JPH0713673U - ゴムクローラ走行装置の脱輪防止アイドラ - Google Patents

ゴムクローラ走行装置の脱輪防止アイドラ

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JPH0713673U
JPH0713673U JP4827593U JP4827593U JPH0713673U JP H0713673 U JPH0713673 U JP H0713673U JP 4827593 U JP4827593 U JP 4827593U JP 4827593 U JP4827593 U JP 4827593U JP H0713673 U JPH0713673 U JP H0713673U
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JP
Japan
Prior art keywords
guide
crawler shoe
idler
outer periphery
shoe
Prior art date
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Pending
Application number
JP4827593U
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English (en)
Inventor
好人 佐藤
稔 大浦
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0713673U publication Critical patent/JPH0713673U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無端帯状のゴム製クローラシューを装着した
装軌車両の走行装置の緊張用アイドラを、走行中、クロ
ーラシューの脱輪を起こさない構造にする。 【構成】 緊張用アイドラ2の外周に、クローラシュー
10に設けたガイド突起13の頂部15に当接する当接
面20を設け、その外周に突出して、ガイド突起13が
形成する案内面16に係合する案内部21を設ける。案
内部21の外周に突出して、クローラシュー10の長手
方向に所定の間隔で設けられた排土穴17に遊挿する係
合歯22を設け、この係合歯22を1歯おきに排除す
る。これによりクローラシュー10が片側を石等に乗り
上げ、傾斜した場合でも係合歯22がガイド突起13に
当接して脱輪を起こさない。また、アイドラ2の当接面
20とガイド突起13の頂部15との間に堆積しようと
する泥土も、係合歯22を排除したD部から排出し、脱
輪を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は履帯式建設機械等の足回り装置において、ゴム製のクローラシューを 装着した場合のアイドラからのクローラシュー脱輪防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1はゴム製クローラシューを装着した足回り装置の側面図であり、1はトラ ックフレーム、2は緊張用のアイドラ、3は駆動スプロケット、4は上転輪、5 は下転輪であり、無端帯状に一体成形されたゴム製のクローラシュー10が卷装 されている。
【0003】 図2はクローラシュー10の斜視図であり、図3は図2のA−A断面図である 。無端帯状のゴムベルト11には所定の間隔で芯金12が埋設されている。芯金 12のゴムベルト11の内周側には左右一対のガイド突起13が設けられ、ガイ ド突起13の対向間隙には駆動スプロケット3に噛合する係止部14が成形され ている。ガイド突起13の頂部15は係止部14よりも突出して案内面16を形 成している。隣接する係止部14の間にはゴムベルト11を貫通する排土穴17 が設けられている。
【0004】 図7は従来のアイドラ2とクローラシュー10の関係を示す断面図であり、ア イドラ2の外周にはクローラシュー10のガイド突起13の頂部15に当接する 当接面20を設け、当接面20の外周から突出してクローラシュー10に形成さ れた案内面16に係合する案内部21を設ける。案内部21の当接面20からの 突出量Lは、クローラシュー10のガイド突起13の頂部15の係止部14から の突出量Mよりも少なく設定されている。 アイドラ2の案内部21はクローラシュー10の案内面16に係合し、図示し ない足回り装置のアイドラクッションの張力と合わせてクローラシュー10のア イドラ2からの脱輪を防止している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成によれば、アイドラ2の案内部21の突出量Lはクロ ーラシュー10のガイド突起13の頂部15の係止部14からの突出量Mより少 ないため、図8に示すようにクローラシュー10が片側を石等に乗り上げた場合 、アイドラ2の案内部21がクローラシュー10のガイド突起13に乗り上げて 脱輪する。あるいは、アイドラ2の当接面20とクローラシュー10のガイド突 起13の頂部15との間に泥土が付着したような場合、走行中に脱輪する場合が ある。
【0006】 本考案は上記の問題点に着目してなされたもので、走行中、脱輪の恐れのない ゴムクローラ走行装置の脱輪防止アイドラを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的達成のため、本考案に係るゴムクローラ走行装置の脱輪防止アイド ラにおいては、無端帯状のゴム製クローラシューの長手方向に所定間隔に芯金の 基部を埋設し、前記芯金に前記クローラシューの内周面から突出する左右一対の ガイド突起、および該左右一対のガイド突起の対向間隙に駆動スプロケットと噛 合する係止部をそれぞれ形成し、隣接する前記係止部の間にクローラシューを貫 通する排土穴を設けるとともに、前記ガイド突起の頂部を前記係止部よりもクロ ーラシューの内周方向に突出して案内面を形成し、駆動スプロケットと緊張用ア イドラとに卷装して成るゴムクローラ走行装置において、前記緊張用アイドラの 外周に前記ガイド突起の頂部に当接する当接面と、前記当接面から突出して前記 案内面に係合する案内部と、前記案内部の外周から突出して前記排土穴に遊挿す る係合歯とを設け、前記係合歯を所定の間隔で排除せることを特徴としている。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、ゴムクローラ走行装置の緊張用アイドラの外周に、クロー ラシューに埋設された芯金に形成されたガイド突起の頂部に当接する当接面と、 当接面から突出し、芯金に形成された案内面に係合する案内部と、案内部の外周 にクローラシューの隣接する芯金の間に設けられた排土穴に遊挿する係合歯を設 け、係合歯を所定の間隔で排除したので、係合歯がクローラシューのガイド突起 に係合して脱輪を防止するとともに、係合歯を所定間隔で排除したため、当接面 等に付着した泥土等の排土性も向上する。
【0009】
【実施例】
以下に本考案に係るゴムクローラ走行装置の脱輪防止アイドラの実施例につい て、図面を参照して説明する。なお、ゴムクローラシューの構成は図2および図 3ですでに説明した通りである。 図4はアイドラの側面断面図であり、図5は図4のB−B断面図である。アイ ドラ2の外周にはクローラシュー10のガイド突起13の頂部15に当接する当 接面20が設けられ、当接面20の外周にはクローラシュー10の案内面16に 係合する案内部21が設けられている。案内面21の外周にはクローラシュー1 0に設けられた排土穴17に遊挿する係合歯22が設けられ、係合歯22は1歯 おきに排除されている(図4のC部)、また排除は1歯おきと限るものではない 。
【0010】 したがって、図6に示すようにクローラシュー10が片側を石等に乗り上げた 場合でも、アイドラ2の係合歯22がクローラシュー10のガイド突起13に当 接して脱輪には至らない。また、アイドラ2の当接面20とガイド突起13の頂 部15との間に堆積する泥土も、係合歯22の無い図5のD部から排出され、排 土性も良好である。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したごとく、本考案は、所定間隔に芯金を埋設した無端帯状のゴム製 クローラシューの芯金に、左右一対のガイド突起と、ガイド突起の間隙に駆動ス プロケットに噛合する係止部とを設け、隣接する係止部の間に排土穴を設けると ともに、ガイド突起の頂部を係止部より突出させて案内面を形成したゴムクロー ラを、駆動スプロケットと緊張用アイドラとに卷装したゴムクローラ走行装置の 、アイドラの外周にクローラシューのガイド突起の頂部に当接する当接面と、ク ローラシューの案内面に係合する案内部と、案内部の外周にクローラシューの排 土穴に係合する係合歯とを設け、所定間隔で係合歯を排除したため、クローラシ ューが片側を石等に乗り上げ、傾斜しても係合歯がガイド突起に係合して脱輪す ることはない。また、当接面とガイド突起の頂部との間に堆積した泥土も係合歯 の排除部から排出され、脱輪することのないゴムクローラ走行装置の脱輪防止ア イドラが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴムクローラを装着した足回り装置の側面図で
ある。
【図2】ゴムクローラの斜視図である。
【図3】ゴムクローラの横断面図である。
【図4】本考案の脱輪防止アイドラの側面断面図であ
る。
【図5】本考案の脱輪防止アイドラの正面断面図であ
る。
【図6】本考案の脱輪防止アイドラの脱輪防止作用の説
明図である。
【図7】従来のアイドラの断面図である。
【図8】従来のアイドラの脱輪状況の説明図である。
【符号の説明】
2 アイドラ 10 クローラシュー 13 ガイド突起 14 係止部 15 頂部 16 案内面 17 排土穴 20 当接面 21 案内部 22 係合歯

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端帯状のゴム製のクローラシューの長
    手方向に所定間隔に芯金の基部を埋設し、前記芯金に前
    記クローラシューの内周面から突出する左右一対のガイ
    ド突起、および該左右一対のガイド突起の対向間隙に駆
    動スプロケットに噛合する係止部をそれぞれ形成し、隣
    接する前記係止部の間にクローラシューを貫通する排土
    穴を設けるとともに、前記ガイド突起の頂部を前記係止
    部よりもクローラシューの内周方向に突出して案内面を
    形成し、駆動スプロケットと緊張用アイドラとに卷装し
    て成るゴムクローラ走行装置において、前記緊張用アン
    ドラの外周に前記ガイド突起の頂部に当接する当接面
    と、前記当接面から突出して前記案内面に係合する案内
    部と、前記案内部の外周から突出して前記クローラシュ
    ーの排土穴に遊挿する係合歯とを設け、前記係合歯を所
    定の間隔で排除せることを特徴とするゴムクローラ走行
    装置の脱輪防止アイドラ。
JP4827593U 1993-08-13 1993-08-13 ゴムクローラ走行装置の脱輪防止アイドラ Pending JPH0713673U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4827593U JPH0713673U (ja) 1993-08-13 1993-08-13 ゴムクローラ走行装置の脱輪防止アイドラ

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JP4827593U JPH0713673U (ja) 1993-08-13 1993-08-13 ゴムクローラ走行装置の脱輪防止アイドラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0713673U true JPH0713673U (ja) 1995-03-07

Family

ID=12798894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4827593U Pending JPH0713673U (ja) 1993-08-13 1993-08-13 ゴムクローラ走行装置の脱輪防止アイドラ

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JP (1) JPH0713673U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09273067A (ja) * 1996-04-02 1997-10-21 Asahi Seni Kikai Hanbai Kk 被服の仕上げ成型装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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