JPH0720976Y2 - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JPH0720976Y2
JPH0720976Y2 JP1989127629U JP12762989U JPH0720976Y2 JP H0720976 Y2 JPH0720976 Y2 JP H0720976Y2 JP 1989127629 U JP1989127629 U JP 1989127629U JP 12762989 U JP12762989 U JP 12762989U JP H0720976 Y2 JPH0720976 Y2 JP H0720976Y2
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JP
Japan
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speaker
switch
earpiece
call
telephone
Prior art date
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JP1989127629U
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JPH0365342U (ja
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昭悟 藤原
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電話回線に接続された親機と、該親機と無線
通信によって接続された子機とで構成されたコードレス
電話機に係り、より詳細には、机等に置いたままでも子
機によるオフフックダイヤルやハンズフリー通話を可能
としたコードレス電話機に関する。
(従来の技術) 一般にコードレス電話機は、無線通信を使用することに
より、親機と子機間の電波到達圏内(通話圏内)であれ
ば、従来電話機のコードの煩わしさから開放され、自由
に動き回れるといった利点から、近年急速に普及しつつ
ある。
このようなコードレス電話機における子機の構造として
は、有線電話機のハンドセットと同様にイヤーピースと
マイクとを備えているとともに、有線電話機でのいわゆ
るカールコードが外された結果、親機との無線通信を行
うための無線ユニット、二次電源及びダイヤルキー等を
新たに備えた構成となっている。
(考案が解決しようとする課題) したがって、通話時には、有線電話機のハンドセットと
同様に、子機を取り上げてイヤーピースを耳に当て、マ
イクを口の近くに近づけないと満足のいく通話が行えな
い。
特に、ダイヤル発信時においては、まず子機を耳から離
した状態で通話ボタン(オフフックボタン)を押した
後、一度イヤーピースを耳に当てて発信音を確認し、も
う一度耳から離してダイヤル操作を行わなければならな
いといった不具合があった。またゼロ発信が必要な場合
には、耳に当てて離す作業がさらにもう一度必要とな
る。
また、通話時においても、両手が塞がっている場合に
は、子機を肩と頬とで挟んで支えたり、場合によっては
机等に置いてしまわなければならないといった不具合も
あった。また、このように子機を肩と頬で支えたり、机
等に置くときに、誤ってフックボタンに当たってしまっ
て通話が切れてしまうといった不具合も発生していた。
本考案は係る実情に鑑みてなされたもので、その目的
は、子機を机等から取り上げることなく通話が可能であ
るとともに、子機によるオフフックダイヤルやハンズフ
リー通話をも可能としたコードレス電話機を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案のコードレス電話機
は、電話回線に接続された親機と、該親機と無線回線に
よって接続された子機とからなり、子機のオフフックボ
タンの操作により、子機が親機を介して電話回線に接続
されるコードレス電話機に適用し、前記子機には、イヤ
ーピースと、これより高出力のスピーカと、前記オフフ
ックボタンの操作に応答して前記スピーカをオンとする
制御手段と、オフフック状態で前記スピーカを任意にオ
ンオフする切換スイッチとを備えた構成としている。
(作用) 子機のオフフックボタンを操作することにより、高出力
のスピーカがオンすることから、このスピーカから発信
音が「ツー」といった音で送出され、次に電話番号のダ
イヤル操作を行うことにより、「トルル…,トルル…」
といった音の呼出音が送出される。またハンズフリー通
話時であれば、相手側の話し声がスピーカを介して送出
される。スピーカはイヤーピースに比べて高出力である
ことから、子機の使用者は、子機を机等に置いた状態で
もダイヤル音等を確認できるし、ハンズフリー通話も可
能となる。
また、通話中に切換スイッチを操作することにより、高
出力のスピーカをオフとして、以後イヤーピースによる
通常の通話に切り換えたり、またイヤーピースによる通
常の通話中に切換スイッチを操作することにより、高出
力のスピーカをオンとして、以後スピーカによるハンズ
フリー通話に切り換えることが可能である。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本考案のコードレス電話機の電気的構成を示
すブロック線図である。
同図において、図示しない親機側のアンテナとの間で双
方向性の無線回線を形成するアンテナ8の出力は、無線
用送受信ユニット9に接続されており、親機から送られ
てきた相手側通話者の音声信号を送出する無線用送受信
ユニット9の出力は、イヤーピース用スイッチ10の一端
及びスピーカ用スイッチ11の一端にそれぞれ接続されて
いる。そして、イヤーピース用スイッチ10の他端は、イ
ヤーピース用アンプ13を介することにより、内蔵のイヤ
ーピース2に接続されるとともに、スピーカ用スイッチ
11の他端は、スピーカ用アンプ14を介することにより、
新たに設けられたスピーカ3に接続されている。また、
内蔵のマイク4の出力は、マイク用アンプ15を介するこ
とにより、マイク用スイッチ12の他端に接続されてお
り、マイク用スイッチ12の一端は無線用送受信ユニット
9に接続されている。
一方、子機1内の各部を制御するマイクロコンピュータ
16と無線送受信ユニット9とは双方向性の接続となって
おり、無線送受信ユニット9は、マイクロコンピュータ
16からの制御信号によって所定の動作を行うようになっ
ている。また、マイクロコンピュータ16は、親機と相手
側端末との通話回線の確立等における種々の情報を無線
送受信ユニット9を介して受け取るようになっている。
また、マイクロコンピュータ16には、オフフックボタン
5の出力及びスピーカホンボタン6の出力と、テンキー
等からなるダイヤルボタン7の出力が導かれており、マ
イクロコンピュータ16からは、イヤーピース用スイッチ
10、スピーカ用スイッチ11及びマイク用スイッチ12の各
切換制御入力に対して、それぞれの切換え動作のタイミ
ングを示す切換制御信号が送出されている。
第2図は、上記構成のコードレス電話機の外観を示して
いる。
すなわち、子機1の上部には、親機側のアンテナとの間
で双方向性の無線回線を形成するアンテナ8が設けられ
るとともに、その正面側の上部には、イヤーピース2が
内蔵されている。そして、イヤーピース2のすぐ下の所
でオフフックスイッチ5とイヤーピース2よりも高出力
の小型スピーカ3が設けられ、これらオフフックボタン
5及びスピーカ3の下部に、テンキー等からなるダイヤ
ルボタン7が配置されている。そして、このダイヤルボ
タン7の下部にスピーカホンボタン6が設けられ、子機
1の最下部にマイク4が設けられた構成となっている。
ただし、各ボタンの配置及び各部品の配置はこの第2図
に示す配置関係に限定されるものではない。
次に、上記構成のコードレス電話機の動作を、オンフッ
クダイヤル時を例に上げて説明する。
動作初期状態として、イヤーピース用スイッチ10、スピ
ーカ用スイッチ11及びマイク用スイッチ12は共にOFF状
態となっており、無線用送受信ユニット9は受信及び送
信の待機状態となっている。
この状態において、使用者がオンフックボタン5を押す
と、マイクロコンピュータ16がこれを検出し、無線用送
受信ユニット9に対して送信開始を指示する制御信号を
送出し無線用送受信ユニット9による回線接続を行わせ
るとともに、スピーカ用スイッチ11の切換制御入力にス
イッチONを指示する切換制御信号を送出する。そのた
め、スピーカ用スイッチ11がON状態となることから、無
線用送受信ユニット9よりスピーカ用スイッチ11、スピ
ーカ用アンプ14及びスピーカ3を介して、「ツー」とい
う発信音が出力される。スピーカ3はイヤーピース2よ
りも高出力であるので、「ツー」という発信音は、イヤ
ーピース2の付近に耳を近づけなくても充分に聞こえる
レベルで出力される。その後、ダイヤルボタン7より相
手側の電話番号をダイヤル操作することにより、無線用
送受信ユニット9よりアンテナ8、図示しない親機を介
して電話回線に呼出信号が送出される。このとき、相手
側が話中であった場合には、スピーカ3より通話中であ
ることを示す「ツー,ツー…」という音が聞こえる。ま
た、相手側を呼出中である場合には、呼出中であること
を示す「トルル,トルル…」という音が聞こえる。そし
て、この呼出しに対して相手側が応答した場合には、無
線用送受信ユニット9を介してマイクロコンピュータ16
がこれを検出し、マイク用スイッチ12の切換制御入力に
スイッチONを指示する切換制御信号を送出して、該マイ
ク用スイッチ12をON状態とする。これにより、子機1を
机等に置いたままで通話を行ういわゆるハンズフリー通
話に自動的に入ることができる。
また、呼出しに対して相手側が応答した時点でスピーカ
ホンボタン6を押すと、マイクロコンピュータ16がこれ
を検出し、スピーカ用スイッチ11に対してスイッチOFF
を指示する切換制御信号を送出するとともに、イヤーピ
ース用スイッチ10に対してスイッチONを指示する切換制
御信号を送出する。これにより、スピーカ用スイッチ11
がOFF状態、イヤーピース用スイッチ10がON状態とな
り、イヤーピース2とマイク4とによる通常の通話が可
能となる。また、通常の通話中にスピーカホンボタン6
を押すことにより、これを検出したマイクロコンピュー
タ16がイヤーピース用スイッチ10をOFF状態、スピーカ
用スイッチ11をON状態とすることから、再びハンズフリ
ー通話に切り換えることができる。同様に、ハンズフリ
ー通話中にスピーカホンボタン6を押すことにより、こ
れを検出したマイクロコンピュータ16がイヤーピース用
スイッチ10をON状態、スピーカ用スイッチ11をOFF状態
とすることから、スヤーピース2とマイク4とによる通
常の通話に切り換えることができるようになっている。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のコードレス電話機は、子
機に、イヤーピースと、これより高出力のスピーカと、
前記オフフックボタンの操作に応答して前記スピーカを
オンとする制御手段と、オフフック状態で前記スピーカ
を任意にオンオフする切換スイッチとを備えた構成とし
たので、発信時の発信音を確認するためにイヤーピース
に耳を当てたり離したりするといった煩わしい操作が不
要となる。また、両手が塞がっているようなときでも、
ハンズフリー通話が可能となる。さらに、ハンズフリー
通話中に切換スイッチを操作することにより、スピーカ
をオフとして、以後イヤーピースによる通常の通話に切
り換えたり、またイヤーピースによる通常の通話中に切
換スイッチを操作することにより、スピーカをオンとし
て、以後スピーカによるハンズフリー通話に切り換える
ことができるので、通話中の状況に応じてハンズフリー
通話とイヤーピースによる通常の通話とを任意に使い分
けることができるといった種々の効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコードレス電話機の電気的構成を示す
ブロック線図、第2図は同電話機の外観図である。 1……子機、2……イヤーピース 3……スピーカ、4……マイク 5……オフフックボタン 6……スピーカホンボタン(切換スイッチ) 7……ダイヤルボタン、8……アンテナ 9……無線用送受信ユニット 10……イヤーピース用スイッチ 11……スピーカ用スイッチ 12……マイク用スイッチ 16……マイクロコンピュータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続された親機と、該親機と無
    線回線によって接続された子機とからなり、子機のオフ
    フックボタンの操作により、子機が親機を介して電話回
    線に接続されるコードレス電話機において、 前記子機には、イヤーピースと、これより高出力のスピ
    ーカと、前記オフフックボタンの操作に応答して前記ス
    ピーカをオンとする制御手段と、オフフック状態で前記
    スピーカを任意にオンオフする切換スイッチとを備えて
    なることを特徴とするコードレス電話機。
JP1989127629U 1989-10-30 1989-10-30 コードレス電話機 Expired - Lifetime JPH0720976Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989127629U JPH0720976Y2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 コードレス電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989127629U JPH0720976Y2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 コードレス電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0365342U JPH0365342U (ja) 1991-06-25
JPH0720976Y2 true JPH0720976Y2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=31675379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989127629U Expired - Lifetime JPH0720976Y2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 コードレス電話機

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Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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