JP4144325B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、刃ヘッド部がグリップ部に対して動くことにより肌に密着して毛剃りができるようにした電気かみそりに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、早剃りを性能の向上を目的として、刃ヘッド部に剃り部を設け、刃ヘッド部がグリップ部となる本体に対して動くことにより、肌に密着できるようにした技術は数多く提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−343776号公報
【特許文献2】
特表2002−521104号公報
また特許文献1では、モータと刃ヘッド部を一体として、グリップ部に対して左右回転自在に支持されている。この例では、刃ヘッド部の下部の円弧面がグリップ部の上面の円弧面に沿っており、これらの間の隙間が狭く、この隙間に髭屑やごみが噛み込みやすく、髭屑やごみが噛み込むと掃除がしにくいという問題がある。
【0004】
また特許文献2では刃ヘッド部が水平面で移動自在になるようにグリップ部に装着されたものにおいて、刃ヘッド部に被嵌した外刃ブロックの着脱釦を刃ヘッド部の左右の下端部に設けたものであるが、グリップ部の上端に近接した位置に着脱釦があって、グリップ部の上端が邪魔になって着脱釦の操作がしにくいという問題があり、またグリップ部を持ってヘッド部を水平面で移動させて髭剃りしているとき着脱釦に指が触れるとヘッド部の移動にて着脱釦が操作されて外刃ブロックが誤脱されるおそれがある。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、刃ヘッド部の揺動角度を大きくして刃ヘッド部の剃り部を肌にスムーズに追従させることができ、しかもグリップ部に対して刃ヘッド部を揺動自在にしてもグリップ部と刃ヘッド部との間の髭屑やごみ等の掃き出しが容易にできる電気かみそりを提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の電気かみそりは、毛を切断する刃ヘッド部と、この刃ヘッド部の下方に連結されるグリップ部とからなり、刃ヘッド部は毛が導入される多数の開口を形成した外刃と、外刃の内側に摺接する内刃と、内刃を駆動するモータを備え、刃ヘッド部が左右に揺動し且つ上下動し得るように刃ヘッド部やグリップ部の左右の幅方向の中央部で刃ヘッド部をグリップ部に移動自在に連結し、この連結部の左右の両側で刃ヘッド部とグリップ部との間に空間部を形成し、刃ヘッド部の上下移動量より空間部の上下間隔が広くなるようにしたことを特徴とする。上記のように連結部の左右の両側で刃ヘッド部とグリップ部との間に空間部を形成したことにより、空間部にて刃ヘッド部がグリップ部に対して大きな揺動角度で揺動するため、どのような剃り方をしても刃ヘッド部の剃り部を肌にスムーズに追従させることができ、髭の剃り残しを少なくできる。また上記のようにグリップ部に対する刃ヘッド部の揺動を大きくできることにより、グリップ部の握る向きを変えたりしなくても、肌に沿って追従させることができて髭剃り時に腕に負担を掛けたりすることなく楽にできる。また刃ヘッド部を上下に移動自在にし、刃ヘッド部の上下移動量より空間部の上下間隔が広くなるようにしたことにより、刃ヘッド部が大きく上下に移動して一層肌に対する追従性がよくなり、スムーズに髭剃りができるものであり、また上下に間隔の広い空間部ができることにより刃ヘッド部とグリップ部との間に髭屑やごみが入っても、掃き出して取り除きやすい。
【0008】
【発明の実施の形態】
先ず、図1乃至図9の実施の形態の例に基づいて詳述する。
図1乃至図5に全体の構成を示す。図1に示すように本発明の電気かみそりは、毛を剃る刃ヘッド部としての刃ヘッドブロック1、手で持つグリップ部としてのグリップブロック2と、トリマーとしてのトリマーブロック3とにより構成されており、グリップブロック2の上端付近に刃ヘッドブロック1を支持する部材が配置されている。
【0009】
刃ヘッドブロック1の構成について、図2に基づいて詳述する。刃ヘッドブロック1は、大きくリニアモータよりなるモータ4、内刃5、外刃ブロック6、モータ4を収納保持するヘッドケース7から構成されており、リニアモータよりなるモータ4の左右方向の振動がその先端の駆動子24によって内刃5に伝えられて、内刃5と外刃ブロック6の外刃8とが互いに摺動することにより、外刃8の開口として刃穴に入った髭をカットするようになっている。
【0010】
リニアモータよりなるモータ4はヘッドケース7内に下から挿入され、上から駆動子防水ゴム9とゴム押さえ板10を介してねじ11で固定されている。ヘッドケース7の下からヘッドケース下カバー12が嵌め込まれ、下側からねじ13を螺入することによりヘッドケース7にヘッドケース下カバー12が固定されている。これによりモータ4を内蔵した防水構造の1つの箱体として構成される。モータ4の下側から延びているリード線14は、モータ4を駆動させるためにその先端部がグリップブロック2内の駆動回路15に結合されるものであり、ヘッドケース下カバー12の穴16を通って下側に露出した状態でヘッドケース下カバー12に固定されている。
【0011】
ヘッドケース7の長手方向の両端面には、着脱釦ばね17と着脱釦18が配置され、着脱釦18の係合突起19がヘッドケース7とヘッドケース下カバー12の切欠部20間に挟まれることにより着脱釦18が回転自在に支持され、着脱釦ばね17にて着脱釦18が外側に付勢された状態になっている。ヘッドケース7の上面中央部の穴から突出したモータ4の駆動子24には、スリット駆動杆44、トリマー駆動杆21、内刃押し上げばね22が固定され、その内刃5が上方に付勢された状態で駆動子24に結合している。
【0012】
外刃ブロック6には3つの外刃8が前後方向に並べて装着されている。この外刃8はネット刃8a、スリット刃8b、ネット刃8cで構成されている。これらの外刃8は独立にフロート可能となるように、枠形状の保持部材(図示省略)により保持されている。外刃ブロック6のカバー体60は前カバー体60aと中央カバー体60bと後カバー体60cとで構成され、これらに夫々ネット刃8a、スリット刃8b、ネット刃8cが装着されている。そして前カバー体60aと中央カバー体60bと後カバー体60cが独立して上下動すると共に左右に揺動し得るように結合してあり、ネット刃8a、スリット刃8b、ネット刃8cが夫々自在に動き得るようにしてある。外刃ブロック6の左右方向の両端に設けられた係合穴(図示省略)と、着脱釦18の上部の係合突起23が係合することにより、外刃ブロック6はヘッドケース7に対して着脱自在に保持されている。外刃ブロック6をヘッドケース7に装着した状態で内刃押し上げばね22の力で内刃5がネット刃8a,8cに押し付けられ、ネット刃8a、スリット刃8b、ネット刃8cが前カバー体60a、と中央カバー体60b、後カバー体60cと一緒に上下にフロート自在になっている。
【0013】
次にグリップブロック2について、図1、図4、図5に基づいて詳述する。グリップケース25は前側のグリップケース25aと後側のグリップケース25bとに分割されており、前後のグリップケース25a,25bを結合した状態において、その下側が防水的に密封された箱体を形成している。このように箱体状に組み立てられたグリップケース25内には電池26、駆動回路15、スイッチ釦27と、それらを保持する基台28が固定されている。前後のグリップケース25a,25bを組み立てたとき、その背面部からねじ29により固定される。グリップケース25の箱体状に密封された部分の上面部より上側には、刃ヘッドブロック1を支持する部材が配置されている。
【0014】
次に刃ヘッドブロック1を支持する部位の構成について詳述する。ヘッド支持ブロック30は前後に配置したヘッド支持部材31を連結部32で連結することによりコ字状に形成されている。このヘッド支持部材31の上の先端部には穴33が設けられている。一方、ヘッドケース7の前後面には、夫々2箇所、計4箇所の前後方向に突出する突起部34が設けられている。前後の突起部34は、夫々正面から見た場合に同軸上となる位置に形成されている。ヘッド支持ブロック30は左右に各1個ずつ配置されており、夫々ヘッド支持部材31の上部の穴33がヘッドケース7の突起部34に対して回転自在に嵌合しており、ヘッド支持ブロック30がヘッドケース7を下側から前後に挟み込む状態で結合している。左右に設ける一対のヘッド支持部材31の穴33のうち少なくとも一方の穴33は左右に長い長穴となっており、これによりヘッド支持部材31を後述のようにガイド溝36でガイドしていてもヘッドケース7側が揺動し得るようになっている。
【0015】
前後のグリップケース25a,25bの前後面を上方に延長することで上方に突出する突出面35を設けてあり、突出面35の内側には上下方向にガイド溝36を凹設してある。ヘッド支持ブロック30は前後のグリップケース25a,25bの突出面35間に挟まれるように配置されており、各ヘッド支持ブロック30のヘッド支持部材31をガイド溝36に嵌合することでヘッド支持ブロック30が上下動自在に保持されており、フロートばね37をグリップケース25a,25b上面とヘッド支持ブロック30との間に配置することによりヘッド支持ブロック30が上方にばね付勢されている。このようにヘッド支持ブロック30を装着することにより、刃ヘッドブロック1はグリップケース25に対して、左右に回転自在に且つ、上下動自在に結合される。
【0016】
上記フロートばね37の上端は刃ヘッドブロック1の下面に設けられた係合突起59に係合している。このフロートばね37には前側のフロートばね37aと後側のフロートばね37bがあって、前側と後側とによりフロートばね37の下端の係合する箇所が異なる。後側の2つのフロートばね37bの下端は後側のグリップケース25bの上面に設けられた係合突起38に係合しており、前側のフロートばね37aの下端は図1、図9に示すように前側のグリップケース25aに対して上下動自在にガイドされたフロートばね受け39の係合突起40に係合している。
【0017】
フロートばね受け39の前側には、前方に突出する係合突起41が設けられており、その先端は前側のグリップケース25aの突出面35を通って、前側のグリップケース25aの突出面35の前面に配置した調整ダイアル42の後面に形成されたガイド溝43に係合している。調整ダイアル42を前面に配置した突出面35の後面にはダイアル止め45を配置してあり、ダイアル止め45からねじ46が突出面35を介して調整ダイアル42に螺合されて調整ダイアル42が回転自在に保持されている。フロートばね受け39にはガイド溝47が設けられ、前側のグリップケース25aに設けたガイドリブ48にガイド溝47が上下に摺動自在に嵌合され、フロートばね受け39の上下動以外の動きが規制されて上下動自在になっている。このように構成したことにより、調整ダイアル42の回転がフロートばね受け39の上下動に変換され、フロートばね37aのばね力を調整できるようになっている。
【0018】
モータ4に取り付けられたリード線14はゴムチューブ50に貫通させた状態で、後側のグリップケース25bの上面に設けられたリード線筒穴51に貫通させられ、グリップケース25内の駆動回路15に結合されている。ゴムチューブ50の上端はヘッドケース下カバー12に設けられた下側に突出する筒穴に圧入により係止され、一方ゴムチューブ50の下端は後側のグリップケース25bの上面のリード線筒穴51に係止されている。この結合により、電源となる電池26から、駆動回路15、リード線14を経て、モータ4に結合され、モータ4を駆動できるようになっている。またリード線14は上記のようにヘッドケース7の下面とグリップケース25の上面との間に配線され、左右方向の中央付近にて各ケースと結合しているために、電線の動きを最小限にすることができ、電線のたわみ疲労が低減されて断線などの信頼性低下を防止できると共に刃ヘッドブロック1の動きに対して余計な抵抗力を与えないため、刃ヘッドブロック1の剃り部(外刃8の部分)の追従性を向上できる。
【0019】
ヘッドケース7の前面には前方に突出し、且つその先端が下に突出した略逆L字状の突起片52が形成されている。この突起片52がヘッド係止部材53の係合穴54に貫通させられ、突起片52の下方に突出した部分とヘッドケース7の前面とによりヘッド係止部材53を前後に挟み込んだ状態で、ヘッド係止部材53が前側のグリップケース25aの上方への突出面35の上部に設けられたガイド溝55に下側から嵌め込まれて、ヘッド係止部材53が上下動自在になるように保持される。ヘッド係止部材53の左右に突出した突起部56がガイド溝55の両側の縁部55aに係止することにより互いに前後方向に保持される。
【0020】
トリマーブロック3は後側のグリップケース25bの後側から取り付けフック57によりフック結合され、トリマーブロック3を上方向にスライドすることにより、刃ヘッドブロック1の駆動子24がトリマー駆動杆21と結合し、トリマー刃が駆動されるようになっている。
【0021】
図4、図6、図7、図8に正面からの刃ヘッドブロック1の動作図を示す。肌への押し付けにより、外刃8に外力が加わると、刃ヘッドブロック1全体がその力の大きさ、向きに応じて、動くことが可能となる。すなわち外刃8に与えられた外力は、ヘッドケース7に伝わり、その力がヘッド支持部材31をばね力に抗して押し下げるのである。
【0022】
このとき、刃ヘッドブロック1の回転中心はヘッドケース7から前後方向に突出する突起部34となるが、この位置が刃ヘッドブロック1の上方にある場合には刃ヘッドブロック1の重心より高くなるため、回転による重心移動が上方向となるために、刃ヘッドブロック1の追従性が悪いものとなってしまう。刃ヘッドブロック1の重心はほぼ内蔵されているモータ4の位置により決定されるが、この刃ヘッドブロック1の重心位置より回転中心(揺動中心)が下側に位置するため、刃ヘッド部全体の質量が揺動を助ける力となって働くために、肌への押し付け力を助ける方向の力となって働き、刃ヘッドブロック1の追従性をよくできる。ヘッド支持部材31は前後のグリップケース25a、25bのガイド溝36により前後、左右方向にガイドされているため、刃ヘッドブロック1全体のがたつきがなく、スムーズな刃ヘッドブロック1の動きが可能となる。
【0023】
また図8に示すように、刃ヘッドブロック1は真っ直ぐ下方向に下がることも可能になっている。これにより上下動と左右回転が組み合わさった動きとなり、肌の動きに追従するだけでなく、肌の凹凸を刃ヘッドブロック1の剃り部が乗り越える時の衝撃も吸収でき、肌当りを大きく向上させることができる。
【0024】
また刃ヘッドブロック1は全てグリップケース25の上面よりも上方に位置しているため、刃ヘッドブロック1の回転により干渉する箇所がないため、非常に大きな追従角が得られる。また刃ヘッドブロック1とグリップケース25との間の左右方向の両側には空間部Sが形成されており、この空間部Sは左右方向の端部に行くに従って広がるように構成されており、さらに、刃ヘッドブロック1の左右方向の幅がグリップブロック2の上端部の左右方向の幅より大きく構成されており、これらの構成によっても、刃ヘッドブロック1の回転時にグリップケース25との干渉がなく、大きな追従角を得ることができる。刃ヘッドブロック1は上下に上下動するが、この刃ヘッドブロック1の上下移動量より空間部Sの上下間隔を大きくしてある。
【0025】
またヘッド支持部材31を1つの面(前面や後面)に対して2つ以上設けたために、刃ヘッドブロック1への外力がない状態において、常に刃ヘッドブロック1の傾きを中立に保つことが可能となり、肌に対しての当て角が安定するものである。また左右のヘッド支持部材31のピッチをヘッドケース7の全幅の半分以下としたために、上方に刃ヘッドブロック1を付勢するばね力が回転力に及ぼす力を小さくすることができ、肌への追従性を向上させることができる。
【0026】
また刃ヘッドブロック1の回転方向を前後軸回りとし、グリップケース25の前後面にオーバーラップする突出面35を形成したために、刃ヘッドブロック1の高さが高い場合にもグリップブロック2を握っている手の指が当ったりすることなく、スムーズな刃ヘッドブロック1の動きを実現できる。また突出面35の内面にヘッドケース7の支持を行う支持部を形成したために、刃ヘッドブロック1の回転支持部近辺にてヘッド支持部材31をガイドすることができ、グリップブロック2に対する刃ヘッドブロック1のガタツキ等を抑えることができる。またヘッド支持部材31を前後の両側に設けたために、より確実に刃ヘッドブロック1を支持することができる。また前後のヘッド支持部材31を連結部32で連結して一体にしたために、前後のガタツキなく刃ヘッドブロック1を支持することができる。またヘッド支持部材31とは別に、突出面35とヘッドケース7の前後方向のガイドを行うためのガイド部材としてヘッド係止部材53を設けたために、片側の突出面35に対して前後方向の位置決めを確実に行えるようになり、前後方向のガタツキを低減することができる。
【0027】
またヘッドケース7とグリップケース25を夫々防水構造とし、各ケースを結合する配線としてリード線14の周囲を弾性を有するゴムチューブ50で覆う構成としたことにより、簡単で且つ信頼性の高い防水構造とすることができる。またヘッド支持部材31と、刃ヘッドブロック1の上方付勢のためのばね部材をヘッドケース7とグリップケース25の外側に配置したことにより、可動部分を防水構造の部分の外側とすることができるため、防水の信頼性を向上させることができる。
【0028】
次に図10乃至図16に示す実施の形態の例について述べる。
【0029】
図10乃至図12に示すように電気かみそりは、髭を剃る刃ヘッド部としての刃ヘッドブロック1と、手で握るグリップ部としてのグリップブロック2と、トリマーブロック3とにより構成されており、グリップブロック2内の上端付近に刃ヘッドブロック1を支持する部材が配置されている。グリップブロック2と刃ヘッドブロック1との間にはフロート機構ブロックが形成されている。
【0030】
まず、刃ヘッドブロック1の構成について、図12乃至図14に基づいて詳述する。刃ヘッドブロック1は大きくリニアモータよりなるモータ4と、内刃5と、外刃ブロック6と、モータ4を収納保持するヘッドケース7と、ヘッドケース上カバー62から構成されており、モータ4の左右方向の振動がその先端の駆動子24によって内刃5に伝えられて、内刃5と外刃ブロック6の外刃8とが互いに摺動することにより、外刃8の刃穴に入った髭をカットするものである。モータ4はその下部において、モータ基台61と一体に結合した状態でヘッドケース7内に上側から挿入され、下側から固定ねじ63にて固定されている。
【0031】
ヘッドケース7の上にはヘッドケース上カバー62、駆動子防水ゴム9、ゴム押さえ板10が順に配置され、ゴム押さえ板10からヘッドケース上カバー62を介してヘッドケース7に固定ねじ64が螺合されて固定されている。このように固定ねじ64で固定することにより、モータ4を内蔵した1つの防水構造の箱体として構成されるようになっている。
【0032】
モータ4の下側から延びている電気配線としてのリード線14はモータ4を駆動させるためにその先端部がグリップブロック2内の駆動回路に結合されるものであり、ヘッドケース7の下部に設けた穴を通って下側に露出している。ヘッドケース7の長手方向の両端面には、着脱釦18が着脱釦18内に内包した着脱釦ばね17により外側に付勢された状態で取り付けられている。
【0033】
ヘッドケース上カバー62の上面中央部の穴から突出したモータ4の駆動子24には前後からスリット駆動杆44、トリマー駆動杆21が取り付けられており、駆動子24の中には内刃押し上げばね22がばねストッパー65により保持されており、その上から内刃5が結合されることにより、内刃5が上方に付勢された状態となっている。
【0034】
外刃ブロック6には3つの外刃8としてのネット刃8a、スリット刃8b、ネット刃8cが前後にその順で配置されており、それらはそれぞれが独立にフロート可能になるように外刃ブロック6内の枠形状の保持部材により保持されている。外刃ブロック6内の保持部材の左右方向両端に設けられた係合穴と、着脱釦18の係合突起23が係合することにより、外刃ブロック6はヘッドケース7に対して着脱自在に保持されている。
【0035】
次にグリップブロック2について、図10、図12、図13に基づいて詳述する。グリップブロック2は前後に分割したグリップケース25a,25bを中心に構成されており、前後のグリップケース25a,25bはその間にゴムのリング部材66を挟んで結合されることにより、その内側に防水可能な箱体を形成すると共に、前後壁が上方に延出した突出面35を有している。グリップケース25a,25bで形成された防水構造の箱体内には電池26と回路と、それらを保持するための基台28が配置されている。前後のグリップケース25a,25bは後側のグリップケース25bの背面からグリップケース25bを介してグリップケース25aにねじ29を螺合することにより固定されている。
【0036】
前のグリップケース25a前面にはスイッチ部68を挟み込んだ状態で前面パネル69がフック結合している。前面パネル69の前面の上部にはエラスマーよりなる正面弾性板70がはめ込んで装着してある。後側のグリップケース25bの背面側には後面パネル71が背面側から固定ねじ67により結合されていると共に、トリマーブロック3がフック結合されている。トリマーブロック3は上下方向にスライド自在に取り付けられており、そのスライド上部位置において、トリマーブロック3のトリマー駆動子が刃ヘッドブロック1に設けられたトリマー駆動杆21と結合しトリマーブロック3のトリマー刃が駆動されるようになっている。下部のねじ29の頭部はねじ穴蓋92で隠されるようになっている。
【0037】
ヘッド支持部材31と連結部32とからなるヘッド支持ブロック30はコ字状に形成されており、そのヘッド支持部材31の上先端部には穴33が設けられている。一方ヘッドケース7の前後面には、それぞれ2箇所、計4箇所の前後方向に突出する突起部34が設けられている。前後の突起部34は、それぞれ正面から見て同軸になる位置に形成されている。前記ヘッド支持ブロック30は左右に各1個ずつ配置されており、それぞれの上部の穴33がヘッドケース7の突起部34に対して回転自在に嵌合すると共にヘッドケース7を下側から前後に挟み込む状態に装着してある。ヘッド支持部材31は、前後のグリップケース25a,25bの突出面35に形成されたガイド溝36にはめ込まれることにより、ヘッドケース7が突出面35に挟まれた状態で上下動自在に保持されている。この構成により、刃ヘッドブロック1は、グリップケース25a,25bに対して、図15(b)(c)に示すように左右に回転自在且つ上下動自在に結合されるものである。
【0038】
ヘッドケース7の前面にはがた止め部材73が配設されており、がた止め部材73の前側上端部に設けられて左右に突出する突片73aがグリップケース25の開口部74を介してグリップケース25aの壁を挟み込み、ヘッドケース7が前後方向にがたつかないように保持される。またがた止め部材73の後面下部には下側に延出する突起部73cが形成されており、後のグリップケース25bの内面に突起部73cが沿わせられており、ヘッドケース7が前後にがたつかないようにされている。
【0039】
次に、ヘッド支持ブロック30を付勢するばねブロック75について説明する。ばねブロック75は各ヘッド支持ブロック75に対応して左右に2つ設けられており、1つのばねブロック75にはコイルばね76と板ばね77が上下のばね受け部材78,79により保持されている。コイルばね76は上下のばね受け部材78,79に設けられた突起80で保持されている。板ばね77は略U字型に形成されており、その一片の穴部81が上側のばね受け材78の突起部を溶着することにより固定されている。下側のばね受け部材79にはコイルばね76を挟む位置に2箇所の突出片82を有しており、その先端のフック83が上側のばね受け部材78に設けた穴84に係合することによりばねブロック75を組み立ててある。このばねブロック75がヘッド支持ブロック30を上方に押し上げるようにグリップケース25a,25bの上部に配置してある。
【0040】
またヘッド支持ブロック30が左右に2つ設けられていることの機能は以下の通りである。肌面と異なる角度に刃ヘッドブロック1のヘッド面が押し当てられた場合、ヘッド面の両端部のうち一方が肌に当り、刃ヘッドブロック1を下に下げようとする力が発生する。このときは刃ヘッドブロック1の回転の支点は、肌が当った側と反対側のヘッド支持部材31と嵌合している軸(突起部34)となるために力点との距離が大きくなり、刃ヘッドブロック1を回転させるための力が大きくなる。よって肌に接して沿う状態まで刃ヘッドブロック1が軽い力で回転するために肌と外刃8とが密着して、より剃り残しのない電気かみそりを提供できる。
【0041】
後側のグリップケース25bの片側側面部には扇型の平面部85と穴86が形成されており、グリップケース25b内に配置したレバー軸86の一端が穴86に挿通されており、穴86の外側に配置したレバー操作子87がレバー軸86の一端に係合させて装着されている。このとき、レバー軸86とレバー操作子87とを別部材として係合させる構造とすることにより、レバー軸86の挿通を簡単にすることができ、レバー操作子87を後側のグリップケース25bの平面部85に配置できる。レバー軸86は突出部88を具備しており、レバー操作子87を操作することによりレバー軸86が回転し、突出部88の先端高さが変化してばね受け部材78の下面や板ばね77の受け面に作用し、刃ヘッドブロック1の支持特性であるフロート量、フロート力の切り替えを行うようになっている。
【0042】
またレバー軸86の長手方向の中央付近には先端に球形状を有する突出部89が形成されており、クリック部材90と係合することにより、レバー軸86の回転位置を位置決めすることが可能になっている。レバー軸86は前のグリップケース25aと後のグリップケース25bが結合される際、クリック部材90及び下側のばね受け部材79と後のグリップケース25bとに挟み込んで回転自在に固定される。
【0043】
モータ4からヘッドケース7の底面の穴を通って下方に延出するリード線14は防水を維持するゴムチューブ50に挿通した後にグリップケース25aの上面に設けられた穴を通ってグリップケース25a,25b内の回路に結線される。
【0044】
上記の図10乃至図16に示す例で電気かみそりでも、刃ヘッドブロック1とグリップケース25との間の左右方向の両側には空間部Sが形成されており、この空間部Sは左右方向の端部に行くに従って広がるように構成されている。刃ヘッドブロック1は上下に上下動するが、この刃ヘッドブロック1の上下移動量より空間部Sの上下間隔を大きくしてある。
【0045】
次に図17乃至図20に参考例を示す。この参考例は、上記した本発明の実施形態と基本的に同じであり、異なる点だけ主に述べる。上記した本発明では刃ヘッド部である刃ヘッドブロック1が左右に回動して揺動すると共に上下動するようになっているが、この参考例は刃ヘッドブロック1が上下動せずに左右に揺動するようになっている。ヘッドケース7の前面の突起部34間の中間部分にボス91を突設してあり、前のグリップケース25aの突出面35の開口部74の上に設けた軸穴92にボス91を回転自在に嵌合してあり、ボス91に固定ねじ93を螺合して固定してある。また上記例ではヘッド支持部材31の上端の穴33に突起部34を回転自在に連結したが、本例ではヘッド支持部材31の上端面を突起部34に当接してあるだけである。
【0046】
この場合、グリップブロック2に対して刃ヘッドブロック1が図18のようにボス91を中心に揺動する。また参考例の場合も、刃ヘッドブロック1とグリップブロック2との間の左右方向の両側には空間部Sが形成されており、この空間部Sは左右方向の端部に行くに従って広がるように構成されている。
【0047】
次に上記図1乃至図16に示す実施形態及び図17乃至図20に示す参考例の電気かみそりの刃ヘッドブロック1とグリップブロック2との間の両側に空間部Sを形成した作用についてさらに述べる。上記のように刃ヘッドブロック1とグリップブロック2との間の両側に空間部Sを設けると共にこの空間部Sが左右方向に広がるようにテーパーを持たせたことにより、グリップブロック2に対して刃ヘッドブロック1を揺動させるとき、刃ヘッドブロック1の揺動角度を大きくできる。
【0048】
また上記電気かみそりはグリップブロック2に対して刃ヘッドブロック1が揺動するためこれらの間に髭屑やごみが入りおそれがあるが、髭屑やごみが入っても左右の空間部Sに入る。空間部Sに髭屑やごみが入っても図21(a)(b)に示すように掃除具94のブラシ94aを空間部Sに挿入してブラシ94aで髭屑やごみを掃き出すことで容易に掃除ができる。
【0049】
また刃ヘッドブロック1のヘッドヘース7の両側には外刃ブロック6を着脱するための着脱釦18が装着されており、この着脱釦18を操作することにより外刃ブロック6の着脱ができるようになっている。この着脱釦18は図22乃至図24に示すように着脱釦18の下部を回動中心(回動軸)に回動し得るようになっており、着脱釦18の上部の操作部18aが外方に離れるように着脱釦18とヘッドケース7との間に着脱釦ばね17を介装してある。着脱釦18の上端には係合突起23を設けてあり、着脱釦18の操作部18aの押圧操作により係合突起23が外刃ブロック1の係合穴に係合したり係合が外れたりするようになっている。図23に示す状態は操作部18aを押されておらず、係合突起23が係合穴に係合する状態であり、図24は操作部18aを押して係合突起23を内側に引っ込ませて係合を外すようにした状態である。
【0050】
ところで、外刃ブロック6を外す場合、図25に示すように手の平と中指、薬指、小指でグリップブロック2を握った状態で親指と人差し指とで両側の着脱釦18の操作部18aを矢印Aのように押すのであるが、刃ヘッドブロック1の両側の下方に空間部Sがあるために操作部18aに指を当てやすく、外刃ブロック6を外す操作がしやすい。
【0051】
また本発明はグリップブロック2に対して刃ヘッドブロック1が揺動する構造であるが、刃ヘッドブロック1が揺動しないように刃ヘッドブロック1を支えて使用する場合、図26に示すように手の平と中指、薬指、小指でグリップブロック2を握った状態で親指と人差し指で刃ヘッドブロック1が揺動しないように支える。このとき、両側に空間部Sがあるためにこの空間部Sに親指と人差し指を入れることができ、刃ヘッドブロック1が揺動しないようにさえるとき着脱釦18に指が当っても着脱釦18の回動軸付近に当るだけで操作部18aに当ることなく、操作部18a誤って押すことで外刃ブロック6が誤脱するおそれがない。
【0052】
なお、上記実施の形態の例では外刃8に対して内刃5が左右に摺動するように内刃5を摺接させると共に内刃5をモータ4で左右に往復駆動する往復式の刃を刃ヘッド部としての刃ヘッドブロック1に設けた例について述べたが、内刃5が回転駆動されるロータリー式の刃を刃ヘッドブロック1に設けたものでも同様に実施できる。
【0053】
【発明の効果】
本発明の請求項1の発明は、刃ヘッド部が左右に揺動し且つ上下動し得るように刃ヘッド部やグリップ部の左右の幅方向の中央部で刃ヘッド部をグリップ部に揺動自在に連結し、この連結部の左右の両側で刃ヘッド部とグリップ部との間に空間部を形成し、刃ヘッド部の上下移動量より空間部の上下間隔が広くなるようにしたので、空間部にて刃ヘッド部がグリップ部に対して大きな揺動角度で揺動するため、どのような剃り方をしても刃ヘッド部の剃り部を肌にスムーズに追従させることができ、髭の剃り残しを少なくできるものであり、また上記のようにグリップ部に対する刃ヘッド部の揺動を大きくできることにより、グリップ部の握る向きを変えたりしなくても、肌に沿って追従させることができて髭剃り時に腕に負担を掛けたりすることなく楽にできるものであり、さらに刃ヘッド部を上下に移動自在にし、刃ヘッド部の上下移動量より空間部の上下間隔が広くなるようにしたことにより、刃ヘッド部が大きく上下に移動して一層肌に対する追従性がよくなり、スムーズに髭剃りができるものであり、さらにまた上下に間隔の広い空間部ができることにより刃ヘッド部とグリップ部との間に髭屑やごみが入っても、外に向けて拡大する空間部のために掃き出して取り除きやすいものである。
【0055】
本発明の請求項3の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかにおいて、外刃を有する外刃ブロックを刃ヘッド部に被嵌すると共に外刃ブロックの着脱を操作する着脱釦を刃ヘッド部の両側の下部に設けたので、空間部の上の側面に着脱釦が位置することになり、空間部の存在にて着脱釦に指を当てやすくなり、外刃ブロックを外すときの操作がしやすいものである。
【0056】
本発明の請求項4の発明は、請求項3において、着脱釦の操作をする操作部を外刃側に位置させると共に着脱釦の回動中心を空間部側に位置させたので、刃ヘッド部の両側の下部に指を当てて刃ヘッド部が揺動しないように支えるとき、指を空間部に入れて刃ヘッド部を支えることができ、このとき着脱釦の回動軸付近に指が当っても操作部に当ることがなく、外刃ブロックが誤って脱落するおそれがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態一例の全体の分解斜視図である。
【図2】同上の刃ヘッドブロックの分解斜視図である。
【図3】同上の正面図である。
【図4】同上の正面から見た断面図である。
【図5】図4の刃ヘッドブロックも破断した断面図である。
【図6】同上の動作状態を説明する正面図である。
【図7】同上の動作状態を説明する正面図である。
【図8】同上の動作状態を説明する正面図である。
【図9】同上のグリップブロックの一部の分解斜視図である。
【図10】同上の他の例の全体を示す一部分解斜視図である。
【図11】同上の正面図である。
【図12】同上の全体の分解斜視図である。
【図13】図12とは異なる方向から見た分解斜視図である。
【図14】同上の刃ヘッドブロックの分解斜視図である。
【図15】(a)は図11の一部省略断面図、(b)は(a)の状態から刃ヘッドブロックが傾動した状態の一部省略断面図、(c)は(a)の状態から刃ヘッドブロックが下降した状態の一部省略断面図である。
【図16】同上のばねブロックの分解斜視図である。
【図17】参考例を示し、(a)は一部切欠正面図、(b)は(a)のX−X線断面図、(c)は正面から見た断面図、(d)は(b)のY部拡大断面図である。
【図18】同上の揺動状態を示し、(a)は正面図、(b)は一部省略正面図、(c)は正面から見た断面図である。
【図19】同上の分解斜視図である。
【図20】図18の前のグリップケースの他の方向から見た斜視図である。
【図21】(a)(b)は髭屑やごみを掃き出している状態を説明する正面図である。
【図22】同上のヘッドケースに着脱釦を装着した状態の斜視図である。
【図23】同上の着脱釦の係合突起の係合しているときの状態で、(a)は正面図、(b)は正面から見た断面図、(c)は要部拡大断面図である。
【図24】同上の着脱釦の係合突起の係合を外したときの状態で、(a)は正面図、(b)は正面から見た断面図、(c)は要部拡大断面図である。
【図25】同上の外刃ブロックを外す操作をしている状態の正面図である。
【図26】同上の刃ヘッドブロックが揺動しないように支えている状態を示す正面図である。
【符号の説明】
S 空間部
1 刃ヘッドブロック
2 グリップブロック
4 モータ
5 内刃
6 外刃ブロック
7 ヘッドケース
8 外刃

Claims (4)

  1. 毛を切断する刃ヘッド部と、この刃ヘッド部の下方に連結されるグリップ部とからなり、刃ヘッド部は毛が導入される多数の開口を形成した外刃と、外刃の内側に摺接する内刃と、内刃を駆動するモータを備え、刃ヘッド部が左右に揺動し且つ上下動し得るように刃ヘッド部やグリップ部の左右の幅方向の中央部で刃ヘッド部をグリップ部に移動自在に連結し、この連結部の左右の両側で刃ヘッド部とグリップ部との間に空間部を形成し、刃ヘッド部の上下移動量より空間部の上下間隔が広くなるようにしたことを特徴とする電気かみそり。
  2. 外刃に対して内刃が左右に摺動するように内刃を摺接させると共に内刃をモータにて左右に往復駆動する往復式としたことを特徴とする請求項1記載の電気かみそり。
  3. 外刃を有する外刃ブロックを刃ヘッド部に被嵌すると共に外刃ブロックの着脱を操作する着脱釦を刃ヘッド部の両側の下部に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電気かみそり。
  4. 着脱釦の操作をする操作部を外刃側に位置させると共に着脱釦の回動中心を空間部側に位置させたことを特徴とする請求項3記載の電気かみそり。
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