JPH07201719A - 熱処理装置及び熱処理方法 - Google Patents

熱処理装置及び熱処理方法

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JPH07201719A
JPH07201719A JP35299693A JP35299693A JPH07201719A JP H07201719 A JPH07201719 A JP H07201719A JP 35299693 A JP35299693 A JP 35299693A JP 35299693 A JP35299693 A JP 35299693A JP H07201719 A JPH07201719 A JP H07201719A
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elevating
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被処理体の表裏両面から熱処理することがで
きるとともに、急速に温度を昇降させて熱処理時間の短
縮が可能となり、スループットの向上を図ることができ
る。 【構成】 ウェハWを載置しこのウェハWの温度を制御
する熱処理装置において、ウェハWを載置する載置台6
1と、この載置台61の上面に突出してウェハWを支持
する支持ピン63と、載置台61と対向する位置にウェ
ハWの温度を高速に昇降させる上蓋65とを配置して、
載置台61及び上蓋65を独立に温度制御可能に設ける
とともに、支持ピン63によりウェハWを、載置台61
及び上蓋65のいずれか一方に対して進退可能に形成し
て、ウェハWと載置台61及び上蓋65との間隔を調節
可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱処理装置及び熱処
理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスの製造工程にお
いて、フォトリソグラフィー技術を用いて回路パターン
を縮小してフォトレジストに転写し、これを露光処理し
た後に現像処理している。
【0003】このような処理を行う場合、被処理体とし
ての半導体ウエハを搬入、搬出するインターフェイス部
を介して塗布現像装置と露光装置とを接続してなる処理
システムが使用されている。この処理システムにおい
て、半導体ウエハは、塗布現像装置において、表面への
レジストの密着性を良くするために疎水化処理された
後、所定温度に冷却され、その後、レジスト塗布された
後に加熱処理される。そして、半導体ウエハはインター
フェイス部に搬送されて露光装置に受け渡され、露光処
理された後、再び塗布現像装置に搬送されて現像処理が
施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の処理シ
ステムにおいて冷却処理及び加熱処理を行う熱処理装置
は、被処理体である半導体ウェハの温度を制御するに当
たり、所望の温度に設定制御された熱板、或いは冷板に
半導体ウェハを近接保持することにより、ウェハの温度
を暫定的に熱板温度或いは冷板温度に近づけていた。し
かしながら、この方法では輻射及び対流による熱伝導で
あるが故に、半導体ウェハの温度が所望の温度に到達す
るのに長時間を要するという問題があった。
【0005】本発明はこのような事情のもとになされた
ものであり、その目的は被処理体の表裏両面から熱処理
することができるとともに、急速に温度を昇降させて熱
処理時間の短縮が可能となり、スループットの向上を図
ることができる熱処理装置と熱処理方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被処
理体を載置しこの被処理体の温度を制御する熱処理装置
において、被処理体を載置する載置台に設けられた温度
昇降手段と、この温度昇降手段の上面に突出して被処理
体を支持する支持手段と、前記温度昇降手段と対向する
位置に被処理体の温度を高速に昇降させる温度昇降加速
手段とを配置して、前記温度昇降手段及び温度昇降加速
手段を、独立に温度制御可能に設けるとともに、前記支
持手段により被処理体を、前記温度昇降手段及び温度昇
降加速手段のいずれか一方に対して進退可能に形成し
て、被処理体と前記温度昇降手段及び温度昇降加速手段
との間隔を調節可能にしたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、被処理体を載置しこの
被処理体の温度を制御する熱処理装置において、被処理
体を載置する載置台に設けられた温度昇降手段と、前記
温度昇降手段と対向する位置に被処理体の温度を高速に
昇降させる温度昇降加速手段との間に密封空間を形成
し、この密封空間の外周部に環状排気通路を形成すると
共に、この環状排気空間に設けた排気口を介して排気す
ることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、被処理体を載置し、こ
の被処理体の温度を制御する熱処理装置において、被処
理体を載置する載置台に設けられた温度昇降手段と、こ
の温度昇降手段の上面に突出して被処理体を支持する支
持手段と、前記温度昇降手段と対向する位置に被処理体
の温度を高速に昇降させる温度昇降加速手段とを配置し
て、前記支持手段にて支持される被処理体の温度を検出
する温度検出手段と、この温度検出手段からの信号に基
いて被処理体の温度が所定温度になった際に、前記支持
手段の駆動部に信号を伝達する制御手段とを具備してな
ることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、被処理体を載置し、こ
の被処理体の温度を制御する熱処理装置において、加熱
処理された被処理体を載置し冷却する載置台に設けられ
た冷却手段と、この冷却手段の上面に突出して被処理体
を支持する支持手段と、前記冷却手段と対向する位置に
被処理体の温度を高速に冷却させる冷却加速手段とを配
置して、前記冷却手段及び冷却加速手段を、独立に温度
制御可能に設けるとともに、前記支持手段により被処理
体を前記冷却手段及び冷却加速手段のいずれか一方に対
して進退可能に形成して、被処理体と前記冷却手段及び
冷却加速手段との間隔を調節可能にしたことを特徴とす
る。
【0010】請求項5の発明は、被処理体を載置し、こ
の被処理体の温度を制御するに際し、被処理体を載置す
る載置台に設けられた温度昇降手段と、この温度昇降手
段の上面に突出して被処理体を支持する支持手段と、前
記温度昇降手段と対向する位置に被処理体の温度を高速
に昇降させる温度昇降加速手段とを配置して、前記温度
昇降手段及び温度昇降加速手段を、独立に温度制御する
とともに、前記支持手段により被処理体を、前記温度昇
降手段及び温度昇降加速手段のいずれか一方に対して進
退可能に形成して、被処理体と前記温度昇降手段及び温
度昇降加速手段との間隔を調節することを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1及び請求項5の発明では、被処理体を
載置する載置台に設けられた所望の温度に設定された温
度昇降手段と、この温度昇降手段と対向する位置に被処
理体の温度を高速に昇降させる目的で、被処理体の温度
を下げる場合は所望の温度よりやや低く、被処理体の温
度を上げる場合には所望の温度よりやや高く設定された
温度昇降加速手段とを配置している。温度昇降手段及び
温度昇降加速手段は、独立に温度制御可能で、温度昇降
手段の上面に突出して被処理体を支持する支持手段によ
り、被処理体を温度昇降加速手段に近接させて急速に温
度を昇降させ、所望の温度に近づいたら被処理体を温度
昇降加速手段より遠ざけて、温度昇降手段に近接させて
緩やかに温度を変化させ、所望の温度にできる。
【0012】また請求項2の発明では、温度昇降手段と
温度昇降加速手段との間に密封空間を形成し、この密封
空間の外周部に環状排気通路を形成すると共に、この環
状排気空間に設けた排気口を介して排気することによ
り、被処理体面の冷却或いは加熱処理を均一にすること
ができ、被処理体表面の膜厚等を均一に処理することが
できる。
【0013】また請求項3の発明によれば、温度昇降手
段と温度昇降加速手段との間で支持手段上の被処理体の
温度を検出する温度検出手段を備えていることにより、
この温度検出手段からの信号に基いて、温度昇降加速手
段に近接している被処理体の温度が予め設定されていた
温度になった際に、支持手段の駆動部に信号を伝達する
制御手段により駆動部を動作させる。そして被処理体を
温度昇降手段に近接させ、緩やかに被処理体の温度を予
め設定されていた所望の温度に最適条件下で温度制御を
行うことができる。
【0014】請求項4の発明では、被処理体を載置し冷
却する載置台に設けられ、所望の温度に設定された冷却
手段と、この冷却手段と対向する位置に被処理体の温度
を高速に冷却させる目的で、被処理体の所望の温度より
やや低く設定された冷却加速手段とを配置している。冷
却手段及び冷却加速手段は、独立に温度制御可能で、冷
却手段の上面に突出して被処理体を支持する支持手段に
より、被処理体を冷却加速手段に近接させて急速に温度
を冷却させ、所望の温度に近づいたら被処理体を冷却加
速手段より遠ざけて、冷却手段に近接させて緩やかに温
度を変化させ、所望の温度にすることができる。
【0015】
【実施例】このような処理を行う場合、図1に示す処理
システムが使用されている。この処理システムは、被処
理体としての半導体ウエハW(以下にウエハという)を
搬入・搬出するローダ部40と、ウエハWをブラシ洗浄
するブラシ洗浄装置42と、ウエハWを高圧ジェット水
で洗浄するジェット水洗浄装置44と、ウエハWの表面
を疎水化処理するアドヒージョン処理装置46と、ウエ
ハWを所定温度に冷却する冷却処理装置48と、ウエハ
Wの表面にレジストを塗布するレジスト塗布装置50
と、レジスト塗布の前後でウエハWを加熱してプリベー
ク又はポストベークを行う加熱処理装置52及びウエハ
Wを現像処理する現像装置54等を一体的に集合化して
作業効率の向上を図っている。
【0016】上記のように構成される処理システムの中
央部には、長手方向に沿ってウエハ搬送路56が設けら
れ、このウエハ搬送路56に各装置40〜54が正面を
向けて配設され、ウエハ搬送体58が各装置40〜54
とウエハWの受け渡しを行うためにウエハ搬送路56上
を移動し得るようになっている。
【0017】ウエハWは、アドヒージョン処理装置46
で疎水化処理された後に冷却処理装置48で所定温度に
冷却される他、レジスト塗布装置50でレジストを塗布
した後に加熱処理装置52で加熱処理され、その後に冷
却処理装置48で所定温度に冷却される。また、レジス
ト塗布装置50で表面上にレジストが塗布された後に加
熱処理装置52で加熱されたウエハWは、冷却処理装置
48で冷却された後、図示しないインターフェイス部か
ら図示しない露光装置に搬送されて露光処理される。そ
して、露光処理されたウエハWは、再び図示しないイン
ターフェイス部を介して塗布現像装置に搬送され、現像
装置54にて現像処理される。
【0018】図2はこの発明の熱処理装置の概略説明
図、図3は熱処理装置の概略斜視図、図4は熱処理装置
の一部を断面で示す平面図、図5は一部を断面で示す側
面図が示されている。第一実施例はこの発明の熱処理装
置を上記処理システムの冷却処理装置48に適用した場
合である。
【0019】上記冷却処理装置48は、図2に示すよう
に、ウエハWを載置して冷却する冷却手段(温度昇降手
段)としての載置台61と、この載置台61に設けられ
た貫通孔62内を貫通すると共に載置台61の上面に出
没可能に構成され、突出してウエハWを上端で支持し載
置台61から離間可能に構成する複数、例えば3本の支
持ピン63と、ウエハWに関して載置台61と対向する
上方位置に、冷却加速手段(温度昇降加速手段)として
の上蓋65とで主要部が構成されている。
【0020】この場合、載置台61と上蓋65の内部に
は冷却水の供給通路67が設けられており、この供給通
路67に配管68を介して冷却水供給源69が接続され
ている。また、支持ピン63は昇降シリンダ71(駆動
部)に連結されて上下動する昇降板72上に立設されて
おり、昇降シリンダ71の駆動によって上下動する昇降
板72と共に上下動して載置台61の上面に出没し得る
ようになっている。このように構成される支持ピン63
は、載置台61上に突出した状態でウエハWを支持する
ことができ、ウエハWは支持ピン63が下降して載置台
61の貫通孔62内に収納した状態では載置台61上に
突出する複数、例えば3本のプロキシミティピン73上
に支持される。この際、ウエハWと載置台61上面との
間隔は約0.3mmである。
【0021】また、載置台61と上蓋65との間の処理
空間は外気と遮断された密封空間75となっており、こ
の密封空間75の外周部には環状排気通路77が設けら
れている。そして、図6に示すように環状排気通路77
の4個所には排気口78が設けられており、排気口78
に排気管79を介して排気ダクト80が接続され、排気
ダクト80に連通された図示しない真空ポンプ(排気装
置)の駆動によって密封空間75内を排気できるように
なっている。
【0022】なお、密封空間75内には例えば窒素(N
2)ガス等のパージガスの供給管81が挿入されてお
り、この供給管81からパージガスとしてのN2ガスが
供給されるようになっている。このように、N2ガス又
は空気を定流量吐出することにより、密封空間75内の
気流を層流化し、ウエハWに与える熱影響を低減させる
ことができる。また、N2ガス又は空気量と排気量との
バランスを変化させ、ウエハWに与える熱影響の一番小
さい条件を作り、その条件下で吐出・排気を行うことが
できる。
【0023】一方、上蓋65の内側面の少なくとも一か
所には、温度検出手段としてセンサ83が取付けられて
おり、このセンサ83によって上記支持ピン63にて支
持されるウエハWの表面の温度を検出し得るようになっ
ている。このセンサ83としては例えば、ウエハW表面
から放射される赤外光等の放射量を測定することによっ
て温度を検出する放射温度計が使用される。なおセンサ
83は必ずしも上蓋65の内側面に取付ける必要はな
く、載置台61側に取付けるようにしてもよい。例え
ば、ウエハWの周辺下方に配置し、ウエハWの裏面側か
ら温度を測定するようにしてもよい。
【0024】このように構成されるセンサ83によって
検出される測定値は検出信号として制御手段である中央
演算処理装置(以下CPUという)85に伝達され、こ
のCPU85にて予め記憶されたデータと比較演算処理
された制御信号が上記支持ピン63の駆動部の昇降シリ
ンダ71及びウェハ搬送体58の搬送機構駆動部87に
伝達されるようになっている。
【0025】次に、上記冷却処理装置48の動作態様に
ついて説明する。まず、加熱処理装置52で約90℃以
上の温度で加熱処理されたウエハWは、ウエハ搬送体5
8によって加熱処理装置52から取出された後、冷却処
理装置48に搬送されて載置台61上に突出している支
持ピン63にて支持される。ウエハ搬送体58は支持ピ
ン63にウエハWを受渡した後、冷却処理装置48から
後退する。支持ピン63にて支持されたウエハWは密封
空間75内において空気、あるいは供給管81から供給
されるN2ガス雰囲気下に晒されている。
【0026】そして支持ピン63にて支持されたウエハ
Wは、昇降シリンダ71が伸長動作を行うことによっ
て、冷却加速手段(温度昇降加速手段)である上蓋65
に近接する。この際上蓋65は冷却水供給源69から供
給される冷却水が、供給通路67を流れることによっ
て、CPU85によって予め設定されていた温度、即ち
所望の温度よりやや低い温度、例えば15℃に保たれて
いる。
【0027】この状態で、ウエハWは急速に冷却され、
ウエハWの温度は温度センサ83によって間欠的あるい
は連続的に検出され、ウエハWの温度が例えば30℃ま
で降温すると、CPU85から下降開始可の制御信号が
昇降シリンダ71に伝達されて昇降シリンダ71が収縮
動作し、昇降シリンダ71の収縮動作に伴って昇降板7
2と共に支持ピン63が下降して貫通孔62内に収納し
てウエハWを載置台61上すなわちプロキシミティピン
73上に載置する。
【0028】載置台61上に載置されたウエハWは載置
台61に設けられた供給通路67に供給される冷却水に
よって所望の温度(具体的には23℃)まで緩やかに冷
却される。ウエハWが所望の温度まで冷却されると、昇
降シリンダ71が伸長動作して支持ピン63を上昇させ
て載置台61上に突出してウエハWを支持する。この状
態でウエハ搬送体58が冷却処理装置48内に進入して
ウエハWを受取った後、ウエハWを冷却処理装置48か
ら取出して次の処理工程に搬送する。
【0029】ここで所望の温度とは、露光装置が要求す
る温度であり例えば23℃である。現在のように微細加
工がすすむと、露光時におけるウェハWの温度精度は厳
密に要求される一方で、生産性の効率の点においても処
理時間の短縮も要求されている。図7に従来の冷却手段
(温度昇降手段)による時間と温度の関係を示すグラフ
を、図8に本発明の冷却手段(温度昇降手段)と冷却加
速手段(温度昇降加速手段)による時間と温度の関係を
示すグラフを示す。グラフで明らかなようにウェハWの
温度を高速に冷却(昇降)させる目的で配置した冷却加
速手段(温度昇降加速手段)により、急速に温度を冷却
(昇降)させて熱処理時間の短縮が可能となり、スルー
プットの向上を図ることができる。
【0030】第二実施例は、この発明の熱処理装置を図
1に示した半導体ウエハの塗布現像装置に使用される加
熱処理装置52に適用した場合である。上記加熱処理装
置52は、第一実施例と同様に図2に示すように、ウエ
ハWを載置して加熱する加熱手段(温度昇降手段)とし
ての載置台61と、この載置台61に設けられた貫通孔
62内を貫通すると共に載置台61の上面に出没可能に
構成され、突出してウエハWを上端で支持し載置台61
から離間可能に構成する複数、例えば3本の支持ピン6
3と、ウエハWに関して載置台61と対向する上方位置
に、加熱加速手段(温度昇降加速手段)としての上蓋6
5とで主要部が構成されている。
【0031】この場合、載置台61と上蓋65の内部に
はヒータ91が設けられており、このヒーター91に導
線92を介してヒーター電源93が接続されている。ま
た、支持ピン63は昇降シリンダ71(駆動部)に連結
されて上下動する昇降板72上に立設されており、昇降
シリンダ71の駆動によって上下動する昇降板72と共
に上下動して載置台61の上面に出没し得るようになっ
ている。このように構成される支持ピン63は、載置台
61上に突出した状態でウエハWを支持することがで
き、ウエハWは支持ピン63が下降して載置台61の貫
通孔62内に収納した状態では載置台61上に突出する
複数、例えば3本のプロキシミティピン73上に支持さ
れる。この際、ウエハWと載置台61上面との間隔は約
0.3mmである。
【0032】また、載置台61と上蓋65との間の処理
空間は外気と遮断された密封空間75となっており、こ
の密封空間75の外周部には環状排気通路77が設けら
れている。そして、図6に示すように環状排気通路77
の4個所には排気口78が設けられており、排気口78
に排気管79を介して排気ダクト80が接続され、排気
ダクト80に連通された図示しない真空ポンプ(排気装
置)の駆動によって密封空間75内を排気できるように
なっている。
【0033】なお、密封空間75内には例えば窒素(N
2)ガス等のパージガスの供給管81が挿入されてお
り、この供給管81からパージガスとしてのN2ガスが
供給されるようになっている。このように、N2ガス又
は空気を定流量吐出することにより、密封空間75内の
気流を層流化し、ウエハWに与える熱影響を低減させる
ことができる。また、N2ガス又は空気量と排気量との
バランスを変化させ、ウエハWに与える熱影響の一番小
さい条件を作り、その条件下で吐出・排気を行うことが
できる。
【0034】一方、上蓋65の内側面の少なくとも一か
所には、温度検出手段としてセンサ83が取付けられて
おり、このセンサ83によって上記支持ピン63にて支
持されるウエハWの表面の温度を検出し得るようになっ
ている。このセンサ83としては例えば、ウエハW表面
から放射される赤外光等の放射量を測定することによっ
て温度を検出する放射温度計が使用される。なおセンサ
83は必ずしも上蓋65の内側面に取付ける必要はな
く、載置台61側に取付けるようにしてもよい。例え
ば、ウエハWの周辺下方に配置し、ウエハWの裏面側か
ら温度を測定するようにしてもよい。
【0035】このように構成されるセンサ83によって
検出される測定値は検出信号として制御手段である中央
演算処理装置(以下CPUという)85に伝達され、こ
のCPU85にて予め記憶されたデータと比較演算処理
された制御信号が上記支持ピン63の駆動部の昇降シリ
ンダ71及びウェハ搬送体58の搬送機構駆動部87に
伝達されるようになっている。
【0036】次に、上記のように構成されるこの発明の
熱処理装置の動作態様について説明する。ここでは、レ
ジスト塗布後のウエハWの熱処理(プリベーキング)に
ついて説明する。
【0037】まず、レジスト塗布後のウエハWをウエハ
搬送体58にて保持して、開口部52Aを経由してウエ
ハWを載置台61の上方の定位置へ搬送すると、支持ピ
ン63が上昇してウエハWをその先端部で支持して受取
り、ウエハ搬送体58が後退した後、開口部52Aが閉
じられてウエハWは密封空間75(処理空間)内の載置
台61上に配置される。この状態で供給管81からパー
ジガスが密封空間75内に供給されて密封空間75内が
N2ガスで置換された後、予め所定の処理温度に駆動調
整された載置台61及び上蓋65のヒーター91からの
熱によってウエハWの表裏面が急速に加熱処理される。
【0038】または第一実施例と同様な、厳密な温度制
御が必要とされる動作態様をさせる場合は、支持ピン6
3にて支持されたウエハWは、昇降シリンダ71が伸長
動作を行うことによって、加熱加速手段(温度昇降加速
手段)である上蓋65に近接する。この際上蓋65はヒ
ーター91が発熱することによって、CPU85によっ
て予め設定されていた温度、即ち所定の温度よりやや高
い温度に保たれている。なお所定の温度は任意に設定及
び変更できる。
【0039】この状態で、ウエハWは急速に加熱され、
ウエハWの温度は温度センサ83によって間欠的あるい
は連続的に検出され、ウエハWの温度が所定の温度近傍
まで昇温すると、CPU85から下降開始可の制御信号
が昇降シリンダ71に伝達されて昇降シリンダ71が収
縮動作し、昇降シリンダ71の収縮動作に伴って昇降板
72と共に支持ピン63が下降して貫通孔62内に収納
してウエハWを載置台61上すなわちプロキシミティピ
ン73上に載置する。
【0040】載置台61上に載置されたウエハWは載置
台61に設けられたヒーター91が発熱することによっ
て所定の温度まで緩やかに冷却される。ウエハWが所定
の温度まで加熱されると、昇降シリンダ71が伸長動作
して支持ピン63を上昇させて載置台61上に突出して
ウエハWを支持する。この状態でウエハ搬送体58が加
熱処理装置52内に進入してウエハWを受取った後、ウ
エハWを加熱処理装置52から取出して次の処理工程に
搬送する。
【0041】加熱処理の際、排気ダクト80に介設され
た図示しない真空ポンプが作動するので、密封空間75
内の加熱処理に供された空気は、環状排気通路77に向
って均一に排気され、環状排気通路77内に流れた後、
排気口78から排気管79を介して排気ダクト80を流
れて排気される。したがって、均一に排気されるため、
排気流の不均一によって部分的に膜厚が厚くなってしま
うという片上り現象も防止できる。
【0042】上記実施例ではこの発明の熱処理装置にお
いて、温度昇降手段を載置台61に設け、温度昇降加速
手段を上蓋65に設けた場合について説明したが、この
装置に限定されるものではなく、逆に温度昇降手段を上
蓋65に設け、温度昇降加速手段を載置台61に設けて
も構わない。熱の対流の点では、より温度の高い部材を
上部側に配置することが望ましい。また上記実施例で
は、温度昇降手段と温度昇降加速手段を上下に対向する
ように配置したが、この配置方法に限定されるものでは
なく、同様の効果が得られれば左右に配置しても、また
対向していなくても一向に構わない。
【0043】上記実施例ではこの発明の熱処理装置を半
導体ウエハの塗布現像装置に適用した場合について説明
したが、この装置に限定されるものではなく、塗布現像
装置以外の熱処理装置にも適用でき、また、半導体ウエ
ハ以外の例えばLCDガラス基板やCD等の被処理体の
熱処理にも適用できることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の熱処
理装置によれば、上記のように構成されるので、以下の
ような効果が得られる。
【0045】請求項1及び請求項5に記載の熱処理装置
及び熱処理方法によれば、被処理体の表裏両面から熱処
理することができるとともに、被処理体の温度を高速に
昇降させる目的で配置した温度昇降加速手段により、急
速に温度を昇降させて熱処理時間の短縮が可能となり、
スループットの向上を図ることができる。
【0046】また請求項2に記載の熱処理装置によれ
ば、温度昇降手段と温度昇降加速手段との間に密封空間
を形成し、この密封空間の外周部に環状排気通路を形成
すると共に、この環状排気空間に設けた排気口を介して
排気することにより、被処理体面の冷却或いは加熱処理
を均一にすることができ、被処理体表面の膜厚等を均一
に処理することができる。
【0047】また請求項3に記載の熱処理装置によれ
ば、温度昇降手段と温度昇降加速手段との間で温度をコ
ントロールして、被処理体の熱処理を自動的に最適温度
条件下で行うので、被処理体及び被処理体表面上の回路
パターンにダメージを与えること無く、かつスループッ
トの向上を図ることができる。
【0048】請求項4に記載の熱処理装置によれば、被
処理体の表裏両面から冷却処理することができるととも
に、被処理体の温度を高速に冷却させる目的で配置した
冷却加速手段により、急速に温度を下降させて冷却処理
時間の短縮が可能となり、スループットの向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の熱処理装置を適用する処理システム
を示す概略斜視図である。
【図2】この発明の熱処理装置の実施例を示す概略説明
図である。
【図3】この発明の熱処理装置の概略斜視図である。
【図4】この発明の熱処理装置の一部を断面で示す平面
図である。
【図5】この発明の熱処理装置の一部を断面で示す側面
図である。
【図6】この発明における密封空間と環状排気通路を示
す拡大断面図である。
【図7】従来の熱処理装置における時間と温度の図表で
ある。
【図8】この発明の熱処理装置の第一実施例の効果を示
す時間と温度の図表である。
【符号の説明】
W 半導体ウエハ(被処理体) 48 冷却処理装置 52 加熱処理装置 61 載置台(温度昇降手段) 63 支持ピン 65 上蓋(温度昇降加速手段) 67 供給通路 69 冷却水供給源 71 昇降シリンダ(駆動部) 73 プロキシミティピン 75 密封空間 77 環状排気通路 78 排気口 81 供給管 83 センサ 85 中央演算処理装置(CPU) 91 ヒーター 93 ヒーター電源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を載置し、この被処理体の温度
    を制御する熱処理装置において、被処理体を載置する載
    置台に設けられた温度昇降手段と、この温度昇降手段の
    上面に突出して被処理体を支持する支持手段と、前記温
    度昇降手段と対向する位置に被処理体の温度を高速に昇
    降させる温度昇降加速手段とを配置して、前記温度昇降
    手段及び温度昇降加速手段を、独立に温度制御可能に設
    けるとともに、前記支持手段により被処理体を、前記温
    度昇降手段及び温度昇降加速手段のいずれか一方に対し
    て進退可能に形成して、被処理体と前記温度昇降手段及
    び温度昇降加速手段との間隔を調節可能にしたことを特
    徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 被処理体を載置し、この被処理体の温度
    を制御する熱処理装置において、被処理体を載置する載
    置台に設けられた温度昇降手段と、前記温度昇降手段と
    対向する位置に被処理体の温度を高速に昇降させる温度
    昇降加速手段との間に密封空間を形成し、この密封空間
    の外周部に環状排気通路を形成すると共に、この環状排
    気空間に設けた排気口を介して排気することを特徴とす
    る熱処理装置。
  3. 【請求項3】 被処理体を載置し、この被処理体の温度
    を制御する熱処理装置において、被処理体を載置する載
    置台に設けられた温度昇降手段と、この温度昇降手段の
    上面に突出して被処理体を支持する支持手段と、前記温
    度昇降手段と対向する位置に被処理体の温度を高速に昇
    降させる温度昇降加速手段とを配置して、前記支持手段
    にて支持される被処理体の温度を検出する温度検出手段
    と、この温度検出手段からの信号に基いて被処理体の温
    度が所定温度になった際に、前記支持手段の駆動部に信
    号を伝達する制御手段とを具備してなることを特徴とす
    る熱処理装置。
  4. 【請求項4】 被処理体を載置し、この被処理体の温度
    を制御する熱処理装置において、加熱処理された被処理
    体を載置し冷却する載置台に設けられた冷却手段と、こ
    の冷却手段の上面に突出して被処理体を支持する支持手
    段と、前記冷却手段と対向する位置に被処理体の温度を
    高速に冷却させる冷却加速手段とを配置して、前記冷却
    手段及び冷却加速手段を、独立に温度制御可能に設ける
    とともに、前記支持手段により被処理体を前記冷却手段
    及び冷却加速手段のいずれか一方に対して進退可能に形
    成して、被処理体と前記冷却手段及び冷却加速手段との
    間隔を調節可能にしたことを特徴とする熱処理装置。
  5. 【請求項5】 被処理体を載置し、この被処理体の温度
    を制御するに際し、被処理体を載置する載置台に設けら
    れた温度昇降手段と、この温度昇降手段の上面に突出し
    て被処理体を支持する支持手段と、前記温度昇降手段と
    対向する位置に被処理体の温度を高速に昇降させる温度
    昇降加速手段とを配置して、前記温度昇降手段及び温度
    昇降加速手段を、独立に温度制御するとともに、前記支
    持手段により被処理体を、前記温度昇降手段及び温度昇
    降加速手段のいずれか一方に対して進退可能に形成し
    て、被処理体と前記温度昇降手段及び温度昇降加速手段
    との間隔を調節することを特徴とする熱処理方法。
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