JPH07132597A - インクジェット式記録ヘッド - Google Patents

インクジェット式記録ヘッド

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JPH07132597A
JPH07132597A JP6120579A JP12057994A JPH07132597A JP H07132597 A JPH07132597 A JP H07132597A JP 6120579 A JP6120579 A JP 6120579A JP 12057994 A JP12057994 A JP 12057994A JP H07132597 A JPH07132597 A JP H07132597A
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piezoelectric vibrator
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ink
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Nobuaki Okazawa
宣昭 岡沢
Shinji Yasukawa
信二 安川
Takahiro Naka
隆廣 中
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロストークやインミストの発生を防止する
こと。 【構成】 ノズル開口2、圧力発生室52、インク供給
口54、及びリザーバ53が形成されたインク流路形成
部材6の、圧力発生室52を縦振動モードの圧電振動子
46により膨張、収縮させてインク滴を吐出させるイン
クジェット記録ヘッドであって、圧電振動子46は、快
削性を有する圧電振動子支持板44に一定ピッチで列状
に配置固定され、また圧電振動子支持板44は、これよ
りも剛性が大きな材料で構成された基台45に固定され
ている。インク吐出により圧電振動子支持板44が反力
を受けると、支持板44よりも剛性が大きな基台45が
この反力を受け止めて、隣接する圧電振動子44にまで
変位が及ぶのを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力発生室の一方の面
を振動板で形成し、この振動板に縦振動型圧電振動子を
取り付け、圧電振動子を収縮、膨張させることにより圧
力発生室を膨張、収縮してインク滴を発生させるインク
ジェット式記録ヘッド、より詳細には圧電振動子ユニッ
トの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電振動子を使用したインクジェット式
記録ヘッドは、ノズル開口が形成されたノズルプレート
と、圧力発生室やインク供給口、リザーバを区画するス
ペーサ、圧電振動子により変形されて圧力発生室を膨張
収縮させる振動板を一体に固定して構成されていて、圧
電振動子を印字信号に一致させて伸縮させて圧力発生室
を伸縮、膨張させることにより圧力発生室へのインクの
吸引、インク滴吐出の動作を連続的に実行する。このよ
うな圧電振動子を使用したインクジェット式記録ヘッド
は、電極と圧電振動材料を積層して構成された縦振動モ
ードの圧電振動子を使用することにより、圧電振動子と
振動板との当接面積を極めて小さくできて、180DP
I以上の解像度を備えた記録ヘッドの実現が可能となっ
た。
【0003】このような高い解像度の記録ヘッドには、
例えば、長さ5ミリ、幅70μm、厚さ0.5mm程度
の圧電振動子をピッチ0.14ミリメートルで圧電振動
子支持板に配置してなる圧電振動子ユニットが組み込ま
れている。
【0004】この圧電振動子ユニットは、圧電材料、電
極材料を交互に複数積層して焼結により形成された圧電
振動板を、一方の表面に電極を形成し、その一端を基台
に片持梁状に固定して所定のピッチ、例えば0.14m
mでダイシングソウやワイヤソーなどにより短冊状に切
分けることにより製作されている。
【0005】この切断の際、基台に形成された電極を各
圧電振動子毎に独立させて形成するため、その切断深さ
は少なくとも圧電振動子支持板に到達させる必要があ
る。このため、圧電振動子支持板には切削性の優れた材
料、例えばガラスや圧電材料を用い、圧電振動板の切断
時における切断抵抗の急激な変動を防止して、圧電振動
子の折損防止対策が採られている。
【0006】このような方法によれば、切断具のぶれを
防止できて、振動子ユニットの製造歩留まりを向上する
ことができる反面、切削性に優れた材料は剛性が低いた
め、インク滴を噴射するために駆動信号が印加された圧
電振動子の反力を受けた場合に歪み易く、近傍に配置さ
れた圧電振動子までも軸方向に変位させることになっ
て、インクミストを発生させたり、またクロストークを
生じるという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、圧電振動子への切分け作業を阻害することなく、
クロストークやインクミストの発生を確実に防止するこ
とができるインクジェット式記録ヘッドを提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、ノズル開口、圧力発生室、
インク供給口、及びリザーバが形成されたインク流路形
成部材の、前記圧力発生室を縦振動モードの圧電振動子
により膨張、収縮させてインク滴を吐出させるインクジ
ェット記録ヘッドにおいて、前記圧電振動子を、快削性
を有する圧電振動子支持板に一定ピッチで列状に配置固
定され、また前記圧電振動子支持板は、前記支持板より
も剛性が大きな材料で構成された基台に固定してユニッ
トに纏めるようにした。
【0009】
【作用】製作時には切断具の切り込み深さを快削性の材
料の範囲内に留め、またインク吐出により圧電振動子支
持板が反力受けた場合には、支持板よりも剛性が大きな
基台がこの反力を受け止め、隣接する圧電振動子の変位
を抑制する。
【0010】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1は、本発明のインクジェット
式記録ヘッドの一実施例の概要を示すものであって、図
中符号1はノズルプレートで、所定のピッチ、例えば1
80DPIとなるようにノズル開口2、2、2‥‥が穿
設されている。
【0011】4は、前述のノズルプレート1と振動板5
との間に挟まれるスペーサで、ノズル開口に連通するよ
うに圧力発生室、リザーバ、これらを接続するインク供
給口を区画するための通孔が形成されており、これら3
者を一体に接着してインク流路形成部材6が構成され
る。
【0012】7、7、7‥‥は、圧電振動子ユニット
で、外ケース8の振動子ユニット収容孔9、9、9‥‥
に、自由端が流路形成部材6の振動板5に当接するよう
に挿入されて、枠体10により一体に纏められ、インク
ジェット式記録ヘッドに構成されている。
【0013】図2は、本発明が特徴とする圧電振動子ユ
ニットの一実施例を示すものであって、図中符号20
は、圧電振動子で、圧電材料層22と電極層23、24
とを交互に複数積層して、その先端側だけが伸縮する活
性領域LAと、振動に寄与しない不活性領域LBとが形成
されている。
【0014】25は、振動子支持板で、これの表面に形
成された薄膜電極層26を介して接着剤により圧電振動
子20、20、20‥‥の不活性領域LBが固定されて
いる。このように接着剤により圧電振動子と固定された
振動子支持板26は、圧電振動板を切分ける際に、圧電
振動子20、20、20‥‥と同一のピッチで電極層2
6を貫通して振動子支持板25に至る深さのスリット2
7、27、27‥‥が形成され、電極層26が駆動電極
28、28、28‥‥と、共通電極29、29とに分割
される。
【0015】30は、振動子支持板25の他方の面に接
着剤により固定された基台で、振動子20、20、20
‥‥の先端側が振動子支持板25よりΔLだけ突出する
ようにその長さが選択されている。31は、共通電極接
合部材で、圧電振動子20、20、20‥‥の表面に形
成された電極とそれぞれ並列に接続され、その端部が振
動子支持板25の共通電極29、29に接続されてい
る。
【0016】このような電極構造を採ることにより、共
通電極29と、駆動電極28、28、28‥‥とに駆動
信号を印加すると、選択された圧電振動子20だけが伸
縮し、圧力発生室を収縮、膨張させることになる。
【0017】図3は、圧電振動板の製造方法の一実施例
を示すものであって、基盤33の表面に圧電振動材料を
粘土状にした、いわゆるグリーンシート34を固定し
(a)、これの表面に一方の極となる電極層35を形成
する(b)。ついで電極層35とグリーンシート34と
の段差36を埋めるようにしてグリーンシート37を積
層し、これの表面に他方の極となる電極層38を形成す
る(c)。以下、このような工程を必要な層数となるま
で繰返す。
【0018】グリーンシート34、37を所定の乾燥度
まで乾燥させた後、圧力を加えながら焼成することによ
り所定厚、所定層数の圧電振動板を得ることができる。
【0019】このように構成した圧電振動板40の先端
面40a、及び裏面に電極層41を形成して電極層35
を並列に接続し、また後端面40b、及び表面の不活性
領域Lbとなる部分に電極層42を形成して圧電振動子
40の電極38、38、38‥‥を並列に接続する(図
4(a))。
【0020】切分けられて駆動電極となる電極層41
と、表面に電極層43が形成された快削性材料、たとえ
ば圧電振動子と同様な圧電材料、ガラスなどで形成され
た振動子支持板44に導電性接着剤により固定する
(b)。そして振動子支持板44の他方の面には、圧電
振動子支持板44よりも剛性の高い材料、例えば炭素治
具鋼、不錆鋼や軟鉄、亜鉛ダイキャスト材、高剛性セラ
ミック材等により形成され、先端45aが圧電振動子支
持板44の先端44aよりも圧電振動子40の先端面4
0a側に突出する基台45を接着剤により固定する
(c)。なお、基台45と圧電振動子支持板44との接
合後に、圧電振動板40を固定した方が、振動板40を
保護する上からは好ましい。
【0021】この状態で、基台45を、ダイシングソウ
やワイヤソウ等の切断装置のベッドに取り付けて、圧電
振動板40の先端面40aから後端面40bに向けて所
定のピッチ、例えば140μmで切断を開始する。
【0022】この切断の工程で、切削領域が振動子支持
板44にまで進むと、刀具が振動子支持板44に接触す
るが、振動子支持板44は快削性材料により構成されて
いるため、刀具は圧電振動板40だけを切断していた場
合と何等変りなくほぼ同一の負荷状態で切断動作を継続
する。このようにして圧電振動板40の切断が終了した
後もさらに同一の高さを保って圧電振動子支持板44の
他端まで切断作業を継続する。
【0023】これにより、圧電振動板40は、所定のサ
イズの圧電振動子46に切分けられ、また電極層43が
共通電極47と、圧電振動子46の駆動電極48とにス
リット49で分離される(d)。
【0024】このような切断作業を刀具もしくは基台4
5を所定ピッチずらせて所定回数実行すると、圧電振動
板40が必要な本数の圧電振動子46に分離され、また
電極層43が圧電振動子46、46、46‥‥に対応し
てスリット49、49、49により分離される。この段
階で切分けられてしまった電極層42の表面を共通電極
接合部材50により接続して、その両端を圧電振動子支
持板44の共通電極47、47に導電関係を維持させて
固定することにより、基台45に固定された振動子ユニ
ット51ができあがる。
【0025】このように構成された振動子ユニットは、
図5に示したように一端にノズルプレート、スペーサ、
及び振動板からなるインク流路形成部材6が取り付けら
れた外ケース8の、振動子ユニット収容孔9に圧電振動
子ユニット51を落とし込むと、図6に示したように圧
電振動子46、46、46‥‥の先端が、振動板5の、
流路構成部材6に形成されている圧力発生室52、52
に対向する位置に当接する。
【0026】この状態で、共通電極47と駆動電極48
とに図7に示したような台形波の印字信号を印加する
と、その立ち上がりにより圧電振動子46が縦方向に収
縮する。これにより圧力発生室52が拡大してリザーバ
53からインク供給口54を経由してインクが流れ込
む。時間aが経過した時点で、最大電圧、この実施例で
は30Vを所定時間bの期間維持してメニスカスが所定
位置に到達した段階で、時間cで立ち下げると、圧電振
動子46が伸長する。これにより圧力発生室52が収縮
してインク滴がノズル開口2から吐出される。以下、こ
のような工程を繰返すことにより印字データに一致した
インク滴によるドットを形成することができる。
【0027】ところで、圧電振動子46は、その伸長、
収縮、とくにインク滴を吐出するために圧電振動子46
が伸長した場合には、圧力発生室52の負荷により大き
な反力を受けることになる。しかしながら、振動子支持
板44に剛性の高い材料からなる基台45を固定するこ
と、さらには基台45の先端45aが振動子支持板44
の先端44aよりもΔL突出させていることにより、圧
力発生室52の負荷による大きな反力に十分に抗するこ
とができる。
【0028】すなわち、図8(イ)に示したように圧電
振動子支持板44の中心に配置されている圧電振動子4
6ー1を除く圧電振動子46−2、46−2、46−2
‥‥の全てに30ボルトの駆動信号を印加して1.75
μm変位させてインク滴を噴射させると、これら振動子
46−2、46−2、46−2‥‥が振動子支持板44
を伝搬して駆動信号が印加されなかった圧電振動子46
ー1に及ぼす変位量ΔR1を変位計により測定したとこ
ろ、0.3μm程度であった。これに対して図8(ロ)
に示したように剛性の高い材料からなる基台45を貼着
することなく、圧電振動子支持板44だけで支持して外
ケース8に組み込んだ場合の変位量ΔR2は0.45μ
mとなり、本発明の場合の1.5倍以上となった。
【0029】また、一定厚さ、例えば1.5mmの不錆
鋼からなる基台45を使用し、図9に示したように基台
45の先端面45aを、圧電振動子支持板44の先端面
44aに一致させたものから、先端面45aを圧電振動
子支持板44の先端面44aから突出させたものまで、
その突出量ΔLを変えて、この突出量ΔLと、圧電振動
子支持板44の中心に配置されている圧電振動子46ー
1を除く全ての圧電振動子46−2、46−2、46−
2‥‥に30ボルトの駆動信号を印加して1.75μm
変位させた場合、駆動信号が印加されなかった圧電振動
子46ー1の変位量ΔR1との関係を調査したところ図
10に示したように、突出量ΔLが大きくなるにつれ
て、変位量ΔR1が小さくなるものの、2ミリ以上では
ほぼ一定となった。
【0030】さらに、基台45の圧電振動子支持板の先
端からの突出量ΔLを一定量、例えば3.9mmに維持
する一方、基台45の厚さを変えて、前述と同様に駆動
信号が印加されなかった圧電振動子46−1の変位量Δ
R1を調査したところ、図11に示したように基台45
が厚くなるほど変位量ΔLが小さくなるものの、厚みが
1.5ミリ以上ではほぼ一定となった。
【0031】これらのことから、剛性の高い材料で作成
した基台45を設けることがクロストークやインクミス
ト発生の防止には極めて有効な手段であり、また基台4
5の先端を圧電振動子支持板44から突出させること
や、また厚みを大きくすることがより一層、有効である
ことが判った。さらには、振動子支持板44の厚みを、
圧電振動子の配列ピッチ程度、例えば0.15mm程度
まで薄くすると、圧電振動板の圧電振動子への切分け作
業に支障を来すことなく、前述の変位量ΔR1をさらに
一層抑制することができる。
【0032】図12は、振動子ユニットの第2実施例を
示すものであって、図中符号60は、圧電振動子支持板
で、この実施例では快削性のセラミック基板からなり、
その中央部を切り欠いて凹部60aを両側に突起60
b、60cを設け、一方の突起60cには位置決め用の
凹部60dを形成して構成されており、表面に前述と同
様に圧電振動板を切分けて構成された圧電振動子61、
61、61‥‥が一定ピッチで固定されている。
【0033】62は基台で、圧電振動子61、61、6
1‥‥と対向する部分は、その先端面62aが、圧電振
動子支持板60の先端面60eよりも圧電振動子61側
に突出し、しかも中央部にはさらに先端に突出する第2
の突出部62bが形成され、圧電振動子支持板60に接
着されている。
【0034】この実施例によれば、圧電振動子61、6
1、61‥‥の先端位置と、圧電振動子支持板60との
相対位置を所定の位置関係に設定しておくことにより、
振動子ユニット65を前述の外ケース8の振動子ユニッ
ト収容孔9に落とし込むだけで、圧電振動子支持板60
の凹部60dがケース8の図示しない突起により位置決
めされ、各圧電振動子61の先端が圧力発生室52に所
定の精度で当接することになる。
【0035】そして、剛性の高い材料からなる基台62
が、少なくとも圧電振動子61、61‥‥に対向する領
域では圧電振動子支持板60よりも圧電振動子61側に
突出しているため、インク吐出による反力に抗すること
ができ、さらに基台65に第2の突出部62bが形成さ
れているので、ここが選択的に補強され、軽量化を図り
つつインクミストやクロストークの発生を一層、確実に
防止することができる。
【0036】図13は、本発明に使用するインクジェッ
ト記録ヘッドの圧電振動子ユニットの第3実施例を示す
ものであって、図中符号70は、圧電振動子支持板で、
快削性を有する材料により比較的厚めに形成されてお
り、その表面に圧電振動板を接着されて、前述と同様に
切分けられた圧電振動子71、71、71‥‥が設けら
れている。
【0037】72は、前述の基台で、この実施例におい
ては、圧電振動子との間に一定の空間ΔGを形成できる
厚みの剛性の高い材料で構成されていて、圧電振動子支
持板70の先端面に接着剤により固定されている。な
お、図中符号73は接合電極部材を示す。
【0038】この実施例において、インク滴吐出の際に
圧力発生室からの反力を受けた圧電振動子71を支持し
ている領域の圧電振動子支持板70が変位しようとする
が、基台72の剛性により歪みが最小限に抑えられ、駆
動信号が印加されていないノズル開口からのインクミス
トやクロストークが防止されることになる。
【0039】この実施例によれば、比較的密度の大きな
材料で構成される基台72のサイズを、圧電振動子支持
板70の歪みを防止できる程度の最小限の大きさにする
ことができ、軽量化を図ることができる。
【0040】また、この実施例においては圧電振動子支
持板70を、切削に適した十分な厚さに構成しても、基
台72と圧電振動子71との空間ΔGを最小限に設定で
きて、インクミストやクロストークの発生を防止するこ
とができる。
【0041】なお、上述の実施例においては圧電振動子
71、71を圧電振動子支持板70だけで支持するよう
にしているが、図14に示したように後方側に圧電振動
子71、71、71‥‥との空間ΔGを確保できる程度
の段差部80aを備えた基台80を用い、段差部80a
の垂直壁80bに圧電振動子支持板70の前面を当接さ
せて接着固定することもできる。
【0042】また、上述の実施例においては圧電振動板
と圧電振動子支持板とを別部材として構成していたが、
図15に示したように、電極を含まない、もしくは一方
の極だけを含み、焼成後に圧電振動子支持板として最適
な厚みとなるように、圧電材料のグリーンシート90、
90‥‥を必要な層数だけ基盤91に積層し(イ)、こ
れの表面に前述の図3に示したのと同様の圧電振動板製
造工程(同図(ロ))を繰返して圧電振動板92を形成
するようにしてもよい。なお、図中符号93は、焼成完
了まで段差を埋めるための台を示す。
【0043】この実施例によれば、圧電振動板と圧電振
動子支持板との接着作業を不要となるばかりでなく、接
着剤層が無い分、剛性を高めることができる。
【0044】上述の実施例においてはノズルプレート、
スペーサ、及び振動板を積層したいわゆるフェースイジ
ェクトタイプの記録ヘッドに例を採って説明したが、基
板、スペーサ、及び振動板を積層するとともに圧力発生
室の長さ方向の端面にノズル開口を穿設した、いわゆる
エッジイジェクトタイプの記録ヘッドを構成するスペー
サに適用しても同様の作用を奏することは明らかであ
る。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、ノズル開口、圧力発生室、インク供給口、及びリザ
ーバが形成されたインク流路形成部材の、圧力発生室を
縦振動モードの圧電振動子により膨張、収縮させてイン
ク滴を吐出させるインクジェット記録ヘッドにおいて、
圧電振動子を快削性を有する圧電振動子支持板に一定ピ
ッチで列状に配置固定し、また圧電振動子支持板をこれ
よりも剛性が大きな材料で構成された基台に固定してユ
ニットに纏めたので、切削性を阻害することなく、イン
ク吐出により圧電振動子支持板が反力受けても、支持板
よりも剛性が大きな基台がこの反力に抗するため、隣接
する圧電振動子の変位をインクミストやクロストークが
生じない程度に抑制することができるばかりでなく、外
ケースを剛性の弱い高分子材料で形成できて記録ヘッド
全体として軽量化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット式記録ヘッドの一実施
例を示す分解斜視図である。
【図2】圧電振動子ユニットの一実施例を示す斜視図で
ある。
【図3】図(a)乃至(c)は、それぞれ圧電振動板の
製作工程を示す図である。
【図4】図(a)乃至(e)は、それぞれ振動子ユニッ
トの製造工程を示す図である。
【図5】記録ヘッドを構成する外ケースに圧電振動子ユ
ニットを組み込み工程を示す図である。
【図6】本発明の記録ヘッドの一実施例を示す断面図で
ある。
【図7】圧電振動子駆動信号の一例を示す線図である。
【図8】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明の圧電振
動子ユニットと、従来のものとにおける、非駆動圧電振
動子の変位量を示す説明図である。
【図9】本発明に使用する圧電振動子ユニットの他の実
施例を示す斜視図である。
【図10】基台の突出量と非駆動圧電振動子の変位量と
の関係を示す線図である。
【図11】基台の厚さと非駆動圧電振動子の変位量との
関係を示す線図である。
【図12】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明の記録
ヘッドに用いる圧電振動子ユニットの他の実施例を示す
側面図と正面図である。
【図13】本発明の圧電振動子ユニットの他の実施例を
示す斜視図である。
【図14】本発明の圧電振動子ユニットの他の実施例を
示す斜視図である。
【図15】図(イ)、(ロ)は、それぞれ圧電振動板
と、圧電振動子支持板との他の実施例を、その製造工程
でもって示す図である。
【符号の説明】
1 ノズルプレート 2 ノズル開口 6 インク流路構成部材 7 圧電振動子ユニット 8 外ケース 9 圧電振動子ユニット収容孔 10 基台 20 圧電振動子 25 圧電振動子支持板 27 スリット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル開口、圧力発生室、インク供給
    口、及びリザーバが形成されたインク流路形成部材の、
    前記圧力発生室を縦振動モードの圧電振動子により膨
    張、収縮させてインク滴を吐出させるインクジェット記
    録ヘッドにおいて、 前記圧電振動子を、快削性を有する圧電振動子支持板に
    一定ピッチで列状に配置固定され、また前記圧電振動子
    支持板は、前記支持板よりも剛性が大きな材料で構成さ
    れた基台に固定してユニットに纏められているインクジ
    ェット式記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記基台は、前記圧電振動子の先端側が
    前記圧電振動子支持板よりも突出している請求項1のイ
    ンクジェット式記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記基台は、前記圧電振動子の列の中央
    部領域を突出させて構成されている請求項1のインクジ
    ェット式記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記基台は、前記支持板の先端側に固定
    されている請求項1のインクジェット式記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記基台は、段差部を有しており、前記
    支持板がその先端を前記段差部の壁面に当接させて固定
    されている請求項1のインクジェット式記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記支持板は、ガラス、圧電材料により
    構成されている請求項1のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  7. 【請求項7】 前記支持板は、圧電振動子と一体に焼成
    されている請求項1のインクジェット式記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記基台は、炭素治具鋼、不錆鋼、軟
    鉄、亜鉛ダイキャスト材により構成されている請求項1
    のインクジェット式記録ヘッド。
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