JPH07129748A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH07129748A
JPH07129748A JP5278337A JP27833793A JPH07129748A JP H07129748 A JPH07129748 A JP H07129748A JP 5278337 A JP5278337 A JP 5278337A JP 27833793 A JP27833793 A JP 27833793A JP H07129748 A JPH07129748 A JP H07129748A
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JP5278337A
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Kenji Yoshinaga
憲治 吉永
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 外部データ処理装置に対してデータを出力す
る正規の画像走査を実行する前に、原稿画像と等価な画
像を表示手段42によって表示し、操作者はこれを見る
ことによって読み取り画像に対する主走査方向と副走査
方向を把握し、出力媒体と読み取り画像上との方向関係
を明確に確認する。また、画像を回転させるようなデー
タ出力が必要とされた場合は、表示手段42の表示画像
を回転させてその回転方向が適切で有るか否かを再確認
でき、さらに簡易な機構によって相対的な副走査方向を
変更して簡単に、しかも短時間の内に、画像読み取り方
向を変換できる。 【効果】 事前に読み取り画像の各画素データの出力順
序と読み取り画像上の方向の対応関係を明確に把握する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像に対して光電
変換手段を相対的に走査させ、画像情報を電気信号とし
て読み取る画像読み取り装置に関する。
【0002】更に詳述すれば本発明は、反射原稿用もし
くは透過原稿用のイメージスキャナ、あるいは複写機や
ファクシミリの画像読み取り部などに適用可能な、画像
読み取り装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、例えば原稿画像の反射光を結像さ
せた像や、原稿フィルムの透過光を結像させた像を、線
状に配列された受光素子を有するCCD等のラインセン
サで読み取る画像読み取り装置において、そのラインセ
ンサのライン方向には各画素に相当する受光素子の検出
データを順次電気的に走査して出力し、また短手方向に
は原稿画像とラインセンサとの間で機械的に走査移動す
ることで、二次元的な画像情報を得ている。
【0004】このような画像読み取り装置に対して、例
えば、外部データ処理装置に接続されたモニタ画面上に
読み取られた各画素データを入力順序に対応させて表示
させると、画像読み取り装置での原稿の設定方向によっ
ては、モニタ画面での表示画像が所望する画像の向きに
対して180度回転して上下関係が反転していたり、9
0度回転して縦横関係が異なっていたりすることがあ
る。
【0005】また、外部データ処理装置として出力プリ
ンタを画像読み取り装置の出力側に接続した場合、記
録紙の長手方向と出力画像の長手方向とを合致させるよ
うなデータ出力や、これとは逆に縦横関係を相反させる
ようなデータ出力を行うこと:あるいは文字と画像と
を方向の整合性をとって出力プリンタ上で合成させる場
合に、記録紙の部分的領域に上下左右の方向を決めて画
像を出力すること:などのように、出力紙と出力画像と
の方向関係を合わせる必要が多々あり、画像読み取り装
置での原稿の設定方向によっては、上記のデータ出力が
所望どおりにはできないことがある。
【0006】上述のように、出力側に接続された外部デ
ータ処理装置のデータ出力媒体と読み取り画像との方向
関係が所望どおりでないと判明したとき、画像を回転さ
せるためのひとつの方法として全画像データを記憶する
メモリを備え、読み取られた画像データを一旦格納し、
メモリ内の画素データを座標変換してから順次出力する
方法がある。しかし、画像読み取り装置の高解像度化や
カラー化に伴い、この方式では大容量の記憶メモリが必
要となり、高価で規模の大きな装置となる。
【0007】一方、大容量の記憶メモリを備えていない
画像読み取り装置を使用する場合には、操作者は以下の
動作手順で画像読み取り動作を行う必要がある。
【0008】まず、操作者は一度画像読み取り動作を実
行して、その読み取りデータを外部データ処理装置のモ
ニタ画面に表示したり、あるいは出力プリンタの記録紙
に記録させる。操作者は、その出力結果によって画像の
読み取り方向を確認して、その方向が妥当なものかどう
かを判断する。ここで、読み取り画像の方向が所望する
ものでないと判断した場合は、操作者は原稿を画像読み
取り装置から一旦取り出してから向きを変えて設定し直
し、再度画像読み取り動作を実行することになる。
【0009】また、原稿画像に対してラインセンサを往
復移動させる駆動系と共に回転させる方式(特開平1−
321768号,特開平2−135861号)を採る
と、画像の読み取り方向に自由度を有する反面、回転す
る構造体が大きいので機構が複雑になり、しかも、光学
的精度を維持するにはこの機構に高い剛性と寸法精度が
要求されるものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
画像読み取り装置では、出力側に接続された外部データ
処理装置によって画像の読み取るべき方向が規定され、
またこのとき、外部データ処理装置側の出力媒体上で可
視化される出力画像の方向関係を直感的に把握できない
ことが多いことから、以下に列挙する問題が生じてい
た。
【0011】出力データによる画像方向が所望の方向
でない時に、これを修正しようとした場合、全画像デー
タを一旦記憶メモリに格納してからメモリ内の画素デー
タを座標変換しつつ順次出力する方法をとると、大容量
の記憶メモリが必要となり、高価で規模の大きな装置と
なる。
【0012】画像メモリを備えていない画像読み取り
装置を使用する場合は、読み取った画像データを外部デ
ータ処理装置側の出力媒体へ一旦出力しない限り、出力
データの画像方向関係を明確に把握することができな
い。従って、画像方向の修正作業を行う場合には、操作
者は原稿の方向を設定仕直さなければならず、画像読み
取りの全操作に時間がかかることになり、その作業性に
難点がある。特に出力データを出力紙に記憶する場合
は、最初に記録した記録紙が無駄になる。
【0013】原稿画像に対してラインセンサを往復移
動させる駆動系と共に回転させる方式の画像読み取り装
置を使用すると、機構が複雑化し、高い剛性と寸法精度
を必要として大規模な装置となる。
【0014】そこで本発明の目的は、画像読み取り装置
の後段出力側に接続される外部データ処理装置に対して
画像データを出力する際、事前に読み取り画像の各画素
データの出力順序と読み取り画像上の方向の対応関係を
明確に把握することができ、無駄な出力時間や出力媒体
を費やすことなく、また出力画像データによる画像方向
と出力媒体の方向との関係を変更する必要が生じた際に
は大容量の画像メモリを必要とせず、簡単な機構と操作
によって短時間の内に実行できる画像読み取り装置を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、受光素子を線状に配列した光電変換手
段と、前記受光素子の配列方向に走査することにより該
受光素子から抽出データを順次出力する主走査手段と、
前記受光素子の配列順序に対応した前記主走査手段のデ
ータ出力順序方向に対して、データを出力する順序方向
を逆転させる主走査出力逆転手段と、前記受光素子の配
列方向に略直角な方向で前記光電変換手段と原稿画像と
を相対的に往復変位移動させる副走査手段と、表示画面
上の方向と原稿画像に対する前記主走査手段の走査方向
もしくは前記副走査手段の移動方向との対応関係を保持
しながら原稿画像と相似なる画像を表示し、かつ、該表
示画像を表示画面上で回転させることが可能な表示手段
と、前記表示手段の画像回転動作と、前記副走査手段に
おける画像読み取り時の移動方向を逆転させる副走査変
換動作と、前記主走査出力逆転手段によってデータを出
力する順序方向を逆転させる主走査逆転動作とが所定の
対応関係をもって一連の動作手順中に実行可能な制御手
段とを具備したものである。ここで、前記表示手段は記
号もしくは文字を表示するための表示データを発生する
表示データ発生手段を含み、原稿画像に対する前記主走
査手段の走査方向もしくは前記副走査手段の移動方向と
該表示画像上の方向との対応関係を認識可能にして該記
号もしくは文字を表示するのが好適である。また、前記
受光素子の配列方向に略直角な方向に所定の間隔で配設
された複数の光電変換手段を有し、前記制御手段は、該
複数の光電変換手段のうち副走査移動時に際して移動方
向で最後尾の光電変換手段に対してその他の先行する光
電変換手段が先行して検出する画像データを格納し、各
複数の光電変換手段の画像データの検出時間差を補間す
る補間手段と、前記複数の光電変換手段によるそれぞれ
の出力画像データに対応した前記補間手段の画像データ
の格納域を切り替え変更する補間切り替え手段とを有
し、前記表示手段の表示画像を回転動作と前記補間切り
替え手段によって前記複数の光電変換手段によるそれぞ
れの出力画像データに対応した画像データの格納域を切
り替える動作との対応関係をとって、一連の動作手順中
に実行可能に制御する。
【0016】さらにその他の本発明は、受光素子を線状
に配列した光電変換手段と、前記受光素子の配列方向に
走査することにより該受光素子から抽出データを順次出
力する主走査手段と、前記受光素子の配列方向に略直角
な方向で前記光電変換手段と原稿画像とを相対的に往復
変位移動させる副走査手段と、原稿を前記光電変換手段
に対して回転させる原稿回転手段と、表示画面上の方向
と原稿画像に対する前記主走査手段の走査方向もしくは
前記副走査手段の移動方向とが対応関係を保持しながら
原稿画像と相似なる画像を表示し、かつ、該表示画像を
表示画面上で回転させることが可能な表示手段と、前記
表示手段の画像回転動作と、前記原稿回転手段の回転動
作とが所定の対応関係をもって一連の動作手順中に実行
可能な制御手段とを具備したものである。
【0017】
【作用】上記構成により本発明に係る画像読み取り装置
は、外部データ処理装置に対してデータを出力する正規
の画像走査を実行する前に、原稿画像と等価な画像を表
示手段によって表示し、操作者はこれを見ることによっ
て読み取り画像に対する主走査方向と副走査方向を把握
し、出力媒体と読み取り画像上との方向関係を明確に確
認することができる。
【0018】また、画像を回転させるようなデータ出力
が必要とされた場合は、表示手段の表示画像を回転させ
てその回転方向が適切で有るか否かを再確認でき、さら
に簡易な機構によって相対的な副走査方向を変更して簡
単に、しかも短時間の内に、画像読み取り方向を変換で
きる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0020】実施例1 図1は、光透過性のフィルムを原稿とするフィルム用画
像読み取り装置に本発明を適用した第1の実施例を示
す。
【0021】特に本実施例は、原稿画像に対して読み取
り方向を180度回転させる機能を有する場合として説
明する。本図において、光透過性の原稿フィルム1a,
1b,1c,1dは、それぞれスライドマウント2a,
2b,2c,2dに装填されて保護されている形式のも
のである。
【0022】フィルムキャリア6及び7は、各原稿フィ
ルム1をそれぞれのスライドマウント2を介して挟持
し、支持するものであり、原稿フィルム1を挟持した
後、互いに結合され、一体的に装置本体に対して挿入操
作可能である。このフィルムキャリア6及び7は、各原
稿フィルム1の位置に相当する箇所に開口部が設けら
れ、一方向から照射された光が原稿フィルム1を透過し
た後、他方へ射出することが可能である。
【0023】また、フィルムキャリア6,7は装置本体
に対して図中実線で示すようにその長手方向をY1 ,Y
2 方向に向けて挿入することも、あるいは図中一点鎖線
(6´,7´)で示すようにその長手方向をX1 ,X2
方向に向けて挿入することも可能であり、矢印A0 直下
の位置では両方向から別途に挿入されたフィルムキャリ
ア6,7もしくは6´,7´に挟持された原稿フィルム
1は、同一平面状で、かつフィルム中心を同一位置にし
て交差するような位置関係にある。
【0024】矢印A0 は原稿フィルム1を照射するため
の照明手段(不図示)からの照明光の入射方向を示して
いる。矢印A0 直下の位置で矢印X1 ,X2 方向や矢印
1,Y2 方向から挿入されたフィルムキャリア6,7
(もしくは6´,7´)内の原稿フィルム1(図中1
c)が照明される。これによって、同一の原稿設定位置
において原稿フィルム1の読み取る方向を90度回転さ
せて切り替えることができる。
【0025】フィルムキャリア6,7の長手方向と原稿
フィルム1の長手方向とが必ず一致させる形態を採れ
ば、ラインセンサ22の走査面上での投影像がX1 ,X
2 方向に長手であるか、Y1 ,Y2 方向に長手であるか
はフィルムキャリア6,7の挿入方向で比較的容易に判
別できる。しかし、画像の上下左右が反転していると
き、すなわち画像の回転量として180度回転している
場合はこれだけでは把握しづらいので、本実施例では以
下の構成によって、読み取り方向の確認と180度回転
動作を容易にするものである。
【0026】結像レンズ10は、原稿フィルム1cの画
像を後述のラインセンサ22上に結像するためのもので
ある。その結像される像の向きは、原稿設定位置で原稿
フィルム1の長手方向がY1 ,Y2 方向であるときは投
影像8を結像し、原稿フィルム1の長手方向がX1 ,X
2 方向である場合は投影像9を結像する。
【0027】駆動基台30には、その裏面側に駆動基台
30と平行な面39aを有する箱形形状の駆動補助板3
9が一体的に固定されており、駆動補助板39の面39
aと駆動基台30とによって駆動軸33がベアリングに
よって回転自在に支持されている。
【0028】駆動軸33の手前側端部にはワイヤプーリ
34が固定され、奥側端部にはタイミングベルト用の大
プーリ35が固定されている。
【0029】走査モータ26は駆動補助板39の面39
aに固定され、走査モータ26の出力軸28は駆動補助
板39から奥側へ突出し、この出力軸28の端部にタイ
ミングベルト用の小プーリ29が固定されている。走査
モータ26はステッピングモータによる構成であって、
後述の走査CPU90(図2参照)からの駆動同期パル
ス数に応じた回転量が得られると共に正逆転可能に制御
される。
【0030】タイミングベルト36は小プーリ29と大
プーリ35との間に掛けられ、走査モータ26の回転力
を駆動軸33へ伝達する。駆動基台30の上部左右には
従動プーリ31と32が回転自在に支持され、ワイヤプ
ーリ34に巻き付けられたワイヤ37が巻き込まれ、ワ
イヤ37の方向を変換している。
【0031】ワイヤ37の右側端部の端子37aは係止
板38の右側フック部に引掛けられ、また左側端部の端
子37bは引張りバネ40を介して係止板38の左側フ
ック部に引き掛けられており、ワイヤ37は適切な張力
を持って張られ、閉じたループを形成する。
【0032】一方、センサ支持体21の上面にはセンサ
ユニット20が取り付けられている。このセンサユニッ
ト20は3つのラインセンサ22R,22G,22Bが
集積されており、それらの受光面は上方を向いている。
各ラインセンサはそれぞれにレッド,グリーン,ブルー
の色分解用光学フィルタを有し、各色分解データを抽出
できるようになっている。これらラインセンサ22のX
1 ,X2 方向の単位画素長、すなわちラインセンサ22
上での走査ライン幅w1は一律であり、かつ、各ライン
センサ22の間隔もdsに統一される。
【0033】原稿の画像は光学的にセンサ支持体21の
直上で結像され、走査レール24,25はこの結像に対
応した位置で装置本体に固定される。
【0034】センサ支持体21の内部にはセンサドライ
バ基板92(図2参照)が配置され、センサユニット2
0の駆動と画像データの取り込みを行う。各ラインセン
サのライン方向、すなわちY1 ,Y2 方向の画像データ
はセンサドライバ基板92の同期信号に応じて順次画素
毎に読み出され、X1 ,X2 方向には走査レール24,
25に従ってセンサ支持体21の機械的走査によって2
次元的な画像データを得る。
【0035】センサ支持体21の係止部21aは係止板
38の上面に重なる位置関係にあってビス穴38aへ通
すことにより、駆動系とセンサ系とが結合する。
【0036】第1ホームポジションP0 はラインセンサ
22が投影画像8,9に対して矢印X2 側の画像域外に
位置する箇所であって、センサ支持体21が矢印X1
向の走査移動に際しての基準待機位置であり、第2ホー
ムポジションP20はラインセンサ22が投影画像8,9
に対して矢印X1 側の画像域外に位置する箇所であっ
て、センサ支持体21が矢印X2 方向の走査移動に際し
ての基準待機位置である。
【0037】装置本体の操作部41内には液晶画面42
が構成され、上記各ラインセンサ22が読み取った画像
データを使って、読み取りの対象としている原稿フィル
ム1と等価な画像を表示することができる。また、操作
部41の手前には予備走査開始スイッチ45が配置さ
れ、操作者がこれを押すことによって信号が後述の制御
系へ伝達され、液晶画面42の表示データを抽出するた
めの予備走査が実行される。操作部41の手前に配置さ
れる画像回転スイッチ44の信号は、同じく後述の制御
系へ伝達され、液晶画面42に表示された画像を180
度回転すると共に、予備走査時に走査したライン方向
(Y1 もしくはY2 方向)とセンサ支持体21の移動方
向(X1 もしくはX2 方向)をそれぞれ逆転させた画像
走査を実行できるように制御される。
【0038】また、読み取り開始スイッチ43は、上述
の予備走査や液晶画面42上の画像の回転等の予備動作
の後、実際に外部データ処理装置500(図2参照)へ
画像データを出力するために画像読み取り動作を開始す
るときに操作者が押すものである。
【0039】図2は、図1に示した第1の実施例におけ
る制御系を説明するブロック図である。
【0040】図2において、センサドライバ92は本体
CPU91から供給されるサンプリング同期信号に応じ
て各ラインセンサ22を駆動し、それぞれのラインデー
タを各色独立に抽出するものである。1ライン内に配列
された各画素のデータは、光電変換時の蓄積時間に相当
する周期を有するラインデータサンプリング同期信号に
よって一斉にサンプリングされる。次に、サンプリング
されたライン内の各画素データはセンサドライバ92の
主走査同期信号に応じて順次抽出され、A/D変換され
てデジタル信号となる。本実施例では各ラインセンサ2
2でのラインデータを順次抽出する方向は矢印Y1 方向
としている。
【0041】主走査ラインメモリ87R,87G,87
Bは各ラインセンサ22R,22G,22Bからのライ
ンデータを一度格納するものであり、ライン内の各画素
データをライン方向に沿って順次先入れ先出しの手順で
書き込みと読み出しを実行することや、後入れ先出しの
手順で書き込みと読み出しを実行することが可能であ
る。この書き込みと読み出しの手順の切り替えによっ
て、各画素データのライン方向における出力順序を変換
することができる。すなわち、先入れ先出しの動作手順
の時はライン内の画素データの走査方向はY1 方向であ
るが、後入れ先出しの動作手順の時はその走査方向は見
かけ上Y2 方向になる。
【0042】各ラインセンサ22は所定の間隔をもって
センサ支持体21と共に一体的に走査移動するので、各
ラインセンサが原稿画像上のひとつの走査ラインを読み
取る時期は互いに異なる。本実施例の画像読み取り装置
においては、原稿画像のひとつの走査ラインのデータを
各分解色毎に線順次で出力する場合や走査ライン内の各
画素データを分解色毎に点順次で出力する場合には、走
査移動方向で先行位置にあるラインセンサからのデータ
を一旦メモリ内に格納し、後続のラインセンサが対象と
する走査ラインを読み取った時期と同期させて先行のラ
インセンサが読み取ったメモリ内のデータを順次出力す
るという操作を行う。
【0043】補間メモリ部94は、上記の操作を実行す
るためのものであり、主に補間メモリ94aと補間メモ
リ94b、及び画像データの入出力伝達路の切り替えを
行うスイッチング手段94c,94d,94e,94f
から構成される。
【0044】例えば、センサ支持体21がX1 方向に走
査移動するとき、走査移動方向に対してラインセンサ2
2Bはラインセンサ22Rよりも距離的に2ds先行す
る位置にあり、同様にラインセンサ22Gはラインセン
サ22Rよりも距離的にds先行する位置にある。
【0045】このときラインセンサ22Bからの出力信
号は補間メモリ94aへ接続され、ラインセンサ22G
からの出力信号は補間メモリ94bに接続される。ま
た、ラインセンサ22Rからの出力信号は補間メモリを
介さずに出力側のスイッチング手段94eへ至る。
【0046】補間メモリ94aと94bには、上記の距
離2ds,dsの走査画像領域分の画素データ量に相当
する容量があり、各ラインセンサ22B,22Gが先行
移動中に読み込んだ分の画像データが記憶される。走査
移動方向で最後尾に配置されたラインセンサ22Rが対
象とするひとつの走査ラインを読み取り、そのラインデ
ータが補間メモリ部94内に伝達されたとき、ラインセ
ンサ22B,22Gが既にそれぞれ先行して読み取った
上記と同一の走査ラインのデータは補間メモリ94a,
94bから同時期に出力することができる。
【0047】一方、センサ支持体21がX2 方向に走査
移動する場合は、走査移動方向に対して先行するライン
センサはラインセンサ22Rであり、最後尾にラインセ
ンサ22Bが位置し、前述の場合とその先行順序は逆転
する。このとき補間メモリ部94内のスイッチング手段
94c,94d,94e,94fは図2中の点線のよう
に切り替わり、先行するラインセンサ22Rからの出力
データは補間メモリ94aに接続され、ラインセンサ2
2Bからの出力データは補間メモリを介さずに出力側の
スイッチング手段94eへ至る。
【0048】これによって各ラインセンサ22の先行順
序と補間メモリ94a,94bとの接続関係は、前述の
センサ支持体21がX1 方向に走査移動する場合と同様
となり、ラインセンサ22Bが対象とするひとつの走査
ラインを読み取り、そのラインデータが補間メモリ部9
4内に伝達されたとき、ラインセンサ22R,22Gが
既にそれぞれ先行して読み取った上記と同一の走査ライ
ンのデータは補間メモリ94a,94bから同時期に出
力することができる。
【0049】上記の構成によって、走査方向がX1 方向
とX2 方向のいずれであっても、原稿画像上のひとつの
走査ラインは各色分解データの抽出を割り当てられた3
種類のラインセンサ22によって別々の時期に読み込ま
れるにも拘わらず、各ラインセンサの抽出信号は同時期
に後段の画像処理部99へ伝達される。
【0050】画像処理部99はラインセンサ22が抽出
した画像データに対して修正や補完を行い、所望するデ
ータへ加工する。加工された画像データは本体CPU9
1の指令に基づいてインターフェース96へ転送され
る。
【0051】インターフェース96は、本画像読み取り
装置の後段の出力側に接続される外部データ処理装置5
00に対して、走査開始信号や走査終了信号などの動作
上の制御信号の交換を行い、これらを本体CPU91へ
伝達すると共に画像処理部99からの画像データを外部
データ処理装置500へ出力する。
【0052】表示制御部86は、予備走査時に読み取っ
た画像データの一部を表示メモリ85に格納したり読み
出したりすると共に液晶画面42を駆動してそれらの画
像データを視覚的な画像として表示する。また、表示制
御部86は後述の本体CPU91の指令に基づき、表示
メモリ85内に格納された画像データの位置座標を変換
することが可能であって、液晶画面85上の画像を18
0度回転させたりすることができる。この画像の回転に
関する動作手順は後述する。
【0053】液晶画面42は、予備走査後に液晶画面4
2に表示された原稿フィルム1と等価な画像を操作者が
目視することによって読み取り設定位置にある原稿フィ
ルム1が読み取るべき原稿であるか否かを確認すると共
に、原稿フィルム1の設定方向がデータ処理装置500
で使用する出力媒体の方向に対して妥当であるか否かを
判断する目的で配設されるものであるので、高解像の画
素密度を有する画面である必要はなく、外部データ処理
装置500へ出力する画像データの画素密度と比較して
はるかに粗い低解像度でかつ小型のもので十分である。
したがって、表示のためのデータを記憶する表示メモリ
85は比較的小さい容量のメモリであれば良く、装置全
体の構成規模には大きく影響しない。
【0054】絵文字データ発生器84は、液晶画面42
上の原稿フィルム1と等価な画像に対し主走査方向や副
走査方向を指し示すための矢印に相当する画像データを
発生させるものであり、このデータは表示メモリ85に
伝達される。
【0055】操作部41内の予備走査スイッチ45は、
予備走査を開始して液晶画面42に原稿画像を表示する
ための信号を発するためのものでその信号は後述の本体
CPU91へ伝達される。同じく操作部41の内の画像
回転スイッチ44の信号も本体CPU91へ伝達され、
液晶画面42に表示された画像の回転と共に、予備走査
時における走査ライン内の走査方向とセンサ支持体21
の移動方向とが逆転した画像走査を実行するための起動
信号となる。また、読み取りスイッチ43は外部データ
処理装置500へ画像データを実際に出力するための読
み取り動作を開始する信号を発するものでその信号は本
体CPU91へ伝達される。
【0056】走査CPU90は本体CPU91と交信し
つつ、走査モータ26の回転方向や起動と停止の時期も
しくは回転位置を決定したり、加減速や定速駆動のとき
の駆動同期パルスの供給パターンを決定し、その駆動同
期パルスを走査モータドライバ95へ伝達するものであ
る。この動作プログラムはROM88に格納され、逐次
走査CPU90によって読み出される。また、上記の決
定のための演算の際に必要なパラメータ等はRAM89
内に格納される。
【0057】走査モータドライバ95は走査CPU90
からモータ駆動同期信号の供給を受け、このモータ駆動
同期信号に応じてモータの回転量が1対1対応するよう
に走査モータ26の励磁回路を駆動する。
【0058】本体CPU91は上記各機能ブロックの動
作をタイミングを取りながら信号バスライン100等を
介して制御するものであり、その動作プログラムはRO
M97に格納され、動作時には順次プログラムを読み出
しながら動作を実行する。
【0059】RAM98は上記の制御上に必要な変数や
演算の結果、あるいは画像処理部99で作成された画像
データ等を格納し、それらは必要に応じて本体CPU9
1へ読み出される。
【0060】以下、第1の実施例における動作手順を説
明する。
【0061】本実施例1において、初期設定時から画像
データの出力までの動作手順例は以下のようになる。
【0062】1)画像読み取り装置の電源を投入される
と各機構部が起動を開始すると共に初期設定がなされ
る。走査CPU90はセンサ支持体21を第1ホームポ
ジションP0 へ移動させる。このとき主走査ラインメモ
リ87は先入れ先出しの動作手順となっており、ライン
センサ22のライン内の走査方向は矢印Y1 方向に相当
する。
【0063】また、補間メモリ部94では、図2の実線
に示すとおりラインセンサ22Bからの出力信号は補間
メモリ94aへ接続され、ラインセンサ22Gからの出
力信号は補間メモリ94bに接続される。また、ライン
センサ22Rからの出力信号は補間メモリ94a,94
bを介さずに出力側のスイッチング手段94eへ至る。
この補間メモリ94によって副走査方向に先行するライ
ンセンサ22B,22Gからの画像データはそれぞれの
補間メモリ94へ一旦格納されるので、同一走査ライン
のデータを後続のラインセンサ22Rの検出データに同
期して出力することが可能となる。
【0064】2)操作者は原稿フィルム1をフィルムキ
ャリア6,7に挟持して画像読み取り装置の原稿設定位
置に設定する。
【0065】3)操作者が予備走査開始スイッチ45を
押すと、本体CPU91はこの信号を受け不図示の照明
手段を点灯させて原稿フィルム1を矢印A0 方向から照
明し、走査CPU90へ予備走査開始の指令を出す。
【0066】4)走査CPU90は走査モータドライバ
95に対して起動開始信号や駆動同期信号を発し、セン
サ支持体21はX1 方向への走査移動を開始する。
【0067】5)走査移動中、ラインセンサ22の出力
信号はセンサドライバ92,補間メモリ部94を介して
画像処理部99へ至り、各データが加工修正される。
【0068】これらのデータは外部データ処理装置50
0へ出力する場合と同様に高解像度のデータ量を有する
ので、液晶画面42へ表示するためにデータを確保する
には解像度を落とす操作がなされる。例えば、画像処理
部99からの出力データを所定間隔の画素相当毎にデー
タを間引きながら残りのデータを表示メモリ85へ格納
する操作がなされる。
【0069】6)センサ支持体21はX1 方向で所定範
囲の走査移動を終了すると、第2ホームポジションP20
へ至る。ここで表示制御部86は、表示メモリ85に格
納された画像データを液晶画面42へ表示する。
【0070】7)操作者は液晶画面42の画像を見て読
み取るべき原稿であるか否かを確認し、その画像の方向
が外部データ処理装置500で使用される出力媒体の方
向に対して妥当かどうかを判断する。
【0071】図3は、予備走査後に最初に液晶画面42
上に表示された表示画像46の一例を示す。液晶画面4
2中央部には読み取られた原稿フィルム1と等価な表示
画像46が表示され、その右上部には絵文字データ発生
器84によって作成されたパターン情報から表示画像4
6に対する主走査方向を示す矢印Bと副走査方向を示す
矢印Cが重畳されて表示されている。
【0072】画像に対する主走査方向と副走査方向が確
認できれば、出力媒体と画像との方向関係を把握するこ
とができる。例えば、外部データ処理装置の出力媒体と
してレーザプリンタを使用する場合、画像データの処理
手順からレーザの走査方向が上記の主走査方向(矢印B
方向)に相当し、記録紙の搬送方向が上記の副走査方向
(矢印C方向)に相当する。したがって、操作者は記録
紙上で再現される読み取り画像の方向関係を把握でき
る。
【0073】操作者がこの段階で画像の180度回転を
必要と認めた場合、画像回転スイッチ44を押すことに
なり、次ステップ8)へ至る。一方、画像の回転を必要
としない場合はステップ12)へ至る。
【0074】8)操作者が画像回転スイッチ44を押す
と、その信号は本体CPU91へ伝達され、これによっ
て本体CPU91は表示制御部86へ表示画面の180
度回転を実行する指令を発する。
【0075】液晶画面42が横方向にU、縦方向にVの
画素に分割された画素で構成されたとすると、画素のデ
ータは便宜上、画面上の2次元座標位置u,vに対応し
た添え字を有する配列の形式をとる表示データI(u,
v)で表すことにする。表示データI(u,v)の格納
空間は表示メモリ85内に設定され、添え字u,vのデ
ータが座標u,vの画素として表示される。
【0076】カラー画像ではひとつの座標位置に対して
3色分のデータが必要であるが、ここでは1色分のデー
タを代表させて説明する。
【0077】図4は、表示画像を180度回転するとき
の表示データの処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【0078】図中の1次元配列要素L(j)は座標変換
作業用の作業ラインメモリを表し、その格納空間は表示
メモリ85内に設定され、液晶画面42の横方向の1ラ
イン分の表示データI(u,v)を格納できる。
【0079】図5は、上記の座標関係と、表示データの
配列I(u,v)作業ラインメモリL(j)の対応関係
を示している。
【0080】本動作手順例は、表示データI(u,v)
内の横1ライン分のデータを作業ラインメモリL(j)
に確保した後、その内容を確保し終えた表示データI
(u,v)の格納域に回転対称位置にある表示データI
(u,v)内の画像データを格納し、その回転対称位置
であった格納域に作業ラインメモリL(j)の内容を回
転対称的になるように格納する方法をとり、縦方向の分
割画素数Vが偶数であれば上記動作手順をV/2回順次
繰り返すと1画面全体を180度回転させるのに等しい
座標変換ができる。
【0081】ステップS101では、縦方向の分割画素
数Vの1/2の回数の作業を繰り返すために作業回数を
カウントするCPU91内のレジスタkに初期値0を格
納する。
【0082】ステップS102では、上記作業を繰り返
すループ内で作業回数をカウントアップする。
【0083】ステップS104〜S106では表示デー
タI(u,v)の内、v座標がkなる1ライン分の表示
データを座標変換作業用の作業ラインメモリL(j)に
格納する。
【0084】ステップS107では、横方向の分割画素
数Uの回数の作業を繰り返すために作業回数をカウント
するCPU91内のレジスタjに初期値0を格納する。
【0085】ステップS108では、上記作業を繰り返
すループ内で作業回数をカウントアップする。
【0086】ステップS109〜S110では、上記ス
テップS104〜S106でラインメモリL(j)へ格
納が済んだ表示データI(u,v)内のv座標がkなる
データ格納領域にこの領域の画素の座標に対して回転対
称位置にある表示データI(u,v)を格納し、さらに
この上記回転対称位置にであったデータ格納領域に作業
ラインメモリL(j)の内容を配列順序を反転させて格
納する。すなわち、作業ラインメモリL(j)を介して
表示データI(u,v)の内容を回転対称関係に変換す
る。
【0087】上記ステップS109〜S110でのデー
タの入れ替え作業は、画面42の横方向の2つの走査ラ
イン間のデータ交換を1手順として行うので縦方向の分
割画素数Vが偶数であれば、V/2の回数を実行すれば
終了するので、ステップ111では上記の繰り返し作業
を上述の回数まで繰り返すための判別を行う。
【0088】以上の手順によると表示メモリ85内の表
示データI(u,v)は回転対称関係に変換され、表示
画像は180度回転した画像となる。上述の動作手順第
9項の後を以下に続ける。
【0089】9)操作者は回転した表示画面を再び目視
することで最終的に原稿画像の読み取り方向を確認した
後、読み取り開始スイッチ43を押すと、本体CPU9
1はその信号を受けて、まず主走査ラインメモリ87は
後入れ先出しの動作手順となっており、ラインセンサ2
2のライン内の走査方向は矢印Y2 方向に相当する。
【0090】さらに補間メモリ部94内のスイッチング
手段94c,94d,94e,94fは切り替わり、ラ
インセンサ22Rからの出力データは補間メモリ94a
に接続され、ラインセンサ22Bからの出力データは補
間メモリを介さずに出力側のスイッチング手段94eへ
至る。
【0091】この補間メモリ94によって副走査方向に
先行するラインセンサ22R,22Gからの画像データ
はそれぞれの補間メモリ94へ一旦格納されるので、同
一走査ラインのデータを後続のラインセンサ22Bの検
出データに同期して出力することが可能となる。
【0092】10)上記の切り替え動作が完了すると、
本体CPU91は走査CPU90へ起動信号を伝達して
ホームポジションP20からセンサ支持体21に対してX
2 方向の走査移動を開始させる。
【0093】上述9〜10項の動作によって出力段階で
の主走査方向と副走査方向が予備走査時に比して両方と
も逆転するので、読み取り画像のデータは180度回転
した向きに出力されることになり、液晶画面の回転動作
後の表示画像と対応する。
【0094】また、副走査方向に先行するラインセンサ
22R,22Gからの画像データはそれぞれの補間メモ
リ94へ切り替えられて一旦格納されるので、同一走査
ラインのデータを後続のラインセンサ22Bの検出デー
タに同期して出力することが可能となる。
【0095】11)走査移動中、ラインセンサ22の出
力信号はセンサドライバ92,補間メモリ部94を介し
て画像処理部99へ至り、各データが加工修正される。
これらのデータはインターフェース96を介して外部デ
ータ処理装置500へ出力される。
【0096】12)センサ支持体21はX2 方向で所定
範囲の走査移動を終了すると、第1ホームポジションP
0 へ至り、ここでひとつの画像走査を終了する。
【0097】一方、操作者が画像回転スイッチ44を押
さずに、読み取り開始スイッチ43を押した場合は下記
のような操作手順となる。
【0098】13)走査CPU90はセンサ支持体21
を第2ホームポジションP20から第1ホームポジション
0 へ一旦移動させる。
【0099】14)センサ支持体21が第1ホームポジ
ションP0 へ到達してから、センサ支持体21はX1
向への走査移動を開始する。
【0100】15)センサ支持体21はX1 方向で所定
範囲の走査移動を終了すると、第2ホームポジションP
20へ至り、ここでひとつの画像走査を終了する。
【0101】本実施例における特徴的効果は、下記のと
おりである。
【0102】1)原稿画像に対する副走査手段の相対的
な移動方向の変更が基本的に駆動モータの正逆転制御で
達成できるので特別な付加機構を必要とせず、構成上簡
単である。
【0103】2)上記副走査方向の変更動作と主走査方
向のデータ出力順序方向を逆転させる主走査出力逆転手
段の逆転動作は電気的制御のみで実現するもので、切り
替え動作自体にほとんど時間を要せず、画像読み取り操
作全体の所要時間を短縮化できる。
【0104】3)副走査方向によって上記補間手段の画
像データの格納域を切り替え変更するので、どちらの副
走査方向においても、原稿画像上のひとつの走査ライン
は各ラインセンサによって別々の時期に読み込まれるに
も拘わらず、各ラインセンサの抽出信号は同時期に後段
へ伝達することが可能となり、画像データをライン順次
や点順次で出力する際に適する。
【0105】実施例2 図6は、副走査の方向の変換を原稿の回転によって実現
する画像読み取り装置の第2の実施例を示す図である。
【0106】回転原稿台11はその上面でスライドマウ
ント2によって保護された原稿フィルム1を支持するも
のであり、回転原稿体11の上面に固定された位置決め
突起部12a,12b,12c,12dにスライドマウ
ント2を突き当てることにより原稿フィルム1が位置決
めされる。
【0107】回転原稿台11の中央で原稿フィルム1の
対向部には下方への貫通孔があり、不図示の照明手段か
ら矢印A0 の方向に照明光が照射されると、該照明光は
原稿フィルム1を透過して上記貫通孔を通過し、下方に
位置する結像レンズ10へ入射できるようになってい
る。
【0108】また、回転原稿台11は結像レンズ10の
光軸A20を中心にして回転自在に支持されており、その
周囲に一体的に固定される従動ギア15から回転力を供
給されることによって回転可能である。さらに、回転原
稿台11の外側の一箇所には遮光板13が一体的に固定
されている。
【0109】フォトインタラプタ16は装置本体に固定
され、発光部16aとその対向箇所にある受光部との間
で検出光路を形成し、上記遮光板13が回転原稿台11
と共に回転することによってフォトインタラプタ16の
検出光路が遮光される位置関係にあり、その検出信号は
制御系へ伝達される。
【0110】原稿回転モータ14はステッピングモータ
による構成であって駆動同期パルス信号の数に応じた回
転量が得られ、回転原稿台11の側方に配置される。そ
の回転軸には駆動ギア16が固定されており、回転原稿
台11の従動ギア15と噛み合っている。これによっ
て、原稿回転モータ14を駆動することによって回転原
稿台11を回転することができる。
【0111】結像レンズ10の下方には第1の実施例と
同じく往復移動可能なラインセンサ22が構成される。
【0112】図6中に示すように、遮光板13がフォト
インタラプタ16の上記検出光路を遮光している位置に
おいて回転原稿台11の回転角度を0度と定義し、この
とき原稿フィルム1の長手方向とラインセンサ22の副
走査方向が一致する関係に設定している。
【0113】本実施例の画像読み取り装置の制御系は、
表示メモリ85の容量と同等であって表示メモリ85の
格納データを一時期記憶する表示作業メモリ(不図示)
を有し、該表示作業メモリは表示メモリ内の画像データ
に対して表示画像を回転するための作業の際に使用され
る。
【0114】これは例えば、表示メモリ85内の画像デ
ータを一旦、上記表示作業メモリへそのまま格納し、こ
の表示作業メモリ内の画像データを表示画像の回転に応
じて表示位置の座標データを変換しつつ再び表示メモリ
85へ格納する方法で実行できる。
【0115】また、本制御系は第1の実施例の制御系に
原稿回転モータ14のドライバ部とフォトインタラプタ
16の入力ポートと、さらに回転原稿台11の回転制御
プログラムを付加することによって機能する。本実施例
では画像回転スイッチ44は1回押すと、回転原稿台1
1を90度単位で回転が進行するように原稿回転モータ
14を駆動する。
【0116】本実施例の動作手順は第1の実施例で説明
した動作手順の第1〜第8項までは同様であり、異なる
手順を以下に記す。
【0117】9)操作者が画像回転スイッチ44を1回
押すとその信号は本体CPU91へ伝達され、これによ
って本体CPU91は表示制御部86へ表示画像の90
度回転の実行する指令を発する。また、画像回転スイッ
チ44を2回押すと表示画面の180度回転、3回押す
と270度回転の指令となる。
【0118】10)操作者は回転した表示画面を再び目
視することで最終的に読み取るべき原稿画像の方向を確
認し、画像データ出力のための画像走査を開始するため
読み取り開始スイッチ43を押すと、本体CPU91は
その信号を受けて、原稿モータ14を駆動し、回転原稿
台11の回転を実行する。
【0119】初期値としてその回転角度は始めは0度と
なっており、原稿フィルム1の長手方向とラインセンサ
22の副走査方向が一致する関係を保っているが、本実
施例では操作者が表示画面を目視しながら選択した表示
画像の回転角に応じて原稿フィルム1に90度単位の回
転角を与えることが可能である。
【0120】11)上記の動作が完了すると本体CPU
91は走査CPU90へ起動信号伝達してセンサ支持体
21に対してX1 方向の走査移動を開始する。
【0121】12)走査移動中、ラインセンサ22の出
力信号はセンサドライバ92,補間メモリ部94を介し
て画像処理部99へ至り、各データが加工修正される。
これらのデータはインターフェース96を介して外部デ
ータ処理装置500へ出力される。
【0122】13)センサ支持体21はX1 方向で所定
範囲の走査移動を終了すると、第2ホームポジションへ
至り、ここでひとつの画像走査を終了する。
【0123】一方、前記動作手順第8)項の前段階で操
作者が画像回転スイッチ44を押さずに、読み取り開始
スイッチ43を押した場合は上記動作手順第9項と第1
0項が省略され以下は同様の動作手順となる。
【0124】本実施例における特徴的効果は、下記のと
おりである。
【0125】1)副走査方向の変換できる角度は第1の
実施例の180度反転だけでなく、上述の90度単位の
設定が可能であるばかりでなく、さらに原稿回転モータ
の回転制御を細かくすれば本質的に任意の細かい角度を
選択できる。
【0126】2)比較的小型の原稿を対象とすれば、原
稿回転手段は簡単な機構で大型化することもないので、
スライドフィルムなどのような原稿を対象とする画像読
み取り装置に適する。
【0127】実施例3 図7は、副走査手段が光学ミラー系である画像読み取り
装置に本発明を適用した第3の実施例を示す図である。
【0128】本実施例の機構上方には反射原稿52が水
平に設置されるようになっている。センサユニット51
は、装置本体の固定位置にあり、ラインセンサ51が積
載されている。
【0129】センサユニット51は、第1の実施例と異
なり、色分解フィルタを持たない3つのラインセンサ5
1R,51G,51Bが積載されており、各ラインセン
サ間の間隔はd2と設定されている。
【0130】第1ミラー台53は、反射面を右方向にし
て水平面に対し45°傾いた第1ミラー54を支持し、
走査レール59によってX方向に移動可能に支持されて
いる。
【0131】第2ミラー台55は第2ミラー56と第3
ミラー57を支持し、上記同様に走査レール59によっ
てX方向に移動可能に支持される。第2ミラー56は、
反射面を左方向にし、水平面に対し45°傾いており、
第3ミラー57は反射面を左方向にし、第2ミラー57
と相対角度が90°になるように設定されている。
【0132】結像レンズ58は、各ミラー台の下方に配
置され、矢印A1 ,A2 ,A3 ,A4 ,A5 で示すよう
に前記第1ミラー54,第2ミラー56,第3ミラー5
7を反射して入射してくる原稿52の反射光をセンサユ
ニット51のラインセンサ51R,51G,51B上で
結像させるためのものである。
【0133】センサユニット51と結像レンズ58の間
にはダイクロイックミラー50群が配設され、1走査ラ
インに相当する光束を3原色に色分解する。これらの分
解色光はセンサユニット51内のラインセンサ51R,
51G,51Bにそれぞれ照射するように設定されてい
る。
【0134】ステッピングモータ60の出力軸61には
駆動ギア62が固定され、正逆転可能に制御される。駆
動軸64は装置本体に回転自在に支持され、その一端に
は従動ギア63が固定され、駆動ギア62と噛み合って
いる。また、駆動軸64の他端にはワイヤプーリ65が
固定され、ミラー系を動かすワイヤ70が巻き込まれて
いる。
【0135】ワイヤ70の一端70aから第2ミラー台
55に回転自在に支持された第2プーリ67を介し、ワ
イヤプーリ65へ向かい、ワイヤプーリ65に数回巻回
された後、装置本体に固定されたプーリ軸71上を回転
自在に支持された第1プーリ66を介し、再び第2プー
リ67に巻回される。
【0136】ワイヤ70の他端70bは引っ張りバネ6
8を介して装置本体へ支持される。第1プーリ66から
第2プーリ67へ至る途中でワイヤ70と第1ミラー台
53は結合部材69で結合される。
【0137】上記構成において、ステッピングモータ6
0が回転すると駆動ギア62,従動ギア63を介して、
ワイヤプーリ65が回転する。すると、ワイヤプーリ6
5がワイヤ70を巻き込む分だけ第1ミラー台53が移
動する。これによって原稿52の画像走査がなされる。
【0138】第2ミラー台55は、動滑車の原理で第1
ミラー台53の1/2の移動量となるが、原稿52から
の光束経路、矢印A1 ,A2 ,A3 ,A4 ,A5 の内、
2,A4 の往復経路に上記の移動量の1/2がそれぞ
れ加わるので、全光路長は第1ミラー台53の走査位置
に拘わらず不変で、常にセンサユニット51上へ原稿5
2の画像を投影することができ、読み取りが可能であ
る。
【0139】本実施例の動作手順は、第1の実施例で示
した手順に対して副走査手段としてラインセンサの移動
の代わりに光学ミラー系の移動を行うようにすること以
外は基本的に同様である。
【0140】ただし、同一走査ラインに相当する光束を
ダイクロイックミラー群50によって色分解し、これを
同時に各ラインセンサ51R,51G,51Bで検出し
ているため、本実施例の制御系は第1の実施例の図2で
示した補間メモリ部94が不要となり、副走査反転時に
おいてもその切り替え操作は必要なくなる。しかしなが
ら、ラインメモリ87の書き込みと読み出しの動作手順
は、副走査方向の切り替え毎に変更してライン方向内の
画素データの出力順序を逆転し、見かけ上に主走査方向
を反転させる動作は必要である。
【0141】本実施例の特徴的効果は、ミラー走査系を
構成することにより反射原稿用や大判原稿に適切してい
る。
【0142】上記実施例では色分解の手段としてダイク
ロイックミラーを用いたが、位相格子を利用した色分解
手段であっても良い。
【0143】また、上記の表示手段は液晶画面に限ら
ず、画面の大型化に向くCRTディスプレイであっても
良い。さらに表示手段は光学的にスクリーン上に投影さ
せた形態をとることも可能である。例えば原稿から光電
変換手段へ到る光路の途中で表示手段用に光路を分岐
し、これをミラーやプリズムを使った画像回転手段を介
してスクリーン上に投影すれば、本発明の画像読み取り
装置を実現できる。
【0144】第1の実施例では主走査出力逆転手段とし
て複数の光電変換手段の数と同じ数のラインメモリを用
いたが、画像の色分解データを面順次で出力する場合は
最終的に出力する色に関わる1ライン分だけのメモリを
備え、各分解色データを順次出力する際にこれを共通的
に使用することも可能である。
【0145】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、画
像読み取り装置の後段出力側に接続される外部データ処
理装置に対して画像データを出力する際、事前に読み取
り画像の各画素データの出力順序と読み取り画像上の方
向の対応関係を明確に把握することができるので、無駄
な出力時間や出力媒体を費やすことなく、また出力画像
データによる画像方向と出力媒体の方向との関係を変更
する必要が生じた際には大容量の画像メモリを必要とせ
ず、簡単な機構と操作によって短時間の内に実行するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を光透過性のフィルムを原稿とするフィ
ルム用画像読み取り装置に適用した実施例を示す図であ
る。
【図2】上記実施例における制御系を説明するブロック
図である。
【図3】予備走査後に最初に液晶画面42上に表示され
た表示画像46の一例を示す図である。
【図4】表示画像を180度回転するときの表示データ
の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】表示画像データの座標関係と表示データの配列
I(u,v)及びラインメモリL(j)の対応関係を示
す図である。
【図6】副走査の方向の変換を原稿の回転によって実現
する画像読み取り装置の第2の実施例を示す図である。
【図7】本発明を走査手段が光学ミラー系である画像読
み取り装置に適用した第3の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 原稿フィルム 2 スライドマウント 6,7 フィルムキャリア 11 回転原稿台 14 原稿回転モータ 22R,22G,22B ラインセンサ 26 走査モータ 41 操作部 42 液晶画面 44 画像回転スイッチ 45 予備走査スイッチ 51R,51G,51B ラインセンサ 60 走査モータ 87R,87G,87B 主走査ラインメモリ 94 補間メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04N 1/387

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光素子を線状に配列した光電変換手段
    と、 前記受光素子の配列方向に走査することにより該受光素
    子から抽出データを順次出力する主走査手段と、 前記受光素子の配列順序に対応した前記主走査手段のデ
    ータ出力順序方向に対して、データを出力する順序方向
    を逆転させる主走査出力逆転手段と、 前記受光素子の配列方向に略直角な方向で前記光電変換
    手段と原稿画像とを相対的に往復変位移動させる副走査
    手段と、 表示画面上の方向と原稿画像に対する前記主走査手段の
    走査方向もしくは前記副走査手段の移動方向との対応関
    係を保持しながら原稿画像と相似なる画像を表示し、か
    つ、該表示画像を表示画面上で回転させることが可能な
    表示手段と、 前記表示手段の画像回転動作と、前記副走査手段におけ
    る画像読み取り時の移動方向を逆転させる副走査変換動
    作と、前記主走査出力逆転手段によってデータを出力す
    る順序方向を逆転させる主走査逆転動作とが所定の対応
    関係をもって一連の動作手順中に実行可能な制御手段と
    を具備したことを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記表示手段は記号
    もしくは文字を表示するための表示データを発生する表
    示データ発生手段を含み、原稿画像に対する前記主走査
    手段の走査方向もしくは前記副走査手段の移動方向と該
    表示画像上の方向との対応関係を認識可能にして該記号
    もしくは文字を表示することを特徴とする画像読み取り
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記受光素子の配列
    方向に略直角な方向に所定の間隔で配設された複数の光
    電変換手段を有し、 前記制御手段は、該複数の光電変換手段のうち副走査移
    動時に際して移動方向で最後尾の光電変換手段に対して
    その他の先行する光電変換手段が先行して検出する画像
    データを格納し、各複数の光電変換手段の画像データの
    検出時間差を補間する補間手段と、 前記複数の光電変換手段によるそれぞれの出力画像デー
    タに対応した前記補間手段の画像データの格納域を切り
    替え変更する補間切り替え手段とを有し、 前記表示手段の表示画像を回転動作と前記補間切り替え
    手段によって前記複数の光電変換手段によるそれぞれの
    出力画像データに対応した画像データの格納域を切り替
    える動作との対応関係をとって、一連の動作手順中に実
    行可能に制御することを特徴とする画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 受光素子を線状に配列した光電変換手段
    と、 前記受光素子の配列方向に走査することにより該受光素
    子から抽出データを順次出力する主走査手段と、 前記受光素子の配列方向に略直角な方向で前記光電変換
    手段と原稿画像とを相対的に往復変位移動させる副走査
    手段と、 原稿を前記光電変換手段に対して回転させる原稿回転手
    段と、 表示画面上の方向と原稿画像に対する前記主走査手段の
    走査方向もしくは前記副走査手段の移動方向とが対応関
    係を保持しながら原稿画像と相似なる画像を表示し、か
    つ、該表示画像を表示画面上で回転させることが可能な
    表示手段と、 前記表示手段の画像回転動作と、前記原稿回転手段の回
    転動作とが所定の対応関係をもって一連の動作手順中に
    実行可能な制御手段とを具備したことを特徴とする画像
    読み取り装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記表示手段は記号
    もしくは文字を表示するための表示データを発生する表
    示データ発生手段を含み、原稿画像に対する前記主走査
    手段の走査方向もしくは前記副走査手段の移動方向と該
    表示画像上の方向との対応関係を認識可能にして該記号
    もしくは文字を表示することを特徴とする画像読み取り
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7852520B2 (en) 2006-03-30 2010-12-14 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Scanner control device and scanner device

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