JPH07166953A - 制御システムの状態出力装置 - Google Patents

制御システムの状態出力装置

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JPH07166953A
JPH07166953A JP6198521A JP19852194A JPH07166953A JP H07166953 A JPH07166953 A JP H07166953A JP 6198521 A JP6198521 A JP 6198521A JP 19852194 A JP19852194 A JP 19852194A JP H07166953 A JPH07166953 A JP H07166953A
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JP
Japan
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output
signal
ram
ecu
external measuring
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Application number
JP6198521A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Yamauchi
康孝 山内
Kazuyoshi Nishibori
一好 西堀
Koichi Ohara
孝一 大原
Kazuya Sanada
一也 真田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの出力タイミングと同期したクロック
信号を出力することにより外部測定装置に通信速度を決
定させる。 【構成】 ステップ180にて現在RAM値出力モード
か否かが判定される。肯定判定されると、ステップ18
2にて出力形態切換回路40uへ入力される信号D1が
低レベルLとされ、ディジタル信号が出力可能となる。
ステップ184にてRAM40c内の所定番地VF2に
格納された値がシリアルなディジタル信号として1ビッ
トずつ出力される。D1がHからLになると、ECU4
0に用いられるクロックのずれや、ECU40の種別毎
に異なるタイマ割り込みの周期の差を外部のディジタル
計測器にて自動的に判別、補正できるように、ヘッダを
出力する前に、クロック情報、例えば4ms毎のタイマ
割り込みを使用している場合、4ms毎に反転する信号
を出力している。このクロック情報を外部測定装置50
にて取り込み、通信速度を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種制御システムの状態
を検出する装置に関し、例えば、内燃機関等の被制御装
置あるいは酸素センサ等の状態検出手段の異常の診断結
果や、その制御回路の制御パラメータを外部測定装置に
出力する制御システムの状態出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ等の電子制御装置
によって内燃機関の動作制御を行う制御システムにおい
ては、そのシステムを構成する各要素、例えば各種のセ
ンサ、アクチュエータ等の異常を検出し、検査者にその
旨を知らせるための故障診断処理が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法は次
なる問題点を有し、未だ十分なものではなかった。即ち
従来の方法では外部記憶装置に異常情報を出力する際
に、いきなりヘッダを出力し、異常情報を出力してい
た。ところで、一般に電子制御装置のクロック周波数は
その種別ごと、詳しくは例えば4気筒内燃機関用電子制
御装置と6気筒内燃機関用電子制御装置とで異なり、こ
れにより異常情報データを出力するタイミングが電子制
御装置ごとで異なっている。
【0004】従って、いきなりヘッダを出力し、異常情
報を出力した場合には、この異常情報の出力されるタイ
ミングのずれにより誤った情報を外部測定装置が認識す
る可能性があり、故障解析が正しく行われないという不
具合が生じる。そこで本発明は前記問題点を解決するた
めにデータの出力タイミングと同期したクロック信号を
出力することにより外部測定装置に通信速度を決定させ
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに本発明は図1に示すように、制御システムの状態デ
ータを外部測定装置に出力信号として出力する制御シス
テムの状態出力装置において、上記制御システムは、上
記出力信号を出力する前に、上記外部測定装置に通信同
期を決定させるために、この出力信号の出力タイミング
と同期した同期信号を出力する出力手段を備える制御シ
ステムの状態出力装置を提供するものである。
【0006】
【作用】制御システムは、出力信号を出力する前に、外
部測定装置に通信周期を決定させるために、この状態検
出データの出力タイミングと同期させる同期信号を出力
することにより、外部測定装置は、この周期信号に従っ
て通信周期を決定できる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の状態出力装置の一実施例を説
明する。本発明はこれらに限られるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲の種々の態様のものが含まれる。
図2は、本発明の状態出力装置を備えたガソリン式内燃
機関の制御システム構成図である。
【0008】同図において、内燃機関1は、シリンダ
2、ピストン3、シリンダブロック4、シリンダヘッド
5により形成される燃焼室6を有している。上記燃焼室
6には、点火プラグ7が配設されている。ピストン3か
らの押圧力は、図示しない変速機等各種装置を介して、
図示しない駆動輪に伝達される。内燃機関1の燃焼室6
の吸気側は、吸気バルブ8を介して吸気管9に連通す
る。該吸気管9の上流には吸入空気の脈動を吸収するサ
ージタンク10が設けられており、該サージタンク10
上流にはスロットルバルブ11が配設されている。該ス
ロットルバルブ11は運転者によるアクセルペダル12
の操作により開度が調整されている。
【0009】一方、燃焼室6の排気側は、排気バルブ1
6を介して、排気管17及び排気浄化用の触媒コンバー
タ17aに連通している。燃料系統は、図示しない燃料
タンク及び燃料ポンプよりなる燃料供給源と燃料供給管
及び吸気管9に配設された燃料噴射弁18により構成さ
れている。又、点火系統は、点火に必要な高電圧を出力
するイグナイタ19、及び図示していないクランク軸に
連動して上記イグナイタ19で発生した高電圧を上記点
火プラグ7に分配供給するディストリビュータ20より
構成されている。
【0010】更に、内燃機関1は検出器として、上記吸
気管9前方に設けられて吸入空気流量を計測するエアフ
ロメータ31、上記吸気管9内に設けられて吸入空気温
度を測定する吸気温センサ32、スロットルバルブ11
に連動して該スロットルバルブ11の開度を検出するス
ロットルボジションセンサ33、シリンダブロック4の
冷却系統に設けられて冷却水温度を検出する水温センサ
34、排気管17内に設けられて排気中の残存酸素濃度
をアナログ信号として検出するO2 センサ35、上記ス
ロットルボジションセンサ33に一体に設けられスロッ
トルバルブ11の全閉状態でオン信号を出力するアイド
ルスイッチ36を備える。
【0011】上記ディストリビュータ20内部には、該
ディストリビュータ20のカムシャフトの1/24回転
毎に、即ちクランク角0°から30°の整数倍毎に回転
角信号、及び上記ディストリビュータ20のカムシャフ
トの1回転毎に、即ち図示しないクランク軸の2回斬毎
に2つのクランク角位置信号G1、G2を各1回出力す
る回転センサ38が設けられている。
【0012】尚、上記各センサからの信号は、電子制御
装置(以下単にECUとよぶ。)40に入力されるとと
もに、該ECU40は上記内燃機関1の燃料噴射弁18
及びイグナイタ19への制御信号を出力することにより
内燃機関1を制御する。次に、上記ECU40の構成を
図3に基づいて説明する。ECU40は、CPU40
a、ROM40b、RAM40c、バックアッフRAM
40d及びクロック40z等を中心に構成されている。
CPU40aは、コモンバス40e、入出力ポート40
f、入力ポート40g、出力ポート40hを介して外部
との入出力を行う。電源回路41は通電ライン42と接
続されており、通電ライン42はキースイッチ43を介
してバッテリ44に接続されている。
【0013】また上記バックアップRAM40dは、キ
ースイッチ43が切られ、ECU40に電力供給がなく
なった状態でも別の電源回路46から電力を供給されて
記憶内容を保持するように構成されている。ECU40
は、上述した各センサの検出信号のバッファ40i、4
0j、40k、40w、40q、マルチプレクサ40
n、A/D変換器40pを有し、これらの検出信号は入
出力ポート40fを介してCPU40aに入力される。
【0014】又、ECU40は、回転信号等の波形整形
回路40sを備え、これらの信号は入力ポート40gを
介してCPU40aに入力する。更に、ECU40は、
出力ポート40hを介して、駆動回路40tに各センサ
の検出結果から演算算出した燃料噴射弁18の開弁時間
を表す演算燃料噴射信号を出力し、駆動回路40sに各
センサの検出結果から演算算出したイグナイタ19のオ
フ時間を表す演算点火時期信号を出力している。
【0015】また必要に応じて取り付けられる外部測定
装置50からの指令信号T1,T2が上記入力ポート4
0gに入力される。更に、この外部測定装置50に対し
ては、出力形態切換回路40uからの信号が出力されて
いる。この出力形態切換回路40uは上記出力ポート4
0hを介してCPU40aからの制御信号D1とデータ
信号D2とを受け取るとともに、その内の制御信号D1
に基づいてディジタルかアナログかを選択し、CPU4
0aからのデータ信号D2を選択された出力形態で、外
部測定装置50に出力する。
【0016】次に、上記出力形態切換回路40uの構成
を図4に示す。即ち、CPU40aからの信号の内、一
方の制御信号D1の入力側はエミッタ接地されたNPN
型トランジスタTrのベース側に接続され、そのコレク
タ側はダイオードDiを介してエミッタ側へ接続され
る。CPU40aからの信号の内、もう一方の制御信号
D2の入力側は汎用のインバータInと抵抗R1を介し
て、出力端子VFに接続されている。またこの抵抗R1
の出力端子VF側は上記トランジスタTrのコレクタ側
とコンデンサCを介して接続されている。またその抵抗
R1のインバータIn側は抵抗R2を介して電源側にも
接続されている。
【0017】次に、上記ECU40により実行される制
御例及び関連装置の作用を図5乃至図13に基づいて説
明する。図5はCPU40aにて実施される処理のゼネ
ラルフローチャートを表す。まず処理が開始されると、
ステップ100にて初期化が行われる。即ち、RAM4
0c、バックアップRAM40d、入出力ポート40
f、入力ポート40g及び出力ポート40h等の所定の
初期設定が行われる。
【0018】次にステップ110にて内燃機関の回転速
度NE及び吸入空気量Qから基本燃料噴射量Tpを算出
する。次にステップ120にて基本噴射量Tpに対する
各種の補正係数を算出する。即ち、内燃機関冷却水温度
THWによる補正量FTHW、スロットル開度θTHによ
る加速増量FVTA、内燃機関始動直後の一定時間だけ
実行される増量FSTA、O2 センサ出力電圧OX の状
態により排ガスが理論空燃比の近傍になるようにフィー
ドバック制御する補正係数FAF等を算出する。
【0019】ステップ130では、下式に従って最終的
な燃料噴射量TAUを算出し、RAM40cに格納す
る。 TAU=Tp×FAF ×FTHW×(FVTA+FSTA) ステップ140では、内燃機関回転速度NB、吸入空気
量Q及びスロットル全閉信号IDLのオン・オフ状態か
ら基本点火時期SBASEを算出する。ステップ150
では内燃機関冷却水温度THWによる補正係数ATHW
を求める。ステップ160では下式に従って最終的な点
火時期SADVを算出し、RAM40cに格納する。
【0020】SADV=SBASE+STHV 算出された噴射量TAU及び点火時期SADVに従って
駆動回路40t、40sに出力信号を送る。次にステッ
プ170はダイアグノーシス用外部出力端子VFに出力
するデータの処理ルーチンを表す。その詳細を図6及び
図7に示す。
【0021】まず、ステップ171にて外部測定装置5
0からの信号T1がオンであるか否かが判定される。オ
ンであれば、ステップ172にてアイドルスイッチ36
がオンか否かが判定される。オンであれば、ステップ1
73にてO2 センサ出力電圧OX の状態をRAM40c
の所定番地VF1に格納する。オフであれば、ステップ
174にて前記補正係数FAFの状態をRAM40cの
所定番地VF1に格納する。
【0022】上記ステップ171にて信号T1がオフで
あり、否定判定されると、ステップ175にて外部測定
装置50からの信号T2がオンか否かが判定されて、オ
フならば前記ステップ172の処理に移り、オンならは
ステップ176の処理が実行される。ステップ176で
はRAM40c内の後述するRAM値出力用データ(デ
ィジタル出力用データ)をRAM40cの所定番地VF
2に格納する。こうして所定のデータがRAM40cに
格納されると、一旦処理を終了する。以後同一の処理が
繰り返され、絶えずRAM40cの所定番地VF1また
はVF2の内容が更新される。
【0023】次に上記RAM40cの所定番地VF1ま
たはVF2に格納されたデータの出力処理を図7のフロ
ーチャートに基づいて説明する。本処理は4ms毎の割
り込み処理である。まず、ステップ180にて現在RA
M値出力モードか否かが判定される。即ち、信号T1が
オフで、かつ信号T2がオンであれは、RAM値出力モ
ードであるとして、肯定判定される。肯定判定される
と、次にステップ182にて出力形態切換回路40uへ
入力される信号D1が低レベルLとされる。
【0024】信号D1が低レベルLとなると、図4に示
した出力形態切換回路40uのトランジスタTrがオフ
となり、コンデンサCの一端はオープン状態となる。従
って、CPU40aからの、もう一方の制御信号D2は
インバータInで反転されると、そのままの形態で端子
VFに出力されることになる。即ち、ディジタル信号が
出力可能となる。
【0025】こうして次にステップ184にてRAM4
0c内の所定番地VF2に格納された値がシリアルなデ
ィジタル信号として1ビットずつ出力される。即ち、図
8のごとく内容で格納されたデータが図9のタイミング
チャートに示す順序で、信号D1がオフとなった直後に
出力されることになる。まず、D1がHからLになる
と、ECU40に用いられるクロックのずれや、ECU
40の種別毎に異なるタイマ割り込みの周期の差を外部
のディジタル計測器にて自動的に判別、補正できるよう
に、第9図に示すように、信号T2入力がオンになって
からヘッダを出力する前に、クロック情報、例えば4m
s毎のタイマ割り込みを使用している場合、4ms毎に
反転する信号を出力している。このクロック情報を外部
測定装置50にて取り込み、通信速度を決定する。こう
することにより、クロックのずれ等を自動的に補正で
き、安価でより正確な車載用状態出力装置を提供するこ
とができる。
【0026】そしてクロック情報の出力後、16ビット
分連続して高レベルが続くヘッダを出力する。次に1ビ
ット分、低レベルのスタートビットを出力し、次にEC
U40の識別コードを出力する。このECU40の識別
コードとは、ROM40bに記憶されたECU40の種
別を示すものであり、例えば、内燃機関の形式を示すも
のやECU40の品番を示すもの等である。このECU
40の識別コードの次は図8のRAM値が順番に出力さ
れる。その詳細なデータ構成は図10に示すごとく、ス
タートビット1ビット、データ8ビット、識別ビット1
ビット及びストップビット1ビットからなる。
【0027】各データのLSB情報やオフセット値の情
報はECUコードに含まれ、外部測定装置50で容易に
判断できる。またダイアグコード(ダイアグノーシスに
よる診断結果を表すコード)は各センサの異常診断結果
をRAM値のビット情報で出力している。例えば、水温
センサ34が異常である場合は、ビット0が「1」とな
り、スロットルボジションセンサ33が異常な場合に
は、ビット1が「1」となる。この方法は複数の異常検
出があっても一度に出力できるという利点がある。しか
し、ECUによってはビット位置が変更されている可能
性があるので、8ビット長の16進数でコード化して出
力してもよい。例えば、水温センサ34が異常である場
合は、「11」となり、スロットルボジションセンサ3
3が異常な場合には、「12」となる。全ての検出結果
が正常であれは「00」とする。
【0028】また、全てのダイアグコードの識別ビット
を低レベルにしておけは他のRAM値との区別ができ
る。このほか、ECUコードに続いて出力される最初の
RAM値の識別ビットのみを低レベルとし、他のRAM
値の識別ビットを高レベルとしておけは、RAM値を順
次サイクリックに繰り返し出力し続けても、特定のRA
M値の識別ビットのみが低レベルであることから、通信
エラーが発生しても修正可能となる。
【0029】図7の説明に戻り、ステップ180にて否
定判定された場合、ステップ186にてRAM値出力の
途中か否かが判定される。即ち、サイクリックに出力さ
れているRAM値群の最後のデータが出力完了するま
で、肯定判定され、上記ステップ182、184が実行
される。出力が完了すれば、ステップ186では否定判
定されて、初めてステップ188にて出力形態切換回路
40uへ入力される信号D1が高レベルHとされる。こ
のように出力データの切換においてRAM値出力から他
の出力形態(ここではアナログ出力)に切り換える場
合、完全にRAM値の出力の1サイクルが終了してか
ら、切り換えているので、通信エラーが生じない。
【0030】ステップ188にて信号D1が高レベルH
にされると、図4に示した出力形態切換回路40uのト
ランジスタTrがオンとなり、コンデンサCの一端はほ
ぼグランドレベルに固定される。従って、CPU40a
からの、もう一方の制御信号D2はインバータInで反
転された後、そのオン・オフ信号に基づき、抵抗R1、
R2を介してコンデンサ46に充電・放電をさせること
になる。従って、出力電圧は平均化されCPU40aか
らの制御信号D2のデューティに応じたアナログ電圧値
が端子VFに出力される。
【0031】こうして次にステップ190にてRAM4
0c内の所定番地VF1に格納された値がアナログ信号
として対応する電圧で出力される。即ち、補正FAFの
出力の場合は第1表に示すごとくFAFの値により5段
階に分けた信号D2のデューティに対応した5段階の電
圧値で出力される。
【0032】
【表1】 補正係数O2 センサの出力の場合は第2表に示すごとく
X の値により2段階に分けた信号D2のデューティに
対応した2段階の電圧値で出力される。
【0033】
【表2】 信号D2のデューティと端子VFの出力電圧との関係
は、例えば信号D2が4ms低レベル(0V)、12m
s高レベル(5V)のデューティであれは、端子VFは
1.25Vの出力電圧となる。
【0034】こうして一旦処理が終了し、その後同様の
処理を繰り返す。これらの出力を受けて外付の外部測定
装置50がポテンショメータあるいはディジタル表示装
置にてその出力内容を表示する。図11はFAFまたは
X 測定用の外部測定装置50の一構成例51を示し、
その回転スイッチ51aの選択により、ECU40の信
号T1、T2入力端子とのコネクタ51bに信号T1の
みオンを出力するように構成されている。このコネクタ
51bがECU40の端子に接続されることにより、信
号T1を受けたECU40は、前述図6のフローチャー
トに従って、アイドルのオン・オフに応じてFAFまた
はOX 信号内容を選択してRAM40cに格納し(ステ
ップ173、174)、図7のフローチャートに従って
FAFまたはOX 信号に対応する値の電圧を出力する
(ステップ190)。本例の外部測定装置51は上記コ
ネクタ51bからその出力電圧を受け、電圧メータ51
cに表示する。上記信号T1は、回転スイッチ51aに
より出力していたが、単にECU40側の端子をコネク
タ51hの接続によってショートさせることによりEC
U40側に信号T1を与えてもよい。また、アイドルス
イッチ36のオン・オフにより、FAFかOX かの出力
を選択していたが、外部測定装置51の回転スイッチ5
1aの指示により、ECU40が選択してもよい。
【0035】次に図12にRAM値測定用の外部測定装
置50の一構成例53を示す。本例の外部測定装置53
は、そのキースイッチ53aの選択により、ECU40
の信号T1、T2入力端子とのコネクタ53hに信号T
2のみオンを出力するように構成されており、前述図6
のフローチャートに従って、ECU40の各種パラメー
タをRAM40cに格納させ(ステップ176)、図7
のフローチチャトに従って、シリアルなディジタル信号
を出力させる(ステップ184)。本例の外部測定装置
53はそのディシタル信号を受け、その液晶ディジタル
表示部53cに各パラメータの数値を表示する。上記信
号T2は、単にECU40側の端子をコネクタ53bの
接続によってショートさせることによりECU40側に
与えてもよい。
【0036】上記RAM値測定用外部測定装置53の制
御回路55は図13に示すような構成とすることができ
る。即ち、制御回路55は、CPU55a、ROM55
b、RAM55c、及びクロック55d等を中心に構成
されている。CPU55aは、コモンバス55e、入力
ポート55g、出力ポート55hを介して外部との入出
力を行う。電源回路55iはスイッチ55jを介して電
源電池55kに接続されている。
【0037】CPU55aは、バッファ55mを介して
シリアルのRAM値ディジタル信号を入力している。ま
たキースイッチ53aからの信号は波形整形回路55n
を介して入力している。更に、CPU55aは、出力ポ
ート55hを介して、信号T2をECU40へ出力し、
駆動回路55tに制御信号を出力することにより、液晶
ディシタル表示装置53cに必要な注意書、またはRA
M値をリアルタイムで表示している。
【0038】その測定表示処理は図14のごとくに実施
されている。本処理は所定時間毎に繰り返し実行され
る。即ち、ステップ200にてキースイッチ53aの指
示内容から測定モードか否かを判定する。測定モードで
なけれは、そのまま一旦終了する。測定モードであれ
は.ステップ210にて、信号T2を出力する。このこ
とにより、ECU40側では、前述した図6のVF処理
にてステップ176が実行され、RAM値がRAM40
cの所定番地VF2に格納され、図7の出力処理にてス
テップ184で所定番地VF2の値がシリアルデータと
して1ビットずつ外部測定装置53側へ出力される。
【0039】そこで、ステップ220でそのシリアルデ
ータ信号を読み込む。次にステップ230にてそのデー
タの内、最初のダイアグコード部分を取り出し、そのビ
ット情報から、異常なセンサを判別し、液晶表示装置5
3cの所定部分に表示する。次にステップ240にて、
各RAM値を10進数に変換して各パラメータに対応し
た位置に表示する。こうして処理が一旦終了し、以後同
様な処理を繰り返し、ECU40の各制御パラメータを
リアルタイムで表示する。
【0040】なお、上記実施例で、外部測定装置51、
53は、アナログまたはディジタル専用であったが、ア
ナログ・ディジタルの両者の測定が可能なものとして上
記両外部測定装置51、53を一体化し、信号T1及び
信号T2を選択して出力するとともに、その要求に応じ
てアナログ測定部とディジタル測定部とを切り換えて測
定できる装置としてもよい。
【0041】更に、ディジタル式の外部測定装置53の
測定データの表示は、液晶ディジタル表示部53cにて
なされていたが、更に異常を表示用としてセンサに対応
したLEDを設け、その点灯で異常を警告するようにし
てもよい。本発明は、信号T2入力がオンになってから
ヘッダを出力する前に、クロック情報を出力している。
このクロック情報を外部測定装置53にて取り込み、通
信速度を決定する。こうすることにより、クロックのず
れ等を自動的に補正でき、安価でより正確な車載用状態
出力装置を提供することができる。
【0042】上記実施例においては、各センサ31、3
2、33、34、35、36、38が状態検出手段に該
当し、内燃機関1が被制御装置に該当し、ECU40が
演算装置、状態出力装置及び出力手段に該当し、この
内、ステップ184が出力手段に該当する。
【0043】
【発明の効果】本発明の制御システムの状態出力装置
は、クロックのずれ等を自動的に補正でき、より正確な
車載用状態出力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】実施例の制御システム構成図である。
【図3】ECUのブロック図である。
【図4】出力形態切換回路の回路図である。
【図5】CPUにて実施される処理のゼネラルフローチ
ャートである。
【図6】VF処理のフローチャートである。
【図7】出力処理のフローチャートである。
【図8】RAM内の所定番地に格納されたデータ説明図
である。
【図9】RAM値出力のタイミングチャートである。
【図10】各信号の詳細説明図である。
【図11】FAFまたはOX 測定用の外部測定装置の概
略説明図である。
【図12】RAM値測定用の外部測定装置の概略説明図
である。
【図13】RAM値測定用の外部測定装置に用いられて
いる制御回路のブロック図である。
【図14】外部測定装置にて実施される処理のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 内燃機関 32 吸気温センサ 33 スロットルポジションセンサ 34 水温センサ 35 O2 センサ 36 アイドルスイッチ 38 回転センサ 40 電子制御装置(ECU) 40u 出力形態切換回路 50、51、53 外部測定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 15/02 19/05 23/02 301 M 7531−3H (72)発明者 真田 一也 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御システムの状態データを外部測定装
    置に出力信号として出力する制御システムの状態出力装
    置において、 上記制御システムは、上記出力信号を出力する前に、上
    記外部測定装置に通信周期を決定させるために、この出
    力信号の出力タイミングと同期した同期信号を出力する
    出力手段を備える制御システムの状態出力装置。
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JP2005201248A (ja) * 2003-11-25 2005-07-28 Crf Soc Consortile Per Azioni 誘導型電気アクチュエータ用の動作装置

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