JPH0720217U - 切断工具 - Google Patents

切断工具

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JPH0720217U
JPH0720217U JP5238193U JP5238193U JPH0720217U JP H0720217 U JPH0720217 U JP H0720217U JP 5238193 U JP5238193 U JP 5238193U JP 5238193 U JP5238193 U JP 5238193U JP H0720217 U JPH0720217 U JP H0720217U
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JP
Japan
Prior art keywords
cut
base
saw blade
cutting
main body
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Pending
Application number
JP5238193U
Other languages
English (en)
Inventor
一人 外山
尚 小田
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体を被切断物に対して傾斜させて使用して
も作業性の良い切断工具の提供を目的とする。 【構成】 外部に取手部1aを形成した本体ハウジング1
と、本体ハウジング1 の所定箇所に配設され丸鋸刃2 の
切断量を設定するベース9 と、ベース9 の端部に回動自
在となるよう設けられるとともに被切断物の当接方向に
付勢されるものであって被切断物の切断位置を示す表示
部9aを有した墨追部材10とを備えて構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、木材や金属等の被切断物の切断を行う切断工具に関するものであり 、特に被切断物の切断位置を示すための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の切断工具は、従来より、鋸刃を回転駆動させたり往復駆動させたりす ることによって木材や金属等の被切断物の切断を行うものがある。例えば、鋸刃 に丸鋸刃を使用したものを例にとると、図8乃至図10に示すように、外部に取 手部を形成し内部に駆動装置を収納した本体ハウジングAと、一端面が被切断物 に当接するように本体ハウジングAの所定箇所に配設されるものであって丸鋸刃 の切断量を設定するベースBと、大略L字状をなし一片をベースBの端部にリベ ットや溶接等で固定された墨追部材Cとを備えたものがある。ここで、墨追部材 Cは、他片の一端から内方に向かって略V字状に切り欠き形成され被切断物の切 断位置を示す表示部Dを有している。
【0003】 また、ベースBと墨追部材Cとを一体的に形成した例として、図11に示すよ うに、ベースBの端部に所定の角度をつけ、この部分に表示部Dを略U字状に切 り欠き形成したものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述した従来の切断工具において、前者のものは、通常、図9に示すように、 ベースBの一端面を被切断面に当接させながら切断を行うが、前かがみをする等 、使用者が低い姿勢になって作業する場合、図10に示すように、切断工具全体 を斜めにして被切断物に押し当てて切断を行うことがある。このとき、墨追部材 Cは、他片の一端がベースBの端部より先に被切断物に当接するので、丸鋸刃で 被切断物を切断していくときに安定性がなくなり、また、切断位置の目安になら なくなってしまった。
【0005】 また、後者のものは、切断工具全体を斜めにして被切断物に押し当てて切断を 行う場合、ある一定の角度までしか対応できないという問題点があった。
【0006】 本考案は、このような点に鑑みなされるものであり、その目的とするところは 、全体を被切断物に対して傾斜させて使用しても作業性の良い切断工具を提供す ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案の切断工具は、駆動装置により駆動される 鋸刃と、外部に取手部を形成し内部に駆動装置を収納した本体ハウジングと、被 切断物に当接するように本体ハウジングの所定箇所に配設されるものであって鋸 刃の切断量を設定するベースと、ベースの端部に設けられるものであって被切断 物の切断位置を示す表示部を有した墨追部材とを備えたものにおいて、前記墨追 部材を、ベースに対して回動自在となるようベースの端部に設けるとともに被切 断物の当接方向に付勢した構成としている。
【0008】
【作用】
本考案の構成によれば、墨追部材を被切断物に押し当てた場合、墨追部材がベ ースに対して回動して被切断物に適当な状態で当接する。
【0009】
【実施例】
本考案の一実施例を図1乃至図7に基づいて説明する。なお、本実施例の切断 工具は、電動丸鋸をその一例として説明していくこととする。
【0010】 1 は本体ハウジングであり、外部に取手部1aと、剛性を強くする補強部1bとを 形成している。本体ハウジング1 の内部には、モータ(図示せず)と、モータの 回転軸に取着された変速ギヤ(図示せず)と、一端が変速ギヤに取着され他端を 本体ハウジング1 の外部に突出させた駆動軸(図示せず)とが配設されている。 また、駆動軸には、丸鋸刃2 が固定部材3 によって着脱自在となるように取り付 けられている。
【0011】 本体ハウジング1 の一端には、スイッチ4 の操作によってモータに電源を供給 する電源装置5 が着脱自在に配設されている。この電源装置5 は、本体ハウジン グ1 から離脱して充電装置(図示せず)に接続すると内部に電気が充電される。 6 はロックレバーであり、これが上方にある状態ではスイッチ4 の操作を行えな くし、これを下方に押し下げるとスイッチ4 の操作を行えるようにするものであ る。
【0012】 本体ハウジング1 の駆動軸が突出している側の側部には、丸鋸刃2 の略上半分 を覆うように平面視で大略半円状に形成された固定カバー7 が配設されている。 固定カバー7 には、丸鋸刃2 の刃先を覆うように形成され一端に被切断物に当接 する当接部8aを有した可動カバー8 が取り付けられている。この可動カバー8 は 、図2に示す状態を通常状態とすると、丸鋸刃2 の回転中心と同心で回動可能と なるように、また、矢印A方向に回動すると矢印A方向とは反対方向に付勢力が 大きくなるように固定カバー7 の内部に取り付けられている。
【0013】 本体ハウジング1 の図中下部には、丸鋸刃2 の切断量が設定できるように、平 面視で大略矩形状をなしその縁の部分が上方に屈折したベース9 が配設されてい る。ベース9 は、丸鋸刃2 を挿通させて丸鋸刃2 の刃先を下方に突出させるため に適当な位置に形成された矩形状孔(図示せず)と、丸鋸刃2 の切断方向に対し て直交する一端に後述の墨追部材10を取着する取着部9aとを有している。この取 着部9aは、ベース9 の一端より内方に切り欠き形成されたものであり、その対向 する所定箇所に孔部9b,9b と、孔部9b,9b の隣の所定箇所にばね支持部(図示せ ず)とを有している。
【0014】 10は墨追部材であり、板状をなしており、一端から内方に向かって略U字状に 切り欠くとともに一端を略く字状に屈折させた表示部10a と、他端に孔部9bの径 と略同一径に形成された孔部10b と、取着部9aの孔部9b,9b 以外の対向する縁部 に図中上方から当接するように形成されたリブ10c,10c とを有している。この墨 追部材10は、孔部10b が孔部9b,9b の間に位置するようにかつリブ10c,10c を取 着部9aの対向する縁部に図中上方から当接するようにして取着部9aに配設されて いる。そして、孔部9b,9b,10b には、孔部9bの径より若干小さい径の丸棒11が挿 通されており、これにより、墨追部材10は、取着部9aに対して回動自在となる。 ここで、図6は、墨追部材10が取着部9aに対して回動せずに通常位置にある場合 を示しており、図7は、墨追部材10が取着部9aに対して回動状態にある場合を示 している。
【0015】 12,12 は付勢ばねであり、コイルばね部12a,12a と、コイルばね部12a,12a の 一端から略垂直に外方に延びた付勢部12b,12b とを有している。付勢ばね12,12 は、コイルばね部12a,12a をばね支持部に支持させて、付勢部12b,12b の端部を 墨追部材10の一端面に当接させることにより、墨追部材10を厚み方向に付勢する ことになる。
【0016】 以下、本実施例の使用説明をする。 まず、ベース9 によって、丸鋸刃2 の所望の切断量を設定する。ロックレバー 6 を押し下げながらスイッチ4 を操作して、丸鋸刃2 を回転させる。ベース9 の 一端面を被切断物に当接させた場合、切断していく方向に押し進めると、被切断 物が丸鋸刃2 によって切断される。このとき、可動カバー8 は、当接部8aに被切 断物が当接するので、電動丸鋸を押し進めると回動して固定カバー7 の内部に後 退していく。また、墨追部材10の表示部10a が被切断物の切断位置を示している ので、事前に被切断物の切断しようとする位置に墨糸等により線を引いておき、 この線に表示部10a を合わせて切断すると作業性をさらに良くすることができる 。
【0017】 全体を傾斜させて墨追部材10の他端面を被切断物に押し当てた場合、墨追部材 10は、付勢ばね12,12 によって被切断物の当接方向に付勢されながら取着部9aに 対して回動して被切断物に適当な状態で当接する。これにより、墨追部材10の表 示部10a は、より明確に被切断物の切断位置を示すとができ、作業性を良くする ことができる。
【0018】 なお、本実施例では、電動丸鋸を例にとって説明したが、本考案は、これに限 られるものではなく、例えば、往復動鋸でもよい。
【0019】 また、本実施例では、孔部9b,9b,10b に丸棒を挿通させることにより墨追部材 10を取着部9aに対して回動自在となるようにしたが、本考案は、これに限られる ものではなく、例えば、墨追部材10の他端に凸部を形成しこの凸部を孔部9b,9b に嵌合させてもよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案の切断工具は、墨追部材を被切断物に押し当てた場合、墨追部材がベー スに対して回動して被切断物に適当な状態で当接するので、その結果、被切断物 の切断位置を明確に示すことができ作業性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】その一方向から見た側面図である。
【図3】その他方向から見た側面図である。
【図4】そのA部の分解斜視図である。
【図5】その墨追部材の正面図である。
【図6】その墨追部材の通常位置を示す要部断面図であ
る。
【図7】その墨追部材の回動状態を示す簡略図である。
【図8】従来例の要部分解斜視図である。
【図9】その通常状態の使用状況を示す斜視図である。
【図10】その全体を傾斜した状態の使用状況を示す斜
視図である。
【図11】別の従来例の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ハウジング 1a 取手部 2 丸鋸刃 9 ベース 10 墨追部材 10a 表示部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置により駆動される鋸刃と、外部
    に取手部を形成し内部に駆動装置を収納した本体ハウジ
    ングと、被切断物に当接するように本体ハウジングの所
    定箇所に配設されるものであって鋸刃の切断量を設定す
    るベースと、ベースの端部に設けられるものであって被
    切断物の切断位置を示す表示部を有した墨追部材とを備
    えた切断工具において、前記墨追部材は、ベースに対し
    て回動自在となるようベースの端部に設けられるととも
    に被切断物の当接方向に付勢されてなる切断工具。
JP5238193U 1993-09-28 1993-09-28 切断工具 Pending JPH0720217U (ja)

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JP5238193U JPH0720217U (ja) 1993-09-28 1993-09-28 切断工具

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