JPH07114491B2 - テレビカメラ付きドアホン子器 - Google Patents

テレビカメラ付きドアホン子器

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JPH07114491B2
JPH07114491B2 JP61272232A JP27223286A JPH07114491B2 JP H07114491 B2 JPH07114491 B2 JP H07114491B2 JP 61272232 A JP61272232 A JP 61272232A JP 27223286 A JP27223286 A JP 27223286A JP H07114491 B2 JPH07114491 B2 JP H07114491B2
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JP
Japan
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light emitting
infrared light
emitting element
television camera
camera
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JP61272232A
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English (en)
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JPS63126382A (ja
Inventor
嘉一 辰己
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、住宅の門柱、玄関等の壁面に埋設して取り付
けられるテレビカメラ付きドアホン子器に関するもので
ある。
[背景技術] 第4図は従来例のドアホン子器を示すものであり、この
種のドアホン子器は、住宅の門柱、玄関等の壁面に取り
付けられるものであり、第4図に示すように子器本体の
内部の上部にはテレビカメラつまりCCD素子などの固体
撮像素子4が配設してあり、この固体撮像素子4の両側
に多数の赤外照明の発光ダイオードのような赤外発光素
子9が配設してある。また、固体撮像素子4及び赤外発
光素子9の前面側にはこれらを外部から見えないように
するためのスモークフィルタ10が配設してある。この第
4図に示すドアホン子器の場合は、固体撮像素子4を固
定した所謂カメラ固定式であり、この場合はスモークフ
ィルタ10と固体撮像素子4の前面に設けたレンズ7が密
着しているため、赤外発光素子9のスモークフィルタ10
の内面による反射光による支障はとくにないものであ
る。
ところが、第5図に示すようなカメラ可動式の場合は問
題が生じる。すなわち、第5図は、赤外発光素子9を実
装したプリント板8と固体撮像素子4を実装したプリン
ト板5とを一体的に構成し、プリント板5を両側から可
動金具23で固定し、この可動金具23を固定金具22とかし
めピン25により支持し、可動金具23の前面側の先端部に
形成した角度調整用のレバー23aを操作することで、か
しめピン25を軸として固体撮像素子4及び赤外発光素子
9を可動していた。かかる可動式の場合、レンズ7とス
モークフィルタ10との間に空間を必要とするため、その
空間を通って赤外発光素子9からの赤外光が図中の矢印
のようにスモークフィルタ10の内面で反射して、反射光
がレンズ7に入射し障害となるという問題があった。
[発明の目的] 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、ス
モークフィルタの内面による赤外発光素子の反射光がテ
レビカメラに入射しないようにすることを目的としたテ
レビカメラ付きドアホン子器を提供するものである。
[発明の開示] (構 成) 本発明は、モニター用のテレビカメラやスピーカ等の通
話機能を有して屋外に設置される子器と、屋内に設置さ
れているとともに子器からの映像信号や音声信号により
訪問者の映像を見ながら訪問者と通話可能となっている
親器とからなるインターホンにおける子器であって、テ
レビカメラと、このテレビカメラの側方に配置された赤
外照明用の赤外発光素子と、テレビカメラ及び赤外発光
素子の前面側に配置されて赤外発光素子及びテレビカメ
ラを隠すスモークフィルタとを備えるとともに、スモー
クフィルタの内面側で且つ発光素子とテレビカメラとの
間に配されてスモークフィルタ内面による赤外発光素子
の反射光のテレビカメラへの入射を防止するリブを備え
ていることに特徴を有するものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
まず、第1図により子器本体Aの全体の構成について説
明する。第1図(a)は上から見た断面図を、同図
(b)は正面から見た透視図を、同図(c)は側断面図
を夫々示すものであり、壁面B内に埋設されるハウジン
グ1は、ボデイ2とカバー3とから構成されている。ハ
ウジング1の上部には透視窓20が開口されており、この
透視窓20に対応してカメラ部が設置してある。このカメ
ラ部は、プリント板5に取着されているCCD素子などの
固体撮像素子4と、この固体撮像素子4の前面に設けら
れた光学,撮像部などのカメラユニット6と、レンズ7
等から構成されている。また、カメラ部の両側には、プ
リント板8に実装された多数の赤外発光素子9が配置し
てある。レンズ7及び赤外発光素子9の前面にはスモー
クフィルタ10が配設してある。ハウジング1の下部に
は、固体撮像素子4からの映像信号を処理する映像回路
部を実装しボス21により固定されたプリント板12や、ス
ピーカ11等を配設している。スピーカ11の前面のカバー
3には多数の長孔19が形成してある。ハウジング1の前
面には取付枠16、表面プレート17が位置し、表面プレー
ト17は固定ねじ18にて壁面Bの前面に固定される。ま
た、ハウジング1の前面には呼び出し用の押釦14や、マ
イク15が設けてある。この子器本体Aと通話可能とする
親器は屋内に設置してあり、親器側では、子器本体Aか
らの映像信号や音声信号により訪問者の映像を見ながら
通話できるようになっている。
次に、赤外発光素子9及び固体撮像素子4を希望の範囲
に回動可能とする可動調節手段について第2図及び第3
図に基づいて説明する。L型の固定金具22の端部がねじ
24によりボデイ2に固定され、この固定金具22にカウン
ターシンク26を施し、このカウンターシンク26に可動金
具23の穴を挿入し、カウンターシンク26の外周で可動金
具23を支持するようにしている。この可動金具23の一端
でプリント板5をねじ29により固定し、他端を角度調整
用のレバー23aとしている。固体撮像素子4を実装した
プリント板5と、赤外照明用の赤外発光素子9を実装し
たプリント板8とは、スペーサ30により所定の間隔を介
して固定してある。
しかして、固定金具22のカウンターシンク26に皿バネ27
を挿入し、次いで可動金具23を挿入し、更に、皿バネ28
を挿入してセミチューブラリベットのようなかしめピン
25を挿入し、かしめピン25をかしめることで、可動金具
23は回動自在に支持されることになる。ここで、可動金
具23の摺動によるかしめピン25のかしめ部の緩みに対
し、皿バネ27,28により、常に一定の接圧が得られ、レ
バー23aの操作力の変化がないものである。このレバー2
3aの操作により可動金具23を回動させることで、可動金
具23に固定している両プリント板5,8がそれに応じて回
動するため、赤外発光素子9の照明範囲や固体撮像素子
4の撮像範囲を希望の範囲に設定することができるもの
である。また、固体撮像素子4の位置を任意に回動して
設定でき、その静止も、皿バネ27,28の接圧によってそ
の位置で可能であり、別途静止用の機構を設ける必要が
ないものである。
次に、本発明の要旨とするところについて説明する。第
1図(a)に示すように、スモークフィルタ10の内面で
あって、レンズ7と赤外発光素子9との境目にリブ31及
びパッキン32を設けたものである。すなわち、カバー3
には上述のように、透視窓20が開口してあり、この透視
窓20内に2本のリブ31を一体に形成しているものであ
り、透視窓20にスモークフィルタ10が配設されるため、
リブ31の前面とスモークフィルタ10の背面との間にパッ
キン32を介装するようにしている。このリブ31により赤
外発光素子9から発光された光のスモークフィルタ10に
よる反射光は、リブ31にて阻止されてレンズ7には反射
光は入射しないものである。従って、赤外発光素子9及
び固体撮像素子4をレバー23aにより任意の方向に回動
させても、レンズ7と赤外発光素子9との間には常にリ
ブ31が位置することになって、スモークフィルタ10によ
り赤外発光素子9の反射光は入射せず、固体撮像素子4
のどの角度の位置でも最良のモニターができるものであ
る。また、上記の如く、暗視のための赤外発光素子9を
実装したプリント板8と固体撮像素子4を実装したプリ
ント板5とはスペーサ30により一体化しているため、撮
像と赤外照明を同時に可変でき、調整可能範囲内のどの
位置でも暗所において、モニターが可能となるものであ
る。
[発明の効果] 本発明は上述のように、スモークフィルタでテレビカメ
ラ及び赤外発光素子を隠すものにおいて、スモークフィ
ルタの内面側で且つ赤外発光素子とテレビカメラとの間
に配されてスモークフィルタ内面による赤外発光素子の
反射光のテレビカメラへの入射を防止するリブを設けて
いるために、スモークフィルタによって反射された反射
光は、リブにより阻止されてテレビカメラには入射しな
いものであり、そのため、テレビカメラが固定式の場合
でも、また、可動式の場合でも最良のモニターができる
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)は本発明の実施例の断面図、透視
図及び側断面図、第2図(a)(b)は同上の動作説明
図及び断面図、第3図は同上の拡大断面図、第4図
(a)(b)は従来例の子器本体の正面図及び側断面
図、第5図は他の従来例の断面図である。 4は固体撮像素子、10はスモークフィルタ、11はスピー
カ、31はリブである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モニター用のテレビカメラやスピーカ等の
    通話機能を有して屋外に設置される子器と、屋内に設置
    されているとともに子器からの映像信号や音声信号によ
    り訪問者の映像を見ながら訪問者と通話可能となってい
    る親器とからなるインターホンにおける子器であって、
    テレビカメラと、このテレビカメラの側方に配置された
    赤外照明用の赤外発光素子と、テレビカメラ及び赤外発
    光素子の前面側に配置されて赤外発光素子及びテレビカ
    メラを隠すスモークフィルタとを備えるとともに、スモ
    ークフィルタの内面側で且つ発光素子とテレビカメラと
    の間に配されてスモークフィルタ内面による赤外発光素
    子の反射光のテレビカメラへの入射を防止するリブを備
    えていることを特徴とするテレビカメラ付ドアホン子
    器。
JP61272232A 1986-11-15 1986-11-15 テレビカメラ付きドアホン子器 Expired - Lifetime JPH07114491B2 (ja)

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