JPH0715723Y2 - 外径転圧仕上げ装置 - Google Patents
外径転圧仕上げ装置Info
- Publication number
- JPH0715723Y2 JPH0715723Y2 JP1987061209U JP6120987U JPH0715723Y2 JP H0715723 Y2 JPH0715723 Y2 JP H0715723Y2 JP 1987061209 U JP1987061209 U JP 1987061209U JP 6120987 U JP6120987 U JP 6120987U JP H0715723 Y2 JPH0715723 Y2 JP H0715723Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool head
- frame
- cylindrical
- roller
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B39/00—Burnishing machines or devices, i.e. requiring pressure members for compacting the surface zone; Accessories therefor
- B24B39/04—Burnishing machines or devices, i.e. requiring pressure members for compacting the surface zone; Accessories therefor designed for working external surfaces of revolution
- B24B39/045—Burnishing machines or devices, i.e. requiring pressure members for compacting the surface zone; Accessories therefor designed for working external surfaces of revolution the working tool being composed of a plurality of working rolls or balls
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/47—Burnishing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/47—Burnishing
- Y10T29/476—Continuous feed
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［考案の技術分野］ 本考案は、円柱，円筒などの外径を仕上げ加工するため
の装置に係り、特に前記被加工物の比較的長尺物を連続
的に仕上げ加工するための装置に関するものである。さ
らに具体的には、長尺の円柱，円筒状物の外径を連続的
に転圧加工するバニシング装置に関するものである。
の装置に係り、特に前記被加工物の比較的長尺物を連続
的に仕上げ加工するための装置に関するものである。さ
らに具体的には、長尺の円柱，円筒状物の外径を連続的
に転圧加工するバニシング装置に関するものである。
［背景技術とその問題点］ 円柱，円筒などの外径を比較的高度に仕上げる方法とし
ては、研磨仕上げ，ラップ仕上げ，超仕上げ切削，バニ
シ仕上げなどがある。これらのうちで、バニシ仕上げ
は、表面硬度の上昇と鏡面に近い仕上がり面と寸法精度
の向上が同時に達成できるため、効果的に利用されてい
る。
ては、研磨仕上げ，ラップ仕上げ，超仕上げ切削，バニ
シ仕上げなどがある。これらのうちで、バニシ仕上げ
は、表面硬度の上昇と鏡面に近い仕上がり面と寸法精度
の向上が同時に達成できるため、効果的に利用されてい
る。
バニシ仕上げ工具には、種々の形態の加工面に対応して
それぞれの形状の工具が用意されている。穴内面，円筒
端面，円錐外面，円錐内面，円柱外面，平坦面，球面な
どさまざまな形状が現用に共されている。これら従来の
バニシ装置は、加工面に対して機械的に工具を押圧ない
しは移動させて目的の加工面に適用しているのが一般的
である。すなわち、被加工物に対して工具を回転駆動す
るとともに推進駆動させて適用位置を変えながら所望の
範囲にバニシ加工を施すものである。このように、回転
と推進の２つの駆動装置を要することは、加工操作が煩
雑になる欠点がある。特に、本考案が対象とする長尺の
円柱あるいは円筒状の被加工物を貫通させ、その長手方
向に自己推進させて被加工物の外径を加工する場合、長
尺物の全長にわたって推進駆動しなければならず、装置
が大がかりになってしまう。
それぞれの形状の工具が用意されている。穴内面，円筒
端面，円錐外面，円錐内面，円柱外面，平坦面，球面な
どさまざまな形状が現用に共されている。これら従来の
バニシ装置は、加工面に対して機械的に工具を押圧ない
しは移動させて目的の加工面に適用しているのが一般的
である。すなわち、被加工物に対して工具を回転駆動す
るとともに推進駆動させて適用位置を変えながら所望の
範囲にバニシ加工を施すものである。このように、回転
と推進の２つの駆動装置を要することは、加工操作が煩
雑になる欠点がある。特に、本考案が対象とする長尺の
円柱あるいは円筒状の被加工物を貫通させ、その長手方
向に自己推進させて被加工物の外径を加工する場合、長
尺物の全長にわたって推進駆動しなければならず、装置
が大がかりになってしまう。
このような欠点を解消するための装置としては特公昭50
−21314号公報記載の装置などがある。該特公昭50−213
14号公報記載の装置を例にとれば、ローラの外周に配置
された所謂ヘッドを回転駆動するように構成されている
ため、回転駆動時の回転数を速くしなければならず、材
質や仕上げ程度を所望の値に制御しようとすれば工具の
回転数を制御するのが一般的であり、高速の回転数を制
御する必要があって制御が煩雑になる傾向がある。
−21314号公報記載の装置などがある。該特公昭50−213
14号公報記載の装置を例にとれば、ローラの外周に配置
された所謂ヘッドを回転駆動するように構成されている
ため、回転駆動時の回転数を速くしなければならず、材
質や仕上げ程度を所望の値に制御しようとすれば工具の
回転数を制御するのが一般的であり、高速の回転数を制
御する必要があって制御が煩雑になる傾向がある。
［考案の目的］ そこで本考案では、簡単な構造で長尺の円柱状物の外径
をバニシ加工し得しかも加工状態の制御が容易な装置を
提供せんとするものである。すなわち、回転駆動のみを
与えれば、いかなる長尺の棒状物も自動的に自己推進的
に推進し駆動回転数を簡単に制御することによって効果
的にバニシ加工ができるもので、装置の簡素化と加工時
間の短縮を達成しようとするものである。
をバニシ加工し得しかも加工状態の制御が容易な装置を
提供せんとするものである。すなわち、回転駆動のみを
与えれば、いかなる長尺の棒状物も自動的に自己推進的
に推進し駆動回転数を簡単に制御することによって効果
的にバニシ加工ができるもので、装置の簡素化と加工時
間の短縮を達成しようとするものである。
［考案の構成］ 前記目的を達成するために本考案においては次のような
構成を成している。すなわち、円筒状の工具ヘッドの筒
内面に接触して等配係止されたローラと、前記工具ヘッ
ドとは回転自在でかつ前記ローラを係止したフレーム
と、該フレームを固定した筒状部材と、前記工具ヘッド
ならびに前記筒状部材を包囲すべく配設した外筒部材と
から成り、前記工具ヘッドと前記外筒部材との間には前
記工具ヘッドに固定されかつ前記外筒部材とはねじ結合
した工具径調節部材を介在させ、前記外筒部材の外径所
定位置には固定用のフランジを配設し、前記筒状部材に
は回転駆動部材を係止するための手段を設け、前記ロー
ラは前記工具ヘッドの軸線に対して所定角度傾斜して配
設して成るものである。
構成を成している。すなわち、円筒状の工具ヘッドの筒
内面に接触して等配係止されたローラと、前記工具ヘッ
ドとは回転自在でかつ前記ローラを係止したフレーム
と、該フレームを固定した筒状部材と、前記工具ヘッド
ならびに前記筒状部材を包囲すべく配設した外筒部材と
から成り、前記工具ヘッドと前記外筒部材との間には前
記工具ヘッドに固定されかつ前記外筒部材とはねじ結合
した工具径調節部材を介在させ、前記外筒部材の外径所
定位置には固定用のフランジを配設し、前記筒状部材に
は回転駆動部材を係止するための手段を設け、前記ロー
ラは前記工具ヘッドの軸線に対して所定角度傾斜して配
設して成るものである。
［作用］ 前記のような構成において、外筒部材に配設したフラン
ジは、本願考案を実施するための好適な加工装置の本体
に固定的に係止され、外筒部材は回転不能に固定され
る。一方、筒状部材は適宜な回転駆動手段で例えば電動
機などと関連付けられたプーリなどによって回転駆動さ
れる。筒状部材が回転すると筒状部材と一定的に固定さ
れたフレームも貫通される被加工物の軸線部を中心に回
転する。フレームが回転するとフレームに回転可能に嵌
合係止されたローラは外側を工具ヘッドの筒内面に密着
し、内側を被加工部材の外周面に密着して被加工部材の
周囲を回転する。すなわち、ローラは工具ヘッドと被加
工部材との間に密着しながらフレームと共に転動し、被
加工部材の外周を転圧する。ローラは工具ヘッドの軸線
に対して所定角度偏向させてフレームに係止されている
ため被加工部材の周囲を転動する際に被加工部材に対し
て所定の方向に推進力を与え、その結果被加工部材は外
周の加工を受けながら自動的に軸線方向に移動させられ
ることになる。かくして、被加工物はいかに長尺であっ
てもその全長にわたって効果的に転圧加工が成され得る
ものである。
ジは、本願考案を実施するための好適な加工装置の本体
に固定的に係止され、外筒部材は回転不能に固定され
る。一方、筒状部材は適宜な回転駆動手段で例えば電動
機などと関連付けられたプーリなどによって回転駆動さ
れる。筒状部材が回転すると筒状部材と一定的に固定さ
れたフレームも貫通される被加工物の軸線部を中心に回
転する。フレームが回転するとフレームに回転可能に嵌
合係止されたローラは外側を工具ヘッドの筒内面に密着
し、内側を被加工部材の外周面に密着して被加工部材の
周囲を回転する。すなわち、ローラは工具ヘッドと被加
工部材との間に密着しながらフレームと共に転動し、被
加工部材の外周を転圧する。ローラは工具ヘッドの軸線
に対して所定角度偏向させてフレームに係止されている
ため被加工部材の周囲を転動する際に被加工部材に対し
て所定の方向に推進力を与え、その結果被加工部材は外
周の加工を受けながら自動的に軸線方向に移動させられ
ることになる。かくして、被加工物はいかに長尺であっ
てもその全長にわたって効果的に転圧加工が成され得る
ものである。
［考案の実施例］ 以下図示の実施例に基づいて本考案をさらに詳細に説明
する。
する。
第１図は本考案の好適な一実施例を示す縦断側面図であ
って、１はローラ、２はフレーム、３は工具ヘッド、４
は筒状部材、５はフランジ、６及び７はそれぞれ調節部
材20を構成する調節環及び固定ナット、８は間筒体、9,
10,11はそれぞれ軸受け、12はキー、13は封止部材であ
る。ローラ１はフレーム２に刻設されたローラ穴15に遊
嵌されて工具ヘッド３の貫通穴101内周面に密着可能に
配設されている。フレーム２は筒状部材４にネジ結合に
て固着されている。工具ヘッド３は間筒体８にネジ結合
され間筒体８と一体的に固定されている。間筒体８は外
筒体14に刻設したネジ102と間筒体８に刻設したネジ103
とによって外筒体14に対して出入自在に係止されてい
る。該間筒体８と外筒体14との出入調節は、第３図に示
すように、間筒体８のネジ103に係止された固定ナット
７をゆるめて調節環６を工具ヘッド３側に寄せ、調節環
６の突起104と外筒体14の突起105との係合を解除し、間
筒体８を外筒体14に対して出入させることによって行
う。間筒体８すなわち該間筒体８と一体的に構成された
工具ヘッド３が外筒体14に対して出入するものである。
つまり、外筒体14に対して筒状体４は軸受け9,11によっ
て位置が固定的に係止されているので、工具ヘッド３の
外筒体14に対する位置を調節することによって相対的に
フレーム２の工具ヘッド３に対する位置を調節し、ロー
ラ１と工具ヘッド３の貫通穴101との係合位置を調節す
るものである。工具ヘッド３の貫通穴101は、公知の装
置と同様先端側が広く奥側が徐々に狭くなるように傾斜
状に形成されている一方、ローラ１は工具ヘッド３の貫
通穴101に密着した状態においてローラ１の内周が貫通
穴101の軸線と平行をなすように貫通穴101とは逆の傾斜
状に形成されている。従ってローラ１と工具ヘッド３の
貫通穴101との係合位置を変えることはローラ１が貫通
穴101の傾斜に従ってフレーム２から出没しローラ１の
内周の径が拡大，縮小し、許容寸法を調節するものであ
る。寸法設定後は再び調整環６を外筒部材14側に寄せて
固定ナット７を締め付ければ、設定した状態に工具径が
固定されることになる。
って、１はローラ、２はフレーム、３は工具ヘッド、４
は筒状部材、５はフランジ、６及び７はそれぞれ調節部
材20を構成する調節環及び固定ナット、８は間筒体、9,
10,11はそれぞれ軸受け、12はキー、13は封止部材であ
る。ローラ１はフレーム２に刻設されたローラ穴15に遊
嵌されて工具ヘッド３の貫通穴101内周面に密着可能に
配設されている。フレーム２は筒状部材４にネジ結合に
て固着されている。工具ヘッド３は間筒体８にネジ結合
され間筒体８と一体的に固定されている。間筒体８は外
筒体14に刻設したネジ102と間筒体８に刻設したネジ103
とによって外筒体14に対して出入自在に係止されてい
る。該間筒体８と外筒体14との出入調節は、第３図に示
すように、間筒体８のネジ103に係止された固定ナット
７をゆるめて調節環６を工具ヘッド３側に寄せ、調節環
６の突起104と外筒体14の突起105との係合を解除し、間
筒体８を外筒体14に対して出入させることによって行
う。間筒体８すなわち該間筒体８と一体的に構成された
工具ヘッド３が外筒体14に対して出入するものである。
つまり、外筒体14に対して筒状体４は軸受け9,11によっ
て位置が固定的に係止されているので、工具ヘッド３の
外筒体14に対する位置を調節することによって相対的に
フレーム２の工具ヘッド３に対する位置を調節し、ロー
ラ１と工具ヘッド３の貫通穴101との係合位置を調節す
るものである。工具ヘッド３の貫通穴101は、公知の装
置と同様先端側が広く奥側が徐々に狭くなるように傾斜
状に形成されている一方、ローラ１は工具ヘッド３の貫
通穴101に密着した状態においてローラ１の内周が貫通
穴101の軸線と平行をなすように貫通穴101とは逆の傾斜
状に形成されている。従ってローラ１と工具ヘッド３の
貫通穴101との係合位置を変えることはローラ１が貫通
穴101の傾斜に従ってフレーム２から出没しローラ１の
内周の径が拡大，縮小し、許容寸法を調節するものであ
る。寸法設定後は再び調整環６を外筒部材14側に寄せて
固定ナット７を締め付ければ、設定した状態に工具径が
固定されることになる。
さて、電動機（図示せず）等の駆動機によってベルト17
を介してプーリ17を回転駆動すると筒状部材４が回転駆
動され、筒状部材４の回転と同時にフレーム２が回転
し、ローラ１もまた工具ヘッド３の貫通穴101内周面を
転動する。このとき、ローラ１の内周に係合するように
被加工部材を供給すれば、多数のローラ１が被加工部材
の外周を転圧加工するが、ローラ１は第２図に示すよう
に工具ヘッド３あるいはフレーム２の軸線Ｃに対してそ
の軸線Ｃ′が所定角度θ傾斜して配置してあるのでロー
ラ１内周に係合した被加工部材は自ら回転しながら推進
力を受け、所定の方向へ加工されながら自動的に回転し
つつ移動していくものである。
を介してプーリ17を回転駆動すると筒状部材４が回転駆
動され、筒状部材４の回転と同時にフレーム２が回転
し、ローラ１もまた工具ヘッド３の貫通穴101内周面を
転動する。このとき、ローラ１の内周に係合するように
被加工部材を供給すれば、多数のローラ１が被加工部材
の外周を転圧加工するが、ローラ１は第２図に示すよう
に工具ヘッド３あるいはフレーム２の軸線Ｃに対してそ
の軸線Ｃ′が所定角度θ傾斜して配置してあるのでロー
ラ１内周に係合した被加工部材は自ら回転しながら推進
力を受け、所定の方向へ加工されながら自動的に回転し
つつ移動していくものである。
ここで、被加工部材の外周を加工するには所定の回転速
度でローラ１を被加工部材表面に対して転動させなけれ
ばならない。その方法としては被加工部材を回転させる
方法と、工具ヘッド３を回転させる方法と、フレーム２
を回転させる方法とが考えられる。従来一般的に用いら
れていたのは工具ヘッド３を回転させる方法である。と
ころが工具ヘッド３を回転させる方法ならびに被加工部
材を回転させる方法はいずれも、ローラ１を回転させる
方法に比べて、当該物を高速で回転駆動しなければなら
ず、被加工部材の種類による回転数の制御が難しい。と
ころがフレーム２を回転駆動する方法によれば、工具ヘ
ッド３ならびに外筒部材14が固定されているので、遊星
回転の原理からローラ１自体はフレーム２のローラ穴15
内で高速回転しているがフレーム２自体は工具ヘッド３
ないし外筒部材14に対して低速回転でよく、回転数の制
御が極めて容易である特徴を有するものである。
度でローラ１を被加工部材表面に対して転動させなけれ
ばならない。その方法としては被加工部材を回転させる
方法と、工具ヘッド３を回転させる方法と、フレーム２
を回転させる方法とが考えられる。従来一般的に用いら
れていたのは工具ヘッド３を回転させる方法である。と
ころが工具ヘッド３を回転させる方法ならびに被加工部
材を回転させる方法はいずれも、ローラ１を回転させる
方法に比べて、当該物を高速で回転駆動しなければなら
ず、被加工部材の種類による回転数の制御が難しい。と
ころがフレーム２を回転駆動する方法によれば、工具ヘ
ッド３ならびに外筒部材14が固定されているので、遊星
回転の原理からローラ１自体はフレーム２のローラ穴15
内で高速回転しているがフレーム２自体は工具ヘッド３
ないし外筒部材14に対して低速回転でよく、回転数の制
御が極めて容易である特徴を有するものである。
［考案の効果］ 以上において詳述した通り本考案によれば、円筒状の工
具ヘッドの筒内面に接触して等配係止されたローラと、
前記工具ヘッドとは回転自在でかつ前記ローラを係止し
たフレームと、該フレームを固定した筒状部材と、前記
工具ヘッドならびに前記筒状部材を包囲すべく配設した
外筒部材とから成り、前記工具ヘッドと前記外筒部材と
のあいだには前記工具ヘッドに固定されかつ前記外筒部
材とはねじ結合した工具径調節部材を介在させ、前記外
筒部材の外径所定位置には固定用のフランジを配設し、
前記筒状部材には回転駆動部材を係止するための手段を
設け、前記ローラは前記工具ヘッドの軸線に対して所定
角度傾斜して配設したので、筒状部材を回転駆動するだ
けで被加工部材が自動的に前進して加工が完了するもの
であるから、長尺の被加工物であっても簡単な操作で容
易に加工することができるもので、加工工数の大幅に短
縮が達成し得るものである。
具ヘッドの筒内面に接触して等配係止されたローラと、
前記工具ヘッドとは回転自在でかつ前記ローラを係止し
たフレームと、該フレームを固定した筒状部材と、前記
工具ヘッドならびに前記筒状部材を包囲すべく配設した
外筒部材とから成り、前記工具ヘッドと前記外筒部材と
のあいだには前記工具ヘッドに固定されかつ前記外筒部
材とはねじ結合した工具径調節部材を介在させ、前記外
筒部材の外径所定位置には固定用のフランジを配設し、
前記筒状部材には回転駆動部材を係止するための手段を
設け、前記ローラは前記工具ヘッドの軸線に対して所定
角度傾斜して配設したので、筒状部材を回転駆動するだ
けで被加工部材が自動的に前進して加工が完了するもの
であるから、長尺の被加工物であっても簡単な操作で容
易に加工することができるもので、加工工数の大幅に短
縮が達成し得るものである。
第１図は本考案の好適な一実施例の縦半断側面図、第２
図は要部を抜き出して示した拡大図、第３図は要部を抜
き出して示した斜視図、第４図は第１図におけるAA断面
図である。 1:ローラ、2:フレーム 3:工具ヘッド、4:筒状部材 5:フランジ、6:調節環 7:固定ナット、8:間筒体 9:軸受け、10:軸受け 11:軸受け、12:キー 13:封止部材、14:外筒部材 15:ローラ穴、16:ベルト 17:プーリ、18:とめ輪 19:ガイド、20:調節部材 101:貫通穴、102:ネジ 103:ネジ、104:突起 105:突起
図は要部を抜き出して示した拡大図、第３図は要部を抜
き出して示した斜視図、第４図は第１図におけるAA断面
図である。 1:ローラ、2:フレーム 3:工具ヘッド、4:筒状部材 5:フランジ、6:調節環 7:固定ナット、8:間筒体 9:軸受け、10:軸受け 11:軸受け、12:キー 13:封止部材、14:外筒部材 15:ローラ穴、16:ベルト 17:プーリ、18:とめ輪 19:ガイド、20:調節部材 101:貫通穴、102:ネジ 103:ネジ、104:突起 105:突起
Claims (1)
- 【請求項１】円柱あるいは円筒状の被加工物を包囲する
ように配設した円筒状の工具ヘッドと、該工具ヘッドの
筒内面および前記被加工物の外周面に接触して等配係止
された複数のローラと、前記工具ヘッドの内周に同軸的
に配置され前記ローラを嵌合係止し、前記被加工物を貫
通させその長手方向に移動可能にする中空部を形成し、
前記被加工物の軸線部を中心に回転駆動されるフレーム
と、該フレームを一体的に固定した筒状部材と、前記工
具ヘッドならびに前記筒状部材を包囲すべく配設した外
筒部材とから成り、前記工具ヘッドと前記外筒部材との
間には前記工具ヘッドに固定されかつ前記外筒部材とは
ねじ結合した工具径調節部材を介在させ、前記外筒部材
の外周所定位置には該外筒部材を回転不能にする固定用
のフランジを配設し、前記筒状部材には回転駆動部材を
係止するための手段を設け、前記ローラは前記フレーム
の軸線に対して所定角度傾斜して配設したことを特徴と
する外径転圧仕上げ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987061209U JPH0715723Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 外径転圧仕上げ装置 |
| US07/183,244 US4924568A (en) | 1987-04-21 | 1988-04-19 | Burnishing device for external surfaces of workpieces having circular sectional contours |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987061209U JPH0715723Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 外径転圧仕上げ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63169252U JPS63169252U (ja) | 1988-11-04 |
| JPH0715723Y2 true JPH0715723Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=13164573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987061209U Expired - Lifetime JPH0715723Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 外径転圧仕上げ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4924568A (ja) |
| JP (1) | JPH0715723Y2 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2816857B2 (ja) * | 1989-04-18 | 1998-10-27 | 株式会社スギノマシン | ローラ転圧装置の工具解放機構 |
| JPH0753889Y2 (ja) * | 1989-05-16 | 1995-12-13 | 株式会社スギノマシン | 複合自動加工装置 |
| US5492030A (en) * | 1994-01-26 | 1996-02-20 | Thomson Saginaw Ball Screw Company, Inc. | Methods of making ball nuts for preloaded ball nut and screw assemblies |
| US5522124A (en) * | 1994-05-18 | 1996-06-04 | Cogsdill Tool Products, Inc. | Roller burnishing apparatus having directly driven, coaxially disposed burnishing head assembly |
| CN101214598B (zh) * | 2008-01-07 | 2010-08-18 | 李龙江 | 外圆表面滚压装置 |
| US9387420B2 (en) | 2010-04-12 | 2016-07-12 | Baker Hughes Incorporated | Screen device and downhole screen |
| CN101992376A (zh) * | 2010-11-11 | 2011-03-30 | 强胜精密机械(苏州)有限公司 | 一种外圆滚压加工装置 |
| US8684075B2 (en) | 2011-02-17 | 2014-04-01 | Baker Hughes Incorporated | Sand screen, expandable screen and method of making |
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