JPH07140013A - 温度センサ - Google Patents

温度センサ

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JPH07140013A
JPH07140013A JP28786893A JP28786893A JPH07140013A JP H07140013 A JPH07140013 A JP H07140013A JP 28786893 A JP28786893 A JP 28786893A JP 28786893 A JP28786893 A JP 28786893A JP H07140013 A JPH07140013 A JP H07140013A
Authority
JP
Japan
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thermistor
terminals
main body
temperature
lead wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP28786893A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Tokunaga
正寿 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP28786893A priority Critical patent/JPH07140013A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】温度感知素子の短絡を確実に防止でき、温度検
出の応答性も良好に確保することができる温度センサを
提供する。 【構成】サーミスタ6と、サーミスタ6に接続されたタ
ーミナル2、3を有するコネクタ部とを備えた温度セン
サである。ターミナル2、3の末端がサーミスタ6の近
傍まで延設され、ターミナル2、3の末端がリード線5
を介してサーミスタ6に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の冷却水温度な
どを検出するために使用され、サーミスタ等の温度感知
素子とコネクタ部を備えた温度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタ部に1対のターミナル
(端子金具)を設け、そのターミナルの末端にリード線
を介して温度感知素子のサーミスタを接続し、リード線
とサーミスタの部分を包囲するように、ケースをコネク
タ部の外側に外嵌させた構造の温度センサが知られてい
る。
【0003】しかし、この種の温度センサには、細く長
いリード線が使用されるため、製造時の組付け作業や成
形工程中に、リード線が容易に変形し、リード線どうし
が短絡しやすい不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、実開平5−
40840号公報において、リード線に絶縁テープや絶
縁チューブを付して絶縁する構造が提案されたが、0.
3mm〜0.5mmの細いリード線に絶縁テープ等を付す作
業は非常に難しく、組付け作業性が悪くなる問題があっ
た。
【0005】また、コネクタ部のターミナルの末端を温
度検出位置まで延設し、リード線を使用せずに、サーミ
スタの端子部を直接ターミナルに接続する構造の温度セ
ンサが、実開平2−67237号公報で提案されている
が、ターミナルを直接サーミスタに接続した場合、サー
ミスタの温度がターミナル側に逃げやすくなり、温度検
出の応答性が悪化する問題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、温度感知素子の短絡を確実に防止でき、温度検出の
応答性も良好に確保することができる温度センサを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の温度センサは、温度感知素子と、温度感知
素子に接続されたターミナルを有するコネクタ部とを備
えた温度センサにおいて、ターミナルの末端が温度感知
素子の近傍まで延設され、ターミナルの末端がリード線
を介して温度感知素子に接続されて構成される。
【0008】
【作用・効果】このような構造の温度センサは、その製
造時、ターミナルの末端にリード線を介して温度感知素
子を半田付けなどで接続し、ターミナルのみ、或はター
ミナル、リード線、温度感知素子の全てを合成樹脂でモ
ールドするようにインサート成形を行って、本体を成形
するが、ターミナルの末端が温度感知素子の近傍まで延
設されてるため、リード線の長さが非常に短くなり、組
み付け時や成形時のリード線の変形によるリード線どう
しの短絡は防止される。
【0009】また、従来のように、リード線に絶縁テー
プやチューブを付す必要がなく、組付作業性が良好で、
さらに、リード線を介してターミナルと温度感知素子が
接続されるため、温度感知素子の温度が逃げにくく、温
度検出の良好な応答性を確保することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は温度センサの縦断面図を示し、1は
上部にコネクタ部4を有する合成樹脂製の本体、10は
本体1の外周部に外嵌・固定された金属製の取付筒であ
る。
【0012】本体1は、1対のターミナル(長尺の金属
板)2、3が間隔をおいて縦に埋設されるように、合成
樹脂でインサート成形され、上端に設けられた凹部内に
1対のターミナル2、3の先端が突出し、コネクタ部4
を形成している。
【0013】本体1の下端には、1対のターミナル2、
3の末端が突出し、その突出部に短いリード線5を介し
てサーミスタ6が接続される。つまり、ターミナル2、
3の末端部がサーミスタ6の近傍まで延設され、リード
線5の長さを短くできるようにしている。そして、サー
ミスタ6の周囲を包囲するように、周囲に多数のスリッ
ト孔を設けたインシュレータ7が、本体1の末端に接着
・固定される。
【0014】このような温度センサの製造時、本体1は
ターミナル2、3をインサートとして所定の形状に型成
形され、その後、本体1の末端から突出したターミナル
2、3の末端部に、例えば、直径0.3mm〜0.5mm、
長さ約10mmのリード線5(サーミスタ6に予め接続さ
れている)を半田付けする。
【0015】このような組み付け作業時、リード線5が
短いため、リード線5の変形によるリード線どうしの短
絡は生じず、容易に組み付け作業を行うことができる。
本体1の外周部に外嵌・固定される取付筒10は、下部
におねじ部11を有すると共に、外周に六角部を有し、
温度センサの取付時、被取付部に対し容易にねじ込み可
能な構造である。
【0016】この取付筒10は、本体1の中間部の段差
位置にシールリング12を介して外嵌・挿入され、取付
筒10の上端部を本体1の内側にかしめることにより、
取付筒10は本体1に対し固定される。このとき、取付
筒10の本体1に対する取付けが緩く、取付筒10が本
体1に対し多少回動したとしても問題は生じない。
【0017】このように構成された温度センサは、例え
ば、内燃機関の冷却水通路の壁部に設けられた孔に、そ
のサーミスタ側を挿入するように、取付筒10をねじ込
んで装着して使用され、先端のインシュレータ7のスリ
ット孔からサーミスタ6の周囲に進入した水の温度をサ
ーミスタが検出するように動作するが、サーミスタ6は
細いリード線5を介してターミナル2、3に接続されて
いるため、サーミスタ6に伝達された熱が逃げにくく、
良好な応答性をもって温度検出を行うことができる。
【0018】図2〜図4は他の実施例の温度センサの断
面図を示している。図2の温度センサは、ターミナル
2、3、リード線5、サーミスタ6が本体21内に完全
にインサートされるように成形され、さらに、インシュ
レータ27が本体の下部から中間部にかけての周囲を覆
うように成形され、固定される。また、この温度センサ
のターミナル2、3の中間部にはスペーサ28が配設さ
れ、ターミナル2、3が成形時に短絡しないようにして
いる。そして、このような形状の本体21とインシュレ
ータ27の外周に、おねじ部と六角部を有した取付筒2
0が外嵌・固定される。
【0019】このように、ターミナル2、3、リード線
5、サーミスタ6を本体21内に埋設される構造のもの
でも、ターミナル2、3の末端部がサーミスタ6の近傍
まで延設され、リード線5の長さを短くできるため、イ
ンサート成形時にリード線5が変形せず、短絡などの不
具合は生じない。
【0020】また、この温度センサの使用時には、イン
シュレータ27と本体21の合成樹脂層を通して熱がサ
ーミスタ6に伝達され、サーミスタにより温度が検出さ
れるが、サーミスタ6が細いリード線5を介してターミ
ナル2、3に接続されるため、サーミスタ6の熱がター
ミナル側に逃げにくく、応答性の良好な温度検出を行う
ことができる。
【0021】図3の温度センサは、取付筒とインシュレ
ータを合成樹脂により一体成形してなる取付ケース30
が、本体31の下部外周を被覆するように外嵌されて構
成される。その本体31は、図2の本体21と同様に、
ターミナル2、3、リード線5、サーミスタ6を埋設し
てインサート成形される。
【0022】また、図4に示すように、上記本体と取付
ケースを合成樹脂により一体成形してセンサ本体40を
構成することもできる。
【0023】これら図3、図4の温度センサにおいて
も、ターミナル2、3の末端部がサーミスタ6の近傍ま
で延設され、リード線5の長さを短くできるため、イン
サート成形時にリード線5が変形せず、短絡などの不具
合は生じず、また、使用時における温度検出の応答性も
良好である。
【0024】なお、上記実施例では、金属平板のターミ
ナル2、3を使用したが、図5に示すように、側部を略
直角に曲折したリブ付き金属板のターミナル42とすれ
ば、ターミナルの曲げ強度が増大し、成形時などのター
ミナルの変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置実施例を示す温度センサの縦断面
図である。
【図2】他の実施例を示す温度センサの縦断面図であ
る。
【図3】さらに、他の実施例を示す温度センサの縦断面
図である。
【図4】さらに、他の実施例を示す温度センサの縦断面
図である。
【図5】ターミナルの他の例を示す部分拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
1−本体、2、3−ターミナル、4−コネクタ部、5−
リード線、6−サーミスタ(温度感知素子)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度感知素子と、該温度感知素子に接続
    されたターミナルを有するコネクタ部とを備えた温度セ
    ンサにおいて、 該ターミナルの末端が該温度感知素子の近傍まで延設さ
    れ、該ターミナルの末端がリード線を介して該温度感知
    素子に接続されていることを特徴とする温度センサ。
JP28786893A 1993-11-17 1993-11-17 温度センサ Pending JPH07140013A (ja)

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JP28786893A JPH07140013A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 温度センサ

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JP28786893A JPH07140013A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 温度センサ

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JPH07140013A true JPH07140013A (ja) 1995-06-02

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JP28786893A Pending JPH07140013A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 温度センサ

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