JPH071121Y2 - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

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JPH071121Y2
JPH071121Y2 JP1989049557U JP4955789U JPH071121Y2 JP H071121 Y2 JPH071121 Y2 JP H071121Y2 JP 1989049557 U JP1989049557 U JP 1989049557U JP 4955789 U JP4955789 U JP 4955789U JP H071121 Y2 JPH071121 Y2 JP H071121Y2
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JP
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switch
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vtr
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Inventor
光夫 近藤
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富士写真光機株式会社
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、工業用,医療用として用いられる電子内視鏡
に関するものである。
[従来の技術] 電子内視鏡は、観察対象部内に挿入される挿入部の先端
にCCD等からなる固体撮像素子を内蔵させて、この固体
撮像素子によって観察対象部の映像情報を電気信号に変
換してプロセッサに伝送し、該プロセッサにより所定の
信号処理を行った上でモニタ画面上に表示するように構
成されている。この電子内視鏡は、観察対象部の像を多
数人が同時に観察することができるものであり、しかも
ビデオテープレコーダ(VTR)等の映像記録装置を用い
てデータを記録・保存することができ、またプロセッサ
の信号処理によっては、モニタ画面上に動画状態で表示
することできるだけでなく、静止画状態として表示する
こともできるので、精度良く観察することができる等、
種々の利点があるために、近年においては広く用いられ
るようになってきている。
ところで、電子内視鏡にあっては、挿入部の位置や方向
等の制御を行う通常の操作に加えて、映像記録装置とし
てのVTRのON,OFF操作,動画状態で表示するかまたは静
止画として表示するかの表示モードの選択,切り換え
や、さらにコピー装置が接続されている場合には、静止
画のハードコピー作成用の操作等、画像に関連する操作
も必要となる。然るに、このような画像に関連する各種
の操作をプロセッサ,VTR装置,ハードコピー装置におい
て個別に行うようにしたのでは、内視鏡を操作しながら
この種の操作を行うことができず、極めて不便である。
そこで、内視鏡の本体操作部に画像関連操作を行うため
の押しボタン式のスイッチを設け、このスイッチを、本
体操作部を把持する手で押動することによって、VTRのO
N,OFFや、画面の表示モードの切り換え、さらに画像の
ハードコピーの作成開始等の操作を行うようにしたもの
が用いられる。なおハードコピーの作成は映像の表示モ
ードが静止画となっているときにのみ行われるものであ
るから、表示モード切換用のスイッチをハードコピー作
成開始用のスイッチと共用し、スイッチの操作回数等に
より表示モードの選択と、ハードコピー作成開始の操作
との識別を行うようにしている。
[考案が解決しようとする課題] 前述した如く、本体操作部には、映像記録操作用として
のVTRスイッチと、表示モード切換用(ハードコピー作
成が可能となっている場合には、このハードコピー作成
開始用スイッチを兼ねる)としてのフリーズスイッチと
の2個のスイッチが内視鏡を把持する手の親指で押動操
作することができる位置に設けられるが、内視鏡の操作
は、通常モニタ画面を目視しながら行われるものである
から、前述したスイッチの位置を確認することなくそれ
を押動操作することがあり、このためにスイッチの押し
間違いが発生するおそれがあるという欠点がある。
ところで、本体操作部に設けた2個のスイッチの操作頻
度は必ずしも同じではなく、一般に、VTRスイッチはフ
リーズスイッチと比較して操作頻度が極めて少ない。本
考案はこの点に着目してなされたものであって、その目
的とするところは、前述した2個のスイッチの配設位置
を調整することにより、スイッチの誤操作を確実に防止
することができるようにした電子内視鏡を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本考案は、先端に固体
撮像素子を内蔵してなる挿入部と、プロセッサに接続さ
れるユニバーサルコードとを連結し、操作者が片手で把
持して操作することができるようにした本体操作部の一
側表面に、映像記録操作用スイッチと、動画表示状態と
静止画表示状態とするかを選択する表示モード選択用ス
イッチとを左右の位置に設けて、該本体操作部を把持す
る手の親指で操作可能となし、該各スイッチのうち、表
示モード選択用スイッチを高い位置に配設し、映像記録
操作用スイッチを低い位置に配設する構成としたことを
その特徴とするものである。
[作用] 映像記録操作用スイッチと表示モード切換用スイッチと
のうち、映像記録操作用スイッチは、観察の開始時と終
了時とに押動して、VTR等の映像記録装置を作動させ、
観察を行っている間はこの映像記録装置を作動させた状
態のまま保持するのが普通である。然るに、表示モード
切換用スイッチは観察を行っている間において、より正
確に観察する必要がある場合や、その他必要性が生じる
度に頻繁に操作される。
前述したことから、2個のスイッチのうち、映像記録操
作用スイッチは、内視鏡を操作する者が手許において操
作することができるようにする必要はあるものの、必ず
しも操作し易い位置に置く必要はない。そこで、この映
像記録操作用スイッチを内視鏡を把持する手の親指が通
常置かれる位置から離れた位置に配設する。然るに、表
示モード切換用スイッチは観察を行っている間に頻繁に
操作されるものであるから、このスイッチを通常親指が
置かれる位置に配設する。しかも、映像記録操作用スイ
ッチの位置を表示モード選択用スイッチより低い位置に
配置している。これによって、たとえスイッチの位置を
確認しなくとも、誤って操作されるおそれがなくなる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まず、第1図及び第2図に電子内視鏡の要部外観を示
す。
図中において、1は本体操作部を示し、該本体操作部1
には観察対象部に挿入される挿入部2が連設されると共
に、プロセッサに接続されるユニバーサルコード3が連
設されている。挿入部の先端にはCCD等の固体撮像素子
が設けられており、この固体撮像素子によって観察対象
部の映像情報を電気信号に変換し、この映像信号を挿入
部2から本体操作部1,ユニバーサルコード3を介してプ
ロセッサまで伝送されて、このプロセッサにおいて信号
処理を行った上でモニタ装置に表示することができるよ
うにしている。また、このプロセッサには映像の記録を
行うVTR装置及び画像のハードコピーを作成するための
コピー装置が接続されるようになっている。なお、これ
らプロセッサ,VTR装置,コピー装置の構成については、
従来から周知であるので、その図示及び詳細な説明は省
略する。
挿入部2は、本体操作部1の先端部に、その軸線方向に
延在するように連設されており、またユニバーサルコー
ド3は本体操作部1の基端寄りの位置において、その平
面部から挿入部2の連設方向とは直交する方向に延在さ
せるようにしている。そして、該本体操作部1における
基端部寄りの位置における側面には、挿入部2の先端を
湾曲操作するためのアングル操作レバー4が設けられて
いる。
さらに、VTR装置のON,OFF操作を行うためのVTRスイッチ
5及びモニタ画面に表示される映像の動画と静止画との
間の切り換えを行う機能と、静止画のハードコピー作成
の開始制御を行う機能とを兼ねるフリーズスイッチ6と
が本体操作部1の基端部からその軸線方向に突出する状
態に設けたスイッチマウント7において、左右両側に並
ぶように装着されている。これら各スイッチ5,6のう
ち、フリーズスイッチ6はユニバーサルコード3の連結
部とアングル操作レバー4との間の位置において、本体
操作部1への連設部が平面部とほぼ連続する高さ位置と
なり、これから斜め下方に向けて傾斜するハイマウント
部7aに設けられている。また、VTRスイッチ5はユニバ
ーサルコード3の配設位置の延長線方向において、ハイ
マウント部7aより低い位置に設けたローマウント部7bに
装着されている。
ここで、スイッチ5,6は、第3図に示したように構成さ
れている。即ち、同図から明らかなように、スイッチ本
体10はスイッチマウント7に設けた凹部11内に設けられ
ており、該スイッチ本体10は外周面にねじ部を設けた取
り付け部12に連設されている。この取り付け部12の内側
には外面にねじ部を設けた内筒13が固着して設けられ、
この内筒13内に押動突起14が設けられている。そして、
押動突起14を覆うようにカバー15が嵌着されている。
このカバー15はゴム等の可撓性部材をドーム状に形成し
てなるもので、そのスカート部15aの内面は薄肉となっ
ており、この薄肉部にはねじリング16が固着して設けら
れて、該ねじリング16を内筒13に螺挿させることができ
るようになっている。そして、カバー15を装着したとき
に、そのスカート部15aの先端が取り付け部12と内筒13
との間の円環溝17に挿入されることになっており、また
ねじリング16を内筒13にねじ込むようにすると、スカー
ト部15aの先端がこのねじリング16の端面と円環溝17の
底面との間に挟み込まれて押圧変形されることになり、
内視鏡の洗浄時等において、スイッチの内部を防水保護
することができるように構成されている。
本実施例は前述のように構成されるものであって、内視
鏡の操作は、通常、第1図から明らかなように、本体操
作部1は片手で、ユニバーサルコード3を親指と人差指
との間で挟むようにして把持することにより行われる。
そして、親指はこのユニバーサツコード3の配設部とア
ングル操作レバー4の装着位置の間に置かる。
この状態で、挿入部2を、人体(医療用内視鏡の場合)
や機械装置の内部(工業用内視鏡の場合)に挿入して、
内部の観察を行う。そして、必要に応じて、本体操作部
1を把持する手の親指で該アングル操作レバー4を回動
させることによって、挿入部2をアングル操作して、所
望の方向に観察視界を取ることができるようになる。
また、VTRスイッチ5及びフリーズスイッチ6も、この
親指で押動操作することができるが、VTRスイッチ5が
押動操作されるのは、挿入部2の挿入を開始したとき
か、または該挿入部2を所定の位置にまで導いて、観察
を開始するときかのいずれかと、観察が終了したときと
である。従って、このVTRスイッチ5がユニバーサルコ
ード3の延長上にあり、しかもスイッチマウント7のロ
ーマウント部7bに設けられ、比較的操作が困難な位置に
設けられていても、操作頻度が少ないことから、親指操
作によって該VTRスイッチ5の押動は可能である。
一方、観察を行っている間には、モニタ画面に表示され
ている映像を静止させて、より正確に観察を行う必要が
あるが、このために頻繁にフリーズスイッチ6が操作さ
れる。また、このようにモニタ画面に表示されている静
止画像のハードコピーを作成する場合にも、このフリー
ズスイッチ6を操作する必要がある。しかも、このフリ
ーズスイッチ6を操作する際には、操作者はモニタ画面
を目視しているのが普通であるから、手許にあるスイッ
チの確認を行うことができない。然るに、フリーズスイ
ッチ6は、スイッチマウント7のうち、親指が置かれ
て、操作し易い位置で、しかも下方に向けて傾斜する状
態に設けたハイマウント部7aに設けられているので、該
フリーズスイッチ6を操作の度に確認しなくとも、容易
かつ確実に押動操作することができ、このフリーズスイ
ッチ6とVTRスイッチ5とを違えて操作する不都合を生
じることはない。
なお、前述した実施例においては、フリーズスイッチ6
を表示モード選択用とハードコピー作成用とに共用する
ように構成したものを示したが、必ずしもこれら両機能
を兼用するようにしなくとも良く、要は表示モード選択
用のスイッチをVTRスイッチ5より操作し易い位置に設
けられておればよい。また、スイッチ5,6自体の構造
は、第3図に示したものに限定されるものではないこと
はいうまでもない。
[考案の効果] 以上説明したように、本体操作部において、その一側側
面の左右の位置で、親指操作が可能な位置に、表示モー
ド選択用スイッチと映像記録操作用スイッチとを配置す
ることによって、本体操作部を把持する手の親指を用い
てこれら2つのスイッチを操作できるようになり、しか
も表示モード選択用スイッチを高い位置に配設し、映像
記録操作用スイッチを低い位置に配設して、操作し易さ
に差が出るように構成としたので、操作頻度の高い表示
モード選択用スイッチの操作が極めて容易になると共
に、この表示モード選択用スイッチと映像記録操作用ス
イッチとの間の操作間違いを起すおそれはない等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は電子内
視鏡の要部斜視図、第2図はその平面図、第3図はスイ
ッチの断面図である。 1:本体操作部、2:挿入部、3:ユニバーサルコード、5:VT
Rスイッチ、6:フリーズスイッチ、7:スイッチマウン
ト、7a:ハイマウント部、7b:ローマウント部、10:スイ
ッチ本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に固体撮像素子を内蔵してなる挿入部
    と、プロセッサに接続されるユニバーサルコードとを連
    結し、操作者が片手で把持して操作することができるよ
    うにした本体操作部の一側表面に、映像記録操作用スイ
    ッチと、動画表示状態と静止画表示状態とするかを選択
    する表示モード選択用スイッチとを左右の位置に設け
    て、該本体操作部を把持する手の親指で操作可能とな
    し、該各スイッチのうち、表示モード選択用スイッチを
    高い位置に配設し、映像記録操作用スイッチを低い位置
    に配設する構成としたことを特徴とする電子内視鏡。
JP1989049557U 1989-04-28 1989-04-28 電子内視鏡 Expired - Fee Related JPH071121Y2 (ja)

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JPH02141404U JPH02141404U (ja) 1990-11-28
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JPH0740975Y2 (ja) * 1986-11-20 1995-09-20 旭光学工業株式会社 内視鏡
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