JPH0721799A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0721799A
JPH0721799A JP5188638A JP18863893A JPH0721799A JP H0721799 A JPH0721799 A JP H0721799A JP 5188638 A JP5188638 A JP 5188638A JP 18863893 A JP18863893 A JP 18863893A JP H0721799 A JPH0721799 A JP H0721799A
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JP
Japan
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data
test
address
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bit
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JP5188638A
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Inventor
Toshiyuki Matsumoto
松本  俊行
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体記憶装置のメモリセルの検査におい
て、誤りデータや誤り箇所の特定が可能で、テストデー
タ数の変更が容易でテスト時間が短時間になる半導体記
憶装置を提供する。 【構成】 メモリセルが行と列にマトリックス状に配列
されたメモリセルアレイ1を有し、同一行のメモリセル
に接続されたワード線と、同一列の前記メモリセルに接
続されるとともに複数のグループに区分されてなるビッ
ト線と、ワード線と接続してワード線を選択する行デコ
ーダ4と、グループ毎のビット線と接続してグループお
よび該グループの所望の数のビット線を選択する列デコ
ーダ5と、列デコーダ5によって選択されたビット線に
対応したデータ数の入出力を行うデータ入出力バッファ
2,3と、同一メモリサイクル内においてアドレスピン
にデータピンとしての機能を付加する制御手段2,3,
9,10とにより半導体記憶装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DRAM、SRAM等
の半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、半導体記憶装置の製造プロセスの
最終工程において、製品の検査工程があり、近年の半導
体記憶装置の大容量化にともない、この検査工程でのメ
モリセルのテスト時間の増大化が問題となっている。例
えば、テストパターンとして一般に知られている“MA
RCH”を用いて1Mワード×1ビット構成の1Mビッ
トDRAMをサイクル時間260nsでテストすると約
3.2秒を要する。このようなテストを様々なモードで
実施すると、テストのために長時間を要することにな
る。そのため、このテスト時間を短縮する方法が提案さ
れている。以下、従来の第1のテスト時間短縮の方法に
ついて説明する。
【0003】(従来の第1のテスト時間短縮の方法)図
13は従来の第1のテスト時間短縮の方法を説明するブ
ロック構成図であり、図14はテストモードのタイミン
グ図である(日経エレクトロニクス、1985.6.
3、P209〜231参照)。図において、セルアレイ
は256Kビットのセル・ブロック0〜セル・ブロック
3に4分割され、各ブロックは4本のI/Oバスを介し
て1/4デコーダ(ニブル・デコーダ)に接続される。
この1/4デコーダは、行アドレス(RA9)と列アド
レス(CA9)により4本のI/Oバスから1本を選択
し、外部ピンDIN、DOUT に接続している。
【0004】前記構成において、通常動作モードでは、
1ビットの読み出し、および書込みを実行し、外部信号
で1/4デコーダを停止することにより256K×4試
験機能ブロックを動作する。この試験機能ブロックのテ
ストモードにおいて、試験用ライト回路0〜3を同時に
動作してセル・ブロック0〜3に同一データを書き込
み、セル・ブロック0〜3のデータをリード・データ論
理回路を介してDOUT に読み出し出力する。そして、こ
のリード・データ論理回路は図14に示すような出力状
態から、4ビットのデータの一致、不一致を判別してメ
モリの試験を行う。この方法では、同一データを同時に
出力することにより、テスト時間を1/4に短縮してい
る。
【0005】(従来の第2のテスト時間短縮の方法)ま
た、図15は従来の第2のテスト時間短縮の方法に用い
るピン配置図であり、図16は従来の第2のテスト時間
短縮の方法を説明するブロック構成図である。このテス
ト時間短縮の方法は、ビット構成可変方式と呼ばれるも
のであり(信学会春季全国大会予稿集、C−696、1
990年、5−260/C−305、1988年、2−
266参照)、図16に示すように1MのSRAMを3
2Kビットのメモリセルブロック32個のそれぞれに4
個ずつのセンスアンプおよびライトドライバを配置した
構成とし、それぞれ4本のリードデータバスとライトデ
ータバスに接続するとともに、その各バスにはリードデ
ータセレクタおよびライトデータセレクタを介して出力
バッファおよび入力バッファが接続されている。
【0006】そして、×1/×4の切替え信号であるB
1/*B4(以下、反転信号を*で表す)およびIOS
i(I/Oセレクト信号)により、入出力バッファおよ
びバスに対するデータの入出力の個数を1個あるいは4
個に切り替えている。なお、この×1/×4切り替えに
よるI/Oピンの増加は、図15に示すようにI/Oピ
ンを4個増加させ、アドレスピンを2本減少させ、
in、DOUT ピンをなくすことによって行っている。こ
の方法では、1MビットSRAMを×1構成/×4構成
のいずれにも切り替え可能とし、×4構成でテストを行
うことによりテスト時間を短縮している。
【0007】(従来の第3のテスト時間短縮の方法)ま
た、図17は従来の第3のテスト時間短縮の方法を説明
する1MビットSRAMのブロック構成図であり、図1
8はリードサイクルのタイミング図であり、図19はラ
イトサイクルのタイミング図である。
【0008】図17において、1Mビットのメモリセル
アレイの行アドレスはアドレスバッファおよびローデコ
ーダにより9ビットのアドレスで設定され、列アドレス
はアドレスバッファおよびカラムデコーダにより8ビッ
トのアドレスで設定される。そして、入出力データコン
トロールを介して8ビットのデータの入出力が行われ
る。なお、この方法では、1サイクル中において、アド
レスピンを変化させることなく8ビット同時にデータの
入出力を行うものである。この方法では、1サイクル中
に8ビット同時にデータの入出力を行うことよって、テ
スト時間を短縮している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来の半導体記憶装置においては、以下のような問題点
を有している。
【0010】(1)従来のテスト時間短縮方法は、誤り
の生じたデータやメモリセルあるいはその回路の特定が
困難であるという問題点がある。例えば、図13に示す
従来例の場合、テストデータは1ビットのみであって、
書込みのデータは4ビットとも同じであるため、読み出
しデータが不一致の場合に、誤りデータの特定やその誤
りデータを出力したメモリセルあるいはその回路の特定
を行うことが困難である。
【0011】(2)また、従来のテスト時間短縮方法
は、アドレス数とI/O数の関係から割当ピンの数に制
限が生じるため、同時にテストするデータ数を容易に任
意に増加させることができないという問題点がある。例
えば、図20のアドレス数とI/O数の関係表に示すよ
うに、図17に示す従来例の場合において×8ピンにす
る場合、I/Oピンを8個増加させアドレスピンを3個
減らし、コントロールピンについても変更が生じるた
め、28ピンで納まらなくなる。
【0012】(3)また、同一サイクル中に、例えばア
ドレスピンからDin、DOUT ピンといったピンの役割の
切替えを行なうことはできない。
【0013】そこで、本発明は前記した従来のテスト時
間短縮方法の問題点を解決し、半導体記憶装置のメモリ
セルの検査において、誤りデータや誤り箇所の特定が可
能で、テストデータ数の変更が容易でテスト時間が短時
間になる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、メモリセルが行と列にマトリックス状に
配列されたメモリセルアレイを有する半導体記憶装置に
おいて、同一行のメモリセルに接続されたワード線と、
同一列の前記メモリセルに接続されるとともに複数のグ
ループに区分されてなるビット線と、ワード線と接続し
てワード線を選択する行デコーダと、グループ毎のビッ
ト線と接続してグループおよび該グループの所望の数の
ビット線を選択する列デコーダと、列デコーダによって
選択されたビット線に対応したデータ数の入出力を行う
データ入出力バッファと、同一メモリサイクル内におい
て、アドレスピンにデータピンとしての機能を付加する
制御手段とにより半導体記憶装置を構成するものであ
る。
【0015】そして、制御手段は付加信号により、アド
レスピンへのデータピンとしての機能の付加および削除
を行うことができる。
【0016】また、列デコーダは、付加信号により選択
するビット線の数を変更することができる。
【0017】また、前記付加信号をテスト信号とするこ
ともできる。
【0018】ここで、複数のグループに区分されてなる
ビット線は、メモリセルアレイの列方向のビット線のビ
ット数と列デコーダに入力される列アドレスのビット数
とによって定められるものであり、列デコーダに入力さ
れる列アドレスのビット数を変化させることよって、グ
ループの個数を任意に設定することができるものであ
る。
【0019】また、データ入出力バッファは、行アドレ
スを設定するアドレスピンの接続される入出力バッフ
ァ、あるいは列アドレスを設定するアドレスピンの接続
される入出力バッファを含むものである。
【0020】また、制御手段は、一メモリサイクル内に
おいて、付加信号の入力によりアドレスピンとデータバ
スとの接続を行うことにより、アドレスピンに対するデ
ータの入出力を行うことができる。
【0021】
【作用】本発明によれば、前記構成とすることによっ
て、メモリセルが行と列にマトリックス状に配列された
メモリセルアレイを有する半導体記憶装置において、同
一行のメモリセルに対してワード線を接続し、同一列の
メモリセルにビット線を接続するとともにそのビット線
を複数のグループに区分して選択可能とし、さらに行デ
コーダをワード線と接続してワード線を選択可能とし、
また列デコーダをグループ毎のビット線と接続してグル
ープおよび該グループの所望の数のビット線を選択可能
とし、データ入出力バッファが列デコーダによって選択
されたビット線に対応したデータ数の入出力を行い、制
御手段は同一メモリサイクル内において、付加信号と列
アドレス信号に基づいて選択されるビット線の数を変更
し、アドレスピンにデータピンとしての機能を付加し
て、アドレスピンをアドレス入力用として使用し、その
後データ入出力用として使用することにより、選択ビッ
ト線に対応したデータの入出力を行う。
【0022】また、制御手段による選択されるビット線
の数の変更は、列デコーダに入力される列アドレスのビ
ット数を変化させて、選択するグループの個数を任意に
設定するにより行うことができる。
【0023】また、この付加信号としてテスト信号を用
いることができ、この付加信号を制御手段に入力して、
アドレスピンへのデータピンの機能の付加および削除を
行うことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら詳
細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものでは
ない。
【0025】〔実施例の構成〕はじめに、本発明の半導
体記憶装置のブロック構成について図1を用いて説明す
る。図1において、1は、メモリセルがマトリックス状
に配列されたメモリセルアレイであり、同一行のメモリ
セルが接続されたワード線と同一列のメモリセルが接続
され複数のグループに区別されたビット線を有してい
る。そして、この実施例においては、メモリセルアレイ
1は512ワード×2048ビットの1Mビットメモリ
を構成している。2は入力バッファ・I/O切替回路で
あり、アドレスピンA0〜A7,A12をローデコーダ
4に接続してメモリセルアレイ1の行アドレスを指定す
るアドレスの入力バッファの機能と、データの入出力を
行うデータ入出力バッファの機能とを有している。ま
た、3も入力バッファ・I/O切替回路であり、アドレ
スピンA8〜A11,A13〜A16をカラムコーダ5
に接続してメモリセルアレイ1の列アドレスを指定する
アドレスの入力バッファの機能と、データの入出力を行
うデータ入出力バッファの機能を有している。4は前記
ワード線に接続され、行アドレス信号に基づいてワード
線を選択するローデコーダ(行デコーダ)であり、5は
前記複数のグループに対応したビット線に接続され、列
アドレス信号に基づいてビット線を選択するカラムデコ
ーダ(列デコーダ)であり、テスト信号(*TEST
(以下、反転信号を*で表す))に基づいて選択するビ
ット線の数を変更することができるものである。なお、
前記入力バッファ・I/O切替回路2、4のデータ入出
力バッファの機能は、テスト信号と列アドレス信号に基
づいて、選択されたビット線に対応したデータ数を入出
力することができる。6はメモリセルのデータを増幅し
てデータバスに出力するセンス/スイッチであり、7は
I/O0〜I/O7の入出力端子からの入力データをセ
ンサ/スイッチ6に入力するための入力データコントロ
ールであり、8はセンス/スイッチ6からの出力データ
をI/O0〜I/O7の入出力端子に出力するための出
力データコントロールである。9および10はセンス/
スイッチ6と入力バッファ・I/O切替回路2および入
力バッファ・I/O切替回路3とを接続して、テストデ
ータの入出力を制御するものである。
【0026】そして、前記構成の半導体記憶装置におい
て、テスト信号は入力バッファ・I/O切替回路2、3
とカラムデコーダ5とテストデータコントロール9、1
0に入力され、列アドレス信号とともに、カラムデコー
ダ5において選択されるビット線の数を変更したり、ア
ドレスピンのアドレス入力用とデータの入出力用との切
り替えを行っている。
【0027】なお、*CE1 はチップイネーブル1入力
であり、CE2 はチップイネーブル2入力であり、チョ
プ選択や内部出力バッファ制御に用いられるものであ
る。また、*OEはデータ読み出し時の内部出力バッフ
ァの制御に用いるアウトプットイネーブル入力であり、
*WEはデータの書き込み、読み出しの選択に用いるラ
イトイネーブル入力である。
【0028】〔実施例の作用〕次に、本発明の実施例の
作用について説明する。
【0029】(通常メモリアクセス)はじめに、通常の
メモリアクセスについて、そのリードモードを図2を用
いて説明し、ライトモードを図3を用いて説明する。な
お、図2,3において、アドレス信号を破線で示し、デ
ータ信号を一点鎖線で示している。
【0030】リードモード:通常のメモリアクセスにお
いては、*TESTはハイレベルであり、テスト信号が
入力されている入力バッファ・I/O切替回路2,3、
カラムデコーダ5、およびテストデータコントロール
9,10は、そのテスト信号による動作は行われない。
【0031】そして、メモリセルアレイ1では、アドレ
スピンA0〜A7及びA12の9ビットのアドレス信号
によりローデコーダ4が1本のワード線を選択し、アド
レスピンA8〜A11及びA13/A16の8ビットの
アドレス信号によりカラムデコーダ5が1つのビット線
のクループを選択する。そして、読み出された8ビット
のデータは、センス/スイッチ6、出力データコントロ
ール8を介してI/O0 〜I/O7 の入出力端子から出
力される。
【0032】ライトモード:前記リードモードと同様に
*TESTはハイレベルであり、テスト信号による動作
は行われない。そして、メモリセルアレイ1において、
前記リードモードと同様にしてメモリモルの選択が行わ
れ、その選択されたメモリセルに対して、I/O0 〜I
/O7 の入出力端子から入力データコントロール7およ
びセンス/スイッチ6を介して入力データの書き込みが
行われる。
【0033】(テストリードモード)次に、メモリセル
アレイの読み出し状態をテストするテストリードモード
について説明する。図4,7は実施例のテストリードモ
ードを説明するブロック構成図であり、図5は実施例の
テストリードモードのタイムチャートである。なお、図
4において、アドレス信号を破線で示し、データ信号を
一点鎖線で示している。
【0034】テストリードモードにおいては、まず、通
常のアクセスの場合と同様に、アドレス信号が所定のタ
イミングで入力され、ローデコーダ4を介して、ワード
線が一本選択される。そして、*TEST信号がローレ
ベルになるまでは通常のアクセスと同じように列アドレ
スに応じてカラムアドレス3が8ビット選択し、データ
を出力データコントロール8を介してデータバスに読み
出す。
【0035】(a)列アドレスのみを用いる場合:ここ
で適当なタイミングで*TEST信号がローレベルにな
ると、カラムデコーダ3はその*TEST信号を受け
て、通常の8ビットのデータに追加して他の8ビットを
選択する。この追加ビットの選択は一度に16ビットの
データの読み出しを行うことになる。この16ビットの
データ出力のうちの追加分の8ビットのデータは、カラ
ムデコーダのデコード機能の切替えにより列アドレスの
アドレスピンA8〜A11,A13〜A16をデータ出
力用のピンとして使用することにより出力される。
【0036】ここで、8ビットデータの追加選択を行う
カラムデコーダのデコード機能の切替えの一実施例につ
いて、図6のデータバスの構成図を用いて説明する。
【0037】図6はアドレスを8ビットで指定する場合
を示している。図において、通常アドレスA8〜A1
1,A13〜A16によって2048個のビット線対か
ら、カラムデコーダにより1/256(=28 )のデコ
ードが行われる。そして、1Mビットのメモリセルアレ
イに対して8ビットのアドレス入力を行なうと、メモリ
セルアレイ中の8個(=2048/256)のグループ
からなるビット線の各グループの内の1対のビット線が
選択される。これは、実施例の1Mビットのメモリセル
アレイにおいてはビット線は11ビット分あり、この1
1ビット分のビット線対を8ビットのアドレスで指定す
ることは、ビット線を8個(3ビット分)のグループに
区別することになる。そして、各グループのビット線か
ら1対ずつのビット線が選択され、合計8ビットのデー
タD0〜D7が8ビットのデータバスに出力される。
【0038】これに対して、8ビットから1ビット分減
らして7ビットでアドレスを指定する場合、この7ビッ
トでのアドレス指定は、*TEST信号がローレベルに
なることにより、例えばA8のアドレスによるデコード
を停止する等により行うことができる。そして、A9〜
A11,A13〜A16によって2048個のビット線
対から、カラムデコーダにより1/128(=27 )の
デコードが行われる。そして、1Mビットのメモリセル
アレイに対して7ビットのアドレス入力を行なうと、メ
モリセルアレイ中の16個(=2048/128)のグ
ループからなるビット線の各グループ内の1対のビット
線が選択される。これは、実施例の1Mビットのメモリ
セルアレイにおいて、11ビット分のビット線対を7ビ
ットで指定すことは、ビット線を16個(4ビット分)
のグループに区別することになる。そして、各グループ
のビット線から1対ずつのビット線が選択され、合計1
6ビットのデータD0〜D15が16ビットのデータバ
スに出力される。
【0039】このようにして1Mビットメモリセルアレ
イから出力されたデータは、以下に示す様にしてI/O
ピンあるいはアドレスピンに出力される。なお、ここで
は、16ビットのデータを出力する場合を前提としてい
るため、追加の8ビット分のデータは列アドレスから出
力されることになる。図6に示す実施例では、あらかじ
め共通データバスを16ビットにしておく。そして、通
常アクセスではカラムデコーダにおいてカラムアドレス
に応じて16ビットのうちから8ビットを選択するが、
テストリードモードでは*TEST信号により通常のデ
コードを停止して、16ビットのデータを選択する。そ
して、はじめの8ビット分のデータは、入出力データコ
ントロール7,8を介してI/OピンI/O0 〜I/O
7 から出力される。また、この選択により追加された8
ビットのデータは、テストデータコントロール10およ
びテストデータ用データバスを介して、I/Oピンに切
り替えられたアドレスピンA8〜A11,A13〜A1
6から出力される。
【0040】(b)列アドレス、および行アドレスを用
いる場合:前記図6に示すテストリードモードにおいて
は、列アドレスのアドレスピンA8〜A11,A13〜
A16をデータ出力ピンとすることによって、追加分の
8ビットのデータの出力を行っているが、さらに多くの
アドレスを選択して前記の16ビット以上のデータを入
出力する場合には、行アドレスのアドレスピンA0〜A
7,A12をデータ出力ピンとすることによりデータの
出力を行うことができる。
【0041】例えば、図7において*TEST信号がロ
ーレベルになると、カラムデコーダ3はその*TEST
信号を受けて、通常の8ビットのデータに追加してさら
に8ビット以上を選択する。この追加ビットの選択は一
度に16ビット以上のデータの読み出しを行うことにな
り、はじめの8ビットについてはI/O0 〜I/O7
入出力端子から出力され、8ビットを超して16ビット
までの追加分については、前記(a)に示した様に列ア
ドレスのアドレスピンA8〜A11,A13〜A16を
データ出力ピンとすることにより出力を行い、さらに1
6ビットを超すデータについては、行アドレスのアドレ
スピンA0〜A7,A12をデータ出力用のピンとして
使用することにより出力される。
【0042】なお、この1Mビットメモリセルアレイか
らの16ビット以上のデータの読み出しについては、ア
ドレス指定するビット数を減らして、選択するビット線
の数を増加させることにより行なわれる。
【0043】ここで、この16ビットを超えるデータを
追加選択する一実施例について、図8のデータバスの構
成図を用いて説明する。図8の実施例においては、あら
かじめ共通データバスを16ビット以上としておく。そ
して、通常アクセスではカラムデコーダにおいてカラム
アドレスに応じて8ビットを選択するが、テストリード
モードでは*TEST信号により通常のデコードを停止
することにより16ビット以上のアドレスを選択する。
そして、この選択により追加されたデータのうち8ビッ
ト分のデータは、テストデータコントロール10および
テストデータ用データバスを介して、I/Oピンに切り
替えられたアドレスピンA8〜A11,A13〜A16
に出力され、さらに16ビットを超える分のデータは、
テストデータコントロール9およびテストデータ用デー
タバスを介して、I/Oピンに切り替えられたアドレス
ピンA0〜A7,A12に出力される。
【0044】(テストライトモード)次に、メモリセル
アレイの書き込み状態をテストするテストライトモード
について説明する。図9は実施例のテストライトモード
を説明するブロック構成図であり、図10は実施例のテ
ストライトモードのタイムチャートである。なお、図9
において、アドレス信号を破線で示し、データ信号を一
点鎖線で示している。
【0045】なお、この実施例では、A0〜A16の1
7ビットのアドレス信号を用い、合計16ビットのテス
トデータを入力する場合について説明する。まず、通常
のアクセスの場合と同様に、A0〜A7,A12のアド
レスから行アドレスを入力し、A8〜A11,A13〜
A16のアドレスから列アドレスを入力することにより
メモリセルの選択が行われる。そして、通常のライトモ
ードではI/O0 〜I/O7 の入出力端子から8ビット
のデータが入力するのに対して、テストライトモードで
はこの選択されたメモリセルに対して16ビットのデー
タの入力を行う。そこで、この16ビットのうち8ビッ
トのデータは通常のライトモードと同様にしてI/O0
〜I/O7 の入出力端子から入力し、残りの8ビットの
データは列アドレスピンA8〜A11,A13〜A16
をデータ入力ピンに変更して行う。
【0046】この列アドレスピンA8〜A11,A13
〜A16をデータ入力ピンに変更するデコードの機能切
り替えは、前記(テストリードモード)の(a)列アド
レスを用いる場合の項において説明したように、*TE
ST信号の入力よりデコードするアドレスの数を変更す
ることにより、カラムデコーダのデコード数を変更する
ことにより行うことができる。
【0047】そして、図10のタイムチャートに示すよ
うに*TEST信号が入力されるとI/O0 〜I/O7
の入出力端子から入力データコントロール7およびセン
ス/スイッチ6を介して8ビットの入力データの書き込
みが行われ、また、前記デコードの機能切り替えにより
データ入力ピンに変更された列アドレスピンA8〜A1
1,A13〜A16から、残りの8ビットの入力データ
の書き込みが行われる。なお、I/O0 〜I/O7 の出
力バッファはハイインピーダンスとなっている。
【0048】また、このとき、入力バッフア・I/O切
替回路2およびテストデータコントロール9にも、*T
EST信号が入力されるが、テストライトモードにおい
ては行アドレスはデータ入力に寄与しないので、*WE
信号を入力バッフア・I/O切替回路2およびテストデ
ータコントロール9に入力し機能を停止させておくこと
もできる。
【0049】(アドレス/I/O切替回路)次に、本発
明の実施例に使用するアドレス/I/O切替回路の一実
施例について説明する。
【0050】本発明では、1サイクルの間にアドレスピ
ンがデータ入出力ピンに変わるため、データ入出力ピン
として使用されている際に入力されるデータの変化が、
メモリ内部のアドレスを変化させる可能性がある。そこ
で、データの変化によるメモリ内部のアドレス変化を防
止するために、図11に示すようなアドレス/I/O切
替回路を用いることができる。
【0051】図11においては、アドレス/I/Oピン
を破線で囲まれるような*TEST信号、TEST信
号、およびコントロール信号により切替えられる切替回
路を介してデコーダあるいはテストデータバスに接続し
ており、*TEST信号によりテストモードに変更され
ている場合には、デコーダへの信号を遮断して内部アド
レスデータをラッチしている。これにより、サイクル中
においてメモリ内部アドレスの変化はなく、誤選択は生
じない。なお、図11中の破線で示される切替回路とし
て、図12に示すようなクロックドインバータを用いる
こともできる。
【0052】〔実施例特有の効果〕実施例においては、
前記構成によって、例えば通常動作では、1ビットのみ
でのデジタル入出力であっても、テスト信号と列アドレ
ス信号により選択ビット数を1から8ビットに代えて、
アドレスピン7個をデータ入出力用に切り替えて使用す
ることにより、同一サイクルで8ビットの読み出し書込
みができる。あるいは、同様にして、選択ビット数を8
ビットから16ビットに切替えて、追加の8ビットは8
本のアドレスピンで入出力することにより、テスト時に
おいては16ビットのデータでテストを行うことがで
き、1Mビットメモリセルアレイにおいて、合計のピン
数を変化させることなく、8ビットあるいは16ビット
のデータによるテストを行うことができる。
【0053】また、同一サイクル内で、同時に複数のデ
ータを入出力できるためテスト時間が短縮される。例え
ば、通常1ビットのみのデータ入出力であったものを本
発明の実施例によりアドレスピンを用いてさらに7ビッ
トのデータが入出力できるようにすれば、テスト時間が
1/8となる。
【0054】また、従来のテスト方法では、書込みデー
タが同一のものを4ビット同時に書込みしてきたが、本
発明の実施例では、任意のデータ数で任意のデータを
(各ビットが同一あるいは異なる)メモリセル書き込む
ことができる。
【0055】〔実施例の変形例〕*TESTによるカラ
ムデコーダのデコード機能の切替えの方法として、前記
追加の8ビット分のデータの出力において説明したよう
に、あらかじめ共通データバスを16ビットにしてお
き、通常アクセスではカラムデコーダにおいてカラムア
ドレスに応じて16ビットのうちから8ビットを選択
し、*TEST信号により通常のデコードを停止して1
6ビットのアドレスを選択する方法を適用することもで
きる。この例の場合、×8,×16の切替えは、テスト
時のデータのビット数はアドレスピンの数だけ増加させ
ることができ、そのテストデータのビット数に応じて、
データバスのビット数、カラムデコーダ、センスアン
プ、ライトバッファの回路手数を変更すれば、アドレス
ピンの数の範囲内で、自由にテストビット数を選択する
ことができる。なお、このアドレスピンの切替えは、原
則として、アドレスピンの数だけ可能でり、データのビ
ット数はアドレス数とI/O数との関係により制限なく
原則としてアドレスピンの数だけ増加させることができ
る。
【0056】また、本発明の一実施例では、*TEST
信号をあらたにピンを設け外部信号を入力することによ
り発生しているが、この*TEST信号については、例
えば*CE1,*WE,*OEの信号の組合せ、あるい
はいずれかのコントロール信号のパルス入力により内部
で発生させることも可能である。
【0057】この実施例においては、SRAMに適用し
ているが、DRAMに適用することも可能である。
【0058】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体記憶装置のメモリセルの検査において、テスト
時間を短時間とすることができ、また、誤りデータや誤
り箇所を特定することができ、テストデータ数の変更を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置のブロック構成図であ
る。
【図2】本発明の通常のメモリアクセスのリードモード
を説明するブロック構成図である。
【図3】本発明の通常のメモリアクセスのライトモード
を説明するブロック構成図である。
【図4】本発明の実施例のテストリードモードを説明す
るブロック構成図である。
【図5】本発明の実施例のテストリードモードのタイム
チャートである。
【図6】本発明のデータバスの構成を説明する図であ
る。
【図7】本発明の実施例のテストリードモードを説明す
るブロック構成図である。
【図8】本発明のデータバスの構成を説明する図であ
る。
【図9】本発明の実施例のテストライトモードを説明す
るブロック構成図である。
【図10】本発明の実施例のテストライトモードのタイ
ムチャートである。
【図11】本発明の実施例のアドレス/I/O切替回路
図である。
【図12】本発明の実施例の切替回路図である。
【図13】従来の第1のテスト時間短縮の方法を説明す
るブロック構成図である。
【図14】従来の第1のテスト時間短縮の方法のテスト
モードのタイミング図である。
【図15】従来の第2のテスト時間短縮の方法に用いる
ピン配置図である。
【図16】従来の第2のテスト時間短縮の方法を説明す
るブロック構成図である。
【図17】従来の第3のテスト時間短縮の方法を説明す
る1MビットSRAMのブロック構成図である。
【図18】従来例のリードサイクルのタイミング図であ
る。
【図19】従来例のライトサイクルのタイミング図であ
る。
【図20】アドレス数とI/O数の関係表である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2,3 入力バッファ・I/O切替回路 4 ローデコーダ 5 カラムデコーダ 6 センス/スイッチ 7 入力データコントロール 8 出力データコントロール 9 ,10 テストデータコントロール *TEST テスト入力

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルが行と列にマトリックス状に
    配列されたメモリセルアレイを有する半導体記憶装置に
    おいて、(a)同一行の前記メモリセルに接続されたワ
    ード線と、(b)同一列の前記メモリセルに接続される
    とともに複数のグループに区分されてなるビット線と、
    (c)前記ワード線と接続されて、前記ワード線を選択
    する行デコーダと、(d)前記グループ毎のビット線と
    接続されて、前記グループおよび該グループの所望の数
    のビット線を選択する列デコーダと、(e)前記列デコ
    ーダによって選択されたビット線に対応したデータ数の
    入出力を行うデータ入出力バッファと、(f)同一メモ
    リサイクル内において、アドレスピンにデータピンの機
    能を付加する制御手段とを具備することを特徴とする半
    導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、付加信号により機能の
    付加および削除を行う請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記列デコーダは、付加信号により選択
    するビット線の数を変更する請求項1記載の半導体記憶
    装置。
JP5188638A 1993-07-02 1993-07-02 半導体記憶装置 Pending JPH0721799A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008192264A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Nec Electronics Corp 半導体記憶装置
US8381802B2 (en) 2005-12-28 2013-02-26 National University Corporation Yokohama National University Heat transfer device

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US8381802B2 (en) 2005-12-28 2013-02-26 National University Corporation Yokohama National University Heat transfer device
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