JPH07140880A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07140880A
JPH07140880A JP5283603A JP28360393A JPH07140880A JP H07140880 A JPH07140880 A JP H07140880A JP 5283603 A JP5283603 A JP 5283603A JP 28360393 A JP28360393 A JP 28360393A JP H07140880 A JPH07140880 A JP H07140880A
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JP
Japan
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image forming
process cartridge
cartridge
forming apparatus
image
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Application number
JP5283603A
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English (en)
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Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置の本体より着脱可能にしたプロ
セスカートリッジが脱装時には帯電器や転写器又は現像
器等の移動により密閉されることにより、感光体(像形
成体)の外光劣化から保護と塵埃の侵入防止がなされ、
着装時には前記部材の開放移動により像露光光路が形成
されるとともに、帯電部材により発生するオゾン含有空
気の排風路を形成し、画像形成装置の小型化と簡素化を
はかり感光体の疲労劣化を防止する。 【構成】 少なくとも像形成体と帯電器及び/又は現像
器を有するプロセスカートリッジが着脱可能にされた画
像形成装置において、該プロセスカートリッジの着脱に
伴い、前記帯電器を構成する帯電部材の移動又は現像器
の移動が前記プロセスカートリッジの遮蔽部の開閉を兼
ねていることを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は像形成体としての感光体
を含むプロセスカートリッジを着脱可能にした電子写真
の画像形成装置に関し、更に詳しくは、着脱に伴い該プ
ロセスカートリッジの遮蔽状態の開閉がなされる画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真の画像記録装置は像形成体とし
て感光体ドラムが設けられ、その周面に近く、帯電,露
光,現像,転写,残留トナーのクリーニング及び除電の
各機構が設けられ、更に転写材に転写された画像は定着
されて回収されるようになっている。
【0003】そして、上記感光体ドラムは像露光以外に
露光を与えると劣化が進み好ましくない。また感光体面
にトナーや埃等が飛散して付着すると画像に汚れが現れ
て好ましくない。
【0004】従って、電子写真の画像形成装置において
は、何らかの感光体の保護対策が必要になっている。そ
して該感光体はプロセスカートリッジとして保護ケース
に入れた状態で画像形成装置の本体に着脱できるように
し、清掃点検や着脱操作等がやり易くなるような処理が
とられている。
【0005】そして、このようなプロセスカートリッジ
には、遮光のための光密カバーや塵埃に対する保護や損
傷からの保護を目的としたカバーを設け、そのようなカ
バーを該プロセスカートリッジの本体への着脱に連動し
て開閉するようにした提案が特開昭60-111260号公報に
も紹介されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなプロセスカ
ートリッジの中には感光体以外にそれに付属する帯電器
や現像器やクリーニング手段等が共に組み込まれてお
り、このプロセスカートリッジを本体へ着脱するに当た
り着脱に連動して開閉する保護カバーを設けることはス
ペース的にも困難な面があり、形状も作動機構も複雑で
あり製造コストも高く確実な保護が実証できるものは実
現していない。
【0007】本発明はこのような背景をもとにして簡単
で製作コストが低くなる感光体を内装したプロセスカー
トリッジの保護手段を提供することを課題目的にする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
a,b,c,d,e,f,g及びhの何れか1項によっ
て達成される。
【0009】(a)少なくとも像形成体と帯電器あるい
は転写器を有するプロセスカートリッジが着脱可能にさ
れた画像形成装置において、該プロセスカートリッジの
着脱に伴い、前記帯電器あるいは転写器をそれぞれ構成
する帯電部材の移動が前記プロセスカートリッジの遮蔽
部の開閉を兼ねていることを特徴とする画像形成装置。
【0010】(b)前記帯電器が露光経路の遮蔽部材を
兼ねることを特徴とするa項に記載の画像形成装置。
【0011】(c)前記帯電器が前記プロセスカートリ
ッジ内の排風空気流の経路の遮蔽部材を兼ねることを特
徴とするa項に記載の画像形成装置。
【0012】(d)前記帯電器がプロセスカートリッジ
の着脱と連動して該カートリッジの遮蔽部の開閉をする
ようにしたことを特徴とするa項に記載の画像形成装
置。
【0013】(e)少なくとも像形成体と現像器を有す
るプロセスカートリッジの着脱に伴い、現像器の移動が
前記プロセスカートリッジの遮蔽部の開閉を兼ねている
ことを特徴とする画像形成装置。
【0014】(f)前記現像器の移動が露光経路の遮蔽
部材を兼用することを特徴とするe項に記載の画像形成
装置。
【0015】(g)前記現像器の移動が空気流路の遮蔽
部材を兼用することを特徴とするe項に記載の画像形成
装置。
【0016】(h)前記現像器の移動がプロセスカート
リッジの装着及び脱装と連動することを特徴とするe項
に記載の画像形成装置。
【0017】
【作用】感光体,帯電器,転写器を含むプロセスカート
リッジの着脱に際して、帯電器あるいは転写器あるいは
双方が移動して脱装時には遮光及び塵埃等の保護カバー
の役目をさせ、装着時には、帯電器が所定の帯電位置に
セットされると共に、それが移動して開いた間隙から像
露光光が感光体に投影される光路が設定されるように
し、更に転写器も脱装時にプロセスカートリッジの保護
カバーの代りをしていたものが、着装時には、所定の位
置にセットされると共に転写紙がプロセスカートリッジ
内の転写位置に搬送され像転写を受けたのち、該カート
リッジ外に搬送され、定着器で定着され回収されるよう
にしてある。
【0018】また、帯電器は前述の場合と同様に、プロ
セスカートリッジの着脱により移動できるようになって
おり該カートリッジが脱装時には、帯電器が該カートリ
ッジの窓を塞ぎ、着装時には該帯電器が所定位置にセッ
トされ、感光体を帯電可能な状態にし、該窓はレーザ等
像露光光の光路になるようにしてあり、これに対して、
転写器は該カートリッジ内に固定したままにして、転写
紙の入出のゲートだけを着脱に際して開閉板で開閉でき
るようにしてあっても良い。
【0019】そして、帯電器や転写器はワイヤ帯電極式
(コロナ放電式)のものでもよく、帯電ブラシ、帯電ブ
レード式のものや帯電ローラ式のものでもよい。
【0020】また、プロセスカートリッジの着脱に際し
て帯電器や転写器の移動は自動的に連動して行われるも
のであり、該カートリッジの装填時に画像形成装置本体
に固定された規制ピンに該カートリッジの帯電器及び/
又は転写器に一体的に取り付けられたレバーが突き当た
ることにより所定位置に自動的に移動することになる。
【0021】また、該カートリッジを所定位置に装填
後、例えば該画像形成装置の上部の蓋を閉じることによ
りその蓋についている作動ピンにより、例えば帯電ブレ
ードがばね等による付勢力(プロセスカートリッジを閉
じさせようとして常に付勢されている力)に抗して押し
下げることによりセット位置に設定可能になるようにす
ることができる。
【0022】また、帯電器はカートリッジ内の所定位置
に固定したままにしておき、プロセスカートリッジ内の
現像器又はそのユニット例えばカラー現像器ユニットが
感光体に対して正位置に移動セットされることにより像
露光光路の為の該カートリッジの開口がなされるが、該
画像形成装置から脱装されるときは勿論のこと、必要に
応じては該画像形成装置に装着されているときでも未稼
働のときには該現像器は感光体から離された状態でしか
も像露光のための通過窓も塞がれた状態にすることがで
きる。
【0023】このようにした本発明により、画像形成装
置から脱装された状態のプロセスカートリッジは帯電
器、転写器、又は現像器によって遮光された状態になっ
ていて、感光体の光劣化が防止されると共に塵埃の侵入
からも保護される。そして、該プロセスカートリッジが
画像形成装置に着装されるときは上記各部材が所定位置
にセット状態になるため、それによって塞がれていた所
が開けられ、それが像露光光路に活用され、また、転写
紙搬送通路が形成され、更にカートリッジ内のオゾンガ
ス等を含む排風空気流放出通路を形成させたりすること
が可能になる。
【0024】
【実施例】本発明の実施例を図を用いて説明する。
【0025】図1は本発明のカラー画像形成装置の一実
施例を示したものである。
【0026】図において100は像形成体である感光体ド
ラムで、OPC感光体をドラム上に塗布したもので接地
されて時計方向に駆動回転される。112は帯電器で、図
に示すコロナ放電式のものの他に後述する帯電ブラシ、
帯電ブレード、帯電ローラ、も使用され、感光体ドラム
100の周面に配置される。しかし、感光体ドラム上に4
色画像を重ね合わせる方式のカラー画像形成には、非接
触のコロナ放電式のものを使用することが望ましい。一
方、感光体から転写体上にトナー像を転写する場合は、
この限りではない。この帯電器112による帯電に先だっ
て、前プリントまでの感光体の履歴をなくすために発光
ダイオード等を用いたPCL111による露光を行って感
光体周面の除電をしておくようにしてある。
【0027】感光体への一様帯電ののち像露光手段113
により画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手
段113は図示しないレーザダイオードを発光光源とし回
転するポリゴンミラー1131、fθレンズ等を経て反射ミ
ラー1132により光路を曲げられ走査がなされるもので、
感光体ドラム100の回転(副走査)によって潜像が形成
される。本実施例では画像部の露光を行ない、反転潜像
を形成するようにしてある。
【0028】感光体ドラム100周縁にはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等
のトナーとキャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵し
た現像器201,202,203,204が設けられていて、先ず1
色目の現像がマグネットを内蔵し現像剤を保持して回転
する現像スリーブ206によって行われる。現像剤はフェ
ライトをコアとしてそのまわりに絶縁性樹脂をコーティ
ングしたキャリアと、ポリエステルを主材料として色に
応じた顔料と荷電制御剤、シリカ、酸化チタン等を加え
たトナーとからなるもので、現像剤は穂切り規制板によ
って現像スリーブ206上の層厚を規制されて現像域へと
搬送される。
【0029】現像域における現像スリーブ206と感光体
ドラム100との間隙は層厚(現像剤)よりも大きい間隙
SDとして、この間にバイアスが印加される。このバイ
アス電圧によってキャリアから離脱するきっかけを与え
られたトナーにより、顕像化(反転現像)が行われる。
【0030】1色目の顕像化が終った後2色目の画像形
成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器112による一
様帯電が行われ、2色目の画像データによる潜像が像露
光手段113によって形成される。このとき1色目の画像
形成行程で行われたPCL111による除電は、1色目の
画像部に付着したトナーがまわりの電位の急激な低下に
より飛び散るため行わない。
【0031】再び感光体ドラム100の周面に対し像露光
により、光除電が行われた部分のうち、1色目の画像の
ない部分に対しては1色目と同様の潜像がつくられ現像
が行われるが、1色目の画像がある部分に対し再び現像
を行う部分では、1色目の付着したトナーにより遮光と
トナー自身のもつ電荷によって電位が少し残った潜像が
形成され、バイアスの電位差に応じた現像が行われる。
【0032】3色目、4色目についても2色目と同様の
画像形成行程が行われ、感光体ドラム100の周面上には
4色の顕像が形成される。
【0033】一方、給紙カセット121より転写紙送り出
し搬送ローラ122によって給送された記録紙Pは、転写
域へと給送され、転写器136,除電器146により感光体ド
ラム100の周面上の多色像が一括して記録紙P上に移さ
れる。
【0034】このように多色像が転移した記録紙Pは、
少くとも一方のローラ内部にヒータを有する2本の圧着
ローラからなる定着装置123へと搬送され、圧着ローラ
間で熱と圧力を加えられることにより付着トナーは溶融
し、記録紙(転写紙)P上に固定されたのち、装置外へ
排出される。
【0035】転写後の感光体ドラム100の周面上に残っ
た残留トナーはACコロナ放電器を用いたAC除電器11
5により除電を受けたのち、クリーニング部116にいたり
感光体に当接したゴム材から成るクリーニングブレード
116aによってクリーニング部116内に掻き落とされ、ス
クリュ等により排出あるいは貯留される。
【0036】クリーニング部116によって残留トナーを
除去された感光体ドラム100はPCL111による露光を受
けたのちスコロトロン帯電器112によって一様帯電を受
け、次の画像形成サイクルにはいる。多色像形成中はク
リーニングブレード116aは感光体表面から離間された
状態に保たれる。
【0037】次に本発明の特許請求の範囲の各請求項に
基づく実施例について具体的に図を用いて説明する。
【0038】請求項1〜4の実施例を図1,図2及び図
3の画像形成装置の各側面図及び図5の正面断面図によ
って説明する。
【0039】図1において感光体ドラム100,Y,M,
C及び黒の各現像器201,202,203,204,帯電器112,
転写器136,除電器146,クリーニング部材(クリーニン
グ部)116,除電器115,PCL除電器111を組み込んだ
プロセスカートリッジ2103には帯電器112及びそれの支
持体112Eの回動軸112Dが該カートリッジ2103のケース
2103Aの手前側及び奥側に設けられたブラケット2103C
の軸受2103Dを回動中心として揺動できるようにしてあ
り、通常該カートリッジ2103が画像形成装置の本体10か
ら脱装されているときは、図示しないトルクばねによっ
て付勢され該カートリッジ2103の遮蔽窓2103Bを塞いで
いる。
【0040】プロセスカートリッジ2103にはY,M,
C,黒の各現像器201,202,203,204がカートリッジ内
で移動可能あるいは着脱自在に組み込まれている。そし
て、Y,M,Cの現像器201,202,203は一体となり1
つのカラー現像器ユニット2004として組み込まれて
いる。そして該プロセスカートリッジ2103の本体10
に対しての着脱はガイドレール2110に沿って左右に移動
することによって行われ、カラー現像器ユニット2004及
び黒の現像器204の該プロセスカートリッジ2103に対す
る移動も同様に左右方向になされる。
【0041】そして、該本体10に該カートリッジ2103が
装着されると該本体10に固定されている規制ピン10Dに
よって前記支持体112Eの反対側に取り付けられたレバ
ー112Fが押されて時計方向に回転し感光体ドラム100を
帯電可能な正規の位置に帯電器112が移動してセットさ
れる。
【0042】一方、転写器136,除電器146も、帯電器11
2と同様の移動が可能であるが図1においては転写器136
は正規の転写位置にセットしたままにし、該カートリッ
ジ2103に転写紙Pが侵入して来る通路を脱装時に塞がれ
ているものを着装時にはその開閉板136Bがそれに続く
作動レバー136Dを本体10に固定された作動ピン137によ
って支軸136Cを中心に回動して開かれるようにしてあ
る。
【0043】同様に転写紙Pが出て行く通路を脱装時の
閉状態から着装時の開状態になるように開閉板138Aと
それと一体に取付けられたレバー138Bが本体10に固定
した作動ピン139に当って支軸138のまわりに反時計方向
に回動する。
【0044】このようにして、該プロセスカートリッジ
2103は画像形成装置から装着されているときは帯電器11
2とその支持体112Eによって該カートリッジ2103の窓21
03Bを塞ぎ、転写器近傍の転写紙搬送路のゲートも閉じ
られており塵埃などの侵入が防止され、また感光体ドラ
ム100への外光も遮蔽されてしまい、感光体ドラム100
は、光劣化を起すことなく安全に保護される。
【0045】一方、着装時には帯電器112及びその支持
体112Eによって塞がれていた遮蔽窓2103Bは開かれ、
像露光光の通路が形成されるようになる。また、開閉板
136B,138Aも開かれ転写紙Pの通路が形成される。
【0046】これ等のゲートや窓の開放はその他に排風
ファンによるトナー飛散やオゾン含有気流を除去する通
路の役目も果たし、装置内部を清浄に保ったり感光体の
劣化を防止させる役目を果たす。
【0047】以上は帯電器及び転写器がコロナ放電型の
ものを用い、帯電器のみを移動させるようにした実施例
を図1に基づいて説明したが、帯電器に帯電ブレードを
用い、帯電器、転写器の両帯電部材ともプロセスカート
リッジ内で移動させるようにした実施例を図2及び図3
を用いて説明する。この構成は、モノクロの画像形成装
置であるが、転写体を転写部に代わりに設けることによ
りカラー画像形成装置とすることができる。
【0048】この実施例に用いた帯電器はブレード112
Aであるがその他ローラやブラシ方式のものが使用で
き、プロセスカートリッジ2103のケース2103Aにあけら
れた遮蔽窓2103Bを塞ぐように図示はしてないがトルク
ばねによって付勢されている。
【0049】また、転写器136Aもローラ又はブラシ方
式のものであり、該転写器136Aに取付けられた開閉板1
36Bと138Aと共に常にプロセスカートリッジ2103に対
する転写紙Pの搬入搬出通路等の開口部が完全に塞がれ
かつ、感光体から隔離されるように付勢されている。
【0050】従って、画像形成装置に該プロセスカート
リッジ2103が装着されない状態では該カートリッジ2103
の各開口部、遮蔽窓は塞がれており、感光体は外光によ
る光劣化から保護されると共に、塵埃からも守られてい
る。
【0051】そしてこのようなプロセスカートリッジ21
03が図2に示すように画像形成装置の本体10に設けられ
たガイドレール2110に沿って右方から左方へスライドし
て挿入されると帯電ブラシ又は帯電ブレードの112Aは
その回動支軸112Cをはさんで反対側に一体的に設けら
れた作動レバー112Bを本体10に取り付けられた規制ピ
ン10Dに押されることにより感光体ドラム100の表面に
軽く接触できるようになる。
【0052】また、転写ローラ又は転写ブラシ136Aも
回転支軸136Cを挟んで反対側に一体的に設けられた転
写紙Pの入口用の開閉板136Bと作動レバー136Dと共に
本体10に取り付けられた作動ピン137によって、該作動
レバー136Dが当接されることにより回転して該ブラシ
又はブレードの転写器136Aは感光体ドラム100の表面に
軽く当接することになる。と同時に出口側の開閉板138
Aも支軸138のまわりに連動して回動され転写紙Pのプ
ロセスカートリッジ2103の出口が開放されるようにな
る。
【0053】また、図3に示す実施例はプロセスカート
リッジ2103を右方から左方にガイドレール2110に沿って
スライドして本体10に装着するとき転写器136Aの部分
の感光体ドラム100に対する当接は図2に示したものと
全く同じであるが、帯電器の感光体ドラム100に対する
当接は光学系113を含む上部の本体開閉蓋2120を閉じる
ことにより該開閉蓋2120に取付けられている規制ピン21
21が、ブラシ又はブレード112Aの帯電器を直接押すこ
とにより該当接が行われるようにしたものである。
【0054】次に、請求項5〜7の実施例を図4の側面
図及び図5の正面図を用いて説明する。
【0055】プロセスカートリッジ2103にはY,M,
C,黒の各現像器201,202,203,204がカートリッジ内
で移動可能あるいは着脱自在に組み込まれている。そし
て、Y,M,Cの現像器201,202,203は一体となり1
つのカラー現像器ユニット2004として組み込まれてい
る。そして該プロセスカートリッジ2103の本体10に対し
ての着脱はガイドレール2110に沿って左右に移動するこ
とによって行われ、カラー現像器ユニット2004及び黒の
現像器204の該プロセスカートリッジ2103に対する移動
も同様に左右方向になされる。
【0056】該プロセスカートリッジ2103にも、該カラ
ー現像器ユニット2004のケース2103A,2004Aにはそれ
ぞれ窓2103B,2004Bがあけられていて、該カラー現像
ユニット2004が所定の位置(スリーブローラ206が図の
2点鎖線の位置にある)にセットされているときは、前
記窓2103B及び2004Bはお互いに重なって空いた状態に
なっていて、像露光光路が開かれた状態になっていると
共に、オゾンを含む空気や飛散トナーが感光体ドラム10
0から排風される通路を形成することになり大変好都合
になる。
【0057】プロセスカートリッジ2103の非装着状態で
はカラー現像器ユニット2004は実線位置に退避する状態
に設定する。すなわち、プロセスカートリッジを脱装し
たときや、プロセスカートリッジを装着した状態にかか
わらず、カラー現像器ユニット2004を交換やトナー補給
のために引き出したときには該ユニットはスリーブロー
ラ206が図の実線に示す位置まで下がっていて、前記2
つの遮蔽窓2103Bと2004Bとはお互いにずれて塞がれて
しまい、該カートリッジ2103を本体10から脱装して外光
にさらされた状態のときも感光体ドラム100が外光から
遮蔽されているので感光体の光劣化が防がれる。黒現像
器204も同様に動作するようにしてもよい。
【0058】現像器の移動に伴う同様な構造を転写位置
近傍に施すことが可能である。しかし、図4では図2及
び図3と同じ構成にさせてある。同様に図1の構成に対
して通用させることも可能である。
【0059】また、プロセスカートリッジ2103を画像形
成位置に装填したときはそれに連動してカラー現像器ユ
ニット2004や黒現像器204も自動的に動作する定位置に
セットされるようにすることは、あらかじめプログラム
に設定することによって行うことが可能である。これが
請求項8に示した実施例である。
【0060】
【発明の効果】本発明により、プロセスカートリッジの
遮蔽機構の開閉が、帯電部材の移動と兼用して行われる
ことになり、感光体ドラムをオゾン劣化や光劣化や塵埃
汚染から保護し、安定した高画質の画像を得、かつ、小
型化と簡素化が維持された画像形成装置が提供できるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側断面図。
【図2】本発明の一実施例の側断面図。
【図3】本発明の一実施例の側断面図。
【図4】本発明の一実施例の側断面図。
【図5】本発明の一実施例の正面断面図。
【符号の説明】
10 本体 10D 規制ピン 100 感光体ドラム(像形成体) 111 PCL(前露光除電器) 112 帯電器 112A ブレード,ブラシ,ローラ 112B 作動レバー 112C 回動支軸 112D 回動軸 112E 支持体 112F レバー 115 AC除電器 116 クリーニング部材(クリーニング部) 116a クリーニングブレード 122 転写紙送り出し搬送ローラ 136 転写器(コロナ放電式) 136A 転写器(ローラ,ブラシ) 136B 開閉板 136C 支軸 136D 作動レバー 137 作動ピン 138 支軸 138A 開閉板 138B レバー 139 作動ピン 201,202,203,204 Y,M,C,黒現像器 2004 カラー現像器ユニット 2103 プロセスカートリッジ 2103A ケース 2103B 遮蔽窓 2103C ブラケット 2103D 軸受 2110 ガイドレール 2120 本体開閉蓋 2121 規制ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも像形成体と帯電器あるいは転
    写器を有するプロセスカートリッジが着脱可能にされた
    画像形成装置において、該プロセスカートリッジの着脱
    に伴い、前記帯電器あるいは転写器をそれぞれ構成する
    帯電部材の移動が前記プロセスカートリッジの遮蔽部の
    開閉を兼ねていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記帯電器が露光経路の遮蔽部材を兼ね
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記帯電器が前記プロセスカートリッジ
    内の排風空気流の経路の遮蔽部材を兼ねることを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記帯電器がプロセスカートリッジの着
    脱と連動して該カートリッジの遮蔽部の開閉をするよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 少なくとも像形成体と現像器を有するプ
    ロセスカートリッジの着脱に伴い、現像器の移動が前記
    プロセスカートリッジの遮蔽部の開閉を兼ねていること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記現像器の移動が露光経路の遮蔽部材
    を兼用することを特徴とする請求項5に記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記現像器の移動が空気流路の遮蔽部材
    を兼用することを特徴とする請求項5に記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記現像器の移動がプロセスカートリッ
    ジの装着及び脱装と連動することを特徴とする請求項5
    に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009282194A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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