JPH073996U - カッティングプロッタの刃先方向規制機構 - Google Patents

カッティングプロッタの刃先方向規制機構

Info

Publication number
JPH073996U
JPH073996U JP3890893U JP3890893U JPH073996U JP H073996 U JPH073996 U JP H073996U JP 3890893 U JP3890893 U JP 3890893U JP 3890893 U JP3890893 U JP 3890893U JP H073996 U JPH073996 U JP H073996U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
cutting
head
stocker
eccentric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3890893U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2605462Y2 (ja
Inventor
亨 清沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mutoh Industries Ltd filed Critical Mutoh Industries Ltd
Priority to JP1993038908U priority Critical patent/JP2605462Y2/ja
Publication of JPH073996U publication Critical patent/JPH073996U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2605462Y2 publication Critical patent/JP2605462Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Cutting Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 偏心カッタの交換時にも特別の刃先方向制御
動作を行なうことなく、刃先の向きを一定とする為の初
期設定を行なう。 【構成】 ストッカ8のペン保持部10の下方には、ゴ
ム或はフェルト等の板部材から成る摩擦部材16が配置
され、偏心カッティングペン18の刃先18cは、摩擦
部材16に若干突き刺さっている。ヘッド2が偏心カッ
ターペン18を取りに行くときは、ヘッド2は、所定位
置からストッカ8に向けて、前進後退する。この時、偏
心カッティングペン18は、ヘッド2のペン保持アーム
12によって単独で保持され、ストッカ8のペン保持部
10から離脱して、ヘッド2とともに定位置まで移動
し、同時に刃先18cが摩擦部材16に引掛かり、これ
により刃先18cの向きがヘッド2の方向に向く。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転自在なカッターを有し、その刃先を回転中心からずらした偏心 カッティングペンを用いて、カッティング媒体にカッティングを行なう為のカッ ティングプロッタの刃先方向規制機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平1−183397号公報には、回転自在なカッターを有し、その刃先を 回転中心からずらした偏心カッティングペン(通称クルクルカッター)を使用し たカッティングプロッタにおいて、カッティングに先立って偏心カッティングペ ンを所定量テーブル上の刃先制御領域内で移動させて、刃先の方向を一定方向に 規制するようにしたカッティングプロッタが開示されている。
【0003】 此種の偏心カッティングペンは、カッティング媒体上で所定方向に移送される とき、刃先がカッティング媒体とのカッティング抵抗により、最も抵抗の少ない 向き、即ち、カッティング方向に回転する。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
上記従来装置は、カッティングペンの交換ごとに、刃先の方向制御動作を必要 とし、全体としてカッティングの作業時間が長くなるという欠陥が存した。 本考案は上記欠陥を除去することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決する手段】
上記目的を達成するため、本考案は、回転自在なカッターを有しその刃先が回 転中心からずれている偏心カッティングペンを脱着自在に保持するペン保持部を 備えたストッカーと、前記偏心カッティングペンを脱着自在に保持する為のペン 保持アームを有するヘッドとを備え、前記ストッカーと前記ヘッドとの間で相互 に偏心カッティングペンの交換を行なうことが出来るようにしたカッティングプ ロッタにおいて、前記ストッカのペン保持部の下方に摩擦部材から成る刃先規制 部材を、前記偏心カッティングペンの交換時における偏心カッティングペンの刃 先の移動経路に位置させて配置し、前記偏心カッティングペンの交換時に前記偏 心カッティングペンの刃先が前記刃先規制部材の表面を引っ掻くようにしたもの である。
【0006】
【作用】
ストッカとヘッド間の偏心カッティングペンの交換時における偏心カッティン グペンの移動ごとに、偏心カッティングペンの刃先は摩擦部材に引掛かり、その 方向がペン交換移動方向に向く。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。 図1において、2はプロッタのヘッドであり、プロッタの機体4に固設された Yレール6に移動自在に取り付けられている。 8は、プロッタの機体に、前記ヘッド2の作図領域外で、且つ、該ヘッド2の移 動領域内に位置して、回転自在に支承されたストッカであり、筆記ペン、或はカ ッティングペンなどの各種のペンを脱着自在に保持するペン保持部10を円周方 向に沿って複数備えている。 前記ストッカ8は、機体4に固設されたモータ(図示省略)の出力軸に連結し ている。 前記ストッカ8と、ヘッド2のペン保持アーム12との間で、相互にペンの交 換を自動的に行なうことが出来るように構成されている。
【0008】 前記ペンの交換動作には、ヘッド2がストッカ8のペン保持部10と、所定距 離を存してY軸方向に離反した位置からYレール6に沿ってそのペン保持アーム 12がストッカ8の所望のペン保持部10と重なるまで、ストッカ8に向けて矢 方向Aに前進し、しかる後にヘッド2がYレール6に沿って所定位置まで、スト ッカ8に対してB方向に後退することにより自動的に行なわれる。 前記ストッカ8のカッティングペン専用のペン保持部10の下方にプレート1 4が突設し、該プレート14にゴム、或はフエルト等の板から成るペンキャップ 用の摩擦部材16が固着されている。 18は、偏心カッティングペンであり、そのホルダー18aにカッター18b が回転自在に支承され、前記カッター18bの刃先18cが、カッター18bの 回転中心に対して所定量偏心した構成と成っている。
【0009】 前記偏心カッティングペン18は、ストッカ8のペン保持部10に保持された 状態において、その刃先18cが若干、摩擦部材16に突き刺さるように、摩擦 部材16の高さが設定されている。 20は、機体4に固設された、用紙などのカッティング媒体を載置する為のプ ラテンである。 前記プラテン20の内側には、プラテン20上のカッティング媒体を加圧ロー ラとの相互作用によってグリップし、カッティング媒体をX軸方向(紙面垂直方 向)に送る駆動ローラ(図示省略)が配置されている。
【0010】 上記した構成において、ヘッド2がストッカ8のペン保持部10に保持されて いる偏心カッティングペン18を取にいく場合には、ヘッド2が所定位置から矢 方向Aに移動して、そのペン保持アーム12が、ストッカ8のペン保持部10に 保持されている偏心カッティングペン18を保持する。 しかる後に、ヘッド2が矢方向Bに後退すると、偏心カッティング18は、スト ッカ8のペン保持部10からの保持力から解放され、偏心カッティングペン18 は、ヘッド2のペン保持アーム12に強く保持された状態で、ヘッド2の矢方向 Bの移動とともに、矢方向Bに移動する。 この時、偏心カッティングペン18は、その刃先18cが、摩擦部材16にくい 込んでいるので、刃先18cが摩擦部材16を引っ掻くようになり、刃先18c がヘッド2の後退方向即ち矢方向Bを向く。
【0011】 尚、図3に示すように、摩擦部材16、プレート22をプロッタの機体4に固 設したソレノイド24の出力軸に取り付け、ヘッドから偏心カッティングペン1 8をストッカ8のペン保持部10に挿着するときは、コントローラにより、ソレ ノイド24を駆動して、プレート22を下降し、偏心カッティングペン18の刃 先18cがペンキャップ即ち摩擦部材16を引っ掻かないようにし、ストッカ8 の保持する偏心カッティングペン18をヘッドに移行するときだけ、ソレノイド 24によって、プレート22を上昇し、偏心カッティングペン18の刃先18c が摩擦部材16を引っ掻いて、その方向が制御されるようにしても良い。 また、その逆、即ち、ヘッドからストッカ8に偏心カッティングペン18を挿着 するとき、摩擦部材16を上昇させて、刃先18cの方向を所定の向き、即ちヘ ッドの移動方向に制御し、ヘッドが、ストッカ8に偏心カッティングペン18を 取に行くときは、摩擦部材16を下降して、偏心カッティングペン18の刃先1 8cが摩擦部材16を引っ掻かないようにしても良い。
【0012】 次に、図4及び図5を参照して、他の実施例について説明する。 26は、ストッカ(図示省略)のペン保持部ごとに配設されたペンキャップ支 持アームであり、ストッカに揺動自在に枢支されている。 前記アーム26は、ストッカとヘッドとの間のペン交換時、ヘッドがストッカ に接近すると、ヘッドの移動力によって図4Bに示すように下降し、ヘッドがス トッカから所定位置まで後退すると、ヘッドからの圧力が解除されて、復帰ばね (図示省略)の弾力により、図4Aに示すように所定係止位置まで上昇するよう に構成されている。 前記アーム26には、ゴム製のペンキャップ28が装着されている。 前記ペンキャップ28は、偏心カッティングペンの刃先に蓋をする筒部28a を有し、該筒部28aの上部が、図5に示すように、斜めにカットされている。 前記筒部28aは、摩擦部材を構成している。
【0013】 上記した構成において、ストッカのペン保持部に保持された偏心カッティング ペンは、そのカッター18bの刃先18cがペンキャップ28の筒部28aに収 納されている。 ペン交換時、ヘッド矢方向Aに前進して、ストッカに接近すると、支持アーム 26は、ヘッドからの圧力によって下方向に揺動し、図4Bに示すようにペンキ ャップ28がカッター18bの刃先18cから離脱する。 ヘッドのペン保持アームストッカ側の偏心カッティングペンを保持し、図4中 、矢方向Bに後退すると、ヘッドの保持する偏心カッティングペンの刃先18c がペンキャップ28の斜めにカットされた切り口の最も高い部分28bに引掛か り、その抵抗によってカッター18bが回転し、刃先18cが所定方向を向く。
【0014】
【効果】
本考案は上述の如く、偏心カッティングペンの交換時にストッカの下方に配置 した摩擦部材によって刃先が強制的に所定方向に向くようにしたので、刃先の方 向の初期設定のための特別の制御を必要としないという効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】カッティングプロッタの説明的側面図である。
【図2】偏心カッティングペンの外観図である。
【図3】本考案の他の実施例を示すストッカの説明的側
面図である。
【図4】他の実施例を示す動作説明図である。
【図5】ペンキャップの他の実施例を示す外観図であ
る。
【符号の説明】
2 ヘッド 4 機体 6 Yレール 8 ストッカ 10 ペン保持部 12 ペン保持アーム 14 プレート 16 摩擦部材 18 偏心カッティングペン 18a ホルダ 18b カッター 18c 刃先 20 プラテン 22 プレート 24 ソレノイド 26 アーム 28 ペンキャップ 28a 筒部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在なカッターを有しその刃先が回
    転中心からずれている偏心カッティングペンを脱着自在
    に保持するペン保持部を備えたストッカーと、前記偏心
    カッティングペンを脱着自在に保持する為のペン保持ア
    ームを有するヘッドとを備え、前記ストッカーと前記ヘ
    ッドとの間で相互に偏心カッティングペンの交換を行な
    うことが出来るようにしたカッティングプロッタにおい
    て、前記ストッカのペン保持部の下方に摩擦部材から成
    る刃先規制部材を、前記偏心カッティングペンの交換時
    における偏心カッティングペンの刃先の移動経路に位置
    させて配置し、前記偏心カッティングペンの交換時に前
    記偏心カッティングペンの刃先が前記刃先規制部材の表
    面を引っ掻くようにしたことを特徴とする刃先方向規制
    機構。
JP1993038908U 1993-06-23 1993-06-23 カッティングプロッタの刃先方向規制機構 Expired - Lifetime JP2605462Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993038908U JP2605462Y2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 カッティングプロッタの刃先方向規制機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993038908U JP2605462Y2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 カッティングプロッタの刃先方向規制機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH073996U true JPH073996U (ja) 1995-01-20
JP2605462Y2 JP2605462Y2 (ja) 2000-07-17

Family

ID=12538307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993038908U Expired - Lifetime JP2605462Y2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 カッティングプロッタの刃先方向規制機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2605462Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2605462Y2 (ja) 2000-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH065115Y2 (ja) パターン片作成装置
JPS582638Y2 (ja) ペンの支持装置
US4441109A (en) Pen type recording device
US5443194A (en) Method of cutting sheet for plotter
JPH073996U (ja) カッティングプロッタの刃先方向規制機構
JP4402793B2 (ja) 作画・カッティング両用プロッタ
JPH0712068Y2 (ja) 自動製図機における用紙切断装置
JP2828475B2 (ja) 記録装置用カッターの上下装置
JP2000317890A (ja) 作画・カッティング両用プロッタ
JP2514833B2 (ja) 記録装置の自動用紙切断機
JP2594311Y2 (ja) プロッタの用紙切断装置
JPH07276893A (ja) プロッタのペン先清浄装置
JP2557537Y2 (ja) カッティングプロッタ
JPH0369720B2 (ja)
JPH1035187A (ja) 自動製図機における用紙切断装置
JPH0720288U (ja) 記録装置の用紙切断装置
JP3673310B2 (ja) プロッタ
JPH061350Y2 (ja) ウエブ状物のカツタ装置
JP2020142351A (ja) 画像形成装置
JPH0737915Y2 (ja) 自動製図機のペン交換装置
JP3924366B2 (ja) プロッタ
JPH0636031Y2 (ja) 接着用テ−プの自動貼付装置
JPH0226715Y2 (ja)
JP2508431Y2 (ja) 自動製図機のペン交換装置
US1108994A (en) Type-writer erasing device.