JPH07198933A - カラーフィルタ用顔料分散液の製造方法 - Google Patents

カラーフィルタ用顔料分散液の製造方法

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JPH07198933A
JPH07198933A JP35351893A JP35351893A JPH07198933A JP H07198933 A JPH07198933 A JP H07198933A JP 35351893 A JP35351893 A JP 35351893A JP 35351893 A JP35351893 A JP 35351893A JP H07198933 A JPH07198933 A JP H07198933A
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JP
Japan
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pigment
color filter
dispersion
liquid
pressure
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Application number
JP35351893A
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English (en)
Inventor
Hideaki Masuko
英明 増子
Masahiro Takagi
正広 高木
Hiroaki Nemoto
宏明 根本
Nobuo Bessho
信夫 別所
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、顔料の分散性に優れているカラー
フィルタ用顔料分散液の製造方法に関する。またカラー
フィルタ用顔料分散液を用いて製造される、透明性、着
色性およびコントラストに優れたカラーフィルタに関す
る。 【構成】 本発明に係るカラーフィルタ用顔料分散液
の製造方法は、[I]平均粒径1μm以下の顔料を、分
散剤と溶媒とを含む分散媒に分散させて予備分散液を調
製する予備分散工程と、[II]上記の予備分散工程
[I]で得られた予備分散液を、100kg/cm2 以上の
圧力下で高圧分散処理する高圧分散工程とからなること
を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーフィルタ用顔料
分散液の製造方法に関し、より詳しくは顔料の分散性に
優れているカラーフィルタ用顔料分散液の製造方法に関
する。
【0002】また本発明は、上記のようにして得られる
カラーフィルタ用顔料分散液を用いて製造される、透明
性、着色性およびコントラストに優れたカラーフィルタ
に関する。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】液晶表示装置などを
カラー化する際にはカラーフィルタが用いられるが、こ
のようなカラーフィルタは一般に微細加工された赤、
緑、青の三色の画素で構成されており、バックライトか
ら発せられた光をたとえば赤色画素を通過することによ
って赤色光とするなど、光を各画素の着色光に変換する
機能を有している。
【0004】このようなカラーフィルタを形成する各色
画素の着色材としては、染料または顔料が用いられる
が、一般的に顔料の方が染料よりも耐熱性および耐光性
などの点において優れている。
【0005】このような顔料を用いてカラーフィルタ
は、一般に顔料を分散剤と溶媒とからなる分散媒に分散
させてカラーフィルタ用顔料分散液を調製し、このカラ
ーフィルタ用顔料分散液にバインダー樹脂、光重合性モ
ノマー、光重合開始剤などを添加してカラーフィルタ用
組成物とし、このカラーフィルタ用組成物をフォトリソ
グラフ法、エッチング法、印刷法、電着法などの方法に
よって微細な画素を形成することにより製造されてい
る。
【0006】より具体的にはたとえば、フォトリソグラ
フ法によってカラーフィルタを製造するには、まずたと
えば赤色顔料が分散された分散液に、バインダー樹脂お
よび光重合性モノマー、光重合開始剤などの感放射線性
化合物が添加されたカラーフィルタ用感放射線性組成物
を、遮光層が形成されたガラス基板表面上にスピンコー
タにより塗布して塗膜を形成し、この塗膜をプレベーク
した後、フォトマスクを介して露光し、次いで現像、加
熱(ポストベーク)することにより赤色画素を形成し、
次いで同様にして順次緑色画素、青色画素を形成してい
る。
【0007】ところで上記のような顔料分散液を含むカ
ラーフィルタ用組成物から透明性に優れ、色彩の鮮明な
カラーフィルタを製造するには、顔料分散液中の顔料の
粒径を小さくするのが好ましいことが知られている(特
開昭63−298304号公報)。
【0008】したがってカラーフィルタ用顔料分散液を
製造する際には、一般的に顔料などを分散する際に用い
られるボールミルタイプの分散機、ディゾルバー、ホモ
ミキサー、ニーダーなどの高速攪拌機タイプの分散機、
2本または3本ロールタイプの分散機、サンドミルタイ
プの分散機が用いられている。これらのうち、顔料をあ
る程度微分散することができる3本ロールタイプの分散
機とサンドミルタイプの分散機とが好ましく用いられて
いる。たとえば3本ロールタイプの分散機は、回転数の
異なる後ロール、中ロール、前ロールからなっており、
これらロール間を通過する際に顔料粒子をロールとロー
ルとの間に生じる回転速度差による剪断力によって、次
第に細かく分散して微粒子化することができる。またサ
ンドミルは、顔料をガラスビーズ(分散助体)とともに
高速で攪拌して、ずり応力と衝突エネルギーを発生させ
ることによって顔料を微粒子化することができる。さら
にたとえばサンドミルを用いて顔料の粒径を小さくする
には、サンドミルの分散助体(ビーズ)の材質をガラス
ビーズから比重の重いジルコニアビーズに変えたり、ビ
ーズ径を小さくしたり、またパス回数を増やしたりする
などの方法がとられていた。
【0009】しかしながらこのようにして得られる顔料
分散液は、分散状態が短時間で変化しやすく、着色力、
透明性およびコントラスト(偏光状態の維持性)に優れ
たカラーフィルタを製造することが困難であった。この
ため従来の顔料分散液から製造されたカラーフィルタが
組み込まれた液晶表示素子などのカラー表示画面は、C
RT(ブラウン管)画面に比べて全体的に色が暗く、鮮
明さに欠けてコントラストが低いものであった。
【0010】このようなカラーフィルタの光散乱を抑制
してコントラストを向上させる方法としては、着色材と
して顔料の一部を染料に代える方法(特開平5−119
213号公報)も提案されているが、上述したように染
料を用いると耐熱性および耐光性に劣るという問題点が
ある。
【0011】このため透明性およびコントラストに優
れ、色彩の鮮明な液晶表示素子画面を得ることができる
カラーフィルタ用顔料分散液の製造方法の出現が望まれ
ていた。
【0012】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、上記の
ような従来技術に鑑みて透明性、着色性に優れるととも
にコントラストに優れたカラーフィルタを提供しうるカ
ラーフィルタ用顔料分散液の製造方法について研究した
ところ、特定の粒径を有する顔料が分散剤と溶媒とを含
む分散媒に分散された予備分散液を調製する予備分散工
程と、得られる予備分散液に高圧分散処理を施す高圧分
散処理工程とを含む製造方法によって得られるカラーフ
ィルタ用顔料分散液は、顔料の分散性に優れており、上
記のような特性に優れたカラーフィルタを形成すること
を見出して本発明を完成するに至った。
【0013】すなわち本発明に係るカラーフィルタ用顔
料分散液の製造方法は、[I]平均粒径1μm以下の顔
料を、分散剤と溶媒とを含む分散媒に分散された予備分
散液を調製する予備分散工程と、[II]上記の予備分散
工程[I]で得られた予備分散液を、100kg/cm2
上の圧力下で高圧分散処理する高圧分散工程とからなる
ことを特徴としている。
【0014】
【発明の具体的説明】以下に本発明に係るカラーフィル
タ用顔料分散液の製造方法について説明するが、まず顔
料分散液を調製する際に用いられる顔料、分散剤、溶媒
について説明する。
【0015】顔料 本発明では、顔料として、有機顔料または無機顔料が用
いられる。このような有機顔料としては、具体的には、
カラーインデックスCI(TheSociety of Dyers and Co
lourists 出版)でピグメント(Pigment )に分類され
ている化合物が挙げられる。
【0016】また無機顔料としては、酸化チタン、硫酸
バリウム、亜鉛華、硫酸鉛、黄色鉛、べんがら(赤色酸
化鉄[III])、群青、紺青、カーボンブラック、酸化
クロム、酸化鉄などが挙げられる。
【0017】このような顔料としては、より具体的に
は、下記のようなカラーインデックス(C.I.)番号
が付されたものが挙げられる。C.I.Pigment Yellow 12,
C.I.Pigment Yellow 13, C.I.Pigment Yellow 14,C.
I.Pigment Yellow 17, C.I.Pigment Yellow 20, C.I.
Pigment Yellow 24,C.I.Pigment Yellow 31, C.I.Pigm
ent Yellow 55, C.I.Pigment Yellow 83,C.I.Pigment
Yellow 93, C.I.Pigment Yellow109, C.I.Pigment Ye
llow153,C.I.Pigment Yellow154, C.I.Pigment Yellow
166, C.I.Pigment Yellow168,C.I.Pigment Orange 36,
C.I.Pigment Orange 43, C.I.Pigment Orange 51,C.
I.Pigment Red 9, C.I.Pigment Red 97, C.I.Pigmen
t Red 122,C.I.Pigment Red 123, C.I.Pigment Red 14
9, C.I.Pigment Red 176,C.I.Pigment Red 177, C.I.
Pigment Red 180, C.I.Pigment Red 215,C.I.Pigment
Violet 19, C.I.Pigment Violet 23, C.I.Pigment Vi
olet 29,C.I.Pigment Blue 15, C.I.Pigment Blue 15:
3, C.I.Pigment Blue 15:6,C.I.Pigment Green 7,
C.I.Pigment Green 36, C.I.Pigment Brown 23,C.I.Pi
gment Brown 25, C.I.Pigment Black 1, C.I.Pigment
Black 7など。
【0018】上記のような顔料は、単独であるいは組み
合わせて用いられる。分散剤 本発明では、分散剤としては、公知の分散剤が広く用い
られるが、たとえば顔料誘導体、カチオン系界面活性
剤、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、ポ
リエステル系高分子分散剤、アクリル系高分子分散剤、
ポリエレタン系高分子分散剤などが挙げられる。
【0019】具体的には、顔料誘導体としては、フタロ
シアニン誘導体(市販品EFKA−745(森下産業
製))または特開平3−223364号公報に記載され
た顔料誘導体などが挙げられる。
【0020】また界面活性剤としては、オルガノシロキ
サンポリマーKP341(信越化学工業社製)、(メ
タ)アクリル酸系(共)重合体ポリフロー No.75、 N
o.90、 No.95(共栄社油脂化学工業社製)、W00
1(裕商社製)などのカチオン系界面活性剤、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステ
アリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル
などのポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオ
キシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテルなどのポリオキシエチレ
ンアリールエーテル類、ポリエチレングリコールジラウ
レート、ポリエチレングリコールジステアレートなどの
ポリエチレングリコールジアルキルエステル類、ソルビ
タン脂肪酸エステル類、フッ素系ノニオン系界面活性剤
などのノニオン系界面活性剤、エフトップEF301、
EF303、EF352(新秋田化成社製)、メガファ
ックF171、F172、F173(大日本インキ社
製)、フロラードFC430、FC431(住友スリー
エム社製)、アサヒガードAG710、サーフロンS−
382、SC−101、SC−102、SC−103、
SC−104、SC−105、SC−1068(旭硝子
社製)などのフッ素系界面活性剤、W004、W00
5、W017(裕商社製)などのアニオン性高分子不飽
和ポリカルボン酸、アニオン性高分子不飽和ポリカルボ
ン酸とシリコン樹脂との混合物などのアニオン系界面活
性剤などが挙げられる。
【0021】また高分子分散剤としては、EFKA−4
6、EFKA−47、EFKA−47EA、EFKAポ
リマー100、EFKAポリマー400、EFKAポリ
マー401、EFKAポリマー450(以上森下産業
製)、ディスパースエイド6、ディスパースエイド8、
ディスパースエイド15、ディスパースエイド9100
(サンノプコ社製)などが挙げられる。
【0022】これらの分散剤は、単独で用いてもよくま
た2種以上組み合わせて用いてもよい。このような分散
剤は、顔料分散液中に、通常顔料100重量部に対して
0.1〜50重量部の量で用いられる。
【0023】溶媒 本発明で用いられる溶媒としては、たとえば水およびエ
ステル類、エーテル類、ケトン類、芳香族炭化水素類な
どの有機溶剤が挙げられる。
【0024】具体的には、エステル類としては、酢酸エ
チル、酢酸-n- ブチル、酢酸イソブチル、ギ酸アミル、
酢酸イソアミル、酢酸イソブチル、プロピオン酸ブチ
ル、酪酸イソプロピル、酪酸エチル、酪酸ブチルなどの
飽和脂肪族モノカルボン酸アルキルエステル類、乳酸メ
チル、乳酸エチルなどの乳酸エステル類、オキシ酢酸メ
チル、オキシ酢酸エチル、オキシ酢酸ブチルなどのオキ
シ酢酸アルキルエステル類、メトキシ酢酸メチル、メト
キシ酢酸エチル、メトキシ酢酸ブチル、エトキシ酢酸メ
チル、エトキシ酢酸エチルなどのアルコキシ酢酸アルキ
ルエステル類、3-オキシプロピオン酸メチル、3-オキシ
プロピオン酸エチルなどの3-オキシプロピオン酸アルキ
ルエステル類、3-メトキシプロピオン酸メチル、3-メト
キシプロピオン酸エチル、3-エトキシプロピオン酸メチ
ル、3-エトキシプロピオン酸エチルなどの3-アルコキシ
プロピオン酸アルキルエステル類、2-オキシプロピオン
酸メチル、2-オキシプロピオン酸エチル、2-オキシプロ
ピオン酸プロピルなどの2-オキシプロピオン酸アルキル
エステル類、2-メトキシプロピオン酸メチル、2-メトキ
シプロピオン酸エチル、2-メトキシプロピオン酸プロピ
ル、2-エトキシプロピオン酸メチル、2-エトキシプロピ
オン酸エチルなどの2-アルコキシプロピオン酸アルキル
エステル類、2-オキシ-2- メチルプロピオン酸メチル、
2-オキシ-2- メチルプロピオン酸エチルなどの2-オキシ
-2- メチルプロピオン酸アルキルエステル類、2-メトキ
シ-2- メチルプロピオン酸メチル、2-エトキシ-2- メチ
ルプロピオン酸エチルなどの2-アルコキシ-2- メチルプ
ロピオン酸アルキルエステル類、ピルビン酸メチル、ピ
ルビン酸エチル、ピルビン酸プロピル、アセト酢酸メチ
ル、アセト酢酸エチル、2-オキソブタン酸メチル、2-オ
キソブタン酸エチルなどのケトン酸エステル類、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン
などのエーテル類、エチレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコールモノエチルエーテルなどのグ
リコールエーテル類、メチルセロソルブアセテート(エ
チレングリコールモノメチルエーテルアセテート、メト
キシエチルアセテート)、エチルセロソルブアセテート
などのエチレングリコールアルキルエーテルアセテート
類、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルなどのジエチレングリコール
類、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、
プロピレングリコールエチルエーテルアセテート、プロ
ピレングリコールプロピルエーテルアセテートなどのプ
ロピレングリコールアルキルエーテルアセテート類、メ
チルエチルケトン、シクロヘキサノン、2-ヘプタノン、
3-ヘプタノンなどのケトン類、トルエン、キシレンなど
の芳香族炭化水素類が挙げられる。
【0025】これらのうち、3-エトキシプロピオン酸メ
チル、3-エトキシプロピオン酸エチル、エチルセロソル
ブアセテート、乳酸エチル、ジエチレングリコールジメ
チルエーテル、酢酸ブチル、3-メトキシプロピオン酸メ
チル、2-ヘプタノン、シクロヘキサノン、エチルカルビ
トーアセテート、ブチルカルビトールアセテート、プロ
ピレングリコールメチルエーテルアセテートなどが好ま
しく用いられる。
【0026】これら溶媒は、単独で用いてもあるいは2
種以上組み合わせて用いてもよい。
【0027】本発明では、顔料分散液を調製するに際し
て上記のような溶媒は、通常顔料100重量部に対して
100〜4000重量部、好ましくは200〜2000
重量部の量で用いられる。
【0028】予備分散工程[I] [I]予備分散工程においては、平均粒径1μm以下の
顔料が、分散剤と溶媒とを含む分散媒に分散されてなる
予備分散液を調製する。
【0029】具体的には、上記のような顔料と分散剤と
溶剤とを、公知の方法によって混合・分散させる。この
混合・分散には、通常、ボールミルタイプ、ディゾルバ
ー、ホモミキサー、ニーダーなどの高速攪拌機タイプの
分散機、2ロールまたは3本ロールタイプの分散機、サ
ンドミルタイプの分散機あるいは混練機などが用いられ
る。
【0030】これらのうち、3本ロールタイプの分散
機、サンドミルタイプの分散機が好ましく用いられる。
予備分散工程[I]において得られる予備分散液では、
平均粒径1μm以下の顔料が分散されているが、この顔
料の平均粒径は、好ましくは0.05μm〜0.7μ
m、さらに好ましくは0.05μm〜0.4μmである
ことが望ましい。
【0031】またこの予備分散液の粘度が高いと、次い
で行われる高圧分散処理の作業性が低下することがある
ので、予備分散液の粘度は、50000cp以下、好ま
しくは20000cp以下、さらに好ましくは1000
0cp以下であることが望ましい。
【0032】なおこの予備分散工程[I]においては、
顔料と分散剤と溶媒とともに、必要に応じて後述するよ
うなカラーフィルタ用組成物を形成するための他の成分
を予備分散液中に含有させてもよい。
【0033】高圧分散処理工程[II] 本発明では、上記のようにして得られた予備分散液に、
次いで高圧分散処理工程が加えられる。
【0034】高圧分散処理工程[II]では、予備分散液
に、100kg/cm2 以上好ましくは300kg/cm2 以上
の圧力下で、分散処理を施す。この分散処理は、たとえ
ば上記のような高圧下で、高速で液−液衝突させること
ができる高圧分散機を用いて行われ、たとえばマイクロ
フルイダイザー(microfluidics 社製)、アルティマイ
ザ(ホソカワミクロン(株)製)、T.K.ナノマイザ
(特殊機化工業(株)製)などの高圧分散機を用いて行
うことができる。
【0035】このように高圧分散処理された顔料分散液
は、顔料の平均粒径が0.05μm〜0.7μm、好ま
しくは0.05μm〜0.4μmであることが望まし
い。
【0036】またこの顔料分散液の粘度は、50000
cp以下、好ましくは20000cp以下、さら好まし
くは10000cp以下であることが望ましい。この高
圧分散処理工程[II]においては、必要に応じて後述す
るような他の成分を添加して、顔料分散液中に含有させ
ることができる。
【0037】上記のようにして得られる本発明に係るカ
ラーフィルタ用顔料分散液は、顔料同士が凝集すること
がなく、顔料の分散性に優れており、長期間にわたって
保存しても顔料の分散状態が維持される。
【0038】この顔料分散液は、さらに必要に応じて後
述するようなカラーフィルタ形成用成分などを含んでい
てもよい。カラーフィルタ用組成物 カラーフィルタ用組成物は、上記のようにして得られる
顔料平均粒径0.7μm以下の顔料が、分散剤と溶媒と
からなる分散媒に分散されてなるカラーフィルタ用顔料
分散液に、カラーフィルタ形成用成分を添加することに
よって調製することができる。
【0039】カラーフィルター形成用成分としては、具
体的には、バインダー樹脂、光重合開始剤、重合性化合
物、可塑剤などが挙げられる。より具体的には、ロジ
ン、石灰ロジン、エステルガム、ギルソナイトなどの天
然樹脂、フェノール樹脂、アルキド樹脂、石油樹脂、ビ
ニル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル
樹脂、ニトロセルロース、環化ゴムなどの合成樹脂、2-
ヒドロキシ-2- メチル-1- フェニルプロパノン、1-ヒド
ロキシシクロヘキシル−フェニルケトン、2,2-ジメトキ
シ-2- フェニルアセトフェノン、2-ベンジル-2- ジメチ
ルアミノ-1-(4-モルフォリノフェニル)-ブタノン、2-メ
チル(4-(メチルチオ) フェニル)-2-モルフォリノ-1- プ
ロパノン、p-メトキシスチリル-4,6- ビス( トリクロロ
メチル)-s-トリアジン、2-スチリル-4,6- ビス(トリク
ロロメチル)-s-トリアジン、2-(3',4'-ジメトキシスチ
リル)-4,6-ビス(トリクロロメチル)-s-トリアジン、2-
((2'-フラニル) ビニレン)-4,6-ビス( トリクロロメチ
ル)-s-トリアジン、2-((4'-メチル-2'-フラニル) ビニ
レン)-4,6-ビス(トリクロロメチル)-s-トリアジン、2-
((4'-エチル-2'-フラニル) ビニレン)-4,6-ビス(トリク
ロロメチル)-s-トリアジン、2-((5'-メチル-2'-フラニ
ル) ビニレン)-4,6-ビス(トリクロロメチル)-s-トリア
ジン、2-((5'-エチル-2'-フラニル) ビニレン)-4,6-ビ
ス(トリクロロメチル)-s-トリアジなどの光重合開始
剤、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトー
ルテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ
アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレ
ートなどの光重合性モノマー、フタル酸ジオクチル、フ
タル酸ジブチル、アジピン酸ジオクチルなどの可塑剤な
どが挙げられる。
【0040】さらに、充填剤、密着促進剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、凝集防止剤、保存安定剤、消泡剤な
ども挙げられる。また本発明の目的を損なわない量であ
れば、上記の溶媒に可溶な染料を用いることもできる。
【0041】これら各成分は、上記のような予備分散工
程[I]において、あるいは高圧分散処理工程[II]に
おいて、さらには高圧分散処理工程[II]後に添加され
る。これらのうち、光重合開始剤と重合性化合物とは、
高圧分散処理工程[II]後のカラーフィルター用顔料分
散液に添加することが好ましい。
【0042】本発明で用いられるカラーフィルター形成
用成分は、前述したようにカラーフィルタを形成する際
に採用される種々の方法に応じて適宜用いられる成分で
あり、これら例示に限定されるものではない。
【0043】本発明では、このカラーフィルタ用組成物
は、カラーフィルタ用感放射線性組成物であること、す
なわち光重合開始剤を含有することが好ましい。
【0044】カラーフィルタ 本発明に係るカラーフィルタは、上記のようなカラーフ
ィルタ用組成物を用いて一般的なカラーフィルタの製造
方法によって製造される。
【0045】たとえばカラーフィルタがフォトリソ法に
より製造される場合には、顔料分散液(たとえば赤色)
に、上記のように光重合開始剤、重合性化合物、バイン
ダー樹脂などが添加されたカラーフィルタ用感放射線性
組成物を、通常、遮光層が設けられたガラスなどの基板
表面上に、塗布し、プレベーク(乾燥)して塗膜を形成
し、次いでこの塗膜をフォトマスクを介して露光し、現
像した後、ポストベークして赤色画素を形成する。次い
で同様にして順次他の色画素を形成することによりカラ
ーフィルタが製造される。
【0046】本発明に係るカラーフィルタは、一色の画
素につき通常0.5〜3μmの膜厚で形成される。
【0047】本発明に係るカラーフィルタは、透明性に
優れているとともに着色性にも優れており、コントラス
トにも優れており、このカラーフィルタを液晶表示素子
などの表示装置に組み込むと明るく色彩の鮮明な画面が
得られる。
【0048】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例により限定されるものではな
い。
【0049】なお以下の実施例において、分散液中の顔
料の平均粒径は、LPA−3100(大塚電子(株)
製)により測定した。
【0050】分散液の粘度は、粘度計(BM型:(株)
東京計器製)を用いて測定した。
【0051】
【実施例1】 予備分散液の調製 ジアントラキノリルレッド(C.I. Pigment Red 177)16重量部と、 ジスアゾイエロー(C.I. Pigment Yellow 83) 4重量部と、 イソネットS−20(分散剤:三洋化成(株)製) 2重量部と、 (ソルビタン脂肪酸エステル) 3-エトキシプロピオン酸エチル 78重量部とを、 ディゾルバー(ディゾルバーDKV−1型:アイメック
ス(株)製)を用いて1時間混合し、顔料混合液を調製
した。
【0052】得られた顔料混合液300gと、0.5m
mガラスビーズ300gとを、手で軽く混合した後、サ
ンドミル(サンドラインダー6TSG型:アイメックス
(株)製)中で3時間分散させ、次いでガラスビーズを
除去して予備分散液を得た。
【0053】この予備分散液は、粘度が1200cpで
あり、顔料の平均粒径は0.35μmであった。高圧分散処理 次に得られた予備分散液を高圧分散機(T.K.ナノマ
イザー:特殊機加工業(株)製)に装入し、500kg/
cm2 の圧力をかけて、高速で液−液衝突させる工程を3
回行って、カラーフィルタ用顔料分散液を得た。
【0054】得られたカラーフィルタ用顔料分散液は、
粘度が1100cpであり、顔料の平均粒径は0.32
μmであった。赤色カラーフィルタ用感放射線性組成物の調製 上記のようにして得られたカラーフィルタ用顔料分散液
100gに対して、 アクリル樹脂(たとえばベンジルメタクリレート/メタ
クリル酸/スチレン共重合体、分子量40,000)10g、 トリメチロールプロパントリアクリレート(M−30
9:東亜合成化学工業(株)製)10g、 1-ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン(I−1
84:日本チバガイギー(株)製)1g、および 3-エトキシプロピオン酸エチル100gを添加し、赤色
カラーフィルタ用感放射線性組成物を調製した。
【0055】ソーダガラス基板表面上に、所望されるパ
ターン形状の遮光層を形成し、次いで上記のようなカラ
ーフィルタ用感放射線性組成物を、スピンコーターによ
り膜厚1.5μmで塗布した後、80℃で10分間ベー
クして乾燥塗膜を得た。
【0056】次いで乾燥塗膜を露光・現像した後、18
0℃でベークして硬化塗膜(赤色カラーフィルタ)を得
た。得られたカラーフィルタは、光散乱性(コントラス
ト)が、600であり、透明性に優れていた。
【0057】なおカラーフィルタの光散乱性(コントラ
スト)は、2枚の偏光板の間にカラーフィルタを挟み、
この偏光板を平行にしたときの透過光照度と垂直にした
ときの透過光照度の比で示される。
【0058】
【比較例1】実施例1において、予備分散液に高圧分散
処理を施さなかった以外は、実施例1と同様にしてカラ
ーフィルタ用顔料分散液を調製し、次いでカラーフィル
タ用感放射線性組成物を調製して硬化塗膜(赤色カラー
フィルタ)を得た。
【0059】得られたカラーフィルタについて測定され
るコントラストは350であった。このカラーフィルタ
は、全体的に鈍い色であった。
【0060】
【実施例2】予備分散液の調製 実施例1において、顔料のジアントラキノリルレッドに
代えてフタロシアニングリーン(C.I. Pigment Green
7)を用いた以外は、実施例1と同様にして予備分散液
を得た。この予備分散液は、粘度が1500cpであ
り、顔料の平均粒径は0.25μmであった。
【0061】高圧分散処理 次に得られた予備分散液を実施例1と同様の高圧分散機
に装入し、1200kg/cm2 の圧力をかけて、高速で液
−液衝突させる工程を4回行って、カラーフィルタ用顔
料分散液を得た。
【0062】得られたカラーフィルタ用顔料分散液は、
粘度が1400cpであり、顔料の平均粒径は0.22
μmであった。緑色カラーフィルタ用感放射線性組成物の調製 上記のようにして得られたカラーフィルタ用顔料分散液
から実施例1と同様にしてカラーフィルタ用感放射線性
組成物を調製し、このカラーフィルタ用感放射線性組成
物をソーダガラス基板表面にスピンコーターにより膜厚
1.5μmで塗布して塗膜を得た。
【0063】次いで、この塗膜から実施例1と同様にし
て硬化塗膜(緑色カラーフィルタ)を得た。得られたカ
ラーフィルタは、コントラストが700であった。
【0064】またこのカラーフィルタについて測定され
る透過スペクトルでは、535nmにおける透過率は8
5%であり、630nmにおける透過率は5%であっ
て、透明性に優れていた。
【0065】
【比較例2】実施例2において、予備分散液に高圧分散
処理を施さなかった以外は、実施例2と同様にしてカラ
ーフィルタ用顔料分散液を調製し、次いでカラーフィル
タ用感放射線性組成物を調製して、膜厚1.5μmの塗
膜を得た。
【0066】次いで、この塗膜から実施例1と同様にし
て硬化塗膜(緑色カラーフィルタ)を得た。得られたカ
ラーフィルタは、コントラストが370であった。
【0067】またこのカラーフィルタについて測定され
る透過スペクトルでは、535nmにおける透過率は7
5%であり、630nmにおける透過率は7%であっ
て、実施例2の塗膜に比べて明らかに透明性に劣ってい
た。
【0068】
【実施例3】予備分散液の調製 実施例1において、顔料のジアントラキノリルレッドに
代えてフタロシアニンブルー(C.I. Pigment Blue 15)
を、ジスアゾイエローに代えてジオキサジンバイオレッ
ト(C.I. Pigment Violet 23)を用いた以外は、実施例
1と同様にして予備分散液を得た。この予備分散液は、
粘度が2500cpであり、顔料の平均粒径は0.28
μmであった。
【0069】高圧分散処理 次に得られた予備分散液を実施例1と同様の高圧分散機
に装入し、800kg/cm2 の圧力をかけて、高速で液−
液衝突させる工程を4回行って、カラーフィルタ用顔料
分散液を得た。
【0070】得られたカラーフィルタ用顔料分散液は、
粘度が2400cpであり、顔料の平均粒径は0.25
μmであった。青色カラーフィルタ用感放射線性組成物の調製 上記のようにして得られたカラーフィルタ用顔料分散液
から実施例1と同様にしてカラーフィルタ用感放射線性
組成物を調製し、このカラーフィルタ用感放射線性組成
物をソーダガラス基板表面にスピンコーターにより膜厚
1.5μmで塗布して塗膜を得た。
【0071】次いで、この塗膜から実施例1と同様にし
て硬化塗膜(青色カラーフィルタ)を得た。得られたカ
ラーフィルタは、コントラストが600であった。
【0072】またこのカラーフィルタについて測定され
る透過スペクトルでは、445nmにおける透過率は8
6%であり、630nmにおける透過率は4%であっ
て、透明性に優れていた。
【0073】
【比較例3】実施例3において、予備分散液に高圧分散
処理を施さなかった以外は、実施例3と同様にしてカラ
ーフィルタ用顔料分散液を調製し、次いでカラーフィル
タ用感放射線性組成物を調製して、膜厚1.5μmの塗
膜を得た。
【0074】次いで、この塗膜から実施例1と同様にし
て硬化塗膜(青色カラーフィルタ)を得た。得られたカ
ラーフィルタは、コントラストが320であった。
【0075】またこのカラーフィルタについて透過スペ
クトルを測定したところ、445nmにおける透過率は
80%であり、630nmにおける透過率は5%であっ
て、実施例3の塗膜に比べて明らかに透明性に劣ってい
た。
【0076】
【比較例4】高圧分散処理 実施例3において、予備分散液を90kg/cm2 の圧力下
で、高速で液−液衝突させる工程を4回行った以外は、
実施例3と同様にして顔料分散液を得た。
【0077】得られた顔料分散液は、粘度が2500c
pであり、顔料の平均粒径は0.28μmであった。こ
の顔料分散液から実施例3と同様にしてカラーフィルタ
用感放射線性組成物を調製して、膜厚1.5μmの塗膜
を得た。
【0078】次いで、この塗膜から実施例1と同様にし
て硬化塗膜(青色カラーフィルタ)を得た。得られたカ
ラーフィルタは、コントラストが320であった。
【0079】またこのカラーフィルタについて透過スペ
クトルを測定したところ、445nmにおける透過率は
81%であり、630nmにおける透過率は5%であっ
て、実施例3の塗膜に比べて明らかに透明性に劣ってい
た。
【0080】
【実施例4】実施例1〜3で得られた赤、緑、青色カラ
ーフィルタ用感放射線性組成物を用いて、顔料分散法に
よって、10μm幅のストライプ状赤、緑、青色カラー
フィルタを形成した。得られたカラーフィルタ全体のコ
ントラストは、600であった。
【0081】
【比較例5】比較例1〜3で得られた赤、緑、青色カラ
ーフィルタ用感放射線性組成物を用いた以外は、実施例
4と同様にしてストライプ状赤、緑、青色カラーフィル
タを形成した。得られたカラーフィルタ全体のコントラ
ストは、350であった。またこのカラーフィルタは、
実施例4で得られたカラーフィルタに比べて、透明感が
明らかに劣っていた。
【0082】
【発明の効果】上述したように本発明に係るカラーフィ
ルタ用顔料分散液の製造方法によれば、顔料の分散性に
優れているとともに長期間にわたって優れた分散状態が
維持されるカラーフィルタ用顔料分散液が得られる。
【0083】このような本発明により提供されるカラー
フィルタ用顔料分散液からは、光散乱が抑制されて透明
性およびコントラストにも優れ、明るく色彩の鮮明なカ
ラーフィルタを形成しうるカラーフィルタ用感放射線性
組成物が得られる。
フロントページの続き (72)発明者 別所 信夫 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】[I]平均粒径1μm以下の顔料が、分散
    剤と溶媒とを含む分散媒に分散された予備分散液を調製
    する予備分散工程と、[II]上記の予備分散工程[I]
    で得られた予備分散液を、100kg/cm2 以上の圧力下
    で高圧分散処理する高圧分散工程とからなることを特徴
    とするカラーフィルタ用顔料分散液の製造方法。
JP35351893A 1993-12-28 1993-12-28 カラーフィルタ用顔料分散液の製造方法 Pending JPH07198933A (ja)

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