JPH07228443A - エレベーターの点検装置 - Google Patents

エレベーターの点検装置

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JPH07228443A
JPH07228443A JP1848594A JP1848594A JPH07228443A JP H07228443 A JPH07228443 A JP H07228443A JP 1848594 A JP1848594 A JP 1848594A JP 1848594 A JP1848594 A JP 1848594A JP H07228443 A JPH07228443 A JP H07228443A
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JP
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sound
abnormal
elevator
operating
sound signal
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JP1848594A
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English (en)
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Hideki Ishibashi
秀樹 石橋
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 エレベーター設備の故障箇所が著しい損傷を
受ける前に故障を発見でき、さらに、修理に要する時間
と労力と費用を大幅に低減できるエレベーターの点検装
置を提供する。 【構成】 集音マイク2で収集した点検運転中のエレベ
ーターの稼働音信号と、ロータリーエンコーダー12の
出力パルス信号を積算した位置データを対応付けてデー
タ記憶部22に記憶させ、判定部24で稼働音信号の振
幅を限界設定振幅値と比較し、限界設定振幅値より大き
ければ、異常音のデータと判断し、稼働音信号の周波
数、振幅、減衰時間および乗りかごの速度および加速度
のデータと異常音分析データ記憶部26から読み出した
当該データを比較し、一定のレベル以上、類似していた
時に、異常音分析データ記憶部26に当該データと対応
付けられて記憶されている故障箇所を点検すべき検査箇
所としてセンター28に通報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は点検運転指令により、ま
たは、自発的にエレベーターを点検運行させてエレベー
ターの運行状態を点検し、特に、エレベーター設備から
発生する稼働音を調べてエレベーターが正常運行してい
るか否かを判定するエレベーターの点検装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターを構成する機器に何らかの
異常が発生した時、負荷電流が増大したり、運行動作が
円滑に行かなくなったり、あるいは、異常音を発生した
りする。この中、異常音の発生は人間の聴覚により、比
較的敏感に知覚できるため、従来より一つの有力なエレ
ベーターの異常検出方法として活用されてきた。例え
ば、エレベーターの利用者が運行中のエレベーターの異
常音に気付くと、管理者に通報する等の過程により事態
を認識した管理者がエレベーター保守会社にエレベータ
ーが異常音を発生していることを連絡する。連絡を受け
たエレベーター保守会社は保守員を当該エレベーターが
設置されているビルに出向かせ、エレベーターの保守・
点検作業に当たらせる。現場に到達した保守員はエレベ
ーターを運行させて、その時発生する異常音を聞き取
り、異常音の大きさや音質を聴覚で認識すると共に、エ
レベーターを構成する機器の負荷電流や動作時の状態を
視認し、それらの認識を総合して、異常音の発生原因や
発生部位を推定し、該当箇所を点検して故障箇所を発見
し、修理作業を行う。なお、定期点検等で出向いたエレ
ベーター保守会社の作業員がたまたまエレベーター設備
から異常音が発生していることを聞きつけて異常を認識
する場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、運行中
のエレベーターの異常音に気付いたエレベーターの利用
者からエレベーターの異常通報を受けた時には、故障箇
所の損傷が進行して、かなり悪化している場合が少なく
なく、かかる場合には、その修理に多大な労力と時間お
よび費用が掛かる。また、エレベーター設備から異常音
が発生するといった事態は、エレベーター保守会社とエ
レベーターの保守契約を行っているビル管理者の不信感
を招くことにもなりかねない。さらに、エレベーター設
備からの異常音を聴いて故障箇所を判定する故障箇所判
定は作業員の鋭い聴覚と長年の経験に依存するため、か
かる補修作業には熟練作業員を必要とし、作業の標準化
や新人の教育が難しく、結果として、かかる補修作業の
作業効率を著しく低下させていた。本発明は従来技術に
おけるかかる課題を解決すべく成されたものであり、エ
レベーターの乗客が異常音に気付く程、エレベーター設
備の故障箇所が著しい損傷を受ける前に故障を発見で
き、エレベーターの点検と修理のための準備と装置等の
運搬に要する時間と労力を大幅に削減できると共に、経
験が少ない保守員であっても容易にエレベーターの保守
点検を行うことができ、さらに、修理に要する時間と労
力と費用を大幅に低減できるエレベーターの点検装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、乗りかごに設けられ、乗りかご近傍の稼働
音を集音し、電気的な稼働音信号に変換する集音手段
と、該集音手段が出力した稼働音信号を記憶する記憶手
段と、前記集音手段が出力した稼働音信号の振幅を予め
設定された設定レベルと比較し、前記稼働音信号の振幅
が前記設定レベルを上回った時、前記稼働音信号は異常
音に対応したものと判定して異常音信号を出力する異常
音判定手段と、該異常音判定手段が異常音と判定した稼
働音信号を分析して該稼働音信号の特徴を抽出する特徴
抽出手段と、過去に発生した故障の故障箇所と、その時
生じた異常音の稼働音信号の特徴を対応付けた多数のデ
ータを記憶する異常データ記憶手段と、前記特徴抽出手
段が抽出した稼働音信号の特徴と前記異常データ記憶手
段から読み出した異常音の稼働音信号の特徴を比較し、
両者が一定のレベル以上、類似していた時、前記異常音
判定手段が異常音と判定した稼働音信号は前記異常デー
タ記憶手段から読み出した異常音の稼働音信号の特徴と
対応付けられた故障箇所と同一の故障箇所の故障により
発生したものと判定する故障箇所判定手段を有したもの
である。
【0005】好ましくは、点検運行中のエレベーターの
運行位置を計測する運行位置計測手段を有し、異常音判
定手段が異常音と判定した時、特徴抽出手段は前記異常
音判定手段が異常音と判定した稼働音信号を分析した該
稼働音信号の特徴と共に、前記運行位置計測手段が計測
したエレベーターの運行位置の時間的経過を分析して得
た、点検運行中のエレベーターの運行経過の特徴を抽出
し、異常データ記憶手段は過去に発生した多くの故障の
故障箇所と、その時生じた異常音の稼働音信号の特徴お
よび、その時の運行経過の特徴を対応付けて記憶し、故
障箇所判定手段は前記特徴抽出手段が抽出した稼働音信
号の特徴および点検運行中のエレベーターの運行経過の
特徴と、前記異常データ記憶手段から読み出した異常音
の稼働音信号の特徴および運行経過の特徴を比較し、両
者が一定のレベル以上、類似していた時、前記異常音判
定手段が異常音と判定した稼働音信号は前記異常データ
記憶手段から読み出した異常音の稼働音信号の特徴およ
び、その時の運行経過の特徴と対応付けられた故障箇所
と同一の故障箇所の故障により発生したものと判定する
ようにしたものである。
【0006】
【作用】エレベーターが点検運行されると、集音手段は
点検運行に伴って発生する乗りかご近傍の稼働音を集音
し、電気的な稼働音信号に変換する。記憶手段は集音手
段が出力した稼働音信号を記憶する。異常音判定手段は
集音手段が出力した稼働音信号の振幅を予め設定された
設定レベルと比較し、稼働音信号の振幅が設定レベルを
上回った時、当該稼働音信号は異常音に対応したものと
判定して異常音信号を出力する。後者の手段にあって
は、運行位置計測手段は点検運行中のエレベーターの運
行位置を計測する。異常音判定手段が異常音と判定した
時、特徴抽出手段は異常音判定手段が異常音と判定した
稼働音信号を分析して該稼働音信号の特徴を抽出する。
故障箇所判定手段は特徴抽出手段が抽出した稼働音信号
の特徴と、異常データ記憶手段から読み出した異常音の
稼働音信号の特徴を比較し、両者が一定のレベル以上、
類似していた時、異常音判定手段が異常音と判定した稼
働音信号は異常データ記憶手段から読み出した異常音の
稼働音信号の特徴と対応付けられた故障箇所と同一の故
障箇所の故障により発生したものと判定する。後者の手
段にあっては、異常音判定手段が異常音と判定した時、
特徴抽出手段は異常音判定手段が異常音と判定した稼働
音信号を分析した該稼働音信号の特徴と共に、運行位置
計測手段が計測したエレベーターの運行位置の時間的経
過を分析して得た、点検運行中のエレベーターの運行経
過の特徴を抽出する。故障箇所判定手段は特徴抽出手段
が抽出した稼働音信号の特徴および点検運行中のエレベ
ーターの運行経過の特徴と、異常データ記憶手段から読
み出した異常音の稼働音信号の特徴および運行経過の特
徴を比較し、両者が一定のレベル以上、類似していた
時、異常音判定手段が異常音と判定した稼働音信号は異
常データ記憶手段から読み出した異常音の稼働音信号の
特徴および、その時の運行経過の特徴と対応付けられた
故障箇所と同一の故障箇所の故障により発生したものと
判定する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は実施例の概略構成を示す構成図で
ある。図1において、1は乗りかご、2は乗りかご1内
に設けられた集音手段としての集音マイク、3は乗りか
ご1上下部の4か所にそれぞれ取り付けられたガイドシ
ュー、4は乗りかご1底部に設けられた後述する連絡ケ
ーブルの中継ターミナル、5は検知信号、制御信号等を
伝送するための連絡ケーブル、6はエレベーター昇降路
に設置されたガイドレール、7は連絡ケーブル5のエレ
ベーター昇降路側の中継ターミナル、8は後述する巻上
モーターの最大負荷を軽減するための釣合い錘、9は釣
合い錘8の上下部の4か所にそれぞれ取り付けられたガ
イドシュー、10は釣合い錘8を案内するガイドレー
ル、11は乗りかご1を巻き上げる巻上モーター、12
は巻上モーター11の回転軸に取り付けられた運行位置
計測手段を構成するロータリーエンコーダー、13は巻
上モーター11の回転軸に連結された巻上プーリー、1
4は乗りかご1と釣合い錘8の間に所定の間隔を保たせ
るための分離プーリー、15は巻上プーリー13および
分離プーリー14に巻き掛けられ、両端が乗りかご1お
よび釣合い錘8に連結された主ロープである。以下に述
べる符号は電装部の構成を示すものであり、21はエレ
ベーターの通常運転を制御すると共に、自動的に点検運
転も制御する運転制御部、22は各種の検知データを記
憶するデータ記憶部、23は検知されたデータを分析す
ると共に所定の演算を行うデータ分析部、24はデータ
分析部23で分析された結果に基づいて故障箇所を判定
する判定部、25は後述するセンターと電話回線を介し
て交信する通信装置、26は過去に故障が生じた時の異
常音や乗りかご1の運行経過を分析したデータを記憶す
る異常音分析データ記憶部、27は異常音の発生が検知
された時、異常音発生のデータを記憶する異常音発生デ
ータ記憶部、28は遠隔地で通信装置25との交信によ
り当該エレベーターを常時監視するセンターである。な
お、データ記憶部22〜異常音発生データ記憶部27は
エレベーターの端末監視装置20を構成している。
【0008】運転制御部21からの制御信号により巻上
モーター11が回転付勢されると、巻上モーター11の
回転軸に取り付けられたロータリーエンコーダー12が
巻上モーター11の回転数に比例した周波数のパルス信
号を出力する。パルス信号は運転制御部21に入力さ
れ、後述するように、乗りかご1の位置情報や速度情報
を与える。乗りかご1が走行すると、乗りかご1に取り
付けられたガイドシュー3がガイドレール6に沿って摺
動することにより、乗りかご1の水平方向の揺動が抑制
され、乗りかご1の安定走行が確保される。ガイドシュ
ー9とガイドレール10も同様に釣合い錘8の安定走行
ために設けられている。集音マイク2は乗りかご1内で
収集した稼働音を電気信号に変換し、変換された電気信
号は増幅された後、中継ターミナル4、連絡ケーブル5
および中継ターミナル7を介して図示しないエレベータ
ー機械室内に配設されたデータ記憶部22に送られる。
データ記憶部22では、集音マイク2から送られた稼働
音信号と、ロータリーエンコーダー12から出力された
パルス信号が運転制御部21によって演算されて得られ
た乗りかご1の位置データが対応付けられて記憶され
る。実際には、乗りかご1の位置データはロータリーエ
ンコーダー12から出力されたパルス信号の積算値とな
る。なお、本実施例では集音マイク2は独立して設けた
が、通常、乗りかご1内に設置される非常連絡用のイタ
ーホーンの送話器と兼用することもできる。
【0009】データ記憶部22から読み出された稼働音
信号と乗りかご1の位置データはデータ分析部23に送
られて、そこで、稼働音信号はその周波数、振幅、減衰
時間等が演算され、位置データはその一次および二次時
間微分が演算されることにより、乗りかご1の速度およ
び加速度が算出される。データ分析部23で分析された
結果の各データは判定部24に送られる。稼働音信号の
振幅データは異常音分析データ記憶部26から読み出さ
れた限界設定振幅値と比較され、それより大きいと判定
された時、集音マイク2で収集された稼働音は異常音と
判断される。
【0010】稼働音が異常音と判断された稼働音信号に
対して、さらに、乗りかご1の運行位置、異常音の周波
数、減衰時間等の各データが異常音分析データ記憶部2
6から読み出された該当データと対比され、それらの類
似判定により、異常音を発している故障箇所が判定され
る。判定部24で判定された故障箇所を表すデータは異
常音発生データ記憶部27に送られて記憶されると共
に、通信装置25にも送られ、通信装置25から異常箇
所検出情報として電話回線を介してセンター28に発信
される。異常箇所検出情報を受信したセンター28に常
駐する監視員は電話等により、当該エレベーターが設置
されたビルのエレベーター保守営業所に当該エレベータ
ーに異常音を発している故障箇所が発見された旨、連絡
する。なお、センター28はエレベーターが設置された
ビルの端末監視装置20から異常箇所検出情報を受信す
るばかりでなく、センター28から積極的に通信装置2
5を呼び出して、当該エレベーターの点検運転指令を発
し、点検運転結果のデータを収集することもできる。
【0011】図2および図3は異常音判定処理の流れ図
である。これらの図を参照して実施例の動作を説明す
る。本実施例では1日1回、例えば、午前3時から午前
4時の間のように、エレベーターの利用が閑散になる時
間帯に点検運転指令が発せられるように、運転制御部2
1に運転制御情報が設定されている。なお、前述のよう
に、センター28から通信装置25を呼び出して、当該
エレベーターの点検運転指令を発して運転制御部21に
点検運転制御を行わせることもできる。まず、ステップ
S1で点検運転指令が発せられたか否かを判断し、その
結果がYesならば、既に設定されている点検運転モー
ドの中、これから実行すべき点検運転モードを選択する
(S2)。点検運転モードとしては、例えば、1階から
2階までの1階床上昇運転、1階から3階までの2階床
上昇運転、1階から最上階までの最上階直行上昇運転、
最上階からの1階床下降運転、最上階からの2階床下降
運転、最上階から1階までの1階直行下降運転、さら
に、途中階からの同様の点検運転モードがある。これら
の点検運転モードの中、予め設定された点検運転モード
が順次選択される。ステップS3では、選択された点検
運転モードに従って、乗りかご1を点検運転開始階に移
動させる。乗りかご1が点検運転開始階に移動し終わる
と、点検運転を開始させる(S4)。そして、集音マイ
ク2により、乗りかご1内で発生した稼働音を収集し始
め、それを電気信号に変換して、得られた稼働音信号を
次々にデータ記憶部22に送り、記憶させる。この稼働
音信号の記憶と並行して、ロータリーエンコーダー12
から出力されたパルス信号が運転制御部21により演算
される。これにより算出された乗りかご1の位置データ
を先の稼働音信号と対応付けて記憶させる(S5)。ス
テップS6では、全ての点検運転が終了したか否かを判
断し、判断結果がNoならば、上述の点検運転と点検運
転によって得られたデータのデータ記憶部22への格納
処理を繰り返す。そして、ステップS6の判断結果がY
esになったならば、稼働音信号と位置データのデータ
記憶部22への格納処理を終了する(S7)。
【0012】次に、図3に移って、ステップS8では、
判定部24でデータ記憶部22に格納した稼働音信号の
データを読み出して、その振幅を異常音分析データ記憶
部26から読み出した限界設定振幅値と比較し、限界設
定振幅値より大きな振幅の稼働音信号のデータがあるか
否かを判断する。その結果がYesならば、当該稼働音
信号のデータは異常音のデータと判断し、当該異常音の
データについて、データ分析部23で分析された結果の
当該稼働音信号の周波数、振幅、減衰時間のデータと、
異常音が発せられた時の点検運転中の乗りかご1の位
置、速度および加速度のデータを取り込む(S9)。次
のステップS10では、取り込んだこれらのデータと、
異常音分析データ記憶部26から読み出した該当データ
を比較し、総合的に類似するデータの組を検索する。異
常音分析データ記憶部26には過去に生じた故障時の異
常音の周波数、振幅、減衰時間のデータと、異常音を発
した時の点検運転中の乗りかご1の位置、速度および加
速度のデータの組と、異常音発生の原因となった故障箇
所のデータが対応付けられて記憶されており、ステップ
S10で比較された2組のデータが一定のレベル以上、
類似していた時に、異常音分析データ記憶部26から読
み出した当該データの組に対応付けられた故障箇所が点
検すべき検査箇所であると判定し、当該検査箇所のデー
タを異常音発生データ記憶部27に記憶する。ステップ
S11では、当該運転モードで外に異常音が発生してい
なかったかどうかを調べるために、データ記憶部22か
ら読み出した稼働音信号のデータを更新する。次に、デ
ータ記憶部22から読み出した稼働音信号の限界設定振
幅値との比較判断が全て終了したか否かを判断し(S1
2)、判断結果がNoならば、ステップS8に戻って、
新たな稼働音信号に対する限界設定振幅値との比較判断
と、稼働音信号が異常音と判定された時の処理を繰り返
す。ステップS12の判断結果がYesになったなら
ば、設定された全ての運転モードによる稼働音信号の限
界設定振幅値との比較判断が全て終了したか否かを判断
する(S13)。異常音判定処理において設定される点
検運転モードは判定処理の精度を上げるために少なくと
も2つ以上選択設定されているので、ステップS13の
判断結果がNoならば、ステップS2に戻って、次に実
行すべき点検運転モードを選択し、ステップS3以下の
処理を繰り返す。ステップS13の判断結果がYesに
なったならば、即ち、全ての点検運転モードによる点検
運転が完了したら、異常音発生データ記憶部27に記憶
されている要点検検査箇所が有るか否かを判断する(S
14)。その結果がYesならば、要点検検査箇所の情
報を異常箇所検出情報として通信装置25から電話回線
を介してセンター28に発信する(S15)。センター
28への異常箇所検出情報の通報が終了した時、あるい
は、ステップS14の判断結果がNoならば、異常音判
定処理の動作を終了する。センター28が端末監視装置
20から異常箇所検出情報を受信すると、監視員は電話
等により、当該エレベーターが設置されたビルのエレベ
ーター保守営業所に当該エレベーターに異常音を発して
いる故障箇所が発見された旨、連絡する。そこで、エレ
ベーター保守営業所の保守員が当該エレベーターが設置
されたビルに出向いてエレベーターの点検修理を行う。
【0013】図4および図5は異常音判定処理において
データ記憶部22に格納された稼働音信号のデータ
(a)、ロータリーエンコーダー12から出力されたパ
ルス信号(b)、および、データ分析部23でパルス信
号(b)を分析して得られた乗りかご1の速度(c)、
加速度(d)のデータの実例を示す波形図である。何れ
も1階から4階までの最上階直行上昇運転の点検運転モ
ードが選択された時の測定データである。図4および図
5に示すデータの実例はそれぞれガイドレール6の3階
と4階の中間部のレール継ぎ目に段差が生じた状態、お
よび、ガイドレール6の2階と3階の中間部のレール油
切れにより、ガイドシュー3とガイドレール6との間に
大きな摺動摩擦を生じた状態における測定データを示し
たものである。上述のように、本実施例ではエレベータ
ー設備から異常音が発生すると、毎日の点検運転の際に
端末監視装置20が自動的に異常音の発生原因を判定
し、要検査箇所を特定してセンター28に通報するか
ら、センター28から連絡を受けたエレベーター保守営
業所の保守員は該当箇所の点検と修理に必要な装置と器
具のみを持参すれば良く、エレベーターの点検と修理の
ための準備と装置等の運搬に要する時間と労力を大幅に
削減できると共に、経験が少ない保守員であっても容易
にエレベーターの保守点検を行うことができる。また、
限界設定振幅値の値を適当に設定することにより、故障
箇所が著しい損傷を受ける前に故障を発見して修理でき
るから、修理に要する時間と労力と費用を大幅に低減で
きると共に、エレベーターの乗客が異常音に気付く前に
エレベーター設備の異常を検知できるから、エレベータ
ー設備からの異常音の発生によるエレベーター保守会社
に対する不信感の醸成の虞を払拭できる。なお、本実施
例ではデータ分析部23で分析され出力された、稼働音
信号の周波数、振幅、減衰時間と、異常音が発せられた
時の点検運転中の乗りかご1の位置、速度および加速度
のデータと、異常音分析データ記憶部26から読み出し
た過去に収集した該当データを判定部24で比較判定す
るようにしたが、これに限らず、集音マイク2により収
集した稼働音の稼働音信号の周波数、振幅、減衰時間
と、過去に発生した故障時の該当データだけを比較する
ことによってもかなりの程度、点検すべき検査箇所を判
定することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、乗りかごに設けられ、乗りかご近傍の稼働音
を集音して電気的な稼働音信号に変換した稼働音信号の
振幅を、予め設定された設定レベルと比較し、稼働音信
号の振幅が設定レベルを上回った時、稼働音信号は異常
音に対応したものと判定し、異常音と判定した稼働音信
号を分析して該稼働音信号の特徴を抽出し、過去に発生
した故障の故障箇所と、その時生じた異常音の稼働音信
号の特徴を対応付けた多数のデータを記憶する異常デー
タ記憶手段から読み出した異常音の稼働音信号の特徴を
比較し、両者が一定のレベル以上、類似していた時、異
常音と判定し、その稼働音信号は異常データ記憶手段か
ら読み出した異常音の稼働音信号の特徴と対応付けられ
た故障箇所と同一の故障箇所の故障により発生したもの
と判定するようにしたので、一定のレベル以上の稼働音
が異常音と判定され、その発生原因となった故障箇所が
特定されるから、エレベーターの乗客が異常音に気付く
前にエレベーター設備の異常を検知でき、エレベーター
設備からの異常音の発生によるエレベーター保守会社に
対する不信感の醸成の虞を払拭できると共に、故障箇所
が著しい損傷を受ける前に故障を発見して修理できる。
さらに、エレベーターの点検と修理のための準備と装置
等の運搬に要する時間と労力を大幅に削減でき、経験が
少ない保守員であっても容易にエレベーターの保守点検
を行うことができると共に、修理に要する時間と労力と
費用を大幅に低減できる。請求項2記載の発明によれ
ば、点検運行中のエレベーターの運行位置を計測し、乗
りかご近傍の稼働音を集音して電気的な稼働音信号に変
換した稼働音信号を異常音と判定した時、異常音と判定
した稼働音信号を分析した稼働音信号の特徴と共に、既
に計測したエレベーターの運行位置の時間的経過を分析
して、点検運行中のエレベーターの運行経過の特徴を抽
出し、抽出した稼働音信号の特徴および点検運行中のエ
レベーターの運行経過の特徴と、異常データ記憶手段か
ら読み出した異常音の稼働音信号の特徴および運行経過
の特徴を比較し、両者が一定のレベル以上、類似してい
た時、異常音と判定した稼働音信号は異常データ記憶手
段から読み出した異常音の稼働音信号の特徴および、そ
の時の運行経過の特徴と対応付けられた故障箇所と同一
の故障箇所の故障により発生したものと判定するように
したので、稼働音信号の特徴と共にエレベーターの運行
経過の特徴をも判定の対象として故障箇所を判定するか
ら、雑音の多い環境においても故障箇所の判定を精度良
く行うことができる。請求項3記載の発明によれば、故
障と判定したエレベーターの故障箇所に関する情報を遠
隔地で当該エレベーターを監視する中央監視装置に通信
回線を介して送信する通信手段を有したので、現地に出
向くことなく、中央監視装置側で当該エレベーターが異
常音を発生していることと、故障と判定された故障箇所
があることを知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示す構成図
【図2】異常音判定処理の流れ図
【図3】図2に続く異常音判定処理の流れ図
【図4】稼働音信号、ロータリーエンコーダーの出力パ
ルス信号、乗りかごの速度および加速度の波形図
【図5】他の実例に係る稼働音信号、ロータリーエンコ
ーダーの出力パルス信号、乗りかごの速度および加速度
の波形図
【符号の説明】
1 乗りかご 2 集音マイク 5 連絡ケーブル 6,10 ガイドレール 8 釣合い錘 11 巻上モーター 12 ロータリーエンコーダー 20 端末監視装置 21 運転制御部 22 データ記憶部 23 データ分析部 24 判定部 25 通信装置 26 異常音分析データ記憶部 27 異常音発生データ記憶部 28 センター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点検運転指令により、または、自発的に
    エレベーターを点検運行させてエレベーターの運行状態
    を点検し、エレベーターが正常運行しているか否かを判
    定するエレベーターの点検装置において、乗りかごに設
    けられ、乗りかご近傍の稼働音を集音し、電気的な稼働
    音信号に変換する集音手段と、該集音手段が出力した稼
    働音信号を記憶する記憶手段と、前記集音手段が出力し
    た稼働音信号の振幅を予め設定された設定レベルと比較
    し、前記稼働音信号の振幅が前記設定レベルを上回った
    時、前記稼働音信号は異常音に対応したものと判定して
    異常音信号を出力する異常音判定手段と、該異常音判定
    手段が異常音と判定した稼働音信号を分析して該稼働音
    信号の特徴を抽出する特徴抽出手段と、過去に発生した
    故障の故障箇所と、その時生じた異常音の稼働音信号の
    特徴を対応付けた多数のデータを記憶する異常データ記
    憶手段と、前記特徴抽出手段が抽出した稼働音信号の特
    徴と前記異常データ記憶手段から読み出した異常音の稼
    働音信号の特徴を比較し、両者が一定のレベル以上、類
    似していた時、前記異常音判定手段が異常音と判定した
    稼働音信号は前記異常データ記憶手段から読み出した異
    常音の稼働音信号の特徴と対応付けられた故障箇所と同
    一の故障箇所の故障により発生したものと判定する故障
    箇所判定手段を有したことを特徴とするエレベーターの
    点検装置。
  2. 【請求項2】 点検運行中のエレベーターの運行位置を
    計測する運行位置計測手段を有し、異常音判定手段が異
    常音と判定した時、特徴抽出手段は前記異常音判定手段
    が異常音と判定した稼働音信号を分析した該稼働音信号
    の特徴と共に、前記運行位置計測手段が計測したエレベ
    ーターの運行位置の時間的経過を分析して、点検運行中
    のエレベーターの運行経過の特徴を抽出し、異常データ
    記憶手段は過去に発生した故障の故障箇所と、その時生
    じた異常音の稼働音信号の特徴および、その時の運行経
    過の特徴を対応付けた多数のデータを記憶し、故障箇所
    判定手段は前記特徴抽出手段が抽出した稼働音信号の特
    徴および点検運行中のエレベーターの運行経過の特徴
    と、前記異常データ記憶手段から読み出した異常音の稼
    働音信号の特徴および運行経過の特徴を比較し、両者が
    一定のレベル以上、類似していた時、前記異常音判定手
    段が異常音と判定した稼働音信号は前記異常データ記憶
    手段から読み出した異常音の稼働音信号の特徴および、
    その時の運行経過の特徴と対応付けられた故障箇所と同
    一の故障箇所の故障により発生したものと判定するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの
    点検装置。
  3. 【請求項3】 故障箇所判定手段が判定したエレベータ
    ーの故障箇所に関する情報を遠隔地で当該エレベーター
    を監視する中央監視装置に通信回線を介して送信する通
    信手段を有したことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載のエレベーターの点検装置。
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