JPH0720759A - リサイクル可能な装置 - Google Patents

リサイクル可能な装置

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JPH0720759A
JPH0720759A JP5150359A JP15035993A JPH0720759A JP H0720759 A JPH0720759 A JP H0720759A JP 5150359 A JP5150359 A JP 5150359A JP 15035993 A JP15035993 A JP 15035993A JP H0720759 A JPH0720759 A JP H0720759A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP5150359A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Yano
英俊 矢野
Katsuhiro Echigo
勝博 越後
Yasuo Kawada
康雄 河田
Makoto Kobu
真 小夫
Hidenori Sakai
英典 酒井
Fumio Kuzumi
文男 来住
Yasuhiro Kawashima
保宏 川嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH0720759A publication Critical patent/JPH0720759A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再使用、再利用、破棄に分類されるリサイク
ル形態に応じた部材又は部品毎に分別が容易になるよう
に手当ての施されたOA機器等の装置を提供する。 【構成】 分解・分別したリサイクル可能な装置におい
て、当該装置を構成する部材に分別のための視覚認識可
能な要素を施すように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写材に画像情報を記
録する複写機、ファクシミリ、レーザプリンタ等の画像
形成装置、その他部品や部材に解体してリサイクルする
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球的規模の環境破壊への関心が
世界的に高まり、年々増え続けるゴミについては、その
減量化と資源の再利用が促され、情報処理技術を活かし
たOA機器に対しても、装置全体又はその一部をリサイ
クルして、資源として有効利用することが数多く検討さ
れている。すなわち、複写機やファクシミリ等の事務機
器には多くの樹脂部品や金属部品が使用されているた
め、リサイクルを行う必要性が極めて高い分野と認識さ
れているものである。
【0003】このようなOA機器は、その耐用年数又は
使用頻度に応じて製品寿命とされ、複写機等では累積複
写枚数によっても寿命とされるが、装置全体としては寿
命であっても、それを構成する部材・部品の中には、耐
用寿命に達していないものも数多くあるので、リサイク
ルを考える場合には、当該機器を回収し、分解工程を経
て、再使用、再利用、破棄に分別する必要がある。
【0004】回収分解された部材又は部品のうち、汎用
部品たるネジ等の他、例えば液晶表示装置(LCD)等
を備えた画像処理操作装置は、年々耐久性が向上してお
り、OA機器の耐用年数に比較すると寿命を残している
ので、その組み立て完成度からしても、略そのまま使用
される再使用に適する。
【0005】また、外装カバーに代表される一体成形に
より造られた樹脂部分は、その傷みの程度によっては、
再使用に適するか、一旦溶解して再度成形する等、再加
工を施した上で使用される再利用に適する。
【0006】更に分解によって生じた部材又は部品の中
には、そのまま廃棄処分する他ないものもある。このよ
うな廃棄処分、即ち破棄にふされる部材又は部品につい
ても、適切なリサイクルを実現するためには、分解時に
明確に分類される必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えば画像形成装置を
構成する各ユニットを構成する部品に関しては、特開平
4−136866号公報に開示されるように、繰り返し
使用することが可能なプロセスカートリッジを繰り返し
て使用するにあたり、当該プロセスカートリッジの交換
すべき構成部品に識別表示を行って、部品の取り替え時
期を明確にし、かつ次の再使用時の取り替え部品の種類
を明確にすることが提案されている。
【0008】しかしながら、当該提案思想は、繰り返し
使用されるユニットのうち、寿命の尽きたそれぞれの部
品を再使用の際に交換して、各部品を寿命まで有効に使
いつつ、寿命の尽きたものは適切に交換することを目的
とするものにすぎない。
【0009】更に進んで、製品寿命に至った装置を回収
する際に、当該装置を分解し、その中から再使用や再利
用な可能な部材や部品を取り出すことについては、例え
ば、プロセスカートリッジをリサイクルする場合に分解
業者が異なる複数の製造業者の物を扱うことに照らし、
分解順序を誤って部品を損傷しリサイクルできなくなる
事態を防止するために、実開平5−25451号公報に
おいて、感光ドラム、帯電ローラ、現像ブレー
ド、スクイシート、現像スリーブ、現像ブレード
と、分解順序に丸で囲んだ順序数を部材に付すことが提
案されている。
【0010】けれども当該提案においては、リサイクル
のために装置を分解するにあたり、リサイクル可能な部
材の損傷を防ぐことを目的にするにすぎず、その分解を
する者が、分解した各部材を適切なリサイクル態様毎に
分別することまでも可能にはしていない。
【0011】本発明は、これまでの実状に照らし、再使
用、再利用、破棄に分類されるリサイクル形態に応じた
部材又は部品毎に分別が容易になるように手当ての施さ
れたOA機器等の装置を提供することを課題としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を、
分解・分別してリサイクル可能な装置において、当該装
置を構成する部材に分別のための視覚認識可能な要素を
施すように構成することによって、解決する。
【0013】視覚認識要素が、リサイクル形態毎に異な
る色であれば、好適である。
【0014】更に、単一材料からなる部材と少なくとも
2種類以上の材料で構成されている部材とで、施される
色が異なっていれば、好都合である。
【0015】また視覚認識要素が、リサイクル形態毎に
分類された記号であることも、好適である。
【0016】その分類記号が、装置構成部材と一体的に
設けられているのがよい。
【0017】トナーを用いるOA機器にあっては、トナ
ーが付着する部材に施される視覚認識要素が、トナーの
付着の有無も併せて判別可能であれば、なお一層好まし
い。
【0018】
【実施例】以下に、本発明を、図面に基づく実施例にし
たがい、詳細に説明する。
【0019】リサイクル可能な装置として、リサイクル
価値の高い画像形成装置をもって説明する。その画像形
成装置全体の画像形成のための機構としては、従来と基
本的に同じであり、感光体の周囲に、画像を形成するた
め必要な所定の装置、例えば、帯電手段、現像手段等が
備えられているが、説明の簡略化のために、このような
機構については説明を省略し、ここでは本発明と特に関
わりのある部分について述べる。
【0020】図1に示されるように画像形成装置では、
前カバー20やサイドカバー21等、外装カバーが合成
樹脂からなっている。このような合成樹脂製部材は、耐
用年数がほぼ半永久的であるので、リサイクル可能な部
材である。しかしながら、図2に示されるように、例え
ば、前カバー20にはインサートネジ22が一体的に形
成されているので、このまま再使用することは事実上不
可能である。樹脂を溶融して、その際に金属ネジを磁石
等を用いて分離することが最低限必要である。そのよう
な処理がコスト的に実現困難であれば、当該前カバーは
破棄対象となる。
【0021】またサイドカバー21が、図3に示される
ように、単一の樹脂製品であるならば、そのまま再使用
にふされるか、溶融工程を経て成形処理される再利用す
ることが可能である。
【0022】そこで、再使用、再利用、破棄に分別する
にあたり、再使用の対象となるものは青、再利用の対象
となるものは黄、破棄の対象となるものは赤と予め取り
決めておき、例えば前カバー20を赤色に、サイドカバ
ー21を青色にしておけば、回収分解の時点で、当該色
に基づいて容易に分別の判断をすることが可能となる。
外装カバーのような全体的装置の外観に現れるものにつ
いては、装置全体として組み立てられた際の内側部分の
み所定色の分類がなされていてもよい。更に、同一素材
毎に色を違えておけば、より細かい分別が可能となる。
【0023】色彩は、分別のための識別要素として、言
語、人種、或いは教育水準の違いによって判断を誤る可
能性の極めて低いものであるが、更にリサイクル形態毎
に分類された記号を用いれば、分別の際の判断が容易に
間違いなく行われる。例えば、予め再使用の対象となる
ものは「○」、再利用の対象となるものは「△」、破棄
の対象となるものは「×」と決めておけば、色彩の差異
と同様に、分解した時点で極めて簡単に分別の判断を行
うことができ、しかもこのような記号も用いれば、色彩
以上に万国共通の認識があり、分別後のリサイクル形態
を誤ることも完全に防止される。更にこのような記号で
あれば、分解作業員に分別のための指示が極めて簡単に
済む。
【0024】例えば図4に示されるように、インサート
ネジ22が一体的に形成された前カバー20については
破棄対象とすべく、「×」の印を施しておく。また図5
に示されるように、単一の樹脂部品であるサイドカバー
21に対しては、再使用対象とすべく、「○」の印を施
しておく。
【0025】このような記号は、例えば外装カバーのよ
うな樹脂部品については、射出成形の際に一体的に成形
しておく。
【0026】また画像形成の際に用いられるトナーは、
装置を構成する部材のうち、例えばトナーカートリッジ
部分に付着しているので、そのような部品については、
回収分解の際に洗浄工程を経てトナーを除去する必要が
ある。そこで、このようにトナーが付着する部材に対し
ては、色や記号等の視覚認識要素が、トナーの付着の有
無も併せて判別可能でなければならない。例えば、黒ト
ナーの付着する箇所に黒色の部品が配置されていては、
トナー有無の判断が困難となる。そこで、このような箇
所には白系の色を施すようにしておき、トナーが付着し
ている場合としていない場合とで違いを際立たせるよう
にするのがよい。また記号についても、部材に一体成形
される際に細かな凹凸をつけるようにして、トナーが付
着している場合には、そのような凹凸が消えるように処
理しておけば、判別が容易になる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、装置を構成する部材に
分別のための視覚認識可能な要素が施されているので、
再使用、再利用、破棄に分類されるリサイクル形態に応
じた部材又は部品毎に分別が極めて容易となる。画像形
成装置に限らず、その他のOA機器等、回収してリサイ
クルするものに適用することで、いずれも分別処理が極
めてスムーズになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概略斜視図である。
【図2】図1の前カバーを裏側から見た概略図である。
【図3】図1のサイドカバーを示す概略斜視図である。
【図4】前カバーの概略図で、(a)が側面図、(b)
が正面図である。
【図5】サイドカバーの概略図で、(a)が側面図、
(b)が正面図である。
【符号の説明】 20 前カバー 21 サイドカバー 22 インサートネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小夫 真 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 酒井 英典 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 来住 文男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 川嶋 保宏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分解・分別してリサイクル可能な装置に
    おいて、当該装置を構成する部材に分別のための視覚認
    識可能な要素が施されていることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記視覚認識要素が、リサイクル形態毎
    に異なる色であることを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 単一材料からなる部材と少なくとも2種
    類以上の材料で構成されている部材とで、施されている
    色が異なることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記視覚認識要素が、リサイクル形態毎
    に分類された記号であることを特徴とする請求項1に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 前記分類記号が、装置構成部材と一体的
    に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 トナーが付着する部材に施される視覚認
    識要素が、トナーの付着の有無も併せて判別可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
JP5150359A 1993-06-22 1993-06-22 リサイクル可能な装置 Pending JPH0720759A (ja)

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JP5150359A JPH0720759A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 リサイクル可能な装置

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JP (1) JPH0720759A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6487377B2 (en) 2000-09-01 2002-11-26 Minolta Co., Ltd. Recycle information system and image forming apparatus for recycling
US7223458B2 (en) 2003-04-17 2007-05-29 Fujitsu Limited Molded product including coupling component incorporated in receiving member
JP2007226819A (ja) * 2007-03-26 2007-09-06 Fujitsu Ltd 装置評価装置およびその方法
US10425607B2 (en) 2016-10-10 2019-09-24 Lg Electronics Inc. Display apparatus with light receiving part for sensing external light

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JP2007226819A (ja) * 2007-03-26 2007-09-06 Fujitsu Ltd 装置評価装置およびその方法
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