JPH0720736Y2 - 自動車用ウインドレギュレータハンドル - Google Patents

自動車用ウインドレギュレータハンドル

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JPH0720736Y2
JPH0720736Y2 JP10254589U JP10254589U JPH0720736Y2 JP H0720736 Y2 JPH0720736 Y2 JP H0720736Y2 JP 10254589 U JP10254589 U JP 10254589U JP 10254589 U JP10254589 U JP 10254589U JP H0720736 Y2 JPH0720736 Y2 JP H0720736Y2
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JP
Japan
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knob
cylindrical portion
handle
elastic tongue
locking
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JP10254589U
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徳太郎 栗田
俊民 鈴木
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Alpha Corp
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Alpha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車用ウインドを開閉するレギュレータハ
ンドルに関する。
従来の技術 第10図及び第11図は、本願出人によって先に提案された
実公昭59-38865号公報のレギュレータハンドルを示す。
ハンドル本体1の一端にはドアパネル内のウインド昇降
機構(図示せず)に連結される接続部2が設けられる。
接続部2を介して接続部2を回動軸としてハンドル本体
1を回動させることにより、ウインドを開閉方向に昇降
させる。ハンドル本体1の他方先端側には、長手方向に
ほぼ直角に把手用のノブ4を係止するための円筒部3が
突設されている。ノブ4はこれを把持してハンドル本体
1を回動させる操作部となる。ハンドル本体1及びノブ
4は共に合成樹脂製や軽量ダイカスト製品が多く用いら
れる。
円筒部3は複数の係合片3aが連なっていて、径方向への
弾性による撓みが可能である。係合片3aの下方内周側か
らは複数の係止爪3bが水平方向へ放射状に延び出てい
る。ノブ4は、全体に婉曲なグリップ4aの中側中心から
係止軸部4bが下向きに突出している。係止軸部4bを円筒
部3に圧入することにより、係止軸部4bの先端の爪4cを
円筒部3側の係止爪3bにスナップ作用を利用して係合さ
せ、ノブ4の円筒部3に対する抜け止めがなされる。
考案が解決しようとする課題 上記の構造では、ノブ4の係止軸部4bをハンドル本体1
側の円筒部3に圧入し、スナップ作用を利用してノブ4
を円筒部3に結合している。しかし、長年使用により係
合部に緩みが生じたり、外気温度が高温化すると、材料
の膨張による緩みなどが発生する難点がある。
本考案の目的は、ノブのガタ付きを防止できる自動車用
ウインドレギュレータハンドルを提供することにある。
課題を解決するための手段 本考案による自動車用ウインドレギュレータハンドル
は、円筒部が形成された端部を有するハンドル本体と、
ハンドル本体の円筒部にスナップ結合されたノブからな
り、ノブに弾性的に当接する弾性舌片を円筒部に一体に
設ける。
作用 ハンドル本体側の円筒部に形成した弾性舌片によりノブ
が弾性的に常時押圧されるので、ノブのガタ付を防止す
ることができる。
実施例 以下、本考案による自動車用ウインドレギュレータハン
ドルの実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は、本考案の第1の実施例を示す。把持
して操作するノブは第10図及び第11図で示された同一形
状のものがこの第1実施例及び以下の各実施例で用いら
れる。ハンドル本体10の先端部11ではハンドル軸にほぼ
直角な方向に筒状の円筒部12が突設されている。この円
筒部12の内周下部には、第10図及び第11図で示された複
数の係止爪3bと同一のものが突出して形成してある。ま
た、円筒部12の先端外周部では、およそ180度の角度位
置で対向する一対の弾性舌片13、13が形成されている。
各弾性舌片13、13の先端にはノブに当接する突起13aが
設けられる。弾性舌片13はスリット14によって円周方
向、即ち軸線に対して直角な水平方向で、しかも互い違
いの方向に延びている。この形状により弾性舌片13はス
リット14を介して弾性による撓みが可能である。
以上のようなハンドル本体10の円筒部12に第10図のノブ
4を組み付ける場合、このノブ4を円筒部12の外側に落
とし込む。ノブ4側の係合軸部4bが円筒部12の内周面に
弾性嵌合し、係止軸部4bの先端の爪4cが円筒部3側の係
止爪3b(第10図参照)にアンダーカット係合する。
ノブ4を落とし込む際、このノブ4の内側で係合軸部4b
の周囲の環状溝4dが円筒部12の弾性舌片13、13に上方か
ら当接する。即ち、落とし込み時の押し下げ力によって
弾性舌片13、13が弾性により撓んでスリット14、14によ
るスペースで押圧される。この瞬間、前述のように、係
合軸部4bの先端の爪4cが円筒部12側の係止爪3bにアンダ
ーカット係合する。従って、弾性により撓んだ円筒部12
側の弾性舌片13が元の位置に復帰しようとする弾性復元
力によって、下方のアンダーカット係合部における係合
力が高められる。
一方、第4図〜第6図は、第2の実施例を示す。この第
2の実施例の場合もノブは第10図で示されたものが用い
られる。円筒部12において180度の角度位置に対向一対
の弾性舌片15、15が形成されている。この弾性舌片15は
軸方向にほぼ平行で上下に延びるスリット17により形成
され、図の上の先端部は開放されて弾性の撓みが可能で
あり、先端部には凸状の係止部16が外側に向けて突出し
ている。
この第2実施例の作用は、第1実施例の場合と同様に第
10図のノブ4が円筒部12に落とし込まれる。即ち、ノブ
4側の係止軸部4bが円筒部12の内周面に弾性嵌合し、係
止軸部4bの先端の爪4cが係止軸部4bの係止爪3b(第10図
参照)にアンダーカット係合する。
ノブ4を落とし込む際、このノブ4のグリップ4a(第10
図)内側面に円筒部12の弾性舌片15、15が各係止部16を
当接させて押圧される。即ち、この瞬間、前述のよう
に、係合軸部4bの先端係止爪4cが円筒部12側の係止爪3b
にアンダーカット係合する。従って、弾性により撓んだ
円筒部12側の弾性舌片15が元の位置に復帰しようとする
弾性復元力によって、即ち、ノブ4のグリップ4aを内側
から押圧する力が加わり、下方のアンダーカット係合部
における係合力が高められる。
第7図は、第2の実施例の変形例であり、円筒部12側に
スリット21を介して形成した一対の弾性舌片19における
先端部の凸状係止部20の向きを今度は軸内方としたもの
であり、この弾性舌片19による弾性押圧力を今度はノブ
4側の係合軸部4bの外周面に作用させる構造である。こ
の場合も、第1及び第2の各実施例と同様である。
また、第8図及び第9図は、第4、第5実施例を示して
いる。第8図の場合、円筒部12の周側面に閉塞スリット
24を形成し、この閉塞スリット24によって弾性舌片22を
軸方向の下向きに形成し、先端に突起23を設けた構造で
ある。また、第9図の場合、閉塞スリット27中に弾性舌
片25が今度は円周方向にその先端の突起26を向けて形成
された構造である。これらの構造でも前述の第1及び第
2実施例とほぼ同様な作用が得られる。
本考案は上記実施例に限定されることなく更に変更が可
能である。例えば、ハンドル本体とノブとのスナップ結
合を行なう種々の構造を採用することができる。例え
ば、特開昭51-120523号公報に示されるように、ノブの
結合軸にスリットを形成してノブをハンドル本体にスナ
ップ結合する構造又は実開昭61-98174号公報に示される
ようにハンドル本体の円筒部に環状突起又は環状凹部を
形成したものでもよい。
考案の効果 以上説明したように、本考案による自動車用ウインドレ
ギュレータドアハンドルは、従前に用いられたノブをそ
のままで使用でき、ハンドル本体側の円筒部にスリット
により弾性の押圧力が得られる弾性舌片を形成すること
により、ノブとハンドル本体側の円筒部とのアンダーカ
ット係合力が更に高められる。従って、長年使用による
ガタ付き等の不具合が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本考案による自動車用ウインドレギ
ュレータハンドルの第1の実施例を示し、第1図は円筒
部の一部断面図、第2図は平面図、第3図は斜視図、第
4図〜第6図は第2の実施例の円筒部の断面図と平面断
面図と斜視図、第7図は第6図に対応して第2の実施例
の変形例の斜視図、第8図及び第9図は第4及び第5の
実施例を示すそれぞれの斜視図である。第10図及び第11
図は本願出願人により先に提案されたレギュレータハン
ドルの要部断面図及び要部の底面図を示す。 4……ノブ、4a……グリップ、4b……係合軸部、4d……
環状溝、11……ハンドル本体、12……円筒部、13、15、
22、25……弾性舌片、13、17、24、27……スリット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒部が形成された端部を有するハンドル
    本体と、ハンドル本体の円筒部にスナップ結合されたノ
    ブからなり、ノブに弾性的に当接する弾性舌片を円筒部
    に一体に設けたことを特徴とする自動車用ウインドレギ
    ュレータハンドル。
JP10254589U 1989-08-31 1989-08-31 自動車用ウインドレギュレータハンドル Expired - Fee Related JPH0720736Y2 (ja)

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