JPH07223709A - 自動倉庫のスタッカークレーン - Google Patents

自動倉庫のスタッカークレーン

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JPH07223709A
JPH07223709A JP3785694A JP3785694A JPH07223709A JP H07223709 A JPH07223709 A JP H07223709A JP 3785694 A JP3785694 A JP 3785694A JP 3785694 A JP3785694 A JP 3785694A JP H07223709 A JPH07223709 A JP H07223709A
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JP
Japan
Prior art keywords
wheel
stacker crane
article
wheels
lifting
Prior art date
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Pending
Application number
JP3785694A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitotsugu Ozaki
仁嗣 小崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降台吊持索用の上部のホイールの保守・点
検を行ない易くする。 【構成】 左右走行自在なスタッカークレーン13の上
部の前又は後の側方に、水平軸心を中心として昇降台吊
持索用のホイール22が回転自在に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動倉庫のスタッカー
クレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスタッカークレーンとし
て図5及び図6に示す如きものは知られている。上下・
左右に多数の物品収納棚を有する、前後(前とは図5紙
面表側を、後とは同裏側をいう。)一対のラック装置
(図示略)の間のスタッカークレーン通路50に、上下
一対のガイドレール51が長手方向を左右方向(左とは
図5左側を、右とは同図右側をいう。)に向けるように
して配され、これらガイドレール51にスタッカークレ
ーン53が左右動自在に案内されるようになされてい
る。前記スタッカークレーン53は、走行台車54と、
この走行台車54に設けられた一対のマスト55に後で
詳述するようにして昇降自在となされた昇降台56と、
この昇降台56に公知の進退機構によって前後方向に水
平摺動自在に設けられた左右一対のスライドフォーク5
7とを有している。
【0003】前記マスト55同士の上部を連結する中空
状の連結部材59の前側面の左右部にブラケット60が
水平張り出し状に設けられ、これらブラケット60に、
前記上部ガイドレール51を前後から挟持する上部ロー
ラー61が軸心を上下方向に向けるようにして回転自在
に設けられている。その結果、図6で示すように、上部
ガイドレール51と下部ガイドレール51とは、長さL
だけ前後にずれることとなる。スタッカークレーン53
の上部のガイド機構が前記の如き構成となっているのは
以下の如き理由による。即ち、上部ローラー61が図6
の一点鎖線で示す位置にあると、スタッカークレーン5
3の高さがHだけ高くなる。そうなると、自動倉庫を設
置する建造物の高さが、物品収納棚を高さ方向にN個設
置出来る高さがあるとしても、高さH分だけ高さが足ら
ないとすれば、当該建造物には高さ方向に(N−1)個
の物品収納棚しか設置出来ず、即ち、建造物空間を有効
利用することが出来ないという問題が発生するので、そ
のような事態をなくすため、実線で示すように上部ロー
ラー61を配置しているのである。要するに、スタッカ
ークレーン53の上部に余分な突出部を無くそうとする
ものである。前記連結部材59の内部右に1つのホイー
ル62が軸心を前後方向に向けるようにして回転自在に
設けられ、連結部材59の内部左に、前記右のホイール
62と平面から見て左右方向に並ぶホイール62と、そ
れと同軸のホイール62とが軸心を前後方向に向けるよ
うにして回転自在に設けられ、下部に設けられた巻き取
りドラム64に巻き取られるようになされた2本の昇降
台吊持索65(ワイヤー・チェーン等)の一方が、左側
のホイール62を経て昇降台56の左側に連結され、同
他方が左側のホイール62、右側のホイール62を経て
昇降台56の右側に連結さている。前記ホイール62は
昇降台56を可能な範囲で上側に移動し得るようにする
ため、昇降台56の上壁に当たらない範囲で上方に設け
られている。
【0004】前記スライドフォーク57は、公知のごと
く、物品の下方への突出・昇降台56の上昇による物品
の持ち上げ・昇降台56側への退入という動作を行なっ
て物品を昇降台56に引き込み、前記と逆の動作によっ
て物品収納棚等に物品を降ろすことが出来る。
【0005】
【従来技術の欠点】前記従来の自動倉庫のスタッカーク
レーンには以下の如き欠点があった。即ち、ホイール6
2が連結部材59の内部にあるので、保守・点検が行な
いにくいという欠点があった。また、ホイール62が昇
降台56の真上に設けられているため、ホイールの大き
さがそのままデッドスペースになってしまうという欠点
があった。
【0006】
【前記欠点を解消するための手段】この発明は前記欠点
を解消するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、左右走行自在なスタッカークレーンの上部の前又は
後の側方に、水平軸心を中心として昇降台吊持索用のホ
イールが回転自在に設けられているものである。
【0007】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。昇降台吊持索用の上部のホイールがスタッカーク
レーンの上部の前又は後の側方に設けられているので、
保守・点検が行ない易い。また、ホイールと昇降台の上
部とが干渉しないようにすることができ、デッドスペー
スを小さくすることができる。
【0008】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この実施例において、前とは図1下
側を、後とは同図上側をいい、左とは図1左側を、右と
は同図右側をいう。
【0009】スタッカークレーン通路10をあけるよう
にして前後一対のラック装置1が床面に立設されてい
る。前記ラック装置1は、所定間隔で左右に並ぶ前側の
多数の支柱2と、これら前側の支柱2の後方にそれとの
間に所定間隔をあけて並ぶ後側の支柱2と、これら前後
の支柱2に高さ方向に所定間隔で設けられた多数の物品
支承部材4とを有しており、支柱2を介することなく対
向する左右一対の物品支承部材4によって物品収納棚3
が構成されている。左右一対の物品支承部材4間は、後
述のスライドフォーク17の上下方向の移動を許容する
フォーク通過間隙5となされている。前記前後のラック
装置1の物品収納棚3の出し入れ口6は相互に対向して
いる。
【0010】前記ラック装置1の左側方には搬送方向を
左右方向に向けた入出庫ローラーコンベア8が設けられ
ている。この入出庫ローラーコンベア8のラック装置1
側には公知の物品昇降機(図示略)が設けられている。
この物品昇降機は、入出庫ローラーコンベア8のローラ
ー下方の公知の昇降装置によって昇降自在な昇降台と、
この昇降台に立設されていて、入出庫ローラーコンベア
8のローラー間に位置する一対の支承枠とを有してい
る。この物品昇降機は、支承枠によって物品Wを持ち上
げることによって、入出庫ローラーコンベア8の搬送面
と物品Wの下面との間にフォーク挿入間隙を形成した
り、上昇した位置の支承枠によってスライドフォーク1
7から物品Wを受け取り、その後、下降することによっ
て入出庫ローラーコンベア8に物品Wを降ろす作用をな
すものである。
【0011】前記スタッカークレーン通路10に上下一
対のガイドレール11が長手方向を左右方向に向けるよ
うにして、且つ、上下方向に重なるようにして(平面か
ら見て重なるようにして)配され、これらガイドレール
11にスタッカークレーン13が左右動自在に案内され
るようになされており、このスタッカークレーン13
は、走行台車14と、この走行台車14に設けられた一
対のマスト15に昇降自在となされた昇降台16と、こ
の昇降台16に公知の進退機構によって前後方向に水平
摺動自在に設けられた左右一対のスライドフォーク17
とを有している。これらスライドフォーク17は、公知
のごとく、物品Wの下方への突出・昇降台16の上昇に
よる物品Wの持ち上げ・昇降台16側への退入という動
作を行なって物品Wを昇降台16に引き込み、前記と逆
の動作によって物品収納棚3等に物品Wを降ろすことが
出来る。
【0012】前記マスト55同士の上部を連結する中空
状の連結部材19の上部の上側面左右部に軸心を上下方
向に向けた上部ガイドレール11を挟持する一対の上部
ローラー21が設けられている。前後の上部ローラー2
1は連結部材19の前後方向の中央から同距離だけ離れ
ている。その結果、上部ガイドレール11を下部ガイド
レール11の真上に位置させることが出来る。
【0013】前記連結部材19の右側後方に位置するよ
うにして、連結部材19に1つのホイール22が軸心を
前後方向に向けるようにして回転自在に設けられ、連結
部材19の左側前後方に位置するようにして、連結部材
19に前後各1つのホイール22が軸心を前後方向に向
けるようにして回転自在に設けられている。なお、後方
の2つのホイール22は、平面から見て左右に並ぶよう
になされている。前記ホイール22の上端と上部ローラ
ー21の上端とが、面一又はほぼ面一となされている。
下部に設けられた巻き取りドラム24に巻き取られるよ
うになされた2本の昇降台吊持索25(ワイヤー・チェ
ーン等)の一方が、左側の前のホイール22を経て昇降
台16の左側に連結され、同他方が左側の後のホイール
22、右側の後のホイール22を経て昇降台16の右側
に連結さている。なお、巻き取りドラム24が正逆回転
自在なモーターによって回転させられようになっている
ことは云うまでもない。巻き取りドラム24によって昇
降台吊持索25を巻き取ることによって昇降台16を上
昇させることが出来、昇降台吊持索25を巻き戻すこと
によって昇降台16を下降させることが出来る。なお、
前側のホイール22を後に位置させ、後側のホイール2
2を前に位置させるようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】この発明は前記した如き構成によって以
下の如き効果を奏するものである。 昇降台吊持索用の上部のホイールがスタッカークレー
ンの上部の前又は後の側方に設けられているので、保守
・点検が行ない易い。また、ホイールと昇降台の上部と
が干渉しないようにすることができ、デッドスペースを
小さくすることができる。 請求項2の発明によれば、ホイールの上端と上部ロー
ラーの上端とを面一又はほぼ面一としているので、建造
物空間の有効利用を図ることができる。 請求項3の発明によれば、前後に振り分けた2本の昇
降台吊持索によって昇降台を吊持するようにしたもので
あるから、マストに前後方向の傾きが発生しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す中間省略の簡略平面図
である。
【図2】図1のII−II線に沿う中間省略の拡大断面
図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】従来のスタッカークレーンの中間省略の正面図
である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】 13 スタッカークレーン 19 連結部材 21 上部ローラー 22 ホイール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右走行自在なスタッカークレーンの上
    部の前又は後の側方に、水平軸心を中心として昇降台吊
    持索用のホイールが回転自在に設けられている自動倉庫
    のスタッカークレーン。
  2. 【請求項2】 左右走行自在なスタッカークレーンの上
    部の前又は後の側方に、水平軸心を中心として昇降台吊
    持索用のホイールが回転自在に設けられ、スタッカーク
    レーンの上部の上側面左右部に軸心を上下方向に向けた
    上部ガイドレールを挟持する一対の上部ローラーが設け
    られ、ホイールの上端と上部ローラーの上端とが、面一
    又はほぼ面一となされている自動倉庫のスタッカークレ
    ーン。
  3. 【請求項3】 昇降台が左右2本のマストに沿って昇降
    自在となされ、スタッカークレーンの下部に設けられた
    巻き取りドラムに巻き取られるようになされた2本の昇
    降台吊持索の一方が、前又は後の側方に設けられたホイ
    ールを経て昇降台の、巻き取りドラムの側部に連結さ
    れ、同他方が後又は前の側方に設けられた左右2つのホ
    イールを経て昇降台の、巻き取りドラムの逆側部に連結
    さている請求項2記載の自動倉庫のスタッカークレー
    ン。
JP3785694A 1994-02-09 1994-02-09 自動倉庫のスタッカークレーン Pending JPH07223709A (ja)

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JP3785694A Pending JPH07223709A (ja) 1994-02-09 1994-02-09 自動倉庫のスタッカークレーン

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