JP3916373B2 - 自動車用ドアトリム構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ドアトリム構造、特にアームレスト部にプルハンドルを装着するための構造を工夫した自動車用ドアトリム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用ドアトリム構造として、図5に示すものが知られている。
図5によれば、自動車のドア本体のインナーパネルaを美装するドアトリム本体bには、車室側に膨出するようにアームレスト部cが形成されており、アームレスト部cの上面棚部にはドアを開閉するためのプルハンドルeが装着されている。
【0003】
すなわち、プルハンドルeは乗員の手掛け凹部dを有すると共に張出しフランジ部fが形成されており、張出フランジ部fがアームレスト部cの上面棚部gを覆い、底壁hをボルトi等を用いてアームレスト部cの裏面側に張出形成した取付け座部jに装着するように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そして、プルハンドルeは、手掛け凹部dを乗員が手を掛けて引っ張ることによって、ドア本体を閉めるためのハンドルの役目を果たしている。
【0005】
しかしながら、従来のプルハンドルeは,底壁hがドアトリム本体bの取付け座部jに装着されているのみであることから、乗員がプルハンドルeを引っ張ると、プルハンドルeの装着部を中心として、車室側に変形してしまうおそれがあり、余りプルハンドルeの引っ張り力が大きいと更にドアトリム本体bのアームレスト部c付近も車室側に変形してしまうおそれがあった。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑み、プルハンドルの装着力を強固にすることによって、乗員の引っ張り力によって、プルハンドル自身或いはドアトリム本体のアームレスト部付近が変形しないように意図した自動車のドアトリム構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ドア本体を美装するドアトリム本体に、アームレスト部を形成し、アームレスト部の上面棚部にプルハンドルを挿入して、ドアトリム本体に形成した取付け座部にルハンドルを取付けて構成する自動車用ドアトリム構造であって、取付け座部の縦壁をクリップ座となし、クリップ座にクリップを装着し、クリップをドア本体を構成するインナーパネルに形成したクリップ取付け穴に嵌合することによって、取付け座部をンナーパネルに装着した構成としている。
【0008】
本発明によれば、プルハンドルをドアトリム本体に取付けると共にドアトリム本体を介して、インナーパネルにも取付けていることから、乗員がプルハンドルを引っ張った場合、この引張り力をインナーパネルが受け持つことになって、プルハンドル部延いてはドアトリム本体のアームレスト部付近の変形を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態を採用した自動車用のドアトリムの斜視図、図2は図1のA矢視図、図3は図2のB‐B断面図である。
【0011】
図1乃至図3において、ドア本体を構成するインナーパネル1の車室側を美装するドアトリム本体2は、棚状に形成されたアームレスト部3やアームレスト部3の下側に開口形成されたポケット部4或いはスピーカグリル5等が設けられている。
【0012】
アームレスト部3の上面棚部3aの車体前方側には、パワーウインドスイッチユニット6が装着されていると共に、車体後方側には、プルハンドル部10が装着されている。
【0013】
プルハンドル部10は、手掛け凹部10aを有して構成しており、上端部に張出フランジ部11が形成されている。
【0014】
張出しフランジ部11は、アームレスト部3の上面棚部3aをパワーウインドスイッチユニット6と共に覆って美装していると共に、乗員の腕等を支える構造となっている。
【0015】
そして、プルハンドル部10の底壁12には、若干凹んだ凹状取付け部13が形成されており、ワッシャー14を介在させてアームレスト部3の裏面側に張出形成された取付け座部16に載置され、ボルト15を持って螺着することにより、プルハンドル部10がドアトリム本体2に装着されている。
【0016】
更に、取付け座部16の縦壁がクリップ座16aとなって、クリップ17が装着されており、クリップ17をインナーパネル1に設けたクリップ取付け穴18に嵌合することにより、ドアトリム本体2延いてはプルハンドル部10がインナーパネル1に取着している。
【0017】
以上のように構成することにより、プルハンドル10をドアトリム本体2に取付けるとともに、ドアトリム本体2の取付け座部16を介して、インナーパネル1にも取付けていることから、乗員がプルハンドル10を引っ張った場合、この引張り力をインナーパネル1が最終的に受け持つことになって、プルハンドル部10延いてはドアトリム本体2のアームレスト部3付近の変形を防止することができる。
【0018】
なお、アームレスト部3にはリブ7及び8が形成されており、リブ7及び8は取付け座部16を上下からそれぞれ支持して補強構造を構成している。
【0019】
図4は本発明による他の実施の形態を示すもので、図4によれば、前記実施の形態において、プルハンドル10をドアトリム本体2にボルト15を用いて装着していたが、この実施の形態では、ボルト15を用いずに、プルハンドル10の底壁12に一対の脚状係止片21を突設すると共に、取付け座部16の上面部16b側に係合穴16cを形成して、係合穴16cに係止片21を係合することによって、プルハンドル部10をドアトリム本体2に装着構成している。
【0020】
また、なお、プルハンドル部10の底壁12には下方に突出するリブ22が形成されていて、リブ22は取付け座部16に当接していて、係止片21と共に、プルハンドル部10を乗員が引っ張った場合に、この引張り力を取付け座部16を介してインナーパネル1側に伝播させるようになっている。
【0021】
本実施の形態によれば、プルハンドル10の底壁12に一体に形成した係止片21をドアトリム本体2側の係合穴16cに係合するだけで、プルハンドル10をドアトリム本体2に装着することができることになり、部品点数の少なくすると共に取付け工数を軽減することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、プルハンドルをドアトリム本体に取付けるとともに、インナーパネルにも取付けていることから、乗員がプルハンドルを引っ張った場合、この引張り力をインナーパネルが受け持つことになって、プルハンドル部延いてはドアトリム本体のアームレスト部付近の変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を採用した自動車用のドアトリムの斜視図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図2のB‐B断面図である。
【図4】本発明のにおける他の実施の形態を示す図3と同じ断面図である。
【図5】従来における自動車のドアトリム構造を示す図3と同じ断面図である。
【符号の説明】
1 インナーパネル
2 ドアトリム本体
3a 上面棚部
10 プルハンドル部
12 底壁
15 ボルト
16 取付け座部
16a クリップ座
16b 上面部
16c 係合穴
17 クリップ
18 クリップ取付け穴
21 係止片

Claims (1)

  1. ドア本体を美装するドアトリム本体に、アームレスト部を形成し、前記アームレスト部の上面棚部にプルハンドルを挿入して、前記ドアトリム本体に形成した取付け座部に前記プルハンドルを取付けて構成する自動車用ドアトリム構造であって、
    前記取付け座部の縦壁をクリップ座となし、該クリップ座にクリップを装着し、該クリップを前記ドア本体を構成するインナーパネルに形成したクリップ取付け穴に嵌合することによって、前記取付け座部を前記ンナーパネルに装着したことを特徴とする自動車用ドアトリム構造。
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