JPH07165122A - 車体フロアの遮熱板取付構造 - Google Patents

車体フロアの遮熱板取付構造

Info

Publication number
JPH07165122A
JPH07165122A JP5315110A JP31511093A JPH07165122A JP H07165122 A JPH07165122 A JP H07165122A JP 5315110 A JP5315110 A JP 5315110A JP 31511093 A JP31511093 A JP 31511093A JP H07165122 A JPH07165122 A JP H07165122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
vehicle body
body floor
vehicle
tunnel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5315110A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nojima
耕司 野島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP5315110A priority Critical patent/JPH07165122A/ja
Priority to KR1019940034036A priority patent/KR0145635B1/ko
Publication of JPH07165122A publication Critical patent/JPH07165122A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation
    • B60R13/0815Acoustic or thermal insulation of passenger compartments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units
    • B62D25/2009Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits
    • B62D25/2018Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits the subunits being front structures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮熱板により専用の補強材を用いることなく
フロアトンネルの開き剛性の向上と、ダッシュロアとフ
ロントフロアとの継目部分の折れ剛性の向上とを図る。 【構成】 車体フロア1の車室側に、ダッシュロア3と
フロントフロア4との継目部分を跨いで、フロアトンネ
ル2からその両側方へ所要の長さ範囲に亘って遮熱板8
を設け、遮熱板8と車体フロア1との間に閉断面部10
を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の車体フロアの遮
熱板取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体フロアは周知のように、パ
ネル面剛性の確保とフロア下側機能部品の配設のために
フロアトンネルを車体前後方向に形成してあるが、F・
F型車(フロントエンジン・フロントドライブ型車)に
あっては、例えば実開昭56−118120号公報に示
されているように、このフロアトンネルの外側の凹部内
に排気管を収容配設し、該フロアトンネルの外側の凹部
内で排気管の上面側を覆うように遮熱板を設けて、排気
管の熱が車体フロアに伝達することのないようにしてい
る。
【0003】この遮熱板は排気管全長に亘って設けられ
る訳ではなく、排気管の熱が高くなる部分、例えばエン
ジンの排気マニホルド近くやキャタライザと、その後方
の所要長さ領域に亘って設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フロアトンネルは車体
フロアの車室側に膨出成形されていて、車両走行時のね
じれ荷重によって開き方向の荷重を受ける傾向にある。
【0005】このフロアトンネルの外側、即ち、車外側
には前述のように部分的に遮熱板が配設されているが、
この遮熱板は車体フロアへの熱伝達を回避するため、フ
ロアトンネルから離間状態に配設されていて、車体フロ
アの補強材としては何等寄与していないため、フロアト
ンネルの低開き剛性に起因するこもり音を防止するため
には、専用の補強材を設ける必要がある。
【0006】また、車体フロアはダッシュロアの後端部
上にフロントフロアの前端部を重合して接合して形成し
ており、しかも、該ダッシュロアの後端部にはフロント
フロアの組付け時の位置決めと、これらダッシュロアと
フロントフロアとの継目部分へ充填するシール剤のシー
ル溜りの確保のため、車幅方向にビード部を車室側に向
けて膨出成形する場合があり、このため、車両の前面衝
突時の前記継目部分からの折れ変形を防止するために、
該継目部分にも専用の補強材を設ける必要がある。
【0007】そこで、本発明は専用の補強材を設けるこ
となく、遮熱板によってフロアトンネルの開き剛性の向
上と、ダッシュロアとフロントフロアの継目部分の剛性
向上とを図ることができる車体フロアの遮熱板取付構造
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】ダッシュロアの後端部に
フロントフロアの前端部を重合して接合した車体フロア
の中央部に、車体前後方向に延在するフロアトンネルを
形成して、該フロアトンネル、又はフロアトンネル近傍
に排気管を配設した構造において、前記車体フロアの車
室側に、ダッシュロアとフロントフロアとの継目部分を
跨いで、フロアトンネルからその両側方へ所要の長さ範
囲に亘って遮熱板を取付け、該遮熱板と車体フロアとの
間に閉断面部を形成してある。
【0009】
【作用】遮熱板と車体フロアとの間に形成された閉断面
部が断熱空間となって、排気管の熱が車室内側へ熱伝達
するのを防止する。
【0010】また、この閉断面部が強度骨格部として機
能し、ダッシュロアとフロントフロアとの継目部分の折
れ剛性を高められると共に、フロアトンネルの開き剛性
が高められる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
【0012】図1〜3において、1は車体フロアで、そ
の略中央部に車体前後方向に延在するフロアトンネル2
を車室側に膨出成形してあり、このフロアトンネル2の
下側に、エンジンルームE・Rに搭載したエンジン12
から車体後方へ延びる排気管13を収容配設するように
してある。
【0013】この車体フロア1は、ダッシュロア3の後
端部上にフロントフロア4の前端部を重合して、例えば
スポット溶接により接合して形成してある。
【0014】前記ダッシュロア3の後端部には、車幅方
向にビード部5を車室側に膨出成形し、このビード部5
によってフロントフロア4の組付け時にその位置決めを
行えると共に、これらダッシュロア3とフロントフロア
4との継目部分に充填するシール剤6のシール溜り7を
形成するようにしてある。
【0015】そして、前記車体フロア1の車室側に、ダ
ッシュロア3とフロントフロア4との継目部分を前後方
向に跨いで、フロアトンネル2からその両側方へ所要の
長さ範囲に亘って遮熱板8をボルト・ナット9により接
合し、該遮熱板8と車体フロア1との間に閉断面部10
を形成してある。
【0016】この実施例では遮熱板8の前端部を、ダッ
シュロア3の背面側に閉断面を形成するダッシュインナ
パネル3aの段差部上に固定してある。
【0017】以上の実施例構造によれば、エンジン12
の図外の排気マニホルドから排出された直後の排気の温
度は可成りの高温であるため、この排気マニホルドに近
い車体フロア1の前側部分は、排気管13からの熱影響
を大きく受けるが、前述のように該車体フロア1の前側
部分のダッシュロア3とフロントフロア2との継目部分
には、遮熱板8と車体フロア1との間に閉断面部10を
形成してあるから、この閉断面部10が断熱空間となっ
て、排気管12の熱を遮断し、車室内へ熱影響を及ぼす
のを回避することができる。
【0018】とりわけ、近年のように排気マニホルドか
ら排出直後の高温の排気熱を有効利用して排気浄化を行
わせるために、排気マニホルド直後にプリキャタライザ
14を設けた場合、該プリキャタライザ14による排気
の酸化発熱反応で排気温度が高くなって、前記車体フロ
ア1の前側部分への熱影響が著しくなる傾向にあるが、
前記閉断面部10によって断熱効果が得られるため、特
にプリキャタライザ付設タイプの車両に有効である。
【0019】また、フロアトンネル2は車両走行時に車
体に作用するねじれ荷重によって開き方向の荷重を受け
る傾向にあるが、前述のように遮熱板8がフロアトンネ
ル2からその両側方へ所要の長さ範囲に亘って固定され
て、閉断面部10を形成しているため、該閉断面部10
が車体フロア1の強度骨格部として機能して、該フロア
トンネル2の開き剛性を高めて、こもり音の発生を防止
することができる。
【0020】更に、車両の前面衝突時にはダッシュロア
3とフロントフロア4との継目部分は応力集中し易く、
特に本実施例にようにダッシュロア3の後端部にビード
部5を形成してあると、応力集中の傾向がより高くなる
が、この継目部分を跨いで遮熱板8を結合して閉断面部
10を形成してあるので、車両の前面衝突時にあって
も、この閉断面部10が強度骨格部として機能して、前
記継目部分からの折れ変形を防止することができる。
【0021】また、本実施例では遮熱板8の前端部をダ
ッシュインナパネル3aの後端部の段差部上に結合し
て、ダッシュインナパネル3aの後端部分の段差をなく
し、遮熱板8の後端部とフラットなフロントフロア1と
の境目部分に段差が生じるようにしてあるので、フロア
インシュレータ11を敷設する場合に、ダッシュインナ
パネル3aの後端部分で敷設作業が面倒になることはな
く、また、前席乗員の足元となるダッシュインナパネル
3aの後端部分に段差がなくなるため居住性を高められ
る利点がある。
【0022】なお、前記実施例では排気管13をフロア
トンネル2に収容配設した場合を説明したが、排気管1
3をフロアトンネル2の側部近傍に配設するタイプの車
両に適用して、前述と同様の効果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車体フロ
アの車室側に取付けた遮熱板によって、フロアトンネル
とその両側部、およびダッシュロアとフロントフロアと
の継目部分を跨いでその前後方向に閉段目部を形成して
あるから、この閉断面部が断熱空間となって排気管から
の熱伝達を遮断して、良好な遮熱効果が得られることは
勿論、前記閉断面部が車体フロアの強度骨格部として機
能して、専用の補強材を必要とすることなくフロアトン
ネルの開き剛性を高められると共に、ダッシュパネルと
フロアトンネルとの継目部分の折れ剛性を高めることが
できるという実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図3のA−A線に沿う
断面図。
【図2】同実施例の図1のB−B線に沿う断面図。
【図3】同実施例の略示的斜視図。
【符号の説明】
1 車体フロア 2 フロアトンネル 3 ダッシュロア 4 フロントフロア 8 遮熱板 10 閉断面部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダッシュロアの後端部にフロントフロア
    の前端部を重合して接合した車体フロアの中央部に、車
    体前後方向に延在するフロアトンネルを形成して、該フ
    ロアトンネル、またはフロアトンネル近傍に排気管を配
    設した構造において、前記車体フロアの車室側に、ダッ
    シュロアとフロントフロアとの継目部分を跨いで、フロ
    アトンネルからその両側方へ所要の長さ範囲に亘って遮
    熱板を取付け、該遮熱板と車体フロアとの間に閉断面部
    を形成したことを特徴とする車体フロアの遮熱板取付構
    造。
JP5315110A 1993-12-15 1993-12-15 車体フロアの遮熱板取付構造 Pending JPH07165122A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315110A JPH07165122A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 車体フロアの遮熱板取付構造
KR1019940034036A KR0145635B1 (ko) 1993-12-15 1994-12-13 차체 플로어의 차열판 장착구조

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315110A JPH07165122A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 車体フロアの遮熱板取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07165122A true JPH07165122A (ja) 1995-06-27

Family

ID=18061545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5315110A Pending JPH07165122A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 車体フロアの遮熱板取付構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH07165122A (ja)
KR (1) KR0145635B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013203297A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Honda Motor Co Ltd 自動車の車体フロア構造
US8870267B2 (en) 2012-06-27 2014-10-28 Nissan North America, Inc. Vehicle cabin body structure
US8979173B2 (en) 2012-03-29 2015-03-17 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle body floor structure for automobile
JP2015051652A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 マツダ株式会社 車両の前部車体構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013203297A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Honda Motor Co Ltd 自動車の車体フロア構造
US8979173B2 (en) 2012-03-29 2015-03-17 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle body floor structure for automobile
US8870267B2 (en) 2012-06-27 2014-10-28 Nissan North America, Inc. Vehicle cabin body structure
JP2015051652A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 マツダ株式会社 車両の前部車体構造

Also Published As

Publication number Publication date
KR950017324A (ko) 1995-07-20
KR0145635B1 (ko) 1998-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000108938A (ja) 自動車の前部車体構造
JP2006335287A (ja) 自動車用シートの取付構造
JPS61291273A (ja) 自動車用ボデ−側方壁
JP2001180516A (ja) 自動車フレームの構造
JP3428347B2 (ja) 自動車の後部車体構造
JPH1076889A (ja) バンパリインフォース
JPH07165122A (ja) 車体フロアの遮熱板取付構造
JPH08192767A (ja) サイドシルとピラーの結合構造
JP2000233768A (ja) 自動車の車体構造
JP2000280937A (ja) 自動車の下部車体構造
JP3640240B2 (ja) 車両用フロントピラーのドアヒンジ部補強構造
JP3315915B2 (ja) 自動車車体の下側部補強構造
JP2000108949A (ja) 自動車の車体フロア構造
JP2001233243A (ja) 車両のルーフ構造
JP4058779B2 (ja) 車両のドア構造
JP3734520B2 (ja) 自動車のリヤバンパ取付構造
JP3311665B2 (ja) 自動車の車体トンネル補強構造
JPH0930449A (ja) 自動車のダッシュロアパネル周辺構造
JP3294428B2 (ja) フロントフロアパネル構造
JP3307857B2 (ja) 自動車の車体前端部構造
JP3972382B2 (ja) 自動車の側部車体構造
JP3789191B2 (ja) フロントピラー下部構造
JPH10278847A (ja) キャブの衝突安全構造
JP2563769Y2 (ja) 自動車の下部車体構造
JPS5851098Y2 (ja) 自動車用リヤフロア構造