JPH0717620U - パワーウインドウスイッチ用ユニット - Google Patents

パワーウインドウスイッチ用ユニット

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JPH0717620U
JPH0717620U JP4803193U JP4803193U JPH0717620U JP H0717620 U JPH0717620 U JP H0717620U JP 4803193 U JP4803193 U JP 4803193U JP 4803193 U JP4803193 U JP 4803193U JP H0717620 U JPH0717620 U JP H0717620U
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JP
Japan
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unit
finisher
window switch
power window
switch unit
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Withdrawn
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JP4803193U
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Inventor
明宏 原
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニットパネルに内蔵されるユニット本体
と、このユニット本体を覆うフィニッシャーとからなる
パワーウインドウスイッチ用ユニットにおいて、ユニッ
ト本体とフィニッシャーとの間にガタツキが発生せず、
確実にフィットして、スイッチの操作性を高めることを
目的とする。 【構成】 ユニット本体30の長手側側面32にリブ3
3あるいはボス36,突起37を設け、フィニッシャー
40に上記側面32と面当てとなる幅広のフランジ42
を形成し、このフランジ42に上記リブ33等を挿入す
るスリット43を開設し、スリット43内にリブ33等
を差し込むことにより、前後方向のガタツキを規制す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ドアトリムのユニットパネルに装着されるパワーウインドウスイ ッチ用ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、図6に示すように、ドアトリム1の表面ほぼ中央部に車内側に膨出する アームレスト2が設置されており、このアームレスト2の上面にプルハンドル部 やパワーウインドウスイッチ等を装備したユニットパネル3が装着されている。 そして、ユニットパネル3に設置されるパワーウインドウスイッチ用ユニット 4は、図7に示すように、ユニットパネル3内に内蔵されるユニット本体5と、 ユニット本体5の表面側を覆うフィニッシャー6とから構成されており、ユニッ ト本体5の上部には操作用つまみ5aが備わっており、この操作用つまみ5aを 外部に露出させるために、フィニッシャー6の中央には開口6aが開設されてい る。
【0003】 そして、ユニット本体5に対してフィニッシャー6を固定するには、ユニット 本体5の側面に係止爪5bが形成されており、フィニッシャー6のフランジ6b に設けた係止孔6cにこの係止爪5bを係着することにより両者を固定している 。
【0004】 更に、前後のガタツキを防止するために、フィニッシャー6の下面には、ガタ ツキ防止用リブ7が立設形成されており、図8に示すように、ユニット本体5の 前後の側面に当接して、パワーウインドウスイッチの操作時等ユニット4のガタ ツキを規制するという構成である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のパワーウインドウスイッチ用ユニット4においては、ユニ ット本体5とフィニッシャー6との間のガタを防止するために、フィニッシャー 6裏面にガタツキ防止用リブ7が形成されているが、リブ7の厚みを厚く設定し た場合、フィニッシャー6表面にヒケが生じるため、厚いリブ7を設定できず、 ユニット本体5の保持強度が弱く、ガタツキが生じるのが避けられないという不 具合があった。
【0006】 さらに、このガタツキ防止用リブ7は金型から離型する際、金型の抜き角度を 設定する必要があるため、ユニット本体5のフラット面に対して、リブ7が図8 中θ゜傾斜しているため、確実な保持が期待できないことも、取付強度を低下さ せる要因となっている。
【0007】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、ユニット本体とフィニ ッシャーとからなるパワーウインドウスイッチ用ユニットにおいて、ユニット本 体とフィニッシャーとの固定の際、前後方向のガタツキを確実に防止することに より、スイッチの操作性を向上させることを可能にしたパワーウインドウスイッ チ用ユニットを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、トリム部品に装着されるユニットパネ ルに内蔵され、操作用つまみを備えたユニット本体と、開口を通して上記操作用 つまみを外部に臨ませるとともに、ユニット本体の表面側を覆うフィニッシャー とからなるパワーウインドウスイッチ用ユニットにおいて、前記ユニット本体の 前後方向に平行な側面に形成されるリブと、フィニッシャーに上記リブを差し込 むスリットを有するフランジとからなる前後方向のガタツキ規制手段と、ユニッ ト本体の前後側面に形成される係止爪と、フィニッシャー側に設置され、上記係 止爪と係着する係止孔を設けた取付用フランジとからなる係止手段とを備えてい ることを特徴とする。
【0009】
【作用】 以上の構成から明らかなように、ユニット本体の側面に設けたリブをフィニッ シャー側のフランジに設けたスリット内に差し込むことにより、両者を固定する という構造であるため、フランジの幅を広く確保でき、ヒケが発生しない程度の 厚みに設定しても、両者の取付強度を充分確保できる。
【0010】 さらに、ユニット本体とフィニッシャーの抜き方向および抜き角を合わせるこ とができるため、両者を完全に面当てとすることが可能となる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案に係るパワーウインドウスイッチ用ユニットの実施例について、 添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】 図1は本考案に係るパワーウインドウスイッチ用ユニットを適用した自動車用 ドアトリムを示す正面図、図2は本考案に係るスイッチ用ユニットの第1実施例 を示す全体斜視図、図3は同スイッチユニットを構成するユニット本体とフィニ ッシャーとを組付けた状態を示す側面図、図4ならびに図5は本考案に係るパワ ーウインドウスイッチ用ユニットの変形例の構成を示す各斜視図である。
【0013】 図1において、本考案に係るパワーウインドウスイッチ用ユニットを適用する 自動車用ドアトリム10は、そのほぼ中央部が車内側に膨出形成されて、乗員が 肘をのせて休めるアームレスト部11が形成されており、このアームレスト部1 1の上面に樹脂成形体からなるユニットパネル12が装着され、このユニットパ ネル12には、本考案に係るパワーウインドウスイッチ用ユニット20やプルハ ンドル13が形成されている。
【0014】 次いで、図2,図3に基づいて、本考案の第1実施例について説明する。
【0015】 本考案に係るパワーウインドウスイッチ用ユニット20は、それぞれ樹脂成形 体からなるユニット本体30と、ユニット本体30の表面側を覆うフィニッシャ ー40とから大略構成されている。
【0016】 さらに詳しくは、ユニット本体30は、ユニットパネル12の開口12aを通 してユニットパネル12内に挿入されるとともに、上部に操作用つまみ31が形 成されている。
【0017】 一方、フィニッシャー40は、操作用つまみ31を表面に露出させるために中 央に開口41が開設されているとともに、ユニット本体30の表面を覆うエスカ ッション機能を備えている。
【0018】 ところで、本考案の特徴は、ユニット本体30に対してフィニッシャー40を 強固に取付けることができ、両者のガタツキを確実に防止することにより、スイ ッチの操作性を著しく高めたことが特徴である。
【0019】 すなわち、本実施例においては、ユニット本体30の前後方向に沿う側面32 には、それぞれ外方向に向かうプレート状のリブ33が形成されており、フィニ ッシャー40の下面には、ユニット本体30の側面32と面当てとなるフランジ 42が形成されており、中央部に上記リブ33を差し込むスリット43が形成さ れている。
【0020】 このように、ユニット本体30に設けたリブ33をフィニッシャー40に設け たスリット43内に差し込むことで、前後方向のガタツキを確実に防止すること ができる。
【0021】 更に、フランジ42の幅を広く確保できるとともに、ユニット本体30とフィ ニッシャー40との抜き方向および抜き角を合わせることができるため、ユニッ ト本体30の側面32に対してフランジ42を面当てとできるため、ユニット本 体30に対するフィニッシャー40の強固な取付強度が期待できる。
【0022】 尚、リブ33とスリット43との抜きテーパーの角度を大きく設定することで 、取付作業性を向上させることができる。
【0023】 加えて、ユニット本体30とフィニッシャー40との係止手段は、ユニット本 体30の前後側側面34に係止爪35が形成されており、この係止爪35と対応 するように、フィニッシャー40には取付用フランジ44ならびに係止孔45が 形成されている。
【0024】 したがって、ユニット本体30に対してフィニッシャー40を取付ければ、係 止孔45内に係止爪35が係着することにより、フィニッシャー40が抜け落ち ることなく両者が確実に固着される。
【0025】 次いで、図4ならびに図5は本考案によるパワーウインドウスイッチ用ユニッ ト20の変形例をそれぞれ示すものであり、図4は、ユニット本体30の側面3 2に2つのボス36を形成し、フィニッシャー40のフランジ42に形成される スリット43には、脱落防止片46が形成されている。
【0026】 したがって、ユニット本体30に形成されるボス36をフィニッシャー40側 のスリット43内に差し込めば、幅広のフランジ42がユニット本体30の側面 32に当接して、前後方向のガタツキが確実に防止できるとともに、脱落防止片 46によりフィニッシャー40がユニット本体30から外れることがないため、 第1実施例のような係止手段を廃止することができ、成形金型の構造を簡素化で きるという利点がある。
【0027】 同様に、図5に示すものは、ユニット本体30の側面32に図示する形状の突 起37を形成し、フィニッシャー40のフランジ42にはこの突起37が係着す る形状のスリット47が開設されている。
【0028】 この図5に示す実施例においても、ガタ規制手段と係止手段とを突起37とフ ランジ42に形成したスリット47で行なうことができるため、前述実施例同様 、金型構造を簡素化できるという利点がある。
【0029】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案に係るパワーウインドウスイッチ用ユニットは、以 下に記載する格別の作用効果を有する。
【0030】 (1)ユニット本体とフィニッシャーとのガタツキ規制手段として、ユニット本 体の長手側面に形成したリブ(ボス,あるいは突起)をフィニッシャーに設けた フランジのスリットに差し込むことにより、両者を確実に固定するというもので あるため、フランジの幅を広く確保でき、フランジを薄肉に設定しても充分な強 度が得られるため、フィニッシャー表面にヒケ等の外観不良が生じることがない という効果を有する。
【0031】 (2)ユニット本体とフィニッシャーとの抜き方向および抜き角度を一致させる ことができるため、ユニット本体の側面とフィニッシャーのフランジとを面当て 状態に維持することができるため、ユニット本体とフィニッシャーとの取付強度 を高めることができるという効果を有する。
【0032】 (3)請求項2記載の考案によれば、ユニット本体の側面に形成されるボスある いは突起を、フィニッシャーのスリットに差し込んでガタツキを防止するととも に、スリットに脱落防止手段を設けることにより、別途係止手段を必要としない ため、成形金型を簡素化でき、製造コストを大幅に引き下げることができるとい う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるパワーウインドウスイッチ用ユニ
ットを適用した自動車用ドアトリムを示す正面図。
【図2】本考案に係るパワーウインドウスイッチ用ユニ
ットの第1実施例を示す全体斜視図。
【図3】図2に示すパワーウインドウスイッチ用ユニッ
トを構成するユニット本体とフィニッシャーとを固定し
た状態を示す側面図。
【図4】本考案によるパワーウインドウスイッチ用ユニ
ットの変形例の構成を示す斜視図。
【図5】本考案に係るパワーウインドウスイッチ用ユニ
ットの変形例の構成を示す斜視図。
【図6】パワーウインドウスイッチ用ユニットを装備し
た自動車用ドアトリムを示す正面図。
【図7】従来のパワーウインドウスイッチ用ユニットの
構成を示す全体斜視図。
【図8】従来のパワーウインドウスイッチ用ユニットの
構成を示す断面図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 12 ユニットパネル 20 パワーウインドウスイッチ用ユニット 30 ユニット本体 31 操作用つまみ 32 側面 33 リブ 35 係止爪 36 ボス 37 突起 40 フィニッシャー 41 開口 42 フランジ 43,47 スリット 45 係止孔 46 脱落防止片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリム部品(10)に装着されるユニッ
    トパネル(12)に内蔵され、操作用つまみ(31)を
    備えたユニット本体(30)と、開口(41)を通して
    上記操作用つまみ(31)を外部に臨ませるとともに、
    ユニット本体(30)の表面側を覆うフィニッシャー
    (40)とからなるパワーウインドウスイッチ用ユニッ
    トにおいて、 前記ユニット本体(30)の前後方向に平行な側面(3
    2)に形成されるリブ(33)と、フィニッシャー(4
    0)に上記リブ(33)を差し込むスリット(43)を
    有するフランジ(42)とからなる前後方向のガタツキ
    規制手段と、ユニット本体(30)の前後側面(34)
    に形成される係止爪(35)と、フィニッシャー(4
    0)側に設置され、上記係止爪(35)と係着する係止
    孔(45)を設けた取付用フランジ(44)とからなる
    係止手段とを備えていることを特徴とするパワーウイン
    ドウスイッチ用ユニット。
  2. 【請求項2】 トリム部品(10)に装着されるユニッ
    トパネル(12)に内蔵され、操作用つまみ(31)を
    備えたユニット本体(30)と、開口(41)を通して
    上記操作用つまみ(31)を外部に臨ませるとともに、
    ユニット本体(30)の表面側を覆うフィニッシャー
    (40)とからなるパワーウインドウスイッチ用ユニッ
    トにおいて、 前記ユニット本体(30)の前後方向に平行な側面(3
    2)に形成されるボス(36)あるいは突起(37)
    と、フィニッシャー(40)におけるフランジ(42)
    の下縁に上記ボス(36)あるいは突起(37)と係着
    するスリット(43,47)とを設けることにより、前
    後方向のガタツキ規制手段と係止手段とを一体に設けた
    ことを特徴とするパワーウインドウスイッチ用ユニッ
    ト。
JP4803193U 1993-09-03 1993-09-03 パワーウインドウスイッチ用ユニット Withdrawn JPH0717620U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4803193U JPH0717620U (ja) 1993-09-03 1993-09-03 パワーウインドウスイッチ用ユニット

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JP4803193U JPH0717620U (ja) 1993-09-03 1993-09-03 パワーウインドウスイッチ用ユニット

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JPH0717620U true JPH0717620U (ja) 1995-03-31

Family

ID=12791951

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JP4803193U Withdrawn JPH0717620U (ja) 1993-09-03 1993-09-03 パワーウインドウスイッチ用ユニット

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JP (1) JPH0717620U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005080194A1 (ja) * 2004-02-24 2005-09-01 Toshikatsu Tsutsumi 水中推進装置及び推進ユニット固定用ステー
JP2010105425A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Nissan Motor Co Ltd スイッチを有する外装部品の組付方法及び組付構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19980305