JPH07137359A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH07137359A
JPH07137359A JP5289234A JP28923493A JPH07137359A JP H07137359 A JPH07137359 A JP H07137359A JP 5289234 A JP5289234 A JP 5289234A JP 28923493 A JP28923493 A JP 28923493A JP H07137359 A JPH07137359 A JP H07137359A
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JP
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data
printing
job
memory
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JP5289234A
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Toshimitsu Nakano
利満 中野
Masanari Toda
雅成 戸田
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば現在印刷途中のデータよりも優先順位
の高い新たなデータが入力されたときに即座にその新た
なデータを印刷し、その終了後に前の印刷途中のデータ
の印刷を復帰させる。 【構成】 現在印刷中のI/F 1に入力されたJOB
よりも、優先順位が高いJOBがI/F 2に入力され
た時に、CPU16によって実行されるI/F選択手段
によりI/F 1を優先順位が高いJOBが入力されて
いるI/F 2に変更し、CPU16による印刷状態退
避状態により現在印刷中のJOBの印刷状態をメモリ
(RAM18)に退避させ、優先順位の高いJOBを印
刷し、印刷終了後、CPU16による印刷状態復帰手段
により退避させていた印刷状態を復帰し、印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】
(1) 従来、印刷装置は選択されている第1のインタ
ーフェイス、すなわちI/F(I/F1)が受け取る一
連の印刷処理を行うの印刷データ群(以下JOB)より
も優先順位が高いJOBがI/F 1と異なる第2のイ
ンターフェイス、すなわちI/F(I/F 2)に入力
された場合に、I/F 1が受け取っているJOBが終
了したのち、I/FをI/F 1からI/F 2に変更
し、I/F 2が受け取るJOBを印刷していた。
【0003】(2) また従来、実用に供されている多
値画像プリンタはラスタメモリ領域にレンダリングされ
た画像データを位置ページの間は一つの解像度で出力し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例(1)では現在印刷中のJOBが終了するまで、次
のJOBを受け取ることができないため、現在印刷中の
JOBよりも、優先順位の高いJOBが入力されても、
即座に印刷を開始することができないという問題点があ
った。
【0005】また、上記従来例(2)では多値プリンタ
の特性から600DPIなどの高解像度で描画すると、
多階調のデータを与えても濃度の再現性が悪くなるた
め、自然画像やべた塗りを印刷する時は解像度を犠牲に
して300DPIなどの低解像度で印刷し、細かいライ
ンや文字をきれいに出力したい時は、濃度再現性を犠牲
にして600DPIなどの高解像度で印刷するといった
対策しかなかった。しかし、1ページの中にこれらの2
種類のデータが混在していた場合は、どちらかを優先し
て解像度を決めなければならなかった。
【0006】そこで本発明の目的は以上のような問題を
解消した印刷装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、各々データを受け取る複数のインター
フェイスと、前記各インターフェイスにより受け取った
データを解析するデータ解析手段と、前記データ解析手
段により解析された印刷順序の優先順位を記憶する記憶
手段と、該記憶手段内の優先順位の高い順に前記複数の
インターフェイスのいずれかを選択する選択手段と、前
記解析手段の解析により受け取った新たなデータが現在
印刷途中のデータより前記優先順位の高いときに、当該
印刷途中の印刷状態を退避して当該新たなデータを印刷
する印刷状態退避手段と、前記新たなデータの印刷終了
後に前記印刷状態退避手段の印刷状態を復帰する印刷状
態復帰手段とを具えたことを特徴とする。
【0008】さらに本発明は、外部からのデータを受け
取り多値ラスタメモリに展開し、プリンタエンジンに出
力する印刷装置において、前記ラスタメモリに対応する
ビットマップメモリと、前記ビットマップメモリにおけ
る前記ラスタメモリにデータを展開する際の輪郭を重視
するピクセルに対応した部分にフラグを立てる手段と、
印刷時に前記フラグを参照して、前記多値ラスタメモリ
における高い階調性を重視する部分に対応する箇所は低
解像度で、輪郭を重視する部分に対応するデータは高解
像度で読み出してプリンタエンジンに出力する手段とを
具えたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0010】<実施例1>図1は本発明の第1の実施例
を実行するための構成を例示するブロック図である。
【0011】図1において、11,12は出力装置(ホ
ストコンピュータ)であり、一連の印刷処理を行う印刷
データ群(以下JOB)を送出してくる。13は印刷装
置であり、以下の構成を含む。すなわち、14,15は
出力装置11,12とのJOBの送受信を制御する第
1,第2インターフェイス(I/F 1,I/F
2)、16は後述するROM17に格納されているプロ
グラムに従って各種処理の判断、制御を行う中央演算処
理装置(CPU)、17は図3,図4,図5,図6に示
すような各手順のプログラムを格納するROM(リード
オンリメモリ)、18はCPU16がROM17に格納
されたプログラムに従って各処理の判断、制御を行うた
めに必要なデータを格納するRAM(ランダムアクセス
メモリ)である。図2は出力装置11,12から送出さ
れるJOBのデータ構成を例示するものであって、これ
はRAM18に格納される。印刷データは、CPU16
の制御下でRAM18から読み出され、プリンタエンジ
ン(図示省略)に出力され印刷される。
【0012】図2において、21はJOBの開始を示す
制御データであり、JOBの先頭データとして出力装置
11,12から送出される。22はJOBの優先順位を
示すデータであり、この優先順位により印刷の順序を決
定する。22はJOB開始データに続いて送出される。
23は印刷処理を行う印刷データ群であり、文字デー
タ,図形データ等を含む。24はJOBの終了を示す制
御データであり、JOBの最終データとして送出され
る。
【0013】図3は本実施例の処理の流れを示したもの
である。
【0014】図3において、まず、後述するI/F選択
処理で、複数のインターフェイスから、どのインターフ
ェイスでJOBを受取り、印刷処理を行うかを決定する
(ステップ31)。ステップ31において、前回選択さ
れていたI/Fと異なるI/Fが選択され、I/Fが変
更されたか否かを判断し(ステップ32)、変更された
と判断された場合は選択されたI/Fで受信したデータ
がJOB開始データか否かを判断し(ステップ33)、
開始データと判断された場合は後述する印刷状態退避処
理(ステップ34)を行い、印刷処理(ステップ37)
に進む。ステップ33で開始データでないと判断された
場合はJOB終了データか否かを判断し(ステップ3
5)、終了データと判断された場合は後述する印刷状態
復帰処理(ステップ36)を行い、印刷処理(ステップ
37)に進む。ステップ35でJOB終了データでない
と判断された場合は印刷処理(ステップ37)に進む。
ステップ32でI/Fが変更されていないと判断された
場合は印刷処理(ステップ37)に進む。印刷処理では
データ解析手段でJOBの印刷データを解析しプリンタ
の制御を行い、ステップ31に進む。
【0015】図4は本実施例の図3に示すI/F選択処
理(ステップ31)の処理の流れを示したものである。
【0016】本実施例では、インターフェイスは2つと
し、現在選択されているI/FをI/F 1、選択され
ていないI/FをI/F 2とする。優先データはI/
F1より受取ったJOBの優先順位を示すデータをRA
M18に格納する。待機データは印刷途中に退避したI
/Fを識別するI/FIDとそのI/Fより受け取った
JOBの優先順位を示すデータをRAM18に格納す
る。
【0017】図4において、まず、I/F 1にデータ
が来ているか否かを判断し(ステップ401)、来てい
ると判断された場合はデータがJOB開始データ21で
あるか否かを判断し(ステップ402)、JOB開始デ
ータであると判断された場合は優先データにI/F 1
の優先順位をセットし(ステップ403)、ステップ4
07に進む。ステップ402でJOB開始データでない
と判断された場合はJOB終了データ24か否かを判断
し(ステップ404)、JOB終了データであると判断
された場合は現在選択されているI/Fを待機データの
I/FIDで示されるI/Fに変更し(ステップ40
5)、優先データに待機データの優先順位をセットし
(ステップ406)、I/F選択処理を終了する。ステ
ップ404でJOB終了データでないと判断された場合
はI/F選択処理を終了する。ステップ401でI/F
1にデータが来ていないと判断された場合はI/F
2にデータが来ているか否かを判断し(ステップ40
7)、来ていると判断された場合はデータがJOB開始
データであるか否かを判断し(ステップ408)、JO
B開始データであると判断された場合はI/F 2と優
先データ(I/F 1の優先順位)のどちらの優先順位
が高いかを判断し(ステップ409)、I/F 2の優
先順位が高いと判断された場合は待機データにI/F
1を示すI/FIDと優先データの優先順位をセットし
(ステップ410)、優先データにI/F2の優先順位
をセットし(ステップ411)、現在選択されているI
/FをI/F 2に変更し(ステップ412)、I/F
変更処理を終了する。ステップ409でI/F 1の優
先順位が高いと判断された場合は待機データにI/F
2を示すI/FIDと優先順位をセットし(ステップ4
13)、I/F変更処理を終了する。ステップ408で
JOB開始データでないと判断された場合はI/F選択
処理を終了する。ステップ407でI/F 2にデータ
が来ていないと判断された場合はI/F選択処理を終了
する。
【0018】図5は本実施例の図3に示す印刷状態退避
処理(ステップ34)の処理の流れを示したものであ
る。
【0019】図5において、まず、現在印刷装置13は
JOBを印刷処理の途中であるか否かを判断し(ステッ
プ51)、印刷途中であると判断された場合は現在の印
刷の状態、たとえば印刷する文字の大きさ、位置、修飾
などの印刷に必要な情報をメモリ(RAM18)に保存
し(ステップ52)、現在印刷装置13に印刷中の紙が
あるか否かを判断し(ステップ53)、紙があると判断
された場合は紙を一時的に退避させ(ステップ54)、
印刷の状態を新たなJOBの印刷処理が行えるように初
期化し(ステップ55)、印刷状態退避処理を終了す
る。ステップ53で紙がないと判断された場合はステッ
プ55に進む。ステップ51で印刷処理の途中ではない
と判断された場合は印刷状態退避処理を終了する。
【0020】図6は本実施例の図3に示す印刷状態復帰
処理(ステップ36)の処理の流れを示したものであ
る。
【0021】図6において、まず、図5の印刷状態退避
処理(ステップ34)で退避した印刷状態(ステップ5
2)があるか否かを判断し(ステップ61)、退避した
印刷状態があると判断した場合は退避した印刷状態を現
在の印刷状態にセットし(ステップ62)、一時的に退
避した紙(ステップ54)であるか否かを判断し(ステ
ップ63)、紙があると判断した場合は退避している紙
を退避前の状態に復帰し(ステップ64)、印刷状態復
帰処理を終了する。ステップ63で紙がないと判断され
た場合は印刷状態復帰処理を終了する。ステップ61で
退避した印刷状態がないと判断した場合は印刷状態復帰
処理を終了する。
【0022】なお、上記実施例では印刷装置のI/F
2を2としたが、任意数のI/Fを持つ印刷装置でも本
発明は有効である。I/Fが1つの場合でも、出力装置
においてJOBの切り替えを行い、前のJOBよりも高
い優先順位を指定することで本発明は有効となる。ま
た、コンピュータから出力されるデータを印刷する印刷
装置としてだけでなく、ファクシミリ機能等の機能を備
えた印刷装置にも本発明は有効である。
【0023】以上説明したように、本実施例によれば、
現在印刷中のJOBよりも、優先順位が高いJOBが入
力された時に、I/F選択手段によりI/Fを優先順位
が高いJOBが入力されているI/Fに変更し、印刷状
態退避手段により現在印刷中のJOBの印刷状態をメモ
リに退避させ、優先順位の高いJOBを印刷し、印刷終
了後、印刷状態復帰手段により退避させていた印刷状態
を復帰し、印刷を行うことによって、印刷中のJOBが
ある場合でも、優先順位の高いJOBを即座に印刷する
ことが可能となる。
【0024】<実施例2>まず、図7の全体構成図を用
いて処理全体の流れを説明する。1.1はホストコンピ
ュータである。1.2のページプリンタは、1.3のホ
ストインターフェイスブロック、1.4のドットイメー
ジ形成ブロック、1.5のビデオインターフェイスブロ
ック、1.6のプリンタエンジンで構成されている。ま
た、ドットイメージ形成ブロック1.4にはMPU(マ
イクロプロセッサユニット)1.7、MPU1.7に制
御されるラスタメモリ1.8およびビットメモリ1.9
が含まれている。次いで各部を説明する。
【0025】1)ホストインターフェイスブロック1.
3 ホストインターフェイスブロックでは図形、文字の種
類、大きさ、位置などをコード化したものと、自然画な
どのイメージから成っているページ記述言語(以下PD
L)を受け取る。
【0026】2)ドットイメージ形成ブロック1.4 ドットイメージ形成ブロック1.4では受け取ったPD
LコードデータをMPU1.7で解析し、ラスタメモリ
1.8に展開する。この時、高精細に描きたいピクセル
をレンダリングする時は、ビットマップメモリ1.9に
も対応した箇所のフラグを立てておく。
【0027】3)ビデオインターフェイスブロック1.
5 ビデオインターフェイスブロック1.5ではクロック信
号に従って、ビットマップメモリ1.9とイメージ展開
用メモリ(ラスタメモリ1.8)を主走査方向にスキャ
ンしてビデオ信号を形成し、プリンタエンジン1.6に
送る。ビデオ信号には水平同期信号(LSYNC)、垂
直同期信号(TOP)、クロック信号(VCLK)、画
像ビデオ信号(VCO)、高解像度、低解像度選択フラ
グ(IMCHR)などがある。
【0028】4)プリンタエンジン1.6 プリンタエンジン1.6は送られてきたビデオ信号に従
って印刷を行う。なおプリンタエンジン1.6はビデオ
信号のIMCHRに従って高解像度、低解像度を切り替
えて印刷する。
【0029】次に図8のフローチャートを用いてページ
プリンタの動作説明を加える。ステップ201でPDL
コードを受け取る。ステップ203でPDLコドが文
字、図形かイメージかで場合分けを行い、文字図形の時
は、ステップ204でビットマップメモリ1.9のその
箇所にフラグを立てる。どちらの場合もステップ205
でレンダリングメモリ(ラスタメモリ1.8)に実際に
出力するデータを描き込み、次のPDLコードを読み込
む。ステップ202でPDLコードの1ページ分が終了
したかどうかをチェックし、もうない時はステップ20
6でビデオ信号を生成し、プリンタエンジンに起動を掛
ける。
【0030】以下ではプリンタを電子写真方式多値モノ
クロプリンタとして詳しく説明を加える。このプリンタ
は高解像度を600DPI、低解像度を300DPIと
し、レンダリングメモリの1ピクセルは8bit(25
5階調記録可能)、ビットマップメモリの1ピクセルは
1bit(ON,OFFのみ記録可能)で両方とも60
0DPIで記録できる大きさを持っているとする。
【0031】図9の3.0,3.1のようにレンダリン
グメモリとビットマップメモリは初期化されている。こ
の初期化の意味はすべての面を低解像度のべた塗りで描
画することを示す。さて、PDLコードをMPU1.7
で解析し、文字や図形をレンダリングメモリ上に展開す
る(図9の3.2)。この時ビットマップメモリ上の同
じ箇所に対応するピクセルにフラグを立てると同時に低
解像度の時に対になっていたピクセルにも高解像度で描
画することを示すフラグを立てる(図9の3.3)。自
然画や、広い範囲を同じ色塗りつぶすような濃度を忠実
に再現したい箇所に対応するビットマップメモリ上の点
は初期状態の低解像度のままにしておく。
【0032】こうしてレンダリングメモリとビットマッ
プメモリに記録されると、ビデオインターフェイスブロ
ック1.5を介してビデオ信号に変換してプリンタエン
ジン1.6に送られる。
【0033】ここではその一部である3種類のビデオ信
号を図10の4.1,4.2,4.3に示した。
【0034】a)VCO7〜0(4.1)はプリンタが
印字すべき画像濃度情報を示す。VCO7がMSB、V
CO0がLSBの信号である。
【0035】b)IMCHR(4.2)は解像度を示す
信号であり、trueて低解像度、falseで高解像
度を示す。
【0036】c)VCLK(4.3)は以上二つのデー
タの転送同期クロックである。ビデオインターフェイス
のコントローラはVCLKの立ち上がりエッジでVDO
7〜VDO0,IMCHR信号をプリンタエンジンに送
出する。
【0037】これらの信号を受け取ったプリンタエンジ
ンがレーザを発生するまでのブロック図を図11に示
す。VCLKの立ち上がりに合わせて入力されるIMC
HRに従って三角波生成器5.0で作られた基準波であ
る2種類の三角波をセレクタ5.1で選択する。また、
VDO7〜VDO0の濃度値をD/A変換器5.2でア
ナログ信号にして、選択された三角波と比較器5.3に
入力するとレーザを発信させる時間だけ比較器5.3か
らレーザ起動信号がレーザドライバ5.4に送られる。
処理の流れを図10を使って説明する。
【0038】VCLK4.3の立ち上がりの時にIMC
HR4.2とVDO7〜0がプリンタエンジンに送られ
てくるが、図10の左端からAまではIMCHR4.2
は高解像度の600DPIモードになっているので、図
11の三角波生成器5.0で作られた三角波はセレクタ
5.1で600DPIのものが基準波として選択され
る。4.4に示すように、IMCHR4.2に対応した
VDO7〜0をD/A変換したものと三角波を比較器
5.3に入力すると、VDO信号4.1の濃度値よりも
三角波が大きい時間だけtrue信号4.5がレーザド
ライバ5.4に送られる。レーザドライバ5.4はレー
ザが1ドット分スキャンする間にtrue信号の間だけ
レーザを照射する。
【0039】図10でIMCHR4.2が300DPI
モードに切り替わると、セレクタ5.1で300DPI
の三角波を基準波として選択し、600DPIの時と同
様に300DPI用三角波とVDO信号が比較器に入力
され、レーザが2ドットスキャンする間にtrue信号
の間だけレーザが照射される。300DPIがセレクト
されているときもVCLK4.3の立ち上がる度にVD
O信号4.1とIMCHR4.2は取り込まれてくる
が、300DPIの三角波が終るまで後の信号は無視さ
れる。
【0040】レーザを感光ドラム上に照射することで感
光ドラム上に帯電が起こり、そこにトナーを付着させて
印刷を行うことができる。図10の4.5はVDO信号
に応じた各解像度(600DPI,300DPI)での
ドットモデルを示す。
【0041】なお、上の第2の実施例においてはモノカ
ラー式電子写真式プリンタについてのものであったが、
多値プリンタであれば、1ピクセル当たりのビット数が
何ビットであってもまた、カラープリンタであってもこ
の方式は実現できる。
【0042】以上説明したように、第2の実施例によれ
ば一つのページの中に細い文字、図形などのような解像
度を必要とする部分と、自然画などの階調の再現性を必
要とした部分が混在したものを多値プリンタを使って一
度で高品質に出力することが可能になった。
【0043】すなわち、プリンタのコマンド解析部でP
DLコードを解析、演算してそれぞれのピクセルの濃度
でレンダリングする際に1画素毎に高解像度か低解像度
どちらで出力したら良いかを演算し、その演算結果を画
素毎にビットマップメモリに記録する。そして、プリン
タエンジンには1画素毎の解像度のフラグと濃度値を同
期信号に合わせてセットで送る。プリンタエンジンでは
送られてきた解像度フラグに従い、高解像度の場合は遅
れられてきた濃度値で高解像度印刷し、低解像度フラグ
の時は低解像度分の大きさの画素をまとめて同じ濃度値
で印刷する。こうすることで、自然画や、べた塗り部分
は低解像度で描画することで階調を出し、文字、図形は
高解像度で描画することで、細かい輪郭も表示すること
が可能になる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷中であっても、それより優先順次の高いJOBを即座
に印刷することができ、また、一枚の画像を高解像度と
階調性を共に満足して一度に印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を例示するブロッ
ク図である。
【図2】同実施例のJOBを例示するデータ構成図であ
る。
【図3】同実施例の動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図4】同実施例のI/F選択処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図5】同実施例の印刷状態退避手段の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図6】同実施例の印刷状態復帰処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図7】ホストコンピュータからプリンタを使用すると
きの全体構成図である。
【図8】ホストコンピュータから送られてきたPDLコ
ードを読み込んでビットマップメモリとレンダリングメ
モリに描き込み、ビデオ信号を作るまでのフローチャー
トである。
【図9】レンダリングメモリと、ビットマップメモリの
使い方の説明図である。
【図10】ビデオ信号とそれを受け取ったプリンタエン
ジンの動作を示す図である。
【図11】プリンタエンジンのビデオ信号を受け取って
からレーザドライバを動かすまでの説明図である。
【符号の説明】
11 出力装置1 12 出力装置2 13 印刷装置 14 インターフェイス1(I/F 1) 15 インターフェイス2(I/F 2) 16 中央演算装置(CPU) 17 リードオンリメモリ(ROM) 18 ランダムアクセスメモリ(RAM)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々データを受け取る複数のインターフ
    ェイスと、前記各インターフェイスにより受け取ったデ
    ータを解析するデータ解析手段と、前記データ解析手段
    により解析された印刷順序の優先順位を記憶する記憶手
    段と、該記憶手段内の優先順位の高い順に前記複数のイ
    ンターフェイスのいずれかを選択する選択手段と、前記
    解析手段の解析により受け取った新たなデータが現在印
    刷途中のデータより前記優先順位の高いときに、当該印
    刷途中の印刷状態を退避して当該新たなデータを印刷す
    る印刷状態退避手段と、前記新たなデータの印刷終了後
    に前記印刷状態退避手段の印刷状態を復帰する印刷状態
    復帰手段とを具えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 外部からのデータを受け取り多値ラスタ
    メモリに展開し、プリンタエンジンに出力する印刷装置
    において、前記ラスタメモリに対応するビットマップメ
    モリと、前記ビットマップメモリにおける前記ラスタメ
    モリにデータを展開する際の輪郭を重視するピクセルに
    対応した部分にフラグを立てる手段と、印刷時に前記フ
    ラグを参照して、前記多値ラスタメモリにおける高い階
    調性を重視する部分に対応する箇所は低解像度で、輪郭
    を重視する部分に対応するデータは高解像度で読み出し
    てプリンタエンジンに出力する手段とを具えたことを特
    徴とする印刷装置。
JP5289234A 1993-11-18 1993-11-18 印刷装置 Pending JPH07137359A (ja)

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JP5289234A JPH07137359A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 印刷装置

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Cited By (2)

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