JPH07215072A - ラジエータの支持構造 - Google Patents

ラジエータの支持構造

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Publication number
JPH07215072A
JPH07215072A JP913394A JP913394A JPH07215072A JP H07215072 A JPH07215072 A JP H07215072A JP 913394 A JP913394 A JP 913394A JP 913394 A JP913394 A JP 913394A JP H07215072 A JPH07215072 A JP H07215072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
upper frame
bracket
frame
rear end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP913394A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Minamide
洋志 南出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP913394A priority Critical patent/JPH07215072A/ja
Publication of JPH07215072A publication Critical patent/JPH07215072A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車におけるラジエータが大きな突き上げ力
を受けた場合、ラジエータ支持装置より抜け落ちる恐れ
を防止する。 【構成】ラジエータ10の上部を保持するをブラケット
12の前端12aをアッパフレーム11の前フランジ1
1aに結合する一方、該結合部17とラジエータ10の
保持部18との中間部の上面にアッパフレーム11の後
端縁11aを当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車におけるラジエー
タ上部の支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車のラジエータは実開平2−
114729号公報に示されるように、ラジエータをボ
デー側のフレームに対して弾性的に支持することによっ
て振動系を構成し、このラジエータの振動によるダイナ
ミックダンパ効果によってアイドリング運転時などのボ
デー振動を減衰することが行なわれている
【0003】上記ラジエータの支持構造を図3により説
明すると、ラジエータ1の下部はボデー下部に幅方向に
架設したロアフレーム2にゴム部材からなる弾性体3を
介して支持されている。また、ラジエータ1の上部はボ
デー上部に架設したアッパフレーム4の後方位置に配置
し、ラジエータ1の上部に設けた突起部5をブラケット
6の後端に穿設した保持孔に弾性体7を介して保持する
一方、ブラケット6の前端をアッパフレーム4の上面に
ボルト8締めにより結合されている。そして、ロアフレ
ーム2とアッパフレーム4とは略中央部でサポートメン
バ9により互いに結合されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のラジエータの支持構造は、ブラケットの前端を断
面が略逆U字状をしたアッパフレームの上面のみにボル
ト締めして結合しているため、路面の突起乗り越しなど
によってラジエータに大きな突き上げ力が作用すると、
図3の想像線で示すように、アッパフレームが変形して
ラジエータの上部の保持部または下部の支持部が抜ける
恐れがある。その対策として、アッパフレームの板厚を
大きくしたり、補強板の取付けが必要となり、重量の増
加やコストの上昇などをもたらすという問題がある。本
発明は、極めて簡単な構成により、これら従来の問題を
解決することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、前記ブラケットをアッパフレームの下方に
配置すると共にブラケットの前端を、下方に折曲したア
ッパフレームの前フランジに結合する一方、該結合部と
ラジエータの保持部との中間部の上面にアッパフレーム
の後端縁を当接させて支持したものである。
【0006】
【作用および効果】上記のように構成したラジエータの
支持構造においては、ラジエータの突き上げ力をブラケ
ットとアッパフレームの両部材により受けることになる
ので、アッパフレームの変形が防止されると共にブラケ
ットの中間部がアッパフレームの後端縁で押さえられる
ので、曲げモーメントが小さくなりブラケット自身も変
形しにくくなる。したがって、大きな突き上げ力が作用
しても、ラジエータの上部の保持部または下部の支持部
の抜けを防止することができるという効果がある。ま
た、アッパフレームの板厚を大きくしたり、補強板を取
付けたりする必要がなくなるので、重量の増加やコスト
の上昇などの問題をなくすことができるという効果があ
る。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例について本発明を説明す
る。図1は本発明の第1の実施例であり、ラジエータ1
0の上部はボデー上部に幅方向に架設したアッパフレー
ム11の後方に位置し、ブラケット12を介してアッパ
フレーム11に保持されている。上記ブラケット12
は、断面がクランク状となるように形成され、アッパフ
レーム11の下方に配置すると共に前端12aを、下方
に折曲したアッパフレーム11の前フランジ11aにボ
ルト13締めにより結合する一方、ブラケット12の後
端に保持孔14を設け、この保持孔14によりラジエー
タ10の上面に突設したピン状の突起部15を弾性体1
6を介して弾性的に保持している。そして、ブラケット
12とアッパフレーム11との結合部17とラジエータ
10の保持部18との中間部のブラケット12上面にア
ッパフレーム11の後端縁11bを当接させる。この当
接部分は、アッパフレーム11の後端縁11bを下方に
折曲げて、ブラケット12のクランク状折曲部に形成さ
れる縦壁12bに押し当てるようにしている。
【0008】図2は本発明の第2の実施例を示し、この
実施例では、下方に折曲したアッパレーム11の前フラ
ンジ11aの下端をさらに前方に折曲して水平フランジ
11cを形成し、該水平フランジ11cに平板状のブラ
ケット12の前端12aをボルト13締めにより結合す
る一方、該結合部17とラジエータ10の保持部18と
の中間部のブラケット12上面にアッパフレーム11の
後端縁11bを当接させる。なお、他の構成は第1の実
施例と同じである。
【0009】上記第1、第2の実施例では、ラジエータ
の突き上げ力をブラケット12およびアッパフレーム1
1の両部材により受けるようにしたので、ラジエータの
突き上げ力に対する剛性が大幅に向上する。したがっ
て、アッパフレーム11の板厚を大きくしたり、補強板
を取付けたりする必要がないので、重量の増加やコスト
の上昇などの問題はない。さらに第1の実施例は、アッ
パフレーム11とブラケット12によりロ字状の閉断面
が形成されると共にアッパフレーム11の後端縁11b
がブラケット12の縦壁12bに押し付けられているの
で、ラジエータ10からの突き上げ力が作用しても上記
閉断面がくずれることはない。したがって、アッパフレ
ーム11の後端縁11bをブラケット12上面に単に当
接させた場合に比べてラジエータ10の突き上げ力に対
する剛性を一段と強くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断正面図であ
る。
【図2】本発明の第2実の実施例を示す縦断正面図であ
る。
【図3】従来の技術を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
2 ロアフレーム 10 ラジエータ 11 アッパフレーム 11a 前フランジ 11b 後端縁 12 ブラケット 12a 前端 17 結合部 18 保持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジエータの下部をロアフレームに支持す
    ると共に上部をアッパフレームの後方位置でブラケット
    を介してアッパフレームに保持させるラジエータの支持
    構造において、前記ブラケットをアッパフレームの下方
    に配置すると共にブラケットの前端を、下方に折曲した
    アッパフレームの前フランジに結合する一方、該結合部
    とラジエータの保持部との中間部の上面にアッパフレー
    ムの後端縁を当接させたことを特徴とするラジエータの
    支持構造。
JP913394A 1994-01-31 1994-01-31 ラジエータの支持構造 Pending JPH07215072A (ja)

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JP913394A JPH07215072A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 ラジエータの支持構造

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JPH07215072A true JPH07215072A (ja) 1995-08-15

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015131587A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造
CN106004415A (zh) * 2016-06-23 2016-10-12 芜湖恒信汽车内饰制造有限公司 一种将散热器安装到前端模块支架上的结构及方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015131587A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造
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