JP2004166457A - フラットケーブル用クランプ - Google Patents

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flat cable
clamp
bent portion
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band
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Takanori Aoki
孝憲 青木
Takahiko Oko
孝彦 尾古
Atsushi Fujisaki
敦 藤▲崎▼
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】フラットケーブルの方向を変えるフラットな折り曲げ部を低コストで保持し、かつ繰り返し応力による断線や亀裂を防ぐことができるフラットケーブル用クランプを提供する。
【解決手段】フラットケーブル22の折り曲げ部22aを保持し、壁面に取り付けるためのフラットケーブル用クランプ21であって、前記折り曲げ部22aに合わせた形状をし、前記折り曲げ部22aが載置される載置面を有する本体23と、載置されたフラットケーブル22の折り曲げ部22aの両側を前記本体23に締め付け保持するためのバンド状部24と、前記バンド状部24を留める留め部25と、前記壁面に取り付けるための係止部26とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラットケーブルからなるフラットワイヤーハーネスを自動車などの構造体の壁面に取り付ける際に用いるフラットケーブル用クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からフラットケーブルを自動車などの構造体の壁面に取り付けるクランプとしては、さまざまなものが知られている。
【0003】
例えば、図5(a)に示すクランプ1は、フラットケーブルを載置する受体3と、前記受体3に覆着し、かつ、構造体への係止部5が突設された蓋体4とからなる。クランプ1は、図5(b)に示すように、受体3にフラットケーブル2を並列載置して、受体3に立設された係止ピン6をフラットケーブル2の導体不存在部分に設けたピン穴2aに係合させて位置決めし、その上に蓋体4を覆着し、蓋体4に突設した係止部5を構造体の嵌着孔などに係止して、フラットケーブル2を構造体へ取り付ける(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、他の例として、図6(a)に示すクランプ11は、基部13と、基部13の両側端に内側に向けて設けられた一対のコ字状の挟持部14、14と、相手側のパネルPに取り付けるための係止部15とからなる。挟持部14、14間には、その間隔よりも幅が広いフラットケーブル12が嵌め込まれ、基部13は湾曲した状態になっている。この状態でフラットケーブル12を押すことにより、図6(b)に示すように、係止部15をパネルPの取付孔に押し込んで、フラットケーブル12を湾曲した状態でパネルPに取り付ける(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
ところで、フラットケーブルを配索する際に、フラットケーブルの方向を途中で変える場合がある。この場合には、フラットケーブルをフラットに折り曲げてその方向を変え、この折り曲げ部の両側の直線状部分を上述のようなクランプで保持して、構造体などの固定部に取り付けている。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−211151号公報(段落(0016)、図5)
【特許文献2】
特開平7−231539号公報(段落(0017)〜(0019)、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の折り曲げ部を有するフラットケーブルの保持方法には、以下のような問題があった。即ち、
1)フラットケーブルの折り曲げ部の両側を保持するために、2個のクランプを必要とする。したがって、コスト高になり、また作業工数も多くかかる。
2)フラットケーブルは折り曲げ部の両側で保持されるが、折り曲げ部自体は保持されていない。したがって、例えば開閉機構部などで、折り曲げ部の両側を保持する2個のクランプが繰り返し相対的に動き、折り曲げ部に繰り返し応力が作用すると、フラットケーブルの折り曲げ部に断線や亀裂が生じることがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決すべくなされたもので、フラットケーブルの折り曲げ部を保持し、壁面に取り付けるためのフラットケーブル用クランプであって、フラットケーブルの折り曲げ部に合わせた形状をし、前記折り曲げ部が載置される載置面を有する本体と、載置されたフラットケーブルの折り曲げ部の両側を前記本体に締め付け保持するためのバンド状部と、前記バンド状部を留める留め部と、前記壁面に取り付けるための係止部とを有することを特徴とするものである。
【0009】
本発明によれば、本体のフラットケーブルの載置面はフラットケーブルの折り曲げ部に合わせた形状をしていため、前記折り曲げ部を本体に重ねるように載置することができる。したがって、前記折り曲げ部の両側を前記本体にバンド状部で締め付け保持することにより、フラットケーブルの折り曲げ部を1個のクランプで作業性よく、揺るぎなく保持することができる。
また、折り曲げ部自体を本体に載置して保持するため、折り曲げ部に繰り返し応力が作用することがなく、したがって、フラットケーブルの折り曲げ部に断線や亀裂が生じるのを防ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるフラットケーブル用クランプ21の一実施形態の斜視説明図である。クランプ21は、合成樹脂製で一体に成形され、フラットケーブル22の方向を略直角に変えるフラットな折り曲げ部22aを保持するものである。
【0011】
図1において、23はフラットケーブル22の折り曲げ部22aを載置する本体である。折り曲げ部22aを載置する本体23の載置面は、折り曲げ部22aに合わせた形状をしており、フラットケーブル22と同等の幅を有し、折り曲げ部22aと同じ角度で、略直角に曲がった形状をしている。
24は折り曲げ部22aの長手方向の両側を前記本体23に締め付け保持するためのバンド状部である。バンド状部24は幅方向に係止のための刻みを有し、本体23の曲げ部の両側に内側側面に立設するように設けられている。
25はフラットケーブル22を締め付け保持したバンド状部24の端部を挿入して留める穴状の留め部である。留め部25は本体23のバンド状部24に対向する側縁に設けられている。
さらに、26はクランプ21を壁面に取り付けるための係止部である。係止部26は本体23のフラットケーブル22の載置面の反対側の中央、直角に曲がる部分に設けられている。
なお、穴27は成形する金型の機構上、設けられたものであり、クランプ21の機能として必要とされるものではない。
【0012】
図2は、上記クランプ21で4層に重ねられたフラットケーブル22の折り曲げ部22aを保持した状態の斜視図である。
フラットケーブル22は、折り曲げ部22aが本体23上に重なるように載置されて、折り曲げ部22aの長手方向の両側でバンド状部24で本体23に締め付け保持されている。なお、バンド状部24はその刻みを留め部25に係止させてフラットケーブル22を締めつけ保持するため、フラットケーブル22の厚さや重ねる層数が変わっても、バンド状部24の係止する刻みの位置を変えることにより、フラットケーブル22を揺るぎなく保持することができる。
【0013】
本実施形態が従来例と異なる特徴的なことは、上述のように、フラットケーブル22の折り曲げ部22aが一個のクランプ21で保持されていることである。したがって、本実施形態によれば、従来の2個のクランプで保持する場合に比して、フラットケーブル22の折り曲げ部22aを保持する部品コストおよび作業工数を低減することができる。
また、フラットケーブル22の折り曲げ部22aがクランプ21の本体23上に重なるように載置されて保持されているので、折り曲げ部22aに作用する外力を緩和することができ、折り曲げ部22aにおける断線や亀裂を防ぐことができる。
【0014】
本発明は上記実施形態に限定されることはない。
例えば図3に示すように、本体23内側および外側の側縁にそって側壁23aを設け、本体23の下面には2個の係止部26を設けてもよい。この実施形態では、側壁23aがあるために、本体23上にフラットケーブル22を位置ずれすることなく載置することができ、また、2個の係止部26が設けられているため、相手側に確実に取り付けることができる。
【0015】
また、図4に示すように、側壁23aを本体23の端部および曲がりの角部のように、載置されるフラットケーブル22を効果的に位置決めする部分に限定して設けてもよい。また、本体23の強度に影響を及ぼさない部分には、中空部28を設けてもよい。このようにすると、クランプ21の製造に要する樹脂の量を低減することができる。
【0016】
さらに、フラットケーブル22の折り曲げ部22aの角度および本体23の載置面の曲がり角度は略直角に限定されることはない。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、折り曲げ部を有するフラットケーブルの折り曲げ部を保持する部品コストおよび作業工数を低減することができ、また、前記折り曲げ部に繰り返し応力が作用することにより断線や亀裂が生じるのを防ぐことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラットケーブル用クランプの一実施形態の斜視説明図である。
【図2】上記実施形態のクランプでフラットケーブルを保持した状態の斜視図である。
【図3】他の実施形態の斜視図である。
【図4】さらなる他の実施形態の斜視図である。
【図5】(a)、(b)はそれぞれ、従来のクランプの斜視図および該クランプでフラットケーブルを保持した状態の斜視図である。
【図6】(a)、(b)はそれぞれ、従来のクランプのパネルへの取付前の状態を示す説明図、およびパネルへの取付後の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
21 クランプ
22 フラットケーブル
22a 折り曲げ部
23 本体
23a 側壁
24 バンド状部
25 留め部
26 係止部
27 穴
28 中空部

Claims (1)

  1. フラットケーブルの折り曲げ部を保持し、壁面に取り付けるためのフラットケーブル用クランプであって、
    フラットケーブルの折り曲げ部に合わせた形状をし、前記折り曲げ部が載置される載置面を有する本体と、
    載置されたフラットケーブルの折り曲げ部の両側を前記本体に締め付け保持するためのバンド状部と、
    前記バンド状部を留める留め部と、
    前記壁面に取り付けるための係止部とを有することを特徴とするフラットケーブル用クランプ。
JP2002332362A 2002-11-15 2002-11-15 フラットケーブル用クランプ Pending JP2004166457A (ja)

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