JPH071579U - 位置決めコネクタ - Google Patents

位置決めコネクタ

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JPH071579U
JPH071579U JP1937691U JP1937691U JPH071579U JP H071579 U JPH071579 U JP H071579U JP 1937691 U JP1937691 U JP 1937691U JP 1937691 U JP1937691 U JP 1937691U JP H071579 U JPH071579 U JP H071579U
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雅昭 清水
誠治 平野
修 道平
弘 鈴木
幸治 佐野
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のインストルメントパネル等をダッシ
ュパネル等に組み付けると同時に双方のコネクタを位置
ずれなく確実に接続させる位置決めコネクタを提供する
ことを目的とする。 【構成】 組付体1か被組付体2の一方に一対の位置決
めピン3を突設し、該位置決めピン3に固定コネクタ4
を貫通させて固定し、可動コネクタ7に該位置決めピン
3に対する嵌合孔9を設けてなる構造である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のインストルメントパネル等をダッシュパネル等に組み付け ると同時に双方のコネクタを位置ずれなく接続させる位置決めコネクタに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、自動車のインストルメントパネル(以下インパネと言う)42を車体 側のダッシュパネル43に組み付ける際に、ワイヤハーネス44を接続したコネ クタ45,46同士を同時に接続させる構造を示すものである(実開平1−14 2345号公報)。
【0003】 すなわち、インパネ42の左右に一対の固定コネクタ45、ダッシュパネル4 3の左右に該固定コネクタ45に対応する一対の可動コネクタ46をそれぞれ設 けると共に、ダッシュパネル43の中央近傍に案内溝47を有する一対の位置決 め部材48を突設し、インパネ42に該案内溝47に対する一対のガイドレール 49を設けてある。
【0004】 また、該可動コネクタ46は、図6に示すように、ハウジング50の基部に上 下左右に環状のばね部51を突設して、ブラケット52の組付溝53内に可動に 保持される。そして、該位置決め部材48とガイドレール49とがスライド係合 することにより、上下左右方向の組付寸法誤差を可動コネクタ46が吸収しつつ コネクタ45,46相互の結合が行なわれるのである。
【0005】 しかしながら、上記構造にあっては、ダッシュパネル43側のみをとってみて も一対の位置決め部材48間の寸法L3 の誤差、位置決め部材48と可動コネク タ46との間の寸法L4 の誤差、可動コネクタ46の取付寸法L5 の誤差という ように多くの誤差要因があり、インパネ42側の寸法誤差をも合わせて累積誤差 が大きな場合には、コネクタ45,46相互の接続がスムーズに行われないとい う懸念があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した点に鑑み、組付寸法の累積誤差を小さく抑えてスムーズな コネクタ接続を行い得るコネクタ構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、組付体に可動コネクタか固定コネクタ の一方、被組付体に他方をそれぞれ一対ずつ設けて、該組付体を該被組付体に組 み付けると同時に該可動コネクタが組付寸法誤差を吸収しつつ該固定コネクタと 接続する構造において、前記組付体か被組付体の一方に一対の位置決めピンを突 設し、該位置決めピンに前記固定コネクタを貫通させて固定し、前記可動コネク タに該位置決めピンに対する嵌合孔を設けて成る構造を採用する。
【0008】
【作用】
固定コネクタが位置決めピンに貫通固定されているから固定コネクタと位置決 めピンとの間の寸法誤差がゼロになる。さらに、該位置決めピンを中心とした該 固定コネクタの組付誤差は従来の半分になる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案に係る位置決めコネクタの一実施例の基本概念を示す分解斜視 図、図2は図1のA−A断面図である。
【0010】 図で、1は、組付体としてのインパネ、2は、被組付体としてのダッシュパネ ルを示す。該ダッシュパネル2の左右の側端寄りには、ダッシュパネル2と一体 的に間隔L1 なる一対の位置決めピン3,3を突設し、固定コネクタ4の雌ハウ ジング本体5の中心に貫設した挿通孔6を各位置決めピン3に嵌合固定させてあ る。また、インパネ1には、該固定コネクタ4,4に対応する一対の可動コネク タ7,7を設けてある。該可動コネクタ7は、インパネ1の表面に突設した枠部 8内に雄ハウジング本体7′を上下左右遊動可能に保持させたものである。
【0011】 該雄ハウジング本体7′の中心と該中心に対応するインパネ1とには、該位置 決めピン3に対する嵌合孔9と挿通孔10をそれぞれ貫設してある。ここで固定 コネクタ4の挿通孔6の径D1 と嵌合孔9の径D2 は位置決めピン径dとほぼ等 しく、またインパネ1の挿通孔10の径D3 は該挿通孔径D2 よりも大きく設定 される。
【0012】 図3は、上記位置決めコネクタをさらに詳細に説明する分解斜視図である。 ダシュパネル2には、位置決めピン3に対するほぼ同径の挿通孔11を設けて ある。位置決めピン3は、主に金属を材料として先端に半球状先端部12を形成 し、基端にフランジ部13を設けてなるものであり、該挿通孔11に貫通させた フランジ部13を溶接により固定させる。位置決めピン3の固定の際には、図示 しない治具等を用いて良好な垂直精度を出すようにする。
【0013】 固定コネクタ4は、合成樹脂製の雌ハウジング本体5と、ワイヤハーネス14 に接続され該ハウジング本体5内に収容される雄端子15と、該雌ハウジング本 体5の後部を被覆する合成樹脂製のカバー16とにより構成される。該雌ハウジ ング本体5には、雄コネクタ嵌合部17に臨む基壁18の中心に前記位置決めピ ン3に対する挿通孔6を貫設すると共にその周囲に複数の端子収容室19を設け 、外周壁20にカバー固定用の係止突起21を設けてある。
【0014】 該カバー16には、底壁22の中心に該挿通孔6よりもやや大きめの挿通孔2 3を設け、外周壁24に該係止突起21に対する係合枠片25を設けると共に、 ダッシュパネル2にボルト26で固定するためのブラケット27を設けてある。 該雌ハウジング本体5とカバー16とには対向する半割りのワイヤハーネス挿通 口27a,27bを設けてある。
【0015】 一方、インパネ1側に組み付ける可動コネクタ7は、上記固定コネクタ4と同 様に合成樹脂製の雄ハウジング本体7′と前記雄端子15に対する雌端子28と 合成樹脂製の後部カバー29とにより構成される。該雄ハウジング本体7′には 、中心に位置決めピン3とほぼ等しい径の嵌合孔9を貫設し、その周囲に設けた 端子収容室30に前記雌端子28が装着される。該嵌合孔9の入口には位置決め ピン3に対するガイド面取31を施してある。カバー29には、底壁32に該嵌 合孔9よりもやや大きめの挿通孔28を設け、上下左右の外壁33にそれぞれ環 状のばね部34を一体に設けてある。
【0016】 また、インパネ1には、該位置決めピン3に対する大きめの挿通孔10を設け ると共に、インパネ1表面に該挿通孔10を囲む略U字状の枠部8を溶接により 固着させてある。該枠部8の上縁には、柱状の蓋部35を係合させる一対の係止 突起36を設けてある。37は、ワイヤハーネス挿通口である。該枠部8には、 可動コネクタ7のばね部34を嵌め込んで該可動コネクタ7を上下左右可動に組 み付ける。
【0017】 なお、可動コネクタ7には必ずしもばね部34を設ける必要はなく、図2に示 したようにハウジング本体7′の底部に形成したフランジ状部34′をインパネ 1側の枠部8内に上下左右摺動可能に装着してもよい。
【0018】 そして図1に示したように、インパネ1に突設した一対の係合凸部38をダッ シュパネル2の凹部39に嵌合してインパネ1をダッシュパネル2に組み付ける と同時に、位置決めピン3が可動コネクタ7のガイド面取31に摺接して嵌合孔 9に挿入され、可動コネクタ7と固定コネクタ4との結合が行われる。インパネ 1の固定はボルト40により行われる。ここでコネクタ4,7相互の結合に際し ては、固定コネクタ4が位置決めピン3に貫通固定されているから、固定コネク タ4と位置決めピン3との間の寸法誤差がゼロになり、さらに該位置決めピン3 を固定コネクタ4の中心に配置したから、該固定コネクタ4のダッシュパネル2 への組付寸法L2 (図1参照)に対する誤差は従来の半分となり、スムーズなコ ネクタ結合が可能となる。
【0019】 本考案の位置決めコネクタは、インパネ1とダッシュパネル2の組付のみなら ず、図4に示すような車両用バンパー41のテールランプ42と後部ボディ43 側回路との組付におけるコネクタ4′,7′の接続にも適用できるものである。
【0020】
【考案の効果】
以上の如くに、本考案によれば、固定コネクタを位置決めピンに貫通固定させ たから、固定コネクタと位置決めピンとの間の寸法誤差がゼロになり、さらに、 該位置決めピンを中心とした該固定コネクタの組付誤差が従来の半分となって、 車両ボディの組付等と同時にスムーズで確実なコネクタ接続を行わせることがで きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る位置決めコネクタの一実施例を示
す分解斜視図(基本概念図)である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本考案の位置決めコネクタを詳細に説明する分
解斜視図である。
【図4】応用例を示す分解斜視図である。
【図5】従来におけるインパネとダッシュパネルの組付
状態を示す分解斜視図である。
【図6】そのインパネに取り付けられる可動コネクタを
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 インパネ 2 ダッシュパネル 3,3 位置決めピン 4 固定コネクタ 6 挿通孔 7 可動コネクタ 9 嵌合孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 道平 修 広島県安芸郡府中町新地3−1 マツダ株 式会社内 (72)考案者 鈴木 弘 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)考案者 佐野 幸治 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組付体に可動コネクタか固定コネクタの
    一方、被組付体に他方をそれぞれ一対ずつ設けて、該組
    付体を該被組付体に組み付けると同時に該可動コネクタ
    が組付寸法誤差を吸収しつつ該固定コネクタと接続する
    構造において、前記組付体か被組付体の一方に一対の位
    置決めピンを突設し、該位置決めピンに前記固定コネク
    タを貫通させて固定し、前記可動コネクタに該位置決め
    ピンに対する嵌合孔を設けて成ることを特徴とする位置
    決めコネクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003151687A (ja) * 2001-11-08 2003-05-23 Denso Corp 基板間コネクタ、組み付け方法、治具及び電気回路装置
JP2019057365A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 山一電機株式会社 ソケットおよび同ソケットを備えたモジュールユニット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59114775A (ja) * 1982-12-20 1984-07-02 日本電気株式会社 コネクタ
JPH01142345U (ja) * 1988-03-25 1989-09-29

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