JPH0712068Y2 - 自動製図機における用紙切断装置 - Google Patents

自動製図機における用紙切断装置

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JPH0712068Y2
JPH0712068Y2 JP1988157091U JP15709188U JPH0712068Y2 JP H0712068 Y2 JPH0712068 Y2 JP H0712068Y2 JP 1988157091 U JP1988157091 U JP 1988157091U JP 15709188 U JP15709188 U JP 15709188U JP H0712068 Y2 JPH0712068 Y2 JP H0712068Y2
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JP
Japan
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cutter
pen holder
paper
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writing instrument
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JP1988157091U
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利彰 松島
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Mutoh Industries Ltd
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Mutoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動製図機において、ロール紙等を所定の位置
から自動的に切断するための用紙切断装置に関する。
〔従来の技術〕
機体側に配設した筆記具ストッカーと作画ヘッドのペン
ホルダーとの間で相互に筆記具の交換を行うことができ
るようにした自動製図機において、筆記具ストッカー
に、筆記具と同一形状をしたカッターを用意しておき、
用紙切断時に、作画ヘッドがカッターを筆記具ストッカ
ーに取りに行き、作画ヘッドのペンホルダーにカッター
を保持させ、ペンホルダーの昇降動作を利用して用紙を
切断するようにした切断装置が本件出願人によって開発
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来装置は、用紙切断時、作画ヘッドが筆記具スト
ッカーにカッターを取りに行く動作を必要とし、そのた
め、切断作業に時間がかかり、また、筆記具ストッカー
にカッターを準備しておく時に、カッターの刃の方向を
一定にしておく必要が存し、そのための装置が必要とさ
れ、機構が複雑となるという欠陥が存した。本考案は上
記欠陥を除去することを目的とするものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、機体に設けた筆記
具ストッカーと用紙支持面に対して少なくとも一軸方向
に移動可能な作画ヘッド8のペンホルダー14との間で相
互に筆記具24の交換を自動的に行なうことができるよう
にした自動製図機において、前記作画ヘッド8に少なく
とも2段の下降ストロークを有する昇降駆動装置10を配
設し、該昇降駆動装置10の出力側に、前記ペンホルダー
14を取り付け、更に該昇降駆動装置10の出力側に、カッ
ター16を取り付け、前記ペンホルダー14が筆記具24を保
持した状態で該ペンホルダー14を前記昇降駆動装置10に
よって筆記具24の先端が前記用紙支持面に当接するまで
下降したとき、前記カッター16の先端が用紙支持面より
所定の間隔上方に位置するように前記カッター16の取り
付け高さを設定し、前記ペンホルダー14が筆記具24を保
持していない状態において、前記昇降駆動装置10によっ
て前記カッター16を前記用紙支持面上の用紙を切断し得
る位置まで、下降し得るようにしたものである。
〔作用〕
作画時は、昇降駆動装置10を第1のストロークで駆動し
て、作画ヘッド8のペンホルダー14を昇降制御し、ペン
ホルダー14に保持した筆記具の先端を用紙支持面上の用
紙に対して接触又は、所定距離上昇させる。用紙切断時
は、作画ヘッド8のペンホルダー14が保持する筆記具を
機体側のペンストッカーに返却した後、昇降駆動装置10
を第2のストロークで駆動して、カッター16を用紙に貫
入し、作画ヘッド8を用紙支持面に対して所定方向に送
って、カッター16により用紙を切断する。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。
2は用紙駆動型自動製図機の機体に固設された、ロール
用紙4を載置するための用紙支持面を構成するプラテン
であり、該プラテン2上に、Yレール6が架設されてい
る。前記Yレール6には作画ヘッド8が移動可能に取り
付けられ、該ヘッド8に内蔵固設された公知のムービン
グコイルから成る昇降駆動装置10の昇降出力軸12には、
ペンホルダー14とカッター16が取り付けられている。前
記プラテン2の下方には、互いに平行に作画ローラ18と
駆動軸(図示省略)が回転駆動系に連係して回転可能に
配置され、作画ローラ18の表面は、プラテン2に前記Y
レール6と平行に形成された、スリット内に位置し、作
画ローラ18の表面とプラテン2の用紙支持面が同一面上
に設定されている。前記駆動軸には、駆動ローラ20,20
が固設され、該駆動ローラ20,20は、前記プラテン2に
形成された穴に位置し、該駆動ローラ20,20の表面はプ
ラテン2の用紙支持面と同一面上に設定されている。前
記機体側に配設された揺動アームにピンチローラ22,22
が回転自在に取り付けられ、該ピンチローラ22,22の表
面は、前記駆動ローラ20,20に、用紙4の上から弾接し
ている。前記駆動ローラ20,20と作画ローラ18の周速は
略同一に設定され、両者は互いに同方向に回転するよう
に構成されている。前記機体には、Yレール6の一端側
に位置して公知の回転型筆記具ストッカーが配置され、
該筆記具ストッカーと前記作画ヘッド8のペンホルダー
14との間で、相互に筆記具24の交換を自動的に行うこと
ができるように構成されている。前記カッター16には、
紙押えローラ26が回転自在に取り付けられ、該カッター
16の前記Yレール6に沿った移動軌跡に沿って、前記プ
ラテン2にカッター溝28が形成されている。前記昇降駆
動装置10は、2段ストロークを有し、ペンホルダー14の
保持する筆記具24を作画ローラ18上の用紙4に対して接
触及び上昇させるアップダウンストローク動作におい
て、前記カッター16は第3図に示すように作画ヘッド8
に完全に格納されている状態を保持するように構成され
ている。
次に本実施例の動作について説明する。
ピンチローラ22,22と駆動ローラ20,20との間に用紙4を
挿入配置し、駆動ローラ20,20を正逆回転駆動すると、
用紙4は、プラテン2上を、第4図中、前後方向(X方
向)に送られる。一方、作画ヘッド8のペンホルダー14
に筆記具24を保持した状態で、昇降駆動装置10を駆動し
て、ペンホルダー14を第1のストロークで下降させる
と、筆記具24の先端は、作画ローラ18上の用紙4に当接
する。該状態でコントローラの制御により、作画ヘッド
8をYレール6に沿ってY方向に移動することにより、
用紙4上に所定のパターンを作図することができる。作
図が完了し、用紙4を切断する場合には、ペンホルダー
14の筆記具を第1図に示すように筆記具ストッカーに返
却する一方、用紙4の切断施行箇所を、カッター溝28に
合わせる。次に、作画ヘッド8をYレール6の端部に移
動し、昇降駆動装置10を第2のストロークで駆動して、
カッター16を第1図に示す如く下降すると、カッター16
は、その先端がカッター溝28の底部に達するまで下降
し、紙押えローラ26が用紙4面に当接する。このとき、
カッター16の切断方向は、Yレール6に対して平行を指
向するように設定されている。次に、作画ヘッド8をY
レール6に沿って移動すると、カッター溝28上の用紙4
は、カッター16によって切断される。尚、第4図乃至第
7図に示すように、カッター16に、ばね30で上下する回
転式の紙押えローラ26を組み付け、用紙4をカットする
ときに、ばね30の力で紙押えローラ26を用紙4に押し付
けて、用紙カット時の補助を行うように構成しても良
い。
〔効果〕
本考案は、上述の如く、ペンホルダーの昇降駆動装置に
カッターを連結したので、カッターのための特別の駆動
源を設備する必要がなく、作画ヘッドの重量を軽くする
ことができ、しかも、迅速にカッティング動作に移行す
ることができる等の効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は平面図、第3図は説明図、第
4図は他の実施例を示す正面図、第5図は同、側面図、
第6図は同、正面図、第7図は同、側面図である。 2……プラテン、4……用紙、6……Yレール、8……
作画ヘッド、10……昇降駆動装置、12……昇降出力軸、
14……ペンホルダー、16……カッター、18……作画ロー
ラ、20……駆動ローラ、22……ピンチローラ、24……筆
記具、26……紙押えローラ、28……カッター溝、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体に設けた筆記具ストッカーと用紙支持
    面に対して少なくとも一軸方向に移動可能な作画ヘッド
    (8)のペンホルダー(14)との間で相互に筆記具(2
    4)の交換を自動的に行なうことができるようにした自
    動製図機において、前記作画ヘッド(8)に少なくとも
    2段の下降ストロークを有する昇降駆動装置(10)を配
    設し、該昇降駆動装置(10)の出力側に、前記ペンホル
    ダー(14)を取り付け、更に該昇降駆動装置(10)の出
    力側に、カッター(16)を取り付け、前記ペンホルダー
    (14)が筆記具(24)を保持した状態で該ペンホルダー
    (14)を前記昇降駆動装置(10)によって筆記具(24)
    の先端が前記用紙支持面に当接するまで下降したとき、
    前記カッター(16)の先端が用紙支持面より所定の間隔
    上方に位置するように前記カッター(16)の取り付け高
    さを設定し、前記ペンホルダー(14)が筆記具(24)を
    保持していない状態において、前記昇降駆動装置(10)
    によって前記カッター(16)を前記用紙支持面上の用紙
    を切断し得る位置まで、下降し得るようにしたことを特
    徴とする用紙切断装置。
JP1988157091U 1988-11-30 1988-11-30 自動製図機における用紙切断装置 Expired - Lifetime JPH0712068Y2 (ja)

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JPH0276091U JPH0276091U (ja) 1990-06-11
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JPS59143694U (ja) * 1983-03-14 1984-09-26 東洋電機製造株式会社 自動製図裁断機の押罫装置

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JPH0276091U (ja) 1990-06-11

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