JPH07231117A - 発光素子の集光レンズ - Google Patents

発光素子の集光レンズ

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JPH07231117A
JPH07231117A JP1951694A JP1951694A JPH07231117A JP H07231117 A JPH07231117 A JP H07231117A JP 1951694 A JP1951694 A JP 1951694A JP 1951694 A JP1951694 A JP 1951694A JP H07231117 A JPH07231117 A JP H07231117A
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JP
Japan
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light emitting
lens
emitting element
condenser lens
light
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JP1951694A
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English (en)
Inventor
Naoki Tani
尚記 谷
聡子 ▲やなぎ▼堀
Satoko Yanagihori
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型映像装置の発光素子において、接着治具
を使わずに接合でき、かつ気泡の巻き込みがなく、強固
に接合した集光レンズを得る。 【構成】 集光レンズ2の辺に位置決め固定用の爪6を
備え、また、複数個の気泡抜き用の貫通孔7を集光レン
ズ2の厚み方向に設けた。さらに、集光レンズ2の裏面
に接着剤膜厚制御用の突起8を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大画面ディスプレイ
装置、特にカラーディスプレイ装置の画素を構成する発
光素子の集光レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は例えば特開平5−205639
号公報に示された従来の発光素子の集光レンズを示す側
面図であり、図15は図14の平面図である。また、図
16は従来の集光レンズの接着状況を示す側面図であ
り、図17は従来の集光レンズの接着治具による固定状
況を示す側面図であり、図18は図17の平面図であ
る。図において、1は発光素子本体、2は集光レンズ、
3は発光素子本体1と集光レンズ2を接合するための接
着剤、4は接合時に接着剤3に巻き込まれた気泡、5は
集光レンズ2を発光素子本体1に固定し、位置合せする
接着治具である。なお発光素子本体1は、発光面の内面
に赤,緑,青の各蛍光体がマトリクス状に配設されたい
わゆる複合型のもので、集光レンズ2には図15に示す
ようにレンズとして機能するレンズ部2aがこれに対応
してやはりマトリクス状に形成されている。
【0003】次に動作について説明する。集光レンズ2
を発光素子本体1に装着するには、図16に示すように
発光素子本体1の接着面(発光面)に接着剤3を塗布し
た後、集光レンズ2を接着面に貼り合わせ、次に図1
7,図18に示すように接着治具5で集光レンズがずれ
ないように固定し、位置合せを行なう。接着剤が硬化
後、接着治具5を外し、集光レンズを装着した発光素子
を得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の発光素子の集光
レンズは以上のように構成されているので、集光レンズ
2自体には位置合せする機能がないため、発光素子本体
1への接着時に接着治具が必要になり接着作業の工数も
多くなるという問題があった。また、接着時に巻き込ん
だ気泡4が接着剤の中に残り易く、接着欠陥(空気層)
が形成されて発光素子としての品質低下を招く可能性が
高いなどの問題点があった。というのは、この接着欠陥
がレンズ部2aに及ぶと、光の反射による輝度の低下が
生じるだけでなく、斜方向から見た場合空気層が全反射
して色が見えなくなるためである。
【0005】また、上記集光レンズの裏面は単なる平面
であるため、接着時の押し付け力等の条件により接着剤
の厚さが不安定に変化するという問題や、接着剤は単に
平面間に膜状に介在するだけであり、強固な接着が困難
であるなどの問題もあった。
【0006】なお、本発明に関連する従来技術として
は、例えば特開平2−189857号公報に示されたも
のがある。これは、集光レンズ等の位置決めのための位
置規制板を設けたものであるが、この位置規制板は集光
レンズ等とは別体のものであり、少なくともこの位置規
制板を別部品として用意しなければならない点、及びこ
の位置規制板の取付け工程が必要になる点において上記
従来例と同様な問題点を有する。
【0007】請求項1の発明は上記のような問題を解消
するためになされたもので、発光素子本体に対する位置
決めが別部品を必要とせずに容易にできる発光素子の集
光レンズを得ることを目的としている。
【0008】また、請求項2乃至請求項8の発明は、接
着時に巻き込んだ気泡をレンズ部に及ばないように排除
又は収集できる発光素子の集光レンズを得ることを目的
としている。
【0009】さらに、請求項9の発明は、接着剤の厚さ
を適性値に安定させることができる発光素子の集光レン
ズを得ることを目的としている。
【0010】さらに、請求項2乃至請求項3又は請求項
10の発明は、接着剤の性能によらずに剥離に対する強
さを向上できる発光素子の集光レンズを得ることを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る発
光素子の集光レンズは、レンズ本体の周縁から裏面側に
伸びるように形成され、レンズ本体が発光素子本体に接
着される際に発光素子本体の側面に接合してレンズ本体
を発光素子本体に対して平面方向に位置決めるガイドを
備えたものである。
【0012】請求項2の発明に係る発光素子の集光レン
ズは、レンズ本体のレンズとして機能していない部分に
厚み方向の貫通孔を形成したものである。
【0013】請求項3の発明に係る発光素子の集光レン
ズは、前記厚さ方向の貫通孔の内面に凹凸を形成したも
のである。
【0014】請求項4の発明に係る発光素子の集光レン
ズは、前記厚さ方向の貫通孔を、レンズ本体の平面方向
において十文字をなす複数位置に形成したものである。
【0015】請求項5の発明に係る発光素子の集光レン
ズは、レンズ本体の裏面におけるレンズとして機能して
いない部分に凹部を形成したものである。
【0016】請求項6の発明に係る発光素子の集光レン
ズは、前記凹部内面からレンズ本体の側面に突き抜ける
平面方向の貫通孔を形成したものである。
【0017】請求項7の発明に係る発光素子の集光レン
ズは、前記凹部を少なくとも一端がレンズ本体の側面に
達する溝により構成したものである。
【0018】請求項8の発明に係る発光素子の集光レン
ズは、前記溝をレンズ本体の平面方向において十文字を
なす位置に少なくとも二つ形成したものである。
【0019】請求項9の発明に係る発光素子の集光レン
ズは、レンズ本体の裏面に接着時に当該裏面全体を発光
素子本体の発光面から隔てる三つ以上の突起を設けたも
のである。
【0020】請求項10の発明に係る発光素子の集光レ
ンズは、前記突起の外周面に凹凸を形成したものであ
る。
【0021】
【作用】請求項1の発明におけるガイドは、レンズ本体
が発光素子本体に接着される際に発光素子本体の側面に
接合して前記レンズ本体を発光素子本体に対して平面方
向に位置決めする。
【0022】請求項2の発明における貫通孔は、接着時
に巻き込んだ気泡をレンズ本体の表面から外部に逃し、
この気泡によりレンズ部に空気層が形成されるのを妨げ
る。またこの貫通孔は、接着剤をレンズ本体の表面側に
流出させることにより、集光レンズと発光素子本体の接
合を強固にするアンカ効果を生じさせる。
【0023】請求項3の発明における貫通孔の凹凸は、
さらなるアンカ効果を生じさせる。
【0024】請求項4の発明における貫通孔は、接着時
にレンズ本体の平面方向において中心から四方に広がる
ように分布する気泡を確実かつ有効的に外部に逃し、レ
ンズ部に空気層が形成されるのを信頼性高く阻止する。
【0025】請求項5の発明における凹部は、接着時に
巻き込んだ気泡をレンズ部以外の位置に集め、この気泡
によりレンズ部に空気層が形成されるのを妨げる。
【0026】請求項6の発明における凹部及び貫通孔
は、接着時に巻き込んだ気泡をレンズ部以外の位置に集
め、レンズ本体の側面から外部に逃す。
【0027】請求項7の発明における溝は、接着時に巻
き込んだ気泡をレンズ部以外の位置に集め、レンズ本体
の側面から外部に逃す。
【0028】請求項8の発明における溝は、接着時にレ
ンズ本体の平面方向において中心から四方に広がるよう
に分布する気泡を確実かつ有効的に集めてレンズ本体の
側面から外部に逃す。
【0029】請求項9の発明における突起は、発光素子
本体の発光面に当接することで、その長さに応じた間隔
を前記発光面とレンズ本体裏面との間に確実に形成する
とともに保持し、接着時の過度な圧力等による接着剤の
過剰な押出しを防ぎ、接着剤の厚みを設計値どおり安定
させる。
【0030】請求項10の発明における凹凸は、集光レ
ンズと発光素子本体の接合を強固にするアンカ効果を生
じさせる。
【0031】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は請求項1乃至請求項4及び請求項9乃至請
求項10の発明の一実施例による発光素子の集光レンズ
を示す側面図、図2は図1のA矢視図(裏面図)、図3
は前記集光レンズを装着した発光素子の側面図である。
なお、図14乃至図18に示す従来の発光素子の集光レ
ンズと同一類似部材については同一符号を付して説明を
省略する。図において、6は集光レンズ2(レンズ本
体)を発光素子本体1の接着面に固定し位置合せるため
の爪(ガイド)、7は接着時に巻き込んだ気泡を除去す
るために集光レンズ2の厚み方向にあけた直径2mmの
貫通孔、8は接着剤3の厚さを制御するための直径3m
m高さ0.5mmの突起である。
【0032】ここで各爪6は、この場合集光レンズ2の
対角位置にある二つの角部から裏面側に伸びるように集
光レンズ2に一体的に形成された断面L字状のもので、
発光素子本体1の発光面側端部の対角位置にある角部に
それぞれ内面が僅かな隙間又は僅かなしめしろで接合す
るようその位置寸法が設定されている。また貫通孔7
は、マトリクス状に形成されたレンズ部を避けるよう
に、図2に示す如く平面方向において十文字をなす複数
の位置に形成されており、内面には全長全周にわたり細
かい凹凸(例えばねじ山のようなもの)が形成されてい
る。突起8は、この場合円筒形のもので、平面方向にお
ける中央位置と各辺の中点位置近傍とにそれぞれ形成さ
れ、やはり十文字をなしており、周面には全長全周にわ
たり細かい凹凸が形成されている。
【0033】次に動作について説明する。集光レンズ2
を発光素子本体1に接着するには、発光素子本体1の接
着面に接着剤3を充分な量塗布した後、集光レンズ2を
爪6を嵌合させて発光素子本体1の発光面側に単にはめ
込み充分な力で押し付ければよい。すると、集光レンズ
2の平面方向の位置決めは爪6の接合により作業者が意
識しなくても自動的に行なわれる。また、突起8が発光
素子本体1の発光面に当接することで、集光レンズ2の
裏面と発光素子本体1の発光面との間隔(すなわち接着
剤の厚さ)は、突起8の長さ(この場合0.5mm)に
略等しい寸法となる。
【0034】そして、この接着作業の過程あるいはその
後の凝固過程において、接着剤内に巻き込まれた気泡は
押し付け圧力等により貫通孔7を通して外部に逃げる。
特に、通常気泡は、接着時において集光レンズ2の平面
方向中央部に集りそこから四方に広がるように分布し易
いことが実験等により確かめられているが、このように
分布する気泡が各貫通孔7を通して確実に外部に逃され
る。また上記接着時においては、各貫通孔7を通して接
着剤3が集光レンズ2の表面側にはみ出し、図3に示す
如く凝固後にはこのはみ出し部9がアンカー効果を発揮
する。
【0035】このため本実施例であると、集光レンズが
適正な位置に強固に固定されしかも接着剤の厚さが適正
で接着剤内に空気層が形成されていない良質な発光素子
を、歩留り良くまた簡単な組み立て作業でかつ少ない部
品点数で得られるなどの効果を奏する。
【0036】実施例2.次に、請求項1乃至請求項4及
び請求項9乃至請求項10の発明の他の実施例を図4乃
至図5について説明する。図4は本実施例の集光レンズ
の側面図、図5は図4のA矢視図(裏面図)である。図
において、6aは集光レンズ2の各辺の中央に位置して
形成された平面状の爪(ガイド)である。この爪6a
は、前記爪6と同様に、集光レンズ2の裏面側に伸びる
ように集光レンズ2に一体的に形成されたもので、発光
素子本体1の発光面側端部の各側面にそれぞれ内面が僅
かな隙間又は僅かなしめしろで接合するようその位置寸
法が設定されている。本実施例の場合でも、爪6aによ
り集光レンズ2を容易に位置決めて発光素子本体1に接
着することができ、実施例1と同様の効果がある。
【0037】実施例3.次に、請求項1乃至請求項4及
び請求項9乃至請求項10の発明の他の実施例を図6乃
至図7について説明する。図6は本実施例の集光レンズ
の側面図、図7は図6のA矢視図(裏面図)である。図
において、6bは集光レンズ2の周縁に全周にわたって
形成された枠状のガイドである。このガイド6bは、前
記爪6と同様に、集光レンズ2の裏面側に伸びるように
集光レンズ2に一体的に形成されたもので、発光素子本
体1の発光面側端部の側面全周に内面が僅かな隙間又は
僅かなしめしろで嵌合するようその寸法が設定されてい
る。本実施例の場合でも、ガイド6bにより集光レンズ
2を容易に位置決めて発光素子本体1に接着することが
でき、実施例1と同様の効果がある。
【0038】実施例4.次に、請求項2及び請求項9の
発明の他の実施例を図8について説明する。図におい
て、7aは集光レンズ2の四隅に形成された厚さ方向の
貫通孔、8aは接着剤3の厚さを制御するための突起で
ある。なおこの場合、貫通孔7a又は突起8aには特に
凹凸は形成されていない。本実施例の場合にも、貫通孔
7aにより気泡が除去されるとともに、突起8aにより
接着剤3の厚さが適正値に容易に維持され、実施例1と
同様の効果がある。
【0039】実施例5.次に、請求項5の発明の一実施
例を図9乃至図10について説明する。図において、1
0は集光レンズ2の裏面におけるレンズ部2a以外の部
分に形成された長丸状の凹部で、この場合平面方向にお
いて十文字をなすような位置に四つ形成されている。
【0040】次に動作について説明する。発光素子本体
1に集光レンズ2を接着する際に接着剤3内に巻き込ま
れた気泡は、比重の差等により凹部10に集る。特に、
通常気泡は、接着時において集光レンズ2の平面方向中
央部に集りそこから四方に広がるように分布し易いこと
が実験等により確かめられているが、このように分布す
る気泡が十文字状に配された凹部10に確実に収集され
てレンズ部2aには及ばない。また、突起8aにより接
着剤3の厚さが適正値に容易に維持される。このため本
実施例であると、接着剤の厚さが適正で少なくともレン
ズ部2aの位置に接着剤内の空気層が存在していない良
質な発光素子を、歩留り良くまた簡単な組み立て作業で
得られるなどの効果を奏する。
【0041】実施例6.次に、請求項6の発明の一実施
例を図11について説明する。図において、11は凹部
10の内端面から集光レンズ2の側面に突き抜けるよう
に形成された平面方向の貫通孔である。本実施例の場
合、接着時に凹部10に集められた気泡は、押し付け圧
力等により貫通孔11を通して外部に逃げる。このた
め、レンズ部2aの位置に接着剤内の空気層が形成され
るのがさらに確実に防止され、実施例5と同様の効果を
さらに顕著に実現する。
【0042】実施例7.次に、請求項7及び請求項8の
発明の一実施例を図12について説明する。図におい
て、12は集光レンズ2の裏面に平面方向において十文
字をなすように設けられた溝(凹部)である。これら溝
12の両端は集光レンズ2の側面まで達している。なお
この場合、突起8aは、集光レンズ2裏面の中央部に4
箇所、四隅に4箇所溝12及びレンズ部2aをさけるよ
うに配設されている。この実施例の場合も、接着時に接
着剤3内に巻き込まれた気泡が溝12に集められ集光レ
ンズ2の側面から逃され、実施例6と同様の効果があ
る。
【0043】実施例8.次に、請求項7及び請求項8の
発明の他の実施例を図13について説明する。本実施例
では、溝12が集光レンズ2の各辺に沿う位置にもそれ
ぞれ形成されている。この実施例の場合には、集光レン
ズ2の周縁部に存在する気泡を除去する能力も特に向上
し、実施例6と同様の効果をさらに顕著に実現する。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
レンズ本体が発光素子本体に接着される際に発光素子本
体の側面に接合してレンズ本体を発光素子本体に対して
平面方向に位置決めるガイドを備えるように構成したの
で、接着治具等の別部品を使用せずに集光レンズを簡単
な作業で発光素子に装着できる効果がある。
【0045】請求項2の発明によればレンズ本体のレン
ズとして機能していない部分に厚み方向の貫通孔を形成
するように構成したので、接着剤内に空気層がなくかつ
強固に接合した集光レンズが容易に得られる効果があ
る。
【0046】請求項3の発明によれば厚さ方向の貫通孔
の内面に凹凸を形成するように構成したので、さらに強
固に接合した集光レンズが得られる効果がある。
【0047】請求項4の発明によれば厚さ方向の貫通孔
をレンズ本体の平面方向において十文字をなす複数位置
に形成するように構成したので、接着剤内の気泡を除去
する能力が向上し良質な発光素子を確実に得られる効果
がある。
【0048】請求項5の発明によればレンズ本体の裏面
におけるレンズとして機能していない部分に凹部を形成
するように構成したので、少なくともレンズ部の位置に
接着剤内の空気層がない良質な発光素子が容易に得られ
る効果がある。
【0049】請求項6の発明によれば前記凹部内面から
レンズ本体の側面に突き抜ける平面方向の貫通孔を形成
するように構成したので、接着剤内の気泡を少なくとも
レンズ部の位置から除去する能力が向上し良質な発光素
子を確実に得られる効果がある。
【0050】請求項7の発明によれば前記凹部を少なく
とも一端がレンズ本体の側面に達する溝により構成した
ので、接着剤内の気泡を少なくともレンズ部の位置から
除去する能力が向上し良質な発光素子を確実に得られる
効果がある。
【0051】請求項8の発明によれば前記溝をレンズ本
体の平面方向において十文字をなす位置に少なくとも二
つ形成するように構成したので、接着剤内の気泡を少な
くともレンズ部の位置から除去する能力がさらに向上し
良質な発光素子をさらに確実に得られる効果がある。
【0052】請求項9の発明によればレンズ本体の裏面
に接着時に当該裏面全体を発光素子本体の発光面から隔
てる三つ以上の突起を設けるように構成したので、接着
剤の厚さが均一かつ適正な発光素子を安定的に得られる
効果がある。
【0053】請求項10の発明によれば前記突起の外周
面に凹凸を形成するように構成したので、さらに強固に
接合した集光レンズが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至請求項4及び請求項9乃至請求項
10の発明の一実施例による発光素子の集光レンズを示
す側面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】請求項1乃至請求項4及び請求項9乃至請求項
10の発明の一実施例による集光レンズを装着した発光
素子の側面図である。
【図4】請求項1乃至請求項4及び請求項9乃至請求項
10の発明の他の実施例による集光レンズの側面図であ
る。
【図5】図4のA矢視図である。
【図6】請求項1乃至請求項4及び請求項9乃至請求項
10の発明の他の実施例による集光レンズの側面図であ
る。
【図7】図6のA矢視図である。
【図8】請求項2及び請求項9の発明の他の実施例によ
る発光素子の斜視図である。
【図9】請求項5の発明の一実施例による集光レンズの
裏面図である。
【図10】請求項5の発明の一実施例による集光レンズ
の側面図である。
【図11】請求項6の発明の一実施例による集光レンズ
の裏面図である。
【図12】請求項7及び請求項8の発明の一実施例によ
る集光レンズの裏面図である。
【図13】請求項7及び請求項8の発明の他の実施例に
よる集光レンズの裏面図である。
【図14】従来の発光素子の集光レンズを示す側面図で
ある。
【図15】従来の発光素子の集光レンズの平面図であ
る。
【図16】従来の集光レンズの接着状況を示す側面図で
ある。
【図17】従来の集光レンズの接着治具による固定状況
を示す側面図である。
【図18】従来の集光レンズの接着治具による固定状況
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 発光素子本体 2 集光レンズ(レンズ本体) 6 爪(ガイド) 6a 爪(ガイド) 6b ガイド 7 貫通孔 7a 貫通孔 8 突起 8a 突起 10 凹部 11 貫通孔 12 溝(凹部)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子本体の発光面に接着されて発光
    素子本体が発する光を集光する板状のレンズ本体を備え
    た発光素子の集光レンズにおいて、前記レンズ本体の周
    縁から裏面側に伸びるように形成され、前記レンズ本体
    が発光素子本体に接着される際に発光素子本体の側面に
    接合して前記レンズ本体を発光素子本体に対して平面方
    向に位置決めるガイドとを備えた発光素子の集光レン
    ズ。
  2. 【請求項2】 発光素子本体の発光面に接着されて発光
    素子本体が発する光を集光する板状のレンズ本体を備え
    た発光素子の集光レンズにおいて、前記レンズ本体のレ
    ンズとして機能していない部分に厚み方向の貫通孔を形
    成したことを特徴とする発光素子の集光レンズ。
  3. 【請求項3】 前記貫通孔は、内面に凹凸が形成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の発光素子の集光レ
    ンズ。
  4. 【請求項4】 前記貫通孔は、前記レンズ本体の平面方
    向において十文字をなす複数位置に形成されていること
    を特徴とする請求項2記載の発光素子の集光レンズ。
  5. 【請求項5】 発光素子本体の発光面に接着されて発光
    素子本体が発する光を集光する板状のレンズ本体を備え
    た発光素子の集光レンズにおいて、前記発光面に接着さ
    れる前記レンズ本体の裏面におけるレンズとして機能し
    ていない部分に凹部を形成したことをことを特徴とする
    発光素子の集光レンズ。
  6. 【請求項6】 前記レンズ本体には、前記凹部内面から
    当該レンズ本体の側面に突き抜ける平面方向の貫通孔が
    形成されていることを特徴とする請求項5記載の発光素
    子の集光レンズ。
  7. 【請求項7】 前記凹部は、少なくとも一端が前記レン
    ズ本体の側面に達する溝であることを特徴とする請求項
    5記載の発光素子の集光レンズ。
  8. 【請求項8】 前記溝は、前記レンズ本体の平面方向に
    おいて十文字をなす位置に少なくとも二つ形成されてい
    ることを特徴とする請求項7記載の発光素子の集光レン
    ズ。
  9. 【請求項9】 前記発光面に接着される前記レンズ本体
    の裏面に、接着時に当該裏面全体を前記発光面から隔て
    る三つ以上の突起を設けたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項8のうちいずれか1項記載の発光素子の集光レ
    ンズ。
  10. 【請求項10】 前記突起は、外周面に凹凸が形成され
    ていることを特徴とする請求項9記載の発光素子の集光
    レンズ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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