動フレームの前端にエンジン、ラジェータ等すエン
ジン機器が配設されると共に該エンジン機器の後部に操
縦ハンドルが設けられ、更に伝動フレームの後端に操縦
座席を備えた搭座部が配設されてなるトラクターにおい
て、伝動フレームの左右両側よりも横外方に突出する前
後一対の枠部材にステップ板を受止め支持させると共に
該ステップ板の前端部上方には機体から横外方に突出さ
せて枠部材を設け、この枠部材と前記ステップ板の前端
辺及び横外側端辺から上方に連設して設けた側板の上端
部を前記枠部材に連設しであることを特徴とするもので
あるから、即ち、ステップ板の裏面に伝動フレームから
側方に向けて枠部材を突設すると共にステップ板上方に
も機体から枠部材を突設し、これら上下の枠部材（こま
たがってステップ側板を連設するようにしたが故に、た
とえば単にステップ板の前端を上方に折曲させるだけ等
のものに比して、ステップ側板の強度は著しく増大され
る上に、操縦者の足元は前と横外側とがこの強度ある側
板で覆われるに至り、官記した飛散した泥土が作業者に
ふり掛ったり、機体傾斜又は横転の際に機外の他物が作
業者の足に接当する危険を解消して、居住性の向上と安
全性の向上を図ることができ、この種のトラクタにあっ
ては従来全く存在しなかった実用上有益な足部保護構造
を提供できるに至った。
図面は本考案に係るトラクタの実施例を示し、第１図は
側面図、第２図はステップ板装着部を示す縦断側面図、
第３図は同一部縦断背面図、第４図は背面図である。 ８ａ・・・ステップ板、１０ａ・・・側板、１１・・・
枠部材、１２・・・安全フレーム。
側面図、第２図はステップ板装着部を示す縦断側面図、
第３図は同一部縦断背面図、第４図は背面図である。 ８ａ・・・ステップ板、１０ａ・・・側板、１１・・・
枠部材、１２・・・安全フレーム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 左右方向で幅狭な伝動フレーム１９の前端にエンジ
ン４．ラジェータ５等のエンジン機器が配設されると共
に該エンジン機器の後部に操縦ハンドル７が設けられ、
更に伝動フレーム１９の後端に操縦座席６を備えた搭座
部が配設されてなるトラクターにおいて、伝動フレーム
１９の左右両側よりも横外方に突出する前後一対の枠部
材９ａ 、ｓｂにステップ板８ ａ 、８ ｂを受止め
支持させると共に該ステップ板８ ａ ｔ ８ ｂの前
端部上方には機体から横外方に突出させて枠部材１１を
設け、この枠部材１１と前記ステップ板８ａｔ８ｂの前
端辺及び横外側端辺から上方に連設して設けた側板１０
ａ＞１０ｂの上端部を前記枠部材１１に連設しであるこ
とを特徴とするトラクタ。 ■ 前記側板１０ａ、１０ｂを、操縦ハンドル部から搭
座部にわたる範囲の操縦部を覆う安全フレーム１２の取
付部材に兼用している実用新案登録請求の範囲第の項に
記載のトラクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977146951U JPS5826218Y2 (ja) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | トラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977146951U JPS5826218Y2 (ja) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | トラクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5473639U JPS5473639U (ja) | 1979-05-25 |
| JPS5826218Y2 true JPS5826218Y2 (ja) | 1983-06-06 |
Family
ID=29127949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977146951U Expired JPS5826218Y2 (ja) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | トラクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826218Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59164268A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-17 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 乗用田植機 |
| JP6815972B2 (ja) * | 2016-11-16 | 2021-01-20 | 株式会社クボタ | トラクタ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2911232A (en) * | 1957-04-22 | 1959-11-03 | Clark Equipment Co | Overhead guard for industrial lift truck |
-
1977
- 1977-10-31 JP JP1977146951U patent/JPS5826218Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2911232A (en) * | 1957-04-22 | 1959-11-03 | Clark Equipment Co | Overhead guard for industrial lift truck |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5473639U (ja) | 1979-05-25 |
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