JP2002242362A - パネル - Google Patents

パネル

Info

Publication number
JP2002242362A
JP2002242362A JP2001036341A JP2001036341A JP2002242362A JP 2002242362 A JP2002242362 A JP 2002242362A JP 2001036341 A JP2001036341 A JP 2001036341A JP 2001036341 A JP2001036341 A JP 2001036341A JP 2002242362 A JP2002242362 A JP 2002242362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer frame
panel
frame material
adhesive
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001036341A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Nishiguchi
司郎 西口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko North Co Ltd
Original Assignee
Shinko North Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko North Co Ltd filed Critical Shinko North Co Ltd
Priority to JP2001036341A priority Critical patent/JP2002242362A/ja
Publication of JP2002242362A publication Critical patent/JP2002242362A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水の施工が容易であり、防水性能が施工の
良否に左右されず、余剰の接着剤が外枠材及び面材の取
合いに係る外側からはみ出すこともないパネルを提供す
る。 【解決手段】 防水部材(ゴム部材21a)の装着によ
る防水がされた防水部材用凹部21の内側であって、互
いに貼着された外枠材11aと面材12との取合いのう
ち外寄りの端部における外枠材11a及び面材12の少
なくともいずれか一方に、余剰の接着剤を収容するため
の接着剤用凹部22を備えるパネル(アルミハニカムパ
ネル1)である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として建築物の
構成部材である屋根版や床版等として用いられるパネル
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパネルとしては、例えば図3に示
すように、互いに接着された外枠材111a(枠組材1
11)及び該面材112の取合い101aに係る外側に
おいて、シール材113aによる防水が施工され、外枠
材111aに沿って環形状を呈するシール材用凹部11
3が設けられるアルミハニカムパネル101がある。こ
こで、外枠材111aに沿って環形状を呈するシール材
用凹部113とは、例えば外枠材111aが長方形形状
を呈するアルミハニカムパネル101である場合には、
該アルミハニカムパネル101の四周に亘って連続的に
配設された結果、環形状を呈することとなったような凹
部を意味する。
【0003】かかるアルミハニカムパネル101によれ
ば、外枠材111a及び面材112の取合い101aに
係る外側においてシール材113aによる防水の施工が
でき、それゆえ、外枠材111a及び面材112の間へ
の表面張力による水の浸入は確実に阻止されるので、面
材112が外枠材111aから剥離したり、面材112
及び外枠材111aの接着性が弱まったりする事態を回
避することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このタ
イプのアルミハニカムパネル101では、シール材11
3aをシール材用凹部113にこてやガンで圧入する防
水の施工が必要とされ、かかる防水の施工は効率が悪く
養生時間も必要な煩雑な作業となるので、施工性が非常
に低いという問題がある。
【0005】また、そのような煩雑な施工を経て完成す
るシール材113aによる防水では、施工の結果として
の防水性能が施工の良否に左右されてしまうため、品質
面からの信頼性も低いという問題がある。
【0006】一方、かかるアルミハニカムパネル101
では、枠組材111に面材112を接着するに際して、
余剰の接着剤が外枠材111a及び面材112の取合い
101aに係る外側からはみ出す場合が多く、そのはみ
出したまま固化した余剰の接着剤について本来無駄とも
考えられる仕上作業が別途必要となる場合も少なくな
い。
【0007】そこで、本発明の課題は、防水の施工が容
易であり、防水性能が施工の良否に左右されず、余剰の
接着剤が外枠材及び面材の取合いに係る外側からはみ出
すこともないパネルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、第一発明に係
るパネルは、互いに貼着された外枠材と面材との取合い
のうち外寄りの端部における該外枠材及び該面材の少な
くともいずれか一方に、防水部材の装着による防水がさ
れた防水部材用凹部を備えることを特徴としている。第
一発明によれば、互いに貼着された外枠材及び面材の取
合いの外寄り端部で、防水部材の装着がなされた防水部
材用凹部を設けることとしたので、防水の施工が容易で
あり、防水性能が施工の良否に左右されないパネルを提
供することが可能となる。
【0009】一方、第二発明に係るパネルは、互いに接
着された外枠材と面材との取合いのうち外寄りの端部に
おける該外枠材及び該面材の少なくともいずれか一方
に、余剰の接着剤を収容するための接着剤用凹部を備え
ることを特徴としている。第二発明によれば、互いに接
着された外枠材及び面材の取合いの外寄り端部で、余剰
の接着剤を収容するための接着剤用凹部を設けることと
したので、余剰の接着剤が外枠材及び面材の取合いに係
る外側からはみ出さないパネルを提供することが可能と
なる。
【0010】他方、第三発明に係るパネルは、前記防水
部材用凹部の内側であって、互いに接着された外枠材と
面材との取合いのうち外寄りの端部における該外枠材及
び該面材の少なくともいずれか一方に、余剰の接着剤を
収容するための接着剤用凹部を備えることを特徴として
いる。第三発明によれば、互いに接着された外枠材及び
面材の取合いの外寄り端部で、防水部材の装着がなされ
た防水部材用凹部と、これの内側に余剰の接着剤を収容
するための接着剤用凹部とを設けることとしたので、防
水の施工が容易であり、防水性能が施工の良否に左右さ
れず、余剰の接着剤が外枠材及び面材の取合いに係る外
側からはみ出さないパネルを提供することが可能とな
る。
【0011】こられのような技術的手段において、「貼
着」とは、釘打ち固定、接着剤による接着その他の方法
により外枠材及び面材を互いに貼り着けることを意味す
る。それゆえ、第一発明にいう「貼着」には、第二発明
や第三発明にいう「接着」が包含される。また、前記防
水部材用凹部は、互いに貼着された外枠材と面材との取
合いのうち外寄りの端部における該外枠材及び該面材の
少なくともいずれか一方に設けられていれば、どのよう
な形状を呈するものでも差し支えない。ただし、本パネ
ルの用途に応じて防水性能の強化を図るという観点から
すれば、前記防水部材用凹部は、外枠材に沿って環形状
を呈するものであることが好ましい。さらに、前記接着
剤用凹部は、互いに接着された外枠材と面材との取合い
のうち外寄りの端部における該外枠材及び該面材の少な
くともいずれか一方に設けられていれば、どのような形
状を呈するものでも差し支えない。ただし、本パネルの
用途に応じて余剰の接着剤の収容性能の強化を図るとい
う観点からすれば、前記接着剤用凹部は、外枠材に沿っ
て環形状を呈するものであることが好ましい。
【0012】さらにまた、外枠材及び面材のうちの少な
くともいずれか一方に凹部を設けることには、外枠材の
みに凹部を設けることや、面材のみに凹部を設けること
のみならず、外枠材に設けた凹部と、該外枠材の凹部に
対応する面材の部位に設けた凹部とからなる一対の凹部
により凹部を設けることも包含される。また、防水部材
には、ゴム部材などの弾性を有する部材のほか、樹脂部
材などの弾性を有していない部材をも包含する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態に係るパネル
の全体構成を示す平面図、図2は該パネルの部分構成を
示す斜視図である。
【0015】本実施の形態におけるパネルは、図1に示
すように、長方形形状を呈しているアルミハニカムパネ
ル1であり、図2に示すように、外枠材11に面材12
を接着してなるものである。なお、パネルの形状は、本
実施の形態のような長方形に限られず、正方形や円形な
ど、どのような形状であっても差し支えない。
【0016】そして、このアルミハニカムパネル1は、
図1及び図2に示すように、互いに接着された外枠材1
1及び面材12の取合い1aにおいて、防水部材用凹部
21と、接着剤用凹部22とを備えている。以下、各構
成要素について詳細に説明する。
【0017】(1)防水部材用凹部21 本実施の形態における防水部材用凹部21は、図2に示
すように、外枠材11及び面材12の取合い1aのうち
外寄りの端部において、外枠材11に設けられている。
【0018】ここで、この防水部材用凹部21は、同図
に示すように、外枠材11及び面材12の取合い1aの
うち、特に外寄りの端部に設けているので、単に取合い
1aに設けている場合と比較して、外枠材11及び面材
12の間への水の浸入阻止機能をより強化することが可
能となる。
【0019】そして、この防水部材用凹部21は、図1
に示すように、長方形形状を呈するアルミハニカムパネ
ル1の四周に亘って連続的に配設された結果、環形状を
呈することとなっている。
【0020】防水部材としてのゴム部材21aは、図2
に示すように、このような防水部材用凹部21に対して
水密性が得られる程度に弾性変形しながら装着されてい
る。
【0021】ここで、このゴム部材21aは、図1に示
すように、長方形形状を呈するアルミハニカムパネル1
の四周に亘って連続の環形状を呈するものであり、途中
で途切れるような構成にはなっていない。
【0022】それゆえ、このような防水部材用凹部21
へのゴム部材21aの装着による防水の施工によれば、
外枠材11及び面材12の接着後これらの間への表面張
力による水の浸入を確実に阻止することが可能となる。
【0023】(2)接着剤用凹部22 本実施の形態における接着剤用凹部22は、図1及び図
2に示すように、互いに接着された外枠材11及び面材
12の取合い1aのうち外寄りの端部に設けられる防水
部材用凹部21より内側に係る部位において、外枠材1
1に設けられている。
【0024】そして、この接着剤用凹部22は、図1に
示すように、アルミハニカムパネル1の四周に亘って連
続的に配設された結果、環形状を呈することとなってい
る。
【0025】すなわち、アルミハニカムパネル1の製造
時に外枠材11に面材12を接着するに際して、余剰の
接着剤が内外へとはみ出すこととなるが、この接着剤用
凹部22によれば、外寄りへとはみ出していく余剰の接
着剤のすべてを収容することができる。
【0026】それゆえ、余剰の接着剤が外枠材11及び
面材12の取合い1aに係る外側からはみ出すことはな
いので、余剰の接着剤が外枠材11及び面材12の取合
い1aに係る外側からはみ出した状態のまま固化してし
まうこともなく、これにより、本来的に無駄な仕上作業
を省くことが可能となる。
【0027】したがって、本実施の形態に係るアルミハ
ニカムパネル1によれば、外枠材11及び面材12の取
合い1aに、ゴム部材21aの装着がなされた防水部材
用凹部21を設けたので、ガン等で凹部にシール材を圧
入するような従前からの非常に煩雑な作業を回避できる
こととなった。すなわち、防水の施工がかなり容易とな
ったばかりか、防水性能が施工の良否に左右されること
もなくなった。
【0028】加えて、防水部材用凹部21の内側には余
剰の接着剤を収容するための接着剤用凹部22を設けた
ので、余剰の接着剤が外枠材11及び面材12の取合い
1aに係る外側からはみ出さないこととなった。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように構成した
ため、防水の施工が容易であり、防水性能が施工の良否
に左右されず、余剰の接着剤が外枠材及び面材の取合い
に係る外側からはみ出すこともないパネルの提供が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るパネルの全体構成
を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るパネルの部分構成
を示す斜視図である。
【図3】従来例であるパネルの部分構成を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】 1…アルミハニカムパネル(パネル) 1a…取合い 11…外枠材 12…面材 21…防水部材用凹部 21a…ゴム部材(防水部材) 22…接着剤用凹部 101…アルミハニカムパネル 101a…取合い 111…外枠材 111a…外枠材 112…面材 113…シール材用凹部 113a…シール材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに貼着された外枠材と面材との取合
    いのうち外寄りの端部における該外枠材及び該面材の少
    なくともいずれか一方に、防水部材の装着による防水が
    された防水部材用凹部を備えることを特徴とする、パネ
    ル。
  2. 【請求項2】 互いに接着された外枠材と面材との取合
    いのうち外寄りの端部における該外枠材及び該面材の少
    なくともいずれか一方に、余剰の接着剤を収容するため
    の接着剤用凹部を備えることを特徴とする、パネル。
  3. 【請求項3】 前記防水部材用凹部の内側であって、互
    いに接着された外枠材と面材との取合いのうち外寄りの
    端部における該外枠材及び該面材の少なくともいずれか
    一方に、余剰の接着剤を収容するための接着剤用凹部を
    備えることを特徴とする、請求項1に記載のパネル。
JP2001036341A 2001-02-14 2001-02-14 パネル Pending JP2002242362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001036341A JP2002242362A (ja) 2001-02-14 2001-02-14 パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001036341A JP2002242362A (ja) 2001-02-14 2001-02-14 パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002242362A true JP2002242362A (ja) 2002-08-28

Family

ID=18899625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001036341A Pending JP2002242362A (ja) 2001-02-14 2001-02-14 パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002242362A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006218812A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The ハニカムサンドイッチパネルの防水方法
CN107747406A (zh) * 2017-12-13 2018-03-02 珠海兴业绿色建筑科技有限公司 一种装配式整体卫浴的防水底盘
WO2023284166A1 (zh) * 2021-07-14 2023-01-19 扬州昌祥新材料有限公司 一种耐腐蚀的外墙铝单板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006218812A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The ハニカムサンドイッチパネルの防水方法
CN107747406A (zh) * 2017-12-13 2018-03-02 珠海兴业绿色建筑科技有限公司 一种装配式整体卫浴的防水底盘
WO2023284166A1 (zh) * 2021-07-14 2023-01-19 扬州昌祥新材料有限公司 一种耐腐蚀的外墙铝单板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002242362A (ja) パネル
JP2005126985A (ja) プレキャストコンクリート部材の目地部可撓継手及びその碇着構造
JP2001193178A (ja) 目地材、建築パネルおよび目地防水工法
JPS61132411A (ja) モ−ルデイング
JPH094077A (ja) 外壁材の目地処理方法
KR100996424B1 (ko) 콘크리트 슬래브용 데크플레이트
JPH0213242Y2 (ja)
JP2002235853A (ja) リベット留め構造及び止水用キャップ
JPS60219181A (ja) クオ−タウインドガラスの取付け方法
JP2001342689A (ja) 外壁パネル目地構造
JP3992603B2 (ja) ベランダ腰壁下部の防水構造
JPH1193282A (ja) 建築部材間のシール装置
JPS6315461Y2 (ja)
JP2605243Y2 (ja) 防水役物
JP2536152Y2 (ja) 水密目地材
JPH11340648A (ja) 防水構造及びその作製方法
JP2004068464A (ja) 目地材
JP2596758Y2 (ja) 複合防水シート
JPS59149842A (ja) 自動車のウインド構造
JP3261071B2 (ja) 外壁パネル及び外壁構造
JPH0128216Y2 (ja)
JPH0523695Y2 (ja)
JPH11222949A (ja) 目地部のシール方法およびその装置
JP2001193116A (ja) 天板とシンクの接合方法
JP2000234396A (ja) 外壁用パネル