JPH10213491A - 温度センサ - Google Patents
温度センサInfo
- Publication number
- JPH10213491A JPH10213491A JP1613797A JP1613797A JPH10213491A JP H10213491 A JPH10213491 A JP H10213491A JP 1613797 A JP1613797 A JP 1613797A JP 1613797 A JP1613797 A JP 1613797A JP H10213491 A JPH10213491 A JP H10213491A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear end
- disposed
- temperature sensor
- resin
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は温度センサに関するもので、取り付
け状態の信頼性を高めるものである。 【解決手段】 信号引き出し用のリード線１を接続した
サーミスタ素子６を樹脂キャップ５ａの先端部内に配
し、前記樹脂キャップ５ａの後端開口部側を筒状の金属
取り付け体９内に配し、前記樹脂キャップ５ａの後端部
外面と金属取り付け体９の内面との境界にシール用ゴム
８を配するとともに、防水コネクター部１１ａを前記金
属取り付け体９の後端部側に樹脂で一体成形し、この防
水コネクター部１１ａ内に、前記リード線１に接続した
外部端子３を設けた。
け状態の信頼性を高めるものである。 【解決手段】 信号引き出し用のリード線１を接続した
サーミスタ素子６を樹脂キャップ５ａの先端部内に配
し、前記樹脂キャップ５ａの後端開口部側を筒状の金属
取り付け体９内に配し、前記樹脂キャップ５ａの後端部
外面と金属取り付け体９の内面との境界にシール用ゴム
８を配するとともに、防水コネクター部１１ａを前記金
属取り付け体９の後端部側に樹脂で一体成形し、この防
水コネクター部１１ａ内に、前記リード線１に接続した
外部端子３を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエンジン
制御用や熱応答性を要求される産業用機器等に用いる温
度センサに関するものである。
制御用や熱応答性を要求される産業用機器等に用いる温
度センサに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の温度センサは図２に示すよ
うな構造であった。図２において、６はサーミスタ素子
であり、このサーミスタ素子６を、絶縁体２で外周を覆
われたリード線１の一端に接続し、さらにサーミスタ素
子６をエポキシ系樹脂による素子コーティング７にて保
護している。また、上記リード線１の他端に外部端子３
を接続しており、４はその接続部である。上記のように
リード線１、外部端子３が接続された上記サーミスタ素
子６を樹脂キャップ５ｂ内に収納し、この状態で上記樹
脂キャップ５ｂと一体となるように防水コネクター部１
１ｂを一体成形し、かつ上記外部端子３の一部がこの防
水コネクター部１１ｂの外部に取り出されるようにして
いる。また、上記防水コネクター部１１ｂの一部にはカ
ラー１０が固定されている構成であった。そして上記カ
ラー１０を利用してこの温度センサを自動車のエンジン
部等の適宜の箇所に取り付け、上記外部端子３を同じく
エンジン部等の適当な機器などに電気的に接続すること
により、この温度センサは用いられるものであった。
うな構造であった。図２において、６はサーミスタ素子
であり、このサーミスタ素子６を、絶縁体２で外周を覆
われたリード線１の一端に接続し、さらにサーミスタ素
子６をエポキシ系樹脂による素子コーティング７にて保
護している。また、上記リード線１の他端に外部端子３
を接続しており、４はその接続部である。上記のように
リード線１、外部端子３が接続された上記サーミスタ素
子６を樹脂キャップ５ｂ内に収納し、この状態で上記樹
脂キャップ５ｂと一体となるように防水コネクター部１
１ｂを一体成形し、かつ上記外部端子３の一部がこの防
水コネクター部１１ｂの外部に取り出されるようにして
いる。また、上記防水コネクター部１１ｂの一部にはカ
ラー１０が固定されている構成であった。そして上記カ
ラー１０を利用してこの温度センサを自動車のエンジン
部等の適宜の箇所に取り付け、上記外部端子３を同じく
エンジン部等の適当な機器などに電気的に接続すること
により、この温度センサは用いられるものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では測温部に取り付ける際に、カラー
１０を用いての２箇所のネジ止めの固定が必要であり、
またカラー１０に挿入する固定用のネジの径を大きくで
きないことから、締め付けに十分なトルクをかけにく
く、特に自動車のエンジン部などのように、強い振動を
受ける環境において高信頼性を維持するためには不安な
要素となっていた。
ような従来の構成では測温部に取り付ける際に、カラー
１０を用いての２箇所のネジ止めの固定が必要であり、
またカラー１０に挿入する固定用のネジの径を大きくで
きないことから、締め付けに十分なトルクをかけにく
く、特に自動車のエンジン部などのように、強い振動を
受ける環境において高信頼性を維持するためには不安な
要素となっていた。
【０００４】本発明はこのような問題点を解決し、取り
付けが容易であり、取り付け状態の信頼性の高い温度セ
ンサを提供することを目的とするものである。
付けが容易であり、取り付け状態の信頼性の高い温度セ
ンサを提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記のような問題を解決
するために本発明は、信号引き出し用のリード線を接続
したサーミスタ素子を樹脂キャップの先端部内に配し、
前記樹脂キャップの後端開口部側を筒状の金属取り付け
体内に配し、前記樹脂キャップの後端部外面と金属取り
付け体の内面との境界にシール用ゴムを配するととも
に、防水コネクター部を前記金属取り付け体の後端部側
に樹脂で一体成形し、この防水コネクター部内に、前記
リード線に接続した外部端子を設けたものである。
するために本発明は、信号引き出し用のリード線を接続
したサーミスタ素子を樹脂キャップの先端部内に配し、
前記樹脂キャップの後端開口部側を筒状の金属取り付け
体内に配し、前記樹脂キャップの後端部外面と金属取り
付け体の内面との境界にシール用ゴムを配するととも
に、防水コネクター部を前記金属取り付け体の後端部側
に樹脂で一体成形し、この防水コネクター部内に、前記
リード線に接続した外部端子を設けたものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１の発明は、信号
引き出し用のリード線を接続したサーミスタ素子を樹脂
キャップの先端部内に配し、前記樹脂キャップの後端開
口部側を筒状の金属取り付け体内に配し、前記樹脂キャ
ップの後端部外面と金属取り付け体の内面との境界にシ
ール用ゴムを配するとともに、防水コネクター部を前記
金属取り付け体の後端部側に樹脂で一体成形し、この防
水コネクター部内に、前記リード線に接続した外部端子
を設けた温度センサであって、金属取り付け体のネジ部
にて固定可能であるため、固定用のネジは不要となり、
取り付けが容易となる。また、上記金属取り付け体は高
い締め付けトルクをかけることが可能であるために、取
り付け状態での信頼性が確保できることになる。
引き出し用のリード線を接続したサーミスタ素子を樹脂
キャップの先端部内に配し、前記樹脂キャップの後端開
口部側を筒状の金属取り付け体内に配し、前記樹脂キャ
ップの後端部外面と金属取り付け体の内面との境界にシ
ール用ゴムを配するとともに、防水コネクター部を前記
金属取り付け体の後端部側に樹脂で一体成形し、この防
水コネクター部内に、前記リード線に接続した外部端子
を設けた温度センサであって、金属取り付け体のネジ部
にて固定可能であるため、固定用のネジは不要となり、
取り付けが容易となる。また、上記金属取り付け体は高
い締め付けトルクをかけることが可能であるために、取
り付け状態での信頼性が確保できることになる。
【０００７】図１は本発明の一実施形態を示し、図２の
従来例と同一箇所には同一番号を付し、説明を簡略化す
る。
従来例と同一箇所には同一番号を付し、説明を簡略化す
る。
【０００８】図１に示すように、本実施形態の温度セン
サにおいては、樹脂キャップ５ａの後端開口部側を筒状
の金属取り付け体９内に配し、前記樹脂キャップ５ａと
金属取り付け体９の境界に、リング状のシール用ゴム８
を配した状態にて、防水コネクター部１１ａを前記金属
取り付け体９と一体樹脂成形した構成を特徴としてい
る。
サにおいては、樹脂キャップ５ａの後端開口部側を筒状
の金属取り付け体９内に配し、前記樹脂キャップ５ａと
金属取り付け体９の境界に、リング状のシール用ゴム８
を配した状態にて、防水コネクター部１１ａを前記金属
取り付け体９と一体樹脂成形した構成を特徴としてい
る。
【０００９】ここでシール用ゴム８は金属取り付け体９
と防水コネクター部１１ａの一体樹脂成形部の境界のシ
ール性を補強するものである。
と防水コネクター部１１ａの一体樹脂成形部の境界のシ
ール性を補強するものである。
【００１０】
【発明の効果】このような本発明の構成によれば、金属
取り付け体のネジ部にて固定可能であるため、固定用の
ネジは不要となり、取り付けが容易となる。また、上記
金属取り付け体は高い締め付けトルクをかけることが可
能であるために、取り付け状態での信頼性が確保できる
ことになる。
取り付け体のネジ部にて固定可能であるため、固定用の
ネジは不要となり、取り付けが容易となる。また、上記
金属取り付け体は高い締め付けトルクをかけることが可
能であるために、取り付け状態での信頼性が確保できる
ことになる。
【図１】本発明の一実施形態による温度センサの半断面
図
図
【図２】従来の温度センサを示す断面図
１ リード線 ２ 絶縁体 ３ 外部端子 ４ 接続部 ５ａ 樹脂キャップ ６ サーミスタ素子 ７ 素子コーティング ８ シール用ゴム ９ 金属取り付け体 １１ａ 防水コネクター部
Claims (1)
- 【請求項１】 信号引き出し用のリード線を接続したサ
ーミスタ素子を樹脂キャップの先端部内に配し、前記樹
脂キャップの後端開口部側を筒状の金属取り付け体内に
配し、前記樹脂キャップの後端部外面と金属取り付け体
の内面との境界にシール用ゴムを配するとともに、防水
コネクター部を前記金属取り付け体の後端部側に樹脂で
一体成形し、この防水コネクター部内に、前記リード線
に接続した外部端子を設けた温度センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1613797A JPH10213491A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1613797A JPH10213491A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 温度センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10213491A true JPH10213491A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11908118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1613797A Pending JPH10213491A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 温度センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10213491A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7201513B2 (en) | 2004-02-19 | 2007-04-10 | Denso Corporation | Temperature sensor |
| KR101004460B1 (ko) | 2010-05-11 | 2010-12-31 | 오동진 | 액상물 저장수조의 액상물 온도 측정센서 |
| JP2016090370A (ja) * | 2014-11-04 | 2016-05-23 | 三菱電機株式会社 | 温度センサプローブ、加熱調理器 |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP1613797A patent/JPH10213491A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7201513B2 (en) | 2004-02-19 | 2007-04-10 | Denso Corporation | Temperature sensor |
| KR101004460B1 (ko) | 2010-05-11 | 2010-12-31 | 오동진 | 액상물 저장수조의 액상물 온도 측정센서 |
| JP2016090370A (ja) * | 2014-11-04 | 2016-05-23 | 三菱電機株式会社 | 温度センサプローブ、加熱調理器 |
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