JPH0722939A - 論理回路 - Google Patents

論理回路

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JPH0722939A
JPH0722939A JP5165641A JP16564193A JPH0722939A JP H0722939 A JPH0722939 A JP H0722939A JP 5165641 A JP5165641 A JP 5165641A JP 16564193 A JP16564193 A JP 16564193A JP H0722939 A JPH0722939 A JP H0722939A
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JP
Japan
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terminal
voltage
power supply
logic circuit
transistor
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JP5165641A
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English (en)
Inventor
Toru Shiomi
徹 塩見
Nobuhiro Tsuda
信浩 津田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力論理回路の論理しきい値を電源電圧の変
動に関係なく常に一定にする。 【構成】 インバータを構成するトランジスタ151の
ソース端子へ一定電圧を供給する。この一定電圧は基準
電圧VREF に基づいてトランジスタ153および電流源
154によって生成される。また、出力端子158には
トランジスタ155およびインバータ156を接続し、
出力端子158に供給される電圧VREF −VBEレベルを
電源電圧VCCレベルまで引上げるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は論理回路に関し、さら
に詳しくは、電源電圧レベルが変動しても常に安定した
論理レベルの信号を出力する論理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】[従来例1]図19は一般的なSRAM
(Static Randam Access Memory )の概略構成を示すブ
ロック図である。図19を参照して、このSRAMは、
メモリセルアレイ1と、ロウアドレスバッファ2と、ロ
ウデコーダ3と、カラムアドレスバッファ4と、カラム
デコーダ5と、ビット線負荷6と、書込ドライバ7と、
R/W制御回路8と、センスアンプ9と、データ入出力
バッファ10とを備える。
【0003】メモリセルアレイ1は、互いに交差するよ
うに配置された複数のワード線(図示せず)およびビッ
ト線(図示せず)と、それらのワード線およびビット線
の各交差点に配置されたメモリセル(図示せず)とを備
える。
【0004】次に、このSRAMの動作について簡単に
説明する。ロウアドレスバッファ2およびロウデコーダ
3によってメモリセルアレイ1の1つのワード線が選択
され、かつカラムアドレスバッファ4およびカラムデコ
ーダ5によってメモリセルアレイ1の1つのビット線が
選択される。これにより、選択されたワード線およびビ
ット線の交差点に配置された1つのメモリセルが選択さ
れる。そして、この選択されたメモリセルにデータが書
込まれ、あるいはそのメモリセルに蓄えられているデー
タが読出される。
【0005】データの書込みにおいては、まずR/W制
御回路8に入力されるライトイネーブル信号/WEおよ
びチップセレクト信号/CSがともにLレベルにされ
る。次いで、書込むべき入力データDQが入出力ピン1
1に与えられ、さらにデータ入力出力バッファ10およ
びR/W制御回路8を介して上記選択されたメモリセル
に格納される。
【0006】一方、データの読出しにおいては、上記選
択されたメモリセルに蓄えられているデータがセンスア
ンプ9によって検出され、かつ増幅され、さらにデータ
入出力バッファ10を介して入出力ピン11から取出さ
れる。
【0007】図20は図19に示したロウアドレスバッ
ファ2またはカラムアドレスバッファ4の一部を示す具
体的な回路図である。
【0008】図20を参照して、このアドレスバッファ
2または4は、その初段に入力論理回路12を備える。
入力論理回路12は、エンハンスメント型のPチャネル
MOSトランジスタ121およびNチャネルMOSトラ
ンジスタ122から構成される相補型(CMOS)イン
バータと、このインバータを活性化するためのPチャネ
ルMOSトランジスタ123とを備える。
【0009】これらCMOSインバータおよびPチャネ
ルMOSトランジスタ123は、電源100およびグラ
ンド102の間に直列に接続される。
【0010】この入力論理回路12は、外部から受けた
TTLレベルの信号ViをCMOSレベルに変換して内
部へ与えるTTLインターフェースである。
【0011】一般にTTLレベルの場合、Hレベルは
2.2Vに対応し、Lレベルは0.8Vに対応する。一
方CMOSレベルの場合、Hレベルは5Vに対応し、L
レベルは0Vに対応する。したがって、TTLレベルは
CMOSレベルに比べて、その振幅が小さく、しかもH
レベルに対応する電圧が低い。
【0012】そのため、入力論理回路12の論理しきい
値は、2.2Vおよび0.8Vの中間電圧である1.5
Vに設定されている。このような論理しきい値は、たと
えばNチャネルMOSトランジスタ122のサイズをP
チャネルMOSトランジスタ121の4〜6倍にするこ
とによって実現される。
【0013】なお、この入力論理回路12の出力信号V
oはインバータ131、132および133を介して内
部へ与えられる。
【0014】[従来例2]図22は一般的なCMOSイ
ンバータを示す回路図である。図22を参照して、この
インバータ14は、PチャネルMOSトランジスタ14
1およびNチャネルMOSトランジスタ142を備え
る。これらトランジスタ141および142は、電源1
00およびグランド102の間に直列に接続される。
【0015】このインバータ14によれば、入力信号V
iがLレベル(0V)の場合、トランジスタ141がオ
ンになり、トランジスタ142がオフになるので、出力
信号VoはHレベル(VCC)になる。一方、入力信号V
iがHレベルの場合、トランジスタ141がオフにな
り、トランジスタ142がオンになるので、出力信号V
oはLレベルになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】[従来例1]図21は
図20に示した入力論理回路12による出力電圧Voの
電源電圧VCC依存性を示すグラフで、縦軸に出力電圧V
oを示し、横軸に入力電圧Viを示す。
【0017】このグラフから明らかなように、電源電圧
CCが5.0Vの場合、入力論理回路12の論理しきい
値は1.50Vになる。したがって、入力電圧Viが
1.50Vよりも低いとき出力電圧Voは5.0Vにな
り、入力電圧Viが1.50Vよりも高いとき出力電圧
Voは0Vになる。
【0018】しかしながら、電源電圧VCCは常に5.0
Vではなく、4.5〜5.5Vの間で変動することがあ
る。
【0019】電源電圧VCCが4.5Vの場合、入力論理
回路12の論理しきい値は1.45Vになる。したがっ
て、入力電圧Viが1.45Vよりも低いとき出力電圧
Voは4.5Vになり、入力電圧Viが1.45Vより
も高いとき出力電圧Voは0Vになる。
【0020】また、電源電圧VCCが5.5Vの場合、入
力論理回路12の論理しきい値は1.55Vになる。し
たがって、入力電圧Viが1.55Vよりも低いとき出
力電圧Voは5.5Vになり、入力電圧Viが1.55
Vよりも高いとき出力電圧Voは0Vになる。
【0021】このように、入力論理回路12の論理しき
い値が電源電圧VCCに依存するのは、PチャネルMOS
トランジスタ121のゲート−ソース間電圧VGSが電源
電圧VCCの変動に伴って同様に変動するからである。
【0022】特に、電源電圧VCCが4.5Vの場合は、
出力信号Voの立上がり時間が長くなり、動作速度が遅
くなるという問題があった。さらに、このような入力論
理回路12を用いたSRAMにおいては、アクセス時間
が遅くなるという問題があった。
【0023】[従来例2]図23は図22に示したCM
OSインバータ14の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0024】図23を参照して、入力信号ViがHレベ
ルからLレベルへ立下がると、出力信号VoはLレベル
からHレベルへ立上がる。しかしながら、入力信号Vi
がLレベルにあるときに電源電圧VCCにノイズNが入る
と、出力信号VoにもノイズNが入るという問題があっ
た。これは、入力信号ViがLレベルの場合はPチャネ
ルMOSトランジスタ141がオンで、電源電圧VCC
そのトランジスタ141を介してそのまま出力されるか
らである。そのため、出力信号Voを受ける次段の回路
が誤動作を起こしやすくなるという問題があった。
【0025】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は論理回路の電源電
圧依存性を小さくすることである。
【0026】また、この発明の他の目的は、論理回路の
動作速度を向上させることである。また、この発明のさ
らに他の目的は、論理回路が電源電圧ノイズから受ける
影響を小さくすることである。
【0027】
【課題を解決するための手段】この第1の発明は、第1
および第2の電源から供給される互いに異なる2種類の
電圧をもとに、外部から入力端子を介して受けた信号の
論理レベルに応答して、所定の論理レベルにある信号を
出力端子を介して内部へ与える論理回路であって、第1
導電チャネル型電界効果トランジスタと、第2導電チャ
ネル型電界効果トランジスタと、定電圧手段と、電圧補
償手段とを備える。
【0028】第1導電チャネル型電界効果トランジスタ
は、入力端子に接続されるゲート端子、一方導通端子、
および出力端子に接続される他方導通端子を持つ。第2
の導電チャネル型電界効果トランジスタは、入力端子に
接続されるゲート端子、第2の電源に接続される一方導
通端子、および出力端子に接続される他方導通端子を持
つ。
【0029】定電圧手段は、第1の電源から供給される
電圧の変動に依存することなく、第1導電チャネル型電
界効果トランジスタの一方導通端子へ一定電圧を供給す
る。電圧補償手段は、第1導電チャネル型電界効果トラ
ンジスタの他方導通端子のところに一定電圧が生成され
たときだけ、その電圧レベルを第1の電源から供給され
る電圧レベルまでシフトする。
【0030】また、上記論理回路において、上記定電圧
手段は、バイポーラトランジスタと、電流源手段とを含
み、かつバイポーラトランジスタのエミッタ端子のとこ
ろに生成された電圧を一定電圧として第1導電チャネル
型電界効果型トランジスタの一方導通端子へ供給する。
【0031】バイポーラトランジスタは、一定の基準電
圧を受けるベース端子、第1の電源に接続されるコレク
タ端子、および第1導電チャネル型電界効果トランジス
タの一方導通端子に接続されるエミッタ端子を持つ。電
流源手段は、バイポーラトランジスタにエミッタ電流を
供給する。
【0032】一方、この第2の発明は、第1および第2
の電源から供給される互いに異なる2種類の電圧をもと
に、1または2以上の入力信号を受け、所定の出力信号
を生成する論理回路であって、論理演算手段と、第1導
電チャネル型電界効果トランジスタと、定電圧手段とを
備える。
【0033】論理演算手段は、第1の電源端子、および
第2の電源に接続される第2の電源端子を含み、かつ第
1および第2の電源端子から供給される電圧をもとに、
1または2以上の入力信号を論理演算し、その結果を出
力信号として出力する。第1導電チャネル型電界効果ト
ランジスタは、ゲート端子、前記論理演算手段の第1の
電源端子に接続される一方導通端子、および第1の電源
に接続される他方導通端子を持つ。定電圧手段は、第1
の電源から供給される電圧の変動に依存することなく、
第1導電チャネル型電界効果トランジスタのゲート端子
へ一定電圧を供給する。
【0034】また、上記論理回路において、上記定電圧
手段は、抵抗手段と、容量手段とを含む。抵抗手段は、
第1の電源および第1導電チャネル型電界効果トランジ
スタのゲート端子の間に接続される。容量手段は、第2
の電源および第1導電チャネル型電界効果トランジスタ
のゲート端子の間に接続される。
【0035】また、第1および第2の電源から供給され
る互いに異なる2種類の電圧をもとに、1または2以上
の入力信号を受け、所定の出力信号を生成する論理回路
であって、論理演算手段と、第1導電チャネル型電界効
果トランジスタと、第1の定電圧手段と、第2の導電チ
ャネル型電界効果トランジスタと、第2の定電圧手段と
を備える。
【0036】論理演算手段は、第1の電源端子、および
第2の電源端子を含み、かつ第1および第2の電源端子
から供給される電圧をもとに、1または2以上の入力信
号を論理演算し、その結果を出力信号として出力する。
【0037】第1導電チャネル型電界効果トランジスタ
は、ゲート端子、論理演算手段の第1の電源端子に接続
される一方導通端子、および第1の電源に接続される他
方導通端子を持つ。第1の定電圧手段は、第1の電源か
ら供給される電圧の変動に依存することなく、第1導電
チャネル型電界効果トランジスタのゲート端子へ一定電
圧を供給する。
【0038】第2導電チャネル型電界効果トランジスタ
は、ゲート端子、論理演算手段の第2の電源端子に接続
される一方導通端子、および第2の電源に接続される他
方導通端子を持つ。第2の定電圧手段は、第2の電源か
ら供給される電圧の変動に依存することなく、第2導電
チャネル型電界効果トランジスタのゲート端子へ一定電
圧を供給する。
【0039】また、上記論理回路において、上記第1の
定電圧手段は、第1の抵抗手段と第1の容量手段とを含
む。第1の抵抗手段は、第1の電源および第1導電チャ
ネル型電界効果トランジスタのゲート端子の間に接続さ
れる。第1の容量手段は、第2の電源および第1導電チ
ャネル型電界効果トランジスタのゲート端子の間に接続
される。
【0040】上記第2の定電圧手段は、第2の抵抗手段
と、第2の容量手段とを含む。第2の抵抗手段は、第2
の電源および第2導電チャネル型電界効果トランジスタ
のゲート端子の間に接続される。第2の容量手段は、第
1の電源および第2導電チャネル型電界効果トランジス
タのゲート端子の間に接続される。
【0041】
【作用】この第1の発明に係る論理回路によれば、定電
圧手段によって、第1の電源から供給される電圧の変動
に依存することなく、第1導電チャネル型電界効果トラ
ンジスタの一方導通端子へ一定電圧が供給される。ま
た、定電圧手段がバイポーラトランジスタと定電流源手
段とを含む場合は、バイポーラトランジスタのゲート端
子へ与えられる基準電圧よりもベース−エミッタ間の電
圧だけシフトされた電圧が上記一定電圧として第1導電
チャネル型電界効果トランジスタの一方導通端子へ供給
される。
【0042】これにより、第1導電チャネル型電界効果
トランジスタにおけるゲート端子および一方導通端子の
間の電圧が第1の電源から供給される電圧に関係なく、
一定になる。したがって、この論理回路の論理しきい値
は、第1の電源から供給される電圧に関係なく一定にな
る。そのため、その出力信号の立上がりおよび立下がり
時間は第1の電源から供給される電圧に関係なく一定に
なり、この論理回路の動作は高速になる。
【0043】なお、第1導電チャネル型電界効果トラン
ジスタの他方導通端子のところに第1の電源から供給さ
れる電圧と異なる一定電圧が生成されることがあるが、
このときは電圧補償手段によって第1の電源から供給さ
れる電圧レベルまでシフトされるので、常に正規の論理
レベルにある出力信号が出力される。
【0044】また、第2の発明に係る論理回路によれ
ば、定電圧手段によって第1の電源から供給される電圧
の変動に依存することなく、第1導電チャネル型電界効
果トランジスタのゲート端子へ一定電圧が供給される。
定電圧手段が抵抗手段と容量手段とを含む場合は、容量
手段は抵抗手段を介して第1の電源から供給される電圧
によって充電される。これにより、第1導電チャネル型
電界効果トランジスタのゲート端子へ第1の電源から供
給される電圧が間接的に供給される。したがって、第1
の電源にノイズが入った場合でも容量手段によって吸収
され、第1導電チャネル型電界効果トランジスタのゲー
ト端子へは常に一定電圧が供給される。
【0045】これにより、論理演算手段の第1の電源端
子へは上記一定電圧よりも第1導電チャネル型電界効果
トランジスタのしきい値電圧だけシフトされた電圧が供
給される。その結果、論理演算手段の出力信号にはノイ
ズが入らず、この出力信号が与えられる次段の回路は誤
動作を起こしにくくなる。
【0046】さらに、論理演算手段の第2の電源端子お
よび第2の電源の間にも第2導電チャネル型電界効果ト
ランジスタが接続され、そのゲート端子へたとえば抵抗
手段および容量手段などから構成される定電圧手段によ
ってそのゲート端子へ一定電圧が供給される場合は、第
1の電源にノイズが入った場合だけでなく、第2の電源
にノイズが入った場合も同様にそのノイズは吸収され、
出力信号にはノイズが入らない。
【0047】
【実施例】次に、この発明に従った論理回路の実施例に
ついて図面を参照して詳しく説明する。
【0048】[実施例1]図1はこの発明の第1実施例
による入力論理回路を示す回路図である。
【0049】図1を参照して、この入力論理回路15
は、PチャネルMOSトランジスタ151およびNチャ
ネルMOSトランジスタ152と、NPNバイポーラト
ランジスタ153と、電流源154と、PチャネルMO
Sトランジスタ155と、インバータ156とを備え
る。
【0050】PチャネルMOSトランジスタ151およ
びNチャネルMOSトランジスタ152はCMOSイン
バータを構成する。これらトランジスタ151および1
52のゲート端子はともに、この入力論理回路15の入
力端子157に接続される。また、これらトランジスタ
151および152のドレイン端子はともに、この入力
論理回路15の出力端子158に接続される。さらに、
トランジスタ152のソース端子はグランド102(第
2の電源)に接続される。
【0051】バイポーラトランジスタ153のベース端
子は、電源電圧VCCに依存しない一定の基準電圧VREF
を受ける。また、バイポーラトランジスタ153のコレ
クタ端子は電源100(第1の電源)に接続され、エミ
ッタ端子は電流源154を介してグランド102に接続
されるとともに、トランジスタ151のソース端子に接
続される。
【0052】このバイポーラトランジスタ153には電
流源154によって所定のエミッタ電流が流れるので、
そのエミッタ端子には基準電圧VREF よりもベース−エ
ミッタ間電圧VBEだけ低い電圧が供給される。したがっ
て、このバイポーラトランジスタ153および電流源1
54は、電源100から供給される電圧VCCの変動に依
存することなく、トランジスタ151のソース端子へ一
定電圧VREF −VBEを供給する定電圧手段を構成する。
【0053】また、PチャネルMOSトランジスタ15
5は電源100および出力端子158の間に接続され、
そのゲート端子はインバータ156を介して出力端子1
58に接続される。したがって、このトランジスタ15
5およびインバータ156は、出力端子158に生成さ
れた電圧レベルをVREF −VBEからVCCまで引上げる電
圧補償手段を構成する。
【0054】図2は図1に示した電流源154のいくつ
かの具体的構成を示す回路図である。
【0055】たとえば図2(a)を参照して、この電流
源154は、NPNバイポーラトランジスタ154a
と、抵抗154bとを備える。このトランジスタ154
aのゲート端子には、電源電圧VCCに依存しない一定電
圧が供給される。
【0056】また図2(b)を参照して、この電流源1
54は、NチャネルMOSトランジスタ154cを備え
る。このトランジスタ154cのゲート端子には、電源
電圧VCCに依存しない一定電圧が供給される。
【0057】また図2(c)を参照して、この電流源1
54は、NチャネルMOSトランジスタ154dを備え
る。このトランジスタ154dのゲート端子には、電源
電圧VCCが供給される。
【0058】また図2(d)を参照して、この電流源1
54は、抵抗154eを備える。上記図2(a)および
(b)に示した電流源154によれば、バイポーラトラ
ンジスタ153に一定のエミッタ電流が供給される。ま
た、上記図2(c)および(d)に示した電流源154
によれば、バイポーラトランジスタ153に所定の電流
が供給される。このように、電流源154は一定電流を
供給するものが望ましいが、特に一定電流を供給するも
のに限定されない。
【0059】次に、この入力論理回路15の動作につい
て説明する。この入力論理回路15は、外部から与えら
れたTTLレベルの入力信号ViをCMOSレベルに変
換し、それを内部へ与えるTTLインターフェースとし
て機能する。したがって、一般に電源電圧VCCは5Vに
設定され、グランド電圧は0Vに設定される。
【0060】入力信号ViとしてHレベル(2.2〜
3.0V)が入力端子157に与えられると、Pチャネ
ルMOSトランジスタ151はオフになり、Nチャネル
MOSトランジスタ152はオンになる。これにより、
出力端子158はグランドレベルになる。したがって、
出力信号VoとしてHレベル(0V)が出力される。
【0061】このとき、出力信号Voはインバータ15
6を介してトランジスタ155のゲート端子へ与えられ
るので、トランジスタ155はオフになっている。
【0062】一方、入力信号ViとしてLレベル(0〜
0.8V)が与えられると、PチャネルMOSトランジ
スタ151はオンになり、NチャネルMOSトランジス
タ152はオフになる。これにより、出力端子158に
はトランジスタ151のソース端子の電圧レベルが供給
される。
【0063】トランジスタ153には電流源154によ
って所定の電流(好ましくは一定の電流)が流れるの
で、トランジスタ153のエミッタ端子にはベース端子
に与えられた一定の基準電圧VREF よりもベース−エミ
ッタ間電圧VBEだけ低い電圧が発生する。たとえば基準
電圧VREF として4Vが与えられた場合、ベース−エミ
ッタ間電圧VBEは常に一定の0.8Vであるから、エミ
ッタ端子には3.2Vが発生する。
【0064】したがって、出力端子158にはこの電圧
REF −VBE(たとえば3.2V)が供給される。ま
た、この電圧VREF −VBEはインバータ156を介して
トランジスタ155のゲート端子に与えられるので、こ
のトランジスタ155はオンになる。これにより、出力
端子158の電圧は電源電圧VCCまで引上げられる。こ
のような結果、出力信号Voとして最終的にHレベル
(5V)が出力される。
【0065】このように、入力論理回路15はトランジ
スタ151のソース端子に電源電圧VCCに依存しない一
定電圧を供給するように構成されているので、その論理
しきい値は電源電圧VCCによらず一定になる。したがっ
て、この入力論理回路15は電源電圧VCCが変動しても
常に安定して動作するので、高速動作が可能である。そ
のため、この入力論理回路15をSRAMのアドレスバ
ッファ2または4の入力段に用いた場合は、アクセス時
間の電源電圧依存性が低減され、高速動作が可能にな
る。
【0066】また、電源電圧VCCよりも低い電圧VREF
−VBEをトランジスタ151のソース端子に供給してい
るので、出力端子158にはまずその電圧VREF −VBE
が供給される。しかしながら、トランジスタ155およ
びインバータ156から構成される電圧補償手段によっ
てその電圧レベルが電源電圧VCCレベルまで引上げられ
るので、Hレベルとして5Vが供給され、CMOSレベ
ルとして問題になることはない。
【0067】また、この入力論理回路15はバイポーラ
トランジスタ153を備え、そのベース端子に与えられ
た基準電圧VREF に基づいてそれよりもベース−エミッ
タ間電圧VBEだけ低い電圧をトランジスタ151のソー
ス端子に与えているので、基準電圧VREF を発生する基
準電圧発生回路からこの入力論理回路15へ流込む電流
は、直接一定電圧をトランジスタ151のソース端子に
与える場合に比べて1/hFE程度まで低減される。ここ
で、hFEはバイポーラトランジスタ153の電流増幅率
(約100)である。そのため、一定電圧をトランジス
タ151のソース端子に直接与えた場合のように、その
与えた一定電圧が過渡的に変動するようなことはない。
【0068】なお、この入力論理回路15はSRAMに
おけるアドレスバッファの入力初段だけでなく、TTL
インターフェースを備えた回路であれば、DRAM、R
OM、ゲートアレイ、マイクロコンピュータなど、いか
なるものにも使用することができる。
【0069】図3は図1に示したトランジスタ153の
ベース端子に供給される基準電圧V REF を発生する基準
電圧発生回路の一例を示す回路図である。
【0070】図3を参照して、この基準電圧発生回路
は、バンドギャップリファレンス回路16およびカレン
トミラー回路17を備える。
【0071】バンドギャップリファレンス回路16は、
バイポーラトランジスタQ1 ないしQ5 と、抵抗R1
いしR4 とを備え、トランジスタを構成するシリコンの
バンドギャップに基づいて一定電圧VCS(1.2〜1.
3V)を発生する。
【0072】ここで、抵抗R1 ないしR4 に流れる電流
をそれぞれI1 ないしI4 とし、トランジスタQ1 ない
しQ5 におけるベース−エミッタ間電圧をそれぞれV
BE1 ないしVBE5 とする。また、トランジスタQ1 ない
しQ5 の電流増幅率は十分に大きいので、それぞれのベ
ース電流は無視する。
【0073】このバンドギャップリファレンス回路16
によって発生される電圧VCSは、トランジスタQ5 のベ
ース−エミッタ間電圧VBE5 と抵抗R4 にかかる電圧と
の和であるから、次式で表される。
【0074】 VCS=VBE5 +R4 4 …(1) 一方、電源電圧VCCとグランド電圧との電位差(VCC
は、抵抗R1 にかかる電圧と、トランジスタQ2 のベー
ス−エミッタ間電圧VBE2 と、抵抗R2 にかかる電圧
と、トランジスタQ1 のベース−エミッタ間電圧VBE1
との和であるから、次式で表される。
【0075】 VCC=R1 1 +VBE2 +R2 2 +VBE1 …(2) また、電源電圧VCCとグランド電圧との電位差(VCC
は、抵抗R1 にかかる電圧と、トランジスタQ4 のベー
ス−エミッタ間電圧VBE4 と、抵抗R4 にかかる電圧
と、トランジスタQ5 のベース−エミッタ間電圧VBE5
との和であるから、次式で表される。
【0076】 VCC=R1 1 +VBE4 +R4 4 +VBE5 …(3) 式(2)および(3)より、抵抗R4 にかかる電圧は次
式で表される。
【0077】 R4 4 =VBE1 +VBE2 +R2 2 −VBE4 −VBE5 …(4) 式(4)を式(1)に代入すると、一定電圧VCSは次式
で表される。
【0078】 VCS=VBE1 +VBE2 −VBE4 +R2 2 …(5) さらに、トランジスタQ5 のベース−エミッタ間電圧V
BE5 は、トランジスタQ3 のベース−エミッタ間電圧V
BE3 と、抵抗R3 にかかる電圧との和であるから、次式
で表される。
【0079】 VBE5 =VBE3 +R3 3 …(6) トランジスタQ1 およびQ3 の各ベース電流は電流I2
およびI3 に比べて十分小さく無視できるので、電流I
2 およびI3 の間には次式が成立する。
【0080】 I2 ≒I3 …(7) 式(6)および(7)より、抵抗R2 にかかる電圧は次
式で表される。
【0081】 R2 2 ≒R2 3 =(VBE5 −VBE3 )R2 /R3 …(8) 式(8)を式(5)に代入すると、一定電圧VCSは次式
で表される。
【0082】 VCS=VBE1 +VBE2 −VBE4 +(VBE5 −VBE3 )R2 /R3 …(9) 電源電圧VCCの変動によって各電流I1 ないしI4 も変
動するが、これら電流I1 ないしI4 によるベース−エ
ミッタ間電圧VBEの変動は非常に小さいので、式(9)
より電圧VCSは電源電圧VCCの変動に関係なく、常に一
定である。
【0083】一方、カレントミラー回路17は、Pチャ
ネルMOSトランジスタP1 およびP2 と、Nチャネル
MOSトランジスタN1 と、バイポーラトランジスタQ
6 と、抵抗R5 とを備え、バンドギャップリファレンス
回路16から供給された電圧VCSを増幅し、一定の基準
電圧VREF を発生する。
【0084】トランジスタQ6 のベース端子には電源電
圧VCCの変動に関係なく常に一定の電圧VCSが供給され
るので、トランジスタP1 およびQ6 の各々には一定の
電流I5 が流れる。また、トランジスタP1 およびP2
はカレントミラーを構成しているので、トランジスタP
2 およびN1 の各々にも一定の電流I6 が流れる。した
がって、このカレントミラー回路17からは電源電圧V
CCの変動に関係なく常に一定の基準電圧VREF (たとえ
ば4V)が供給される。
【0085】なお、この基準電圧発生回路ではバンドギ
ャップリファレンス回路16によって発生される電圧V
CSが比較的小さいため、これをカレントミラー回路17
によって増幅して基準電圧VREF を得ているが、一定電
圧VCSとして十分に高い電圧が得られるものであれば、
直接その電圧VCSを上記入力論理回路15を構成するバ
イポーラトランジスタ153のベース端子に供給しても
よい。
【0086】[実施例2]図4はこの発明の第2実施例
による入力論理回路を示す回路図である。
【0087】図4を参照して、この入力論理回路18
は、PチャネルMOSトランジスタ181およびNチャ
ネルMOSトランジスタ182と、PNPバイポーラト
ランジスタ183と、電流源184と、NチャネルMO
Sトランジスタ185と、インバータ186とを備え
る。トランジスタ181および182はCMOSインバ
ータを構成する。トランジスタ183および電流源18
4は、グランド102(第1の電源)から供給される電
圧の変動に依存することなく、トランジスタ182のソ
ース端子へ一定電圧を供給する定電圧手段を構成する。
さらに、トランジスタ185およびインバータ186
は、出力端子188に生成された電圧レベルをグランド
102の電圧レベルまで引下げる電圧補償手段を構成す
る。
【0088】この入力論理回路18は、上記第1実施例
による入力論理回路15における電源およびグランドを
逆にして構成したもので、グランド電圧の変動に関係な
く、常に安定した出力信号Voが出力される。そのた
め、この入力論理回路18は高速で動作する。
【0089】[実施例3]図5は、この発明の第3実施
例による論理回路を示す回路図である。
【0090】図5を参照して、この入力論理回路20
は、エンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ
201およびNチャネルMOSトランジスタ202と、
デプレッション型NチャネルMOSトランジスタ203
と、抵抗204と、容量205とを備える。トランジス
タ201および202は論理演算手段であるCMOSイ
ンバータを構成し、入力信号Viを論理反転し、その結
果を出力信号Voとして出力する。
【0091】また、トランジスタ203はほぼ0Vのし
きい値電圧VthN を有するデプレッション型で、そのド
レイン端子は電源100(第1の電源)に接続され、そ
のソース端子はインバータを構成するトランジスタ20
1のソース端子(第1の電源端子)に接続される。さら
に、そのゲート端子および電源100の間には非常に大
きい値(たとえば〜1012Ω)を有する抵抗204が接
続され、そのゲート端子およびグランド102(第2の
電源)の間には容量205が接続される。抵抗204お
よび205は、電源電圧VCCの変動に依存することな
く、トランジスタ203のゲート端子へ一定電圧を供給
する定電圧手段を構成する。
【0092】なお、インバータを構成するトランジスタ
202のゲート端子(第2の電源端子)はグランド10
2に接続される。
【0093】次に、この第3実施例による論理回路20
の動作について説明する。まず定常状態において、容量
205は十分に充電されているので、トランジスタ20
3のゲート端子へは電源電圧VCCが供給される。このト
ランジスタ203はソースフォロアにされているので、
そのソース端子にはゲート電圧VCCよりもしきい値電圧
thN だけ低い電圧VCC−VthN が生成される。このし
きい値電圧VthN はほぼ0Vであるから、トランジスタ
203のソース端子にはほぼ電源電圧VCCが供給され
る。
【0094】このような状態で、入力信号ViとしてH
レベルが与えられると、トランジスタ201はオフにな
り、トランジスタ202はオンになる。これにより、出
力信号VoはLレベルになる。
【0095】一方、入力信号ViとしてLレベルが与え
られると、トランジスタ201がオンになり、トランジ
スタ202がオフになる。これにより、トランジスタ2
03のソース端子に生成される電圧VCCがトランジスタ
201のソース端子を介してそのドレイン端子に供給さ
れる。
【0096】このとき電源100にスパイク性のノイズ
が入ったとしても、トランジスタ203のゲート端子に
は抵抗204および容量205が接続されているので、
ノイズはこれらにより吸収される。したがって、トラン
ジスタ203のゲート端子へ供給される電圧VCCにはノ
イズは入らない。この電圧VCCはトランジスタ203お
よび201を介して出力されるので、出力信号Voにも
ノイズは入らない。そのため、この論理回路20の出力
信号Voが与えられる次段の回路が誤動作を起こすこと
はない。
【0097】なお、この論理回路20はSRAMにおけ
るインバータ回路だけでなく、DRAM、ROM、ゲー
トアレイ、マイクロコンピュータなど、すべてのCMO
S論理回路に適用することができる。
【0098】[実施例4]図6は、この発明の第4実施
例による論理回路を示す回路図である。
【0099】図6を参照して、この論理回路22は、エ
ンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ221
およびNチャネルMOSトランジスタ222と、デプレ
ッション型NチャネルMOSトランジスタ223と、抵
抗224と、容量225とを備える。この論理回路22
が上記第3実施例による論理回路20と異なるところ
は、デプレッション型トランジスタ203のしきい値電
圧VthN が0Vでなく、非常に小さい値になっている点
である。
【0100】この論理回路22によれば、出力信号Vo
のHレベルはVCC−VthN になるが、その他の動作は上
記第3実施例による論理回路20の動作と同様である。
【0101】このように、インバータの電源側に接続さ
れるトランジスタのしきい値電圧V thN は0Vであるの
が望ましいが、非常に小さい値であれば特に支障はな
い。
【0102】[実施例5]図7は、この発明の第5実施
例による論理回路を示す回路図である。
【0103】図7を参照して、この論理回路24は、エ
ンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ241
およびPチャネルMOSトランジスタ242と、エンハ
ンスメント型NチャネルMOSトランジスタ243と、
抵抗244と、容量245とを備える。
【0104】この論理回路24が上記第3および第4実
施例による論理回路20および22と異なるところは、
トランジスタ243がエンハンスメント型であり、かつ
非常に小さいしきい値電圧VthN を有する点である。
【0105】この論理回路24において、出力信号Vo
のHレベルはVCC−VthN になるが、上記と同様にその
しきい値電圧VthN が非常に小さければ支障はない。
【0106】[実施例6]図8は、この発明の第6実施
例による論理回路を示す回路図である。
【0107】図8を参照して、この論理回路26は、エ
ンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ261
およびNチャネルMOSトランジスタ262と、デプレ
ッション型NチャネルMOSトランジスタ263と、P
チャネルMOSトランジスタ264と、容量265とを
備える。
【0108】この論理回路26が上記第3実施例による
論理回路20と異なるところは、抵抗204に代えてト
ランジスタ264が接続されている点である。このトラ
ンジスタ264のゲート端子にはグランド電圧が与えら
れているので、このトランジスタ264は常にオンにな
っている。したがって、キャパシタ265はこのトラン
ジスタ264の導通抵抗を介して電源100に接続され
る。一般に、トランジスタの導通抵抗は上記抵抗204
の値(〜1012)よりも小さいため、電源を投入した
後、直ちに容量265が充電され、デプレッション型ト
ランジスタ263は直ちにオンになる。その他の動作は
上記第3実施例による論理回路20の動作と同様であ
る。
【0109】この実施例から明らかなように、トランジ
スタのゲート端子および電源の間に接続される抵抗とし
てトランジスタの導通抵抗を利用してもよい。
【0110】[実施例7]図9は、この発明の第7実施
例による論理回路を示す回路図である。
【0111】図9を参照して、この論理回路28は、エ
ンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ281
およびNチャネルMOSトランジスタ282と、デプレ
ッション型NチャネルMOSトランジスタ283と、P
チャネルMOSトランジスタ284と、容量285とを
備える。
【0112】この論理回路28が上記第4実施例による
論理回路22と異なるところは、抵抗224に代えてト
ランジスタ284が接続されている点である。
【0113】このように、トランジスタ284の導通抵
抗を抵抗として利用した場合においても、インバータの
電源側に接続されるトランジスタ283として、小さい
しきい値電圧VthN を有するものを用いてもよい。
【0114】[実施例8]図10は、この発明の第8実
施例による論理回路30を示す回路図である。
【0115】図10を参照して、この論理回路30は、
エンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ30
1およびNチャネルMOSトランジスタ302と、エン
ハンスメント型NチャネルMOSトランジスタ303
と、PチャネルMOSトランジスタ304と、容量30
5とを備える。
【0116】この論理回路30が上記第5実施例による
論理回路24と異なるところは、抵抗244に代えてト
ランジスタ304が接続されている点である。
【0117】このように、トランジスタ304の導通抵
抗を抵抗として用いた場合においても、インバータの電
源側に接続されるトランジスタ303として、エンハン
スメント型で、かつしきい値電圧VthN の小さいものを
用いてもよい。
【0118】[実施例9]図11は、この発明の第9実
施例による論理回路を示す回路図である。
【0119】図11を参照して、この論理回路32は、
エンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ32
1および322と、エンハンスメント型NチャネルMO
Sトランジスタ323および324と、デプレッション
型NチャネルMOSトランジスタ325と、抵抗326
と、容量327とを備える。
【0120】トランジスタ321ないし324は、第1
および第2の入力信号Vi1 およびVi2 の論理積を出
力信号Voとして出力する2入力NAND回路を構成す
る。
【0121】この論理回路32が上記第3実施例による
論理回路20と異なるところは、インバータに代えてN
AND回路が接続されている点である。
【0122】したがって、出力信号VoのHレベルは、
電源100にノイズが入った場合においても、常に電源
電圧VCCレベルになる。その他の動作は上記第3実施例
による論理回路20と同様である。
【0123】[実施例10]図12は、この発明の第1
0実施例による論理回路を示す回路図である。
【0124】図12を参照して、この論理回路34は、
エンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ34
1および342と、エンハンスメント型NチャネルMO
Sトランジスタ343および344と、デプレッション
型NチャネルMOSトランジスタ345と、抵抗346
と、容量347とを備える。
【0125】この論理回路34において、トランジスタ
341ないし344は、第1および第2の入力信号Vi
1 およびVi2 の論理和を出力信号Voとして出力する
2入力NOR回路を構成する。
【0126】したがって、出力信号VoのHレベルは、
電源100にノイズが入った場合においても、常に電源
電圧VCCレベルになる。その他の動作は上記第3実施例
による論理回路20の動作と同様である。
【0127】なお、上記第9および第10実施例におい
ては、2入力論理演算回路を用いているが、3入力以上
の論理演算回路を用いてもよい。
【0128】[実施例11]図13は、この発明の第1
1実施例による論理回路を示す回路図である。
【0129】図13を参照して、この論理回路36は、
エンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ36
1およびPチャネルMOSトランジスタ362と、デプ
レッション型PチャネルMOSトランジスタ363と、
容量364と、抵抗365とを備える。
【0130】トランジスタ361および362は論理演
算手段であるインバータを構成する。また、容量364
および抵抗365は、グランド102(第1の電源)か
ら供給される電圧の変動に依存することなく、トランジ
スタ363のゲート端子へ一定電圧を供給する定電圧手
段を構成する。さらに、トランジスタ363はデプレッ
ション型で、ほぼ0Vのしきい値電圧VthP を有する。
【0131】この論理回路36が上記第3実施例による
論理回路20と異なるところは、インバータの電源側で
はなく、グランド側にトランジスタ363、容量364
および抵抗365が接続されている点である。
【0132】次に、この論理回路36の動作について説
明する。まず定常状態において、トランジスタ363の
ゲート端子にはグランド電圧が供給されている。このト
ランジスタ363はソースフォロアにされているので、
そのソース端子にはゲート電圧よりもしきい値電圧V
thP だけ高い電圧が供給される。このトランジスタ36
3のしきい値電圧VthP はほぼ0Vであるから、ソース
電圧はほぼ0Vになる。
【0133】このような状態で、入力信号ViとしてL
レベルが与えられると、トランジスタ361はオンにな
り、トランジスタ362はオフになる。これにより、出
力信号VoはHレベルになる。
【0134】一方、入力信号ViとしてHレベルが与え
られると、トランジスタ361がオフになり、トランジ
スタ362がオンになる。これにより、トランジスタ3
62のドレイン端子には0Vが供給され、出力信号Vo
はLレベルになる。
【0135】このとき、グランド102にスパイク性の
ノイズが入った場合においても、容量364および抵抗
365によってノイズが吸収されるので、常に0Vがト
ランジスタ362を介して出力される。そのため、この
出力信号Voが与えられる次段の回路が誤動作を起こす
ことはない。
【0136】この実施例から明らかなように、トランジ
スタ、容量および抵抗は論理演算手段のグランド側に接
続してもよく、この場合はグランドにノイズが入ったと
きでも、論理演算手段は常に正確な出力信号を生成す
る。
【0137】[実施例12]図14は、この発明の第1
2実施例による論理回路を示す回路図である。
【0138】図14を参照して、この論理回路38は、
エンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ38
1および382と、エンハンスメント型NチャネルMO
Sトランジスタ383および384と、デプレッション
型PチャネルMOSトランジスタ385と、容量386
と、抵抗387とを備える。
【0139】この論理回路38が上記第11実施例によ
る論理回路36と異なるところは、インバータに代えて
2入力NAND回路が接続されている点である。また、
この論理回路38は上記第9実施例による論理回路32
における電源とグランドとを逆にしたもので、グランド
102にノイズが入った場合においてもNAND回路は
正確な出力信号Voを生成する。
【0140】[実施例13]図15は、この発明の第1
3実施例による論理回路を示す回路図である。
【0141】図15を参照して、この論理回路40は、
エンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ40
1および402と、エンハンスメント型NチャネルMO
Sトランジスタ403および404と、デプレッション
型PチャネルMOSトランジスタ405と、容量406
と、抵抗407とを備える。
【0142】この論理回路40が上記第11および第1
2実施例による論理回路36および38と異なるところ
は、インバータおよびNAND回路に代えて2入力NO
R回路が接続されている点である。
【0143】また、この論理回路40は、上記第10実
施例による論理回路34の電源とグランドとを逆にした
もので、グランド102にノイズが入った場合において
も、NOR回路が正確な出力信号Voを生成する。
【0144】なお、上記第11ないし第13実施例にお
いて、抵抗365,387,407に代えてトランジス
タの導通抵抗を用いてもよい。また、上記第12および
第13実施例においては、2入力論理演算回路を用いて
いるが、3入力以上の論理演算回路を用いてもよい。
【0145】[実施例14]図16は、この発明の第1
4実施例による論理回路を示す回路図である。
【0146】図16を参照して、この論理回路42は、
エンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ42
1およびNチャネルMOSトランジスタ422と、デプ
レッション型NチャネルMOSトランジスタ423およ
びPチャネルMOSトランジスタ426と、抵抗424
および428と、容量425および427とを備える。
【0147】この論理回路42は、上記第3実施例によ
る論理回路20と、第11実施例による論理回路36と
を組合わせたもので、電源100およびグランド102
の双方にノイズが含まれる場合においても、トランジス
タ421および422から構成されるインバータは正確
な出力信号Voを生成する。すなわち、出力信号Voの
Hレベルは電源電圧VCCよりもトランジスタ423のし
きい値電圧VthN だけ低いVCC−VthN になり、出力信
号VoのLレベルはグランド電圧よりもトランジスタ4
26のしきい値電圧VthP だけ高いVthP になる。デプ
レッション型トランジスタ423および426のしきい
値電圧VthN およびVthP はほぼ0Vであるから、出力
信号VoのHレベルはほぼVCCになり、Lレベルはほぼ
0Vになる。
【0148】[実施例15]図17は、この発明の第1
5実施例による論理回路を示す回路図である。
【0149】図17を参照して、この論理回路44は、
エンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ44
1および442と、エンハンスメント型NチャネルMO
Sトランジスタ443および444と、デプレッション
型NチャネルMOSトランジスタ445およびPチャネ
ルMOSトランジスタ448と、抵抗446および45
0と、容量447および449とを備える。
【0150】この論理回路44が上記第14実施例によ
る論理回路42と異なるところは、インバータに代え
て、トランジスタ441ないし444から構成されるN
AND回路が接続されている点である。また、この論理
回路44は上記第9実施例による論理回路32と、第1
2実施例による論理回路38とを組合わせたもので、電
源100およびグランド102の双方にノイズが含まれ
る場合においても、そのNAND回路は正確な出力信号
Voを生成する。
【0151】[実施例16]図18は、この発明の第1
6実施例による論理回路を示す回路図である。
【0152】図18を参照して、この論理回路46は、
エンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ46
1および462と、エンハンスメント型NチャネルMO
Sトランジスタ463および464と、デプレッション
型NチャネルMOSトランジスタ465およびPチャネ
ルMOSトランジスタ468と、抵抗466および47
0と、容量467および469とを備える。
【0153】この論理回路46が上記第14および第1
5実施例による論理回路42および44と異なるところ
は、インバータおよびNAND回路に代えて、トランジ
スタ461ないし464から構成されるNOR回路が接
続されている点である。
【0154】また、この論理回路46は上記第10実施
例による論理回路34と、第13実施例による論理回路
40とを組合わせたもので、電源100およびグランド
102の双方にノイズが含まれる場合においても、その
NOR回路は正確な出力信号Voを生成する。
【0155】なお、上記第14ないし第16実施例にお
ける抵抗424,428,446,,450,466,
470に代えて、トランジスタの導通抵抗を用いてもよ
い。さらに、上記第15および第16実施例においては
2入力論理演算回路を用いたが、3入力以上の論理演算
回路を用いてもよい。
【0156】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、第1導
電チャネル型電界効果トランジスタの一方導通端子に一
定電圧が供給されるので、第1の電源から供給される電
圧が変動した場合においても、この論理回路の論理しき
い値は常に一定になる。そのため、さらに高速動作が可
能になる。
【0157】しかも、第1導電チャネル型電界効果トラ
ンジスタの他方導通端子のところに上記一定電圧が生成
されるときは、その電圧レベルは第1の電源から供給さ
れる電圧レベルまでシフトされるので、常に正規の論理
レベルにある信号を出力することができる。
【0158】また、請求項2に記載の発明によれば、バ
イポーラトランジスタによってそのベース端子に供給さ
れた基準電圧よりもベース−エミッタ間電圧だけ低い一
定電圧が第1導電チャネル型電界効果トランジスタの一
方導通端子へ供給されているので、供給された一定電圧
が大きく変動することはない。
【0159】また、請求項3に記載の発明によれば、論
理演算手段の第1の電源端子および第1の電源の間に接
続される第1導電チャネル型電界効果トランジスタのゲ
ート端子へ一定電圧が供給されているので、第1の電源
にノイズが含まれる場合においても、論理演算手段は正
確な出力信号を生成する。そのため、この出力信号が与
えられる次段の回路が誤動作を起こすことはない。
【0160】また、請求項4に記載の発明によれば、上
記定電圧手段が抵抗手段および容量手段から構成される
ので、簡易な構成によって第1の電源に含まれるノイズ
を吸収することができる。
【0161】また、請求項5に記載の発明によれば、論
理演算手段の第1の電源側および第2の電源側の双方に
第1導電チャネル型電界効果トランジスタおよび第2導
電チャネル型電界効果トランジスタがそれぞれ接続さ
れ、そのゲート端子に一定電圧が供給されているので、
第1の電源および第2の電源の双方にノイズが含まれる
場合においても、論理演算手段は常に正確な出力信号を
生成する。
【0162】さらに、請求項6に記載の発明によれば、
第1および第2の定電圧手段は第1および第2の抵抗手
段と、第1および第2の容量手段とから構成されるの
で、極めて簡単な構成によって第1および第2の電源の
双方に含まれるノイズを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による入力論理回路を示
す回路図である。
【図2】図1に示した電流源のいくつかの具体的構成を
示す回路図である。
【図3】図1に示した基準電圧を発生するための基準電
圧発生回路の一例を示す回路図である。
【図4】この発明の第2実施例による入力論理回路を示
す回路図である。
【図5】この発明の第3実施例による論理回路を示す回
路図である。
【図6】この発明の第4実施例による論理回路を示す回
路図である。
【図7】この発明の第5実施例による論理回路を示す回
路図である。
【図8】この発明の第6実施例による論理回路を示す回
路図である。
【図9】この発明の第7実施例による論理回路を示す回
路図である。
【図10】この発明の第8実施例による論理回路を示す
回路図である。
【図11】この発明の第9実施例による論理回路を示す
回路図である。
【図12】この発明の第10実施例による論理回路を示
す回路図である。
【図13】この発明の第11実施例による論理回路を示
す回路図である。
【図14】この発明の第12実施例による論理回路を示
す回路図である。
【図15】この発明の第13実施例による論理回路を示
す回路図である。
【図16】この発明の第14実施例による論理回路を示
す回路図である。
【図17】この発明の第15実施例による論理回路を示
す回路図である。
【図18】この発明の第16実施例による論理回路を示
す回路図である。
【図19】一般的なSRAMの全体構成を示すブロック
図である。
【図20】図19に示したSRAMにおけるアドレスバ
ッファの入力論理回路などを示す回路図である。
【図21】図20に示した入力論理回路の動作を示すグ
ラフである。
【図22】従来のCMOSインバータを示す回路図であ
る。
【図23】図22に示したインバータの動作を示すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
151,181,201,221,241,261,2
81,301,321,322,341,342,36
1,381,382,401,402,421,44
1,442,461,462 エンハンスメント型Pチ
ャネルMOSトランジスタ 152,182,202,222,242,243,2
62,282,302,303,323,324,34
3,344,362,383,384,403,40
4,422,443,444,463,464 エンハ
ンスメント型NチャネルMOSトランジスタ 153,183 バイポーラトランジスタ 154,184 電流源 203,223,263,283,325,345,4
23,445,465デプレッション型NチャネルMO
Sトランジスタ 363,385,405,426,448,468 デ
プレッション型PチャネルMOSトランジスタ 204,224,244,326,346,365,3
87,407,424,428,446,450,46
6,470 抵抗 205,225,245,265,285,305,3
27,347,364,386,406,425,42
7,447,449,467,469 容量

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の電源から供給される互
    いに異なる2種類の電圧をもとに、外部から入力端子を
    介して受けた信号の論理レベルに応答して、 所定の論理レベルにある信号を出力端子を介して内部へ
    与える論理回路であって、 前記入力端子に接続されるゲート端子、一方導通端子、
    および前記出力端子に接続される他方導通端子を持つ第
    1導電チャネル型電界効果トランジスタと、 前記入力端子に接続されるゲート端子、前記第2の電源
    に接続される一方導通端子、および前記出力端子に接続
    される他方導通端子を持つ第2導電チャネル型電界効果
    トランジスタと、 前記第1の電源から供給される電圧の変動に依存するこ
    となく、前記第1導電チャネル型電界効果トランジスタ
    の一方導通端子へ一定電圧を供給する定電圧手段と、 前記第1導電チャネル型電界効果トランジスタの他方導
    通端子のところに前記一定電圧が生成されたときだけ、
    その電圧レベルを前記第1の電源から供給される電圧レ
    ベルまでシフトする電圧補償手段とを備えた、論理回
    路。
  2. 【請求項2】 前記定電圧手段は、 一定の基準電圧を受けるベース端子、前記第1の電源に
    接続されるコレクタ端子、および前記第1導電チャネル
    型電界効果トランジスタの一方導通端子に接続されるエ
    ミッタ端子を持つバイポーラトランジスタと、 前記バイポーラトランジスタにエミッタ電流を供給する
    電流源手段とを含み、かつ前記バイポーラトランジスタ
    のエミッタ端子のところに生成された電圧を前記一定電
    圧として前記第1導電チャネル型電界効果型トランジス
    タの一方導通端子へ供給する、請求項1に記載の論理回
    路。
  3. 【請求項3】 第1および第2の電源から供給される互
    いに異なる2種類の電圧をもとに、1または2以上の入
    力信号を受け、所定の出力信号を生成する論理回路であ
    って、 第1の電源端子、および前記第2の電源に接続される第
    2の電源端子を含み、かつ前記第1および第2の電源端
    子から供給される電圧をもとに、前記1または2以上の
    入力信号を論理演算し、その結果を前記出力信号として
    出力する論理演算手段と、 ゲート端子、前記論理演算手段の第1の電源端子に接続
    される一方導通端子、および前記第1の電源に接続され
    る他方導通端子を持つ第1導電チャネル型電界効果トラ
    ンジスタと、 前記第1の電源から供給される電圧の変動に依存するこ
    となく、前記第1導電チャネル型電界効果トランジスタ
    のゲート端子へ一定電圧を供給する定電圧手段とを備え
    た、論理回路。
  4. 【請求項4】 前記定電圧手段は、 前記第1の電源および前記第1導電チャネル型電界効果
    トランジスタのゲート端子の間に接続される抵抗手段
    と、 前記第2の電源および前記第1導電チャネル型電界効果
    トランジスタのゲート端子の間に接続される容量手段と
    を含む、請求項3に記載の論理回路。
  5. 【請求項5】 第1および第2の電源から供給される互
    いに異なる2種類の電圧をもとに、1または2以上の入
    力信号を受け、所定の出力信号を生成する論理回路であ
    って、 第1の電源端子、および第2の電源端子を含み、かつ前
    記第1および第2の電源端子から供給される電圧をもと
    に、前記1または2以上の入力信号を論理演算し、その
    結果を前記出力信号として出力する論理演算手段と、 ゲート端子、前記論理演算手段の第1の電源端子に接続
    される一方導通端子、および前記第1の電源に接続され
    る他方導通端子を持つ第1導電チャネル型電界効果トラ
    ンジスタと、 前記第1の電源から供給される電圧の変動に依存するこ
    となく、前記第1導電チャネル型電界効果トランジスタ
    のゲート端子へ一定電圧を供給する第1の定電圧手段
    と、 ゲート端子、前記論理演算手段の第2の電源端子に接続
    される一方導通端子、および前記第2の電源に接続され
    る他方導通端子を持つ第2導電チャネル型電界効果トラ
    ンジスタと、 前記第2の電源から供給される電圧の変動に依存するこ
    となく、前記第2導電チャネル型電界効果トランジスタ
    のゲート端子へ一定電圧を供給する第2の定電圧手段と
    を備えた、論理回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の定電圧手段は、 前記第1の電源および前記第1導電チャネル型電界効果
    トランジスタのゲート端子の間に接続される第1の抵抗
    手段と、 前記第2の電源および前記第1導電チャネル型電界効果
    トランジスタのゲート端子の間に接続される第1の容量
    手段とを含み、 前記第2の定電圧手段は、 前記第2の電源および前記第2導電チャネル型電界効果
    トランジスタのゲート端子の間に接続される第2の抵抗
    手段と、 前記第1の電源および前記第2導電チャネル型電界効果
    トランジスタのゲート端子の間に接続される第2の容量
    手段とを含む、請求項5に記載の論理回路。
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