JPH0712682Y2 - プラスチック製エアクリーナの取付け装置 - Google Patents

プラスチック製エアクリーナの取付け装置

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JPH0712682Y2
JPH0712682Y2 JP40664390U JP40664390U JPH0712682Y2 JP H0712682 Y2 JPH0712682 Y2 JP H0712682Y2 JP 40664390 U JP40664390 U JP 40664390U JP 40664390 U JP40664390 U JP 40664390U JP H0712682 Y2 JPH0712682 Y2 JP H0712682Y2
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JP
Japan
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bracket
hole
washer
mounting
screw part
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JP40664390U
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JPH0491258U (ja
Inventor
正信 高野
Original Assignee
日本ドナルドソン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プラスチック製筒型エ
アクリーナを横置きとして対象物体へ取付けるための取
付け装置に関し、更に詳細には、ケーシングと一体成型
の取付けブラケットに、特殊形状の座金とねじ部品とを
組合わせて構成する取付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりプラスチック製筒型で横置きの
エアクリーナでは、ケーシングと一体成型の取付けブラ
ケットによる取付け方法が多く採用されているが、この
場合はケーシング全長の両端附近に、中心軸線に対し直
角方向にある程度の幅を持って左右対称に張り出す4箇
所の各端部は、締付け部品がケーシングに接触すること
なく着説可能な範囲まで軸心方向に寄せた形状としてい
るのが通例である。このため、取付けに際しブラケット
の補強リブや、取付け位置における対象物体との関係等
で、数箇所のケーシング側締付部に工具が入らない状態
が起きることが多いため、締付けは取付け物体の下側の
みで可能としておく必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】締付けを取付け物体
の下側のみで可能としている従来の一例として、ブラケ
ット上面取付け穴を覆う角形座金の対称両端を、ブラケ
ット両側面に当接するよう折曲げて回り止めとし、その
中央穴に頭部厚さを薄くしたボルトを挿入し、頭部を溶
着して一体としたものをブラケット取付け穴に挿嵌して
いるが、下側より締付けるのには抜け止めが必要のた
め、別に用意した抑止片をケーシング胴部とボルト頭部
の間に圧嵌している。また、他の例ではボルトの頭部を
厚さの薄い円板状とし、続く軸部径がこの下側のボルト
径の約2倍で、長さをブラケットの厚さ程度とした軸部
の長さ方向両側に、ボルト相当の対辺面を設け、その下
にねじ部があるボルトと、ブラケットの上下面および先
端厚み面の三面に当接するよう一体成型としたコ字形特
殊座金の、上面側およびブラケットに、前記ねじ部品の
軸部が全周わずかな隙間を保ち挿入できる同形状の穴を
設け、取付け前のブラケットに嵌装後、座金上面の端部
に設けた折曲げ用突起片をボルト頭部上面に当接するよ
う折曲げて抜け止めとしている。前例の場合は、回り止
め手段として対辺両端を折曲げた座金に、ボルト頭部を
溶着する工数の外、締付け後は取外して不用となる抜け
止め用抑止片が付属することでコスト高の要因となる。
また、後例の場合は、回り止め手段としてボルトの軸部
形状と、これの挿入穴となる座金およびブラケットの穴
を同形の特殊形状として解決しているが、抜け止めとし
て座金端部突起片をボルト頭部に当接するよう折曲げる
のには、ブラケットの損傷を避けるため折曲げ用の治具
が必要となり、折曲げに要する工数や治具の設置でこれ
もコスト高の一因になるということで、これらの例では
エアクリーナをプラスチック製としたコスト低減の効果
が削減されることになり、問題点となる。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本考案は、これらの問
題点を解決するための手段として、ブラケットの取付け
穴部を覆う状態で上下面と、先端厚みの三面に当接する
よう一体成型としたコ字形特殊座金と、この上面側取付
け穴より挿入するねじ部品との組合わせにおいて、座金
穴とねじ部品軸部形状との相関によって、取付け対象物
体の下側よりボルトによって締付ける際に、ねじ部品の
回り止めと抜け止め作用を兼ね備えたものとすることに
より、締付けのための補助部品や補助工作を要すること
なく容易に取付けができるというものである。
【0005】
【実施例】以下に本考案の実施例に基づき、図面を参照
しながら詳細な説明をする。
【図1】は本考案の取付け装置によつて、対象物体に取
付けられた状態のプラスチック製エアクリーナの正面
図、
【図2】はその側面図を示す。筒型横置きケーシング1
の長さ方向両端寄りに、軸線に対し直角方向で左右対称
に張り出したブラケット2の各先端附近に設けた取付け
穴3を覆う状態で、その上下面と先端厚みの三面に当接
するように一体成型としたコ字形の特殊座金4を嵌装
し、厚さの薄い頭部13を持つねじ部品11を上面5の
穴7より挿入する。取付けに至るまでの組合わせ▲けい
▼路は
【図3】に示すように、座金4の穴7の直線辺9側へね
じ部品11の切り込み溝16側を向けて挿入後、平行移
動させて直線辺9と溝16を深くかみ合わせると、抜け
止めになるとともに、座金下面側6のボルト穴10とね
じ部品11のめねじ穴12の中心が合致し、この位置が
ブラケット2の締付け位置となる。
【0006】
【作用】対象物体の取付け穴にブラケット2の締付け位
置を合致させ、ばね座金18を介し下側よりボルト17
によって締付け緊定するが、このときねじ部品11は軸
部14の対辺面15が座金4の対辺穴線8により回転を
抑止されるとともに、溝16と直線穴辺9とのかみ合い
によって抜け止めとなるため、部品の組合わせのみで締
付けができるというものである。
【0007】
【考案の効果】ブラケットの取付け穴部を橙う特殊座金
と、これに組合わせるねじ部品との嵌合部形状によって
回り止めと抜け止めの作用を持たせる装置としたため、
下側のみで締付ける従来例のような補助部品や補助工作
等の必要がなく、加工も簡単なため、プラスチック製と
したエアクリーナのコスト低減にも寄与できるというも
のである。以上は本考案の実施例について説明したが、
これに限定されることなく本考案の原理に基づき種々の
変化変形が可能なことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案の取付け装置によって、対象物体に取
付けられた状態のプラスチック製エアクリーナの正面
図、
【/図2】はその側面図、
【図3】は本考案装置の部品組付け▲けい▼路を示す。
1:ケーシング、2:ブラケット、4:座金、7:穴、
8:対辺穴線、9:直線穴辺、10:ボルト穴、11:
ねじ部品、12:ねじ穴、14:軸部、15:対辺面、
16:溝、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック製筒型エアクリーナを横置き
    に取付けるためのケーシングと一体成型の取付けブラケ
    ットを、座金を介し取付ける型式の、ブラケットと座金
    およびねじ部品との組合わせにおいて、(a) 座金抑えの頭部に続く軸部径は、中央を貫通す
    るめねじ径の約2倍とし、ブラケット上面に当接する座
    金とブラケットに設けた穴を通し挿嵌したとき、ブラケ
    ット厚さより若干短かくした軸の長さ方向両側に、
    めねじ径に対するナット相当の対辺面を設ける外、残
    る円周部のいずれか片側に、前記対辺面とは直角で座金
    の厚さがはまり込める幅の溝を、頭部下面に接し設けて
    成るねじ部品と、(b) ブラケットの取付け穴部を覆う状態でブラケッ
    ト上下面および先端厚み面の三面に当接するよう一体成
    型としたコ字形特殊座金の、上面側中央に前記ねじ部品
    の軸部が全周若干の隙間を保ち挿入できる形状、対辺
    面が入る側を座金の屈曲線に対し直角方向に、円弧面が
    入る両側のうちいずれかの片側を、対辺線とは直角で円
    弧に接線位置となる直線とすることで、三辺直角形
    一辺が円弧の穴を持つ上面側と、ねじ部品の軸部溝側を
    前記上面側穴の直線側へ向けて挿入後、上面側の板厚に
    軸部溝が深くかみ合うまでねじ部品を水平移動させた位
    の、コ字形下面側にボルト用の穴を設けて成る座金
    と、(c) ブラケットの取付け穴は、ねじ部品を挿入後座
    金の穴に沿って水平移動が可能な形状とし、 これらの組合わせにより構成することを特徴としたプラ
    スチック製エアクリーナの取付け装置。
JP40664390U 1990-12-21 1990-12-21 プラスチック製エアクリーナの取付け装置 Expired - Lifetime JPH0712682Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0491258U JPH0491258U (ja) 1992-08-10
JPH0712682Y2 true JPH0712682Y2 (ja) 1995-03-29

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