JP2001317225A - 立体駐車装置用のエレベータ装置 - Google Patents

立体駐車装置用のエレベータ装置

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JP2001317225A
JP2001317225A JP2001088911A JP2001088911A JP2001317225A JP 2001317225 A JP2001317225 A JP 2001317225A JP 2001088911 A JP2001088911 A JP 2001088911A JP 2001088911 A JP2001088911 A JP 2001088911A JP 2001317225 A JP2001317225 A JP 2001317225A
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Hiroshi Morioka
弘 森岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転騒音を低下させ、ワイヤロープW1 、W
1 …の損耗を抑える。 【解決手段】 車両搬送用のキャリッジ25の各隅部に
一端を連結し、カウンタウェイト26に他端を連結する
4本のワイヤロープW1 、W1 …の中間部を左右の2本
掛け用のトラクションシーブ23b、23bに巻き掛け
る。ワイヤロープW1 、W1 …は、キャリッジ25の一
方の長辺側、他方の長辺側にそれぞれ連結する2本ごと
に各トラクションシーブ23bに導くことにより、ガイ
ドプーリ24、24、24a、24a…の所要個数を最
少に抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上下多段に形成する
駐車スペースに車両を入出庫するための立体駐車装置用
のエレベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上下多段の駐車スペースを備える駐車構
造物に対し、車両搬送用のエレベータ装置を組み込んで
構成するエレベータ式の立体駐車装置が普及している。
【0003】このものは、駐車構造物の最上部からチェ
ーンを介して昇降自在に吊下するキャリッジを備え、キ
ャリッジの上下動によって車両を各駐車スペースの前方
に垂直搬送するとともに、キャリッジに搭載する一対の
移載フォークを介し、キャリッジ上の車両を各駐車スペ
ースに入庫させることができる。
【0004】なお、各駐車スペースは、左右の支承部材
を介して支持するパレットを有し、車両は、パレットを
介して入出庫する。また、移載フォークは、車両のホイ
ールベース相当の間隔を隔ててキャリッジ上に搭載され
ており、車両を入出庫するに際し、パレットの左右2箇
所を支持することによって車両を水平移動させることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、エレベータ装置は、チェーンを介してキャリッ
ジを昇降駆動するので、運転騒音が大きく、閑静な住宅
街等に設置すると、騒音苦情が発生し易いという問題が
あった。また、チェーンは、定期的に交換する必要があ
るが、高価であり、長期的なランニングコストを引き上
げてしまうという問題もあった。
【0006】そこで、この発明の目的は、チェーンに代
えてワイヤロープを用いることによって、運転騒音やラ
ンニングコストの問題を有効に解決することができる立
体駐車装置用のエレベータ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、車両搬送用の長方形のキャリッ
ジと、カウンタウェイトと、キャリッジの各隅部に一端
を連結し、カウンタウェイトに他端を連結する4本のワ
イヤロープの中間部を巻き掛ける左右の2本掛け用のト
ラクションシーブと、トラクションシーブに連結する駆
動モータとを備えてなり、ワイヤロープは、キャリッジ
の一方の長辺側、他方の長辺側にそれぞれ連結する2本
ごとに、それぞれの連結位置の直上のガイドプーリを経
て、ガイドプーリの一方を介して引き揃え、トラクショ
ンシーブの一方に導き、別のガイドプーリを経てカウン
タウェイトに連結することをその要旨とする。
【0008】また、各ガイドプーリには、外れ止めを付
設することができる。
【0009】
【作用】かかる発明の構成によるときは、各トラクショ
ンシーブは、ワイヤロープを巻き取ることなく、ワイヤ
ロープの中間部を巻き掛けて摩擦駆動するので、キャリ
ッジの昇降距離に本質的な制約がない。なお、ワイヤロ
ープは、キャリッジの各隅部に一端を連結し、特定の引
回し形式を採用してカウンタウェイトに他端を連結する
ことにより、キャリッジに対する連結位置の直上の2個
のガイドプーリ、左右のトラクションシーブ、カウンタ
ウェイト上の2個のガイドプーリをそれぞれ2本掛け用
とすることができ、保守点検が必要な動滑車を全く必要
とせず、ガイドプーリ、トラクションシーブの所要個数
を最少にすることができる。
【0010】各ガイドプーリに外れ止めを付設すれば、
ワイヤロープの外れを防止し、全体の安全性を一層向上
させることができる。
【0011】
【比較例】以下、図面を以って、この発明の前提となる
比較例を説明する。
【0012】立体駐車装置用のエレベータ装置20は、
駆動モータ21、巻胴23と、ワイヤロープW1 、W1
…を介して吊下するキャリッジ25と、ワイヤロープW
2 、W2 を介して吊下するカウンタウェイト26とを備
えてなる(図1)。ただし、エレベータ装置20は、高
層の駐車構造物10に組み込まれている。
【0013】駐車構造物10は、柱11、11…と、梁
12、12…とを組み合わせて構成する鉄骨構造物であ
る。駐車構造物10の内部には、地上階の入出庫室S1
と、エレベータ装置20のキャリッジ25を昇降させる
搬送スペースS2 と、搬送スペースS2 の両側の多数の
駐車スペースS3 、S3 …と、最上部の機械室S4 とが
設けられている。
【0014】入出庫室S1 は、地上階全体を占有して設
けられている。床面Fの中央部には、キャリッジ25を
収納するためのピットF1 が形成され、ピットF1 内に
は、キャリッジ25上のパレット14を突き上げるため
に、ベース架台F1aが配設されている。また、ピットF
1 の長手方向の一方側の外壁には、車両の入出庫口用の
ゲート15が形成されている。
【0015】搬送スペースS2 は、ピットF1 上から機
械室S4 の直下に至るまで、駐車構造物10の中央部を
上下に縦貫しており、駐車スペースS3 、S3 …は、搬
送スペースS2 の両側に上下多段に形成されている。な
お、各駐車スペースS3 には、パレット14が配備され
ている。
【0016】各パレット14は、車両を積載可能な板状
体であり(図2)、各駐車スペースS3 ごとに、左右一
対の支承部材13、13を介して支持されている。各支
承部材13は、駐車スペースS3 の後方の梁12と左右
の梁12、12との間に、片持ち部材12a、12aを
介して配設されている(図3)。なお、片持ち部材12
a、12aは、左右の梁12に取り付ける補助竪材12
b、12bに突設されている。また、各支承部材13の
前後両端には、ストッパブラケット13a、13aが固
定されている。各駐車スペースS3 の高さd1 は、収納
する車両の車高hに合わせ、必要最小限に設定されてい
る(図2、図5)。
【0017】エレベータ装置20の駆動モータ21、減
速機22、巻胴23は、機械室S4に設置されている
(図1)。また、カウンタウェイト26用のワイヤロー
プW2、W2 は、バランスアーム26aを介してカウン
タウェイト26に連結されている。
【0018】キャリッジ25は、パレット14に対応す
る長方形の枠状に形成され(図2)、キャリッジ25の
4隅部には、各ワイヤロープW1 の一端を連結する吊り
フレーム25a、25a…が設けられている。また、各
吊りフレーム25aの外側端面には、ガイドローラ25
b、25bが装着されており、ガイドローラ25b、2
5b…は、搬送スペースS2 の4隅部に上下方向に配設
する図示しないガイドレールに接して転動することによ
り、昇降中のキャリッジ25が振れたり傾いたりするこ
とを防止する。ただし、ワイヤロープW1 、W1 …は、
キャリッジ25の長手方向の一端側から車両を積載し、
出庫させるために(図2の矢印A方向)、キャリッジ2
5の一端側において、吊下げ間隔が広く設定されてい
る。
【0019】キャリッジ25には、各駐車スペースS3
の支承部材13、13の直近内側位置に対応するように
して、一対の伸縮自在な移載フォーク27、27が搭載
されている(図2、図3)。
【0020】各移載フォーク27は、キャリッジ25に
固定する一対の固定フレーム27a、27aと、固定フ
レーム27a、27a間をスライドする溝形の中間スラ
イダ27bと、中間スライダ27b内をスライドするス
ライダ27cとの組合せからなり、図示しない連動送り
機構を介し、中間スライダ27bは固定フレーム27
a、27aに対し、スライダ27cは中間スライダ27
bに対し、それぞれ長手方向にスライドさせることがで
きる。そこで、移載フォーク27、27は、スライダ2
7c、27cを左右の駐車スペースS3 、S3 内に挿し
入れるようにして全体を同時に伸長させ(図3)、全体
をキャリッジ25上に退縮させることができる(図
2)。
【0021】キャリッジ25の各隅部に連結する4本の
ワイヤロープW1 、W1 …の他端は、連結位置の直上の
ガイドプーリ24、24…を介して巻胴23に導かれ
(図4)、巻胴23の軸方向に振り分けて固定されてい
る。なお、巻胴23には、減速機22を介し、駆動モー
タ21が連結されている。
【0022】各ワイヤロープW1 は、対応するガイドプ
ーリ24を経て、巻胴23の所定位置に対し、図4の矢
印K1 方向に巻き付けられている。一方、カウンタウェ
イト26に連結する2本のワイヤロープW2 、W2 は、
対応する別のガイドプーリ24、24を経て、巻胴23
に対し、同図の矢印K2 方向に巻き付けて固定されてい
る。すなわち、ワイヤロープW1 、W1 …、W2 、W2
は、キャリッジ25の一方の短辺側、他方の短辺側、カ
ウンタウェイト26に連結する2本ごとに、吊下げ間隔
を順に狭くするとともに、それぞれの連結位置の直上の
ガイドプーリ24、24…を経て、巻胴23の両端部か
ら内側に順にシフトするそれぞれの巻付位置に導かれて
いる(図4、図6)。
【0023】このような立体駐車装置は、キャリッジ2
5の上下動と移載フォーク27、27の伸縮動作とを組
み合わせ、各駐車スペースS3 に車両を入出庫させるこ
とができる。
【0024】車両の入庫動作は、まず、空車の駐車スペ
ースS3 のパレット14を入出庫室S1 に搬出し、入出
庫室S1 においてパレット14上に車両を積載した上、
パレット14を搬出した駐車スペースS3 に対し、車両
を載せたパレット14を搬入して完了する。また、車両
の出庫動作は、パレット14とともに駐車スペースS3
に収納されている車両を入出庫室S1 に搬出し、自走に
よって車両をキャリッジ25上から退出させて完了す
る。
【0025】任意の駐車スペースS3 から空のパレット
14を搬出するときは、まず、巻胴23を図4の矢印K
1 方向に駆動してキャリッジ25を上昇させ、当該駐車
スペースS3 の前方に停止させる(図2)。このときの
キャリッジ25は、移載フォーク27、27の上面が当
該駐車スペースS3 のパレット14の下面より僅かに下
側になるように停止させる。キャリッジ25が所定位置
に停止すると、移載フォーク27、27を駐車スペース
S3 内に伸長させ(図3)、パレット14の下に差し入
れる(図5の実線)。なお、このときの移載フォーク2
7、27は、支承部材13、13の直近内側位置に配置
されているから、下段の駐車スペースS3 の車両と干渉
することがない。
【0026】次いで、キャリッジ25を僅かに上昇さ
せ、移載フォーク27、27を介して駐車スペースS3
のパレット14を支承部材13、13から浮上させ(図
5の二点鎖線)、その後、移載フォーク27、27を退
縮させてパレット14をキャリッジ25側に移載する。
つづいて、キャリッジ25をピットF1 内に下降させる
と、キャリッジ25上のパレット14は、ピットF1 内
のベース架台F1aによって突き上げられ、床面Fと同一
レベルに安定させることができる。そこで、自走によっ
て車両をパレット14上に進入させ、キャリッジ25上
に積載する(図1の二点鎖線)。なお、キャリッジ25
は、巻胴23を図4の矢印K2 方向に駆動することによ
って下降し、カウンタウェイト26は、キャリッジ25
と反対方向に移動する。
【0027】車両を積載したキャリッジ25は、パレッ
ト14を搬出した駐車スペースS3の前方にまで上昇さ
せ、パレット14の下面が支承部材13、13の上面よ
り僅かに高くなるように停止させる。次いで、移載フォ
ーク27、27を駐車スペースS3 内に伸長させてパレ
ット14とともに車両を駐車スペースS3 に搬入した
後、キャリッジ25を下降させ、支承部材13、13に
よってパレット14を支承させる。すなわち、車両は、
パレット14を介して駐車スペースS3 内に収納するこ
とができる。そこで、移載フォーク27、27を退縮さ
せ、入庫動作を完了する。
【0028】なお、駐車スペースS3 内の車両を搬出す
るときは、空のパレット14の搬出手順と同一手順によ
ればよい。また、支承部材13、13上のパレット14
は、各支承部材13の両端のストッパブラケット13
a、13aにより、安全に位置決めされている。
【0029】巻胴23には、ワイヤロープW1 、W1
…、W2 、W2 の巻付位置ごとに、乱巻き防止用のロー
ラ23a、23a…を添設することができる(図6、図
7)。
【0030】巻胴23の周囲には、両端部のワイヤロー
プW1 、W1 、中央部のワイヤロープW2 、W2 に対応
して、共通のベース16a上に枠フレーム16、16…
が組み立てられており、ローラ23a、23a…は、各
枠フレーム16の上側と、隣接する枠フレーム16、1
6の下側とに対し、巻胴23上のワイヤロープW1 、W
1 …、W2 、W2 の各巻付位置に対応して配設されてい
る。各ローラ23aは、枠フレーム16に、または隣接
する枠フレーム16、16の構造材16b、16b間
に、巻胴23と平行に回転自在に装着されている。ま
た、各ローラ23aと巻胴23のワイヤ溝23cに巻き
付けられるワイヤロープW1 、W2 との間には、極く僅
かなギャップが設定されている。
【0031】各ローラ23aは、巻胴23上において、
ワイヤロープW1 またはワイヤロープW2 が重なり合っ
て乱巻きになることを防ぎ、巻胴23は、ワイヤ溝23
cに沿ってワイヤロープW1 、W1 …、W2 、W2 を整
然と巻き取ることができ、キャリッジ25の傾きを防ぐ
ことができる。
【0032】ガイドプーリ24、24…には、それぞれ
軸受部材24cを介して外れ止め24b、24bを付設
することができる(図6、図8)。
【0033】軸受部材24cは、ベース板24c1 、2
4c1 と、ベース板24c1 、24c1 上に立設する支
持材24c2 、24c2 とからなり、ガイドプーリ24
は、支持材24c2 、24c2 を介して回転自在に支持
されている。外れ止め24b、24bは、それぞれガイ
ドプーリ24の外周を囲むように屈曲する棒材であり、
支持材24c2 、24c2 に突設する支持パイプ24b
1 、24b1 に基端部を差し込み、高さ調節自在に固定
されている。なお、外れ止め24b、24bは、ガイド
プーリ24に対し、ワイヤロープW1 またはワイヤロー
プW2 が掛かる側に90度間隔に取り付けられており、
各外れ止め24bとガイドプーリ24の外周との間に
は、僅かなギャップが設けられている。
【0034】
【実施例】エレベータ装置20は、左右のトラクション
シーブ23b、23bを介してキャリッジ25を昇降駆
動することができる(図9)。
【0035】各トラクションシーブ23bは、2本掛け
用となっており、キャリッジ25の各隅部に一端を連結
するワイヤロープW1 、W1 …は、それぞれガイドプー
リ24、24aの双方またはガイドプーリ24aのみを
介してトラクションシーブ23bに中間部を巻き掛け、
別のガイドプーリ24aを経てカウンタウェイト26に
他端が連結されている。ただし、各ガイドプーリ24a
も2本掛け用となっており、1本掛け用のガイドプーリ
24は、キャリッジ25の一方の端部に対応するワイヤ
ロープW1 、W1 に対してのみ設けられている。すなわ
ち、ワイヤロープW1 、W1 …は、キャリッジ25の一
方の長辺側、他方の長辺側にそれぞれ連結する2本ごと
に、それぞれの連結位置の直上のガイドプーリ24、2
4aを経て、一方のガイドプーリ24aを介して引き揃
え、トラクションシーブ23bに導き、別のガイドプー
リ24aを経てカウンタウェイト26に連結されてい
る。
【0036】キャリッジ25は、駆動モータ21に連結
する両軸形の減速機22を介し、トラクションシーブ2
3b、23bを正逆に回転駆動して昇降駆動することが
できる。キャリッジ25は、両端部においてワイヤロー
プW1 、W1 の吊下げ間隔を十分広くとることができ、
車両を両方向から搬出入することが可能である(図9の
矢印A、B方向)。
【0037】なお、トラクションシーブ23b、23
b、ガイドプーリ24、24、24a、24a…の一方
または双方に対しても、比較例と同様な外れ止め24
b、24bを付設することができる。この場合、2本掛
け用の各トラクションシーブ23b、ガイドプーリ24
aについては、各外れ止め24bの幅を拡げればよい。
また、トラクションシーブ23bは、ワイヤロープW1
、W1 の巻掛け角度が十分に大きいから、外れ止め2
4b、24bを約180度間隔に設けるのがよい。
【0038】以上の説明において、ピットF1 内のベー
ス架台F1aには、キャリッジ25上のパレット14を浮
上させて旋回させるターン装置を付設してもよい。ター
ン装置は、キャリッジ25がピットF1 内に下降する
と、キャリッジ25上のパレット14を旋回させてパレ
ット14上の車両を方向転換し、常に前進方向に車両を
入出庫させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ワイヤロープを介してキャリッジを昇降駆動するこ
とによって、ワイヤロープは、運転騒音が低く、廉価で
あるから、運転騒音の問題とランニングコストの問題と
を同時に解決することができるという優れた効果があ
る。
【0040】また、ワイヤロープは、キャリッジの一方
の長辺側、他方の長辺側にそれぞれ連結する2本ごと
に、各トラクションシーブに導き、カウンタウェイトに
連結することによって、ガイドプーリ、トラクションシ
ーブの所要個数を最少に抑え、ワイヤロープの損耗を最
少に抑えるとともに、必要な保守点検の内容を簡単にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 比較例を示す全体構成説明図
【図2】 要部斜視図(1)
【図3】 要部斜視図(2)
【図4】 エレベータ装置の模式斜視図
【図5】 動作説明図
【図6】 他の比較例を示す要部斜視図
【図7】 図6の要部拡大図(1)
【図8】 図6の要部拡大図(2)
【図9】 実施例を示す図4相当図
【符号の説明】
W1 、W2 …ワイヤロープ 20…エレベータ装置 21…駆動モータ 23b…トラクションシーブ 24、24a…ガイドプーリ 24b…外れ止め 25…キャリッジ 26…カウンタウェイト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両搬送用の長方形のキャリッジと、カ
    ウンタウェイトと、前記キャリッジの各隅部に一端を連
    結し、前記カウンタウェイトに他端を連結する4本のワ
    イヤロープの中間部を巻き掛ける左右の2本掛け用のト
    ラクションシーブと、該トラクションシーブに連結する
    駆動モータとを備えてなり、前記ワイヤロープは、前記
    キャリッジの一方の長辺側、他方の長辺側にそれぞれ連
    結する2本ごとに、それぞれの連結位置の直上のガイド
    プーリを経て、該ガイドプーリの一方を介して引き揃
    え、前記トラクションシーブの一方に導き、別のガイド
    プーリを経て前記カウンタウェイトに連結することを特
    徴とする立体駐車装置用のエレベータ装置。
  2. 【請求項2】 前記各ガイドプーリには、外れ止めを付
    設することを特徴とする請求項1記載の立体駐車装置用
    のエレベータ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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