JPH0432525Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0432525Y2
JPH0432525Y2 JP13655787U JP13655787U JPH0432525Y2 JP H0432525 Y2 JPH0432525 Y2 JP H0432525Y2 JP 13655787 U JP13655787 U JP 13655787U JP 13655787 U JP13655787 U JP 13655787U JP H0432525 Y2 JPH0432525 Y2 JP H0432525Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole plug
opening
locking
locking member
component locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13655787U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6441766U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13655787U priority Critical patent/JPH0432525Y2/ja
Publication of JPS6441766U publication Critical patent/JPS6441766U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0432525Y2 publication Critical patent/JPH0432525Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は板材に設けられた開口を閉塞するホー
ルプラグに部品を係止するための構造に関する。
〈従来の技術〉 従来から、例えば車輌ボデイの底板等に、フエ
ルト材等からなるインシユレータを敷設したり、
種々のパイプ、或いはワイヤハーネス等の部品を
配設することが一般的であり、これらの部品をボ
デイに係止するためにボデイに開設された係止孔
にクリツプを係合させたり、或いは車体にクリツ
プを接着し部品を係止するようにしていた。
他方、板材に開設された開口を閉塞するための
ホールプラグが種々提案されている。実開昭62−
59362号公報や、特開昭62−80364号公報にはその
一例が開示されている。このようなホールプラグ
は、一般に軟質の合成樹脂にて形成され、板材に
設けられた開口を封止するべくこの開口に弾発的
に係合し得るようになつている。例えば車輌に於
ては、ボデイ底板に塗装等のために設けられた開
口から水或いは泥等が浸入することを防止するた
めに用いられている。
しかるに、一方では車輌ボデイに部品を組付け
るべくボデイに開口を設け、他方ではボデイの開
口をホールプラグにて封止していることから、予
め設けられた開口を封止するためのホールプラグ
を利用して部品を組付ければ、新たに部品係止用
の開口を設ける必要がなくなり、作業性改善の上
で好ましいことに本考案者は思い至つた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 このような従来技術の問題点と考案者の知見に
鑑み、本考案の主な目的は、板材に設けられた開
口を封止するためのホールプラグを利用して部品
を係止することが可能なホールプラグ構造を提供
することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば、板材に設
けられた開口を閉塞するためのホールプラグ構造
であつて、前記開口を閉塞すると共に該開口に弾
発的に係合するホールプラグと、部品の係止手段
を具備する部品係止部材とを有し、前記部品係止
部材及び前記ホールプラグのうちいずれか一方に
前記部品係止部材と前記ホールプラグとを相互に
弾発的に係合する係合手段が設けられたことを特
徴とするホールプラグ構造を提供することにより
達成される。
〈作用〉 このようにすれば、開口を封止するホールプラ
グを利用して部品を係止することができる。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実
施例について詳細に説明する。
第1図〜第3図は、本考案に基づく第1の実施
例を示す。第1図は、車体1に該車体を塗装する
ために開設された開口2と、車体上面を覆うフエ
ルト材等からなるインシユレータ3と、開口2に
係合し該開口を封止するホールプラグ4と、イン
シユレータ3を位置決めすると共に車体に固定す
るための部品係止部材としてのロツクプレート5
とを示す。
インシユレータ3には、開口2よりも大径な開
口3aが開口2と同軸的に整合するように開設さ
れている。
ホールプラグ4は、ポリエチレン等の軟質の合
成樹脂にて形成されており、その一端部には開口
2に突入する環状突部6が設けられ、環状突部6
の外周面には開口2と弾発的に係合する係止部7
が全周に亘り形成されている。環状突部6の内部
には、ホールプラグ4の他端部側に開口する環状
凹部10が設けられている。ホールプラグ4の他
端部にはロツクプレート5の後記する係合手段と
しての弾発係止片13に係合するべく、半径方向
外側に突出するフランジ部8が全周に亘り形成さ
れている。更に係止部7とフランジ部8との中間
部外周にはその全周に亘り半径方向外側に向けて
突出する薄肉のシールフランジ9が環状突部6側
に傾斜して設けられ、係止部7が開口2に係合し
た際に、このシールフランジ9が車体1に密着し
開口2を液密にシールするようになつている。
ナイロン6等の硬質の合成樹脂からなるロツク
プレート5は円板状をなし、その外周側が部品と
してのインシユレータ3を係止するための部品係
止手段として、最外周にインシユレータ3に噛み
込む突条11aを有するフランジ11をなしてい
る(第2図)。突条11よりも内周には、ホール
プラグ4のフランジ8に係合するべく先端部に内
向きの爪13aを有する3つの弾発係止片13が
等間隔に設けられている。また、この係止片13
の同周円上であつて、係止片13が設けられてい
ない部分には、先端部に爪を有していない突片1
4が形成されている。係止片13が好適に弾性変
形し爪13aがフランジ部8に好適に係合するた
めに、係止片13と突片14との間に切欠17が
設けられ、係止片13の基端部に開口15及び1
6が開設されている。
係止片13及び突片14は、ロツクプレート5
をホールプラグ4に組付けた際にインシユレータ
3の開口3aに当接するようになつており、イン
シユレータを位置決めするようになつている。係
止片13及び突片14の内周には、ロツクプレー
ト5をホールプラグ4に組付けた際にその外周面
がホールプラグ4の環状凹部10の内周面に当接
してホールプラグ4の変形を防止し、係止片13
のフランジ部8に対する係合状態を補強する補強
手段しての 第3図に示すように、ホールプラグ4の環状突
部6を開口2に突入させ係止片7を開口2に弾発
係合させる。そして、係止片13をフランジ部8
に係合させるようにして、ロツクプレート5をホ
ールプラグ4に嵌合させ係着させる。ここで、係
止片13をフランジ部8に係合させる際に、比較
的軟質なホールプラグ4が半径方向内側に変形す
ることが考えられるが、突条18が環状凹部10
の内周面に当接し係止部8の部分を補強するた
め、ホールプラグ4が変形することなく好適に係
合が行われる。また、突条18は、係止部7を内
側から半径方向外向きに押圧するため、この係止
部7が好適に開口2に係合し、シール性及び係合
性が向上している。
以上のようにして、車体1の適所に設けられた
多数の開口2を利用してインシユレータ3を車体
1に好適に固定することが可能となる。
第4図は本考案に基づく第2の実施例を示す第
2図に対応する図である。第1の実施例と同様ホ
ールプラグ4に係合するための係止片13、開口
15及び突片18が設けられると共にこれら係止
片13及び突片18と相反する側即ち車体1側と
相反する側に概ね半円筒状のワイヤハーネス26
を保持するためのクリツプ25が形成されたプレ
ート24を第1の実施例に於けるロツクプレート
5に代えて用いたこと以外その作用効果とも第1
の実施例と同様である。
尚、本考案は上記実施例に限定されず様々な応
用が可能であることは云うまでもなく、例えば本
実施例ではプレート5及び24を用い、インシユ
レータ3及びワイヤハーネス26を係止するよう
にしたが、例えばパイプ等を係止するようにして
も良く、更に様々な部品を係止するようにするこ
とは容易に可能である。
〈考案の効果〉 このように、本考案によれば、板材に設けられ
た開口を封止するための一端部としてのホールプ
ラグに部品を係止するための他端部としての係止
部材を係合させるのみで部品の組付作業性が改善
される。また、他種類の部品を係止する場合であ
つてもホールプラグは共通に用いることができる
ため部品点数が削減される。更に比較的軟質材か
らなるホールプラグに硬質材からなる部品の係止
部材を係合させれば、部品の係止部材としての耐
久性を損うことがない。以上のことから本考案の
効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に基づくホールプラグ構造を
一部破断して示す示す分解斜視図である。第2図
は、ロツクプレートのみを第1図と異なる方向か
ら見た分解斜視図である。第3図は、本考案が適
用されたホールプラグを車体に組付けた状態を示
す断面図である。第4図は、本考案に基づく第2
の実施例を示す第2図に対応する図である。 1……車体、2……開口、3……インシユレー
タ、3a……開口、4……ホールプラグ、5……
ロツクプレート、6……環状突部、7……係止
部、8……フランジ部、9……シールフランジ、
10……環状凹部、11……フランジ、11a…
…突条、13……係止片、13a……爪、14…
…突片、15,16……開口、17……切欠、1
8……突条、24……プレート、25……クリツ
プ、26……ワイヤハーネス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 板材に設けられた開口を閉塞するためのホー
    ルプラグ構造であつて、 前記開口を閉塞すると共に該開口に弾発的に
    係合するホールプラグと、 部品の係止手段を具備する部品係止部材とを
    有し、 前記部品係止部材及び前記ホールプラグのう
    ちいずれか一方に、前記部品係止部材と前記ホ
    ールプラグとを相互に弾発的に係合する係合手
    段が設けられたことを特徴とするホールプラグ
    構造。 (2) 前記ホールプラグが軟質の樹脂材からなると
    共に前記部品係止部材が硬質の樹脂材からな
    り、 前記部品係止部材を前記ホールプラグに弾発
    的に係合する係合手段が、前記ホールプラグの
    変形を抑制して該係合手段による係合状態を補
    強するべく前記部品係止部材に設けられた補強
    部材を有することを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載のホールプラグ構造。
JP13655787U 1987-09-07 1987-09-07 Expired JPH0432525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13655787U JPH0432525Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13655787U JPH0432525Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6441766U JPS6441766U (ja) 1989-03-13
JPH0432525Y2 true JPH0432525Y2 (ja) 1992-08-05

Family

ID=31397178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13655787U Expired JPH0432525Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0432525Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100423830B1 (ko) * 2001-08-20 2004-03-22 현대자동차주식회사 자동차의 대쉬 아이솔레이숀 패드 결합방법
JP2018138794A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 株式会社ニフコ ホールプラグ
CN114142795B (zh) * 2021-12-24 2023-10-24 中建材浚鑫科技有限公司 一种基于g12电池片的便捷式组件移动电源

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6441766U (ja) 1989-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0548139U (ja) グロメット
JPH092084A (ja) 紐付きキャップ
JPH0432525Y2 (ja)
JPH02680B2 (ja)
JP4401563B2 (ja) グロメット
JPH08128576A (ja) 吸気ホースの締結構造
JPS59101092U (ja) 配管封止用キヤツプ
JPH0310577Y2 (ja)
JPS6120356Y2 (ja)
JPH0617050U (ja) グロメット
JPH08118974A (ja) 燃料タンク
JPS6322368Y2 (ja)
JP2001124205A (ja) 封止プラグ
JPH0751388Y2 (ja) 自動車用燃料タンク給油口
JPH081332Y2 (ja) Oリング
JP2580876B2 (ja) 筒アッセンブリ
JPH0247288Y2 (ja)
JPH11141749A (ja) グロメット
JPH08316658A (ja) グロメット
JPS58104460U (ja) バルブ
JPH08129919A (ja) グロメット
JPH0619901Y2 (ja) 管の継手構造
JPH0610194Y2 (ja) ボールジョイント
JPH0643592Y2 (ja) ダクトの結合構造
JPH0414691Y2 (ja)