JPH07218596A - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JPH07218596A
JPH07218596A JP6011754A JP1175494A JPH07218596A JP H07218596 A JPH07218596 A JP H07218596A JP 6011754 A JP6011754 A JP 6011754A JP 1175494 A JP1175494 A JP 1175494A JP H07218596 A JPH07218596 A JP H07218596A
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JP
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current load
circuit
device under
under test
variable
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JP6011754A
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Takashi Omura
隆司 大村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH07218596A publication Critical patent/JPH07218596A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31917Stimuli generation or application of test patterns to the device under test [DUT]
    • G01R31/31924Voltage or current aspects, e.g. driver, receiver

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速ディジタル試験時に発生するリンギング
をオーバーシュート側とアンダーシュート側の双方で整
形できる電流負荷回路を備えた半導体試験装置を得る。 【構成】 電流負荷回路6aにおいて、ソース電流負荷
回路9およびシンク電流負荷回路10にそれぞれ、第1
の電流負荷切換え電圧設定回路12、第2の電流負荷切
換え電圧設定回路13を設け、リンギング波形のオーバ
ーシュートをクランプする電位と、アンダーシュートを
クランプする電位とを個々に設定でき、整流ダイオード
回路110によりオーバシュート時、シンク電流が流
れ、アンダーシュート時、ソース電流が流れるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高速ディジタルLS
Iをテストする半導体試験装置、特に試験信号の印加
し、これに応答してLSIから出力される出力信号を測
定する、高速ディジタルLSIの各ピン端子に対してそ
れぞれ設けられピンエレクトロニクス回路の電流負荷回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の半導体試験装置のピンエレ
クトロニクス回路と被試験デバイスとの接続関係を示す
回路図である。図4では非試験デバイスの1つのピン端
子に対するピンエレクトロニクス回路が示されており、
同様の回路が非試験デバイスの各ピン端子に対してそれ
ぞれ設けられている。そしてこれらのピンエレクトロニ
クス回路がCPU等からなる制御部により統括的に制御
され、例えばあるピンエレクトロニクス回路からこれが
接続されたピン端子に試験信号が供給されると、別のピ
ン端子に接続されたピンエレクトロニクス回路では、こ
れが接続されたピン端子から、上記試験信号に応答して
出力される出力信号を測定する。このような半導体試験
装置の構成は例えば特開平4−250373号公報等に
開示されており、詳細な説明は省略する。
【0003】図4において、1は高速ディジタルLSI
である被試験デバイス、2はこの被試験デバイス1内の
出力インピーダンスRの出力バッファ回路、3は半導体
試験装置のピンエレクトロニクス回路、4は被試験デバ
イス1に対して試験用の論理波形を出力するドライバ回
路、5は被試験デバイス1から出力される出力波形を期
待値と比較判定する、Lレベル側用とHレベル側用の2
つのコンパレータを設けたコンパレータ回路、6は接続
されたピン端子1aをハイインピーダンス状態“Hz"
に保持する時等に使用される被試験デバイス1への電流
負荷回路、7は被試験デバイス1とピンエレクトロニク
ス回路3を接続する伝送線路である特性インピーダンス
0の同軸ケーブル、8は電流負荷切換え電圧発生部、
Sは行う試験に従って回路4〜6を選択的に動作状態に
して切り換えるためのストローブ信号である。
【0004】また図5は、図4のピンエレクトロニクス
回路3の電流負荷回路6の拡大図であり、9は被試験デ
バイス1へ流し込む電流(以下ソース電流Isourceとす
る)の値を設定するソース電流負荷回路、10は被試験
デバイス1から引き込む電流(以下シンク電流Isink
する)の値を設定するシンク電流負荷回路、11はソー
ス電流とシンク電流とを電流負荷切換電圧発生部8の値
Tに従って切り換えるダイオードブリッジ制御回路で
ある。
【0005】被試験デバイス1の出力バッファ回路2の
出力電圧をVoutとしたら、 Vout>VT−VDの時 シンク電流が流れ、 Vout<VT+VDの時 ソース電流が流れる。但しVD はダイオードブリッヂ制
御回路11のダイオード間の電位を示す。
【0006】また図6には図4の回路中の波形を示し
た。この図6では、出力バッファ回路2のインピーダン
スRが、同軸ケーブル7の特性インピーダンスZ0より
小さい場合の入出力波形を一般的に表現したもので、
(a)は被試験デバイス1からの出力波形(図4のA点の
観測波形)、(b)は(a)の出力をピンエレクトロニクス
回路3が受けた時のコンパレータ回路5の入口部分での
入力波形(図4のB点の観測波形)、をそれぞれ示す。
【0007】図6の(b)に示すように入力波形(B点の
観測波形)は、電圧△V1で示すオーバシュート、電圧△
2で示すアンダーシュート、一般にリンギングと呼ば
れる反射の影響を受けた波形となる。尚、被試験デバイ
ス1の出力バッファ回路2の出力波形の立上り時間をT
rとし、図4のA点からB点までの距離をLとする。ま
た出力バッファ回路2のHレベル側の出力電位をVOH
Lレベル側の出力電位をVOLとする(図6の(a)参照)。
【0008】次に動作について説明する。被試験デバイ
ス1の動作が高速化するにつれて、一般的に出力バッフ
ァ回路2の出力波形の立上り時間Trも早くなり、この
立上り時間Trと被試験デバイス1の出力部(A点)から
コンパレータ5の入力部(B点)までの距離Lとの関係に
おいて L≫Tr/2・τ τ:伝送線路の単位長あたりの
信号伝送時間 の式が成り立つ時、この伝送線路は分布定数線路とな
る。このような状態においては、出力バッファ2の出力
インピーダンスRと伝送線路である同軸ケーブル7の特
性インピーダンスZ0の関係において、 Z0>R となりミスマッチが生じた場合、ピンエレクトロニクス
回路3に入力される入力信号には入力伝送線路上で反射
が生じ、図6の(b)に示す様なリンギング波形となり正
しい試験が行えない。
【0009】従来のピンエレクトロニクス回路3では、
このリンギング波形の対策として、電流負荷回路6を用
いてこれを整形することもできたが、電流負荷切換え電
圧発生部8へは1つの電圧値VTしか設定できないため
に、△V1で示されるオーバーシュートおよび△V2で示
されるアンダーシュートのいずれか一方の整形しかでき
なかった。図7に示すB1の出力波形は、電流負荷切換
え電圧発生部8の電圧値VTを、出力波形におけるアン
ダーシュートをクランプする電位に設定した場合の波形
である。図7では、点線で示すアンダーシュートにおけ
るリンギングが整形される。但し、電流負荷切換え電圧
発生部8の電圧値VTはダイオード間電圧VDを考慮して
T=VOL−VDに設定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体試験装置
は、以上のように構成されているので、リンキング波形
の整形を行う場合に電流負荷回路を使用できるが、1つ
の電圧値しか設定できないため、オーバーシュートおよ
びアンダーシュートのいずれか一方のリンギング波形し
か整形を行うことができず、正しい試験が実施できない
等の問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、従来の回路の簡単な改善によ
り、リンギングが発生してもオーバーシュートおよびア
ンダーシュートの両方のリンキングの整形が行える半導
体試験装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明の第1の発明は、被試験デバイスへ流し込むソース
電流の値を設定するソース電流負荷回路と、上記被試験
デバイスから引き込むシンク電流の値を設定するシンク
電流負荷回路と、各々所望の電圧値が設定された第1お
よび第2の電流負荷切換え電圧設定回路と、上記ソース
電流負荷回路から上記被試験デバイスのピン端子および
上記第1の電流負荷切換え電圧設定回路へそれぞれダイ
オードで順方向に接続した第1整流回路手段と、上記シ
ンク電流負荷回路から上記被試験デバイスのピン端子、
および上記第2の電流負荷切換え電圧設定回路から上記
シンク電流負荷回路へそれぞれダイオードで逆方向に接
続した第2整流回路手段と、を備えた電流負荷回路を特
徴とする半導体試験装置にある。
【0013】この発明の第2の発明は、被試験デバイス
へ流し込むソース電流の値を設定するソース電流負荷回
路と、上記被試験デバイスから引き込むシンク電流の値
を設定するシンク電流負荷回路と、それぞれ設定電圧値
が可変な第1および第2の可変電流負荷切換え電圧設定
回路と、上記ソース電流負荷回路から上記被試験デバイ
スのピン端子および上記第1の可変電流負荷切換え電圧
設定回路へそれぞれダイオードで順方向に接続した第1
整流回路手段と、上記シンク電流負荷回路から上記被試
験デバイスのピン端子、および上記第2の可変電流負荷
切換え電圧設定回路から上記シンク電流負荷回路へそれ
ぞれダイオードで逆方向に接続した第2整流回路手段
と、上記被試験デバイスの試験手順に従って上記第1お
よび第2の可変電流負荷切換え電圧設定回路の上記設定
電圧値を切換える手段と、を備えた電流負荷回路を特徴
とする半導体試験装置にある。
【0014】この発明の第3の発明は、被試験デバイス
へ流し込むソース電流の値を設定するソース電流負荷回
路と、上記被試験デバイスから引き込むシンク電流の値
を設定するシンク電流負荷回路と、それぞれ設定電圧値
が可変な第1および第2の可変電流負荷切換え電圧設定
回路と、上記ソース電流負荷回路から上記被試験デバイ
スのピン端子および上記第1の可変電流負荷切換え電圧
設定回路へそれぞれダイオードで順方向に接続した第1
整流回路手段と、上記シンク電流負荷回路から上記被試
験デバイスのピン端子、および上記第2の可変電流負荷
切換え電圧設定回路から上記シンク電流負荷回路へそれ
ぞれダイオードで逆方向に接続した第2整流回路手段
と、半導体試験装置のパターン・ジェネレータ部のマイ
クロインストラクションコードに従って上記第1および
第2の可変電流負荷切換え電圧設定回路の上記設定電圧
値を切換える手段と、を備えた電流負荷回路を特徴とす
る半導体試験装置にある。
【0015】この発明の第4の発明は、被試験デバイス
へ流し込むソース電流の値を設定するソース電流負荷回
路と、上記被試験デバイスから引き込むシンク電流の値
を設定するシンク電流負荷回路と、それぞれ設定電圧値
が可変な第1および第2の可変電流負荷切換え電圧設定
回路と、上記ソース電流負荷回路から上記被試験デバイ
スのピン端子および上記第1の可変電流負荷切換え電圧
設定回路へそれぞれダイオードで順方向に接続した第1
整流回路手段と、上記シンク電流負荷回路から上記被試
験デバイスのピン端子、および上記第2の可変電流負荷
切換え電圧設定回路から上記シンク電流負荷回路へそれ
ぞれダイオードで逆方向に接続した第2整流回路手段
と、半導体試験装置のパターン・ジェネレータ部のテス
トパターンに従って、被測定デバイスのピン端子単位で
上記第1および第2の可変電流負荷切換え電圧設定回路
の上記設定電圧値を切換える手段と、を備えた電流負荷
回路を特徴とする半導体試験装置にある。
【0016】この発明の第5の発明は、被試験デバイス
へ流し込むソース電流の値を設定するソース電流負荷回
路と、上記被試験デバイスから引き込むシンク電流の値
を設定するシンク電流負荷回路と、それぞれ設定電圧値
が可変な第1および第2の可変電流負荷切換え電圧設定
回路と、上記ソース電流負荷回路から上記被試験デバイ
スのピン端子および上記第1の可変電流負荷切換え電圧
設定回路へそれぞれダイオードで順方向に接続した第1
整流回路手段と、上記シンク電流負荷回路から上記被試
験デバイスのピン端子、および上記第2の可変電流負荷
切換え電圧設定回路から上記シンク電流負荷回路へそれ
ぞれダイオードで逆方向に接続した第2整流回路手段
と、半導体試験装置のパターン・ジェネレータ部のテス
トパターンに従って駆動されるレジスタ回路およびD/
Aコンバータ回路を有し、被測定デバイスのピン端子単
位で上記第1および第2の可変電流負荷切換え電圧設定
回路の上記設定電圧値を切換える手段と、を備えた電流
負荷回路を特徴とする半導体試験装置にある。
【0017】
【作用】この発明の第1の発明の半導体試験装置では、
電流負荷回路の電流負荷切換え電圧設定回路をオーバシ
ュート用とアンダーシュート用と2回路設け、リンギン
グ波形のオーバーシュートをクランプする電位と、アン
ダーシュートをクランプする電位と各々設定でき、オー
バシュート時、シンク電流が流れ、アンダーシュート
時、ソース電流が流れるようにした。
【0018】この発明の第2ないし第5の発明の半導体
試験装置では、2回路設けた電流負荷回路の電流負荷切
換え電圧設定回路をそれぞれ設定電圧値を可変にできる
ものとした。第2の発明では、被測定デバイスの測定手
順に従ってこれらの設定電圧値を変えるものとした。ま
た第3の発明では、これらの設定電圧値を特に、半導体
試験装置のパターン・ジェネレータ部のマイクロインス
トラクションコードに従って制御するようにした。また
第4の発明では、上記設定電圧値をパターン・ジェネレ
ータ部のテストパターンに従って制御するようにした。
さらに、第5の発明では特に、パターン・ジェネレータ
部のテストパターンに従って駆動されるレジスタ回路お
よびD/Aコンバータ回路により上記設定電圧値を制御
するようにした。
【0019】
【実施例】以下、この発明の半導体試験装置の実施例を
図に従って説明する。 実施例1.図1はこの発明の第1の実施例による半導体
試験装置のピンエレクトロニクス回路に設けられる電流
負荷回路の回路図である。ピンエレクトロニクス回路の
基本的な構成は図4に示すものと同じであり、電流負荷
回路が改良されている。図1において、6aは電圧負荷
回路、9はソース電流負荷回路、10はシンク電流負荷
回路、12はソース電流負荷回路専用の第1の電流負荷
切換え電圧設定回路(以下第1の電圧設定回路とする)、
13はシンク電流負荷回路専用の第2の電流負荷切換え
電圧設定回路(以下第2の電圧設定回路とする)である。
そして110は、ダイオード111および112からな
る第1整流回路手段、ダイオード113および114か
らなる第2整流回路手段からなる整流ダイオード回路で
ある。
【0020】また図2は、第1の電圧設定回路12に電
圧値VTLを設定し、第2の電圧設定回路13に電圧値V
THを設定した際の、図4に示したコンパレータ5のB点
における整形された入力波形B2である。
【0021】次に動作について説明する。第1の電圧設
定回路12に、VTL=VOL−VDとなる電圧値VTLを設
定し、第2の電圧設定回路13に、VTH=VOH+VD
なる電圧値VTHを設定することで、コンパレータ5へ入
力される入力波形において、電圧VTLより低くなるアン
ダーシュートが発生した場合には、ソース電流Isour ce
が流れ、リンギングを整形する作用が働き、電圧VTH
り高くなるオーバシュートが発生した場合には、シンク
電流Isinkが流れ、同様リンギングを整形する作用が働
く。これにより、図2の入力波形B2が得られる。従っ
て、従来のダイオードブリッジ回路に若干の改良を加え
るだけで、オーバーシュート側すなわちHレベル側とア
ンダーシュート側すなわちLレベル側の両方のリンキン
グを同時に整形可能な試験装置が実現できる。なお、第
1の電圧設定回路12に設定される電圧値VTLと第2の
電圧設定回路13に設定される電圧値VTHを同じ値にす
れば、従来の負荷電流回路と同様の作用をする。
【0022】実施例2.図3にはこの発明の第2の実施
例による半導体試験装置のピンエレクトロニクス回路に
設けられる電流負荷回路の回路図である。図3におい
て、図1にと同一部分は同一符号で示し、その説明を省
略する。6bは電流負荷回路、12aは設定値可変の第
1の可変電圧設定回路、13aは第2の可変電圧設定回
路で、共に例えばD/Aコンバータからなる。14は第
1および第2の可変電圧設定回路12a、13aに設定
する電圧値を記憶するレジスタ回路、15は半導体試験
装置のパターン・ジェネレータ部、16および18はパ
ターン・ジェネレータ部15に格納されたのマイクロイ
ンストラクションコードおよびテストパターンである。
そして17はマイクロインストラクションコード16か
ら指定される制御信号である。
【0023】次に図3に示す回路の動作について説明す
る。上記実施例では、VTHとVTLにそれぞれ別の電圧を
設定してHレベル側とLレベル側の両方でリンギングを
整形する動作をさせるか、VT=VTH=VTLとして従来
の電流負荷回路として動作させるかの、いずれか一方の
機能としてしか働かなかったが、この実施例では予め2
値以上の電流負荷切換え電圧値(例えばVTL1〜VTL4
TH1〜VTH4)をレジスタ14へそれぞれ記憶させてお
き、試験実行中、パターン・ジェネレータ部15のマイ
クロインストラションコード16からの指示で、第1お
よび第2の可変電圧設定回路12a、13aの電流負荷
切換え電圧値を制御し、各々の試験条件に対応(被試験
デバイスの試験手順に合わせて)させることができる。
【0024】例えば図3に示すように、マイクロインス
トラクションコード16が、VT=1の時は、電流負荷
切換え電圧値はVTL1およびVTH1が選択され、被試験デ
バイス1(図4参照)の出力波形のリンギング整形用とし
て作用し、マイクロインストラクションコード16が、
T=3の時は、電流負荷切換え電圧値はVTL3およびV
TH3が選択され(但しVTL3=VTH3)、被試験デバイス1
の出力バッファ回路2のハイインピーダンス試験時の電
流負荷回路として働き、試験の実行を中断することな
く、条件を変えて試験が実行できる。
【0025】実施例3.また上記実施例は、マイクロイ
ンストクションコード16により電流負荷切換え電圧値
を制御していたため、各ピンに対応するそれぞれの電流
負荷回路6bに対して同じ制御信号17が指定され、各
電流負荷回路6bではそれぞれ内蔵するレジスタ回路1
4内の該制御信号17に対応する位置に格納された設定
値を選択していた。このため、各電流負荷回路6bでの
設定値はマイクロインストラクションコードに対してパ
ターン化されてしまう。そこでこの実施例では、図3に
示すテストパターン18で制御するようにした。テスト
パターン18は“0"、“1"、“H"、“L"等がそれぞ
れ1つのピン端子に対応する電流負荷回路6bに対する
命令となり、これらはそれぞれ数ビットの2進データで
構成されている。これによりテストパターン18で制御
した場合には、ピン単位に制御ができ、より複雑な制御
が可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明の第1の発明の
半導体試験装置では、電流負荷切換え電圧設定回路をソ
ースおよびシンクのそれぞれの電流負荷回路に設けたこ
とで、オーバーシュート時とアンダーシュート時のそれ
ぞれでリンキング波形の波形整形を行うことが可能な電
流負荷回路を設けた半導体試験装置を提供できる効果が
得られる。
【0027】また、この発明の第2の発明の半導体試験
装置では、2回路設けた電流負荷回路の電流負荷切換え
電圧設定回路をそれぞれ設定電圧値を可変にできるもの
としたことで、従来の電流負荷回路と、高速テスト時に
生じるリンギング波形の整形回路とで切り換えて使用で
き、さらに試験の条件に応じて設定電圧値を切り換えら
れるようにした電流負荷回路を設けた半導体試験装置を
提供できる効果が得られる。
【0028】また、この発明の第3の発明の半導体試験
装置では、2回路設けた電流負荷回路の電流負荷切換え
電圧設定回路をそれぞれ設定電圧値を可変にできるもの
とし、この設定電圧値を特に、半導体試験装置のパター
ン・ジェネレータ部のマイクロインストラクションコー
ドに従って制御するようにしたので、従来の電流負荷回
路と、高速テスト時に生じるリンギング波形の整形回路
とで切り換えて使用でき、さらに既存の信号を使用し
て、試験の条件に応じて設定電圧値を切り換えられるよ
うにした電流負荷回路を設けた半導体試験装置を提供で
きる効果が得られる。
【0029】また、この発明の第4の発明の半導体試験
装置では、2回路設けた可変電流負荷切換え電圧設定回
路の設定電圧値を、パターン・ジェネレータ部のテスト
パターンに従って制御し、ピン端子単位での独立した制
御を可能にしたので、既存の信号を使用して、さらに高
度な制御ができるようにした電流負荷回路を設けた半導
体試験装置を提供できる効果が得られる。
【0030】また、この発明の第5の発明の半導体試験
装置では、2回路設けた可変電流負荷切換え電圧設定回
路の設定電圧値を、パターン・ジェネレータ部のテスト
パターンに従って駆動されるレジスタ回路およびD/A
コンバータ回路で制御し、ピン端子単位での独立した制
御を可能にしたので、簡単な構成でより高度な制御がで
きるようにした電流負荷回路を設けた半導体試験装置を
提供できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による半導体試験装置
の電流負荷回路の回路図である。
【図2】図1の回路により得られる入力波形図である。
【図3】この発明の第2の実施例による半導体試験装置
の電流負荷回路の回路図である。
【図4】この種の半導体試験装置のピンエレクトロニク
ス回路と被試験デバイスとの関係を示す回路図である。
【図5】従来の半導体試験装置の電流負荷回路の回路図
である。
【図6】従来の被試験デバイスからの出力信号およびピ
ンエレクトロニクス回路に入力される入力信号の波形図
である。
【図7】従来の電流負荷回路によるリンキング波形の整
形を示す波形図である。
【符号の説明】
1 被試験デバイス 1a ピン端子 6a 電流負荷回路 6b 電流負荷回路 9 ソース電流負荷回路 10 シンク電流負荷回路 12 第1の電流負荷切換え電圧設定回路(電圧設定
回路) 12a 第1の可変電流負荷切換え電圧設定回路(可変
電圧設定回路) 13 第2の電流負荷切換え電圧設定回路(電圧設定
回路) 13a 第2の可変電流負荷切換え電圧設定回路(可変
電圧設定回路) 14 レジスタ回路 15 パターン・ジェネレータ部 16 マイクロインストラクションコード 17 制御信号 18 テストパターン 110 整流ダイオード回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験デバイスへ流し込むソース電流の
    値を設定するソース電流負荷回路と、 上記被試験デバイスから引き込むシンク電流の値を設定
    するシンク電流負荷回路と、 各々所望の電圧値が設定された第1および第2の電流負
    荷切換え電圧設定回路と、 上記ソース電流負荷回路から上記被試験デバイスのピン
    端子および上記第1の電流負荷切換え電圧設定回路へそ
    れぞれダイオードで順方向に接続した第1整流回路手段
    と、 上記シンク電流負荷回路から上記被試験デバイスのピン
    端子、および上記第2の電流負荷切換え電圧設定回路か
    ら上記シンク電流負荷回路へそれぞれダイオードで逆方
    向に接続した第2整流回路手段と、 を備えた電流負荷回路を特徴とする半導体試験装置。
  2. 【請求項2】 被試験デバイスへ流し込むソース電流の
    値を設定するソース電流負荷回路と、 上記被試験デバイスから引き込むシンク電流の値を設定
    するシンク電流負荷回路と、 それぞれ設定電圧値が可変な第1および第2の可変電流
    負荷切換え電圧設定回路と、 上記ソース電流負荷回路から上記被試験デバイスのピン
    端子および上記第1の可変電流負荷切換え電圧設定回路
    へそれぞれダイオードで順方向に接続した第1整流回路
    手段と、 上記シンク電流負荷回路から上記被試験デバイスのピン
    端子、および上記第2の可変電流負荷切換え電圧設定回
    路から上記シンク電流負荷回路へそれぞれダイオードで
    逆方向に接続した第2整流回路手段と、 上記被試験デバイスの試験手順に従って上記第1および
    第2の可変電流負荷切換え電圧設定回路の上記設定電圧
    値を切換える手段と、 を備えた電流負荷回路を特徴とする半導体試験装置。
  3. 【請求項3】 被試験デバイスへ流し込むソース電流の
    値を設定するソース電流負荷回路と、 上記被試験デバイスから引き込むシンク電流の値を設定
    するシンク電流負荷回路と、 それぞれ設定電圧値が可変な第1および第2の可変電流
    負荷切換え電圧設定回路と、 上記ソース電流負荷回路から上記被試験デバイスのピン
    端子および上記第1の可変電流負荷切換え電圧設定回路
    へそれぞれダイオードで順方向に接続した第1整流回路
    手段と、 上記シンク電流負荷回路から上記被試験デバイスのピン
    端子、および上記第2の可変電流負荷切換え電圧設定回
    路から上記シンク電流負荷回路へそれぞれダイオードで
    逆方向に接続した第2整流回路手段と、 半導体試験装置のパターン・ジェネレータ部のマイクロ
    インストラクションコードに従って上記第1および第2
    の可変電流負荷切換え電圧設定回路の上記設定電圧値を
    切換える手段と、 を備えた電流負荷回路を特徴とする半導体試験装置。
  4. 【請求項4】 被試験デバイスへ流し込むソース電流の
    値を設定するソース電流負荷回路と、 上記被試験デバイスから引き込むシンク電流の値を設定
    するシンク電流負荷回路と、 それぞれ設定電圧値が可変な第1および第2の可変電流
    負荷切換え電圧設定回路と、 上記ソース電流負荷回路から上記被試験デバイスのピン
    端子および上記第1の可変電流負荷切換え電圧設定回路
    へそれぞれダイオードで順方向に接続した第1整流回路
    手段と、 上記シンク電流負荷回路から上記被試験デバイスのピン
    端子、および上記第2の可変電流負荷切換え電圧設定回
    路から上記シンク電流負荷回路へそれぞれダイオードで
    逆方向に接続した第2整流回路手段と、 半導体試験装置のパターン・ジェネレータ部のテストパ
    ターンに従って、被測定デバイスのピン端子単位で上記
    第1および第2の可変電流負荷切換え電圧設定回路の上
    記設定電圧値を切換える手段と、 を備えた電流負荷回路を特徴とする半導体試験装置。
  5. 【請求項5】 被試験デバイスへ流し込むソース電流の
    値を設定するソース電流負荷回路と、 上記被試験デバイスから引き込むシンク電流の値を設定
    するシンク電流負荷回路と、 それぞれ設定電圧値が可変な第1および第2の可変電流
    負荷切換え電圧設定回路と、 上記ソース電流負荷回路から上記被試験デバイスのピン
    端子および上記第1の可変電流負荷切換え電圧設定回路
    へそれぞれダイオードで順方向に接続した第1整流回路
    手段と、 上記シンク電流負荷回路から上記被試験デバイスのピン
    端子、および上記第2の可変電流負荷切換え電圧設定回
    路から上記シンク電流負荷回路へそれぞれダイオードで
    逆方向に接続した第2整流回路手段と、 半導体試験装置のパターン・ジェネレータ部のテストパ
    ターンに従って駆動されるレジスタ回路およびD/Aコ
    ンバータ回路を有し、被測定デバイスのピン端子単位で
    上記第1および第2の可変電流負荷切換え電圧設定回路
    の上記設定電圧値を切換える手段と、 を備えた電流負荷回路を特徴とする半導体試験装置。
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