JPH07107644A - フラットワイヤハーネスの取付方法および取付用クリップ - Google Patents
フラットワイヤハーネスの取付方法および取付用クリップInfo
- Publication number
- JPH07107644A JPH07107644A JP5244751A JP24475193A JPH07107644A JP H07107644 A JPH07107644 A JP H07107644A JP 5244751 A JP5244751 A JP 5244751A JP 24475193 A JP24475193 A JP 24475193A JP H07107644 A JPH07107644 A JP H07107644A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- flat wire
- clip
- attached
- panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フラットワイヤハーネスを縦壁面に取り付け
る時に、萎えて変形するのや、損傷が発生するのを確実
に防止する。 【構成】 フラットワイヤハーネスの幹線の両端部のコ
ネクタに予めクリップを夫々嵌めて、その後、フラット
ワイヤハーネスの幹線を直線状に張った取付け状態のま
ま、上記クリップ又はコネクタを両手で持ち上げて、各
クリップをパネルにそれぞれ同時に固定する。上記各ク
リップを連結部で連結して、フラットワイヤハーネスの
幹線を直線状に張った取付け状態のまま、各クリップを
片手で持ち上げる。
る時に、萎えて変形するのや、損傷が発生するのを確実
に防止する。 【構成】 フラットワイヤハーネスの幹線の両端部のコ
ネクタに予めクリップを夫々嵌めて、その後、フラット
ワイヤハーネスの幹線を直線状に張った取付け状態のま
ま、上記クリップ又はコネクタを両手で持ち上げて、各
クリップをパネルにそれぞれ同時に固定する。上記各ク
リップを連結部で連結して、フラットワイヤハーネスの
幹線を直線状に張った取付け状態のまま、各クリップを
片手で持ち上げる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルなフラッ
トワイヤハーネスをパネルの縦壁部等に取付けるのに最
適な取付方法および該取付方法に用いるクリップに関す
る。
トワイヤハーネスをパネルの縦壁部等に取付けるのに最
適な取付方法および該取付方法に用いるクリップに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、図８及び図９に示すように、自動
車用ドア１内のパネル２にフラットワイヤハーネス３を
取付け、該フラットワイヤハーネス３の幹線３ａの一端
部に設けたコネクタ４ａを車体側のコネクタ５に結合す
る一方、上記幹線３ａの他端部及び支線３ｂ，３ｃの端
部に設けたコネクタ４ｂ〜４ｄをドア側の機器（オート
ロックやパワーウインド）のコネクタに結合している。
車用ドア１内のパネル２にフラットワイヤハーネス３を
取付け、該フラットワイヤハーネス３の幹線３ａの一端
部に設けたコネクタ４ａを車体側のコネクタ５に結合す
る一方、上記幹線３ａの他端部及び支線３ｂ，３ｃの端
部に設けたコネクタ４ｂ〜４ｄをドア側の機器（オート
ロックやパワーウインド）のコネクタに結合している。
【０００３】上記フラットワイヤハーネス３を上記パネ
ル２に取付けるときは、コネクタ４ａをコネクタ５に結
合した後、あるいは、コネクタ４ａをパネル２に固定し
た後に、残りのコネクタ４ｂ〜４ｄを順次にパネル２に
固定している。
ル２に取付けるときは、コネクタ４ａをコネクタ５に結
合した後、あるいは、コネクタ４ａをパネル２に固定し
た後に、残りのコネクタ４ｂ〜４ｄを順次にパネル２に
固定している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
ラットワイヤハーネス３はフレキシブルであって、従来
の電線束のワイヤハーネスのように腰が強くないことか
ら、コネクタ４ａをコネクタ５に結合、あるいは、パネ
ル２に固定するときに、図１０に示すように、フラット
ワイヤハーネス３の自重やコネクタ４ｂ〜４ｄの重量に
よって、萎えるように変形する。
ラットワイヤハーネス３はフレキシブルであって、従来
の電線束のワイヤハーネスのように腰が強くないことか
ら、コネクタ４ａをコネクタ５に結合、あるいは、パネ
ル２に固定するときに、図１０に示すように、フラット
ワイヤハーネス３の自重やコネクタ４ｂ〜４ｄの重量に
よって、萎えるように変形する。
【０００５】この結果、フラットワイヤハーネス３とコ
ネクタ４ｂ〜４ｄの重量が、コネクタ４ａの根元のフラ
ットワイヤハーネス３の一端部に集中して加わるので、
フラットワイヤハーネスが下方へ引っ張られてフラット
ワイヤハーネスの導電部がずれ、コネクタ内部の端子と
の接続位置から外れると共に、フラットワイヤハーネス
に損傷が発生しやすい。また、コネクタとフラットワイ
ヤハーネス３との接続位置がズレると矯正する必要があ
るので、取付け作業性が悪いという問題がある。
ネクタ４ｂ〜４ｄの重量が、コネクタ４ａの根元のフラ
ットワイヤハーネス３の一端部に集中して加わるので、
フラットワイヤハーネスが下方へ引っ張られてフラット
ワイヤハーネスの導電部がずれ、コネクタ内部の端子と
の接続位置から外れると共に、フラットワイヤハーネス
に損傷が発生しやすい。また、コネクタとフラットワイ
ヤハーネス３との接続位置がズレると矯正する必要があ
るので、取付け作業性が悪いという問題がある。
【０００６】特に、コネクタ４ａが接続される相手方コ
ネクタが固定されていない場合、コネクタ４ａは不安定
な状態であり、このコネクタ４ａより垂れ下がった状態
となるフラットワイヤハーネス全体は、それ自体剛性が
ないことより、湾曲したり折れ曲がったり、言わば、
“ぐにゃぐにゃ”な状態となって損傷が発生しやすい。
かつ、垂れ下がった状態では他の物と干渉し、この干渉
によっても損傷が発生しやすい。
ネクタが固定されていない場合、コネクタ４ａは不安定
な状態であり、このコネクタ４ａより垂れ下がった状態
となるフラットワイヤハーネス全体は、それ自体剛性が
ないことより、湾曲したり折れ曲がったり、言わば、
“ぐにゃぐにゃ”な状態となって損傷が発生しやすい。
かつ、垂れ下がった状態では他の物と干渉し、この干渉
によっても損傷が発生しやすい。
【０００７】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、取付時の萎えによる損傷の発生を確実に防止
できるフラットワイヤハーネスの取付方法および該方法
に使用する取付用クリップを提供することを目的として
いる。
たもので、取付時の萎えによる損傷の発生を確実に防止
できるフラットワイヤハーネスの取付方法および該方法
に使用する取付用クリップを提供することを目的として
いる。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、フラットワイヤハーネスの幹線の両端部
に接続しているコネクタに予めクリップを取り付けてお
く一方、フラットワイヤハーネスを取り付けるパネルに
上記クリップ挿入孔を穿設しておき、上記両端部に取り
付けたクリップをもって上記クリップ挿入孔に略同時に
挿入係止して、フラットワイヤハーネスの幹線を直線状
に張った状態でパネルに沿って配置し、ついで、フラッ
トワイヤハーネスに接続しているコネクタを順次被接続
側のコネクタと嵌合するフラットワイヤハーネスの取付
方法を提供するものである。
に、本発明は、フラットワイヤハーネスの幹線の両端部
に接続しているコネクタに予めクリップを取り付けてお
く一方、フラットワイヤハーネスを取り付けるパネルに
上記クリップ挿入孔を穿設しておき、上記両端部に取り
付けたクリップをもって上記クリップ挿入孔に略同時に
挿入係止して、フラットワイヤハーネスの幹線を直線状
に張った状態でパネルに沿って配置し、ついで、フラッ
トワイヤハーネスに接続しているコネクタを順次被接続
側のコネクタと嵌合するフラットワイヤハーネスの取付
方法を提供するものである。
【０００９】上記方法でフラットワイヤハーネスをパネ
ルに取り付けるため、フラットワイヤハーネスの幹線の
両端部に接続しているコネクタに取り付けるクリップと
して、略コ字形状で、コネクタハウジングに外嵌して取
り付けると共に、その内部にコネクタハウジングを保持
する保持手段を備え、かつ、突出する両側部の先端に、
フラットワイヤハーネスが固定されるパネルに穿設して
いるクリップ挿入孔に挿入後係止される係止部を備えて
いることを特徴とするフラットワイヤハーネス取付用ク
リップを提供するものである。
ルに取り付けるため、フラットワイヤハーネスの幹線の
両端部に接続しているコネクタに取り付けるクリップと
して、略コ字形状で、コネクタハウジングに外嵌して取
り付けると共に、その内部にコネクタハウジングを保持
する保持手段を備え、かつ、突出する両側部の先端に、
フラットワイヤハーネスが固定されるパネルに穿設して
いるクリップ挿入孔に挿入後係止される係止部を備えて
いることを特徴とするフラットワイヤハーネス取付用ク
リップを提供するものである。
【００１０】上記ワイヤハーネスの幹線の両端のコネク
タに取り付けるクリップは、ロッドを介して一体に連結
されていることが好ましい。
タに取り付けるクリップは、ロッドを介して一体に連結
されていることが好ましい。
【００１１】
【作用】本発明によれば、フラットワイヤハーネスをパ
ネルに沿って配索する前に、予め幹線の両端のコネクタ
に夫々クリップを嵌めて、各クリップを各コネクタに離
脱しないように取り付けておく。その後、フラットワイ
ヤハーネスの幹線を直線状に張った取付け状態のまま、
各クリップ又はコネクタを両手で持ち上げて、同時に、
各クリップの係止部をパネルのクリップ挿入孔に挿入し
て固定する。これにより、パネルを縦壁部へ取付る時、
フラットワイヤハーネスは幹線が直線状に張った状態で
略ワンタッチで取付られ、従来のように、ぶらさがって
萎えて変形するのが確実に防止できる。
ネルに沿って配索する前に、予め幹線の両端のコネクタ
に夫々クリップを嵌めて、各クリップを各コネクタに離
脱しないように取り付けておく。その後、フラットワイ
ヤハーネスの幹線を直線状に張った取付け状態のまま、
各クリップ又はコネクタを両手で持ち上げて、同時に、
各クリップの係止部をパネルのクリップ挿入孔に挿入し
て固定する。これにより、パネルを縦壁部へ取付る時、
フラットワイヤハーネスは幹線が直線状に張った状態で
略ワンタッチで取付られ、従来のように、ぶらさがって
萎えて変形するのが確実に防止できる。
【００１２】上記各クリップをロッドで連結してあれ
ば、フラットワイヤハーネスの幹線を直線状に張った取
付け状態のまま、ロッドをもって両側のクリップをパネ
ルに挿入係止でき、片手で作業できることとなる。
ば、フラットワイヤハーネスの幹線を直線状に張った取
付け状態のまま、ロッドをもって両側のクリップをパネ
ルに挿入係止でき、片手で作業できることとなる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。なお、図８以下の従来技術と同一構成・作用の
箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。図１及
び図２に示すように、フラットワイヤハーネス３の幹線
３ａの両端部にそれぞれ設けたコネクタ４ａ，４ｂに、
側面方向から嵌まり合うコ字形状の合成樹脂製クリップ
８，８をそれぞれ設ける。
明する。なお、図８以下の従来技術と同一構成・作用の
箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。図１及
び図２に示すように、フラットワイヤハーネス３の幹線
３ａの両端部にそれぞれ設けたコネクタ４ａ，４ｂに、
側面方向から嵌まり合うコ字形状の合成樹脂製クリップ
８，８をそれぞれ設ける。
【００１４】該各クリップ８，８の両脚部８ａ，８ａの
内側面には、上記コネクタ４ａ，４ｂに嵌め合わせたと
きに、コネクタ４ａ，４ｂから抜け外れないように係合
する保持爪８ｂ，８ｂがそれぞれ形成されると共に、上
記両側部８ａ，８ａの端部には、自動車用ドア１内のパ
ネル２の縦壁部にあけたクリップ挿入孔２ａ，２ａに差
し込んだときにたわんで、クリップ挿入孔２ａ，２ａの
縁部に係止される爪状の係止部８ｃ，８ｃがそれぞれ形
成されている。
内側面には、上記コネクタ４ａ，４ｂに嵌め合わせたと
きに、コネクタ４ａ，４ｂから抜け外れないように係合
する保持爪８ｂ，８ｂがそれぞれ形成されると共に、上
記両側部８ａ，８ａの端部には、自動車用ドア１内のパ
ネル２の縦壁部にあけたクリップ挿入孔２ａ，２ａに差
し込んだときにたわんで、クリップ挿入孔２ａ，２ａの
縁部に係止される爪状の係止部８ｃ，８ｃがそれぞれ形
成されている。
【００１５】上記パネル２のクリップ挿入孔２ａ，２ａ
は、フラットワイヤハーネス３の幹線３ａを直線状に張
った取付け状態で、各コネクタ４ａ，４ｂを固定する位
置に予めあけられている。
は、フラットワイヤハーネス３の幹線３ａを直線状に張
った取付け状態で、各コネクタ４ａ，４ｂを固定する位
置に予めあけられている。
【００１６】上記のように構成すれば、フラットワイヤ
ハーネス３が萎えて変形しない状態、例えば、水平面に
置いた状態で、幹線３ａの各コネクタ４ａ，４ｂにクリ
ップ８，８の両脚部８ｂ，８ｂをそれぞれ嵌め合わせ
る。このとき、各クリップ８，８の保持爪８ｂ，８ｂが
各コネクタ４ａ，４ｂに係合して、各クリップ８，８が
各コネクタ４ａ，４ｂに保持される。
ハーネス３が萎えて変形しない状態、例えば、水平面に
置いた状態で、幹線３ａの各コネクタ４ａ，４ｂにクリ
ップ８，８の両脚部８ｂ，８ｂをそれぞれ嵌め合わせ
る。このとき、各クリップ８，８の保持爪８ｂ，８ｂが
各コネクタ４ａ，４ｂに係合して、各クリップ８，８が
各コネクタ４ａ，４ｂに保持される。
【００１７】その後、図３に示すように、フラットワイ
ヤハーネス３の幹線３ａを直線状に張った取付け状態の
まま、各クリップ８，８又は各コネクタ４ａ，４ｂを両
手Ｈ１，Ｈ２で持ち上げて、各クリップ８，８の係止部
８ｃ，８ｃをパネル２のクリップ挿入孔２ａ，２ａにそ
れぞれ同時に差し込んで係止すると、各クリップ８，８
がパネル２にワンタッチで固定される。
ヤハーネス３の幹線３ａを直線状に張った取付け状態の
まま、各クリップ８，８又は各コネクタ４ａ，４ｂを両
手Ｈ１，Ｈ２で持ち上げて、各クリップ８，８の係止部
８ｃ，８ｃをパネル２のクリップ挿入孔２ａ，２ａにそ
れぞれ同時に差し込んで係止すると、各クリップ８，８
がパネル２にワンタッチで固定される。
【００１８】これにより、パネル２の縦壁部への取付け
時に、フラットワイヤハーネス３が萎えて変形するのが
確実に防止できる。なお、フラットワイヤハーネス３の
支線３ｂ，３ｃは萎えて変形し、各コネクタ４ｃ，４ｄ
は支線３ｂ，３ｃに宙ぶらり状態であるが、各コネクタ
４ｃ，４ｄの根元の各支線３ｂ，３ｃに加わる重量は、
各コネクタ４ｃ，４ｄの分だけであるので、各支線３
ｂ，３ｃ内の電線が破損するおそれはない。また、変形
した各支線３ｂ，３ｃのみを矯正すればよいから、取付
け作業性もさほど悪くならない。
時に、フラットワイヤハーネス３が萎えて変形するのが
確実に防止できる。なお、フラットワイヤハーネス３の
支線３ｂ，３ｃは萎えて変形し、各コネクタ４ｃ，４ｄ
は支線３ｂ，３ｃに宙ぶらり状態であるが、各コネクタ
４ｃ，４ｄの根元の各支線３ｂ，３ｃに加わる重量は、
各コネクタ４ｃ，４ｄの分だけであるので、各支線３
ｂ，３ｃ内の電線が破損するおそれはない。また、変形
した各支線３ｂ，３ｃのみを矯正すればよいから、取付
け作業性もさほど悪くならない。
【００１９】さらに、図２に示したように、クリップ８
のステー部８ｄの厚みｔにより、シーリングスクリーン
又はドアトリム６（図８参照）が各コネクタ４ａ〜４ｄ
やフラットワイヤハーネス３に接触するのが防止でき
る。なお、１１はウインドガラス、１２はアウターパネ
ルである。
のステー部８ｄの厚みｔにより、シーリングスクリーン
又はドアトリム６（図８参照）が各コネクタ４ａ〜４ｄ
やフラットワイヤハーネス３に接触するのが防止でき
る。なお、１１はウインドガラス、１２はアウターパネ
ルである。
【００２０】図５に示すように、上記各クリップ８，８
のステー部８ｄ，８ｄは、上記各コネクタ４ａ，４ｂを
固定間隔に保持するロッド８ｅで一体的に連結すること
ができる。この場合、図４に示すように、ロッド８ｅに
より、フラットワイヤハーネス３の幹線３ａを直線状に
張った取付け状態のまま、各クリップ８，８とともにコ
ネクタ４ａ，４ｂを片手Ｈ１で持ち上げることができ
る。これにより、片手で取付け作業をしても、フラット
ワイヤハーネス３が萎えないので、作業性がより向上す
る。
のステー部８ｄ，８ｄは、上記各コネクタ４ａ，４ｂを
固定間隔に保持するロッド８ｅで一体的に連結すること
ができる。この場合、図４に示すように、ロッド８ｅに
より、フラットワイヤハーネス３の幹線３ａを直線状に
張った取付け状態のまま、各クリップ８，８とともにコ
ネクタ４ａ，４ｂを片手Ｈ１で持ち上げることができ
る。これにより、片手で取付け作業をしても、フラット
ワイヤハーネス３が萎えないので、作業性がより向上す
る。
【００２１】図５のクリップ８，８には、図１のクリッ
プ８，８のような保持爪８ｂ，８ｂを設けていないが、
両側部８ａ，８ａの弾力で各コネクタ４ａ，４ｂを挟み
込んで保持することもできる。なお、図６に示すよう
に、各クリップ８，８に保持爪８ｂ，８ｂを設けてもよ
い。
プ８，８のような保持爪８ｂ，８ｂを設けていないが、
両側部８ａ，８ａの弾力で各コネクタ４ａ，４ｂを挟み
込んで保持することもできる。なお、図６に示すよう
に、各クリップ８，８に保持爪８ｂ，８ｂを設けてもよ
い。
【００２２】また、図５及び図６の各クリップ８，８に
は、図１のクリップ８，８のような係止部８ｃ，８ｃを
設けていないが、両脚部８ａ，８ａをボルト等でパネル
２に固定するようにしてもよい。なお、図７に示すよう
に、各クリップ８，８に係止部８ｃ，８ｃを設けてもよ
い。
は、図１のクリップ８，８のような係止部８ｃ，８ｃを
設けていないが、両脚部８ａ，８ａをボルト等でパネル
２に固定するようにしてもよい。なお、図７に示すよう
に、各クリップ８，８に係止部８ｃ，８ｃを設けてもよ
い。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のフラットワイヤハーネスの取付け方法によれば、フラ
ットワイヤハーネスの幹線を直線状に張った取付け状態
のまま、各クリップ又はコネクタを両手で持ち上げて、
各クリップの係止部をパネルの各クリップ挿入孔に挿入
して係止して、同時に固定するため、パネルの縦壁部へ
の取付け時に、フラットワイヤハーネスが萎えて変形す
るのが確実に防止でき、導線の破損がなくなると共に、
取付け作業性が向上する。
のフラットワイヤハーネスの取付け方法によれば、フラ
ットワイヤハーネスの幹線を直線状に張った取付け状態
のまま、各クリップ又はコネクタを両手で持ち上げて、
各クリップの係止部をパネルの各クリップ挿入孔に挿入
して係止して、同時に固定するため、パネルの縦壁部へ
の取付け時に、フラットワイヤハーネスが萎えて変形す
るのが確実に防止でき、導線の破損がなくなると共に、
取付け作業性が向上する。
【００２４】また、各クリップをロッドで連結すれば、
フラットワイヤハーネスの幹線を直線状に張った取付け
状態のまま、片手作業できるので、取付け作業性がより
向上する。
フラットワイヤハーネスの幹線を直線状に張った取付け
状態のまま、片手作業できるので、取付け作業性がより
向上する。
【図１】 本発明のクリップを示し、（Ａ）はクリッ
プ係合前の斜視図、（Ｂ）はクリップ係合後の斜視図で
ある。
プ係合前の斜視図、（Ｂ）はクリップ係合後の斜視図で
ある。
【図２】 コネクタをクリップで固定した自動車用ド
アの断面図である。
アの断面図である。
【図３】 図１のクリップによるフラットワイヤハー
ネスの取付け作業時の斜視図である。
ネスの取付け作業時の斜視図である。
【図４】 図５のクリップによるフラットワイヤハー
ネスの取付け作業時の斜視図である。
ネスの取付け作業時の斜視図である。
【図５】 連結したクリップの斜視図である。
【図６】 （Ａ）は保持爪を有する連結したクリップ
の斜視図、（Ｂ）は（Ａ）のクリップの断面図である。
の斜視図、（Ｂ）は（Ａ）のクリップの断面図である。
【図７】 固定爪と保持爪を有する連結したクリップ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図８】 自動車用ドアの分解斜視図である。
【図９】 従来のフラットワイヤハーネスの取付け後
の斜視図である。
の斜視図である。
【図１０】 従来のフラットワイヤハーネスの取付け途
中の斜視図である。
中の斜視図である。
２ パネル ２ａ クリップ挿入孔 ３ フラットワイヤハーネス ３ａ 幹線 ４ａ，４ｂ コネクタ ８ クリップ ８ｂ 保持爪 ８ｃ 係止部 ８ｅ ロッド
Claims (3)
- 【請求項１】 フラットワイヤハーネスの幹線の両端部
に接続しているコネクタに予めクリップを取り付けてお
く一方、フラットワイヤハーネスを取り付けるパネルに
上記クリップ挿入孔を穿設しておき、上記両端部に取り
付けたクリップをもって上記クリップ挿入孔に略同時に
挿入係止して、フラットワイヤハーネスの幹線を直線状
に張った状態でパネルに沿って配置し、ついで、フラッ
トワイヤハーネスに接続しているコネクタを順次被接続
側のコネクタと嵌合するフラットワイヤハーネスの取付
方法。 - 【請求項２】 フラットワイヤハーネスの幹線の両端部
に接続しているコネクタに取り付けるクリップであっ
て、略コ字形状として、コネクタハウジングに外嵌して
取り付けると共に、その内部にコネクタハウジングを保
持する保持手段を備え、かつ、突出する両側部の先端
に、フラットワイヤハーネスが固定されるパネルに穿設
しているクリップ挿入孔に挿入後係止される係止部を備
えていることを特徴とするフラットワイヤハーネス取付
用クリップ。 - 【請求項３】 上記ワイヤハーネスの幹線の両端のコネ
クタに取り付けるクリップは、ロッドを介して一体に連
結されている請求項２記載のクリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5244751A JPH07107644A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | フラットワイヤハーネスの取付方法および取付用クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5244751A JPH07107644A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | フラットワイヤハーネスの取付方法および取付用クリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07107644A true JPH07107644A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17123358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5244751A Withdrawn JPH07107644A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | フラットワイヤハーネスの取付方法および取付用クリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07107644A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006233494A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Nomizuya Sangyo:Kk | 屋根消雪パイプの取付用金具 |
| US11662041B2 (en) | 2019-07-29 | 2023-05-30 | Erico International Corporation | Support clip |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP5244751A patent/JPH07107644A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006233494A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Nomizuya Sangyo:Kk | 屋根消雪パイプの取付用金具 |
| JP4566783B2 (ja) * | 2005-02-23 | 2010-10-20 | 株式会社ノミズヤ産業 | 屋根消雪パイプの取付用金具 |
| US11662041B2 (en) | 2019-07-29 | 2023-05-30 | Erico International Corporation | Support clip |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001226 |