JPH07135951A - フィルタシガレットの吸口面検査装置 - Google Patents
フィルタシガレットの吸口面検査装置Info
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- JPH07135951A JPH07135951A JP5286655A JP28665593A JPH07135951A JP H07135951 A JPH07135951 A JP H07135951A JP 5286655 A JP5286655 A JP 5286655A JP 28665593 A JP28665593 A JP 28665593A JP H07135951 A JPH07135951 A JP H07135951A
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- filter cigarette
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- A24C—MACHINES FOR MAKING CIGARS OR CIGARETTES
- A24C5/00—Making cigarettes; Making tipping materials for, or attaching filters or mouthpieces to, cigars or cigarettes
- A24C5/32—Separating, ordering, counting or examining cigarettes; Regulating the feeding of tobacco according to rod or cigarette condition
- A24C5/34—Examining cigarettes or the rod, e.g. for regulating the feeding of tobacco; Removing defective cigarettes
- A24C5/3412—Examining cigarettes or the rod, e.g. for regulating the feeding of tobacco; Removing defective cigarettes by means of light, radiation or electrostatic fields
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Manufacturing Of Cigar And Cigarette Tobacco (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルタシガレットにおける吸口面の検査を
高精度に行う検査装置を提供する。 【構成】 吸口面検査装置は、光センサ１５のセンサ口
２４に取り付けられたフード２５と、このフード２５内
に圧縮空気を導く導入孔３０、環状室２８及び噴出孔２
９と、光センサ１５の検出信号の基底レベルを固定レベ
ルにクランプするシフト回路を備えている。
高精度に行う検査装置を提供する。 【構成】 吸口面検査装置は、光センサ１５のセンサ口
２４に取り付けられたフード２５と、このフード２５内
に圧縮空気を導く導入孔３０、環状室２８及び噴出孔２
９と、光センサ１５の検出信号の基底レベルを固定レベ
ルにクランプするシフト回路を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、フィルタシガレット
の品質検査の１つとして、そのフィルタにおける吸口面
の良否を検査するフィルタシガレットの吸口面検査装置
に関する。
の品質検査の１つとして、そのフィルタにおける吸口面
の良否を検査するフィルタシガレットの吸口面検査装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】フィルタシガレットのフィルタには、い
わゆるデュアルフィルタと称されているものがある。こ
のデュアルフィルタは図１に示されているように、黒色
のチャコール粒子を含むチャコールフィルタＦｃと白い
プレーンフィルタＦｐとをそのシガレットＣ側から軸方
向一列に並べたものある。
わゆるデュアルフィルタと称されているものがある。こ
のデュアルフィルタは図１に示されているように、黒色
のチャコール粒子を含むチャコールフィルタＦｃと白い
プレーンフィルタＦｐとをそのシガレットＣ側から軸方
向一列に並べたものある。
【０００３】したがって、このようなデュアルフィルタ
であればその吸口面がプレーンフィルタＦｐから形成さ
れているので、チャコールフィルタＦｃのチャコール粒
子が喫煙者の口内に入ることもなく、また、その吸口面
も白いままとなって、その清潔感を確保できる。フィル
タが上述したデュアルフィルタである場合、そのフィル
タシガレットの製造過程においては、その吸口面の検査
が行われ、この検査結果に基づき、吸口面にチャコール
粒子が露出していたり、又は、そのチャコール粒子が透
けて見えるような不良品は、フィルタシガレット毎に排
除されるようになっている。
であればその吸口面がプレーンフィルタＦｐから形成さ
れているので、チャコールフィルタＦｃのチャコール粒
子が喫煙者の口内に入ることもなく、また、その吸口面
も白いままとなって、その清潔感を確保できる。フィル
タが上述したデュアルフィルタである場合、そのフィル
タシガレットの製造過程においては、その吸口面の検査
が行われ、この検査結果に基づき、吸口面にチャコール
粒子が露出していたり、又は、そのチャコール粒子が透
けて見えるような不良品は、フィルタシガレット毎に排
除されるようになっている。
【０００４】吸口面の検査には光センサを使用でき、こ
の光センサはフィルタの吸口面に向けて測定光を出射す
る一方、その吸口面からの反射光の光量に基づいた検出
信号を出力するものとなっている。具体的には、光セン
サからの検出信号は、図２中実線で示すように吸口面の
状態に応じて変化し、吸口面が良品である場合、例え
は、その検出信号は高いレベルを有し、これに対し、吸
口面が不良である場合には、その検出信号のレベルは良
品の場合に比べて低い値を示す。
の光センサはフィルタの吸口面に向けて測定光を出射す
る一方、その吸口面からの反射光の光量に基づいた検出
信号を出力するものとなっている。具体的には、光セン
サからの検出信号は、図２中実線で示すように吸口面の
状態に応じて変化し、吸口面が良品である場合、例え
は、その検出信号は高いレベルを有し、これに対し、吸
口面が不良である場合には、その検出信号のレベルは良
品の場合に比べて低い値を示す。
【０００５】ここで、断面不良とは図３に示されている
ようにチャコールフィルタＦｃがその吸口面となってい
るフィルタであり、また、配列不良とは図４に示されて
いるようにプレーンフィルタＦｐの長さが十分でなく、
このプレーンフィルタを通じ、チャコールフィルタＦｃ
のチャコール粒子が透けて見える程度のものである。し
たがって、良品の場合に比べて断面不良や配列不良のも
のは、吸口面から光センサに返される反射光の光量が減
少し、その結果、図２に示されているように、その検出
信号のレベルが低下する。なお、図２中、巻無しとは、
フィルタシガレットの吸口面からの反射光が無い場合、
つまり、フィルタシガレットが存在していない場合での
光センサからの検出信号のレベル、すなわち、基底レベ
ルを示している。
ようにチャコールフィルタＦｃがその吸口面となってい
るフィルタであり、また、配列不良とは図４に示されて
いるようにプレーンフィルタＦｐの長さが十分でなく、
このプレーンフィルタを通じ、チャコールフィルタＦｃ
のチャコール粒子が透けて見える程度のものである。し
たがって、良品の場合に比べて断面不良や配列不良のも
のは、吸口面から光センサに返される反射光の光量が減
少し、その結果、図２に示されているように、その検出
信号のレベルが低下する。なお、図２中、巻無しとは、
フィルタシガレットの吸口面からの反射光が無い場合、
つまり、フィルタシガレットが存在していない場合での
光センサからの検出信号のレベル、すなわち、基底レベ
ルを示している。
【０００６】断面不良や配列不良のフィルタを有するフ
ィルタシガレットは製品しとて適していないから、排除
しなければならず、それ故、吸口面の良否を判定する判
定回路の判定基準は、図２中の破線で示されているよう
に良品を示す検出信号のレベルと配列不良を示す検出信
号のレベルとの間に設定され、その検出信号のレベルが
判定基準を越えないものは全て不良品として排除される
ようになっている。
ィルタシガレットは製品しとて適していないから、排除
しなければならず、それ故、吸口面の良否を判定する判
定回路の判定基準は、図２中の破線で示されているよう
に良品を示す検出信号のレベルと配列不良を示す検出信
号のレベルとの間に設定され、その検出信号のレベルが
判定基準を越えないものは全て不良品として排除される
ようになっている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したタ
イプの光センサは、検査対象である吸口面からの反射光
の光量に基づき、その検出信号を出力するものである
が、その反射光には吸口面のみならず、その光センサ内
に侵入した白色の粉塵などからの反射光をも含まれる場
合がある。
イプの光センサは、検査対象である吸口面からの反射光
の光量に基づき、その検出信号を出力するものである
が、その反射光には吸口面のみならず、その光センサ内
に侵入した白色の粉塵などからの反射光をも含まれる場
合がある。
【０００８】すなわち、光センサは、測定光の出射及び
反射光の入射のためのセンサ口を有しているが、このセ
ンサ口に、フィルタシガレットの製造中に生じる紙粉や
フィルタ粉などの粉塵が侵入して堆積すると、これら白
色堆積物からの反射光もまた吸口面からの反射光に加わ
り、図２に示されるように検出信号の波形レベルはその
全体が図２中実線から１点鎖線で示すように上昇してし
まう。
反射光の入射のためのセンサ口を有しているが、このセ
ンサ口に、フィルタシガレットの製造中に生じる紙粉や
フィルタ粉などの粉塵が侵入して堆積すると、これら白
色堆積物からの反射光もまた吸口面からの反射光に加わ
り、図２に示されるように検出信号の波形レベルはその
全体が図２中実線から１点鎖線で示すように上昇してし
まう。
【０００９】この場合、判定基準と配列不良を示すレベ
ルとの間の差は非常に小さいから、不良品として排除す
べき配列不良のものでも、その検出信号のレベルが判定
基準を越えて、良品と判定される虞があり、吸口面の検
査を高精度に行えないことになる。この発明は、上述し
た事情に基づいてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、フィルタシガレットの吸口面の検査精度を高め、
その不良品を確実に排除する上で好適したフィルタシガ
レットの吸口面検査装置を提供することにある。
ルとの間の差は非常に小さいから、不良品として排除す
べき配列不良のものでも、その検出信号のレベルが判定
基準を越えて、良品と判定される虞があり、吸口面の検
査を高精度に行えないことになる。この発明は、上述し
た事情に基づいてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、フィルタシガレットの吸口面の検査精度を高め、
その不良品を確実に排除する上で好適したフィルタシガ
レットの吸口面検査装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この発明のフィルタシガ
レットの吸口面検査装置は、上述したタイプの光センサ
のセンサ口を囲むフードと、このフード内に向けて圧縮
空気を噴出するブロー手段とを更に備えている。更に、
吸口面検査装置はフード及びブロー手段に加えて、光セ
ンサと判定回路との間に、検出信号の出力変化を所定の
基準レベルから変化として出力させるシフト手段を備え
ているのが好ましく、例えば、シフト手段は、検査対象
であるフィルタが存在しない場合での光センサからの検
出信号の基底レベルを固定レベルにクランプするクラン
プ回路により実現される。
レットの吸口面検査装置は、上述したタイプの光センサ
のセンサ口を囲むフードと、このフード内に向けて圧縮
空気を噴出するブロー手段とを更に備えている。更に、
吸口面検査装置はフード及びブロー手段に加えて、光セ
ンサと判定回路との間に、検出信号の出力変化を所定の
基準レベルから変化として出力させるシフト手段を備え
ているのが好ましく、例えば、シフト手段は、検査対象
であるフィルタが存在しない場合での光センサからの検
出信号の基底レベルを固定レベルにクランプするクラン
プ回路により実現される。
【００１１】
【作用】上述した吸口面検査装置によれば、光センサは
測定光をフードを通じて、フィルタシガレットの吸口面
に向けて出射する一方、この吸口面からの反射光を前記
フードを通じて受け取り、その反射光の光量に基づいた
検出信号を出力する。この際、フード内には、ブロー手
段からの圧縮空気が噴射されており、この圧縮空気の流
れはフード内への前述した紙粉やフィルタ粉などの粉塵
の侵入を防止し、また、侵入した粉塵をフードから除去
する。
測定光をフードを通じて、フィルタシガレットの吸口面
に向けて出射する一方、この吸口面からの反射光を前記
フードを通じて受け取り、その反射光の光量に基づいた
検出信号を出力する。この際、フード内には、ブロー手
段からの圧縮空気が噴射されており、この圧縮空気の流
れはフード内への前述した紙粉やフィルタ粉などの粉塵
の侵入を防止し、また、侵入した粉塵をフードから除去
する。
【００１２】更に、光センサと判定回路との間に検出信
号のシフト手段、即ち、上述のクランプ回路が設けられ
ていれば、このクランプ回路は、光センサからの検出信
号の基底レベルを固定レベルにクランプし、吸口面の状
態に応じ、その固定レベルからの変化を示す検出信号を
判定回路に出力する。
号のシフト手段、即ち、上述のクランプ回路が設けられ
ていれば、このクランプ回路は、光センサからの検出信
号の基底レベルを固定レベルにクランプし、吸口面の状
態に応じ、その固定レベルからの変化を示す検出信号を
判定回路に出力する。
【００１３】
【実施例】図５は、フィルタシガレットの製造機、いわ
ゆるフィルタアタッチメントを示している。フィルタア
タッチメントは、メインフレーム１に図５でみて右端か
ら左方に向かって延びるドラム列２と、このドラム列２
の左端から巻付けセクション３を介して更に左方に延び
るドラム列４と、フィルタロッドを収納したホッパ５と
ドラム列２との間を接続するドラム列６とを備えてい
る。
ゆるフィルタアタッチメントを示している。フィルタア
タッチメントは、メインフレーム１に図５でみて右端か
ら左方に向かって延びるドラム列２と、このドラム列２
の左端から巻付けセクション３を介して更に左方に延び
るドラム列４と、フィルタロッドを収納したホッパ５と
ドラム列２との間を接続するドラム列６とを備えてい
る。
【００１４】更に、巻付けセクション３とペーパロール
７との間は、ペーパ供給経路を介して接続されており、
このペーパ供給経路にはペーパロール７側から接続装置
８、リザーバ９、プレヒータ１０、糊付け装置１１、ポ
ストヒータ１２及び裁断装置１３が順次配置されてい
る。フィルタアタッチメントでのフィルタシガレットの
製造工程に関し、図６を参照しながら簡単に説明する
と、図示しない巻上機側からドラム列２に供給された倍
長シガレットはドラム列２上を巻付けセクション３に向
けて搬送され、その搬送過程において、その倍長シガレ
ットは等分に切断され、互いに同軸上に並ぶ一対のシガ
レットＣが得られる。
７との間は、ペーパ供給経路を介して接続されており、
このペーパ供給経路にはペーパロール７側から接続装置
８、リザーバ９、プレヒータ１０、糊付け装置１１、ポ
ストヒータ１２及び裁断装置１３が順次配置されてい
る。フィルタアタッチメントでのフィルタシガレットの
製造工程に関し、図６を参照しながら簡単に説明する
と、図示しない巻上機側からドラム列２に供給された倍
長シガレットはドラム列２上を巻付けセクション３に向
けて搬送され、その搬送過程において、その倍長シガレ
ットは等分に切断され、互いに同軸上に並ぶ一対のシガ
レットＣが得られる。
【００１５】一方、ホッパ５からドラム列６に取り出さ
れたフィルタロッドは、そのドラム列６上を搬送される
過程で、複数個に等分されて個々のフィルタプラグＦと
なり、このフィルタプラグＦはドラム列２上の一対のシ
ガレットＣ間に供給され、これらシガレットＣとともに
巻付けセクション３に向けて供給される。ここで、フィ
ルタプラグＦは、その中央がプレーンフィルタで、この
プレーンフィルタの両側にチャコールフィルタを有した
ものとなっている。
れたフィルタロッドは、そのドラム列６上を搬送される
過程で、複数個に等分されて個々のフィルタプラグＦと
なり、このフィルタプラグＦはドラム列２上の一対のシ
ガレットＣ間に供給され、これらシガレットＣとともに
巻付けセクション３に向けて供給される。ここで、フィ
ルタプラグＦは、その中央がプレーンフィルタで、この
プレーンフィルタの両側にチャコールフィルタを有した
ものとなっている。
【００１６】更に、ペーパロール７からペーパ供給経路
を介して繰り出されたペーパＰは、プレヒータ１９によ
る予備加熱、糊付け装置１１によるその裏面への糊の塗
布及びポストヒータ１２による加熱処理を受けて、裁断
装置１３に供給され、この裁断装置１３によりペーパ片
Ｐｃに裁断されて、巻付けセクション３に順次供給され
る。
を介して繰り出されたペーパＰは、プレヒータ１９によ
る予備加熱、糊付け装置１１によるその裏面への糊の塗
布及びポストヒータ１２による加熱処理を受けて、裁断
装置１３に供給され、この裁断装置１３によりペーパ片
Ｐｃに裁断されて、巻付けセクション３に順次供給され
る。
【００１７】巻付けセクション３では、一対のシガレッ
トＣ及びフィルタＦとをペーパ片Ｐｃの巻付けより相互
に連結してダブルフィルタシガレットＤＦＣとし、この
ダブルフィルタシガレットＤＦＣをドラム列４に供給す
る。ドラム列４はダブルフィルタシガレットを搬送し、
この搬送過程にて、ダブルフィルタシガレットはその中
央から切断され、互いに同軸上に並ぶ一対のフィルタシ
ガレットＦＣが得られる。
トＣ及びフィルタＦとをペーパ片Ｐｃの巻付けより相互
に連結してダブルフィルタシガレットＤＦＣとし、この
ダブルフィルタシガレットＤＦＣをドラム列４に供給す
る。ドラム列４はダブルフィルタシガレットを搬送し、
この搬送過程にて、ダブルフィルタシガレットはその中
央から切断され、互いに同軸上に並ぶ一対のフィルタシ
ガレットＦＣが得られる。
【００１８】この後、一対のフィルタシガレットＦＣ
は、ドラム列４上にて互いに分離され、そして、ドラム
列４を構成する１つのドラム、即ち、検査ドラム１４
（図５参照）に供給される。この検査ドラム１４には一
対の光センサ１５L，１５Rが組み込まれており、これら
光センサ１５は対応するフィルタシガレットＦＣが通過
するとき、そのフィルタシガレットＦＣの吸口面を検査
する。
は、ドラム列４上にて互いに分離され、そして、ドラム
列４を構成する１つのドラム、即ち、検査ドラム１４
（図５参照）に供給される。この検査ドラム１４には一
対の光センサ１５L，１５Rが組み込まれており、これら
光センサ１５は対応するフィルタシガレットＦＣが通過
するとき、そのフィルタシガレットＦＣの吸口面を検査
する。
【００１９】検査が終了したフィルタシガレットＦＣ
は、検査ドラム１４に隣接する中間ドラム１７から排除
装置、すなわち、その排除ドラム１８に乗り移り、検査
結果に基づき不良品と判定されたフィルタシガレットＦ
Ｃは排除ドラム１８から排除され、これに対し、良品は
排除ドラム１８から終端ドラム１９を経て、コンベア２
０に供給される。
は、検査ドラム１４に隣接する中間ドラム１７から排除
装置、すなわち、その排除ドラム１８に乗り移り、検査
結果に基づき不良品と判定されたフィルタシガレットＦ
Ｃは排除ドラム１８から排除され、これに対し、良品は
排除ドラム１８から終端ドラム１９を経て、コンベア２
０に供給される。
【００２０】なお、中間ドラム１７，排除ドラム１８及
び終端ドラム１９もまたドラム列４の一部を構成するも
のである。図７を参照すると、検査ドラム１４と一対の
光センサ１５L，１５Rとの間の関係がより明確に示され
ている。検査ドラム１４は、その周面に多数の搬送溝２
１L，２１Rを有しており、これら搬送溝２１は左右に分
離されている。検査ドラム１４は、一対のフィルタシガ
レットＦＣを対応する側の搬送溝２１にそれぞれ吸引し
て受け取ることができ、そして、その回転に伴い、一対
のフィルタシガレットＦＣを吸引保持しながら搬送す
る。なお、フィルタシガレットの吸引のため、図７に示
されているように検査ドラム１４は搬送溝２１L，２１R
にそれぞれ開口し、図示しない負圧源に接続可能なサク
ション孔２３を備えている。
び終端ドラム１９もまたドラム列４の一部を構成するも
のである。図７を参照すると、検査ドラム１４と一対の
光センサ１５L，１５Rとの間の関係がより明確に示され
ている。検査ドラム１４は、その周面に多数の搬送溝２
１L，２１Rを有しており、これら搬送溝２１は左右に分
離されている。検査ドラム１４は、一対のフィルタシガ
レットＦＣを対応する側の搬送溝２１にそれぞれ吸引し
て受け取ることができ、そして、その回転に伴い、一対
のフィルタシガレットＦＣを吸引保持しながら搬送す
る。なお、フィルタシガレットの吸引のため、図７に示
されているように検査ドラム１４は搬送溝２１L，２１R
にそれぞれ開口し、図示しない負圧源に接続可能なサク
ション孔２３を備えている。
【００２１】前述した一対の光センサ１５L，１５Rは、
搬送溝２１L，２１R間に固定して配置されており、検査
ドラム１４の回転に伴い、一対のフィルタシガレットＦ
Ｃが対応する側の光センサ１５を間欠的に通過するよう
になっている。光センサ１５L，１５Rは、通過するフィ
ルタシガレットＦＣに向けて測定光を出射し、また、そ
のフィルタシガレットＦＣの吸口面からの反射光を受け
取るセンサ口２４を有し、これらセンサ口２４にはフー
ド２５がそれぞれ取り付けられている。図８から明らか
なようにフード２５は、光センサ１５のセンサ口２４を
囲むようにして取り付けられ、搬送溝２１側に向けて開
口した開口２６を有している。
搬送溝２１L，２１R間に固定して配置されており、検査
ドラム１４の回転に伴い、一対のフィルタシガレットＦ
Ｃが対応する側の光センサ１５を間欠的に通過するよう
になっている。光センサ１５L，１５Rは、通過するフィ
ルタシガレットＦＣに向けて測定光を出射し、また、そ
のフィルタシガレットＦＣの吸口面からの反射光を受け
取るセンサ口２４を有し、これらセンサ口２４にはフー
ド２５がそれぞれ取り付けられている。図８から明らか
なようにフード２５は、光センサ１５のセンサ口２４を
囲むようにして取り付けられ、搬送溝２１側に向けて開
口した開口２６を有している。
【００２２】そして、フード２５には、ブロー手段が組
み合わされており、このブロー手段はフード２５内に配
置されたリング部材２７を備えている。このリング部材
２７は前記開口２６よりも大径で、その外周面とフード
２５との間に環状室２８を形成しており、また、その外
周面には、環状室２８とリング部材２７内とを連通させ
る複数の噴出孔２９が形成されている。
み合わされており、このブロー手段はフード２５内に配
置されたリング部材２７を備えている。このリング部材
２７は前記開口２６よりも大径で、その外周面とフード
２５との間に環状室２８を形成しており、また、その外
周面には、環状室２８とリング部材２７内とを連通させ
る複数の噴出孔２９が形成されている。
【００２３】更に、フード２５には、一端が環状室２８
に連通し、且つ、その他端がフード２５の外面に開口す
る導入孔３０が形成されており、この導入孔３０は、図
７に示されているようにコネクタ３１及びホース３２を
介して圧縮空気源３３に接続されている。したがって、
圧縮空気源３３からホース３２及びコネクタ３１を介し
て供給された圧縮空気は、各光センサ１５のフード２５
の環状室２８に流入し、そして、この環状室２８からリ
ング部材２７の噴出孔２９を通じてリング部材２７内に
噴射され、この後、フード２５の開口２６から外側に向
けて流出される。
に連通し、且つ、その他端がフード２５の外面に開口す
る導入孔３０が形成されており、この導入孔３０は、図
７に示されているようにコネクタ３１及びホース３２を
介して圧縮空気源３３に接続されている。したがって、
圧縮空気源３３からホース３２及びコネクタ３１を介し
て供給された圧縮空気は、各光センサ１５のフード２５
の環状室２８に流入し、そして、この環状室２８からリ
ング部材２７の噴出孔２９を通じてリング部材２７内に
噴射され、この後、フード２５の開口２６から外側に向
けて流出される。
【００２４】前述した光センサ１５L，１５Rは、通過す
るフィルタシガレットＦＣの吸口面に向けて出射した測
定光の受け取ると、その反射光の光量に基づいた検出信
号をアナログの電圧信号として出力し、これら光センサ
１５からの検出信号は、図９に示す信号処理ユニット３
４に供給される。光センサ１５からの実際の検出信号
は、図１０中Ｓ0で示されており、この検出信号Ｓ0は図
２に示した検出信号の反転波形となっている。
るフィルタシガレットＦＣの吸口面に向けて出射した測
定光の受け取ると、その反射光の光量に基づいた検出信
号をアナログの電圧信号として出力し、これら光センサ
１５からの検出信号は、図９に示す信号処理ユニット３
４に供給される。光センサ１５からの実際の検出信号
は、図１０中Ｓ0で示されており、この検出信号Ｓ0は図
２に示した検出信号の反転波形となっている。
【００２５】信号処理ユニット３４にて、光センサ１５
からの検出信号Ｓ0は、入力回路３５を経てローパスフ
ィルタ３６に入力され、このローパスフィルタ３６は、
検出信号Ｓ0中の不用な高周波ノイズを除去し、これに
より、前述した如くフィルタシガレットの吸口面の状
態、つまり、巻無し、断面不良、配列不良、良品の状態
に応じて、図１０中２点鎖線で示すような波形の検出信
号Ｓ1を、シフト回路３７に出力する。
からの検出信号Ｓ0は、入力回路３５を経てローパスフ
ィルタ３６に入力され、このローパスフィルタ３６は、
検出信号Ｓ0中の不用な高周波ノイズを除去し、これに
より、前述した如くフィルタシガレットの吸口面の状
態、つまり、巻無し、断面不良、配列不良、良品の状態
に応じて、図１０中２点鎖線で示すような波形の検出信
号Ｓ1を、シフト回路３７に出力する。
【００２６】この実施例の場合、シフト回路３７は、ハ
イパスフィルタ、クランプ回路及び反転回路の機能を有
し、入力された検出信号Ｓ1は、シフト回路３７のハイ
パスフィルタにより、その信号成分中から不用な低周波
成分が除去され、そして、その基底レベル、即ち、２点
鎖線の検出信号Ｓ1の巻無しの場合での基底レベルが一
定のクランプ電圧ＥCにクランプされると同時に反転さ
れる。
イパスフィルタ、クランプ回路及び反転回路の機能を有
し、入力された検出信号Ｓ1は、シフト回路３７のハイ
パスフィルタにより、その信号成分中から不用な低周波
成分が除去され、そして、その基底レベル、即ち、２点
鎖線の検出信号Ｓ1の巻無しの場合での基底レベルが一
定のクランプ電圧ＥCにクランプされると同時に反転さ
れる。
【００２７】したがって、２点鎖線の検出信号Ｓ1の基
底レベルが図中矢印方向に変化したとしても、シフト回
路３７を通過した後の検出信号Ｓ2は、図１０中１点鎖
線で示されるようにクランプ電圧ＥCを基底レベルと
し、検出信号Ｓ1の波形の形を保ち且つ反転した波形で
出力される。この後、検出信号Ｓ2は、増幅回路３８を
経て増幅されて、図１０中の実線の検出信号Ｓ3とな
り、この検出信号Ｓ3は判定回路３９及びピークホール
ド回路４０にそれぞれ供給される。
底レベルが図中矢印方向に変化したとしても、シフト回
路３７を通過した後の検出信号Ｓ2は、図１０中１点鎖
線で示されるようにクランプ電圧ＥCを基底レベルと
し、検出信号Ｓ1の波形の形を保ち且つ反転した波形で
出力される。この後、検出信号Ｓ2は、増幅回路３８を
経て増幅されて、図１０中の実線の検出信号Ｓ3とな
り、この検出信号Ｓ3は判定回路３９及びピークホール
ド回路４０にそれぞれ供給される。
【００２８】判定回路３９では、図１０中破線のレベル
に判定基準が設定されており、この判定基準は、吸口面
が良品である場合の検出信号のレベルと吸口面が配列不
良である場合の検出信号のレベルとの間に中間のレベル
に設定されている。判定回路３９は、受け取った検出信
号Ｓ3のレベルが判定基準以上である場合、前述した排
除装置（排除ドラム）に良信号を出力し、これに対し、
その検出信号Ｓ3のレベルが判定基準よりも低い場合に
は、排除装置に不良信号を出力する。 不良信号を受
け取った排除装置は、光センサ１５での検査位置から排
除ドラム１８での排除位置までのフィルタシガレットの
搬送を考慮し、その不良の吸口面を有するフィルタシガ
レットが排除位置に到達したとき、その不良のフィルタ
シガレットを排除ドラム１８を介して排除する。
に判定基準が設定されており、この判定基準は、吸口面
が良品である場合の検出信号のレベルと吸口面が配列不
良である場合の検出信号のレベルとの間に中間のレベル
に設定されている。判定回路３９は、受け取った検出信
号Ｓ3のレベルが判定基準以上である場合、前述した排
除装置（排除ドラム）に良信号を出力し、これに対し、
その検出信号Ｓ3のレベルが判定基準よりも低い場合に
は、排除装置に不良信号を出力する。 不良信号を受
け取った排除装置は、光センサ１５での検査位置から排
除ドラム１８での排除位置までのフィルタシガレットの
搬送を考慮し、その不良の吸口面を有するフィルタシガ
レットが排除位置に到達したとき、その不良のフィルタ
シガレットを排除ドラム１８を介して排除する。
【００２９】一方、検出信号Ｓ3を受け取ったピークホ
ールド回路４０は、検出信号Ｓ3のピーク値、つまり、
吸口面が良品である場合の検出信号のレベルを保持し、
その値を図示しないメータなどの表示装置に出力して、
表示させる。図９に示したローパスフィルタ３６及びシ
フト回路３７は、具体的には、図１１の回路図で示すこ
とができ、ローパスフィルタ３６は、非反転増幅器４
１、抵抗４２及びコンデンサ４３，４３’から構成され
ており、一方、シフト回路３７は、そのハイパスフィル
タ部分が反転増幅器４４、コンデンサ４５及び抵抗４７
から構成され、そのクランプ回路部分は、抵抗４７と、
これら抵抗４７及び反転増幅器４４をバイパスするダイ
オード４８から構成されている。
ールド回路４０は、検出信号Ｓ3のピーク値、つまり、
吸口面が良品である場合の検出信号のレベルを保持し、
その値を図示しないメータなどの表示装置に出力して、
表示させる。図９に示したローパスフィルタ３６及びシ
フト回路３７は、具体的には、図１１の回路図で示すこ
とができ、ローパスフィルタ３６は、非反転増幅器４
１、抵抗４２及びコンデンサ４３，４３’から構成され
ており、一方、シフト回路３７は、そのハイパスフィル
タ部分が反転増幅器４４、コンデンサ４５及び抵抗４７
から構成され、そのクランプ回路部分は、抵抗４７と、
これら抵抗４７及び反転増幅器４４をバイパスするダイ
オード４８から構成されている。
【００３０】また、図１１に示した回路図には、供給電
圧ＥBから安定したクランプ電圧ＥCを発生し、このクラ
ンプ電圧ＥCをシフト回路３７の反転増幅器４４に供給
するツエナーダイオード４９及び非反転増幅器５０を備
えており、また、そのクランプ電圧ＥCは、増幅回路３
８にも供給されている。したがって、増幅回路３８は、
そのクランプ電圧ＥC、その増幅ゲイン調整ボリューム
により決定される増幅率で検出信号Ｓ2を増幅する。
圧ＥBから安定したクランプ電圧ＥCを発生し、このクラ
ンプ電圧ＥCをシフト回路３７の反転増幅器４４に供給
するツエナーダイオード４９及び非反転増幅器５０を備
えており、また、そのクランプ電圧ＥCは、増幅回路３
８にも供給されている。したがって、増幅回路３８は、
そのクランプ電圧ＥC、その増幅ゲイン調整ボリューム
により決定される増幅率で検出信号Ｓ2を増幅する。
【００３１】上述した一実施例によれば、一対のフィル
タシガレットが検査ドラム１４上を搬送され、そして、
対応する光センサ１５を通過するとき、これら光センサ
１５はそのフィルタシガレットの吸口面を検査し、その
検査結果に基づき、不良のフィルタシガレットを排除ド
ラム１８を介して排除する。ここで、各光センサ１５の
センサ口２４にはフード２５が取り付けられ、しかも、
このフード２５には圧縮空気が供給されているので、フ
ィルタシガレットの製造に伴い発生する紙粉やフィルタ
粉などの白い粉塵がフード２５内に侵入するのを大幅に
低減でき、また、侵入した粉塵をフード２５の外側に排
出し、フード２５内の清掃を行うことができる。したが
って、フード２５内に侵入して堆積する粉塵や光センサ
１５自身のレンズに付着した粉塵、つまり、その検査対
象以外からの反射光を抑制でき、光センサ１５は、検査
対象である吸口面の状態を正確に示す検出信号を出力す
ることができる。この結果、上述した粉塵による悪影響
を受けることで、その吸口面が配列不良であるにも拘わ
らず、その検出信号のレベルが判定基準を越えて、良品
として判定されることはなく、不良品排除を正確に行う
ことができる。
タシガレットが検査ドラム１４上を搬送され、そして、
対応する光センサ１５を通過するとき、これら光センサ
１５はそのフィルタシガレットの吸口面を検査し、その
検査結果に基づき、不良のフィルタシガレットを排除ド
ラム１８を介して排除する。ここで、各光センサ１５の
センサ口２４にはフード２５が取り付けられ、しかも、
このフード２５には圧縮空気が供給されているので、フ
ィルタシガレットの製造に伴い発生する紙粉やフィルタ
粉などの白い粉塵がフード２５内に侵入するのを大幅に
低減でき、また、侵入した粉塵をフード２５の外側に排
出し、フード２５内の清掃を行うことができる。したが
って、フード２５内に侵入して堆積する粉塵や光センサ
１５自身のレンズに付着した粉塵、つまり、その検査対
象以外からの反射光を抑制でき、光センサ１５は、検査
対象である吸口面の状態を正確に示す検出信号を出力す
ることができる。この結果、上述した粉塵による悪影響
を受けることで、その吸口面が配列不良であるにも拘わ
らず、その検出信号のレベルが判定基準を越えて、良品
として判定されることはなく、不良品排除を正確に行う
ことができる。
【００３２】更に、光センサ１５からの検出信号は、前
述したシフト回路３７により、その基底レベルが固定の
クランプ電圧ＥCにクランプされることから、その吸口
面の状態をそのクランプ電圧ＥCからの変化量として正
確に示す検出信号Ｓ2が増幅回路３８に供給される。し
たがって、フード２５内に堆積する粉塵や、圧縮空気中
のドレインなどが光センサ１５のレンズに付着するよう
な状況がたとえ発生したとしても、、その粉塵やドレイ
ンからの反射光は検出信号Ｓ2に何等影響を与えるもの
ではない。この結果、判定回路３９にて、増幅後の検出
信号Ｓ3とその判定基準を比較することにより、フィル
タシガレットの吸口面の良否を高精度に判定できること
から、不良品排除を正確に行うことができる。
述したシフト回路３７により、その基底レベルが固定の
クランプ電圧ＥCにクランプされることから、その吸口
面の状態をそのクランプ電圧ＥCからの変化量として正
確に示す検出信号Ｓ2が増幅回路３８に供給される。し
たがって、フード２５内に堆積する粉塵や、圧縮空気中
のドレインなどが光センサ１５のレンズに付着するよう
な状況がたとえ発生したとしても、、その粉塵やドレイ
ンからの反射光は検出信号Ｓ2に何等影響を与えるもの
ではない。この結果、判定回路３９にて、増幅後の検出
信号Ｓ3とその判定基準を比較することにより、フィル
タシガレットの吸口面の良否を高精度に判定できること
から、不良品排除を正確に行うことができる。
【００３３】一方、光センサ１５の光源として使用され
ているランプには寿命があることから、その使用に際し
ては、そのランプ切れが定期的に発生することになる。
この場合、光センサ１５からの検出信号はそのレベルが
全く変化しなくなるので、シフト回路３７の検出信号Ｓ
2のレベルは、クランプ電圧ＥCにクランプされたままと
なり、したがって、判定回路３９からは不良信号が連続
して出力され、フィルタシガレットはその吸口面の良否
に拘わらず、全て排除されることになる。
ているランプには寿命があることから、その使用に際し
ては、そのランプ切れが定期的に発生することになる。
この場合、光センサ１５からの検出信号はそのレベルが
全く変化しなくなるので、シフト回路３７の検出信号Ｓ
2のレベルは、クランプ電圧ＥCにクランプされたままと
なり、したがって、判定回路３９からは不良信号が連続
して出力され、フィルタシガレットはその吸口面の良否
に拘わらず、全て排除されることになる。
【００３４】このように光センサ１５にランプ切れが発
生した状況にあっては、その吸口面の検査が不能である
から、この場合には、その全てのフィルタシガレットを
排除することで、後工程への不良品の供給を確実に防止
できる。上述の一実施例では、吸口面以外からの反射光
による悪影響を防止するため、光センサ１５の検出信号
をシフト回路３７、即ち、そのクランプ回路により処理
するようにしたが、このクランプ回路に限らず、種々の
回路を使用することができる。例えば、光センサ１５か
らの検出信号に関し、その基底レベル又はピークレベル
の変化動向を検出し、その変化に応じ、判定基準を変化
させても、フィルタシガレットの吸口面の状態を正確に
検査することができる。
生した状況にあっては、その吸口面の検査が不能である
から、この場合には、その全てのフィルタシガレットを
排除することで、後工程への不良品の供給を確実に防止
できる。上述の一実施例では、吸口面以外からの反射光
による悪影響を防止するため、光センサ１５の検出信号
をシフト回路３７、即ち、そのクランプ回路により処理
するようにしたが、このクランプ回路に限らず、種々の
回路を使用することができる。例えば、光センサ１５か
らの検出信号に関し、その基底レベル又はピークレベル
の変化動向を検出し、その変化に応じ、判定基準を変化
させても、フィルタシガレットの吸口面の状態を正確に
検査することができる。
【００３５】また、この発明の吸口面検査装置は、図に
示したデュアルフィルタ以外に、トリプルフィルタなど
の他のフィルタに関しても、その吸口面の検査に同様に
適用できることは言うまでない。
示したデュアルフィルタ以外に、トリプルフィルタなど
の他のフィルタに関しても、その吸口面の検査に同様に
適用できることは言うまでない。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のフィル
タシガレットの吸口面検査装置によれば、光センサのセ
ンサ口にフードを設ける一方、ブロー手段によりフード
内に清圧縮空気を供給するようにしたので、フード内へ
の紙粉やフィルタ粉などの粉塵の侵入や堆積を防止し、
これら粉塵から反射光を低減できる。したがって、光セ
ンサからの検出信号は、その検査対象である吸口面の状
態を正確に示すことになる。また、光センサからの検出
信号は、その基底レベルがクランプされるから、上記粉
塵などからの反射光による影響を全く受けることがな
く、吸口面の検査を高精度に行え、その不良品排除を適
切に実施可能となる。
タシガレットの吸口面検査装置によれば、光センサのセ
ンサ口にフードを設ける一方、ブロー手段によりフード
内に清圧縮空気を供給するようにしたので、フード内へ
の紙粉やフィルタ粉などの粉塵の侵入や堆積を防止し、
これら粉塵から反射光を低減できる。したがって、光セ
ンサからの検出信号は、その検査対象である吸口面の状
態を正確に示すことになる。また、光センサからの検出
信号は、その基底レベルがクランプされるから、上記粉
塵などからの反射光による影響を全く受けることがな
く、吸口面の検査を高精度に行え、その不良品排除を適
切に実施可能となる。
【図１】良品のデュアルフィルタを示す図である。
【図２】デュアルフィルタの吸口面の状態に応じて変化
する光センサの検出信号を示した図である。
する光センサの検出信号を示した図である。
【図３】断面不良のデュアルフィルタを示す図である。
【図４】配列不良のデュアルフィルタを示す図である。
【図５】フィルタアタッチメントを示した概略図であ
る。
る。
【図６】フィルタシガレットの製造手順を示した図であ
る。
る。
【図７】検査ドラムの一部を示した断面図である。
【図８】光センサのフードを示した断面図である。
【図９】光センサからの検出信号を処理する信号処理回
路を示した図である。
路を示した図である。
【図１０】信号処理回路内での検出信号の処理を示した
グラフである。
グラフである。
【図１１】図９のシフト回路の具体的な回路を示した図
である。
である。
１４ 検査ドラム １５ センサ ２５ フード ２７ リング部材 ２９ 噴出孔 ３３ 圧縮空気源 ３５ 入力回路 ３６ ローパスフィルタ ３７ シフト回路 ３８ 増幅回路 ３９ 判定回路
Claims (3)
- 【請求項１】 搬送中のフィルタシガレットの吸口面に
向けて測定光を出射するとともに、前記吸口面からの反
射光を入射させるセンサ口を有し、前記反射光の光量に
基づいた検出信号を出力する光センサと、前記光センサ
からの検出信号と判定基準とを比較し、前記吸口面の良
否を判定する判定回路とを備え、 前記センサ口を囲んで取り付けられたフードと、このフ
ード内に向けて圧縮空気を噴出するブロー手段とを具備
したことを特徴とするフィルタシガレットの吸口面検査
装置。 - 【請求項２】 前記光センサと前記判定回路との間に、
前記検出信号からの出力変化を、所定の基準レベルから
の変化として出力させるシフト手段を設けたことを特徴
とする請求項１のフィルタシガレットの吸口面検査装
置。 - 【請求項３】 前記シフト手段は、光センサからの検出
信号の基底レベルを固定レベルにクランプするクランプ
回路を含むことを特徴とする請求項２のフィルタシガレ
ットの吸口面検査装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5286655A JPH07135951A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | フィルタシガレットの吸口面検査装置 |
| DE69421360T DE69421360T2 (de) | 1993-11-16 | 1994-11-15 | Vorrichtung zum Prüfen der Enden von Filterzigaretten |
| US08/341,867 US5583633A (en) | 1993-11-16 | 1994-11-15 | Device for detecting a defect in charcoal type filters of manufactured filter cigarettes |
| EP94118005A EP0653170B1 (en) | 1993-11-16 | 1994-11-15 | A device for inspecting filter end face of manufactured filter cigarette |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5286655A JPH07135951A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | フィルタシガレットの吸口面検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07135951A true JPH07135951A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17707243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5286655A Pending JPH07135951A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | フィルタシガレットの吸口面検査装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5583633A (ja) |
| EP (1) | EP0653170B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07135951A (ja) |
| DE (1) | DE69421360T2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6384359B1 (en) | 2000-12-15 | 2002-05-07 | Philip Morris Incorporated | Inspection system |
| KR100664827B1 (ko) * | 2005-09-06 | 2007-01-04 | 브리티쉬 아메리칸 토바코 코리아 (주) | 담배필터 감지 시스템 및 그 방법 |
| US7784356B2 (en) * | 2007-05-31 | 2010-08-31 | Philip Morris Usa Inc. | Inspection systems and methods for multi-segment products |
| US7877929B2 (en) | 2007-08-04 | 2011-02-01 | Rezzorb, Llc | Method and apparatus for reducing fertilizer use in agricultural operations |
| DE102009014018A1 (de) * | 2009-03-23 | 2010-09-30 | Hauni Maschinenbau Ag | Prüfung von stabförmigen Artikeln der Tabak verarbeitenden Industrie |
| DE102011110783A1 (de) * | 2011-08-22 | 2013-02-28 | Focke & Co. (Gmbh & Co. Kg) | Verfahren und Vorrichtung zum Prüfen stabförmiger Tabakprodukte |
| DE102013209621A1 (de) * | 2013-05-23 | 2014-11-27 | Hauni Maschinenbau Ag | Messsystem zur optischen Beurteilung eines stabförmigen Artikels der Tabak verarbeitenden Industrie |
| CN106568386B (zh) * | 2016-10-25 | 2019-03-01 | 南京航空航天大学 | 一种基于持续烟线的空间流场自动化测量装置及测量方法 |
| IT201800002250A1 (it) * | 2018-01-31 | 2019-07-31 | Gd Spa | Metodo e apparato per l’ispezione delle estremità di spezzoni a forma di barretta dell’industria del tabacco |
| CN109827525B (zh) * | 2019-02-01 | 2020-10-09 | 浙江中烟工业有限责任公司 | 一种快速自动检测沟槽滤棒特征参数的小型检测*** |
| IT202100023954A1 (it) * | 2021-09-17 | 2023-03-17 | Gd Spa | Apparato assemblatore e metodo di assemblaggio per produrre articoli da fumo multicomponente. |
| CN115606836A (zh) * | 2022-10-28 | 2023-01-17 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 烟支激光打孔防止阴燃的方法、装置、设备及存储介质 |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2896854A (en) * | 1956-07-10 | 1959-07-28 | Electric Eye Equipment Company | Protecting device for window of optical housing |
| US3818223A (en) * | 1973-03-08 | 1974-06-18 | Liggett & Myers Inc | Device for detecting carbon on cigarette filter tips |
| US3812349A (en) * | 1973-04-06 | 1974-05-21 | Laser Sciences Inc | Apparatus for inspecting cigarettes or the like |
| SE412127B (sv) * | 1978-06-15 | 1980-02-18 | Aga Ab | Anordning for ett optiskt element |
| JPS5957142A (ja) * | 1982-09-27 | 1984-04-02 | Ricoh Co Ltd | フオトセンサ−の粉塵汚れ除去装置 |
| IT1174127B (it) * | 1983-06-14 | 1987-07-01 | Hauni Werke Koerber & Co Kg | Dispositivo di controllo ottico per sigarette |
| JPS6049787A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-19 | 株式会社東京自働機械製作所 | 巻タバコ束の検査装置 |
| IT1189535B (it) * | 1985-06-11 | 1988-02-04 | Hauni Werke Koerber & Co Kg | Dispositivo,per controllare otticamente le estremita' di articoli di tabacco a forma di bastoncino |
| US4836689A (en) * | 1986-02-27 | 1989-06-06 | Rosemount Inc. | Asymmetric purge air system for cleaning a lens |
| JPS62212505A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-18 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ロボツト用センサヘツド |
| GB8618639D0 (en) * | 1986-07-30 | 1986-09-10 | Molins Plc | Cigarette ends testing |
| DE3812689A1 (de) * | 1988-04-16 | 1989-11-02 | Focke & Co | Vorrichtung zum pruefen von zigaretten |
| IT1220409B (it) * | 1988-06-29 | 1990-06-15 | Gd Spa | Metodo per il controllo di estremita' di sigarette disposte ammassate |
| US5353357A (en) * | 1992-12-04 | 1994-10-04 | Philip Morris Incorporated | Methods and apparatus for inspecting the appearance of substantially circular objects |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP5286655A patent/JPH07135951A/ja active Pending
-
1994
- 1994-11-15 EP EP94118005A patent/EP0653170B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-11-15 DE DE69421360T patent/DE69421360T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-11-15 US US08/341,867 patent/US5583633A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69421360T2 (de) | 2000-02-24 |
| DE69421360D1 (de) | 1999-12-02 |
| US5583633A (en) | 1996-12-10 |
| EP0653170A1 (en) | 1995-05-17 |
| EP0653170B1 (en) | 1999-10-27 |
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