JPH07122080A - 半導体不揮発性記憶装置 - Google Patents

半導体不揮発性記憶装置

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JPH07122080A
JPH07122080A JP32389693A JP32389693A JPH07122080A JP H07122080 A JPH07122080 A JP H07122080A JP 32389693 A JP32389693 A JP 32389693A JP 32389693 A JP32389693 A JP 32389693A JP H07122080 A JPH07122080 A JP H07122080A
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JP
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bit line
transistor
voltage
precharge
level
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JP32389693A
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Hiromi Nobukata
浩美 信方
Kenichi Satori
謙一 佐鳥
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ビット毎ベリファイ動作の短縮化を図れ、高速
読み出しを実現できる半導体不揮発性記憶装置を提供す
る。 【構成】ビット線BLaに接続されたメモリセルアレイ
(a)と、ビット線BLbに接続されたメモリセルアレ
イ(b)と、第1および第2のノードを有するラッチ型
センスアンプS/Aと、ビット線BLaと第1のノード
とを作動的に接続するトランジスタNT10aと、ビッ
ト線BLbと第2のノードとを作動的に接続するトラン
ジスタNT10bと、ビット線BLa,bをプリチャー
ジするプリチャージ回路と、センスアンプをイコライズ
するイコライズ回路EQLとを有し、ベリファイ読み出
し時に、リファレンス側となるビット線に接続されたト
ランジスタのゲート電極に対し、ビット線のプリチャー
ジ電圧にトランジスタのしきい値電圧を加えた電圧以下
のレベルに設定した制御信号を入力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的に書き換え可能
な不揮発性メモリ、たとえばフラッシュEEPROMな
どの半導体不揮発性記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばNAND型フラッシュEEPR
OMは、N型基板上にP−ウェルが設けられ、その上に
積層型のメモリセルが形成されている。このような構造
を有するNAND型フラッシュEEPROMにおいて、
消去動作を行う場合には、N型基板とP−ウェルに高電
圧(〜20V)を印加し、コントロールゲートに0Vを
印加すると、フローティングゲートより基板へトンネル
電流が流れ電子が抜ける。これにより、メモリセルのし
きい値電圧Vthが正から負へシフトする。
【0003】書き込み動作を行う場合には、N型基板、
P−ウェルおよび拡散層を0Vにし、コントロールゲー
トに高電圧(〜20V)を印加するとトンネル電流が流
れ、フローティングゲートに電子が注入される。これに
より、メモリセルのしきい値電圧Vthが負から正へシフ
トする。セルアレイで具体的に説明すると、データ
「0」を書き込む場合にはビット線を0Vに設定し、デ
ータ「1」を書き込む場合にはビット線を7Vに設定す
る。選択されたメモリトランジスタのコントロールゲー
トには20V、非選択メモリトランジスタのコントロー
ルゲートには10Vを印加する。ビット線が0Vのと
き、チャネルとコントロールゲートとの間に20Vの電
位差が与えられ、フローティングゲートにトンネル電子
が注入され、メモリセルのしきい値電圧Vthが負から正
へシフトする。一方、ビット線が7Vのときは、チャネ
ルとコントロールゲートとの間の電位差は13Vとな
り、しきい値電圧Vthは消去時の負のままに保持され
る。
【0004】読み出し動作を行う場合には、ビット線に
5V、ソース線に0Vを印加し、選択されたメモリトラ
ンジスタのコントロールゲートに0Vを、非選択メモリ
トランジスタのコントロールゲートに5Vを与える。非
選択メモリトランジスタは、データのいかんにかかわら
ずオン状態である必要がある。このため、メモリセルの
しきい値電圧Vthは所定の電圧、たとえば3.5V以下
に制御される。選択されたメモリトランジスタのコント
ロールゲートに0Vが印加されることにより、データが
「1」であればしきい値電圧Vthが負であるため、オン
状態■(デプレッション状態)になりセル電流が流れ
る。一方、データが「0」であれば、しきい値電圧Vth
は正であるため、オフ状態(エンハンスメント状態)と
なりセル電流は流れない。このように、データが「1」
であるか「0」であるかはビット線からソース線に複数
個のセルを通してセル電流が流れるか否かで決まる。
【0005】NAND型EEPROMでは、上述したよ
うに、書き込みデータが「0」の場合にはしきい値電圧
Vthが正、具体的には0.5V<Vthなる条件を満足す
る必要があることから、書き込み時に、書き込みが十分
に行われしきい値電圧Vthが書き込みデータに応じたレ
ベルにシフトしているか否かのチェックが行われる。こ
のチェックの方法としては、たとえばビット毎にチェッ
クを行うビット毎ベリファイ(Verify)方式が採用され
る。
【0006】図15は、ビット毎ベリファイ方式を採用
したNAND型フラッシュメモリを示す回路図である。
図15において、S/Aはセンスアンプ、EQLはイコ
ライズ回路、VRFa,VRFb はベリファイ回路、
(a),(b)はセルアレイ、CDCはカラムデコー
ダ、BLa,BLbはビット線、SEL0a,SEL1
a,SEL0b,SEL1aは選択ゲート線、WL0a
〜WL3a,WL0b〜WL3bはワード線をそれぞれ
示している。
【0007】センスアンプS/Aは、オープンビット線
方式のラッチ型のもので、PMOSトランジスタPT
1,PT2,PT12およびNMOSトランジスタNT
1,NT2,NT12により構成されている。PMOSト
ランジスタPT1およびNMOSトランジスタNT1の
ドレイン、ゲート同士、並びにPMOSトランジスタP
T2およびNMOSトランジスタNT2のドレイン、ゲ
ート同士がそれぞれ接続され、PMOSトランジスタP
T1およびNMOSトランジスタNT1のドレイン同士
の接続中点(第1のノード)とPMOSトランジスタP
T2およびNMOSトランジスタNT2のゲート同士の
接続中点とが接続され、PMOSトランジスタPT1お
よびNMOSトランジスタNT1のゲート同士の接続中
点とPMOSトランジスタPT2およびNMOSトラン
ジスタNT2のドレイン同士の接続中点(第2のノー
ド)とが接続されて、CMOSフリップフロップが構成
されている。また、PMOSトランジスタPT1および
PT2のソース同士、NMOSトランジスタNT1およ
びNT2のソース同士がそれぞれ接続され、PMOSト
ランジスタPT1およびPT2のソース同士の接続中点
はPMOSトランジスタPT12を介して電圧VSAH の供
給源に接続され、NMOSトランジスタNT1およびN
T2のソース同士の接続中点はNMOSトランジスタN
T12を介して電圧VSA L の供給源に接続されている。
【0008】PMOSトランジスタPT1およびNMO
SトランジスタNT1のドレイン同士の接続中点である
第1のノードはベリファイ回路VRFaを介してビット
線BLaに接続され、PMOSトランジスタPT2およ
びNMOSトランジスタNT2のドレイン同士の接続中
点である第2のノードはベリファイ回路VRFbを介し
てビット線BLbに接続されている。また、PMOSト
ランジスタPT1およびNMOSトランジスタNT1の
ドレイン同士の接続中点、並びにPMOSトランジスタ
PT2およびNMOSトランジスタNT2のドレイン同
士の接続中点は、NMOSトランジスタNT5,NT6
を介して図示しないメインデータ線に接続される。な
お、NMOSトランジスタNT5,NT6のゲート電圧
は、カラムデコーダCDCにより制御される。
【0009】イコライズ回路EQLは、直列接続された
NMOSトランジスタNT3,NT4により構成され、
センスアンプS/Aに対して並列に、すなわちPMOS
トランジスタPT1およびNMOSトランジスタNT1
のドレイン同士の接続中点とPMOSトランジスタPT
2およびNMOSトランジスタNT2のドレイン同士の
接続中点との間に接続されており、NMOSトランジス
タNT3,NT4のゲートはイコライズ信号Ve の供給
ラインに接続され、NMOSトランジスタNT3とNT
4との接続中点が電源電圧(1/2) VCCの供給ラインに接
続されている。
【0010】ベリファイ回路VRFaは、NMOSトラ
ンジスタNT7a〜NT9aにより構成され、ベリファ
イ動作時のデータ変換を行う。NMOSトランジスタ7
aはセンスアンプS/AのPMOSトランジスタPT1
およびNMOSトランジスタNT1のドレイン同士の接
続中点とビット線BLaとを接続し、NMOSトランジ
スタNT8a,NT9aはビット線BLaと電源電圧V
CCとの間に直列に接続されている。NMOSトランジス
タNT7aのゲートは信号Vtaの供給ラインに接続さ
れ、NMOSトランジスタNT8aのゲートはセンスア
ンプS/AのPMOSトランジスタPT1およびNMO
SトランジスタNT1のドレイン同士の接続中点である
第1のノードに接続され、NMOSトランジスタNT9
aのゲートは信号Vavの供給ラインに接続されている。
【0011】ベリファイ回路VRFbは、NMOSトラ
ンジスタNT7b〜NT9bにより構成され、ベリファ
イ動作時のデータ変換を行う。NMOSトランジスタ7
bはセンスアンプS/AのPMOSトランジスタPT2
およびNMOSトランジスタNT2のドレイン同士の接
続中点とビット線BLbとを接続し、NMOSトランジ
スタNT8b,NT9bはビット線BLbと電源電圧V
CCとの間に直列に接続されている。NMOSトランジス
タNT7bのゲートは信号Vtbの供給ラインに接続さ
れ、NMOSトランジスタNT8bのゲートはセンスア
ンプS/AのPMOSトランジスタPT2およびNMO
SトランジスタNT2のドレイン同士の接続中点である
第2のノードに接続され、NMOSトランジスタNT9
bのゲートは信号Vbvの供給ラインに接続されている。
【0012】セルアレイ(a)は、メモリトランジスタ
MT0a〜MT3aおよびNMOSトランジスタからな
る選択ゲートSG0a,SG1aにより構成されてい
る。メモリトランジスタMT0a〜MT3aは直列に接
続され、各ゲートはワード線WL0a〜WL3aにそれ
ぞれ接続されている。メモリトランジスタMT0aのド
レインは選択ゲートSG0aを介してビット線BLaに
接続され、メモリトランジスタMT3aのソースは選択
ゲートSG1aを介して接地に接続されている。選択ゲ
ートSG0aのゲートは選択ゲート線SEL0aに接続
され、選択ゲートSG1aのゲートは選択ゲート線SE
L1aに接続されている。
【0013】また、ビット線BLaはNMOSトランジ
スタからなるプリチャージ用トランジスタPRaを介し
て電圧Vaの供給源に接続され、トランジスタPRaの
ゲートはプリチャージ信号Vpaの供給ラインに接続され
ている。
【0014】セルアレイ(b)は、メモリトランジスタ
MT0b〜MT3b、ダミーメモリセルDMCおよびN
MOSトランジスタからなる選択ゲートSG0b,SG
1bにより構成されている。メモリトランジスタMT0
b〜MT3bおよびダミーメモリセルDMCは直列に接
続され、各ゲートはワード線WL0b〜WL3bおよび
DWLにそれぞれ接続されている。メモリトランジスタ
MT0bのドレインは選択ゲートSG0bを介してビッ
ト線BLbに接続され、ダミーメモリセルDMCのソー
スは選択ゲートSG1bを介して接地に接続されてい
る。選択ゲートSG0bのゲートは選択ゲート線SEL
0bに接続され、選択ゲートSG1bのゲートは選択ゲ
ート線SEL1bに接続されている。
【0015】また、ビット線BLbはNMOSトランジ
スタからなるプリチャージ用トランジスタPRbを介し
て電圧Vbの供給源に接続され、トランジスタPRbの
ゲートはプリチャージ信号Vpbの供給ラインに接続され
ている。
【0016】このような構成におけるベリファイ動作
を、セルアレイ(a)を読み出し側、セルアレイ(b)
をリファレンス側として図16のタイミングチャートに
基づき説明する。まず、ベリファイ動作前においては、
ラッチ型センスアンプS/Aには直前の書き込みデータ
がラッチされている。また、読み出し時のリファレンス
側のダミーセルDMCはセル電流が流れない紫外線消去
状態である。このような状態において、まず、期間t1
〜t2 間でプリチャージ信号Vpa,Vpbがハイレベルに
設定され、プリチャージ用トランジスタPRa,PRb
のゲートに供給される。これにより、読み出し側ビット
線BLaがVaにプリチャージされ、リファレンス側ビ
ット線BLbがVbにプリチャージされる。実際には、
たとえば読み出し側ビット線BLaがリファレンス側ビ
ット線BLbよい高い電圧にプリチャージされる。すな
わち、VCC>Va>Vbとなるように各電圧Vaおよび
Vbが設定される。
【0017】次に、期間t2 〜t3 間でワード線WLお
よび選択ゲート線SELの電圧がハイレベルに設定され
る。このときセル電流が流れれば選択セルのデータは
「1」で、読み出し側ビット線BLaの電圧はリファレ
ンス側ビット線BLbの電圧より下がる。これに対し
て、セル電流が流れなければ選択セルのデータは「0」
で、読み出し側ビット線BLaの電圧はリファレンス側
ビット線BLbの電圧より高い。
【0018】次に、ワード線WLの電圧を立ち下げた後
に、期間t3 〜t4 間で活性化信号Vavがハイレベルに
設定されてベリファイ回路VRFaのNMOSトランジ
スタNT9aのゲートに供給される。この時点では、書
き込みデータはセンスアンプS/Aにラッチされている
ことから、たとえばデータ「1」の書き込み後であれば
ベリファイ回路VRFaのNMOSトランジスタNT8
aがオンとなる。その結果、読み出し側ビット線BLa
が、読み出したセルデータによらずVCCレベル近くま
で、リファレンス側ビット線BLbの電圧を越えて再充
電される。
【0019】次に、信号Vp がハイレベルに、信号Vn
がローレベルに設定されて、センスアンプS/Aのトラ
ンジスタPT3,NT3がオフ状態にされ、イコライズ
信号Ve がハイレベルに設定されて、イコライズ回路E
QLのトランジスタNT3,NT4のゲートに供給され
る。これにより、センスアンプS/AのCMOSフリッ
プフロップはイコライズされ、いわゆる差動増幅器とし
て動作する。次いで、信号Vta,Vtbがハイレベルに設
定されて、ベリファイ回路VRFaのトランジスタNT
7aおよびベリファイ回路VRFbのトランジスタNT
7bのゲートに供給される。その結果、トランジスタN
T7a,NT7bがオン状態となりセンスが行われ、セ
ンスされたベリファイ読み出しデータはセンスアンプS
/Aにラッチされ、再書き込みデータとして用いられ
る。
【0020】このようにしてビット毎ベリファイに必要
なデータ変換が行われる。具体的には、書き込みデータ
が「0」、セルデータが「0」の場合には再書き込みデ
ータは「1」、書き込みデータが「0」、セルデータが
「1」の場合には再書き込みデータは「0」、書き込み
データが「1」、セルデータが「0」の場合には再書き
込みデータは「1」、書き込みデータが「1」、セルデ
ータが「1」の場合には再書き込みデータは「1」とな
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た回路では、図16に示すように、期間t2 〜t3 間で
ワード線電圧の立ち上げおよび立ち下げを行いデータの
読み出しを行った後に、期間t3 〜t4 間で活性化信号
Vavを立ち上げてデータ変換を行うことから、センス動
作が遅れ、ベリファイ動作に時間がかかり、高速読み出
しに不向きであるという問題がある。
【0022】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ビット毎ベリファイ動作の短縮
化を図れ、高速読み出しを実現できる半導体不揮発性記
憶装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体不揮発性記憶装置は、第1および第
2のビット線と、上記第1のビット線に接続された第1
のメモリセルアレイと、上記第2のビット線に接続され
た第2のメモリセルアレイと、相補的レベルを保持する
第1および第2のノードを有するラッチ型センスアンプ
と、上記第1のビット線と上記第1のノードとを第1の
制御信号の入力に応じて作動的に接続する第1のゲート
と、上記第2のビット線と上記第2のノードとを第2の
制御信号の入力に応じて作動的に接続する第2のゲート
と、上記第1および第2のビット線を所定の電圧にプリ
チャージするプリチャージ回路と、上記センスアンプの
第1および第2のノードをイコライズするイコライズ回
路と、上記第1のビット線と上記プリチャージ回路のプ
リチャージ電圧より低い電圧供給源との間に直列に接続
され、一のゲート電極が上記第2のノードに接続され、
他のゲート電極が第1の活性化信号の入力ラインに接続
された複数のトランジスタと、上記第2のビット線と上
記プリチャージ回路のプリチャージ電圧より低い電圧供
給源との間に直列に接続され、一のゲート電極が上記第
1のノードに接続され、他のゲート電極が第2の活性化
信号の入力ラインに接続された複数のトランジスタとを
有し、ベリファイ読み出し時に、リファレンス側となる
ビット線に接続されたトランジスタのゲート電極に活性
化信号を入力させて当該トランジスタを導通させる。
【0024】また、本発明の半導体不揮発性記憶装置
は、第1および第2のビット線と、上記第1のビット線
に接続された第1のメモリセルアレイと、上記第2のビ
ット線に接続された第2のメモリセルアレイと、相補的
レベルを保持する第1および第2のノードを有するラッ
チ型センスアンプと、上記第1のビット線と上記第1の
ノードとを第1の制御信号のゲート電極への入力に応じ
て作動的に接続する第1のトランジスタと、上記第2の
ビット線と上記第2のノードとを第2の制御信号のゲー
ト電極への入力に応じて作動的に接続する第2のトラン
ジスタと、上記第1および第2のビット線を所定の電圧
にプリチャージするプリチャージ回路と、上記センスア
ンプの第1および第2のノードをイコライズするイコラ
イズ回路とを有し、ベリファイ読み出し時に、上記第1
および第2のトランジスタのうちリファレンス側となる
ビット線に接続されたトランジスタのゲート電極に対
し、当該ビット線のプリチャージ電圧に当該トランジス
タのしきい値電圧を加えた電圧以下のレベルに設定した
制御信号を入力させる。
【0025】また、本発明の半導体不揮発性記憶装置
は、第1および第2のビット線と、上記第1のビット線
に接続された第1のメモリセルアレイと、上記第2のビ
ット線に接続された第2のメモリセルアレイと、相補的
レベルを保持する第1および第2のノードを有するラッ
チ型センスアンプと、上記第1のビット線と上記第1の
ノードとを第1の制御信号のゲート電極への入力に応じ
て作動的に接続する第1のトランジスタと、上記第2の
ビット線と上記第2のノードとを第2の制御信号のゲー
ト電極への入力に応じて作動的に接続する第2のトラン
ジスタと、プリチャージ電圧の供給源と第1のビット線
とを第1のプリチャージ信号のゲート電極への入力に応
じて作動的に接続する第1のプリチャージ用トランジス
タと、プリチャージ電圧の供給源と第2のビット線とを
第2のプリチャージ信号のゲート電極への入力に応じて
作動的に接続する第2のプリチャージ用トランジスタ
と、上記センスアンプの第1および第2のノードをイコ
ライズするイコライズ回路とを有し、ベリファイ読み出
し時に、上記第1および第2のビット線をプリチャージ
してから、読み出し側のビット線およびノードに接続さ
れたトランジスタのゲート電極に対して制御信号を入力
させて当該トランジスタを一定期間導通させた後、読み
出し側のビット線に接続されたプリチャージ用トランジ
スタのゲート電極に対し、当該ビット線のプリチャージ
電圧に当該トランジスタのしきい値電圧を加えた電圧レ
ベルに設定したプリチャージ信号を入力させる。
【0026】
【作用】本発明によれば、ベリファイ動作時に、たとえ
ば第1のビット線側が読み出し側、第2のビット線側が
リファレンス側とすると、まず、プリチャージ回路によ
り第1および第2のビット線が所定の電圧にプリチャー
ジされる。次に、リファレンス側となる第2のビット線
に接続されたトランジスタのゲートに活性化信号が供給
され、活性化信号が入力されたトランジスタは導通状態
となる。これにより、直前の書き込みデータが第2のビ
ット線に反映される。すなわち、データ変換が行われ
る。書き込みデータが「0」の場合、導通状態となった
トランジスタに直列接続されたトランジスタのゲートは
第1のノードに接続され、ラッチ型センスアンプのラッ
チデータにより0Vが印加されるため、このトランジス
タはオフ状態を保持する。したがって、リファレンス側
の第2のビット線の電圧は変化しない。次いで、イコラ
イズ回路によりセンスアンプがイコライズされ、直前の
書き込みデータが破棄される。続いて、読み出し側およ
びリファレンス側のメモリセルのコントロールゲートに
接続されるワード線等がオン状態とされる。次に、所定
時間経過後に、第1および第2の制御信号が第1および
第2のゲートに供給されて、両ゲートがオン状態とな
る。これにより、センスが行われ、センスされたベリフ
ァイ読み出しデータはセンスアンプにラッチされ、再書
き込みデータとして用いられる。
【0027】書き込みデータが「0」で書き込みが不十
分な場合、ベリファイ後セル電流により第1のビット線
の電位が下がり、読み出しデータはローレベルとなり、
センスアンプにラッチされる。再書き込み時、ベリファ
イ読み出しでラッチされたローレベルはメモリセルのド
レインに印加され、再度書き込みされる。したがって、
ベリファイ読み出しでラッチされたデータは、そのまま
再書き込みデータとして用いられる。書き込みデータが
「0」で書き込みが十分な場合、ベリファイ後セル電流
が流れないことから、第1のビット線の電圧は、プリチ
ャージ電圧に保持される。したがって、読み出しを行え
ばハイレベルが検出される。再書き込み時は、ベリファ
イ動作でセンスされたハイレベルをレベル変換した7V
がメモリセルのチャネルに印加され、書き込みされな
い。
【0028】また、書き込みデータが「1」の場合、第
2のビット線に接続された一のトランジスタのゲート電
圧は、ラッチ型センスアンプのラッチデータによりハイ
レベルが印加されるため、このトランジスタはオン状態
となり、リファレンス側の第2のビット線の電圧は下が
る。このとき、読み出し側の第1のビット線の電位はセ
ル電流により下がるが、リファレンス側はほとんど0V
であるため、読み出しデータはハイレベルとして検出さ
れる。これにより、再書き込み時に「0」書き込みが発
生せず、ベリファイ読み出しでラッチされたデータがそ
のまま再書き込みデータとして用いられる。
【0029】また、本発明によれば、ベリファイ動作時
に、たとえば第1のビット線側が読み出し側、第2のビ
ット線側がリファレンス側とすると、まず、プリチャー
ジ回路により第1および第2のビット線が所定の電圧に
プリチャージされる。次に、リファレンス側となる第2
のビット線に接続された第2のトランジスタのゲートに
ビット線のプリチャージ電圧に第2のトランジスタのし
きい値電圧を加えた電圧以下のレベルに設定した第2の
制御信号が供給され、これにより、直前の書き込みデー
タが第2のビット線に反映される。すなわち、データ変
換が行われる。書き込みデータが「0」の場合、センス
アンプのリファレンス側には反転データである「1」が
ラッチされている。このとき、第2の制御信号のレベル
がプリチャージ電圧に第2のトランジスタのしきい値電
圧を加えた電圧以下のレベルに設定されていることによ
り、第2のトランジスタはオフ状態に保持され、リファ
レンス側の第2のビット線の電圧は変化せず、プリチャ
ージ電圧に保持される。次いで、イコライズ回路により
センスアンプがイコライズされ、直前の書き込みデータ
が破棄される。続いて、読み出し側およびリファレンス
側のメモリセルのコントロールゲートに接続されるワー
ド線等がオン状態とされる。次に、所定時間経過後に、
第1および第2の制御信号が第1および第2のトランジ
スタに供給されて、両トランジスタがオン状態となり、
センスが行われ、センスされたベリファイ読み出しデー
タはセンスアンプにラッチされ、再書き込みデータとし
て用いられる。
【0030】書き込みデータが「0」で書き込みが不十
分な場合、ベリファイ後セル電流により第1のビット線
の電位が下がり、読み出しデータはローレベルとなり、
センスアンプにラッチされる。再書き込み時、ベリファ
イ読み出しでラッチされたローレベルはメモリセルのド
レインに印加され、再度書き込みされる。したがって、
ベリファイ読み出しでラッチされたデータは、そのまま
再書き込みデータとして用いられる。書き込みデータが
「0」で書き込みが十分な場合、ベリファイ後セル電流
が流れないことから、第1のビット線の電圧は、プリチ
ャージ電圧に保持される。したがって、読み出しを行え
ばハイレベルが検出される。再書き込み時は、ベリファ
イ動作でセンスされたハイレベルをレベル変換した7V
がメモリセルのチャネルに印加され、書き込みされな
い。
【0031】次に、書き込みデータが「1」の場合、セ
ンスアンプのリファレンス側の第2のノードには反転デ
ータである「0」がラッチされている。第2の制御信号
のレベルがプリチャージ電圧に第2のトランジスタのし
きい値電圧を加えた電圧以下のレベルに設定されている
ことにより、第2のトランジスタはオン状態となり、ラ
ッチ型センスアンプを介してリファレンス側の第2のビ
ット線の電圧は下がる。
【0032】次いで、所定のイコライズ処理等を経て第
1および第2の制御信号がハイレベル(VCCレベル)に
設定されて、第1および第2のトランジスタのゲートに
供給される。その結果、両トランジスタがオン状態とな
りセンスが行われる。このとき、読み出し側の第1のビ
ット線の電位はセル電流により下がるが、リファレンス
側はほとんど0Vであるため、読み出しデータはハイレ
ベルとして検出される。これにより、再書き込み時に
「0」書き込みが発生せず、ベリファイ読み出しでラッ
チされたデータが、そのまま再書き込みデータとして用
いられる。
【0033】また、本発明によれば、ベリファイ動作時
に、たとえば第1のビット線側が読み出し側、第2のビ
ット線側がリファレンス側とすると、まず、第1および
第2のプリチャージ信号が第1および第2のプリチャー
ジ用トランジスタのゲートに対し、所定レベル、たとえ
ばハイレベル(VCC)で供給される。これにより、読み
出し側の第1のビット線およびリファレンス側の第2の
ビット線は、共にプリチャージ電圧、たとえば (1/2)V
CCにプリチャージされる。次に、第1および第2のプリ
チャージ信号がローレベルに設定されるとプリチャージ
用トランジスタはオフ状態となるが、第1および第2の
ビット線はプリチャージレベル( (1/2)VCC)に保持さ
れる。次に、第1の制御信号がたとえばハイレベルに設
定されて、第1のトランジスタゲートに供給され、直前
の書き込みデータが読み出し側の第1のビット線の電位
に反映される。
【0034】ここで、書き込みが行われない場合には、
読み出し側の第1のビット線の電圧は{プリチャージ電
圧 (1/2)VCC+α}となり、リファレンス側の第2のビ
ット線の電圧はプリチャージ電圧 (1/2)VCCに保持され
る。この状態で、第1のプリチャージ信号がプリチャー
ジ電圧にプリチャージ用トランジスタのしきい値電圧を
加えた電圧レベルに設定され、第1のプリチャージ用ト
ランジスタのゲートに一定期間供給される。この場合に
は、読み出し側の第1のビット線のレベルは{プリチャ
ージ電圧 (1/2)VCC+α}レベルのままに保持される。
次いで、センスアンプの第1および第2のノードがイコ
ライズ回路により、たとえばプリチャージレベルと同
様、(1/2) VCCレベルにイコライズされ、直前の書き込
みデータが破棄される。また、読み出し側およびリファ
レンス側のメモリセルに接続されているワード線等が所
定のレベルに設定される。このとき、メモリセルは書き
込みが行われていないので、デプレッショントランジス
タとして機能し、セル電流が流れる。その結果、読み出
し側の第1のビット線の電位は低下する。また、同時に
リファレンス側の第2のビット線の電位も低下する。読
み出し側の第1のビット線の電位の低下する速さは、リ
ファレンス側の第2の電位低下速度の2倍程度である
が、第1のビット線は第2のビット線よりも+α高いレ
ベルにプリチャージされているので、ワード線レベルを
ハイレベルに設定する期間を調整することにより、第1
のビット線のレベルが第2のビット線のレベルより高い
状態に保たれる。次に、所定時間経過後に、第1および
第2の制御信号が第1および第2のトランジスタに供給
されて、両トランジスタがオン状態となり、第1のビッ
ト線レベルはハイ(Vcc)レベルまで引き上げられる。
そして、センスが行われ、センスされたベリファイ読み
出しデータはラッチされ、再書き込みデータとして用い
られる。この場合、ハイレベルがラッチされる。
【0035】書き込みが十分な場合は、上述したと同様
に、第1および第2のビット線のプリチャージ後、第1
の制御信号が一定期間ハイレベルに設定されて、第1の
トランジスタのゲートに供給され、直前の書き込みデー
タが読み出し側の第1のビット線電位に反映される。こ
の場合、読み出し側の第1のビット線の電圧は{プリチ
ャージ電圧 (1/2)V CC−α}となり、リファレンス側の
第2のビット線の電圧はプリチャージ電圧 (1/2)VCC
保持される。この状態で、第1のプリチャージ信号がプ
リチャージ電圧にプリチャージ用トランジスタのしきい
値電圧を加えた電圧レベルに設定され、第1のプリチャ
ージ用トランジスタのゲートに一定期間供給される。こ
の場合には、読み出し側の第1のビット線は、プリチャ
ージ電圧 (1/2)VCC近傍レベルまで充電される。
【0036】次いで、センスアンプの第1および第2の
ノードがイコライズ回路により、たとえばプリチャージ
レベルと同様、(1/2) VCCレベルにイコライズされ、直
前の書き込みデータが破棄される。また、読み出し側お
よびリファレンス側のメモリセルに接続されているワー
ド線等が所定のレベルに設定される。このとき、メモリ
セルは十分な書き込み状態にあることから、エンハンス
メントトランジスタとして機能し、セル電流が流れな
い。その結果、読み出し側の第1のビット線の電位は低
下しない。これに対して、リファレンス側の第2のビッ
ト線の電位は低下する。次に、所定時間経過後に、第1
および第2の制御信号が第1および第2のトランジスタ
に供給されて、両トランジスタがオン状態となり、第1
のビット線レベルはハイ(Vcc)レベルまで引き上げら
れる。そして、書き込みが十分であることから、センス
されたベリファイ読み出しデータはハイレベルでラッチ
され、再書き込みデータとして用いられる。この場合、
書き込みは行われない。
【0037】書き込みが不十分な場合は、まず、上述し
たと同様に、第1および第2のビット線のプリチャージ
後、第1の制御信号が一定期間ハイレベルに設定され
て、第1のトランジスタのゲートに供給され、直前の書
き込みデータが読み出し側の第1のビット線電位に反映
される。この場合、読み出し側の第1のビット線の電圧
は{プリチャージ電圧 (1/2)V CC−α}となり、リファ
レンス側の第2のビット線の電圧はプリチャージ電圧
(1/2)VCCに保持される。この状態で、第1のプリチャ
ージ信号がプリチャージ電圧にプリチャージ用トランジ
スタのしきい値電圧を加えた電圧レベルに設定され、第
1のプリチャージ用トランジスタのゲートに一定期間供
給される。この場合には、読み出し側の第1のビット線
は、プリチャージ電圧 (1/2)VCC近傍レベルまで充電さ
れる。
【0038】次いで、センスアンプの第1および第2の
ノードがイコライズ回路により、たとえばプリチャージ
レベルと同様、(1/2) VCCレベルにイコライズされ、直
前の書き込みデータが破棄される。また、読み出し側お
よびリファレンス側のメモリセルに接続されているワー
ド線等が所定のレベルに設定される。このとき、メモリ
セルは十分な書き込み状態にないことから、デプレッシ
ョントランジスタとして機能し、セル電流が流れる。そ
の結果、読み出し側の第1のビット線の電位は低下す
る。また、リファレンス側の第2のビット線の電位も低
下する。次に、所定時間経過後に、第1および第2の制
御信号が第1および第2のトランジスタに供給されて、
両トランジスタがオン状態となり、第1のビット線レベ
ルは接地レベルまで引き下げられる。そして、書き込み
が不十分であることから、センスされたベリファイ読み
出しデータはローレベルでラッチされ、再書き込みデー
タとして用いられる。この場合、再書き込みが行われ
る。
【0039】
【実施例1】図1は、本発明に係るビット毎ベリファイ
方式を採用したNAND型フラッシュメモリの第1の実
施例を示す回路図であって、従来例を示す図15と同一
構成部分は同一符号をもって表し、その接続関係および
機能の説明については省略する。すなわち、S/Aはセ
ンスアンプ、EQLはイコライズ回路、(a),(b)
はセルアレイ、CDCはカラムデコーダ、BLa,BL
bはビット線、SEL0a,SEL1a,SEL0b,
SEL1bは選択ゲート線、WL0b〜WL3b,WL
0b〜WL3bはワード線、NT10a〜NT12a,
NT10b〜NT12bはNMOSトランジスタをそれ
ぞれ示している。
【0040】NMOSトランジスタNT10aは、セン
スアンプS/AのPMOSトランジスタPT1およびN
MOSトランジスタNT1のドレイン同士の接続中点、
すなわち第1のノードとビット線BLaとを接続し、そ
のゲートは信号Vtaの供給ラインに接続されている。こ
のNMOSトランジスタ10aは、図15のベリファイ
回路VRFaのNMOSトランジスタNT7aと同様に
トラスファゲートとしての機能を有している。
【0041】NMOSトランジスタNT11aおよびN
T12aはビット線BLaと接地との間に直列に接続さ
れている。NMOSトランジスタNT11aのゲートは
信号Vavの供給ラインに接続され、NMOSトランジス
タNT12aのゲートはセンスアンプS/AのPMOS
トランジスタPT2およびNMOSトランジスタNT2
のドレイン同士の接続中点、すなわち第2のノードとイ
コライズ回路EQLとの接続中点に接続されている。
【0042】NMOSトランジスタNT10bは、セン
スアンプS/AのPMOSトランジスタPT2およびN
MOSトランジスタNT2のドレイン同士の接続中点、
すなわち第2のノードとビット線BLbとを接続し、そ
のゲートは信号Vtvの供給ラインに接続されている。こ
のNMOSトランジスタ10bは、図15のベリファイ
回路VRFbのNMOSトランジスタNT7bと同様に
トラスファゲートとしての機能を有している。
【0043】NMOSトランジスタNT11bおよびN
T12bはビット線BLbと接地との間に直列に接続さ
れている。NMOSトランジスタNT11bのゲートは
信号Vbvの供給ラインに接続され、NMOSトランジス
タNT12bのゲートはセンスアンプS/AのPMOS
トランジスタPT1およびNMOSトランジスタNT1
のドレイン同士の接続中点、すなわち第1のノードとイ
コライズ回路EQLとの接続中点に接続されている。
【0044】次に、上記構成によるベリファイ動作およ
び読み出し動作を、セルアレイ(a)を読み出し側、セ
ルアレイ(b)をリファレンス側として図2および図3
のタイミングチャート、並びに図4および図5のビット
線電圧の状態図に基づき説明する。ベリファイ動作前に
は、ラッチ型センスアンプS/Aには直前の書き込みデ
ータがラッチされている。また、読み出し時のリファレ
ンス側のダミーメモリセルDMCはセル電流が流れない
紫外線消去状態である。
【0045】このような状態で、まず、プリチャージ信
号Vpa,Vpbがハイレベルに設定され、プリチャージ用
トランジスタPRa,PRbのゲートに供給される。こ
れにより、読み出し側ビット線BLaがVaにプリチャ
ージされ、リファレンス側ビット線BLbがVbにプリ
チャージされる。実際には、読み出し側ビット線BLa
がリファレンス側ビット線BLbよい高い電圧にプリチ
ャージされる。すなわち、VCC>Va>Vbとなるよう
に各電圧VaおよびVbが設定される。
【0046】次に、信号Vbvがハイレベルに設定され
て、NMOSトランジスタNT11bのゲートに供給さ
れる。これにより、NMOSトランジスタNT11bが
オン状態となり、直前の書き込みデータがリファレンス
側のビット線BLbに反映される。すなわち、データ変
換が行われる。書き込みデータが「0」の場合、NMO
SトランジスタNT12bのゲート電圧は、ラッチ型セ
ンスアンプS/Aのラッチデータにより0Vが印加され
るため、図4に示すように、信号Vbvがハイレベルに設
定され、NMOSトランジスタNT11bがオン状態と
なってもリファレンス側のビット線BLbの電圧は変化
しない。
【0047】次いで、イコライズ信号Ve がハイレベル
に設定されて、イコライズ回路EQLのトランジスタN
T3,NT4のゲートに供給される。これにより、セン
スアンプS/AのCMOSフリップフロップの2出力レ
ベルは(1/2) VCCレベルにイコライズされ、直前の書き
込みデータが破棄される。続いて、読み出し側およびリ
ファレンス側のワード線WLおよび選択ゲート線SEL
がハイレベルに設定されてオン状態とされる。具体的に
は、読み出しを所望するセルのワード線およびリファレ
ンス側のダミーメモリセルDMCのワード線のみ0Vに
設定され、他はVCCまたは昇圧電圧レベルに設定され
る。次に、所定時間経過後に、信号Vta,Vtbがハイレ
ベルに設定されて、NMOSOトランジスタNT10a
およびNT10bのゲートに供給され、電圧VSAHがV
CCに、電圧VSAL が0Vにそれぞれ設定される。その結
果、トランジスタNT10a,NT10bがオン状態と
なりセンスが行われ、センスされたベリファイ読み出し
データはラッチされ、再書き込みデータとして用いられ
る。
【0048】書き込みデータが「0」で書き込みが不十
分な場合、ベリファイ後セル電流によりビット線BLa
の電位が下がり、読み出しデータはローレベルとなり、
センスアンプS/Aにラッチされる。再書き込み時、ベ
リファイ読み出しでラッチされたローレベルはメモリセ
ルのドレインに印加され、再度書き込みされる。したが
って、ベリファイ読み出しでラッチされたデータは、そ
のまま再書き込みデータとして用いられる。
【0049】書き込みデータが「0」で書き込みが十分
な場合、ベリファイ後セル電流が流れないことから、ビ
ット線BLaの電圧は、プリチャージ電圧Vaに保持さ
れる。したがって、読み出しを行えばハイレベルが検出
される。再書き込み時は、ベリファイ動作でセンスされ
たハイレベルをレベル変換した7Vがメモリセルのドレ
インに印加され、書き込みされない。そして、このメモ
リセルは、書き込み十分なセルであるため、以後書き込
みされなくとも問題ない。したがって、ベリファイ読み
出しでラッチされたデータは、そのまま再書き込みデー
タとして用いられる。
【0050】次に書き込みデータが「1」の場合につい
て説明する。この場合、NMOSトランジスタNT12
bのゲート電圧は、ラッチ型センスアンプS/Aのラッ
チデータによりハイレベルが印加されるため、信号Vbv
がハイレベルに設定され、NMOSトランジスタNT1
1bがオン状態となり、図5に示すように、リファレン
ス側のビット線BLbの電圧は下がる。このとき、信号
Vbvをハイレベルに設定している時間、すなわちデータ
変換時間を長くする、あるいはNMOSトランジスタN
T11b,NT12bのチャネル長を長くする等によ
り、リファレンス側のビット線電圧を0V付近まで下げ
ておくことが望ましい。
【0051】次いで、イコライズ信号Ve がハイレベル
に設定されて、イコライズ回路EQLのトランジスタN
T3,NT4のゲートに供給される。これにより、セン
スアンプS/AのCMOSフリップフロップの2出力レ
ベルは(1/2) VCCレベルにイコライズされ、直前の書き
込みデータが破棄される。続いて、読み出し側およびリ
ファレンス側のワード線WLおよび選択ゲート線SEL
がハイレベルに設定されてオン状態とされる。具体的に
は、読み出しを所望するセルのワード線およびリファレ
ンス側のダミーメモリセルDMCのワード線のみ0Vに
設定され、他はVCCまたは昇圧電圧レベルに設定され
る。次に、所定時間経過後に、信号Vta,Vtbがハイレ
ベルに設定されて、NMOSOトランジスタNT10a
およびNT10bのゲートに供給され、電圧VSAHがV
CCに、電圧VSAL が0Vにそれぞれ設定される。その結
果、トランジスタNT10a,NT10bがオン状態と
なりセンスが行われる。
【0052】このとき、読み出し側のビット線BLaの
電位はセル電流により下がるが、リファレンス側はほと
んど0Vであるため、読み出しデータはハイレベルとし
て検出される。これにより、再書き込み時に「0」書き
込みが発生せず、ベリファイ読み出しでラッチされたデ
ータが、そのまま再書き込みデータとして用いられる。
【0053】なお、読み出し動作は、図3に示すよう
に、ビット線のプリチャージと並行してセンスアンプS
/Aのイコライズが行われるとともに、プリチャージ後
の信号Vbvのハイレベルへの設定動作、すなわちデータ
変換動作がない点が上述したベリファイ動作と異なる。
【0054】以上説明したように、本実施例によれば、
アクセス時間はワード線をオンしてからセンスするまで
の時間で決まるが、ベリファイ時、データ変換をワード
線をオンする前に行っているため、通常の読み出しと同
じタイミングでベリファイを行うことができるため、ベ
リファイと通常読み出しの判定レベルを同等にでき、ビ
ット毎ベリファイ動作の短縮化を図れ、高速読み出しを
実現できる。
【0055】なお、本実施例では、セルアレイ(a)を
読み出し側、セルアレイ(b)をリファレンス側として
説明したが、セルアレイ(b)を読み出し側、セルアレ
イ■(a)をリファレンス側とした場合であっても、上
述し動作と同様の動作が行われる。また、本実施例で
は、ダミーメモリセルDMCも説明の簡単化のためにセ
ルアレイ(b)側のみに設けた場合を例に説明してい
る。
【0056】
【実施例2】図6は、本発明に係るビット毎ベリファイ
方式を採用したNAND型フラッシュメモリの第2の実
施例を示す回路図である。本実施例が実施例1と異なる
点は、両ビット線BLa,BLbと接地との間に直列接
続したトランジスタNT11a,12a,11b,12
bを設けることなく、ビット線BLa,BLbとセンス
アンプS/Aとを接続しトランスファーゲートとして機
能するNMOSトランジスタ10a,10bのみを設
け、これらのゲートに供給する電圧を所定の電圧に制御
する、具体的にはリファレンス側のビット線に接続され
たNMOSトランジスタのゲートに(V(a,b) +Vth
(a,b) )以下のレベルに設定され信号VtaまたはVtbを
供給することにより、実施例1と同様に、ワード線をオ
ンする前のデータ変換を実現したことにある。
【0057】次に、上記構成によるベリファイ動作およ
び読み出し動作を、セルアレイ(a)を読み出し側、セ
ルアレイ(b)をリファレンス側として図7および図8
のタイミングチャートに基づき説明する。ベリファイ動
作前には、ラッチ型センスアンプS/Aには直前の書き
込みデータがラッチされている。また、読み出し時のリ
ファレンス側のダミーセルDMCはセル電流が流れない
紫外線消去状態である。
【0058】このような状態で、まず、プリチャージ信
号Vpa,Vpbがハイレベルに設定され、プリチャージ用
トランジスタPRa,PRbのゲートに供給される。こ
れにより、読み出し側ビット線BLaがVaにプリチャ
ージされ、リファレンス側ビット線BLbがVbにプリ
チャージされる。実際には、読み出し側ビット線BLa
がリファレンス側ビット線BLbよい高い電圧にプリチ
ャージされる。すなわち、VCC>Va>Vbとなるよう
に各電圧VaおよびVbが設定される。
【0059】次に、信号Vtbが所定レベル、具体的には
(Vb +Vthb )以下のレベルに設定されて、NMOS
トランジスタNT10bのゲートに供給され、直前の書
き込みデータがリファレンス側のビット線BLbの電位
に反映される。すなわち、データ変換が行われる。な
お、ここでVthb はNMOSトランジスタNT10bの
しきい値電圧を示している。書き込みデータが「0」の
場合、センスアンプS/Aのリファレンス側には反転デ
ータである「1」がラッチされている。このとき、信号
Vtbのレベルが(Vb +Vthb )以下の電圧に設定され
ることにより、NMOSトランジスタNT10bはオフ
状態に保持され、リファレンス側のビット線BLbの電
圧は変化せず、Vb に保持される。
【0060】次いで、イコライズ信号Ve がハイレベル
に設定されて、イコライズ回路EQLのトランジスタN
T3,NT4のゲートに供給される。これにより、セン
スアンプS/AのCMOSフリップフロップの2出力レ
ベルは(1/2) VCCレベルにイコライズされ、直前の書き
込みデータが破棄される。続いて、読み出し側およびリ
ファレンス側のワード線WLおよび選択ゲート線SEL
がハイレベルに設定されてオン状態とされる。具体的に
は、読み出しを所望するセルのワード線およびリファレ
ンス側のダミーメモリセルDMCのワード線のみ0Vに
設定され、他はVCCまたは昇圧電圧レベルに設定され
る。次に、所定時間経過後に、信号Vta,Vtbがハイレ
ベル(VCCレベル)に設定されて、NMOSOトランジ
スタNT10aおよびNT10bのゲートに供給され、
電圧VSAH がVCCに、電圧VSAL が0Vにそれぞれ設定
される。その結果、トランジスタNT10a,NT10
bがオン状態となりセンスが行われ、センスされたベリ
ファイ読み出しデータはラッチされ、再書き込みデータ
として用いられる。
【0061】書き込みデータが「0」で書き込みが不十
分な場合、ベリファイ後セル電流によりビット線BLa
の電位が下がり、読み出しデータはローレベル「0V」
となり、センスアンプS/Aにラッチされる。再書き込
み時、ベリファイ読み出しでラッチされたローレベルは
メモリセルのドレインに印加され、再度書き込みされ
る。したがって、ベリファイ読み出しでラッチされたデ
ータは、そのまま再書き込みデータとして用いられる。
【0062】書き込みデータが「0」で書き込みが十分
な場合、ベリファイ後セル電流が流れないことから、ビ
ット線BLaの電圧は、プリチャージ電圧Vaに保持さ
れる。したがって、読み出しを行えばハイレベルが検出
される。再書き込み時は、ベリファイ動作でセンスされ
たハイレベルをレベル変換した7Vがメモリセルのドレ
インに印加され、書き込みされない。そして、このメモ
リセルは、書き込み十分なセルであるため、以後書き込
みされなくとも問題ない。したがって、ベリファイ読み
出しでラッチされたデータは、そのまま再書き込みデー
タとして用いられる。
【0063】次に書き込みデータが「1」の場合につい
て説明する。この場合、センスアンプS/Aのリファレ
ンス側には反転データである「0」がラッチされてい
る。このとき、信号Vtbのレベルが(Vb +Vthb )以
下の電圧に設定されることにより、NMOSトランジス
タNT10bはオン状態となり、センスアンプS/Aの
NMOSトランジスタNT2がオン状態にあることから
リファレンス側のビット線BLbの電圧は下がる。この
とき、信号Vtbを所定レベル以下に設定している時間、
すなわちデータ変換時間を長くする、あるいはNMOS
トランジスタNT11b,12bのチャネル長を長くす
る等により、リファレンス側のビット線電圧を0V付近
まで下げておくことが望ましい。
【0064】次いで、イコライズ信号Ve がハイレベル
に設定されて、イコライズ回路EQLのトランジスタN
T3,NT4のゲートに供給される。これにより、セン
スアンプS/AのCMOSフリップフロップの2出力レ
ベルは(1/2) VCCレベルにイコライズされ、直前の書き
込みデータが破棄される。続いて、読み出し側およびリ
ファレンス側のワード線および選択ゲート線SELがハ
イレベルに設定されてオン状態とされる。具体的には、
読み出しを所望するセルのワード線およびリファレンス
側のダミーメモリセルDMCのワード線のみ0Vに設定
され、他はVCCまたは昇圧電圧レベルに設定される。次
に、所定時間経過後に、信号Vta,Vtbがハイレベルに
設定されて、NMOSOトランジスタNT10aおよび
NT10bのゲートに供給され、電圧VSAHがVCCに、
電圧VSAL が0Vにそれぞれ設定される。その結果、ト
ランジスタNT10a,NT10bがオン状態となりセ
ンスが行われる。
【0065】このとき、読み出し側のビット線BLaの
電位はセル電流により下がるが、リファレンス側はほと
んど0Vであるため、読み出しデータはハイレベルとし
て検出される。これにより、再書き込み時に「0」書き
込みが発生せず、ベリファイ読み出しでラッチされたデ
ータが、そのまま再書き込みデータとして用いられる。
【0066】なお、読み出し動作は、図8に示すよう
に、ビット線のプリチャージと並行してセンスアンプS
/Aのイコライズが行われるとともに、プリチャージ後
の信号Vtbのレベル(Vb +Vthb )以下への設定動
作、すなわちデータ変換動作がない点が上述したベリフ
ァイ動作と異なるだけである。
【0067】以上説明したように、本実施例によれば、
実施例1と同様に、アクセス時間はワード線をオンして
からセンスするまでの時間で決まるが、ベリファイ時、
データ変換をワード線をオンする前に行っているため、
通常の読み出しと同じタイミングでベリファイを行うこ
とができるため、ベリファイと通常読み出しの判定レベ
ルを同等にでき、ビット毎ベリファイ動作の短縮化を図
れ、高速読み出しを実現できる。また、データ変換用の
トランジスタが不要なことから、回路構成の簡単化、回
路面積の縮小化を図ることができる。
【0068】なお、本実施例においても、セルアレイ
(a)を読み出し側、セルアレイ(b)をリファレンス
側として説明したが、セルアレイ(b)を読み出し側、
セルアレイ(a)をリファレンス側とした場合であって
も、上述し動作と同様の動作が行われる。また、本実施
例では、ダミーメモリセルDMCも説明の簡単化のため
にセルアレイ(b)側のみに設けた場合を例に説明して
いる。
【0069】
【実施例3】本実施例の回路構成は上述した実施例2で
説明した図6と同様である。実施例2と異なる点は、リ
ファレンス側のビット線に接続されたNMOSトランジ
スタのゲートに(V(a,b) +Vth(a,b) )以下のレベル
に設定され信号VtaまたはVtbを供給する代わりに、ビ
ット線BLa,BLbをイコライズし、プリチャージし
た後に、読み出し側のビット線に接続されたNMOSト
ランジスタNT10(aまたはb)をオン状態にし、次いでオ
フ状態にしてから、読み出し側のビット線プリチャージ
用のNMOSトランジスタPR(aまたはb)のゲートに対
し、プリチャージ電圧((1/2) VCC)にNMOSトラン
ジスタPR(aまたはb)のしきい値電圧Vthn を加えた電
圧を供給することにより、実施例1と同様に、ワード線
をオンする前のデータ変換を実現している。なお、本実
施例におけるビット線BLa,BLbのプリチャージ電
圧Va,Vbは共に (1/2)VCCに設定される。
【0070】次に、上記構成によるベリファイ動作を、
セルアレイ(a)を読み出し側、セルアレイ(b)をリ
ファレンス側として図9〜図11のタイミングチャート
に基づき説明する。図9は書き込みが行われない場合
を、図10は書き込みが十分に行われた場合を、図11
は書き込みが不十分な場合をそれぞれ示している。ま
た、ベリファイ動作前には、ラッチ型センスアンプS/
Aには直前の書き込みデータがラッチされている。ま
た、読み出し時のリファレンス側のダミーセルDMCは
セル電流が流れない紫外線消去状態である。
【0071】このような状態で、まず、プリチャージ信
号Vpa,Vpbがハイレベル、すなわちVCCレベルに設定
され、プリチャージ用トランジスタPRa,PRbのゲ
ートに一定期間供給される。これにより、読み出し側ビ
ット線BLaおよびリファレンス側ビット線BLbは、
共に (1/2)VCCにプリチャージされる。次に、プリチャ
ージ信号Vpa,Vpbがローレベルに設定されるとプリチ
ャージ用トランジスタPRa,PRbはオフ状態となる
が、読み出し側ビット線BLaおよびリファレンス側ビ
ット線BLbは (1/2)VCCレベルに保持される。
【0072】次に、信号Vtaがハイレベルに設定され
て、NMOSトランジスタNT10aのゲートに供給さ
れ、直前の書き込みデータが読み出し側のビット線BL
aの電位に反映される。
【0073】ここで、書き込みが行われない場合には、
図9に示すように、読み出し側のビット線BLaの電圧
は{ (1/2)VCC+α}となり、リファレンス側のビット
線BLbの電圧は (1/2)VCCに保持される。
【0074】この状態で、プリチャージ信号Vpaが(
(1/2)VCC+Vthn )に設定され、プリチャージ用トラ
ンジスタPRaのゲートに一定期間供給される。この場
合には、読み出し側のビット線BLaは{ (1/2)VCC
α}レベルのままに保持される。
【0075】次いで、イコライズ信号Ve がハイレベル
に設定されて、イコライズ回路EQLのトランジスタN
T3,NT4のゲートに供給される。これにより、セン
スアンプS/AのCMOSフリップフロップの2出力レ
ベルは(1/2) VCCレベルにイコライズされ、直前の書き
込みデータが破棄される。また、読み出し側およびリフ
ァレンス側のワード線WLおよび選択ゲート線SELが
ハイレベルに設定されてオン状態とされる。具体的に
は、読み出しを所望するセルのワード線のみ0Vに設定
され、他はVCCまたは昇圧電圧レベルに設定される。
【0076】このとき、メモリセルは書き込みが行われ
ていないので、デプレッショントランジスタとして機能
し、セル電流が流れる。その結果、図9に示すように、
読み出し側のビット線BLaの電位は低下する。また、
同時にリファレンス側のビット線BLbの電位も低下す
る。なお、読み出し側のビット線BLaの電位の低下す
る速さは、リファレンス側のビット線BLbの電位低下
速度の2倍程度であるが、ビット線BLaはビット線B
Lbによりも+α高いレベルにプリチャージされている
ので、ワード線レベルをハイレベルに設定する期間を調
整することにより、ビット線BLaのレベルをビット線
BLbのレベルより高い状態に保つことができる。
【0077】次に、所定時間経過後に、信号Vta,Vtb
がハイレベル(VCCレベル)に設定されて、NMOSO
トランジスタNT10aおよびNT10bのゲートに供
給され、電圧VSAH がVCCに、電圧VSAL が0Vにそれ
ぞれ設定される。その結果、トランジスタNT10a,
NT10bがオン状態となりビット線BLaのレベルは
ccレベルまで引き上げられる。そして、センスが行わ
れ、センスされたベリファイ読み出しデータはラッチさ
れ、再書き込みデータとして用いられる。この場合、ハ
イレベルがラッチされる。
【0078】次に、書き込みが十分な場合の動作を図1
0を参照しながら説明する。上述したと同様に、ビット
線BLa,BLbのプリチャージ後、信号Vtaがハイレ
ベルに設定されて、NMOSトランジスタNT10aの
ゲートに供給され、直前の書き込みデータが読み出し側
のビット線BLaの電位に反映される。
【0079】この場合、図10に示すように、読み出し
側のビット線BLaの電圧は{ (1/2)VCC−α}とな
り、リファレンス側のビット線BLbの電圧は (1/2)V
CCに保持される。
【0080】この状態で、プリチャージ信号Vpaが(
(1/2)VCC+Vthn )に設定され、プリチャージ用トラ
ンジスタPRaのゲートに一定期間供給される。この場
合には、読み出し側のビット線BLaは、 (1/2)VCC
傍レベルまで充電される。
【0081】次いで、イコライズ信号Ve がハイレベル
に設定されて、イコライズ回路EQLのトランジスタN
T3,NT4のゲートに供給される。これにより、セン
スアンプS/AのCMOSフリップフロップの2出力レ
ベルは(1/2) VCCレベルにイコライズされ、直前の書き
込みデータが破棄される。また、読み出し側およびリフ
ァレンス側のワード線WLおよび選択ゲート線SELが
ハイレベルに設定されてオン状態とされる。具体的に
は、読み出しを所望するセルのワード線のみ0Vに設定
され、他はVCCまたは昇圧電圧レベルに設定される。
【0082】このとき、メモリセルは十分な書き込み状
態にあることから、エンハンスメントトランジスタとし
て機能し、セル電流が流れない。その結果、図10に示
すように、読み出し側のビット線BLaの電位は低下し
ない。これに対して、リファレンス側のビット線BLb
の電位は低下する。
【0083】次に、所定時間経過後に、信号Vta,Vtb
がハイレベル(VCCレベル)に設定されて、NMOSO
トランジスタNT10aおよびNT10bのゲートに供
給され、電圧VSAH がVCCに、電圧VSAL が0Vにそれ
ぞれ設定される。この場合、ビット線BLaおよびBL
bは略同レベルにプリチャージされていたので、ビット
線BLaはVCCレベルまで引き上げられる。そして、書
き込みが十分であることから、センスされたベリファイ
読み出しデータはハイレベルでラッチされ、再書き込み
データとして用いられる。この場合、書き込みは行われ
ない。
【0084】次に、書き込みが不十分な場合の動作を図
11を参照しながら説明する。上述したと同様に、ビッ
ト線BLa,BLbのプリチャージ後、信号Vtaがハイ
レベルに設定されて、NMOSトランジスタNT10a
のゲートに供給され、直前の書き込みデータが読み出し
側のビット線BLaの電位に反映される。
【0085】この場合も、図10の場合と同様、図11
に示すように、読み出し側のビット線BLaの電圧は
{ (1/2)VCC−α}となり、リファレンス側のビット線
BLbの電圧は (1/2)VCCに保持される。
【0086】この状態で、プリチャージ信号Vpaが(
(1/2)VCC+Vthn )に設定され、プリチャージ用トラ
ンジスタPRaのゲートに一定期間供給される。この場
合も、読み出し側のビット線BLaは、 (1/2)VCC近傍
レベルまで充電される。
【0087】次いで、イコライズ信号Ve がハイレベル
に設定されて、イコライズ回路EQLのトランジスタN
T3,NT4のゲートに供給される。これにより、セン
スアンプS/AのCMOSフリップフロップの2出力レ
ベルは(1/2) VCCレベルにイコライズされ、直前の書き
込みデータが破棄される。また、読み出し側およびリフ
ァレンス側のワード線WLおよび選択ゲート線SELが
ハイレベルに設定されてオン状態とされる。具体的に
は、読み出しを所望するセルのワード線のみ0Vに設定
され、他はVCCまたは昇圧電圧レベルに設定される。
【0088】このとき、メモリセルは十分な書き込み状
態にないことから、デプレッショントランジスタとして
機能し、セル電流が流れる。その結果、図11に示すよ
うに、読み出し側のビット線BLaの電位は低下する。
また、リファレンス側のビット線BLbの電位も低下す
る。
【0089】次に、所定時間経過後に、信号Vta,Vtb
がハイレベル(VCCレベル)に設定されて、NMOSO
トランジスタNT10aおよびNT10bのゲートに供
給され、電圧VSAH がVCCに、電圧VSAL が0Vにそれ
ぞれ設定される。この場合、ビット線BLaおよびBL
bは略同レベルにプリチャージされていたので、ビット
線BLaは接地レベルまで引き下げられる。そして、書
き込みが不十分であることから、センスされたベリファ
イ読み出しデータはローレベルでラッチされ、再書き込
みデータとして用いられる。この場合、再書き込みが行
われる。
【0090】なお、図12〜図14は、このデータ変換
方式に従ってシミュレーションを行った結果を示す図
で、ベリファイ動作時のビット線BLaおよびBLbの
レベル遷移を示している。 図12〜図14において
は、横軸が時間を、縦軸が電圧をそれぞれ表している。
図12が書き込みを行わない場合のベリファイ動作のシ
ミュレーション結果を示し、図9に対応している。同様
に、図13が書き込みが十分に行われた場合のベリファ
イ動作のシミュレーション結果を示し、図10に対応
し、図14が書き込み不十分の場合のベリファイ動作の
シミュレーション結果を示し、図11に対応している。
このように、シミュレーションにおいても、図9〜図1
1と同様の結果となっている。
【0091】以上説明したように、本実施例によれば、
実施例1および2と同様に、ベリファイ時、データ変換
をワード線をオンする前に行っているため、通常の読み
出しと同じタイミングでベリファイを行うことができる
ことから、ベリファイと通常読み出しの判定レベルを同
等にでき、ビット毎ベリファイ動作の短縮化を図れ、高
速読み出しを実現できる。また、データ変換用のトラン
ジスタが不要なことから、回路構成の簡単化、回路面積
の縮小化を図ることができる。
【0092】なお、本実施例においても、セルアレイ
(a)を読み出し側、セルアレイ(b)をリファレンス
側として説明したが、セルアレイ(b)を読み出し側、
セルアレイ(a)をリファレンス側とした場合であって
も、上述し動作と同様の動作が行われる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビット毎ベリファイ動作の短縮化を図れ、高速読み出し
を実現できる。また、ベリファイ読み出し時に、第1お
よび第2のトランジスタのうちリファレンス側となるビ
ット線に接続されたトランジスタのゲート電極に対し、
ビット線のプリチャージ電圧にトランジスタのしきい値
電圧を加えた電圧以下のレベルに設定した制御信号を入
力させ、あるいはビット線をプリチャージした後に、読
み出し側のビット線に接続されたトランジスタを一定期
間オン状態にし、次いで読み出し側のビット線プリチャ
ージ用トランジスタのゲートに対し、プリチャージ電圧
にトランジスタのしきい値電圧を加えた電圧を供給する
ようにしたので、データ変換用のトランジスタが不要と
なり、回路構成の簡単化、回路面積の縮小化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビット毎ベリファイ方式を採用し
たNAND型フラッシュメモリの第1の実施例を示す回
路図である。
【図2】図1の回路のベリファイ動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図3】図1の回路の読み出し動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図4】直前の書き込みデータが「0」の場合のベリフ
ァイ時のビット線電圧を示す図である。
【図5】直前の書き込みデータが「1」の場合のベリフ
ァイ時のビット線電圧を示す図である。
【図6】本発明に係るビット毎ベリファイ方式を採用し
たNAND型フラッシュメモリの第2の実施例を示す回
路図である。
【図7】図6の回路のベリファイ動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図8】図6の回路の読み出し動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図9】図6の回路の書き込みを行わない場合の他のベ
リファイ動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図10】図6の回路の書き込みが十分に行われた場合
の他のベリファイ動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図11】図6の回路の書き込み不十分の場合の他のベ
リファイ動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図12】図6の回路の書き込みを行わない場合の他の
ベリファイ動作のシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図13】図6の回路の書き込みが十分に行われた場合
の他のベリファイ動作のシミュレーション結果を示す図
である。
【図14】図6の回路の書き込み不十分の場合の他のベ
リファイ動作のシミュレーション結果を示す図である。
【図15】ビット毎ベリファイ方式を採用した従来のN
AND型フラッシュメモリを示す回路図である。
【図16】図9の回路のベリファイ動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【符号の説明】
S/A…センスアンプ EQL…イコライズ回路 (a),(b)…セルアレイ CDC…カラムデコーダ BLa,BLb…ビット線 SEL0a,SEL1a,SEL0b,SEL1b…選
択ゲート線 WL0b〜WL3b,WL0b〜WL3b…ワード線 NT10a〜NT12a,NT10b〜NT12b…N
MOSトランジスタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】次いで、イコライズ信号Ve がハイレベル
に設定されて、イコライズ回路EQLのトランジスタN
T3,NT4のゲートに供給される。これにより、セン
スアンプS/AのCMOSフリップフロップの2出力レ
ベルは(1/2) VCCレベルにイコライズされ、直前の書き
込みデータが破棄される。また、読み出し側およびリフ
ァレンス側のワード線WLおよび選択ゲート線SELが
ハイレベルに設定されてオン状態とされる。具体的に
は、読み出しを所望するセルのワード線を0Vに設定
し、リファレンス側のワード線WLには、消去状態のセ
ルの2分の1程度の電流を流すような所定の電圧に設定
され、他はVCCまたは昇圧電圧レベルに設定される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】変更
【補正内容】
【0081】次いで、イコライズ信号Ve がハイレベル
に設定されて、イコライズ回路EQLのトランジスタN
T3,NT4のゲートに供給される。これにより、セン
スアンプS/AのCMOSフリップフロップの2出力レ
ベルは(1/2) VCCレベルにイコライズされ、直前の書き
込みデータが破棄される。また、読み出し側およびリフ
ァレンス側のワード線WLおよび選択ゲート線SELが
ハイレベルに設定されてオン状態とされる。具体的に
は、読み出しを所望するセルのワード線を0Vに設定
し、リファレンス側のワード線WLには、消去状態のセ
ルの2分の1程度の電流を流すような所定の電圧に設定
され、他はVCCまたは昇圧電圧レベルに設定される。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のビット線と、 上記第1のビット線に接続された第1のメモリセルアレ
    イと、 上記第2のビット線に接続された第2のメモリセルアレ
    イと、 相補的レベルを保持する第1および第2のノードを有す
    るラッチ型センスアンプと、 上記第1のビット線と上記第1のノードとを第1の制御
    信号の入力に応じて作動的に接続する第1のゲートと、 上記第2のビット線と上記第2のノードとを第2の制御
    信号の入力に応じて作動的に接続する第2のゲートと、 上記第1および第2のビット線を所定の電圧にプリチャ
    ージするプリチャージ回路と、 上記センスアンプの第1および第2のノードをイコライ
    ズするイコライズ回路と、 上記第1のビット線と上記プリチャージ回路のプリチャ
    ージ電圧より低い電圧供給源との間に直列に接続され、
    一のゲート電極が上記第2のノードに接続され、他のゲ
    ート電極が第1の活性化信号の入力ラインに接続された
    複数のトランジスタと、 上記第2のビット線と上記プリチャージ回路のプリチャ
    ージ電圧より低い電圧供給源との間に直列に接続され、
    一のゲート電極が上記第1のノードに接続され、他のゲ
    ート電極が第2の活性化信号の入力ラインに接続された
    複数のトランジスタとを有し、 ベリファイ読み出し時に、リファレンス側となるビット
    線に接続されたトランジスタのゲート電極に活性化信号
    を入力させて当該トランジスタを導通させることを特徴
    とする半導体不揮発性記憶装置。
  2. 【請求項2】 第1および第2のビット線と、 上記第1のビット線に接続された第1のメモリセルアレ
    イと、 上記第2のビット線に接続された第2のメモリセルアレ
    イと、 相補的レベルを保持する第1および第2のノードを有す
    るラッチ型センスアンプと、 上記第1のビット線と上記第1のノードとを第1の制御
    信号のゲート電極への入力に応じて作動的に接続する第
    1のトランジスタと、 上記第2のビット線と上記第2のノードとを第2の制御
    信号のゲート電極への入力に応じて作動的に接続する第
    2のトランジスタと、 上記第1および第2のビット線を所定の電圧にプリチャ
    ージするプリチャージ回路と、 上記センスアンプの第1および第2のノードをイコライ
    ズするイコライズ回路とを有し、 ベリファイ読み出し時に、上記第1および第2のトラン
    ジスタのうちリファレンス側となるビット線に接続され
    たトランジスタのゲート電極に対し、当該ビット線のプ
    リチャージ電圧に当該トランジスタのしきい値電圧を加
    えた電圧以下のレベルに設定した制御信号を入力させる
    ことを特徴とする半導体不揮発性記憶装置。
  3. 【請求項3】 第1および第2のビット線と、 上記第1のビット線に接続された第1のメモリセルアレ
    イと、 上記第2のビット線に接続された第2のメモリセルアレ
    イと、 相補的レベルを保持する第1および第2のノードを有す
    るラッチ型センスアンプと、 上記第1のビット線と上記第1のノードとを第1の制御
    信号のゲート電極への入力に応じて作動的に接続する第
    1のトランジスタと、 上記第2のビット線と上記第2のノードとを第2の制御
    信号のゲート電極への入力に応じて作動的に接続する第
    2のトランジスタと、 プリチャージ電圧の供給源と第1のビット線とを第1の
    プリチャージ信号のゲート電極への入力に応じて作動的
    に接続する第1のプリチャージ用トランジスタと、 プリチャージ電圧の供給源と第2のビット線とを第2の
    プリチャージ信号のゲート電極への入力に応じて作動的
    に接続する第2のプリチャージ用トランジスタと、 上記センスアンプの第1および第2のノードをイコライ
    ズするイコライズ回路とを有し、 ベリファイ読み出し時に、上記第1および第2のビット
    線をプリチャージしてから、読み出し側のビット線およ
    びノードに接続されたトランジスタのゲート電極に対し
    て制御信号を入力させて当該トランジスタを一定期間導
    通させた後、読み出し側のビット線に接続されたプリチ
    ャージ用トランジスタのゲート電極に対し、当該ビット
    線のプリチャージ電圧に当該トランジスタのしきい値電
    圧を加えた電圧レベルに設定したプリチャージ信号を入
    力させることを特徴とする半導体不揮発性記憶装置。
JP32389693A 1993-08-31 1993-12-22 半導体不揮発性記憶装置 Pending JPH07122080A (ja)

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